JPS5824394B2 - チツカホウソフクゴウタイノ セイゾウホウホウ - Google Patents

チツカホウソフクゴウタイノ セイゾウホウホウ

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JPS5824394B2
JPS5824394B2 JP50022993A JP2299375A JPS5824394B2 JP S5824394 B2 JPS5824394 B2 JP S5824394B2 JP 50022993 A JP50022993 A JP 50022993A JP 2299375 A JP2299375 A JP 2299375A JP S5824394 B2 JPS5824394 B2 JP S5824394B2
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boron
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、比較的高密度および高純度の窒化ホウ素−窒
化ホウ素(BN−BN)複合体に関するものである。
さらに詳細には、本発明は窒化ホウ素繊維および部分的
(こ窒化せしめた窒化ホウ素前駆物繊維から製造した複
合体に関するものである。
窒化ホウ素は、広範囲の用途においてそれを有用ならし
める多くのきわめて望ましい性質を有している。
高い熱伝導度と結びついたその高い比電気抵抗は、電気
絶縁体として同時に熱伝導体として働らく材料を必要と
する電気および電子工学的用途において、それを特に有
用ならしめる。
そのきわめて優れた耐熱衝撃性は、非酸化性雰囲気中で
16000Cまたはそれ以上の温度に至るまでの温度に
おいて、また空気中で700乃至900°C程度の温度
において、それを耐火物として有効ならしめる。
それはきわめて耐腐蝕性が大きく、大部分の有機液体お
よび多くの腐蝕性薬品に対して不活性であり且つ各種の
溶融金属による攻撃に対してすぐれた抵抗性を示す。
その上、広い温度範囲にわたるその低い散逸係数の故ζ
こ、この材料は、マイクロ波およびレーダー誘導体成分
(レーダー窓)としての使用に対してよく適している。
本発明と同一の出願人にかかる日本特許第585230
号において、ジェームスエコノミー(J ames E
conomy )らは、窒化ホウ素繊維およびアンモニ
ア雰囲気中で特定の条件下ζこ酸化ホウ素繊維を加熱す
ることから成る、その製造方法を開示している。
この特許の教示によれば、20乃至30ミクロンの最大
直径を有するB2O3の繊維を窒素および水素含有組成
物と反応させることによって、ホウ素および窒素含有組
成物を製造することかできる。
約10ミクロンの最大直径を有する酸化ホウ素繊維を、
規定した温度プログラムに従って、アンモニア雰囲気中
で加熱することにより、本質的に窒化ホウ素から成る繊
維を生せしめることが好ましい。
アメリカ合衆国特許第3,668,059号において、
ジェームスエコノミーらは、本質的ζこホウ素、酸素、
水素および窒素から成る部分的ζこ窒化せしめた繊維を
、不活性雰囲気中で縦方向の張力下に少なくとも180
0℃の温度において加熱することによって製造した。
10ミクロンよりも小さい直径および少なくとも約1.
、 I X 106に9/ff1(15X106psi
)のヤング弾性率を有する高モジユラス窒化ホウ素繊維
について開示している。
アメリカ合衆国特許第3,837,997号(出願番号
箱124,919号、1971年3月16日出願)にお
いて、エコノミーらは、反応の場で生成する窒化ホウ素
によって結合せしめた窒化ホウ素繊維から成る低密度製
品について開示している。
ホウ酸溶液によって含浸せしめである窒化ホウ素繊維の
集団を、アンモニア中で高温に加熱することにより多孔
性の繊維製品が生成される。
窒化ホウ素繊維に関する上記の文献に加えて、窒化ホウ
素成形体もまた過去において製造されてい−る。
このような製品は、たとえば、テーラ−(Taylor
)Gこよってアメリカ合衆国特許2,888,325
号に開示されているが、この特許は、窒化の中間段階に
おける酸素含有ホウ素化合物の間欠的な添加およびそれ
に続く再度の窒化から成る多段階窒化プロセスの使用を
教示している。
窒化ホウ素体は一般に、広く熱加圧として分類すること
ができる、加圧成形および焼結方法、ならびに冷加圧お
よびそれに続く焼結によって加工する。
熱加圧方法によって製造した窒化ホウ素成形体は、一般
に高い酸化ホウ素(B203)含量を有している。
