JPS5820110Y2 - 苗木用草抑えシ−ト体 - Google Patents
苗木用草抑えシ−ト体Info
- Publication number
- JPS5820110Y2 JPS5820110Y2 JP1978079157U JP7915778U JPS5820110Y2 JP S5820110 Y2 JPS5820110 Y2 JP S5820110Y2 JP 1978079157 U JP1978079157 U JP 1978079157U JP 7915778 U JP7915778 U JP 7915778U JP S5820110 Y2 JPS5820110 Y2 JP S5820110Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet body
- seedlings
- cut
- retaining protrusion
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は苗木育成時或いは植林初期の幼生苗木の根際に
繁茂する除草困難な雑草の発生を完全に防止する製紙ス
ラッジボードから成る草抑えシートに関する。
繁茂する除草困難な雑草の発生を完全に防止する製紙ス
ラッジボードから成る草抑えシートに関する。
従来、造林や果樹裁培に於ける苗木の植えつけ、手入れ
は人力にたよっており、その作業は重労働であった。
は人力にたよっており、その作業は重労働であった。
近時、林業、農業労働者の減少等から省力化が望１れ遂
次機械化等により能率的な造林、果樹裁培が行われるよ
うになって来た。
次機械化等により能率的な造林、果樹裁培が行われるよ
うになって来た。
造林の除草作業にも除草剤の散布、動力草刈機の導入が
行われている。
行われている。
然しなから、除草剤は新植苗本の狭い根際への散布が困
難であり、又その薬害により苗木が枯死する釦それがあ
る。
難であり、又その薬害により苗木が枯死する釦それがあ
る。
動力草刈機による除草は雑草との間違い刈りを避けるた
め、苗木根際の除草には非常に神経を使う。
め、苗木根際の除草には非常に神経を使う。
それでも完全な除草は困難であり、しばしば苗木を切断
してし１う。
してし１う。
いずれも根際の雑草の防止には不十分であった。
そこで、除草ではなく一歩進んで雑草の発生を防止する
方法が種々考案され、光線を通さないポリエチレン、ビ
ニール、厚紙等を使って苗木の根元をカバーし、風で飛
ばされないように周辺を土で押える方法などが知られて
いる。
方法が種々考案され、光線を通さないポリエチレン、ビ
ニール、厚紙等を使って苗木の根元をカバーし、風で飛
ばされないように周辺を土で押える方法などが知られて
いる。
然しなから、この方法は設置時にカバーの周辺を土で押
える作業に手間が掛って省力化の意味がうすく、又完全
に風で飛ばされないようにすることは困難である。
える作業に手間が掛って省力化の意味がうすく、又完全
に風で飛ばされないようにすることは困難である。
更にカバーが腐らないので使用後の処理にも問題がある
。
。
本考案はこれらの問題を解決したものである。
即ち、本シート体は簡単に設置でき、しかも風に飛ばさ
れることがない工夫がなされ、苗木根元の雑草の発生を
完全に防止すると同時に保温保水の効果により苗木の成
育を促進し、使用後は自然に腐って土壌改良に役立つよ
うに構成したものである。
れることがない工夫がなされ、苗木根元の雑草の発生を
完全に防止すると同時に保温保水の効果により苗木の成
育を促進し、使用後は自然に腐って土壌改良に役立つよ
うに構成したものである。
以下、本考案を図面の実施例に従って説明すると、１は
製紙スラッジボードを素材とする角形シート体であり、
該シート体１の中心部には放射状切割３′を備えた苗木
挿入穴３を設け、シート体端部から該苗木挿入穴３に通
じる苗木導入用切割２を設けると共に、該切割２の線上
に一方の切割辺から抜止突起２′を、他方の切割辺へ該
抜止突起２′と嵌り合う抜止凹部７を夫々形成−更にシ
ート体各角部に苗木根際の盛土に密着させる為のコーナ
ー折曲片１′を形成するミシン折目４を形成し、該コー
ナー折曲片１′にシート体１が風などで１くれたり、移
動、飛散したりしないように雑草によって固定させる為
の草植生許容穴５を設ける。
製紙スラッジボードを素材とする角形シート体であり、
該シート体１の中心部には放射状切割３′を備えた苗木
挿入穴３を設け、シート体端部から該苗木挿入穴３に通
じる苗木導入用切割２を設けると共に、該切割２の線上
に一方の切割辺から抜止突起２′を、他方の切割辺へ該
抜止突起２′と嵌り合う抜止凹部７を夫々形成−更にシ
ート体各角部に苗木根際の盛土に密着させる為のコーナ
ー折曲片１′を形成するミシン折目４を形成し、該コー
ナー折曲片１′にシート体１が風などで１くれたり、移
動、飛散したりしないように雑草によって固定させる為
の草植生許容穴５を設ける。
而して、本シート体１は苗木６の植付は時に際し、苗木
導入用切割２を開被しつつ樹幹に押し込んで、中心部の
苗木挿入穴３に該樹幹を挿入すれば、放射状切割ぎで形
成された切割片３Ｉが樹幹で押し開かれ、幹が太い場合
でも挿入が容易にでき、切割２の線上に設けた抜止突起
１と抜止凹部７／の嵌り合いにてシートの抜は出しが確
実に防止される。
導入用切割２を開被しつつ樹幹に押し込んで、中心部の
苗木挿入穴３に該樹幹を挿入すれば、放射状切割ぎで形
成された切割片３Ｉが樹幹で押し開かれ、幹が太い場合
でも挿入が容易にでき、切割２の線上に設けた抜止突起
１と抜止凹部７／の嵌り合いにてシートの抜は出しが確
実に防止される。
又上記折目４からシート体コーナー折曲片１′を盛土傾
斜に沿い折曲げれば、シート体１と上面との密着を図る
ことが可能であり、該コーナー折曲片１′にて密着効果
を得ながら、該各コーナー折曲片１′に設けた草植生許
容穴５から生えた雑草７にテ各コーナー折曲片１′を押
さえるので、シート体１はコーナ一部分からの１くれが
より確実に防止され、固定されるに到る。
斜に沿い折曲げれば、シート体１と上面との密着を図る
ことが可能であり、該コーナー折曲片１′にて密着効果
を得ながら、該各コーナー折曲片１′に設けた草植生許
容穴５から生えた雑草７にテ各コーナー折曲片１′を押
さえるので、シート体１はコーナ一部分からの１くれが
より確実に防止され、固定されるに到る。
