JPS5821849B2 - ロウエイドウジクケ−ブル - Google Patents

ロウエイドウジクケ−ブル

Info

Publication number
JPS5821849B2
JPS5821849B2 JP49142794A JP14279474A JPS5821849B2 JP S5821849 B2 JPS5821849 B2 JP S5821849B2 JP 49142794 A JP49142794 A JP 49142794A JP 14279474 A JP14279474 A JP 14279474A JP S5821849 B2 JPS5821849 B2 JP S5821849B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
slot
leaky coaxial
slots
coaxial cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP49142794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5168757A (ja
Inventor
新谷健
藤村栄一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichi Nippon Cables Ltd
Original Assignee
Dainichi Nippon Cables Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainichi Nippon Cables Ltd filed Critical Dainichi Nippon Cables Ltd
Priority to JP49142794A priority Critical patent/JPS5821849B2/ja
Publication of JPS5168757A publication Critical patent/JPS5168757A/ja
Publication of JPS5821849B2 publication Critical patent/JPS5821849B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Waveguide Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は漏洩同軸ケーブルに関するもので、特に移動
体の移動経路に沿って配設される漏洩同軸ケーブルから
放射される電波を前記移動体に設けられるアンテナとの
間で送受信を行なう通信方式に用いられるに適した漏洩
同軸ケーブルの改良に関するものである。
移動体の移動経路に沿って配設される漏洩同軸ケーブル
から電波が放射され、前記移動体に設けられるアンテナ
で受信することにより通信を行なう通信方式は既に提案
されている。
従来のこのような移動体通信方式に用いられる漏洩同軸
ケーブルの例が第1図に示される。
漏洩同軸ケーブルは基本的には内部導体1とそれを囲繞
して配置される外部導体3とから成り、両者は絶縁体2
により同心状に保持され、外部導体3の外面にはポリエ
チレンシースなどの絶縁性保護被覆5が被覆される。
外部導体3には放射源として間隔P/2を隔ててかつ軸
方向と傾斜角度だけ成る傾斜方向に傾斜してスロット4
が設けられる。
隣接するスロット間隔P/2は各スロット4からの漏洩
波が成る方向に対して放射波となるように設定され、そ
れによってケーブル近傍において均一な電界が得られる
第2図はこのような漏洩同軸ケーブルの半径方向の減衰
定数(J丁s=1.]]Iの場合)を示す図であって、
横軸はスロット間隔Pに対する使用周波数での波長λを
表わし、縦軸は変形ベッセル関数を 但しK。
二自由空間伝搬定数β 二ケーブル内伝搬定数 で正規化した因数を表わす。
第2図において、前記放射波が放射領域Aとして示され
る。
この放射領域Aを用いる移動体通信では受信レベル変動
は小さいけれども、放射波のため距離に対する減衰が小
さく無免許波としては使用できなかった。
この発明は簡単に言うと、漏洩同軸ケーブルの外部導体
に放射源スロットをジグザグ態様で設け、スロット間隔
を所定のごとく選定することにより漏洩同軸ケーブルか
らの距離に対して減衰の大きな表面波を作る。
この表面波はケーブルからの距離に対して指数関数的に
減衰するので、ケーブルに対向させたアンテナとの間で
通信を行なう場合無免許波として利用できる。
第3図はこの発明の実施例の漏洩同軸ケーブルLCXの
斜視図を示し、第1図と同一部分は同一符号で示す。
第3図に見られるように、この発明の漏洩同軸ケーブル
LCXではスロット4は外部導体3上にジグザグ態様で
設けられる。
すなわち漏洩同軸ケーブルLCXは外部導体3にケーブ
ル軸方向に一定間隔P/2を隔てて第1の放射源となる
右上りスロットと、前記右上りスロットと大きさが同じ
でケーブル軸方向に対する傾斜角の絶対値が等しい右下
りスロットを交互にジグザグ状に設ける。
スロット配列の設計指針は後で詳細に論じられる。
第4A図はこの発明の漏洩同軸ケーブルを用いる移動体
通信方式の概略を示す図で、第4A図aは移動体Vとそ
の移動径路に沿って移動体■の側方に配設される漏洩同
軸ケーブルLCXを移動体Vの前面または背面から見た
図、第4A図すは移動体■のグー。
プル側の側面から見た図である。第4B図は第4A図a
に類似する他の実施例の図で、移動体Vの下方にその移
動径路に沿って漏洩同軸ケーブルLCXが配設されてい
る。
移動体Vには複数個のダイポールアンテナANTがケー
ブルLCXに近接してかつケーブルLCX方向に間隔d
を隔てて設けられる。
第3図を参照して、この発明の実施例の漏洩同軸ケーブ
ルでは同じ傾斜方向のスロット間の間隔に注目すると、
スロット間隔Pを使用周波数での波長λ、ケーブルの実
効比誘電率εSに対して次式を満足する値とする。
(1)式が成り立つ領域ではスロットからの漏洩波はケ
ーブルLCXからの距離に対して反比例する放射波とは
ならず、距離に対して急激に減衰するためケーブルLC