この材料は熱加圧の間に結合剤として働らいて、かかる
成形体を生せしめることを可能とするけれども、それは
生ずる成形体の性質の低下をも生じさせる。
すなわち、この物質の存在の故に、熱加圧した窒化ホウ
素製品は、高温において弱く、1800℃までの加熱お
よび室温への冷却によって永久的な膨張を示し、且つ大
気中の水分を、その吸収によって生ずるホウ酸が急速な
加熱にさらすときに亀裂を生じきせるおそれがある程度
まで、吸収する。
これらの問題を克服するために、マンドルフ(Mand
orf )らは、アメリカ合衆国特許第3.734,9
97号において、熱加圧した窒化ホウ素製品を適当な溶
剤を用いて処理することにより酸化ホウ素含量を低下さ
せたのち、不活性雰囲気中で1800℃乃至2100℃
の温度において焼結することを教えている。
高密度窒化ホウ素体を生せしめるための試みは、薬品蒸
気沈着方法をも包含するが、この方法においては、窒化
ホウ素体を気体の窒化雰囲気にさらし且つ反応温度まで
加熱せしめる。
稠密化のためのこれらの各種の方法は、共通の問題を提
起する:すなわち、それぞれ溶剤または反応物質による
窒化ホウ素体中への浸透を必要とする。
密度が増大するにつれて、いうまでもなく、当該物質が
構造物中に浸透する能力、従って反応の完結および/ま
たはB2O3の除去を許す能力が低下する。
それ故、高密度窒化ホウ素材料の製造は、時間がかかり
且つ費用を要するプロセスであった。
1、90 g/ccを越える密度を有する熱分解性窒化
ホウ素は、三塩化ホウ素と窒素の反応によって製造され
ている。
しかしながら、この方法は厚さが6乃至12mm(3(
乃至×インチ)よりも大きな製品の製造においては不成
功に終っている。
その上、この材料の性質は本質的にきわめて異方性であ
る。
たとえば、かかる材料は、室温において、結晶面配向に
対して垂直では約1100kg/crit(15,00
0psi )の曲げ強さを有しているが、結晶面に平行
では約175 k!9/=(2500psi )よりも
小さい曲げ強さを有する(こすぎない。
今回、本質的に純粋な窒化ホウ素繊維を、本質的にB、
N、0およびHから成り且つ窒素が繊維の約30%乃至
約55%を占めている部分的に窒化せしめた繊維と結合
せしめ、且つ熱プレスすることによって、望ましい形状
および高い純度を有する高密度窒化ホウ素成形体を製造
しうることが見出された。
本発明の方法は、単一の段階または複数の形成段階から
成ることができる。
すなわち、繊維の混合物を熱加圧してもよいし、あるい
は、後記のように、配列せしめた混合繊維の積層構造物
を組立て、その複合体を熱加圧してもよい。
取得する製品は、何れの場合においても、高密度、高純
度、良好な曲げ強さ、およびすぐれた熱伝導性によって
特徴的である。
前記のように、本発明の複合体は、二重の異なる窒化ホ
ウ素繊維材料から製造するが、その中の一つは、完全に
窒化せしめである、すなわち、本質的ζこ純粋な窒化ホ
ウ素であり、一方、他のものは、部分的に窒化せしめで
ある、すなわち、酸化ホウ素から純窒化ホウ素を製造す
る際の中間物である。
部分的に窒化せしめた繊維は、本質的にエコノミーらの
アメリカ合衆国特許第3,668,059号による方法
Qこ従って製造する。
部分的Qこ窒化せしめた繊維の製造においては、本質的
に酸化ホウ素から成り且つ約10ミクロンの最大直径を
有する繊維を、アンモニア雰囲気中で加熱する。
この加熱は、比較的低い温度で開始し且つ適当な速度で
適当な最終温度まで温度を上げ、必要ならば、その温度
で繊維を適当な時間保つ。
加熱は、酸化ホウ素とアンモニアの間の複雑な反応また
は一連の反応によって、本質的にホウ素(B)、、窒素
(N)、酸素(0および水素(T−1から成る部分的に
窒化せしめた酸化ホウ素繊維を与えるような昇温速度、
最終温度ならひに最終温度における保持時間についての
条件下で、遂行する。
さらに詳細には、本発明における有用性に対して不可欠
な、かかる部分的に窒化せしめた繊維の重要なる特色は
、それが約30%乃至約55%、好ましくは約40%乃
至約50%の窒素を含有しているということである。
それ故、アンモニア雰囲気中における酸化ホウ素繊維の
加熱のためζこ選択する温度条件の組合わせは、上記の
範囲内の量で窒素を含有する部分的に窒化せしめた繊維
を与えるようなものでなければならない。
このような部分的に窒化せしめた繊維を、不活性雰囲気
中で充分に高い温度、たとえば、1800°Cにおいて
加熱するときは、さらに複雑な反応または一連の反応が
、揮発性物質の消散を伴なって、きわめて迅速に繊維内
