JPS5819964B2 - コウデンシキソツキヨホウホウ - Google Patents
コウデンシキソツキヨホウホウInfo
- Publication number
- JPS5819964B2 JPS5819964B2 JP14419275A JP14419275A JPS5819964B2 JP S5819964 B2 JPS5819964 B2 JP S5819964B2 JP 14419275 A JP14419275 A JP 14419275A JP 14419275 A JP14419275 A JP 14419275A JP S5819964 B2 JPS5819964 B2 JP S5819964B2
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- JP
- Japan
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- mirror
- distance
- measured
- rotation
- measurement
- Prior art date
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は光を利用して三次元物体の形状を測定する光
電式測距方法に関する。
電式測距方法に関する。
従来三次元物体の形状測定方法としては、光の干渉を利
用した方法、ホログラフィを用いた方法あるいはモアレ
縞による計測方法など種々の方法が考えられており、極
めて高精度の計測が行なえるものとして成果をあげてい
るものもあるが、はとんどの方法が実験室的なものであ
ってそのまま工業的なオンラインに実施することは極め
て困難であった。
用した方法、ホログラフィを用いた方法あるいはモアレ
縞による計測方法など種々の方法が考えられており、極
めて高精度の計測が行なえるものとして成果をあげてい
るものもあるが、はとんどの方法が実験室的なものであ
ってそのまま工業的なオンラインに実施することは極め
て困難であった。
しかし、このような光を用いた形状測定方法の中では、
三角測量方式による光電式測距方法が現在オンラインに
最も実施し易い測定方法であるといえる。
三角測量方式による光電式測距方法が現在オンラインに
最も実施し易い測定方法であるといえる。
この三角測量方式による光電式測距方法の測距原理を第
1図を用いて説明すると、まず測定基準線1に沿ってレ
ーザビームaを投射し、これをミラー2で反射させて被
測定物3上に反射光線すを照射する。
1図を用いて説明すると、まず測定基準線1に沿ってレ
ーザビームaを投射し、これをミラー2で反射させて被
測定物3上に反射光線すを照射する。
そしてこの反射光線すの被測定物3上へのスポットPを
受光器4を用いてスリット5,6で決定される検出光軸
7で検出する。
受光器4を用いてスリット5,6で決定される検出光軸
7で検出する。
ここにおいて、検出光軸7と測定基準線1の交点Q1と
ミラー2におけるレーザビームaの反射点Q2との距離
tと、測定基準線1と検出光軸7のなす角θ1およびレ
ーザビームaと反射光線すのなす角θ2とが分かれば、
被測定物3上のスポラ)Pと測定基準線1との距離Mを
求めることができるのである。
ミラー2におけるレーザビームaの反射点Q2との距離
tと、測定基準線1と検出光軸7のなす角θ1およびレ
ーザビームaと反射光線すのなす角θ2とが分かれば、
被測定物3上のスポラ)Pと測定基準線1との距離Mを
求めることができるのである。
そしてその具体的な方法としては上記角度θ2が一定と
なるようにミラー2を固定し、受光器4を移動させてこ
の受光器4によって被測定物3上のスポットPを検出し
たときの受光器4の移動量から上記距離lを求めて上記
距離Mを算出する。
なるようにミラー2を固定し、受光器4を移動させてこ
の受光器4によって被測定物3上のスポットPを検出し
たときの受光器4の移動量から上記距離lを求めて上記
距離Mを算出する。
また他の方法としては、測定基準線1と検出光軸7のな
す角θ1が一定となるように受光器4を固定するととも
に上記ミラー2を回転させて被測定物3上を反射光線す
で走査する。
す角θ1が一定となるように受光器4を固定するととも
に上記ミラー2を回転させて被測定物3上を反射光線す
で走査する。
そして受光器4によってスポットPを検出したときの基
