JPS58188419A - 消化管用内視鏡 - Google Patents

消化管用内視鏡

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JPS58188419A
JPS58188419A JP57070231A JP7023182A JPS58188419A JP S58188419 A JPS58188419 A JP S58188419A JP 57070231 A JP57070231 A JP 57070231A JP 7023182 A JP7023182 A JP 7023182A JP S58188419 A JPS58188419 A JP S58188419A
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JP
Japan
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endoscope
pressure chamber
pressure
colon
gastrointestinal tract
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JP57070231A
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良男 別府
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自ら消化管内を前進また後退することのできる
内視鏡に関するものである。
現在消化管の主要な検査方法にはバリウム号の造影剤を
用いるレントゲン撮影法内視鏡を用いる方法とがあるが
通常はこの2つの方法を合わせ、病変と思われる部位を
チェックするためまずレントゲン撮影彰し然る後に内視
鏡を用いて病変の検査−1゜を行う。この内視鏡による
検査の主な目的は(1)病□変の存在を確認しく2)病
変部位を観察し病変の種類を推定する。(8)更に生検
用の鉗子を用いて病理組織検食用の小切片を採取する。
(4)ポリープなどの有茎性の病変の場合は特殊な器具
を内視鏡に取付゛け確認しながらポリープを切除する。
+51潰瘍の場合には治癒の程度を判定しあるいは出血
の有無を確認すること等である。
以上述べたように内研1伊はレントゲン撮影と互いに補
完し、消化器疾、叡の診断、治療に不可欠な1°□装置
の一つである。この内視鏡と1−て用いられるものは、
いわゆるファイバスコープであり像を得るだめのファイ
バと、スコープ先端に元を送るためのファイバと、スコ
ープ先端の向きを変化させるためのワイヤと、消化管内
の液す吸引するため1の孔と、送気のための孔と、生検
用の鉗子用の孔などを消化管内に挿入する軸の中に設け
たものであり、全体として可撓性を有している。
次に内視鏡を用いた検査方法を大腸検査を例にして説明
する。尚、この検査には複数基の検査者・。
を必要とする。まず被検者は事前にレントゲン撮1影に
より病変と考えられる部位をチェックされる。
次に被検者は検査に先だち必要な前処置を受はレントゲ
ンの透視台上に横臥位をとる。従たる検査者は大腸粘膜
と内視鏡との間の摩擦を減少させる″ため内視鏡外周に
ゼリを塗布しつつ、主たる検査者の合図にしたがい内視
鏡を押込みあるいは引抜く。一方主たる検査者は内視鏡
を常に確認しながら吸引、送気、内視鏡の先端の方向を
調節しつつ従たる検査者に合図を送る。このようにして
内祝10鏡先端を肛門より挿入し、S状結腸、下行結腸
横行結腸、上行結腸、盲腸へと進める。内視鏡先端が目
的とする病変部に達したならば既に述べたような検査な
実施する。
ところで、以上述べた現在一般に行なわれてい(゛・る
大腸の内視鏡による検査は非常な熟練を要する一方、非
常な苦痛を被検者に与えるものである。
すなわち、大腸の走行は正常者においても非常に屈曲し
たものであり肛門よりわずかに内視鏡を挿入した状態に
おいても、内視鏡を押進めることはコ・・内視鏡と腸管
粘膜との間の摩擦により容易ではな1い。
内視鏡を用いる従来からの検査方法は以下に述べる操作
に従いこれを解決しようとする。ここで説明のため大腸
の解剖の大略を第1図に示す。大゛・腸において、直腸
、下行結腸および上行結腸は腹腔壁に固定されていてそ
の走行は大きく賓わらない。一方S状結腸と會黄行結腸
とは腸間膜で腹壁とつながっているだけであるので容易
にしかも大きく走行が変る。第2図に示すように内視鏡
がS状1・・結腸に達し腸管粘膜と内視鏡との間の摩擦
により更に内視鏡を押込むことが困難になるとこの摩擦
を少なくするために内視鏡の走行をレントゲンで透視し
、その走行を確認しながら内視鏡をその軸組の回りに回
転させ、S状結腸の走行を「α型」1゜に屈曲させる。
この様子を第8図に示す。
