JPS5820574A - 農業トラクタ−に取付けられるリフト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、農業トラクターに取付けられているリフト装
置に係るもので、特に三点支持装置利用のリフト装置に
ついて発明したものである三点支持装置とは、−個のア
ッパリンクと二個のロワーリンクによって作業機を取付
ける構造のものをいい、現在の農業トラクターの殆んど
に取付けられている。

本発明は、荷物を１ｍ〜１．５ｍも持ち上げるためのリ
フトを、前記三点支持装置を利用して上動させられない
ものかと工夫したものである。

又、本発明は、前記のリフトの上下動の範囲を、０〜１
．Ｆ１１％又は０．５〜２ｍのように変更できるように
したものである。

従来のリフト装置は、マスト側に別途設けられている長
大な油圧シリンダーの伸縮により、マストに取付けられ
ていたリフトを上下動させていた。

ところで、前記リフト装置を前記した農業トラクターの
三点支持装置に取付けると、該装置では略５ＯｃＩＩＬ
位しか上動させられないから、そのままでは油圧シリン
ダー付リフト装置の代用とすることが出来ない。そこで
゛本発明は、三点支持装置に垂直のマスートを取付け、
該マストにはリフトを取付け、三点支持装置によりマス
トを５０偏程上動させると、別途取付けた拡大装置によ
りリフトのみは１ｍ又は１．５　ｍも上動するように構
成したのである。

ところで、拡大装置によりリフトを、上動させる場合に
、例えば除雪作業を行なうようなときはミそのリフトを
地上すれすれまで下降させて雪積みをなし、リフトして
所望の位置に排除するから、前記リフトはＯ〜１．５ｍ
位の範囲で動くのがよいが、畑作に於ける収穫物の運搬
のような場合には、その収穫物を、トラックの荷台に積
上げるため。０．５ｍ〜２ｍの範囲でリフトが動くよう
にするとよいものである。

よって工夫した本発明は、 ａ、トラクターの後部に７ツパリンクとロワーリンクよ
りなる三点支持装置を設ける。

ｂ、三点支持装置により垂直のマストを支えるＣ１垂直
マストにコロで昇降するリフトを取付ける。

ｄ、リフトにチェノの一端を結合し、該チェノの他端は
マストの上部位置に取付けた案内車を巻回させたのち下
降させてトラクター側に固定する。

ｅ、前記チェノのトラクター側に対する結合点は、上下
の方向に調節自在にする。

の要件の結合からなる農業トラクターに取付けられるリ
フト装置を要旨とするもの、である。

本発明の実施例について、図ｆより説明−すると、（１
）は農業トラクターで、四輪型に形成されており、その
機体（２）の後部には、二本のロワーリンク＋３＋　（
３’＋の前端が軸（４）　（４５により軸止されている
。ロワーリンクｆ３１　（３１の上方位置には上下方向
に数個の取付穴（５１＋５１を穿孔した取付金具（６）
が取付けられ、上下に並設されている取付穴（５）のう
ちの上方の取付穴（５）にはアッパリンク（７）の前端
部が軸止される。アッパリンク（力は、トラクター側に
取付けられる螺子棒（８）とアッパリンク（７）を長短
に調節する螺筒（９）とマスト側に取付けられる螺子棒
ｃｕｔと二又部ａ〔より形成されている。螺子棒（８）
の先端には軸部ａυが形成され、軸部Ｑ１１を取付金具
（６）の間に挿入させて取付穴（５）に合わせ、ビンα
２を刺し込んで軸止する。螺子棒（８）は螺筒（９）に
ねじ込まれている。アッパリンク（力の後半部分はＶ字
型の二又部０１があり、二又部Ｑｌには螺子棒０イが軸
着され、螺子棒ａｃｔは螺筒（９）に螺合される。螺子
捧（８）と螺子棒Ｏｄは反対ねじてあって螺筒（９）を
例えば正転させると７ツパリンク（７）は長くなり、逆
転させると短がくなる。二又部ＯＩの後端は、左右の垂
直マストα（ａｊの両外方にこれを挾むように位置させ
る。垂直マストａ３（１３はこれを何方からみると、第
５図に示したように、上下方向の中間位置に軸着部α乃
ａＺが設けられる。又、垂直マストａ、ｖ　ａ、ｖの下
端部には、前方に突出する軸着部α！９　ａ（カ設けら
れる。そして、前記二又部ＯＩの後端部に形成した軸孔
（Ｉｓ　ａｎを軸着部Ｑ４１　ａｊに合致させてビンα
η０Δを挿通して止着する。前記ロワーリンク（ａ＋　
（ｓ（＋の各後端には軸孔０８０梯を形成し、軸孔ａ樽
α槌を前記軸着部α噴α団に合わせてビンＱ’Ｊ　Ｑ’
Ｊによ−り止着する。前記アッパリンク（７）とロワー
リンク（３）は、共に同じ前後長さに形成されていて、
且つ、ロワーリンク（３）の機体（２）に対する軸（４
）止部は、アッパリンク（７）の軸止部よりも少しばか
り前方位置に形成されている（三点支持機構は全てそう
形成されている）が、マスト０に対するそれぞれの軸着
部の位置についてみると、ロワーリンク（３）のピン翰
はマスト０３より前方に突出する軸着部ａ９に、アッパ
リンク（７）のビンａ′７１はそれより後方にある軸着
部ａ４にそれぞれ軸着しているから、平行四辺形の関係
となり、マスト０国は十直に支持されるし、且つ、垂直
を保った状態で上下動する。垂直マストａｇ　ａｔは、
例えば略２ｍの長さく高さ）を有する。

