JPS5819820B2 - レジンモルタルによるマンホ−ル蓋高調整工法 - Google Patents

レジンモルタルによるマンホ−ル蓋高調整工法

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JPS5819820B2
JPS5819820B2 JP51071972A JP7197276A JPS5819820B2 JP S5819820 B2 JPS5819820 B2 JP S5819820B2 JP 51071972 A JP51071972 A JP 51071972A JP 7197276 A JP7197276 A JP 7197276A JP S5819820 B2 JPS5819820 B2 JP S5819820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin mortar
manhole cover
manhole
height
height adjustment
Prior art date
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Expired
Application number
JP51071972A
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English (en)
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JPS52155852A (en
Inventor
松浦武利
片山祐三
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマンホール首部の改築および構築工事に際し、
マンホールの首部の高さを迅速に調整する方法に関する
第1図はマンホール首部の構造を示す側断面図で、1は
セメントモルタル、2はマンホール蓋受枠、3は煉瓦ま
たはセメントコンクリートブロック、4はマンホール蓋
、5は縁コンクリート、6は根巻きコンクリート、7は
マンホールスラブである。
マンホール首部の高さは、設置した時のまま固定してお
くのではなく、路面の補修工事があった場合には、路面
の高さに応じて首部の高さを調整する必要があり、この
高さの調整工事を蓋高調整工事という。
従来はこの蓋高調整工事において、接着材としてセメン
トモルタルを使用して行われていたため、セメントモル
タルの硬化に長期間を必要とするので、道路占有期間が
10日〜14日と長かった。
このため、蓋高調整工事を迅速に行う方法として、第1
図の縁コンクリート5と根巻きコンクリート6およびマ
ンホール蓋受枠2と煉瓦またはセメントコンクリートブ
ロック3の間にあるセメントモルタル1の部分を破砕し
、第2図に示すように2と3の間に、硬化時間の短いレ
ジンモルタル8を、セメントモルタルの代りに使用する
方法がある。
しかしながら、この方法ではレジンモルタル8のマンホ
ール蓋受枠2に対する接着力が非常に強力なため、−た
びレジンモルタルを使用すると、2回目からは8と2を
剥離することが困難となり、マンホール蓋高調整工事を
繰り返し行うことができないという欠点があった。
本発明はこの欠点を解決するため、マンホール蓋受枠と
レジンモルタルの間に、レジンモルタルを接着性を持た
ないスペーサを置き、マンホール蓋受枠とレジンモルタ
ルの接着面積を、前記スペーサで調節して、マンホール
蓋受枠とレジンモルタルとを接着せしめ、路面の高さに
応じてマンホール首部の高さを調整するもので、レジン
モルタルを接着材として使用しても、繰り返し、蓋高調
整工事を行うことができるようにしたものである。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
第3図aは本発明の一実施例の側断面図であって、2は
マンホール蓋受枠、8はレジンモルタルであって、たと
えば不飽和ポリエステルレジンモルタル、エポキシレジ
ンモルタルを使用することができる。
9は本発明によるスペーサであり、マンホール蓋受枠2
とレジンモル8の接着面積をコントロールする役割を持
っている。
スペーサ9の材質としてはレジンモルタル8と接着性を
持たない熱可塑性プラスチックが好ましい。
具体例としてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ四
フフ化エチレン、ポリ塩化ビニルと、これらの共重合物
および混合物をあげることができる。
その他通信ケーブル屑から排出される廃プラスチックも
使用できる。
第3図すは第3図aのA −A’における断面図で、本
発明によるスペーサの使用状況を示したものである。
マンホール蓋受枠2とレジンモルタル8はスペーサ9に
より、全面にわたって接着することが妨げられ、第3図
すの断面図中の8の占める部分のみによって接着してい
るだけである。
第4図は本発明によるスペーサの形状の例を示す図で、
スペーサ9は平板状または第3図aに示すように、止水
を目的として外周部に突出部を持たせることもできる。
またスペーサ9は第4図a、bに示すように、リング状
形態を適当な大きさに分割して使用することも可能であ
る。
第4図a、bにおいて、斜線を施した部分がレジンモル
タル8の接着可能な面を示している。
以上説明したように、本発明のレジンモルタルによるマ
ンホール蓋高調整工法は、スペーサ9によりマンホール
蓋受枠2とレジンモルタル8の接着面積を調節すること
により、マンホール蓋受枠とレジンモルタルの接着強度
を小さくし、剥離作業を容易にすることができるので、
レジンモルタルを使用して迅速に、かつ繰り返しマンホ
ールの蓋高調整工事を行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はマンホール首部の構造を示す側断面図、第2図
は従来の蓋高調整工法の説明図、第3図aは本発明の一
実施例の側断面図、第3図すは第3図aのA−A’にお
ける断面図、第4図a、bは本発明によるスペーサの形
状例を示す図である。 1・・・・・・セメントモルタル、2・・・・・・マン
ホール蓋受枠、3・・・・・・煉瓦またはセメントコン
クリートブロック、4・・・・・・マンホール蓋、5・
・・・・・縁コンクリート、6・・・・・・根巻きコン
クリート、7・・・・・・マンホール・スラブ、8・・
・・・・レジンモルタル、9・・・・・・接着面積制御
用スペーサー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 不飽和ポリエステル樹脂レジンモルタル、エポキシ
    樹脂レジンモルタルなどからなるレジンモルタルと、ポ
    リエチレン、ポリプロピレン、ポリ四フッ化エチレン、
    ポリ塩化ビニル、またはこれらの共重合物もしくは混合
    物からなる接着力の小さい熱可塑性プラスチックのスペ
    ーサとを、マンホール蓋受枠の下面に接して置き、該マ
    ンホール蓋受枠と該レジンモルタルの接着面積を、該ス
    ペーサで調節してマンホール蓋受枠とレジンモルタルと
    を接着せしめ、路面の高さに応じてマンホール首部の高
    さを調整することを特徴とするレジンモルタルによるマ
    ンホール蓋高調整工法。
JP51071972A 1976-06-18 1976-06-18 レジンモルタルによるマンホ−ル蓋高調整工法 Expired JPS5819820B2 (ja)

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JPS52155852A JPS52155852A (en) 1977-12-24
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55154755U (ja) * 1979-04-24 1980-11-07
JP6319957B2 (ja) * 2013-06-20 2018-05-09 日本ステップ工業株式会社 マンホール用調整リング

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JPS52155852A (en) 1977-12-24

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