JPS5816576B2 - デンジザヒヨウセンタクソウチ - Google Patents
デンジザヒヨウセンタクソウチInfo
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- JPS5816576B2 JPS5816576B2 JP12130875A JP12130875A JPS5816576B2 JP S5816576 B2 JPS5816576 B2 JP S5816576B2 JP 12130875 A JP12130875 A JP 12130875A JP 12130875 A JP12130875 A JP 12130875A JP S5816576 B2 JPS5816576 B2 JP S5816576B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば交換機等の通話路スイッチ装置として適
合する電磁座標選択装置に関するものである。
合する電磁座標選択装置に関するものである。
電磁座標選択装置として従来から用いられる駆動方法に
は(イ)各交叉点にダイオードを用いる個別巻線による
方法や(O)フェリードスイッチで代表される差動巻線
による方法や、ぐ→和動巻線を用いる方法(例えば特公
昭46−31164)などがある。
は(イ)各交叉点にダイオードを用いる個別巻線による
方法や(O)フェリードスイッチで代表される差動巻線
による方法や、ぐ→和動巻線を用いる方法(例えば特公
昭46−31164)などがある。
第1の方法は駆動電力は最小であるが各交叉点にダイオ
ードが必要なことや個別に独立した巻線が必要なことか
ら高価となる欠点がある。
ードが必要なことや個別に独立した巻線が必要なことか
ら高価となる欠点がある。
第2の方法は行および列の巻線が連続的に行えるが、各
交叉点の巻線構成が複雑で製造コストは高くなり、しか
も駆動電力が犬となる欠点がある。
交叉点の巻線構成が複雑で製造コストは高くなり、しか
も駆動電力が犬となる欠点がある。
また第3の方法は駆動電力、製造コストともに最も安い
が動作の安定性が得にくく、したがって動作の安定性を
つるために特殊な磁性材料が必要であるという不都合な
点を有する。
が動作の安定性が得にくく、したがって動作の安定性を
つるために特殊な磁性材料が必要であるという不都合な
点を有する。
本発明の目的は上舶、第3の方法すなわち和動巻線選択
による方法を変形して通常の半硬質磁性材料を用いて製
造コストが安価で且つ動作の安定性のすぐれた電磁座標
選択装置を提供することにある。
による方法を変形して通常の半硬質磁性材料を用いて製
造コストが安価で且つ動作の安定性のすぐれた電磁座標
選択装置を提供することにある。
本発明によれば半硬質磁性鉄心と、該半硬質磁性鉄心に
まかれたコイルに流す電流の方向により該半硬質磁性鉄
心の極性を変化させることにより接点の開閉を行う接点
素子と、前記半硬質磁性鉄心にまかれた行巻線および副
巻線とで構成される交叉点素子をマトリクス状に配列し
て構成され、前記行巻線と前記副巻線とはそれぞれの発
生する起磁力が等しく且つ行および列ごとに連続して巻
かれ、その連続して巻かれた前記性および外巻線の一方
の端子は共通接続され、前記性および外巻線にそれぞれ
正負の極性を有する駆動パルスを通じ、該駆動パルスの
正もしくは負の一方の極性のパルスはタイミングを一致
させ、他方の極性パルスはタイミングを一致しないよう
に時間差をもたせて前記接点の開閉を行うことを特徴と
する電磁座標選択装置が提案される。
まかれたコイルに流す電流の方向により該半硬質磁性鉄
心の極性を変化させることにより接点の開閉を行う接点
素子と、前記半硬質磁性鉄心にまかれた行巻線および副
巻線とで構成される交叉点素子をマトリクス状に配列し
て構成され、前記行巻線と前記副巻線とはそれぞれの発
生する起磁力が等しく且つ行および列ごとに連続して巻