XとアンテナANTとの間の電界を充分とっても無免許
の移動体通信ができる。
この表面波領域における半径方向つり減衰定数は次式で
表わされるζnγを因数とする変形ベッセル関数で表わ
される。
次式は2π/λで正規化して表わされている。
(2)式にn−0,±1.±2.・・・・・・を代入し
て得られる各減衰定数をもつ成分がこの表面波領域では
存在する。
この各成分につき半径方向の減衰定数を計算したものを
第2図のグラフに同時に示す。
こ\でn=oモードの減衰定数を他のモードよりも小さ
くとればn−0モードを使った安定な通信が可能となる
この領域を上の(]) 5 (2)式より求めると次の
ようになる。
(3)式を満足する領域が第2図において領域Bとして
示される。
次にスロット形状によっても各モード成分が変り、不要
モード成分をおさえることが可能である。
第5図はスロット40波源放射強度分布をcosine
カーブで近似できる場合を示し、第5図aのケーブルL
CXの透視図においてスロット4に近接して波源放射強
度分布を示し、第5図すはケーブルLCXの軸方向に沿
う波源放射強度分布を示す。
波源放射強度分布パターンはケーブルLCXO軸方向に
周期Pでくり返しているのでフーリエ展開が可能となる
この近似のもとでは任意のスロットの軸方向投影長lに
対してモードn−0及びn−−1に対する振幅係数a。
、a ]はそれぞれ次式となる。
またn=2以上の高次モードは半径方向に対する減衰が
n=o+n−−1に対して大きいので無視できる。
(4) ? (5)式より振幅係数の比を求めると(6
)式となる。
(6)式よりl/Pが大きいほどa/a は小さ0 くなりn=oモードを使う場合には有利であるが実際に
は第3図のようにスロットの軸方向投影長lをスロット
間隔Pの1/2にする点が限度となる。
なぜ々らば、スロットの軸方向投影長lがスロット間隔
Pの1/2になると、各スロット4゜4の間のすき間が
なくなり、各スロット4,4が連続的につながってしま
うからである。
特に、ケーブルLCXはアルミテープを金型で打抜いて
製造するため、スロット4,4の間にすき間がなければ
、テープが上下2枚に分離されてしまい、スロット40
寸法を維持することができず、製造不可能となってしま
う。
さらに、軸方向投影長lがスロット間隔Pの1/2の長
さよりも長くなると、各スロット4,4が重なってしま
い、波源の強度分布の仮定がくずれてしまう。
また、テープが上下2枚に分離されてしまって、スロッ
ト4の寸法を維持できなくなってし捷う。
したがって、軸方向投影長lとスロット間隔Pとの関係
は次の第(7)式のごとくとなる。
l#]/2P ・・・・・・(7) 上述の第(7)式から理論的に軸方向投影長lをPI3
にできるだけ近付けることが望ましいが、製造時におけ
るピッチのばらつきを考慮して、スロット4,4の間に
すき間が生じないように設定せざるを得ない。
このような製造時における制約から軸方向投影長lを次
の第(8)弐のどとくのように選ぶのが好ましい。
PI3>1>0.8XP/2 ・・・・・・(8)
そして、上述の第(8)式に対応した振動係数の比a1
/a□の範囲は ] / 3 <al / a6 < 0−52 ・・
・・・・(9)となる。
以上のように、この発明によれば、漏洩同軸ケーブルと
アンテナの近接が可能な移動体通信方式を無免許波で利
用することができる。
現在移動体通信の免許申請は帯域が限られているために
周波数割当が困難で、使用周波数の数、帯域ともに制約
をうけている。
本システムは無免許波で使えるためこれらの制約を受け
ない。
従って移動体通信に多くの用途が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の移動体通信方式に用いられる漏洩同軸ケ
ーブルの例を示す。 第2図は漏洩同軸ケーブルの半径方向の減衰定数(−7
7:、−1,1] ]の場合)を示す。 第3図はこの発明の漏洩同軸ケーブルの斜視図を示す。 第4A図および第4B図はこの発明の漏洩同軸ケーブル
を用いる移動体通信方式の概略を示す。 第5図は他の実施例の漏洩同軸ケーブルとそのスロット
の波源放射強度分布の例を示す。 第6図はこの発明の方式のケーブル□のスロットとアン
テナとの相対的配置を示す。 図において、LCXは漏洩同軸ケーブル;4はスロツ)
;ANTはアンテナを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外部導体にケーブル軸方向に一定間隔P/2を隔て
    て第1の放射源となる右上がりスロットと、前記右上が
    りスロットと大きさが同じでケーブル軸方向に対する傾
    斜角の絶対値が等しい第2の放射源となる右下がりスロ
    ットを交互にジグザグ状に設け、使用周波数の波長λと
    ケーブルの実行比誘電率εSとスロットの軸方向投影長
    lとの間に、を満足し、かつ前記軸方向投影長lは PI3>1>0.8XP/2 の範囲に選ばれ、漏洩電界モードn=0における振動係
    数a。 に対する漏洩電界モードn=−1における振動係数の比
    が 1 / 3 <a1/ ao<0 、52となるように
    スロットを形成したことを特徴とする、漏洩同軸ケーブ
    ル。
JP49142794A 1974-12-11 1974-12-11 ロウエイドウジクケ−ブル Expired JPS5821849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49142794A JPS5821849B2 (ja) 1974-12-11 1974-12-11 ロウエイドウジクケ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49142794A JPS5821849B2 (ja) 1974-12-11 1974-12-11 ロウエイドウジクケ−ブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5168757A JPS5168757A (ja) 1976-06-14
JPS5821849B2 true JPS5821849B2 (ja) 1983-05-04

