JPS58160427A

JPS58160427A - 昇降式プラツトフオ−ムの脚固定装置

Info

Publication number: JPS58160427A
Application number: JP4235082A
Authority: JP
Inventors: Shiyouzou Hirano; 平野　升造
Original assignee: IHI Corp
Current assignee: IHI Corp
Priority date: 1982-03-17
Filing date: 1982-03-17
Publication date: 1983-09-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、海洋石油掘削装置、海上作業台、作業船等に
使用される昇降式プラットフォーム０脚固定装置に関す
るものである。

従来使用されている昇降式プラットフォームの一例を第
１図について説明すると、（ａ）はプラットフォーム、
（ｈ）は昇降脚であって、昇降脚（ｂ）にはラック（Ｃ
）が設けられている。ランク（Ｃ）にはビニオン（ｄ）
が噛み合っていて、駆動モーター（１１）によってビニ
オン（ｄ、）が回転し、昇降脚（Ａｌｆ：昇降させるよ
うになっている。

プラットフォーム（、ｚｌ側には、ラック（Ｃ）と噛み
合う係止部材Ｉｊ）があって、係止部材σ）の後面に設
けられているスクリュージヤツキけ）により、係止部材
σ）は昇降脚（ｈ）に対して水平に前進後退できるよう
になっている。係止部材（１）の上下両面にはさらに別
のスクリュージヤツキ（Ａ）が設けてあって、係上部材
（１）を上下に変位させることができるようになってい
る。

所要高さ位置でプラットフォーム（α）を昇降脚（Ａ）
に固定させるには、スクリュージヤツキ（、！７１　ｋ
作動して係止部材Ｖ）を昇降脚（ｈ）に向けて前進させ
、スクリュージヤツキ（Ａｌによって係止部材（力の」
−下方向の位置を調整しなから係止部材（ｆ）’ｒニラ
ツク（Ｃ１に噛み合わせることによって、プラットフォ
ーム（ａｉ　ｋ昇降脚（ｂ）に固定する。

この場合、係止部材Ｖ）をラックに噛合離脱するには係
止部材（ｆ）の円滑な移動が必要でスクリュージヤツキ
（ｙｌ　（Ａ）の作動は作業員の監視下で慎重に行う必
要がある。従って無人環境に装置するのは不適当である
。又、係止部材Ｖ）のラック（Ｃ）に対する固定はスク
リュージヤツキによっているので耐荷重能力に限界があ
り、大型の海洋石油掘削装置等の極めて大きな荷重を安
全に保持するには不安があった。

本発明はこのような欠点を改善し、人の近すけない所や
狭い場所に装置しても遠隔操作によって確実に昇降脚に
固定できるようにすることを目的とし、昇呻時のラック
と噛み合う係止部材をフレームに前後摺動可能に支持さ
せ、このフレームを船殻構造体に対して上下摺動可能に
すると共にテーパ一台によって船殻構造体に対して固定
できるようにし、フレームに支持されて変位するキーに
よって係止部材を昇降脚のラックと噛み合った状態に保
持できるようにしたものである。

次に本発明の一実施例を図について説明する。

第２図において、（１）は昇降脚であって、（２）はそ
のラックである。（３）は船体側に設けられたビーニオ
ンであって、昇降脚（１）のラック（２）と噛み合って
おり、図示しない駆動モーターによって回転され、昇降
脚（１）を昇降させるようになっている。（４）はプラ
ットフォームであって、本発明による脚固定装置（５）
が両歯ラック（２）に向き合って２組取り付けられてい
る。

次に脚固定装置（５）の詳細を第６図、第４図について
説明すると、（６）はほぼコ字型をしたフレームであっ
て、後面（７）は垂直になっており、プラットフォーム
（４）に設けられている後面船殻構造（８）に摺動可能
に当接している。そしてこのフレーム（６）とプラット
フォーム（４）との間には油圧シリンダー（９）が設け
てあって、フレーム（６）を後面船殻構造（８）に沿っ
て上下方向にのみ移動させることかできるようになって
いる。

フレーム（６）の上下両面はテーパー面（１０）になっ
ていて、このテーパー面（１０）と、プラットフォーム
（４）に設けられている水平の」二下部船殻構造（１１
）との間には、テーパ一台（１つが設けられている。

テーパ一台０つ後側にはスクリュージヤツキ（１３）が
取り付けられていて、油圧モーター（１４）よす減速歯
車（１５）を介してスクリュージヤツキ０３）を作動さ
せ、テーパ一台０渇を水平に変位させることができるよ
うになっている。前述の油圧シリンダー（９）によって
フレーム（６）を−上下方向に摺動させる際にはテーパ
一台（１２）を後退させてテーパー面００）から離れた
状態にしてフレーム（６）を上下に自由に摺動できる状
態とし、フレーム（６）の上下方向の位置調整が終了し
た後テーパ一台（１りを前進させて、フレーム（６）が
上下方向に移動しないようにする。なおテーパ一台（１
のに水平力が作用した場合にはテーパ一台（１２１が水
平に動かされないようにするため、スクリュージヤツキ
０３）のねじのリードは緩やかであって自動綿りになる
ようにされている。

（１６）は係止部材であって、前後に摺動できるように
フレーム（６）に支持されている。この係止部材０６）
とフレーム（６）との間には油圧シリンダー０７）が設
けてあって、係止部材０６）を前進または後退させるよ
うになっている。係止部材α０の前面にはラック（国が
設けてあって、係止部材（１６）が前進したときには、
このラック０８）が昇降脚（１）のラック（２）と噛み
合うようになっている。

