JPS5820687A - 緊急時飲料用貯水タンク - Google Patents

緊急時飲料用貯水タンク

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JPS5820687A
JPS5820687A JP56116492A JP11649281A JPS5820687A JP S5820687 A JPS5820687 A JP S5820687A JP 56116492 A JP56116492 A JP 56116492A JP 11649281 A JP11649281 A JP 11649281A JP S5820687 A JPS5820687 A JP S5820687A
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JP
Japan
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water
tank
storage tank
water storage
spherical body
Prior art date
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Application number
JP56116492A
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English (en)
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JPS6112830B2 (ja
Inventor
治 鈴木
大沢 泰晴
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 用貯水タンクに関するものである。
地震などの緊急事態が発生したときには、なによりまし
て飲料水を確保しこれを地域住民に供給することが不可
欠である。この対策として、水道管に貯水タンクを直結
し緊急時に備えて予め必要量の飲料水を貯えることが行
われているが、単純な筒型タンクでは隅角部などKいわ
ゆる死水領域が生ずるという問題があつ九。このことか
ら、第1図のように、水平筒状タンク20の両端に水道
管と接続した入口管21と出口管22を導くとともに,
出口管22の端末にタンク内隅角部に向かって拡開した
ラッパ状の集水部23を連設した構造の飲料水タンクが
提案されている。
このタンク構造によれば集水部23のガイド作用でタン
ク内に死水領域の発生するのを防止できる。しかし、こ
の構造ではタンク内の流速分布が第2図のようになり、
タンク内中央ゾーンで水の置換効果が悪いため、タンク
内の水を新しい水と完全に入れ換えるには、タンク内容
積の5〜7倍もの多量の水を流入させなければならない
。このことから一日あたり水道管路を流れる水量が比較
的少ない地 ・域においては、数日を経過してはじめて
貯水タンク内の水が入れ換わることになり、その間は死
水を飲料しなければならぬ=b*急時 、  ′に使用
する飲料水貯蔵タンクとしてはいまだ実用的とはいえな
かった。
本発明は前記のような従来の貯水タンクの欠点を解消し
ようとするもので、その目的とするところは、タンク内
に死水領域が発生せず、しかもタンク内の水と新たな水
とを効率よく非常に早く入れ換えることができる緊急時
飲料用貯水タンクを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は貯水タンク本体を所
定の傾き角を持たせて設置するとともに、タンク本体内
にタンク内径よゆわずかに径小でタンク内を自由に動き
得る球状体を装入し、タンク本体との関係構成によ妙球
状体の前後に生ずる圧力差を利用して球状体にピストン
作用を与え、タンク内に既にある水を急速に排出させる
ようにしたものである。
以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第一図ないし第5図は本発明に係る緊急時飲料用貯水タ
ンクの一実施例を示すもので、1は貯水タンク本体であ
り、所定量の水を貯え得るよう両端を端壁7,8で閉止
して筒状ないし管状に作られており、一方の端壁側には
入口管路2がII!絖され、他方端壁側には出口管路3
が接続されている。これら入口管路2と出口管路3はそ
れぞれ図示しない水道管に接続され、入口管路2からの
水が貯水タンク本体1を通って出口管路3より流出する
ようKなっている。
4は前記貯水タンク本体lに内装される球状体であり、
水により膨潤したり水に軟化、溶解しない材質たとえば
塩化ビニールやポリエチレンなどで作られ、その外径は
貯水タンク本体lの内径よりわずかに小さく、タンク内
長手方向に自由Km!得る寸法に作られている。前記球
状体4は貯えられる水と異なる比重、すなわち水よりも
比重が小さいか、又は比重が大きく構成される0図示の
実施例では球状体4を水よ゛りも比重管小さくたとえば
0.95程度に構成している。比重を水よりも大きくす
る場゛合には球状体内に比重調整物質な充填しあるいは
多層構造とするなどの手法を採ればよい。
さらに、前記貯水タンク本体iはその長手方向中心線が
水平線に対し所定の傾斜角aたとえば5〜15°を持つ
ように設置されるもので、本集施例では球状体4の比重
を水よりも小さく構成しているため、入口管路側が出口
管路方向 ク本体1を設置している。球状体4の比重を□水より大
きくした場合には、入口管路側端壁7が出口管路側端壁
8よりも低くなるように貯水夕/り本体を設置するのは
勿論である。
第6図は本発iの応用例を示すもので、貯水タンク本体
1を所定の傾斜角αを持たせて設置jると共に、該貯水
タンク本体lの中心長手方向にガイドロッド9を架設し
、このガイドロッド9にタンク内径よ動小さい寸法の球
状体もしくは円板lを取付け、これをガイドロッド9に
沿ってスライドできるように構成したものである。
次に本発明による貯水タンクの作用を球状体として比重