即ち、上記シート体の各コーナー折曲片１′の形成と、
該各コーナー折曲片１′に穿けた草植生許容穴５との相
乗作用により、シート体１は上面に良好に固定され、風
等で１くれたり、移動したりすることがなく、苗木育成
の障害となる雑草の発生を効果的に抑制することが可能
である。
該各コーナー折曲片１′に穿けた草植生許容穴５との相
乗作用により、シート体１は上面に良好に固定され、風
等で１くれたり、移動したりすることがなく、苗木育成
の障害となる雑草の発生を効果的に抑制することが可能
である。
しかも上記シート体１は比重の高い且つ吸水性の高い製
紙スラッジボードで構成したから、地面に密着する力が
強く、上記構成と相俟ってコーナー折曲片が地面になじ
み易く、より良好な上面密着効果を発揮し、上記雑草発
生抑止効果を著しく向上する。
紙スラッジボードで構成したから、地面に密着する力が
強く、上記構成と相俟ってコーナー折曲片が地面になじ
み易く、より良好な上面密着効果を発揮し、上記雑草発
生抑止効果を著しく向上する。
加えて製紙スラッジボードは通常の紙シートに比し湾曲
が少なく、引裂けにくい利点があり、上記特徴の他、山
林、果樹園等で大量に使用放置しても自然腐蝕を速やか
に行わせることができ、回収処理の手間を要せず、保水
、保温効果も極めて良好なる利点があり、苗木用草抑え
シート体としての適性を保有させることができる。
が少なく、引裂けにくい利点があり、上記特徴の他、山
林、果樹園等で大量に使用放置しても自然腐蝕を速やか
に行わせることができ、回収処理の手間を要せず、保水
、保温効果も極めて良好なる利点があり、苗木用草抑え
シート体としての適性を保有させることができる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は本考案のシート
体の平面図、第２図は本考案のシート体の使用状態を示
す斜視図、第３図Ａ図は本考案のシート体の断面図、同
Ｂ図は同使用状態断面図である。 １・・・シート体、１′・・・コーナー折曲片、２・・
・苗木導入用切割、２′・・・抜止突起、２〃・・・抜
止凹部、３・・・苗木挿入穴、４・・・土面密着用折曲
片を形成する折目、５・・・移動飛散防止用の草植生許
容穴、６・・・苗木、７・・雑草。
体の平面図、第２図は本考案のシート体の使用状態を示
す斜視図、第３図Ａ図は本考案のシート体の断面図、同
Ｂ図は同使用状態断面図である。 １・・・シート体、１′・・・コーナー折曲片、２・・
・苗木導入用切割、２′・・・抜止突起、２〃・・・抜
止凹部、３・・・苗木挿入穴、４・・・土面密着用折曲
片を形成する折目、５・・・移動飛散防止用の草植生許
容穴、６・・・苗木、７・・雑草。
Claims (1)
- 角形シート体中心部に苗木挿入用穴を設け、シート体端
部から該苗木挿入用穴に通じる苗木導入用切割を設ける
と共に、該切割線上に一方の切割辺から抜止突起を、他
方の切割辺へ該抜止突起と嵌り合う抜止凹部を夫々形成
し、シート体の各コーナ一部には土面との密着を図る為
のコーナー折曲片を形成する折目を設け、該各コーナー
折曲片に草植生許容穴を設け、シート体材質を製紙スラ
ッジボードで構成したことを特徴とする苗木用草抑えシ
ート体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978079157U JPS5820110Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 苗木用草抑えシ−ト体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978079157U JPS5820110Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 苗木用草抑えシ−ト体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54182343U JPS54182343U (ja) | 1979-12-24 |
| JPS5820110Y2 true JPS5820110Y2 (ja) | 1983-04-26 |
Family
ID=28996874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978079157U Expired JPS5820110Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 苗木用草抑えシ−ト体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820110Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6314615Y2 (ja) * | 1981-05-26 | 1988-04-23 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4815934B1 (ja) * | 1968-07-22 | 1973-05-18 | ||
| JPS51100451A (ja) * | 1975-02-26 | 1976-09-04 | Yoshihiro Shindo | Shokurinikuseihoho |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4815934U (ja) * | 1971-07-01 | 1973-02-22 |
-
1978
- 1978-06-12 JP JP1978079157U patent/JPS5820110Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4815934B1 (ja) * | 1968-07-22 | 1973-05-18 | ||
| JPS51100451A (ja) * | 1975-02-26 | 1976-09-04 | Yoshihiro Shindo | Shokurinikuseihoho |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54182343U (ja) | 1979-12-24 |
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