係止部材（Ｉ６）の後面は部分的に突出部卸が設けてあ
って、突出部Ｑ９）の後端はテーパー面（２０）になっ
ている。フレーム（６）の垂直部分と係上部材（１６）
との間にはキー（２Ｉ）が設けてあって、キー（２１１
はフレーム（６）の垂直部分に沿って上下に摺動できる
ようになっている。キー（２１）とフレーム（６）との
間には油圧シリンダー（２２）が取り付けてあって、係
止部材０６）全上下に移動させることができるようにな
っている。

キー（２Ｉ）の前面には部分的に突出部（２３）が設け
てあって、突出部（２３）の前端はテーパー面（２４）
になっている。第６図、第４図に示すように、キー（２
１）が−Ｌ昇した場合には、突出部α９）、　（２３）
は異なった高さになって係止部材０６）が後退するのに
充分な空間ができ、係止部材０６）のラック（Ｉ８）を
昇降脚（１）のラック（２）から外すことが可能となる
。係止部材（１６）を前進させてラック（１８１を昇降
脚（１）のラック（２）に噛み合わせた後キー（２１）
を下降させると、キー　（２＋＋の突出部Ｃ２３）前端
のテーパー面（２（１）が係止部材（１６）の突出部０
９）後端のテーパー面（２０）に当接し、係止部材（１
６）のラック０８）を昇降脚（１）のラック（２）にく
い込ませるようになる。

係止部材０６）のラック（１８）には、第５図に示すよ
うにマイクロスイッチ等のラック位置検出装置（２５）
が取り付けてあって、ラック（２）、　（１８）の噛み
合い状態を検出できるようになっている。

次にこの装置の作用について説明する。

昇降脚（１）を上昇または下降させ、プラットフォーム
（４）に昇降脚（１）を固定すべき位置関係になったと
き、昇降脚（１）の昇降動作を停止させる。

次に油圧シリンダー（１７）によって係止部材（１６）
　を前進させ、ラック位置検出装置（２５）によってラ
ック（２）、　（１８）の噛み合い状態を検出しながら
油圧シリンダー（９）を作動させ、フレーム（６）と共
に係止部材（１６）を昇降してラック０８）がラック（
２）と正しく噛み合うように上下の位置を調整する。

油圧シリンダー０７）の作動によってラック０８）がラ
ック（２）に充分に噛み合っていることを確認した後、
油圧シリンダー（２２１によってキー（２１）を下降し
、突出部（２■のテーパー面（２４）によって係止部材
（１６）を昇降脚（１）に押し付け、しかも後退しない
ようにする。次に油圧モーターａ４）を作動してテーパ
一台０渇を前進させ、フレーム（６）も上下に変位しな
いように固定する。

この状態でプラットフォーム（４）の重量は上下部船殻
構造（ＩＩ）、テーパ一台αつ、フレーム（６）、係止
部材（■６）を介し、昇降脚（１）に保持固定される。

プラットフォーム（４）の重量によって係止部材（１６
）には水平方向の反力を生じ、係止部材（Ｉ６）は昇降
脚（１）から離れようとする。この水平分力は突出部（
１９）、（２濁、キー（２Ｉ）を介してフレーム（６）
に伝えられ、後面船殻構造（８）によって支持される。

係止部材（１６）を昇降脚（１）から外す場合には、上
述とは反対の順序で作動を行えばよい。

尚、上記実施例ではテーパ一台α２）をラック（２）に
前後進可能に設けたが、テーパ一台（］２）を係止部材
（１６）の面に対して直角方向に移動可能にしてもよく
、又油圧シリンダー（９）、　（２２１の取付は位置も
第３図、第４図に示す位置に限らない等本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である
。

本発明は係止部材が昇降脚のラックと噛み合った状態を
キーで保持し、係止部材の反力は強固な船殻構造で支持
されるので、強度上の不安がない。

係止部材のラックと昇降時のラックとの噛み合い位置は
フレームを上下に変位させることによって最適の噛み合
い状態に調整でき、テーパ一台によって大きな垂直荷重
は強固な船殻構造体に支持されるため、強固に支持する
ことができる。

全体の機構が単純で、遠隔操縦や自動操縦に適している
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置の斜視図、第２図は本発明を施したプ
ラットフォームの正面図、第３図は本発明による脚固定
装置の一実施例の斜視図、第４図は第６図の正面図、第
５図は第６図のＡ部拡大図である。（１）・・・昇降脚、（２）Ｑ８）・・・ラック、（４
）・・・プラットフォーム、（６）・・・フレーム、（
７）・・・後面、（８）・・・後面船殻構造、（ｌυ・
・・上下部船殻構造、（１２）・・・テーパ一台、０６
）・・・係止部材、（２υ・・・キー。特許出願人石川島播磨重工業株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

１）後面がプラットフォームに設けられた後面船殻構造
に上下摺動可能に当接したフレームと、前記フレームの
上下面とプラットフォームに設けられた上下部船殻構造
との間に位置し水平方向に変位可能なテーパ一台と、前
記フレームに前後摺動可能に支持され前面にプラットホ
ーム昇降脚のラックと噛み合うラックを有する係止部材
と、前記フレームに支持されて変位し前記係止部材のラ
ックが昇降脚のラックと噛み合った状態で前記係止部材
を保持し得るようにしたキーとを備えたことを特徴とす
る昇降式プラットフォームの脚固定装置。