において生じ、且つ部分的に窒化せしめた繊維が本質的
に窒化ホウ素から成る繊維へと転化する。
しかしながら、恐らくは揮散による多少の繊維成分の損
失のために、繊維の縦方向のかなりの収縮、すなわち短
縮がこの高温反応の際(こ生ずることが認められる。
この収縮は約20%程度に達するのが普通である。
繊維の直径の僅かな低下もまた、場合(こよって生ずる
ことがある。
しかしながら、さらに詳しくは、かかる窒化ホウ素繊維
は一般に、市販の窒化ホウ素繊維に対する一般的な範囲
であるような約4×106psi (0,3X 106
kg/i)乃至約6X106psi(0,4X 106
に9/i)の範囲の比較的低いヤング弾性率を有してい
る。
しかしながら、アメリカ合衆国特許第3,668,05
9号が教える方法によれば、本質的に窒化ホウ素から成
るが比較的高いヤング弾性率を有する繊維は、本質的に
B、0.Hおよび約30%乃至約55%、好ましくは約
40%乃至約50%の窒素から成る部分的に窒化せしめ
た酸化ホウ素繊維を、不活性雰囲気中で少なくとも約1
800℃、好ましくは少なくとも約2000℃の温度に
おいて、少なくとも縦方向の収縮を防止し且つ繊維内ζ
こ結晶子の配向を生じさせるような縦方向の充分な張力
を繊維に加えながら加熱することによって、生せしめる
ことができる。
張力の結果として、この加熱の間における繊維からの揮
発性物質の損失は、長さの低下ではなくて繊維の直径の
低下に反影する。
しかしながらさらに重要なことは生成する窒化ホウ素繊
維の縦軸に対して平行に測定したときの繊維のヤング弾
性率が、加熱の間の縦方向の張力を加えない以外は同様
にして製造せしめた繊維(こおけるよりも、著しく太き
いということである。
単に縦方向の収縮を防ぐQこ足る張力を使用する場合は
、弾性率の多少の増大が認められる。
張力が伸張を生じさせるに充分である場合は、比較的大
きな増大が認められ、且つ一般ζこ、伸張が大きいほど
、弾性率が高くなる。
多結晶性である生成繊維は、本質的に窒化ホウ素から成
り且つ一般に6×106psi (0,4X 10’k
g/crit )よりも犬、好ましくは少なくとも約1
5X106psi (1,lX106kg/cIrL)
またはそれ以上であり約75X106psi (5,2
X 10’kg/crit )というように高いことも
ありうる、比較的高いヤング弾性率ζこよって特徴的で
ある。
前記のどのような形態の純窒化ホウ素繊維を用いるにし
ても、比較的高い弾性率の繊維が好適である。
本発明を、以下の実施例により、さらに説明する。
参考例 1゜ 部分的に窒化せしめた繊維の製造 常法に従って、800チツプのブシュを通じて溶融酸化
ホウ素を溶融紡糸することにより、酸化ホウ素の800
本のフィラメントから成る連続マルチフィラメントを製
造する。
この場合のフィラメントの直径は7.5ミクロンである
約10.9のヤーンを、電気抵抗加熱線を外側に備えた
垂直の耐熱性ガラス管から成る垂直管状炉を使用して、
下記のようにして、部分的に窒化せしめる。
ヤーンをガラス管中にゆるくつるし、アンモニアガスを
管の底(こ14.57/分の速度で導入する。
この場合管の上端は大気へと抜けている。管中にアンモ
ニア流を保ちながら、ヤーンを30分間かけて210℃
まで加熱し、次いで1時間当り3.8°の速度で210
℃から550℃まで、次いで1時間当り35℃の速度で
550℃から710℃まで加熱する。
710℃の温度を1時間保ったのち、炉およびその内容
物を室温(約25℃)まで放冷し、その時点でアンモニ
ア流を中止する。
かくして得る生成物は、7.5ミクロンの直径およびl
、 5 j9 /ccの密度を有する部分的に窒化せし
めたフィラメントから成る800ストランドの連続マル
チフィラメントである。
元素分析は、この生成物が35.5%のBおよび46.
9%のNを含有し、残部は主として酸素、および少量の
水素であることを示す。
参考例 2 部分的Qこ窒化せしめた繊維の無張力下における窒化ホ
ウ素繊維への転化 参考例10こおけるようにして製造した部分的に窒化せ
しめたマルチフィラメントを、次のようをこして窒化ホ
ウ素マルチフィラメントに転化せしめる。
この転化に対して使用する装置は、高周波誘導電気炉の
コイル内に水平に位置せしめた黒鉛サスセプター(5u
sceptor )管から成っており、この管およびコ
イルは、処理するヤーンの通過を許し且つ炉内雰囲気の
制御を容易にするのQこ適した穴を有する外側のガラス
チャンバー内に封入しである。
サスセプター管は、長さ15cfrLであり且つ約2.
