JPS5820166Y2 - 安全かみそり用替刃容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は安全かみそりの替刃容器の改良にか・わるもの
である。

本考案の構成を実施例として示す図面にしたがって説明
する。

第１図は本考案の一つの実施例である。

この容器は弾性のあるプラスチックで一体に形成されて
おり、３個の収納部５を有し、それぞれの収納部は、底
面部９と両側壁６，６と前壁７及び後壁８とにより囲ま
れている。

後壁８は第２図によって示されているように、収納部５
の開放口の方向に向っての立ち上りが、当該後壁８と組
になって収納部５を形成している前壁７の方向に向って
傾斜している。

この容器に収納される替刃４は刃台１とキャップ２どの
間に刃体３を挟着した構造のものであって、第３図にお
いて実施例として示したものはその後壁が外側に凸とな
るようにカーブしている。

替刃４が収納部５内に収納されるときは、替刃のキャッ
プ２が底面部９に接するように、すなわち、替刃４は裏
がえしの状態で収納される。

この実施例においては、前述したように替刃の後縁が外
側に凸となるようにカーブしているため、収納部の後壁
８もその替刃の後縁の形状に合うようにカーブしている
。

第６図及び第７図は本考案の他の実施例を示すものであ
って、この実施例における後壁８は前記の実施例と異な
りカーブしていない。

そのために、替刃４の後縁が直線状に形成されたものを
収納するときに用いられる。

この実施例においては、底面部９と両側壁６，６と前壁
７及び後壁８とがすべて連なるように形成されている。

本考案は以上の如き構成を有するから、替刃４を収納部
５に収納したときに、収納部の内側へ向って傾斜してい
る後壁８が替刃４の後壁をや・上方から被せるように押
圧するので、替刃を確実に収納しておくことができる。

次に、収納された替刃を容器から取り出す方法について
一つの実施例として示す図面にしたがって説明する。

替刃４はその裏面に対向する２つの平行な条溝１０．１
０がその長さ方向に設けられている。

他方、安全かみそりのホルダー１１の柄１２の上部には
、当該柄と直角方向に、外向きのフランジ１３．１３を
有する頭部１４が設けられている。

このフランジ１３゜１３が替刃４の側面からの条溝１０
，１０に挿入されることにより、替刃はホルダーに装着
される。

第１図及び第６図における符号１５は一方の側壁に設け
られた凹部であり、収納された替刃４をホルダーに装着
するときには、ホルダーの７ランジ１３．１３を当該凹
部１５内に当てか゛い、ホルダーを横に移動してフラン
ジを替刃の条溝１０，１０内に−杯に挿入し、そののち
替刃を回転させるようにして引き抜けは゛良いのである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例を示す正面図、第２図は第１図
におけるＡ−Ａ線断面図、第３図は替刃の正面図、第４
図はホルダーの斜視図、第５図はホルダーに替刃を装着
した状態を示す側面図、第６図は本考案の他の実施例を
示す正面図、第７図は第６図におけるＢ−Ｂ線断面図で
ある。 ４・・・・・・替刃、５・・・・・・収納部、６・・・
・・・側壁、７・・・・・・前壁、８・・・・・・後壁
。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 刃台１とキャップ２の間に刃体３を挟着した替刃４を収
   納するための容器であって、少くとも１つの替刃収納部
   ５を有し、該収納部５は、底面部つと両側壁６，６と弾
   性のある前壁７及び弾性のある後壁８とにより囲まれた
   形状を有し、且つ、前記後壁８は収納部５の開放口の方
   向に向っての立ち上りが、当該後壁８と組になって収納
   部５を形成している前壁７の方向に向って傾斜している
   ことを特徴とする安全かみそり用替刃容器。