次に第4図に示すように内視鏡先端が下行結腸から横行
結腸にさしかかると、すなわち牌彎曲部にさしかかると
腸管が大きく屈曲して走行しているため菫に押込むだけ
では内視鏡は容易に進まな1.。
い。そのため主たる検査者は内視鏡の先端を曲げ−その
曲がった状態にしたままで従たる検査者に内視鏡を引戻
させる。この時牌彎曲部は腹腔壁に固定されているので
先端が曲がった状態にある内視鏡を引抜くとS状結腸は
第5図に示すような直線゛になる。ここで肛門、直腸、
S状結腸の各部分における内視鏡の摩擦を減少させるこ
とを目的としたスライディングチューブと呼称されるス
リーブ(以下単にスリーブと言う)を挿入し改めて内視
鏡を挿入する。そして内視鏡先端が目的とする病1【:
変部位に達するまで再び押込む。この様子を第6図に示
す。
ところが上述した従来から行なわれている検査方法には
次のような欠点がある。
(1)操作に高度な熟練を要する。
(3)被検者に非常な苦痛乞与える。
(8)レントゲン透視下の長時間に亘る検査であるため
、被検者、検者共に被爆放射線鎗が多くなる。
(4)無理な操作により腸管穿孔の危険性がある。
(5)被検者が以前に腹部手術を受けていて腸管の癒!
・・着が存在する場合この検査を行うことはできな1い
イ6)スリーブ挿入時に腸管粘膜を内視鏡とスリーブと
の間に嵌頓し、腸管の壊死を引起す可能性がある。
(7)検査が長時間に及ぶため副交感神経遮断剤を追加
して筋注または静注する必要が生ずる。
(8)内視鏡に無理な外力を加えるため内視鏡の寿命が
短くなるなどである。
以上の点より検査者がたとえ熟練者であっても1(・内
視鏡先端を目的とする病変部位まで進められず途中で検
査を断念する場合もしばしば起る。ちなみに大腸におい
ては肛門より一番深くKあるゴ腸に悪性tVSなどの病
変の発生頻度が高い。
本発明の目的は上述した従来の内視鏡検査にお14゜け
る欠点を排除し、被検者に苦痛を与えることがなく容易
に消化管内を前進または後退することのできる内視鏡を
提供することにある。
この目的’?FJ成するため内視鏡の外周に少なくとも
1個の圧力室をつる巻き状に捲着して設け1,1゜前記
圧力室に周期的に陽圧と陽圧とを作用させる1ことによ
り消化管に沿い内視鏡みずからが前進あるいは後退可能
としたことを特徴とする。
以下第7〜第18図を参照しながら本発明内視鏡につい
て説明する。
第7図はその外周に中9状部材よりなる8系統の圧力室
を互いに並列につる巻き状に捲着した内視鏡の縦断面図
を示す。これ等8系統の圧力室を今、A、B、Cとし、
その隔壁を2.各圧力室の外壁4の長さを対応する圧力
室底部8の長さより1・長くする。圧力室は容易に変形
可能な材料、たとえばラバー、ビニール等で製作するの
が良い。
次にその作動原理を説明する。これ等圧力室に今、第8
図に示す周期的に変動する圧力を作用させる。すなわち
圧力室Aに陽圧、圧力室B 、 CK +5陰圧が作用
する状態を第1相、圧力室Bに陽圧、圧力室C,Aに陽
圧が作用する状態を第2相、圧力室力Cに陽圧、圧力室
A、Bに陽圧が作用する状態を第8相とする時、それぞ
れの相に対応する圧力室の変形の様子を第9〜第11図
に示す。こ2、。
の時圧力室Aの隔壁と外啼との交点2′に着目するlと
点2′は第12図に示した軌跡を描く。また圧力室への
外壁4上の任意の点も点2′と同様な軌跡を描く。つま
り圧力室の外壁が腸管粘膜と接していれば内視鏡はX軸
方向に向う駆動力が与えられ腸・・管に沿って前進する
ことになる。以下第8図に示す圧力サイクルを繰返すこ
とにより内視鏡を目的とする病変部にまで容易に送るこ
とができる。内視鏡を後退させたければ第8図に示すA
、C各圧力室に作用する圧力を入れ換えるだけで良い。
 I・・本発明の他の実施例の縦断面を第18図に示す
内視鏡外周に中空状部材より成る2系統の圧力室A、B
を互いに離間して並列につる巻き状に捲着する。この2
系統の圧力室をA、Bとし、各圧力室に第14図に示す
周期的に変動する圧力を作用1・。
させる。今、検査者は内視鏡を常にその進向方向に押し
ているものとする。圧力室Aに陽圧が、圧力室Bに陽圧
が作用すると圧力室Aは膨張し腸管粘膜ノと接する。次
に圧力室Aに陽圧が、圧力室Bに陽圧が作用すると圧力
室Aは収縮し、圧力室2.、Bは膨張する。ところで内
視鏡にはその軸線方向1に力が作用しているから、第1
5図に示すように圧力室A、Bが収縮、膨張する間に内
視鏡を容易にその軸線方向に進めることができる。以下
このサイクルを繰返しながら内視鏡を晰管粘膜tに沿゛
つて押し進める。本実施例では内視鏡を引戻す場合でも
前述の実施例のように作用する圧力を逆転させることな
く単に内視鏡を引くだけで良い。
以上述べたように本発明の内視鏡はその外周に設けたつ
る巻き状の圧力室を圧力室に作用する圧10力の差に応
