JPS58205Y2 - ネ−ムプレ−ト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスキーバッグ、ゴルフバッグその他各種スポー
ツバッグ等に装着されるネームプレートに関するもので
、付は紐の取付部分が表面に一切露呈せず、従って同級
取付部分によって表面の文字や図案等が一部欠落したり
隠蔽されたりするおそれもなく、外観上の体裁が良いネ
ームプレートを得んとするものである。

以下、本考案の実施例を図に依拠して説明する。

１は本考案にが・るネームプレートで、表面板２と裏面
板３を重ね合わせて一体に接着して戊っている。

なお、この表面板２および裏面板３は、通常、それぞれ
プラスチックにて形成される。

また、この実施例では、表面板２を透明、裏面板３を不
透明に形威し、表面板２の裏面に文字や図案等が記され
た印刷層４を貼着し、この印刷層４の文字や図案等が表
面に透視されるようにしている。

一方、裏面板３には、使用者の氏名等が記される。

５はバンド形式の付は紐で、ネームプレート１に取着さ
れ、この付は紐５によって本プレート１がバック等に装
着される。

この付は紐５を取付けるために、本ネームプレート１に
おいては、裏面板３の表面板２に対する接合面３ａにお
ける周辺部所定位置に凹部６を設けるとともに、該凹部
６の底面から厚み方向に貫通する貫通孔７を設けている
。

こうすれば、表面板２と裏面板３を接合してプレート１
を構成した状態で、凹部６と貫通孔７によって、プレー
ト１の裏面周辺部から周端面に抜けるＬ字形に屈折した
トンネル状の紐挿通孔８が形成される。

従って、付は紐５をこの紐挿通孔８に挿通させてネーム
プレート１に取付ければ、該紐５の取付部分がプレート
表面に一切露われず、がっ、同取付部分によって印刷層
４の文字や図案等が一部欠落したり隠蔽されたりするこ
ともなく、プレート表面の意匠性が活かされた美麗な外
観が得られる。

付は紐５は、表面板２と裏面板３を接合した後に紐挿通
孔８に挿通させてもよいし、両板２，３を接合する前に
裏面板３の凹部６から貫通孔７に通しておき、両板２，
３を接合することによって該紐５が紐挿通孔８に挿通さ
れた状態となるようにしてもよい。

なお、付は紐５は図示したバンド形式のもの以外に種々
変更することができ、この付は紐５の断面形状および幅
、厚み寸法に応じて凹部６と貫通孔７の深さや幅等の寸
法を適宜選択すればよい。

また、ネームプレート１の形状は図示の円形に限らず、
四角形その他種々任意に選択し得る処である。

さらに、ネームプレート１をバッグ等に吊下げるのでは
なく、二本の付は紐によってバッグ等に止め付けるよう
にしたい場合には、上記紐挿通孔８を周方向二個所に形
成すればよい。

上記のように本考案のネームプレートは、表面板と裏面
板とで構成し、裏面板の周辺部所定位置に凹部と、該凹
部底面から厚み方向に貫通する貫通孔を設けることによ
って、プレート裏面から同周端面に抜ける紐挿通孔を形
成し、この紐挿通孔に付は紐を挿通させてプレートに取
付けるようにしたから、この付は紐の取付部分が表面に
一切露呈せず、従って同取付部分によって表面の文字や
図案等が一部欠落したり隠蔽されたりすることもなくな
る。

このため、すっきりと美麗な外観が得られ、非常に体裁
良く使用することができる。

しかも、製作が簡単でコスト・が安くてすむものである
。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の実施例を示し、第１図は表面からみた斜視
図、第２図は裏面からみた斜視図、第３図は裏面板の斜
視図、第４図は第１図ＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図である
。 １・・・・・・ネームプレート、２・・・・・・表面板
、３・・・・・・裏面板、５・・・・・・付は紐、６・
・・・・・凹部、７・・・・・・貫通孔、８・・・・・
・紐挿通孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 表面板と裏面板とを一体に接合して構成されるネームプ
   レートにおいて、裏面板の表面板に対する接合面の周辺
   部所定位置に、凹部と、該凹部の底面から厚み方向に貫
   通する貫通孔を設けることにより、プレート裏面から同
   周端面に抜ける紐挿通孔を形成してなることを特徴とす
   るネームプレート。