5crfLの長さの高温区域を有している。
変速モータ1駆動の引き取りスプールを用いて、転化せ
しめるべきヤーンが巻いである自由回転供給スプールか
ら、サスセプター管および外側チャンバー中に、糸を連
続的に引き込む。
これらの両スプールは、サスセプター管中を引き取るヤ
ーンが管の縦軸と同軸となるような位置で、チャンバの
両端の外側に取付けである。
チャンバーを窒素でパージし且つ窒素の緩徐な連続流を
チャンバー中に通ずることOこよって、不活性の非酸化
性雰囲気を保つ。
部分的に窒化せしめたヤーンを、20CwL/分の速度
で炉中に引き込み、かくして2.5crrLの高温区域
におけるヤーンの滞留時間が約8秒となるように規定し
て、引き取りスプールモータを始動する。
炉の通電を開始して、高温区域中を観測する光学高温計
によって温度を測定しながら急速に2000℃まで加熱
し、次いでヤーンを通しながら、温度を2000℃に保
つ。
供給スプールからのヤーンの取り出し速度を測定し且つ
それを比較的遅い引き取り速度と比較することζこよっ
て、ヤーンは高温区域を通過するときに約20%の縦方
向の収縮を受けることを計算することができる。
かくして生成するマルチフィラメントは、約7.5ミク
ロンの平均直径を有し且つ本質的に窒化ホウ素から成る
フィラメントから成っている。
分析値二B、42.85%;N、56.49%;B+N
合計、99.34%。
ヤーンからランダムに選んだ多数のフィラメントについ
ての測定は、平均のヤングの弾性率が5.I X 10
6psi (0,36X 106に9/i)であること
を示す。
参考例 3 収縮を防止するための張力下の窒化ホウ素繊維への転化 参考例1において製造したものに類似するが、6ミクロ
ンのフィラメント直径を有し且つ42%の窒素を含有す
る部分的に窒化せしめたマルチフィラメントを、210
0°Cの温度を用いる以外は参考例2IこおけるようQ
こして、窒化ホウ素マルチフィラメントヤーンに転化せ
しめる。
また、供給スプールに対してトルクを加えてその自由回
転を制限することにより、加熱の間の縦方向の収縮を防
ぐためにちょうど充分な縦方向の張力をフィラメントに
対して与える。
フィラメントに対するこの張力は、断面積1平方インチ
当り約100ポンド(約7 kg /cri )である
生成するマルチフィラメントヤーンは、5.2ミクロン
の平均直径を有し且つ本質的に窒化ホウ素から成るフィ
ラメントから成っている。
分析値:B、43.29%;N、56.61%;B+N
の合計、99.90%。
平均のヤング弾性率、6.8X106psi (0,4
8X 106に9/i )。
参考例 4゜ 伸張を与えるべき張力下における窒化ホウ素繊維への転
化 6ミクロンのフィラメント直径を有し且つ42%の窒素
を含有する以外は参考例1において製造したものと同様
な部分的に窒化せしめたヤーンを、1800℃の温度を
用いる以外は実施例2ζこおけるようにして窒化ホウ素
ヤーンへと転化せしめる。
やはり供給スプールにトルクを加えることによって、加
熱の間に約10%のフィラメントの伸びを生じさせるた
めに充分な縦方向の張力をフィラメントに与える。
フィラメントに対するこの張力は、断面積1平方インチ
当り約800ポンド(約56kg/i)である。
伸びの程度は、引き取り速度と比較的遅い供給速度との
比較から、容易に計算することができる。
生成するヤーンは、約4.5ミクロンの平均直径を有し
且つ本質的に窒化ホウ素から成るフィラメントから成っ
ている。
分析値:B、42.01%;N、56.54%; B十
N合計98.55%。
平均ヤング弾性率: 15.2X106psi (1,
01X106kg/i) 参考例 5 伸張を達成すべき張力下Qこおける窒化ホウ素繊維への
転化 供給スプールζこトルクを加えることによってフィラメ
ントに対して断面積1平方インチ当り約800乃至10
00ポンド(約56〜70 kg/crit )の縦方
向の張力を与える以外は、参考例2(こおけると同様に
して、2000℃の温度において、参考例1において製
造した部分的ζこ窒化せしめたヤーンを窒化ホウ素連続
マルチフィラメントヤーンに転化せしめる。
確定した1フイ一ト/90秒(20crrL/分)の引
き取り速度および1フイ一ト110秒(16crIL/
分)の測定供給速度から、フィラメントは、加熱の間に
約22%だけ伸張することを計算することができる。
生成するヤーンは、5.7ミクロンの平均直径を有し且
つ本質的ζこ窒化ホウ素から成るフィラメントから成っ
ている。
分析値:B、43%;N56%; B+N合計、99%
平均ヤング弾性率:29.3X106psi (2,0
5X106ky/i) :平均引張強さ、81.5X1
03psi (5,7X103に9/d;平均密度21
.0 & /cc。
窒化ホウ素繊維のヤング弾性率および引張強さを測定し
たが、5.0ミクロンの直径の繊維に対してヤング率は
34.2X106psi (2,4X106kg/ff
1)であり、引張強さは84X103psi(5,9X
106kg/cyyt )であった。
本参考例において用いたものよりもいくらか小さい直径
を有する部分的)こ窒化せしめた繊維の使用によって、
約40 X 106psi (2,8X 106に!9
/C11!L)のヤング率を有する窒化ホウ素繊維を容
易に製造することができる。
同様な結果は、より大きな張力を使用して加熱の間の伸
びの程度を増大させることによっても達成することがで
きる。
部分的に窒化せしめた繊維の直径および組成、温度、張
力の大きさなどについての最適の条件下に、約75X1
06psi (5,2kg/cyrt )というような
高いヤング率を有する窒化ホウ素繊維を製造することが
できる。
各参考例において用いたもののような炉が便利であるけ
れども、この技術分野の熟練者には周知であり且つ要求
温度を発生し必要な雰囲気を保つことができる、垂直ま
たは水平管あるいは誘導電気炉を含む、その他の種類の
炉を用いることができるということを了解すべきである