かれ、その連続して巻かれた前記性および外巻線の一方
の端子は共通接続され、前記性および外巻線にそれぞれ
正負の極性を有する駆動パルスを通じ、該駆動パルスの
正もしくは負の一方の極性のパルスはタイミングを一致
させ、他方の極性パルスはタイミングを一致しないよう
に時間差をもたせて前記接点の開閉を行うことを特徴と
する電磁座標選択装置が提案される。
以下本発明にか\る装置の実施例について図面により詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明にかトる電磁座標選択装置の信号線の構
成を示し、接点1はX信号線2およびX信号線3の各交
叉点ごとに設けられ接点1の各両端はそれぞれXおよび
X信号線2および3に接続され、Xおよびy信号線は行
および列方向に複数個並列に設けられている。
成を示し、接点1はX信号線2およびX信号線3の各交
叉点ごとに設けられ接点1の各両端はそれぞれXおよび
X信号線2および3に接続され、Xおよびy信号線は行
および列方向に複数個並列に設けられている。
第2図は本発明にかXる装置の制御系の構成を示し、各
巻線4は第1図の交叉点の接点1に対応して施こされ、
この巻線4は後に述べるパルス駆動電流を流すことによ
って接点1の開閉は行はしめるものである。
巻線4は第1図の交叉点の接点1に対応して施こされ、
この巻線4は後に述べるパルス駆動電流を流すことによ
って接点1の開閉は行はしめるものである。
各交叉点の巻線4は行および列方向にそれぞれ直列に接
続されてX制御線5およびX制御線6を形成し、各制御
線5および6の一方の端子はおのおのX端子X。
続されてX制御線5およびX制御線6を形成し、各制御
線5および6の一方の端子はおのおのX端子X。
、Xl、X2・・・・・・、Y端子Y。、 Yl、 Y
2.・・・・・・として外部端子となりまた他方の端子
は共通端子7として外部にとり出される。
2.・・・・・・として外部端子となりまた他方の端子
は共通端子7として外部にとり出される。
第3図は第1図および第2図に示す交叉点素子およびX
およびX制御線5,6の相互関係を説明する図である。
およびX制御線5,6の相互関係を説明する図である。
第3図において8および9は接点1を構成する素子で8
は可動接点でありばね性と磁性を具備した材料またはば
ね材と磁性材の複合材料から構成される。
は可動接点でありばね性と磁性を具備した材料またはば
ね材と磁性材の複合材料から構成される。
また9は固定接点を構成する鉄心であって、磁性材料か
ら構成されるが交換機用としての適用のためには半硬質
磁性材料を用いることが好ましい。
ら構成されるが交換機用としての適用のためには半硬質
磁性材料を用いることが好ましい。
10および11はそれぞれ各接点を支持、封入する容器
であり、該容器にはガラス等の絶縁物を介して前記固定
接点9が挿設されている。
であり、該容器にはガラス等の絶縁物を介して前記固定
接点9が挿設されている。
容器内12は外部雰囲気と遮断し、真空または不活性ガ
スと共に封じられる。
スと共に封じられる。
第4図は鉄心9の磁気曲線を示し、同図において実線と
点線とを含めた外側のループは鉄心9の半硬質磁性材料
の磁気特性、実線は本発明にかかる装置に用いたときの
スイッチ開閉時の磁気曲線である。
点線とを含めた外側のループは鉄心9の半硬質磁性材料
の磁気特性、実線は本発明にかかる装置に用いたときの
スイッチ開閉時の磁気曲線である。
コイルにより発光する起磁力の大きさ+2uはイ点(鉄
心9に可動接点8が吸着し、ON状態となる点)を越え
て鉄心9を飽和させるに必要な起磁力であり、+Uは不
感動域の起磁力であり、−Uは白点(鉄心9より可動接
点8が開離し、OFF状態となる点)を越えて鉄心の残
留磁気を零とする起磁力である。
心9に可動接点8が吸着し、ON状態となる点)を越え
て鉄心9を飽和させるに必要な起磁力であり、+Uは不
感動域の起磁力であり、−Uは白点(鉄心9より可動接