前記取付金具（６）より上下位置には、別途形成した支
持金具（イ）の前端を軸ＣＤで止着する。支持金具（イ
）は水平に後方に突出し、後端部（ハ）と前記・〆 うに取付けられる。該金具（ハ）は両端の螺子棒１４１
（ハ）と中間の螺子筒（イ）とにより形成され、螺子棒
Ｃ２４１は取付穴（５）にビンＱ４で止着され、螺子俸
（ハ）は支持金具（至）にビン〆で止着されている。螺
子筒■にはハンドル匈が設けられる。ハンドル（５）を
操作して螺子筒翰を回転させると、突張金具（ハ）は長
短に調節され、支持金具−の後端部のは上下動する。支
持金具は第８図迄に示した実施例では、水平に後方に突
出する形状であるが、第９図と第１０図に示した構造で
は、後端部（ハ）より上方に起立する結合部（４１が設
げられ、該結合部（４！１には上下の方向に間、隔をお
いて複数個の結合孔６αを形成する。結合部０１は略５
０ｃｌｎ位の高さに形成される。

垂直マスト０ロイの横断形状は、互いに向かい合うコの
字形であり、マストａ：１ａｔの内部の空間＠（ハ）を
レールとして利用してリフト（至）が上下する。即ち、
コの字形のマスト０３　Ｑ３１の空間＠Ｇｆ９部にはそ
れぞれ上下２個ずつのコロｍｄが嵌合され、コロ翰ｄに
より上下動するリフト（至）が取付けられる。リフト（
至）は側面からみると垂直部（至）と後方に水平に突出
する水平部−からなるＬ形のホークであって、前記水平
部（至）の後端には軸孔（７）が穿孔される。リフト（
至）には、チェノＧυの一端が結合され、チェノｃ３１
＋の他端はマストａ３α（の上端部にω設されている案
内車０２を巻回して下降し、前記支持金具−の後端部ｃ
２３の結合部（４！１に止着される。この場合、支持金
具（イ）の後端部ＣＩ＋２に更に案内車を取付け、チェ
ノｔ３１１はその案内車を折り返してリフト（至）に止
着することもあるｏｃ（３１はトラクター（１）の運転
席に取付けたレバー操作で上下動するリフトアーム、（
ロ）（財）はリフトアームである。前記リフト（至）に
は、側面からみて垂直部（至）と後方に水平に突出する
水平部０ηよりなるＬ形で、上方からみるとコの字形の
昇降枠（至）が取付けられる。昇降枠（至）の水平部０
ηの断面構造は口形であって、リフト（至）の水平部（
７）に対し、上から嵌まる構造である。昇降枠（至）を
リフト■の上に重ねると、リフト（至）の水平部（至）
の先端は、昇降枠（至）の水平部０ηの前後の中間位置
に達し、その位置で軸（至）により１両者を軸止し、昇
降枠（ト）は、雨水平部（至）Ｇηが平行となる位置か
ら、後傾するダンプとなるようにする。又、昇降枠（至
）には係合片（１９を設け、これに係合する係合金具０
１をマストｕ　ａ：４側に取付ける。