次いで本発明のいろいろな局面を詳細に考察すると、本
発明の実施において使用する繊維の前駆物質として適す
る酸化ホウ素繊維は、たとえばガラス繊維の製造におい
て使用するもののような通;常の方法lこよって容易に
製造することができる。
すなわち、たとえば、連続酸化ホウ素繊維を酸化ホウ素
溶融物から紡糸して、回転スプール上に巻取ることがで
きる。
別法として、酸化ホウ素繊維は、溶融酸化ホウ素の細い
落下流に対して適当な1気体噴流を衝突させることから
成る通常の技術によってスプール状に吹分けることがで
きる。
数ミクロンまたはそれ以下の直径を有する繊維、ならび
にそれよりも太い繊維は、溶融紡糸によって容易に製造
することができ、且つミクロン以下の範ン囲の直径を有
する繊維は、それよりも太い繊維と共に、吹分けによっ
て取得することができる。
酸化ホウ素溶融物が少量のシリカを含有しているときは
、繊維も同様に少量のシリカを含有するであろうが、シ
リカは本発明の方法によって作用を受けないままζこ残
り、生成する繊維は少量のシリカをも含有するほかは本
質的ζこ窒化ホウ素から成っているから、シリカの存在
は特に問題はない。
部分的に窒化せしめた繊維の製造のためには、使用する
ことができる酸化ホウ素繊維についての臨界的な最低直
径はないように思われるが、しかしそれらは約10ミク
ロンよりも大きな直径を有するべきではない。
さらに犬なる直径を有する繊維を使用する場合は、アン
モニアが繊維の心まで浸透することが難しくなる可能性
があり、生成する部分的に窒化した繊維は、その断面全
体にわたる組成が不均一となるおそれがある。
約30%乃至約55%のNを含有する部分的に窒化せし
めた繊維が本発明における使用に対して適することが認
められている。
約40%乃至約50%の窒素含量を有する繊維が好適で
ある。
部分的に窒化せしめた繊維の厳密な組成はきわめて複雑
であり、それを詳細に説明しようとする試みはここでは
必要がない。
何故ならば臨界的なものは窒素含量であるからである。
上記の量の窒素ζこ加えて、繊維は本質的にB、0およ
びHから成っている。
与えられた試料中に存在するOおよびHの正確な量を定
量するための分析は難しく且つ信頼できないことが認め
られている。
部分的窒化段階は、必要な窒素含量を有する繊維を与え
るために、広い範囲の条件下に行なうことができる。
繊維の窒素含量は、三つのパラメーター、すなわち、昇
温速度、最終温度および最終温度における保持時間によ
って支配される。
一般に、昇温速度が犬であるほどN含量が低くなり;最
終温度が高くなり且つ最終温度ζこおける保持時間が長
くなるほどN含量が高くなる。
加熱はアンモニア雰囲気中で行なう。
大きな容量を有するある種の炉において、特に少量のみ
の繊維を処理すべき場合には、雰囲気を加熱サイクルの
最初から確立し且つ静的に持続することができる。
たとえば管状炉のような他の種類の炉においては、特に
かなりの量の繊維を処理せしめるべき場合には、反応の
間に生ずるガス状の副生物を除去し且つ反応に対して一
定の新しいアンモニアの供給を提供するに充分な流速で
、炉中に通ずる気流としてアンモニアの雰囲気を保つこ
とが必要であろう。
このような場合(こは、アンモニアを炉中に導入する前
に適当な温度に予熱することによって、炉内温度の低下
を防ぐことが望ましいかも知れない。
規定量のNを含有する部分的に窒化せしめた繊維は、縦
方向の張力をそれに加えながら不活性雰囲気中で少なく
とも約1800℃に加熱することによって本質的に窒化
ホウ素から成り且つ比較的高い弾性率を有する繊維へと
転化せしめることができる。
窒化ホウ素への転化はほとんど瞬間的に生じ、且つ参考
例におけるように連続方式で行なうことが好ましいけれ
ども、バッチ方式による転化もまた可能である。
少なくとも約1800℃の温度が転化のために必要であ
るが、その理由は、それよりも低い温度では転化が不完
全となり生成する繊維が比較的不純となるおそれがある
からである。
たとえば、参考例5を2000℃ではな(1700℃の
温度で行なうときは、生ずる繊維は41.82%のBと
52.26%のN1全体で94.08%に過ぎないB+
Nを含有し、残部は主として酸素であることが認められ
ている。
実質的に完全な転化を確実Qこするためには少なくとも
約2000℃の温度が好ましく、且つ約2000℃およ
びそれ以上の温度は、繊維を張力下の伸びに対してより
感受性ならしめる傾向がある。
使用する装置の能力内で且つ窒化ホウ素は約3000℃
において昇華するという事実を考慮しつつ、上記の温度
よりもかなり高い温度を用いてもよい。
弾性率についての顕著な改良を達成するためには、繊維
の縦方向の収縮を防止するためGこ少なく□とも充分な
縦方向の張力を使用しなければならなG)。
結晶子の配向を達成するために充分な張力を加えること
が好ましい。
理想的ζこは、張力の大きさは最高の配向を達成するよ
うなものであって、配向の程度は一般に張力の増大と共
に増大し且つ繊維の弾性率は一般(こ配向の増大と共に
増大する。
転化に対しては、たとえば、窒素、アルゴン、ヘリウム
、ネオンなどのような、何らかの適当な不活性雰囲気を
用いることができる。
真空を用いてもよいが、比較的不便である。
いくぶんかの量iの酸素、または使用する温度において
分解して酸素を生ずるたとえば水のような物質を含有す
る雰囲気は、生成物がこのような温度において酸化を受
けるので、適当でない。
実質的な量の繊維を転化せしめる場合には、一般に炉中
に不活性ガスの雰囲気を保つことによって転化反応の副
生物を除去することが望ましい。
上記の方法に従って製造した窒化ホウ素繊維は、繊維の
縦軸に対して平行に測定するときの比較的高いヤングの
弾性率によって特徴的である。
本発明の複合体において使用するためには、少なくとも
約15 X 106psi (1,I X 106kg
/i)の弾性率が好適である。
繊維は多結晶性であり、窒化ホウ素の理論密度< 2.