点8が開離し、OFF状態となる点)を越えて鉄心の残
留磁気を零とする起磁力である。
第5図はXおよびYのおのおのの制御線に通電する1駆
動電流パルスを示すものである。
動電流パルスを示すものである。
第5図においてaはX制御線駆動パルス、bはX制御線
駆動パルス、Cは鉄心に印加される合成パルスである。
駆動パルス、Cは鉄心に印加される合成パルスである。
第5図のa ” cにおいてパルスの大きさの値が負の
時は−Uでありこれはコイル起磁力に相当して復旧パル
スとなる。
時は−Uでありこれはコイル起磁力に相当して復旧パル
スとなる。
またパルスの大きさの値が正の時の+Uは不感動であり
+2uは可動接点8を動作させる起磁力に相当する。
+2uは可動接点8を動作させる起磁力に相当する。
図に見られるようにaのX駆動パルスとbのY駆動パル
スはタイミング上質のパルスに時間差があり重ね合せた
ときにおのおのの起磁力は第5図Cにみるごとく相加さ
れない。
スはタイミング上質のパルスに時間差があり重ね合せた
ときにおのおのの起磁力は第5図Cにみるごとく相加さ
れない。
一方正のパルスには時間差がなく重ね合せたときおのお
のの起磁力が相加し第5図Cにみるごとく2倍の起磁力
+2uを得る。
のの起磁力が相加し第5図Cにみるごとく2倍の起磁力
+2uを得る。
つぎに第5図の駆動電流パルスと第4図の磁化曲線との
関連を説明する。
関連を説明する。
(1)X駆動電流パルスもしくはX駆動電流パルスがX
もしくはY制御線船こ流れると、 (イ)接点が閉成中のときは鉄心の磁化状態は■→■→
■→■の径路をとり接点は開放され、(ロ)接点が開放
状態のときは鉄心の磁化は■→■→■→■の径路で接点
の開放が維持される0 (2)つぎにX駆動電流パルスとX駆動電流パルスが同
時にXおよびY制御線に通電されると開放状態の接点は
■→■→■→■の径路で接点が閉成される。
もしくはY制御線船こ流れると、 (イ)接点が閉成中のときは鉄心の磁化状態は■→■→
■→■の径路をとり接点は開放され、(ロ)接点が開放
状態のときは鉄心の磁化は■→■→■→■の径路で接点
の開放が維持される0 (2)つぎにX駆動電流パルスとX駆動電流パルスが同
時にXおよびY制御線に通電されると開放状態の接点は
■→■→■→■の径路で接点が閉成される。
つぎに本発明にかSる装置における和動動磁方法の特徴
を従来のそれと比較しつ5詳細に説明する0 第6図においてAおよびBはそれぞれ従来および本発明
にか5る和動励磁駆動における磁気曲線およびコイル起
磁力の説明図である。
を従来のそれと比較しつ5詳細に説明する0 第6図においてAおよびBはそれぞれ従来および本発明
にか5る和動励磁駆動における磁気曲線およびコイル起
磁力の説明図である。
第6図Aの従来の磁気曲線、実線■■■を経由する部分
と点線からなる曲線が複合半硬質磁性材料から構成され
た場合であり実線曲線部分すなわち■→■→■→■→■
→■を含む実線の曲線がこのスイッチの制御に使用され
る磁気曲線を示す。
と点線からなる曲線が複合半硬質磁性材料から構成され
た場合であり実線曲線部分すなわち■→■→■→■→■
→■を含む実線の曲線がこのスイッチの制御に使用され
る磁気曲線を示す。
図0こおいて0は消磁状態、■→■が動作領域、■が保
持状態、■→■が復旧領域、■→■は再動作領域である
。
持状態、■→■が復旧領域、■→■は再動作領域である
。
また図において−N11は複合磁性材の磁気曲線上の0
点の外部起磁力値にほど等しい値でありこれは複合磁性
材を構成する抗磁力(He値)の小さい方の材料特性の
抗磁力にも対応する。
点の外部起磁力値にほど等しい値でありこれは複合磁性
材を構成する抗磁力(He値)の小さい方の材料特性の
抗磁力にも対応する。
また図において−N■2は複合磁性材C磁気曲線上の0
点の外部起磁力値にはと等しい値でありこれは複合磁性
材を構成する抗磁力()(e値)の大きい方の材料特性