Family

ID=15323756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49142794A Expired JPS5821849B2 (ja) 1974-12-11 1974-12-11 ロウエイドウジクケ−ブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5821849B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3931752A1 (de) * 1989-09-20 1991-04-04 Beam Co Koaxialschlitzantenne des wanderwellenleitungstyps

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769398B1 (ko) * 2006-08-17 2007-10-22 엘에스전선 주식회사 이동통신용 누설동축케이블
WO2019065042A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 古野電気株式会社 漏洩導波管、及び位置検出システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227641Y2 (ja) * 1971-05-31 1977-06-23

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3931752A1 (de) * 1989-09-20 1991-04-04 Beam Co Koaxialschlitzantenne des wanderwellenleitungstyps

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5168757A (ja) 1976-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5068632A (en) Semi-rigid cable designed for the transmission of microwaves
EP0272785B1 (en) Intrusion detection system
RU2378747C1 (ru) Коаксиальная антенна с утечками
US5164692A (en) Triplet plated-through double layered transmission line
Kim et al. Numerical analysis of the propagation characteristics of multiangle multislot coaxial cable using moment method
JPS588253U (ja) 限定空間用無線通信装置
WO2018177209A1 (en) Radiating cable and method of manufacturing a radiating cable
KR20220139291A (ko) 로우-리플 방사 패턴의 안테나 장치
US4467330A (en) Dielectric structures for radomes
US4760362A (en) Leaky coaxial cable providing inductive coupling by eliminating radiating gaps, and the method of making same
JPH08195605A (ja) 導波管
US5943023A (en) Flared trough waveguide antenna
US11381002B2 (en) Coating for the concealment of objects from the electromagnetic radiation of antennas
JP2000341030A (ja) 導波管アレーアンテナ装置
JPS5821849B2 (ja) ロウエイドウジクケ−ブル
JP5162713B1 (ja) 漏洩同軸ケーブル
JPH10145136A (ja) 漏洩同軸ケーブル
KR100817981B1 (ko) 광대역 누설 동축 케이블
US3678420A (en) Spurious mode suppressing waveguide
KR20230029838A (ko) 인라인 슬롯형 도파관 안테나
KR100837006B1 (ko) 광대역 누설 동축 케이블
JP3734857B2 (ja) 漏洩同軸ケーブル
KR100761597B1 (ko) 광대역 누설 동축 케이블
JP2000357916A (ja) 導波管スロットアレーアンテナ
JPH02288604A (ja) 漏洩同軸ケーブル