25 g/=) tこきわめて近い密度を有し、且つ本
質的に、はとんど常に98%以上、しばしば99%以上
のBおよびNの合計含量を有する事実によって証明され
るような、高い純度の窒化ホウ素から成っている。
このような高純度は、酸化および腐食に対するきわめて
良い抵抗性をもたらす。
これらの繊維は約10ミクロンの最大直径を有する酸化
ホウ素繊維および部分的に窒化せしめた繊維から誘導す
るものであり、且つ部分的ζこ窒化せしめた繊維の張力
下(こおける窒化ホウ素繊維への転化の間には直径の減
少が生ずるから、生成する繊維の直径は必然的ζこ約1
0ミクロンよりも小さくなる。
先に述べたように、他の方法によって製造した窒化ホウ
素繊維を本発明の実施において使用することもできるが
、ここに記したようにして製造した窒化ホウ素繊維が、
その高い強度の点からみて好適である。
窒化ホウ素繊維および部分的に窒化せしめた繊維の複合
体の製造においては、添加剤または結合剤を必要としな
い。
しかしながら、特別の用途および目的に対しては、たと
えば細かく粉砕したシリカのような添加材料を用いるこ
とができる。
本発明の複合材料は、10乃至90重量%の部分的に窒
化せしめた繊維と組合わせた純窒化ホウ素繊維から成る
ことができる。
部分的に窒化せしめた繊維は、窒化ホウ素繊維の存在下
において本発明の方法にかけるとき、既に生成している
窒化ホウ素繊維のまわりで、その場で生成する窒化ホウ
素基質を与える。
窒化ホウ素繊維の部分的に窒化せしめた繊維に対する好
適比率は約70:30であるけれども、90:10乃至
10:90の範囲内のその他の比率も適当であることが
認められている。
このような限界を越えて比率を拡張することも可能であ
るが、100%の窒化ホウ素繊維または部分的に窒化せ
しめた繊維出発材料よりも得られる改良は、僅かに過ぎ
ない。
側繊維を結合させるためには、どのような適当な方法を
用いてもよい。
すなわち、織物またはフェルト、配列またはランダム分
布させた繊維、全ランダム層構造物、あるいは厳密Qこ
制御した層構造物を用いることができる。
好適実施形態は、合板の製造における木目の配列の例の
ように、各単一層中の繊維の配列が隣接する層の繊維の
配列に対して90°の角度をもっている積層構造物から
□成っている。
この種の制御した配列および構造は、大きな強度を有す
る高度の均質体を与える。
部分的に窒化せしめた繊維の存在は、熱加圧に際して、
隣接層間の接着手段を提供する。
複合繊維体は、高圧成形装置中で直接に具合よく製造す
ることができ、あるいは(繊維のランダム配置が望まし
い場合は)別個に混合したのち型中に入れてもよい。
型は適当な高温高圧材料、たとえば黒鉛、から作られる
製造工程は本質的に次の段階から成っている:(1)繊
維を(希望に応じ)適正に型中に配置せしめる:(2)
繊維を熱加圧することによって部分的に窒化せしめた繊
維を窒化ホウ素およびB2O3へと分解せしめ且つB2
O3を除去する:および(3)試料をさらに熱処理して
安定化させ、且つ残存するB2O3をすべて取除く。
熱加圧段階は、加圧温度への迅速な加熱を用いて行なう
ことが好ましい。
この工程の間に繊維が緻密になり、且つ迅速な温度上昇
が構造物からのきわめて効率的なり203の除去をもた
らす。
さら)に、この迅速な加熱は窒化ホウ素の六方晶形から
ターポスドラチック(turbostratic )形
態への転化を限定する。
何故ならばB2O3の存在はこの相変化を促進するから
である。
圧力が高いほど、明らか(こ、より高い密度の最・終製
品を与えるから、使用する装置の能力、原価および望ま
しい結果に従って選択すべきである。
迅速な昇温は、加える圧縮力下に繊維体から押し出され
たおよび/または蒸発するB2O3の急速な排除のため
に、最良の結果を与えることが見出さ;れている。
部分的に窒化せしめた材料の分解は、1000℃におい
てまたは1000℃近辺において始まり、それによって
8203が遊離し、且つ部分的に窒化した繊維が窒化ホ
ウ素基質に転化する。
熱加圧は、1400℃乃至1600℃から窒化ホウ素と
黒鉛とが反応する温度に近い最高温度に至るまでの温度
で行なうことが好ましい。
最低温度は、B2O3の分解温度を越える温度でなけれ
ばならない。
加える圧力は、繊維の凝集を達成するために要する最低
の圧力から窒化ホウ素繊維の損傷が生ずる圧力に至るま