準線1に対するミラー2の回転角θ3から反射角θ2−
(2θ3)を求め、またミラー2の回転中心とミラーと
の距離をdl、ミラーの回転中心と検出光軸7との距離
をd2、ミラーの回転中心と基準線1との距離をd3と
すると、上記距離lは7=d2−d1secθ3d a
tanθ3となり、距離Mを算出することができる。
準線1に対するミラー2の回転角θ3から反射角θ2−
(2θ3)を求め、またミラー2の回転中心とミラーと
の距離をdl、ミラーの回転中心と検出光軸7との距離
をd2、ミラーの回転中心と基準線1との距離をd3と
すると、上記距離lは7=d2−d1secθ3d a
tanθ3となり、距離Mを算出することができる。
しかし上記第2の方法において、極めて高精度な測定(
例えば2μオーダ)を行なおうとする場合、上記ミラー
の回転角θ3を極めて高精度に検出できるものとしても
、上記距離d1.d2.d3およσ角度θ1を測定精度
以上の精度で一定に保っておかなければならない。
例えば2μオーダ)を行なおうとする場合、上記ミラー
の回転角θ3を極めて高精度に検出できるものとしても
、上記距離d1.d2.d3およσ角度θ1を測定精度
以上の精度で一定に保っておかなければならない。
このうちdlについては比較的容易であるが、d2.d
3.θ1については機械的な熱変位等までも考慮した場
合非常に困難となる。
3.θ1については機械的な熱変位等までも考慮した場
合非常に困難となる。
特に被測定物上の測定点を連続的に移動させてプロファ
イル測定を行なうべくミラーや受光器を測定基準線に沿
って移動させる場合、上記d3およびθ1等を極めて高
精度に一定に保つことはほとんど不可能であり、事実上
d3やθ1は変動要素と考えなければならない。
イル測定を行なうべくミラーや受光器を測定基準線に沿
って移動させる場合、上記d3およびθ1等を極めて高
精度に一定に保つことはほとんど不可能であり、事実上
d3やθ1は変動要素と考えなければならない。
また同様なことは第1の方法についてもいえることであ
り、受光器の移動誤差を考慮するならば距離tおよび角
度θ1を変動要素と考えなければならない。
り、受光器の移動誤差を考慮するならば距離tおよび角
度θ1を変動要素と考えなければならない。
この発明は上記問題点を克服して超高精度な測定を可能
にすべくなされたもので、その特徴とするところは上記
第2の測定方法において、回転中心からの距離の異なる
複数のミラーを備えた回転鏡を用いることにより、上記
変動要素に影響されずに真のMの値を求めることができ
るようにした点にある。
にすべくなされたもので、その特徴とするところは上記
第2の測定方法において、回転中心からの距離の異なる
複数のミラーを備えた回転鏡を用いることにより、上記
変動要素に影響されずに真のMの値を求めることができ
るようにした点にある。
以下第2図に基づいてこの発明に係る光電式測距方法を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
先ず8はレーザ管、9はこのレーザ管8の前方に回転自
在に配設された回転鏡で、この回転鏡9はその回転中心
Oからそれぞれ異なった距離X。
在に配設された回転鏡で、この回転鏡9はその回転中心
Oからそれぞれ異なった距離X。
Y、Zを有する3個のミラー9X、9Y、9Zより構成
され、図示しない駆動源によって定速回転される。
され、図示しない駆動源によって定速回転される。
10は上記回転鏡9の回転中心Oを通り、上記レーザ管
8から送出きれるレーザビームaと直交すべく設定され
た測定基準線、11はこの測定基準線10とほぼ並行に
配置された被測定物で、この発明方法においてはこの測
定基準線10から被測定物11の表面までの距離Mを測
定するのである。
8から送出きれるレーザビームaと直交すべく設定され
た測定基準線、11はこの測定基準線10とほぼ並行に
配置された被測定物で、この発明方法においてはこの測
定基準線10から被測定物11の表面までの距離Mを測
定するのである。
12は上記測定基準線10と直交する方向に配置された
スリット13,14によって決定される検出光軸、15
はこの検出光軸12上に配置された受光器で、この受光
器15は上記回転鏡9によって反射された反射光線すの
被測定物11上へのスポットPを、上記検出光軸12と
被測定物11との交点において検出するようになってい
る。
スリット13,14によって決定される検出光軸、15
