JPS5821993Y2 - プロパンガス注入装置 - Google Patents

プロパンガス注入装置

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JPS5821993Y2
JPS5821993Y2 JP8202681U JP8202681U JPS5821993Y2 JP S5821993 Y2 JPS5821993 Y2 JP S5821993Y2 JP 8202681 U JP8202681 U JP 8202681U JP 8202681 U JP8202681 U JP 8202681U JP S5821993 Y2 JPS5821993 Y2 JP S5821993Y2
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JP
Japan
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nozzle
holder
propane
flow rate
propane gas
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JP8202681U
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JPS57193500U (ja
Inventor
湯舟武
Original Assignee
株式会社 司測研
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプロパンガス注入装置に関する。
自動車のエンジンから排出される有害物質の含有量を測
定する場合、一般に定流量稀釈サンプリング装置が用い
られている。
上記定流量稀釈サンプリング装置は、第1図に示すよう
に定流量ポンプ1により清浄空気取入口2訃よび自動車
3の排気管4に接続される排気ガズ取入管5を通じ清浄
空気と排気ガスとを混合した混合ガスとして吸引し、そ
の途中から定流量ポンプ6によりサンプルバング7に取
込むようになされている。
この場合、前記定流量ポンプ1は定量型で、その入口流
量はポンプ入口の温度な流路8中に設置された熱交換器
9により一定に保つことによって自動車3の運転条件に
よる排気ガスの増減にかかわりなく一定値に保たれてい
る。
前記定流量ポンプ6は、自動車3を予め定められた運転
順序にしたがって運転するテスト運転期間内のみ作動し
て、テスト運転期間の混合ガスを吸引し、サンプルバン
ク7内に貯える。
自動車3の上記テスト運転期間中にエンジンから排出さ
れた有害物質の総量は、次式で与ヌられる。
m=Vo・ρ・に こに、m;有害物質、例えば−酸化炭素の量、vo 1
1定流量ポンプ1を通過したテスト運転期間中の混合ガ
スの積算流量、ρ:有害物質の比重、C;サンプルバッ
ク7内の混合ガス中の有害物質の濃度である。
このような定流量稀釈サンプリング装置が正常に機能し
ているか否かをチェックするには、従来からつぎの方法
が用いられている。
すなわち、第2図に示すように、定流量稀釈サンプリン
グ装置の混合点にプロパンガスの注入装置10によりプ
ロパンガスを注入し、このプロパンガスの流量を一定に
保つと同時ニ、定流量ポンプ6により混合ガスをサンプ
ルバック7に貯える。
こうして分析計11によるサンプルバック7内のプロパ
ンガスの濃度をCpl プロパンガスの比重なρp、定
流量ポンプ1で吸引された混合ガスの積算流量Voとす
るとき、注入したプロパンガスの量はVo−Cp・ρp
となるはずである。
そして注入したプロパンガスの実際の量は、プロパンガ
ス容器注入前と注入後との量の差を測定してその減量弁
については流量が一定であれば流量と時間との積によっ
て求めることができる。
したがってサンプルバンクI内の混合ガスの分析によっ
て求められた注入量と、実際に注入したプロパンガス量
とを比較して、これが等しければこの定流量稀釈サンプ
リング装置は正常に機能していることがわかる。
しかしてプロパンガスの注入装置ICは、前記定流量稀
釈サンプリング装置に釦けろ定流量ポンプ1の流量が、
テストする自動車3のエンジンの大きさによって変るこ
と、むよひ分析計11の濃度目盛の直線性をチェックす
るために混合ガスの濃度が何点か得られるようにしなけ
ればならないことから注入量が容易に変更できろこと、
および放出した積算流量が正確に求められること、さら
に注入期間中は可能な限り流量が一定であること、など
が要求される。
従来、上記のような目的をもって使用されるフロパンガ
スの注入装置10は第3図に示す構成であった。
すなわち、プロパンガス容器12に調圧弁13、流量調
整弁14、圧力計15、ノズル16を介し分岐管17.
18が接続され、各管17,18Vcコック19.20
が設けられ、管17の先端が定流量稀釈サンプリング装
置の流路に接続されるようになっており、他方は大気中
に開放されている。
上記装置による定流量サンプリング装置のチェックを行
なう場合の手順は、1ずコック19を閉じた状態でコッ
ク20を開き、プロパンガスを大気中に放出させながら
流量調整弁14により流量を所要の値に調節する。
ついでコック20を閉じ、コック19を開くと同時に定
流量稀釈サンプル装置の定流量ポンプ6を運転し、規宏
時間経過したときコック19を閉じると同時に定流量ポ
ンプ6の運転を停止させる。
一方、サンプルバック7内の混合ガスの分析結果から、
プロパンガスの流量が不適当であった場合には前述の操
作を繰返して所定の流量に再度調節することになる。
注入したプロパンガスの量は、ノズル16の前部圧力と
ノズル16にかける流量との関係を予め校正して釦き、
これに注入時間を乗することによって求める。
しかしながら、上記従来のプロパンガス注入装置では、
前記のようにプロパンガス容器12の他に、調圧弁13
、流量調整弁14、ノズル16、コック19.20を個
々に直列に接続する必要がある関係上、当該装置自体が
著しく大型でかつ大重量なものとなるばかりでなく、そ
の操作手順がきわめて複雑であり、取扱いが容易でない
などの問題があった。
本考案はこれに鑑み、前記のような定流量稀釈サンプリ
ング装置の有する機能を確認するための取扱いが簡単で
注入量の棋1淀に十分な精度が得られ、かつ安価に製作
し得て軽量なプロパンガス注入装置を提供することを目
的としてなされたものである。
以下、本考案を第4図および第5図に示す実施例を参照
して説明する。