の抗磁力にも対応するこの第6図Aの従来の鉄心を制御
するための外部コイルの発生起磁力はXコイル起磁力と
Xコイル起磁力とは大きさと時間関係が同一である。
点の外部起磁力値にはと等しい値でありこれは複合磁性
材を構成する抗磁力()(e値)の大きい方の材料特性
の抗磁力にも対応するこの第6図Aの従来の鉄心を制御
するための外部コイルの発生起磁力はXコイル起磁力と
Xコイル起磁力とは大きさと時間関係が同一である。
そしてこれらの起磁力の大きさは磁性の異なる2つの成
分−ul、u2からなっている。
分−ul、u2からなっている。
そしてXコイル起磁力とXコイル起磁力とが合成される
とおのおのの成分−ul、 u2は加算されて2つの成
分−2u1,2u2をもつことになる。
とおのおのの成分−ul、 u2は加算されて2つの成
分−2u1,2u2をもつことになる。
−ulなる値は磁性曲線においてほぼ−NI、の値また
は点■に対応する起磁力の大きさを示し、u2なる値は
はゾ点■に対応する起磁力の大きさを示す。
は点■に対応する起磁力の大きさを示し、u2なる値は
はゾ点■に対応する起磁力の大きさを示す。
つぎにこの鉄心のスイッチ動作を説明する。
まづX起磁力もしくはX起磁力が発生すると、スイッチ
が保持状態にあるときは■→■→■→■の経路により復
旧し、スイッチが消磁状態にあるときは■→■→■→■
の経路において消磁状態を維持する。
が保持状態にあるときは■→■→■→■の経路により復
旧し、スイッチが消磁状態にあるときは■→■→■→■
の経路において消磁状態を維持する。
X起磁力とX起磁力が同時に発生すると、スイッチが消
磁状態にあるとき■→■→■→■→■の経路によって保
持状態となる。
磁状態にあるとき■→■→■→■→■の経路によって保
持状態となる。
したがって−ulとu2にはつぎの制約を必要とする。
゛すなわち1)−、、において保持状態のスイッチが完
全に復旧すること、(o)−2u 11.で■を越えて
■′→■の再動作領域に入らないこと、(ハ)u2で■
を越えて■→■の領域に入らないことおよびに)2u2
で■を越えて完全にスイッチが動作することである。
全に復旧すること、(o)−2u 11.で■を越えて
■′→■の再動作領域に入らないこと、(ハ)u2で■
を越えて■→■の領域に入らないことおよびに)2u2
で■を越えて完全にスイッチが動作することである。
つぎに第6図Bに示す本発明において使用される鉄心の
磁性材料の磁気曲線は実線の■■■■を含み点線部分と
からなりこれは一般の単一半硬質磁性材料の磁気曲線で
ある。
磁性材料の磁気曲線は実線の■■■■を含み点線部分と
からなりこれは一般の単一半硬質磁性材料の磁気曲線で
ある。
実線の■→■→■→■→■を含む曲線はこのスイッチの
制御に使用される磁気曲線である。
制御に使用される磁気曲線である。
図において0は消磁状態、■→■は動作領域、■は保持
状態、■→■は復旧領域、■→■は再動作領域である。
状態、■→■は復旧領域、■→■は再動作領域である。
またNI3.−NI3はそれぞれ磁気曲線に■、■点の
磁場をあたえる外部コイル起磁力の値でありこれは半硬
質磁性材料の抗磁力(He値)に対応する。
磁場をあたえる外部コイル起磁力の値でありこれは半硬
質磁性材料の抗磁力(He値)に対応する。
第6図Bに磁気曲線を示す鉄心を制御するための外部コ
イルの発生する起磁力はXコイルの起磁力とXコイルの
起磁力はすでに第5図にのべたように大きさは同じであ
るが時間関係について復旧側の負の起磁力には時間的に
差がありXおよびXコイルの起磁力が合成される場合加
算されない。
イルの発生する起磁力はXコイルの起磁力とXコイルの
起磁力はすでに第5図にのべたように大きさは同じであ
るが時間関係について復旧側の負の起磁力には時間的に
差がありXおよびXコイルの起磁力が合成される場合加
算されない。
一方動作側の正の起磁力は時間的にタイミングが一致し
ており合成されると加算され2倍の起磁力を得る。