はこの検出光軸12上に配置された受光器で、この受光
器15は上記回転鏡9によって反射された反射光線すの
被測定物11上へのスポットPを、上記検出光軸12と
被測定物11との交点において検出するようになってい
る。
すなわち、上記レーザ管8から投射されたレーザビーム
は回転する上記回転鏡9の各ミラー9X、9Y。
は回転する上記回転鏡9の各ミラー9X、9Y。
9Zによって、一回転中に3度上記被測定物11上を走
査されるようになっており、そのスポットPが検出光軸
12と被測定物11との交点へ来たときこれを受光器1
5が検出するのである。
査されるようになっており、そのスポットPが検出光軸
12と被測定物11との交点へ来たときこれを受光器1
5が検出するのである。
また16は上記レーザ管8の前方に配置された半透鏡、
17はスリット、18は受光器で、この受光器18は上
記回転鏡9の回転中に各ミラーべ。
17はスリット、18は受光器で、この受光器18は上
記回転鏡9の回転中に各ミラーべ。
9Y、9Zがそれぞれレーザビームaと直角をなして、
その光線を正反対の方向へ反射したとき、その反射光線
を検出するものである。
その光線を正反対の方向へ反射したとき、その反射光線
を検出するものである。
上記の説明から明らかなように、上記回転鏡9が回転し
て各ミラー9X、9Y、9Zがそれぞれレーザビームの
照射を受けている間に上記受光器15および18はそれ
ぞれ各ミラーにつき一回ずつ検出を行なう。
て各ミラー9X、9Y、9Zがそれぞれレーザビームの
照射を受けている間に上記受光器15および18はそれ
ぞれ各ミラーにつき一回ずつ検出を行なう。
そしてこの一回ごとの上記受光器15と18との検出時
差(1)は取りも直さず上記回転鏡9の各ミラーがレー
ザビームと直交してから、その反射光線のスポットPが
検出光軸12と一致する図示の状態に移動するまでの回
転鏡9の回転時間である。
差(1)は取りも直さず上記回転鏡9の各ミラーがレー
ザビームと直交してから、その反射光線のスポットPが
検出光軸12と一致する図示の状態に移動するまでの回
転鏡9の回転時間である。
そこで、今、レーザビームがミラー9Xに照射している
場合を考えて、回転鏡9の回転角速度をωとおくと、上
記受光器15および18の検出時間差tから回転鏡9の
回転角θXがθX−ω・tとして求まる。
場合を考えて、回転鏡9の回転角速度をωとおくと、上
記受光器15および18の検出時間差tから回転鏡9の
回転角θXがθX−ω・tとして求まる。
従って上記受光器15がスポットPを検出したときのミ
ラー9Xにおける入射光線と反射光線とのなす角度は2
θXとなる。
ラー9Xにおける入射光線と反射光線とのなす角度は2
θXとなる。
ここで、スポットPから測定基準線10と平行に引いた
線とレーザビームaとの交点Q1と、反射点Q2との距
離をC、レーザビームaの延長線と測定基準線10との
交点Q3と、測定基準線10と検出光軸12との交点Q
4との距離L、回転鏡9と交点Q3との距離をE、また
点Pから測定基準線10へ下ろした垂線Gに対する検出
光軸12の角度誤差をFとすると、 M=A、+B十〇! ここで、 A = X secθX B = E tanθ
XC−(L d)cot2θx −(L−Mtan F
) avt 2θXこれより、 M=XCO3θX−)−EtanθX +(L−Mt2
nF) cot 2θXとなる。
線とレーザビームaとの交点Q1と、反射点Q2との距
離をC、レーザビームaの延長線と測定基準線10との
交点Q3と、測定基準線10と検出光軸12との交点Q
4との距離L、回転鏡9と交点Q3との距離をE、また
点Pから測定基準線10へ下ろした垂線Gに対する検出
光軸12の角度誤差をFとすると、 M=A、+B十〇! ここで、 A = X secθX B = E tanθ
XC−(L d)cot2θx −(L−Mtan F
) avt 2θXこれより、 M=XCO3θX−)−EtanθX +(L−Mt2
nF) cot 2θXとなる。
上式においてEおよびFが変動要素であることを考慮し
て上式を整理すると、 CM)−(E″l tanθx−(L−MtanF )
cot 2θX=XsecθXが得られる。
て上式を整理すると、 CM)−(E″l tanθx−(L−MtanF )
cot 2θX=XsecθXが得られる。
また、ミラー9Y、9Zについても同様にして、CM’
:1−(E)tanθy−CL−MtanF)cot2
