JPS5819010B2 - 温度調節用カプセル入り建造物構成部材 - Google Patents

温度調節用カプセル入り建造物構成部材

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Publication number
JPS5819010B2
JPS5819010B2 JP53066651A JP6665178A JPS5819010B2 JP S5819010 B2 JPS5819010 B2 JP S5819010B2 JP 53066651 A JP53066651 A JP 53066651A JP 6665178 A JP6665178 A JP 6665178A JP S5819010 B2 JPS5819010 B2 JP S5819010B2
Authority
JP
Japan
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temperature
air
capsules
capsule
heat
Prior art date
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Expired
Application number
JP53066651A
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English (en)
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JPS54158018A (en
Inventor
白井恒雄
柳沢三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIMOTO HOORU KK
Original Assignee
YOSHIMOTO HOORU KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硫酸ナトリウム(Na2S04・10H20)
炭酸ナトリウム(Na2C03・10H20)が、その
含水塩が無水塩に変化する転移温度が室温附近の低温で
あって、夫々の塩1モル当りの結晶水が10モルと水利
量が高く大きな潜熱を有する特性を利用して提案された
ものである。
前記した如き無機含水塩において、無水塩と含水塩との
2種の相異なる結晶形の化学ポテンシャルは、各々に固
有な割合で温度変化を示し、成る任意の温度においては
、化学ポテンシャルの低い方がより安定な形である。
即ち転移温度以上では無水塩の結晶の方が安定しており
、転移温度以下では含水塩の結晶の方がより安定してい
る。
また転移温度では2種の結晶の化学ポテンシャルが等し
く、2種の結晶が共に平衡に存在する。
従って下記の反応式に示されるよ・うな、固−液相にお
ける転移可逆反応による転移潜熱を利用することによっ
て、エネルギーの蓄積が可能である。
従来のものは前記無機含水塩が密閉容器に内蔵されてい
ないために、含水塩の潮解性によりその収納部材の腐蝕
性、力学的性質の劣化、並にしみ、汚れを生ずる欠点が
あった。
従って本発明は密閉カプセル状容器に前記無機含水塩を
封入することにより、前記の欠点を修正できるようにし
たものであって、常温附近に転移温度を有する含水塩を
封入した密閉カプセルを壁、床等の建造物構成部材に内
蔵し、同部材内に送風された前記転移温度以上の温風ま
たは同転移温度以下の冷風を選択的に減温または加温し
て供送するように構成された温度調節用カプセル入り建
造物構成部材に係るものである。
本発明は前記のように構成されているので壁、床等の建
造物構成部材に多量に内蔵された、常温附近に転移温度
を有する硫酸す) IJウムまたは炭酸ナトリウムを封
入した密閉カプセルに転移温度以上の温風を送給すると
、カプセル内の硫酸ナトリウムまたは炭酸すt−IJウ
ムは脱水吸熱反応を生起し、空気温度を下降せしめるの
で、このように減温された空気を室内空間に供送するこ
とにより、同室内空間の冷房が行なわれるものである。
一方、転移温度以下の冷風を前記密閉カプセルに送給す
ると、同カプセル内の融解した硫酸ナトリウムまたは炭
酸ナトリウムが水和熱反応を生起し、発生した熱エネル
ギーによって空気温度が上コ昇されるので、このように
加温された空気を室内空間に供送することによって、同
室内空間の暖房が行なわれる。
本発明によれば前記したように、熱源として硫酸ナトリ
ウムまたは炭酸すt−IJウムの固−液相間。
の転移反応による転移潜熱を利用しているので、重油、
軽油等の燃料を必要とせず、経済的であって、有毒ガス
、酸欠等の二次公害が発生することがなく、火災を引起
す程の高熱が発生しないので安全である又、他の要因で
火災を生じた時には、カプセルは軟化融解し内容物の結
晶および溶液は消火剤そのものの成分である為火災を沈
下抑制する効果をもつので安全である。
また前記硫酸ナトリウムまたは炭酸ナトリウムの転移温
度が常温附近にあるため、同硫酸ナトリウムまたは炭酸
ナト。
リウムの転移反応を生起させるための温風、冷風の供給
が容易である。
更にまた本発明によれば前記硫酸ナトリウムまたは炭酸
ナトリウムを密閉カプセルに封入し、これを壁、床等の
建造物構成部材に内蔵せしめ、同。
構成部材の一部として利用するようにしたので、前記密
閉カプセルを収納するための広いスペースを要せず、ま
た前記カプセルによって前記硫酸ナトリウムまたは炭酸
ナトリウムの潮解性による収納部分の腐蝕力学的性質の
劣化が防止されるものである。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
第1図に示す実施例において、硫酸ナトリウム、炭酸す
) IJウムよりなる常温附近に転移温度を有する無機
含水塩1を封入したプラスチック製密閉カプセル2群を
壁材の一部として壁3に内蔵する。
一方送風機4に接続された送風管5を屋根上に配設され