ており合成されると加算され2倍の起磁力を得る。
この点が本発明の核心点である。第6図Bの場合におい
ては点■と点■はともに鉄心磁性材料の抗磁力(He値
)に対応しており極性は異なるが同じ大きさの起磁力−
u3+u3により得られる。
ては点■と点■はともに鉄心磁性材料の抗磁力(He値
)に対応しており極性は異なるが同じ大きさの起磁力−
u3+u3により得られる。
この場合のスイッチ動作はすでに第5図についてのべた
ごとくであるが再び述べると次のごとくである。
ごとくであるが再び述べると次のごとくである。
(イ)Xコイルの起磁力が発生するとスイッチが保持状
態■にあるときは■→■→■→■の径路により復旧し、
スイッチが消磁状態■にあるときは■→■→■→■の径
路により復旧し、スイッチが消磁状態■にあるときは■
→■→■→■の径路によって消磁状態を維持する。
態■にあるときは■→■→■→■の径路により復旧し、
スイッチが消磁状態■にあるときは■→■→■→■の径
路により復旧し、スイッチが消磁状態■にあるときは■
→■→■→■の径路によって消磁状態を維持する。
(0) Xコイルの起磁力が発生するとXコイルの起
磁力とは時間的差があるがスイッチの制御に関しては全
く同じである。
磁力とは時間的差があるがスイッチの制御に関しては全
く同じである。
(ハ)XコイルおよびXコイルに起磁力が発生してこれ
らが合成されるとスイッチが消磁状態にあるとき■→■
→■→■→■の径路により保持状態となる。
らが合成されるとスイッチが消磁状態にあるとき■→■
→■→■→■の径路により保持状態となる。
したがって起磁力の成分+2 u31 + u3および
−u3にはつぎの制約を必要とする。
−u3にはつぎの制約を必要とする。
すなわち、(i) u3により保持状態のスイッチ
は完全に復旧し且つ■を超えて再動作領域■→■に入ら
ないこと。
は完全に復旧し且つ■を超えて再動作領域■→■に入ら
ないこと。
(jD + u aで点■を超えて動作領域にいたら
ないこと。
ないこと。
G!I) +2 u3で■を越えて完全に動作するこ
と。
と。
つぎに駆動パルスの起磁力の大きさと時間の関係を第7
図A、BおよびCに一括して示す。
図A、BおよびCに一括して示す。
第7図Aは従来の、駆動方法に関するものであり、Xパ
ルスとYパルスの正負の起磁力の時間関係が一致してお
りXとYとの合成起磁力に関して正負とも2倍に加算さ
れる。
ルスとYパルスの正負の起磁力の時間関係が一致してお
りXとYとの合成起磁力に関して正負とも2倍に加算さ
れる。
第7図Bは本発明にか5る駆動方法の1例であり、Xパ
ルスとYパルスの各負成分の起磁力の時間値が一致して
いないが正成分の起磁力の時間値を一致させている。
ルスとYパルスの各負成分の起磁力の時間値が一致して
いないが正成分の起磁力の時間値を一致させている。
したがってXとYとの合成起磁力に関し負成分について
はXYおのおのの起磁力が加算されず単一のときのまま
であり正成分についてはX、Yで一致しており合成され
ると起磁力は2倍となる。
はXYおのおのの起磁力が加算されず単一のときのまま
であり正成分についてはX、Yで一致しており合成され
ると起磁力は2倍となる。
第7図Cは本発明にか5る1駆動方法の他の実施例で、
原理的にれ第7図Bと同じである。
原理的にれ第7図Bと同じである。
たW13との違いは、Bの場合にはX、Yとも正負成分
の時間幅が同一であるのに対しCの場合には負成分につ
いては同一時間幅であるが正成分については時間幅が異
なるこの場合もX、Yの合成起磁力において負成分は加
算されず正成分のみが加算される。
の時間幅が同一であるのに対しCの場合には負成分につ
いては同一時間幅であるが正成分については時間幅が異
なるこの場合もX、Yの合成起磁力において負成分は加
算されず正成分のみが加算される。
最後に第6図AおよびBにそれぞれ示した従来の方法と
本発明にか5る方法を復旧条件および動作条件について