が水より小さいものを用いた場合を例にとって説明する
貯水タンク本体IK水を満した状態Kj?しては球状体
4は浮力により貯水タンク本体lの土壁面に接する如く
位置される。この状態で入口管路2からタンク内に水を
流入させれば、球状体4を境として背方ゾーン(人口管
路@)5KIhつた水は、球状体4とタンク内壁10と
のあいだに形成されたすき間11を通って球状体の前方
ゾーン(出口管路方向)6に流入する。
このときにわずかではあるが背方シー75と前方ゾーン
6の間に圧力差が発生し、背方ゾーン5の圧力が高くな
る。その結果、球状体4は浮力と摩擦力に抗して前方ゾ
ーン6の方向へ移動され、これによ吟一種のピストン作
用が働き、前方ゾーン6の水は球状体4より背方ゾーン
の水と区画されつつ前方に強制的に押されて出口管路3
から迅速に排出され、背方ゾーン5は逐次新しい水で満
される。そして球状体4が端壁8に達したところでタン
ク内は新しい水に置換され、その後も水が流れている限
り球状体4は端壁8にある状態が続く。タンク内に以前
からあった水はさきのように球状体4のピストン作用で
強制的に排出され、球状体4が端壁8に接した状態のも
とでもタンク内壁10とのあいだの′すき間によるオリ
アイス効果により流速が早まるため死水領域を発生させ
ない。
しかして、夜間になると水道水の使用量はほとんどゼロ
になり、その結果球状体4の背方ゾーン5と前方ゾーン
6との間の圧力差がなくなる。そして球状体4の比重は
水より小さく調整されており、入口管路側の端l!7は
出口管路側0端壁8よりレペ空が高いため、球状体4は
浮力により端壁7に向かって動き出し、従って夜間に球
状体4社端壁7に戻ると 。
とになる。以下この動作が昼間と夜5間で繰返されるた
め貯水タンク本体1に常に新しい水を貯えておくことが
できるものである。
なお、球状体4が水より比重を大きくした場合には、前
記圧力差により重力に抗して球状体4が移動し、夜間に
おいて自重により原位置に復帰する関係となるほかは上
述したところと同じである。
本発明は緊急時飲料用貯水タンクに好適であるが、これ
に限らずタンク内に死水域を作らずすみやかに液体の入
れ換えをする必要があり、かつ周期的に液体の流入量が
ゼロ近くになるような貯液タンクであれば液体の種類や
゛タンクの大きさを問わず適用が可能である。
以上説明した本発明の緊急時飲料用貯水タンクによると
きには、水道管の途中に設置され緊急時に飲料水を供給
する貯水タンクにおいて、′貯水タンク重体1を所定の
傾斜をもって設置するとともに、ゝ前記貯水タンク本体
1内に二貯水タンク本体の内径よりわずかに小さくタン
ク内を自由に動き得る外径を備えた球状体4を装入した
ので、タンク内に死水領域を発生させずしかも少ない水
量で早急にタンク内の水を新丸な水と入れ換えすること
ができるなどのすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の貯水タンクを示す断面図、第2図は第1
図の貯水タンクにおける水入れ換え時の状態を示す説明
図、第3図は本発明に係る緊急時飲料用貯水タンクの一
実施例を示す縦断側面図、第4図は第3図W−y線にそ
う断面図、第5図は本発明貯水タンクに。おける水入れ
換え完了時の状態を示す縦断側面図、第6図は本発明の
他の実施例を示す縦断側面図である。 1・・・貯水タンク本体、2・・・入口管路、3・・・
出口管路、4・・・球状体、a・・・傾斜角。 特許声願人  日本鋼管株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水道管の途中に設置3され緊急時に飲料水を供給する貯
    水タンクにおいて、貯水タンク本体を所定の傾きをもっ
    て設置するとともに、前記貯水タンク本体内に、貯水タ
    ンク本体の内径よりわずかに小さくタンク内を自由に動
    き得る外径を備えた球状体を装入したことta徴をする
    緊急時飲料用貯水タンク。
JP56116492A 1981-07-27 1981-07-27 緊急時飲料用貯水タンク Granted JPS5820687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56116492A JPS5820687A (ja) 1981-07-27 1981-07-27 緊急時飲料用貯水タンク

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JP56116492A JPS5820687A (ja) 1981-07-27 1981-07-27 緊急時飲料用貯水タンク

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Publication Number Publication Date
JPS5820687A true JPS5820687A (ja) 1983-02-07
JPS6112830B2 JPS6112830B2 (ja) 1986-04-10

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ID=14688462

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59223125A (ja) * 1983-06-01 1984-12-14 Topy Ind Ltd デイスク成形装置
JPS62179136U (ja) * 1986-04-28 1987-11-13
JPH0248224U (ja) * 1989-08-28 1990-04-03

Cited By (4)

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JPH0248224U (ja) * 1989-08-28 1990-04-03

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