小型の液化プロパン容器21の口部21aに開閉コック
22が接続され、このコック22の出口23にはノズル
ホルダ24が接合されている。
このノズルホルダ24は、第5図に縦断百を示している
ように、前記コック22の出口23にねじ込みにより結
合されろホルダ本体25と、このホルダ本体25の前部
にねじ込みにより結合されろノズル押え26とからなり
、前記ホルダ本体25とノズル押え26との間にノズル
ピース27がその前後をシールリング28.29により
気密状態として挾持されている。
前記ホルダ本体25は、前記コック22の出口23に連
通する通孔30を有し、ノズル押え26は前端に定流量
稀釈サンプリング装置の流路に接続される接続部31を
有し、その軸線方向中心に通孔32が貫設されている。
前記ノズルピース27には、前記ホルダ本体25訟よび
ノズル押え26の各通孔30,32の軸線に一致する所
要形状のノズル33が形成されている。
なお、前記液化プロパン容器21内には、その容積のほ
ぼ数分の1の量の液化プロパンが充填されている。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
ノズルホルダ24の前端に突出する接続部31を定流量
稀釈サンプリング装置に接続したのち液化プロパン容器
21を垂直に立てた姿勢として使用する。
こうしたうぇでコック22を開くと、液化プロパン容器
21内上層部の飽和蒸気状態のフロパンガスがノズル3
3から放出される。
このときプロパンガスの常温における飽和蒸気圧が8〜
” OK9/cm−cありかつ定流量稀釈サンプリング
装置のプロパンガス注入剤の圧力が元来大気圧にほぼ等
しいことから、前記ノズル33の前後圧は臨界圧力より
十分高く、ノズル33に釦けろ流速は音速の一定値であ
りさらに流量がわずかであることから液化プロパン容器
21内のプロパンの蒸気圧がテスト期間中にほとんど低
下せず、ノズル33から流出するプロパンガスの流量は
ほとんど一定値となる。
オたプロパンガスの注入量の測定については、装置全体
がきわめて小型軽量であることから、精密秤量器にかけ
ろことができるので、注入前後の全体重量を秤量するこ
とにより、テスト期間中に放出した量を簡単かつ精密に
測定することができろ。
一方、プロパンガスの流量値を変更させる場合には、ノ
ズル33の口径の異なるノズルピース27に交換するこ
とにより簡単に対処することができる。
このノズルピース27の交換ニハ、ノズル押え26を外
すことにより容易に行なうことができ、したがってノズ
ル33の口径の異なるノズルピース27を数種類用意し
ておくことにより達成される。
この場合、流量値は前述のようにノズル口径に応じた一
定量であり、微細な変更はできないが、本考案の使用目
的からしてその必要はないのテ特に問題はない。
gらに液化プロパン容器21に水ジャケットを付設し、
該容器21内の気相部の圧力を一層一定に保つようにす
ることにより、定流量性能を一段と向上させることがで
きる。
以上説明したように、本考案によるフロパンガス注入装
置は、きわめて軽量かつ小型に構成されるので、定流量
稀釈サンプリング装置の有する機能を確認するための取
扱いが容易であり、かつ操作Uコックの開閉のみでよい
から簡単にでき、しかも注入量の測定は高精度に得られ
、安価に提供し得るなどの種々の効果を奏する。
なお、本考案は、単に定流量稀釈サンプリング装置の機
能チェックのみならず、分析計や積算流量計の校正、あ
るいは容器の容積の測定等に対しても使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は定流量稀釈サンプリング装置の一例を示す構成
図、第2図は第1図の装置の機能チェックの従来fJ’
、−示す説明図、第3図は同機能チェックに用いる従来
のプロパンガス注入装置の構成図、第4図は本考案によ
るプロパンガス注入装置の一実施列を示す外観側面図、
第5図は第4図におけるノズルホルダの縦断側面図であ
る。 1.6・・・定流量ポンプ、3・・・自動車、4・・・
排気管、7・・・サンプルバソ久 9・・・熱交換器、
21・・・液化プロパン容器、22・・・開閉コック、
24・・・ノズルホルダ、25・・・ホルダ本体、26
・・ノズル押工、27・・・ノズルピース、30,32
・・儀礼、31・・・接続部、33・・・ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定流量稀釈サンプリング装置の機能をチェックするに用
    いられるプロパンガスの注入装置において、液化プロパ
    ンを収容する小型軽量の液化プロパン容器と、この容器
    の口部に接続される開閉コックと、このコックの出口に
    接続されるノズルホルダとを有し、上記ノズルホルダは
    、前記開閉コックの出口に内部の通孔が連通ずるように
    結合されろホルダ本体と、このホルダ本体の前部に着脱
    自在に結合され前記通孔に軸線が一致する通孔を有する
    ノズル押えとからなり、前記ホルダ本体とノズル押えと
    の間にノズルを有するノズルピースを挾持してなり、前
    記ノズル部の流量が前記液化プロパン容器内上層の飽和
    蒸気圧により音速になることにより一定流量としたこと
    を特徴とするプロパンガス注入装置。
JP8202681U 1981-06-03 1981-06-03 プロパンガス注入装置 Expired JPS5821993Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8202681U JPS5821993Y2 (ja) 1981-06-03 1981-06-03 プロパンガス注入装置

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JP8202681U JPS5821993Y2 (ja) 1981-06-03 1981-06-03 プロパンガス注入装置

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Publication Number Publication Date
JPS57193500U JPS57193500U (ja) 1982-12-08
JPS5821993Y2 true JPS5821993Y2 (ja) 1983-05-10

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