θY= YsecθY〔M〕−〔E″1tanθz −
(L−MtanF )cot 2θZ=ZsecθZが
得られる。
:1−(E)tanθy−CL−MtanF)cot2
θY= YsecθY〔M〕−〔E″1tanθz −
(L−MtanF )cot 2θZ=ZsecθZが
得られる。
そこでこの連立方程式をクラメルの公式を用いて解くと
、 となる。
、 となる。
この解から明らかなように、距離Mは変動要素E、F、
L等に伺ら関係なく、回転中心Oから各ミラーまでの距
離X、Y、Zおよび各回転角θX、θY、θZが分れば
算出できるのである。
L等に伺ら関係なく、回転中心Oから各ミラーまでの距
離X、Y、Zおよび各回転角θX、θY、θZが分れば
算出できるのである。
そして上記Mの値は回転鏡9の一回転について得られる
値であるが、回転鏡9を連続回転させ、かつ受光器15
を測定基準線10に沿って移動させながら、各回転角θ
X1.θY1.θzi jθX2゜θY2.・・・・・
・θXn、・・・・・・を検出するとともに、θX1j
θY1.θZ1からMlを、またθY1.θZl、θX
2がらM2を、θZ1.θX2jθY2からM3を、と
順次M4゜M5・・・・・・Mnを求めることによって
測定基準線から被測定物表面までの距離Mを、被測定物
の一側から他側へ向かって連続的に測定することができ
るのである。
値であるが、回転鏡9を連続回転させ、かつ受光器15
を測定基準線10に沿って移動させながら、各回転角θ
X1.θY1.θzi jθX2゜θY2.・・・・・
・θXn、・・・・・・を検出するとともに、θX1j
θY1.θZ1からMlを、またθY1.θZl、θX
2がらM2を、θZ1.θX2jθY2からM3を、と
順次M4゜M5・・・・・・Mnを求めることによって
測定基準線から被測定物表面までの距離Mを、被測定物
の一側から他側へ向かって連続的に測定することができ
るのである。
このようにこの発明に係る光電式測距方法によれば三次
元物体の形状を高精度に測定できるものであり、例えば
上記方法を用いて被測定物の上下に設定された任意の測
定基準線からその表面までの距離をそれぞれ測定すれば
、その被測定物の厚みを算出することができるので、圧
延加工におけるオンライン等にも容易に実施することが
できる。
元物体の形状を高精度に測定できるものであり、例えば
上記方法を用いて被測定物の上下に設定された任意の測
定基準線からその表面までの距離をそれぞれ測定すれば
、その被測定物の厚みを算出することができるので、圧
延加工におけるオンライン等にも容易に実施することが
できる。
第3図はごの発明に係る光電式測距方法の応用例として
圧延加工における加工製品の厚み測定装置に利用した場
合の一実施例を示すもので、以下図面に示す厚み測定装
置について説明する。
圧延加工における加工製品の厚み測定装置に利用した場
合の一実施例を示すもので、以下図面に示す厚み測定装
置について説明する。
図において、20は固定フレームで、この固定フレーム
20の中央空隙部21内を紙面と直角方向に加工製品即
ち被測定物22が移動される。
20の中央空隙部21内を紙面と直角方向に加工製品即
ち被測定物22が移動される。
23は上記固定フレーム20上に固定された光源、24
゜24′は上記光源23を挾んで固定フレーム上の上下
対称位置に配置された回転鏡で、この回転鏡24.24
’に対して上記光源から2つの光線a。
゜24′は上記光源23を挾んで固定フレーム上の上下
対称位置に配置された回転鏡で、この回転鏡24.24
’に対して上記光源から2つの光線a。
a′が投射されている。
そして上記回転鏡24 、24’は図示しない駆動機構
によって定速回転され、上記光源a 、 a’を反射し
て被測定物22の表裏へ反射光線b 、 b’をそれぞ
れ走査させる。
によって定速回転され、上記光源a 、 a’を反射し
て被測定物22の表裏へ反射光線b 、 b’をそれぞ
れ走査させる。
25.25’は上記固定フレーム20上にこれの長手方
向へ沿って互に平行に配設された測定ヘッド案内面、2
6.26’はこの案内面25.25’上にスライド可能
に載置された測定ヘッド、27゜27′はこの測定ヘッ
ドの送り軸で、この送り軸の一端にはそれぞれタイミン
グブーIJ 28 、28’が取り付けられており、タ
イミングベルト29を介して相互に連結され、サーボモ
ータ30によって同期回転されるようになっている。