じて変形させることにより自らが前進。
後退あるいは容易に押込み、引抜くことができるので本
発明内研、鏡を用いれば消化管粘膜と内視鏡とが無理に
接触することがなく、被検者が不必要にレントゲンを浴
びることがなく又、被検者に苦15痛を与えずに内視鏡
検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は大腸の大略を示す解剖図、 第2図は内視鏡がS状結腸に達した場合を示す説明、 (8) 第8図はα型に屈曲したS状結腸を示す説明図、l第4
図は下行結腸から横行結腸に内視鏡が達した時の説明図
、 涼5図は直線状にしたS状結腸を示す説明図、第6図は
内視鏡にスリーブを取付は再び挿入することを示す説明
図、 第7図は本発明の内視鏡の一実施例を示す縦断面図、 第8図は第7図に示す内視鏡の各圧力室が一周期の間に
受ける圧カケ示す説明図、 第9〜編l1図は紺8図に示す圧力が第7図に示す内祝
ψの各圧力室に作用した時の谷圧力室の変形状態を示す
説明図、 第12図は第7図に示す内視鏡の一点2′が1周期の間
に描く軌跡を表わした図、 第18図は本発明の内視鏡の他の実施例を示す縦断面図
、 第14図は第18図に示す内視鏡の各圧力室が一周期の
間に受ける圧力を示す説明図、第15〜第1−8図は第
18図に示す内視鏡の各5.。 圧力室に第14図に示す圧力が作用した時の各圧1力室
の変形状態を示す説明図である。 a・・・直腸、b・・・8状結腸、C・・・下行結腸、
d・・・横行結腸、e・・・上行結腸、f・・・盲腸、
V・・・腸管粘膜、A、 、 B 、 C・・・圧力室
、1・・・内視鏡、2・・・圧力室隔壁、2′・・・圧
力室隔壁と外壁との交点、8・・・圧力室底部、4・・
・圧力室外壁、5・・・スライディングスリーブ。 特許出願人 別 府 良 男 第1図 第2図    第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 消化管川内視鏡の外周の少なくとも一部に少なくと
    も1個以上の圧力室を設け、周期的・・に前記圧力室に
    作用する圧力に対応して前記圧力室を変形させることに
    より消化管内で前進または後退可能としたことを特徴と
    する消化管川内視鏡。 λ 特許請求の範囲第1項に記載の消化管用内1・・視
    鏡において、前記圧力室を互いに離間して設けたことを
    特徴とする消化管用内視鏡。
JP57070231A 1982-04-28 1982-04-28 消化管用内視鏡 Pending JPS58188419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57070231A JPS58188419A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 消化管用内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57070231A JPS58188419A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 消化管用内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58188419A true JPS58188419A (ja) 1983-11-02

Family

ID=13425576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57070231A Pending JPS58188419A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 消化管用内視鏡

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JP (1) JPS58188419A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012030065A (ja) * 2010-07-07 2012-02-16 Okayama Univ アクチュエータ、その制御方法及びアクチュエータを備えた内視鏡
JP2013111110A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Tokyo Institute Of Technology 管内推進装置および管内推進装置を備えた内視鏡
JP2015006506A (ja) * 2014-10-01 2015-01-15 国立大学法人東京工業大学 管内推進装置および管内推進装置を備えた内視鏡

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