前記り形の昇降枠（至）にはパケット（４υが着脱自在
に取付けられる。パケット（４１１の少なくとも後壁（
４７Ｊは開閉自在に取付けられている。パケット０υの
底部にはトラクター（１１が後進するとＬ形昇降枠（７
）の水平部０ηが自動的に挿入される挿入部−が形成さ
れる。前記水平部Ｃ３７）は、後端（４４）の下面が後
方に至るに従い上昇していて上下幅が薄く形成されてい
て、挿入部に内に完全に挿入されると、後端（４４が嵌
合するように嵌合部（４５１が形成される。パケット（
４υを地面上に置き、トラクター（１１を後進させ、ト
ラクター＋１１側のＬ形昇降枠（至）の水平部Ｇηが第
３図に図示した如く、挿入部−内に完全に挿入され、後
端（４４１が嵌合部Ｃ４”３に嵌合すると、パケット（
４υの前ＩＩ　ｆ４１９は昇降枠（至）の垂直部−に突
き当り、その状態−でパケット（４Ｉｌを昇降枠（至）
Ｋ固定しうるように係合部（４７１が形成される。（侶
は、該係合部１４ｎ　Ｋ挿入されたピンが挿入する係合
孔である。

本発明は上述の構成であるから、第１図〜第８図迄に示
した実施例にあっては、トラクター＋Ｉ＋に取付けられ
ている油圧レバーを操作して、リフトアーム（至）を上
動させると、リフトロッドＣ３４１Ｃ３−１１Ｋよりロ
ワーリンク（３１（３ｆを上動させるがら、マストＱ３
　ａｊは上動する。この場合、マスト０θＪが５０偏上
動ずれば、チェノ０υのリフト（至）側は１ｍ−１，５
７１１１も上動することに、なるので、昇降枠（至）を
１ｍも１．５ｍも上動させうる。

然して、昇降枠（２）は側面からみてＬ形であり、これ
にパケット（４υを着脱自在に取付けたから、昇降枠（
至）のみの場合は通常のフォークリフトとして用いるこ
とができ、且つ、該フォークリフトがダンプするリフト
として用いることができる。そして、パケット＋４１）
を地上に置き、前記昇降枠（至）を下動させ、その侭後
進すると水平部０ηが挿入部に）に突き刺ることがら、
パケット（４Ｉｌは簡単に装着することができ、該パケ
ット（４１１により荷物を運搬することができる。且つ
、該パケットｆ４１１を昇降枠（至）に取付けたことに
より、昇降枠（至）ごとダンプする構造となるものであ
る。

そして、第９図と第１０図に示した実施例の場合は、垂
直マストｏｌイの長さく高さ）が、第１図〜第８図迄に
示した実施病に比べて長く形成されていることと、結合
金具臼の後端部（２２に上方に向って突出する結合部四
があり、該結合部＋４９には上下の方向に複数個の結合
孔ｅｉｌが形成されているので、異なる作業ができる。

即ち、第９図のように最上端の結合孔ωにチェノＧυの
下端を結合しておけば、リフト（至）は垂直マスト０３
１Ｏイの中間迄しか上動しないから、この場合は、前記
リフト（７）は地上から１．５ｍ迄の間移動することに
なるが、第１Ｏ図のようにチェノＧυを結合孔６αの最
下端部に結合しておくと、リフト（至）はその分だけ高
く上り２ｍに達する高さとなるのである。