向へ沿って互に平行に配設された測定ヘッド案内面、2
6.26’はこの案内面25.25’上にスライド可能
に載置された測定ヘッド、27゜27′はこの測定ヘッ
ドの送り軸で、この送り軸の一端にはそれぞれタイミン
グブーIJ 28 、28’が取り付けられており、タ
イミングベルト29を介して相互に連結され、サーボモ
ータ30によって同期回転されるようになっている。
従って上記測定ヘッド26 、26’は送り軸27 、
27’によって相対向したまま同時送りされることにな
る。
27’によって相対向したまま同時送りされることにな
る。
31゜32は上記測定ヘッド26上に設けられたスリッ
ト、33は上記被測定物22上へ走査された反射光線す
のスポットを上記スリット31.32によって決定され
る検出光軸34で検出するための受光器である。
ト、33は上記被測定物22上へ走査された反射光線す
のスポットを上記スリット31.32によって決定され
る検出光軸34で検出するための受光器である。
また35は上記光源23と回転鏡24との中間にあって
上記固定フレーム20上に設置された半透鏡、36は上
記回転鏡24によって反射され、さらに半透鏡35によ
って反射された光線をスリット37を通して検出する受
光器である。
上記固定フレーム20上に設置された半透鏡、36は上
記回転鏡24によって反射され、さらに半透鏡35によ
って反射された光線をスリット37を通して検出する受
光器である。
そして上記のごとく構成された厚み測定装置を用いて被
測定物の厚みを測定するには、まず測定ヘッド26 、
26’を移動して検出光軸34 、34’を被測定物2
2の一側(例えば右側)に位置させて、他側(左側)へ
向かって測定ヘッド26 、26’を同時に移動させな
がら回転鏡24 、24’を回転させて反射光線b 、
b’を被測定物22の表裏へ走査させるとともに、前
述した計算方法を用いて割判と変化する距離Mn 、
Mn’を算出し、両側定基準線間の距離toからM n
+M n ’を引いて被測定物22の厚みを求めてい
くのである。
測定物の厚みを測定するには、まず測定ヘッド26 、
26’を移動して検出光軸34 、34’を被測定物2
2の一側(例えば右側)に位置させて、他側(左側)へ
向かって測定ヘッド26 、26’を同時に移動させな
がら回転鏡24 、24’を回転させて反射光線b 、
b’を被測定物22の表裏へ走査させるとともに、前
述した計算方法を用いて割判と変化する距離Mn 、
Mn’を算出し、両側定基準線間の距離toからM n
+M n ’を引いて被測定物22の厚みを求めてい
くのである。
従って、この発明に係る光電式測距方法を応用した上記
厚み測定装置にあっては、光線a 、 a’の投射方向
は一定であるから、測定基準となるこの光線a 、 a
’に対して移動中の測定ヘッドが傾いたりずれたりする
ことによって各部品間の相対的距離が変化しても、その
変化にかかわらず真の測定値(厚み)を算出できること
は前述の測距方法の説明から明らかである。
厚み測定装置にあっては、光線a 、 a’の投射方向
は一定であるから、測定基準となるこの光線a 、 a
’に対して移動中の測定ヘッドが傾いたりずれたりする
ことによって各部品間の相対的距離が変化しても、その
変化にかかわらず真の測定値(厚み)を算出できること
は前述の測距方法の説明から明らかである。
以上のごとくこの発明に係る光電式測距方法は、回転中
心からそれぞれ異なった距離をおいて各々外向きに配置
された複数個のミラーを有する回転鏡を定速回転させ、
その回転鏡に対して常に方向の一定した光線を投射して
、その反射光線を被測定物上へ走査するとともに、上記
被測定物上への反射光線のスポットを受光器によって検
出し、この検出時における上記各ミラーの回転角度を検
出して、この各回転角度と上記各ミラーの回転中心から
の距離とのみから、上記光線を基準として想定される任
意の測定基準線から被測定物表面までの距離を算出する
ようにしたので、基準となる光線に対する反射鏡、受光
器等の部品の相対的距離が変化しても、これらの変動要
素には何ら関係なく、比較的高精度に検出できるミラー
の回転中心からの距離および回転角度のみによって任意
の測定基準線から被測定物表面までの距離を極めて高精
度に求めることができるとともに、工業的なオンライン
にも容易に実施することができる等の効果を有する。
心からそれぞれ異なった距離をおいて各々外向きに配置