比較するとつぎのどとき結論をうる。
本発明にか5る方法を復旧条件および動作条件について
比較するとつぎのどとき結論をうる。
(a)復旧条件
従来の方法においては−u1で復旧し−2111で再動
作しないという制約が必要であるから、安定な復旧をう
るために点■をうる起磁力と点■をうる起磁力との間に
2倍以上の差が必要となり磁気特性上抗磁力に2倍以上
の差を必要とする。
作しないという制約が必要であるから、安定な復旧をう
るために点■をうる起磁力と点■をうる起磁力との間に
2倍以上の差が必要となり磁気特性上抗磁力に2倍以上
の差を必要とする。
これに反して本発明においては−u3で復旧して再動作
しないので点■をうるようにする条件のみでよい。
しないので点■をうるようにする条件のみでよい。
(b)動作条件
従来の方法においてはu2で動作せず2u2で動作する
という制約条件があるから、磁気特性上点■をうる磁場
の強さと点■をつる磁場の強さの差を2倍以下にするこ
とが必要であり、これは磁気回路上動作点を十分とる必
要があり実用寸法での磁気特性では実現が困難である。
という制約条件があるから、磁気特性上点■をうる磁場
の強さと点■をつる磁場の強さの差を2倍以下にするこ
とが必要であり、これは磁気回路上動作点を十分とる必
要があり実用寸法での磁気特性では実現が困難である。
したがって定電圧又は定電流回路を使用してもマージン
の確保が困難である。
の確保が困難である。
これに反して本発明(こおける制約条件はu3で動作せ
ず2 u 3で動作するという条件であり点■をうる磁
場の強さと点■を得る磁場の強さの差を2倍以下にする
ことが必要であるが、一般の磁性材料で容易に実現可能
でありマージンも十分とることができる。
ず2 u 3で動作するという条件であり点■をうる磁
場の強さと点■を得る磁場の強さの差を2倍以下にする
ことが必要であるが、一般の磁性材料で容易に実現可能
でありマージンも十分とることができる。
以上詳述した本発明にかメる装置の最大の利点はスイッ
チ素子の低価格化である。
チ素子の低価格化である。
すなわち従来は特殊な複合磁性材料を使用したものであ
るが本発明は一般の単一半硬磁性材料を使用したもので
ある。
るが本発明は一般の単一半硬磁性材料を使用したもので
ある。
複合磁性材料は問題として(イ)磁性特性の均一化が困
難で歩留りが低く、←)2種類の磁性材料の複合化によ
るため処理条件たとえば熱処理温度時間等においておの
おの最適条件がことなるためおのおのの最適磁気特性が
得にくく、(ハ)はり合はせまたは同軸棒によるクラツ
ド材の場合加工とメッキ処理が容易でなく2種の材料の
密着性の問題等があり且つ合金としても磁気特性の良好
なものを得にくい。
難で歩留りが低く、←)2種類の磁性材料の複合化によ
るため処理条件たとえば熱処理温度時間等においておの
おの最適条件がことなるためおのおのの最適磁気特性が
得にくく、(ハ)はり合はせまたは同軸棒によるクラツ
ド材の場合加工とメッキ処理が容易でなく2種の材料の
密着性の問題等があり且つ合金としても磁気特性の良好
なものを得にくい。
以上の点から複合磁性材料は単一磁性材料に比して非常
に高価である。
に高価である。
したがってこの複合磁性材料を使用することなく一般の
安価な単一半硬質磁性材料を用いた本発明にか5る装置
の効果は犬である。
安価な単一半硬質磁性材料を用いた本発明にか5る装置
の効果は犬である。
第1図は本発明にか5る装置の信号線の構成図、第2図
は本発明にか5る装置の制御巻線の構成図、第3図は第
1および2図の交叉点素子の構成図、第4図は第3図の
交叉点素子の鉄心の磁化曲線と動作原理の説明図、第5
図は鉄心の駆動パルスの波形図、第6図は本発明にかN
る装置の鉄心の磁気曲線とコイル起磁力の従来の装置に
おけるそれらとの比較説明図、第7図は本発明にか5る
装置の駆動パルスの従来の装置のそれとの比較図である
。 図において、1が接点、2および3が信号線、4が各交
