JPS5818734B2 - カラ−受像管用シャドウマスク構体の製造方法 - Google Patents
カラ−受像管用シャドウマスク構体の製造方法Info
- Publication number
- JPS5818734B2 JPS5818734B2 JP692381A JP692381A JPS5818734B2 JP S5818734 B2 JPS5818734 B2 JP S5818734B2 JP 692381 A JP692381 A JP 692381A JP 692381 A JP692381 A JP 692381A JP S5818734 B2 JPS5818734 B2 JP S5818734B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow mask
- mask
- mask structure
- color picture
- picture tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/14—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes
- H01J9/142—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes of shadow-masks for colour television tubes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カラー受像管に用いられるシャドウマスク構
体の製造方法に関する。
体の製造方法に関する。
一般ニ、カラー受像管用のシャドウマスク構体は、第1
図に示すように帽状のシャドウマスク1と、シャドウマ
スク1をそのスカート部で支持すル額縁状のマスクフレ
ーム2と、マスクフレーム2の側壁外面にとりつけられ
た3個の板状スプリング3とからなる。
図に示すように帽状のシャドウマスク1と、シャドウマ
スク1をそのスカート部で支持すル額縁状のマスクフレ
ーム2と、マスクフレーム2の側壁外面にとりつけられ
た3個の板状スプリング3とからなる。
かかるシャドウマスク構体は1通常、下記の手順によっ
て製造される。
て製造される。
すなわち、まず3個のスプリング3がマスクフレーム2
の側壁外面に溶着され、次いで、マスクフレーム2およ
ぶシャドウマスク1が黒化のための加熱処理を受ける。
の側壁外面に溶着され、次いで、マスクフレーム2およ
ぶシャドウマスク1が黒化のための加熱処理を受ける。
これはCO,O2およびN2を含む変成ガス雰囲気中で
約580°Cの温度に加熱することにより達成され、マ
スクフレーム2およびシャドウマスク1の各表面に暗色
の酸化被膜(Fe304)が生成される。
約580°Cの温度に加熱することにより達成され、マ
スクフレーム2およびシャドウマスク1の各表面に暗色
の酸化被膜(Fe304)が生成される。
この後、マスクフレーム2にシャドウマスク1がスポッ
ト溶接によりとりつけられ、次に施す大気中、450〜
470℃の範囲内の温度での焼鈍で、残留歪がとり除か
れる。
ト溶接によりとりつけられ、次に施す大気中、450〜
470℃の範囲内の温度での焼鈍で、残留歪がとり除か
れる。
前記焼鈍の処理温度および処理時間は、カラー受像管バ
ルブの封着工程でフリットガラスを加熱するさいの処理
温度および処理時間を上まわっていることが望ましいの
であるが、これが過大となると、F e 304膜上に
F e 203が生成され、さびやすくなる。
ルブの封着工程でフリットガラスを加熱するさいの処理
温度および処理時間を上まわっていることが望ましいの
であるが、これが過大となると、F e 304膜上に
F e 203が生成され、さびやすくなる。
また、厚さ1〜1.5μmの酸化被膜付きシャドウマス
クおよびマスクフレームをスポット溶接により安定に組
立てることは容易でなかった。
クおよびマスクフレームをスポット溶接により安定に組
立てることは容易でなかった。
さらに、黒化処理用の炉と焼鈍用の炉とを稼動させるの
は、設備および電力の面で不経済である。
は、設備および電力の面で不経済である。
本発明は、かかる従来の欠点を除去するためになされた
もので、本発明の製造方法によると、シャドウマスクと
マスクフレームとを相互に溶着したのち両者をガス雰囲
気中、高温で焼鈍し、残留歪の除去効果と黒化処理とを
同時に得る。
もので、本発明の製造方法によると、シャドウマスクと
マスクフレームとを相互に溶着したのち両者をガス雰囲
気中、高温で焼鈍し、残留歪の除去効果と黒化処理とを
同時に得る。
前記焼鈍は、第2図に実線Aで示すように、COおよび
02を含む変成ガス中、550〜590℃の範囲内の温
度で約15分間とし、上昇傾度は約38°C/分、下降
傾度はそれよりも緩やかな約り0℃/分にそれぞれ設定
する。
02を含む変成ガス中、550〜590℃の範囲内の温
度で約15分間とし、上昇傾度は約38°C/分、下降
傾度はそれよりも緩やかな約り0℃/分にそれぞれ設定
する。
ただし第2図の破線Bは従来の黒化処理における温度分
布を、一点鎖線Cは従来の焼鈍処理における温度分布を
それぞれ示す。
布を、一点鎖線Cは従来の焼鈍処理における温度分布を
それぞれ示す。
かかる焼鈍処理を終えたシャドウマスクおよびマスクフ
レームの表面には、厚さ約1〜2μmのFe3O4膜が