た太陽熱利用の集熱器6に接続し、同集熱器6を送風管
7を介して前記密閉カプセル2群を収納した壁3内に接
続するとともに前記送風管5より、間管5に介装された
三方弁8を介して分岐管9を岐出せしめ、同分岐管9を
前記壁3内に接続する。
図中10は室内空間11内に配設された温度感知器、1
2は同感知器10によって感知された温度によって送風
機4を制御して、室内温度を一定に保持するように構成
された匍脚装置、13は前記壁3内に接続された送風口
である。
図示の実施例は前記のように構成されているので、冷房
時には送風機4より送風管5に供給された風を、三方弁
8の操作によって集熱器6に送り、無機含水塩1の転移
温度以上に加温した後、この温風を送風管7を介して密
閉カプセル2群に送給すると、カプセル2間を温風が循
環し、同カプセル2内の無機含水塩は脱水吸熱反応を生
起し、空気温度を下降せしめる。
このようにして減温された空気は送風口13より室内空
間11内に送風され、同空間11内の冷房を行なう。
次に暖房時には、前記送風機4より送風管5に送給され
た無機含水塩1の転移温度より低温の風を、三方弁8の
操作によって送風管9を介して密閉カプセル2群に供送
すると、同カプセル2内の融解した無機含水塩1が水利
発熱反応を生起し、発生した熱エネルギーで空気温度を
上昇させる。
このようにして加温された空気は送風口13より室内空
間11に供送され、同空間11の暖房を行なうものであ
る。
なお前記室内空間11内の温度が一定温度以上または以
下になると、温度感知器10がこれを感知して、制御装
置12を介して送風機4を制御し、室内空間11の温度
を一定に保持する。
第2図に示された実施例においては、壁3に内蔵された
無機含水塩1を封入した密閉カプセル2群に送風機4に
接続された送風管5が直接々続され、前記密閉カプセル
2群の外壁面には集熱板14が配設され、更にその外側
面には断熱材15が着脱自在に装着されている。
その他前記実施例と均等部分には同一符号が附されてい
る。
冷房時には前記断熱材15を除去し、送風機4より送風
管5を介して風を密閉カプセル2群に送給し、カプセル
2間を循環させる。
この際太陽熱によって熱伝導度の良好な集熱板14に蓄
積された熱エネルギーが、壁3内の空気を無機含水塩1
の転移温度以上に加温し、カプセル2内の無機含水塩1
に脱水吸熱反応を生起し、空気温度を下降せしめる。
このようにして減温された空気は送風口13より室内空
間11に送風され、同空間11の冷房が行なわれる。
一方暖房の場合には、断熱材15を取付けて集熱板14
に太陽エネルギーによる熱が伝達されないようにして空
気温度を転移温度以下に保持し、密閉カプセル2内の融
解している無機含水塩1に水利発熱反応を生起せしめ、
発生した熱エネルギーで空気温度を上昇させる。
かくして加温された空気は送風口13より室内空間11
に供送され、同空間11の暖房が行なわれるものである
なお前記室内空間11内の温度が一定温度以上または以
下になると、温度感知器10がこれを感知して制御装置
12を介して送風機4を制御し、室内空間11の温度を
一定に保持する。
以下本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施し
うるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明に係る温度調節用建造物
構成部材の各実施例を示す縦断面図、第3図は密閉カプ
セルの縦断面図である。 1・・・・・・無機含水塩、2・・・・・・密閉カプセ
ル、3・・・・・・壁、4・・・・・・送風機、5・・
・・・・送風管、6・・・・・・集熱器、7・・・・・
・送風管、9・・・・・・分岐管、13・・・・・・送
風口、14・・・・・・集熱板、15・・・・・・断熱
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 常温附近に転移温度を有する硫酸ナトリウムまたは
    炭酸ナトリウムを封入した密閉カプセルを壁、床等の建
    造物構成部材に内蔵し、同部材内に送風された前記転移
    温度以上の温風または同転移温度以下の冷風を選択的に
    減温または加温して供送するように構成された温度調節
    用カプセル入り建造物構成部材。
JP53066651A 1978-06-05 1978-06-05 温度調節用カプセル入り建造物構成部材 Expired JPS5819010B2 (ja)

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JPS54158018A JPS54158018A (en) 1979-12-13
JPS5819010B2 true JPS5819010B2 (ja) 1983-04-15

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JPS5866755A (ja) * 1981-10-16 1983-04-21 Takasago Thermal Eng Co Lts 建物の構造物体を蓄熱槽に利用した蓄熱装置
CN105091167B (zh) * 2015-08-24 2018-07-06 西安工程大学 与太阳能结合用于半开放式餐厅的蒸发冷却空调墙系统

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JPS5197584A (ja) * 1975-02-24 1976-08-27
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JPS5493243A (en) * 1977-12-14 1979-07-24 Wallsten Hans Ivar Heat accumulating element and its preparation

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