された複数個のミラーを有する回転鏡を定速回転させ、
その回転鏡に対して常に方向の一定した光線を投射して
、その反射光線を被測定物上へ走査するとともに、上記
被測定物上への反射光線のスポットを受光器によって検
出し、この検出時における上記各ミラーの回転角度を検
出して、この各回転角度と上記各ミラーの回転中心から
の距離とのみから、上記光線を基準として想定される任
意の測定基準線から被測定物表面までの距離を算出する
ようにしたので、基準となる光線に対する反射鏡、受光
器等の部品の相対的距離が変化しても、これらの変動要
素には何ら関係なく、比較的高精度に検出できるミラー
の回転中心からの距離および回転角度のみによって任意
の測定基準線から被測定物表面までの距離を極めて高精
度に求めることができるとともに、工業的なオンライン
にも容易に実施することができる等の効果を有する。
第1図は三角測量方式による従来の光電式測距方法の測
距原理説明図、第2図はこの発明に係る光電式測距方法
の測距原理説明図、第3図はこの発明の光電式測距方法
を応用した厚み測定装置の一実施例を示す概略説明図で
ある。 8・・・・・・光源(レーザ管)、9・・・・・・回転
鏡、9X。 9Y、9Z・・・・・・ミラー、11・・・・・・被測
定物、15゜18・・・・・・受光器。
距原理説明図、第2図はこの発明に係る光電式測距方法
の測距原理説明図、第3図はこの発明の光電式測距方法
を応用した厚み測定装置の一実施例を示す概略説明図で
ある。 8・・・・・・光源(レーザ管)、9・・・・・・回転
鏡、9X。 9Y、9Z・・・・・・ミラー、11・・・・・・被測
定物、15゜18・・・・・・受光器。
Claims (1)
- 1 回転中心からそれぞれ異なった距離をおいて各々外
向きに配置された複数個のミラーを有する回転鏡を定速
回転させ、その回転鏡に対して常に方向の一定した光線
を投射して、その反射光線を被測定物上へ走査するとと
もに、上記被測定物上への反射光線のスポットを受光器
によって検出しこの検出時における上記各ミラーの回転
角度を検出して、この各回転角度と上記各ミラーの回転
中心からの距離とのみから、上記光線を基準として想定
される任意の測定基準線から被測定物表面までの距離を
算出するようにした光電式測距方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14419275A JPS5819964B2 (ja) | 1975-12-02 | 1975-12-02 | コウデンシキソツキヨホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14419275A JPS5819964B2 (ja) | 1975-12-02 | 1975-12-02 | コウデンシキソツキヨホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5267661A JPS5267661A (en) | 1977-06-04 |
JPS5819964B2 true JPS5819964B2 (ja) | 1983-04-21 |
Family
ID=15356334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14419275A Expired JPS5819964B2 (ja) | 1975-12-02 | 1975-12-02 | コウデンシキソツキヨホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5819964B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6057202A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-03 | Mitsutoyo Mfg Co Ltd | 光学式表面変位検出装置 |
-
1975
- 1975-12-02 JP JP14419275A patent/JPS5819964B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5267661A (en) | 1977-06-04 |
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