で変化させることができる。
かくして適当な圧力は約1.75ky/fflから約7
0kg/cr7iまで(約25 psiから約1000
psiまで)とすることができるが、14乃至35に
!17/d(200乃至500 psi)が好適範囲で
ある。
迅速に1400℃乃至1600℃の温度ζこ達せしめた
のち、試料を圧力から解放し且つ放冷してもよいし、あ
るいは、低下させた圧力下または同じ圧力下で、約18
00℃乃至2200°C1好ましくは2000℃乃至約
2200℃のさらに高い温度における安定化を施こして
もよい。
試料をこのような高温に保つための臨界的な時間制限は
ないけれども、既述のように、急速な昇温か望ましい。
すなわち、−実施形態においては、本発明は、試料を圧
力下に、室温から2000℃まで直接(こ昇温すること
を意図している。
本発明を以下の実施例によってさらによく例証すること
ができよう。
比較例 1 部分的に窒化せしめた繊維の存在なしての製品の製造 参考例2におけるようにして製造した純窒化ホウ素繊維
の試料4gを、2インチ平方の黒鉛型中に、繊維を平行
の関係として、吹込む。
次いでさらに4gづつの同じ繊維の試料を型中Qこ順次
吹き込むが、このとき、それによって生成する4gづつ
の各層が前の層から90°の角度で配列するようして、
全体で80gの繊維を型中に入れる。
プランジャーを型中に挿入して28 kg/i(400
psi)まで加圧する。
温度を迅速に1400℃まで上げ、その温度で30分保
ったのち、2000℃まで上げて、その温度で15分間
保つ。
圧力を解放し且つ冷却するとき、繊維の結合が生じてい
ないことが認められる。
実施例 1 平行配列繊維を用いる複合体の製造 参考例2におけるようにして製造した純窒化ホウ素繊維
と、参考例1におけるようにして製造した部分的に窒化
せしめた繊維との混合物を、層ごとに繊維が平行の関係
ζこあるようにして、5平方センチメーター(2インチ
平方)の黒鉛型中に入れる。
熱加圧は、実施例6におけるようQこして、誘導電気炉
中で1400℃の温度Qこおいて14kg/cri’i
(200psi )で、アルゴン雰囲気下に1時間行な
う。
熱加圧した試料は約1859 /ccの満足出来る密度
を有しており、繊維の配向方向に沿って亀裂が認められ
るが、用途によっては有害なものではない。
実施例 2 75%の窒化ホウ素繊維を用いる積層製品の製造 各層中に25%の部分的に窒化せしめた繊維と75%の
窒化ホウ素繊維を包含する積層製品を、各層が前の層の
配列に対して90°の角度となるようにして製造する。
部分的に窒化せしめた材料は参考例1におけるようにし
て製造し、さらに1000℃において2時間アンモニア
と反応せしめること(こよって存在するB2O3の量を
低下させたものを用いた。
熱加圧は1400°CA14kg/ff1(200ps
i)R:おいて1時間行なう。
熱加圧試料中には亀裂は認められない。
次いで試料をさらに2000℃においてアルゴン中で1
時間加熱スると、それによって僅かな層間剥離が生ずる
実施例 3〜11 組成および条件の変化を伴なう積層製品の製造実施例8
におけると同様にして、純窒化ホウ素繊維および参考例
1に従って製造した部分的窒化繊維を使用して、多数の
試料を製造する。
各層は先に堆積させた層に対して90°の角度で配列さ
せる。
異なる組成および条件における結果を第1表に示す。
このようにして、本発明は一段階の技術によって窒化ホ
ム素−窒化ホウ素複合材料を与えることができる方法を
提供することが実証された。
従来の方法は、長い、著るしく反復性の、費用を要する
工程を必要とするのに対して、本発明は窒化ホウ素−窒
化ホウ素複合体の製造に対する経済的、迅速且つ効率的
な方法を提供する。
炭素−炭素複合体の製造の場合におけるとちょうど同じ
ように、このような技術は古くから要望されていたもの
である。
窒化ホウ素−窒化ホウ素複合体の製造は、従来は、製造
の間(こおける複合体の窒化の必要によって、複雑なも
のであった。
本発明はこの困難な段階を排除し、かくして工程を簡単
化し、従って操作を容易Oこし且つ製造原価を低減させ
ることができる。
本明細書中に記したヤングの弾性率および引張強さの値
はASTMD2101−64T4こ従って測定した。
本明細書中に記した百分率は、特にことわりがない限り
は、あるいはたとえば、収縮または伸びパーセントに対