生成されており、両者を相互に溶接したことによる熱歪
みもとり除かれている。
レームの表面には、厚さ約1〜2μmのFe3O4膜が
生成されており、両者を相互に溶接したことによる熱歪
みもとり除かれている。
第3図a、bに示すように、焼鈍処理時におけるシャド
ウマスク構体4は、そのスプリング3の部分でラック5
に架設するのが好ましい。
ウマスク構体4は、そのスプリング3の部分でラック5
に架設するのが好ましい。
なぜなら、シャドウマスク構体4の全重量がスプリング
3にかかるこの姿勢は、フリットガラス加熱時における
シャドウマスク構体の架設姿勢と同様であるからであり
、スプリング3の部分を含めて焼鈍処理時に十分な熱変
形を生じる結果、フリットガラスを加熱する封着工程に
いたってシャドウマスク構体に熱変形を生じるという事
態の発生が防止される。
3にかかるこの姿勢は、フリットガラス加熱時における
シャドウマスク構体の架設姿勢と同様であるからであり
、スプリング3の部分を含めて焼鈍処理時に十分な熱変
形を生じる結果、フリットガラスを加熱する封着工程に
いたってシャドウマスク構体に熱変形を生じるという事
態の発生が防止される。
以上のように本発明のシャドウマスク構体の製造方法に
よれば、帽状のシャドウマスクをマスクフレームに溶接
したのち、COおよび02を含む変成ガス中、550〜
590℃の範囲内の温度で加熱処理し、前記シャドウマ
スクおよび前記マスクフレームの表面に酸化被膜を生成
せしめるのであって、マスクフレームに対するシャドウ
マスクの安定な溶着効果、加熱工程および加熱炉の削減
効果が得られ、熱歪みの少ないシャドウマスク構体を経
費安価に得ることができる。
よれば、帽状のシャドウマスクをマスクフレームに溶接
したのち、COおよび02を含む変成ガス中、550〜
590℃の範囲内の温度で加熱処理し、前記シャドウマ
スクおよび前記マスクフレームの表面に酸化被膜を生成
せしめるのであって、マスクフレームに対するシャドウ
マスクの安定な溶着効果、加熱工程および加熱炉の削減
効果が得られ、熱歪みの少ないシャドウマスク構体を経
費安価に得ることができる。
第1図はシャドウマスク構体の斜視図、第2図は本発明
における加熱処理の温度分布特性を従来の加熱処理の温
度分布特性と比較する図、第3図a、bはそれぞれ本発
明の実施において用いられるラックの使用態様を示す平
面図および側断面図である。 1・・・・・・シャドウマスク、2・・・・・・マスク
フレーム、5・・・・・・ラック。
における加熱処理の温度分布特性を従来の加熱処理の温
度分布特性と比較する図、第3図a、bはそれぞれ本発
明の実施において用いられるラックの使用態様を示す平
面図および側断面図である。 1・・・・・・シャドウマスク、2・・・・・・マスク
フレーム、5・・・・・・ラック。
Claims (1)
- 1 帽状のシャドウマスクをマスクフレームに溶接した
のち、COおよび0□を含む変成ガス中において550
〜590°Cの範囲内の温度で加熱処理し、前記シャド
ウマスクおよび前記マスクフレームの表面に酸化被膜を
生成せしめることを特徴とするカラー受像管用シャドウ
マス1体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP692381A JPS5818734B2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | カラ−受像管用シャドウマスク構体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP692381A JPS5818734B2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | カラ−受像管用シャドウマスク構体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57121128A JPS57121128A (en) | 1982-07-28 |
JPS5818734B2 true JPS5818734B2 (ja) | 1983-04-14 |
Family
ID=11651758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP692381A Expired JPS5818734B2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | カラ−受像管用シャドウマスク構体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818734B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2217045A1 (en) * | 2007-10-18 | 2010-08-11 | Ibiden Co., Ltd. | Wiring substrate and method of manufacturing the same |
-
1981
- 1981-01-19 JP JP692381A patent/JPS5818734B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57121128A (en) | 1982-07-28 |
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