叉点の行および列巻線、5および6が行および列巻線、
8および9が接点構成素子、13および14がそれぞれ
XおよびY駆動パルスである。
は本発明にか5る装置の制御巻線の構成図、第3図は第
1および2図の交叉点素子の構成図、第4図は第3図の
交叉点素子の鉄心の磁化曲線と動作原理の説明図、第5
図は鉄心の駆動パルスの波形図、第6図は本発明にかN
る装置の鉄心の磁気曲線とコイル起磁力の従来の装置に
おけるそれらとの比較説明図、第7図は本発明にか5る
装置の駆動パルスの従来の装置のそれとの比較図である
。 図において、1が接点、2および3が信号線、4が各交
叉点の行および列巻線、5および6が行および列巻線、
8および9が接点構成素子、13および14がそれぞれ
XおよびY駆動パルスである。
Claims (1)
- 1 半硬質磁性鉄心と、該半硬質磁性鉄心にまかれたコ
イルに流す電流の方向により該半硬質磁性鉄心の極性を
変化させることにより接点の開閉を行う接点素子と、前
記半硬質磁性鉄心にまかれた行巻線および副巻線とで構
成される交叉点素子をマトリクス状に配列して構成され
、前記行巻線と前記副巻線とはそれぞれの発生する起磁
力が等しく且つ行および列ごとに巻かれ、その行および
副巻線の一方の端子は共通接続され、前記性および副巻
線にそれぞれ正負の極性を有する駆動パルスを通じ、該
駆動パルスの正もしくは負の一方の極性のパルスはタイ
ミングを一致させ、他方の極性のパルスはタイミングを
一致しないように時間差をもたせて前記接点の開閉を行
うことを特徴とする電座標選択装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12130875A JPS5816576B2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | デンジザヒヨウセンタクソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12130875A JPS5816576B2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | デンジザヒヨウセンタクソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5245810A JPS5245810A (en) | 1977-04-11 |
JPS5816576B2 true JPS5816576B2 (ja) | 1983-03-31 |
Family
ID=14808023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12130875A Expired JPS5816576B2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | デンジザヒヨウセンタクソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816576B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0140072Y2 (ja) * | 1983-02-10 | 1989-12-01 |
-
1975
- 1975-10-09 JP JP12130875A patent/JPS5816576B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0140072Y2 (ja) * | 1983-02-10 | 1989-12-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5245810A (en) | 1977-04-11 |
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