するような関係で記載した場合を除けば、重量による。
本明細書中においては、いくつかの好適具体例Qこつい
て本発明を説明したが、この技術分野の熟練者によれば
、本発明の思想から逸脱することなく、各種の変化およ
び改変を行うことができるということを了解すべきであ
る。
なお本発明の主な実施態様および関連事項を示せば次の
とおりである。
1、 (a) 窒化ホウ素繊維および部分的に窒化
せしめた繊維から成る本体を形成せしめ; (b) 該本体を型中に入れ;且つ (c) 該型および本体を圧力下に8203の分解温
度を越える温度まで加熱する、 ことを特徴とする窒化ホウ素−窒化ホウ素複合体の製造
方法。
2、該部分的に窒化せしめた繊維が、本質的にB。
N、0およびHから成り、その中で該Nは重量で繊維の
約30%乃至約55%を占める前記1の方法。
3、該部分的に窒化せしめた繊維が、重量で40%乃至
50%の窒素を含有する程度まで窒化せしめたB2O3
である前記2の方法。
4、該迅速な加熱は、本体の温度を約1400°C乃至
1600℃の温度まで上げる前記2の方法。
5、該圧力が200 psi乃至500 psiである
前記2の方法。
6、本体の温度をさらに、繊維を安定化せしめるために
充分な間、2000°C乃至約2200℃まで上げると
いう段階をさら(こ包含する前記1の方法。
7、窒化ホウ素繊維および部分的に窒化せしめた繊維か
ら成る該本体が、積層構造物を形成する前記1の方法。
8、 (a) 少なくとも約15X106psiの
ヤング弾性率を有する本質的に純粋な多結晶性窒化ホウ
素と約30乃至約55重量パーセントの窒素を含有する
部分的に窒化せしめたB2O3繊維との混合物を形成せ
しめ; (b) 該混合した繊維の複合体を形成せしめ;(c
) 該複合体を、圧力下に、存在するB2O3の本質
的にすべてが分解する第一の上昇せしめた温度まで加熱
し;且つ (d) 該温度を約2000℃乃至約2200°Cの
安定化温度までさらに上昇せしめる、 ことを特徴とする窒化ホウ素−窒化ホウ素複合体の製造
方法。
9、該部分的に窒化せしめた繊維が、約40乃至約45
重量パーセントの窒素を包含し、且つ該第−の上昇せし
めた温度が約1400°C乃至約1600℃である前記
8の方法。
10、窒化ホウ素繊維および部分的に窒化せしめたB2
O3繊維の混合物を8203の分解温度を越える温度に
おいて熱加圧することによって製造せしめた、窒化ホウ
素マトリックス中において実質的に窒化ホウ素繊維から
成ることを特徴とする複合体。
11、 (A) 窒化硼素繊維および部分的に窒化さ
れた酸化硼素繊維の本体を形成せしめ、ただし該繊維は
約10ミクロンの最大直径を有し、該部分的に窒化され
た繊維は実質的に硼素、窒素、酸素および水素から成り
、該窒素は該部分的に窒化された繊維の約30〜約55
重量%を占め、 (B) 該本体を所望形状の型に入れ、そして(Q
該本体を、不活性雰囲気中において約25〜約1000
p、s、iの圧力および酸化硼素の分解温度を超える
が窒化硼素の分解温度よりも低い温度にて熱加圧する、 ことを特徴とする成形窒化硼素−窒化硼素複合体の製造
方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (Al 窒化硼素繊維と部分的に窒化された酸
    化硼素繊維との集合体を形成せしめ、ただし窒化硼素繊
    維および部分的に窒化された酸化硼素繊維はおのおの1
    0ミクロンの最大値径を有し、該部分的に窒化された繊
    維は実質的に硼素、窒素、酸素および水素から成り、該
    窒素は該部分的に窒化された繊維の30〜55重量%を
    占め、(B) 窒化硼素繊維および部分的に窒化され
    た酸化硼素繊維の集合体を、窒化硼素−窒化硼素複合体
    に対する所望の形状を有する型の中で、不活性雰囲気中
    において17〜70に9/iの圧力および酸化硼素の分
    解温度を超えるが窒化硼素の分解温度よりも低い温度ζ
    こて熱加圧する、ことを特徴とする成形窒化硼素−窒化
    硼素複合体の製造方法。
JP50022993A 1974-02-27 1975-02-26 チツカホウソフクゴウタイノ セイゾウホウホウ Expired JPS5824394B2 (ja)

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