本発明は、前記のように、 ａ、トラクターｆｉ＋の後部にアッパリンク（７）とロ
ワーリンク（３１（３’＋より−なる三点支持装置を設
ける。

ｂ、三点支持装置により垂直のマストａ３１ａｔを支え
る。

Ｃ０垂直マスト０Ｑ０３にコロ■（ハ）で昇降するリフ
ト（７）を取付ける。

ｄ、リフト（７）にチェノＧυの一端を結合し、該チェ
ノ０υの他端はマストａ：ａ　０４の上部位置に取付け
た案内車Ｉ３４を巻回させたのち下降させてトラクター
（１）側に固定する。

ｅ、前記チェノｃ３υのトラクター（１）側に対する結
合点は、上下の方向に調節自在にする。

の要件の結合を要旨とするから、除雪作業のようにリフ
トを地上すれすれに下げて作業する場合と、圃場の収穫
物の搬出の如くトラックの荷台迄も高く上げたい場合の
使い方をチェノＧυの嵌め替えだけで実施出来る効果を
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の側面図、第２図は要部の斜視図、第３図
は荷台を降した状態の側面図、第４図は荷台を上昇させ
た状態の側面図、第５図はマストの側面図、第６図はア
ッパリンクの平面図、第７図は荷台の側面図、第８図は
■−■断面図、第９図はリフトを中間の高さまで上動さ
せた状態図、第１０図は同リフトをトラックの荷台迄も
高く上げ得る状態とした状態図である。 符号の説明 ＋Ｉ＋　　農業トラクター、　　　　＋２１０３機体、
（３１＋３（、、、ロワーリンク、　　　　（４）（４
ｆ・・・軸、（５１・・取付穴、　（６）・・・取付金
具、（７）・・・アッパリンク、　　　　　（８）・・
・螺子棒、（９）・・螺筒、　　α〔・・・二又部、　
ａ〔・・・螺子棒、０１）・・軸部、　　０の・・・ピ
ン、０ロト・垂直マスト、　　　　　ａ４１ａｄ・・・
軸着部、０９０イ・・・軸着部、ＯｅＯシ・軸孔、　α
ηαＡ・・・ピン、ａ１イ・・・軸孔、　ａＳ　ａ（・
・・ピン、　■・・・支持金具、Ｑυ・・・軸、　　　
（２２・・・後端部、　（２渇・・・突張金具、ａ４ａ
ｓ・・螺子棒、（２ｎ　ａｓ・・ピン、　（至）・・螺
子棒、（５）・・・ハンドル、（ハ）ｄ・・・空間、　
＠ｍ・・・コロ、（至）・・・リフト、　ｄ・・・軸孔
、　　（至）　垂直部、ａｌｌ・・・チェノ、０２・・
・案内車、　　（ハ）・・、リフトアーム、０４ａｌ・
・・リフトロッド、’ＣＡ　０．水平部、（至）・・・
昇降枠、（至）・・・垂直部、　Ｃ３？ｌ・・・水平部
、　（至）・・−軸、ＯＩ・・・係合金具、（４Ｇ・・
係合片、　（４Ｉｌ・・パケット、（４２・・・後壁、
　　に）・・・挿入部、　（４４１・・・後端、（４ツ
・嵌合部、　（４（ｅ・・・前壁、　　（４７１・・・
係合部、＋４１・・・係合孔、　４９・・・結合部、　
６Ｇ・・結合孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 以下のａ　−ｅの要件からなる農業トラクターに取付け
   られるリフト装置。 ａ、）ラフター（！１の後部にアッパリンク（７）とロ
   ワーリンク＋３１　ｆ３１よりなる三点支持装置を設け
   る。 ｂ、三点支持装置により垂直のマストロ３αイを支える
   。 Ｃ０垂直マスト（１３ａ（にコロ（ハ）−で昇降するリ
   フト（至）を取付ける。 一、リフト（至）にチェノＣ３１１の一端を結合し、該
   チェノＧυの他端はマストα３ｆｉｌの上部位置に取付
   けた案内車ＯＸ５を巻回させたのち下降させてトラクタ
   ー（１）側に固定する。 ｅ、前記チェノＧυのトラクター（１）側に対する結合
   点は、上下の方向に調節自在にする。