JPS5815934Y2 - 電子複写機におけるトナ−補給装置 - Google Patents

電子複写機におけるトナ−補給装置

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JPS5815934Y2
JPS5815934Y2 JP1978128619U JP12861978U JPS5815934Y2 JP S5815934 Y2 JPS5815934 Y2 JP S5815934Y2 JP 1978128619 U JP1978128619 U JP 1978128619U JP 12861978 U JP12861978 U JP 12861978U JP S5815934 Y2 JPS5815934 Y2 JP S5815934Y2
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笠原勝威
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子複写機におけるトナー補給装置の改良に関
する。
従来の電子複写機におけるトナー補給装置は現像器の長
手方向全長に亘ってトナーが供給されるようになってい
る。
たとえばB4サイズまで現像可能な現像装置においては
A4サイズのものを連続して複写する場合でもB4サイ
ズの全長に亘ってトナーが補給されるため、つぎにB4
サイズのものを複写するとき一部力尊端に濃くなってし
まい満足すべき結果が得られない欠点があった。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは被複写物のサイズに相当するトナーを補給す
ることにより被複写物に生ずる°゛濃度ら″を防止する
ようにしたトナー補給装置を提供しようとするものであ
る。
以下本考案の一実施例を第1図および第2図にもとづい
て説明する。
図中10は電子複写機における転写ドラムで、この転写
ドラム10には外周面近傍に位置してピン体11が突設
されている。
しかして、上記転写ドラム10の近傍には上部にトナー
補給装置21を有する現像装置20が配設されており、
上記転写ドラム10に形成された静電潜像は上記現像装
置20によって可視画像が形成されるようになっている
上記現像装置20において、22はトナー23を収納せ
るトナー容器で、このトナー容器22の底部にはトナー
補給口が開放して設けられ、多孔質弾性部材、たとえば
モルトブレン24aを被覆せるローラ24、すなわちト
ナー補給用ローラ25が軸26に嵌着されており、かつ
上記トナー容器22の一側壁は先端部を折曲してスクレ
ーパA27を形成し、この先端部を上記モルトブレン2
4aに喰い込ませるように設けである。
こSに、上記スクレーパA27の長子寸法は、前記トナ
ー容器22内に設げられるモルトブレン24aの長さが
たとえばB4サイズの場合には第2図に示されるように
、一端の内壁からA4サイズの幅寸法に形成される。
また、28は上記軸26の端部に取着される第ルバーで
、この先端部は前記転写ドラム10の回転に伴なって係
脱し得るように配置され、かつ−側にスプリング29を
張設して揺動自在に構成されている。
なお、30は上記軸26に嵌着される一方向性クラッチ
である。
一方、上記スクレーパA27の近傍にはB4サイズの幅
寸法からA4サイズの幅寸法を引いたものを長子寸法と
し、かつ先端部はスクレーパA27と同一形状に折曲し
てなるスクレーパB31が別体の軸32に取着される。
すなわち、上記スクレーパB31は先端部の一側縁がA
4サイズの幅寸法に形成せるスクレーパA27側縁に、
他側縁がトナー容器22の他端内壁に接触し得るように
設けられている。
(第2図参照)また、前記軸32には係止ピン33aを
先端部に突設せる第2レバー33が上記スクレーパB3
1と所定角変で一体的に取着され、かつ揺動自在に形成
されており、さらに上記係止ピン33aは近傍に軸支せ
るL字形スクレーパ用カム34の一端側側隊に係止させ
られるようになっている。
なお、35は上記第2レバー33の一側縁に張設される
スプリング、また上記スクレーパ用カム34の他端側、
すなわち先端部34aはセットされる複写用ロール紙の
サイズにより位置決めされる。
たとえばA4サイズの場合には第1図の実線で示される
ようにロール紙51の一側端から離間した位置に先端部
34aが存在し、B4サイズの場合には一点鎖線で示さ
れるように先端部34aがロール紙51の外周面まで回
動させられて当接するようになっている。
また、36はA4サイズのロール紙51がセットされる
場合、上記スクレーパ用カム34の回動を係止して位置
決めするストッパである。
なお、37は前記転写ドラム10に近接して回転するマ
グネットローラ、38は上記マグネットローラ37に付
着せる現像材料39を掻き落すと共にトナー容器からの
トナーをキャリアと混合攪拌するためのスクレーパテア
ル。
つぎに、上記構成にもとづく本考案の作用について説明
する。
いま、A4サイズのロール紙51をセットするとき、ス
クレーパ用カム34は第1図に示されるように先端部3
4aがロール紙51の一側と離間した位置にあるためス
トッパ36に係止した状態で保持される。
このとき、第2レバー33の先端部に突設せる係止ピン
33aはスプリング35の張力を受けるとともに上記ス
クレーパ用カム34の後端部に形成せる凹陥部34bに
係止させられる。
すなわち、上記第2レバー33と所定角度で軸32に取
着せるスクレーパB31は先端部がモルトブレン24a
から離脱した位置で静止する。
そこで、転写ドラム10が矢示の時計方向に回転すると
一体形成のピン体11は第ルバー28の先端部に係合し
、スプリング29の張力に抗して押下する。
すなわち第ルバー28は軸26を中心として反時計方向
に回動させられるため、この軸26に嵌着せるトナー補
給用ロー225も同時に反時計方向に回動することSな
る。
かくして、第ルバー28は上記ピン体11から離脱する
まで反時計方向に回動を続け、離脱すると同時にスプリ
ング29の張力によって復帰する。
これに対して、トナー補給用ローラ25と上記軸26と
の間に一方向性クラッチ30が嵌着されているためトナ
ー補拾用ロー225は第ルバー28の復帰に伴なって時
計方向に回動することなく停止させられる。
一方、上記トナー補給用ローラ25のモルトブレン24
aにはスクレーパA27の先端部が常時噴込み状態で設
けられているため、トナー補給用ローラ25の回動によ
ってモルトブレン24aの気泡内に付着しているトナー
23が掻き落される。
すなわち、モルトブレン24aに付着せるトナー23は
A4サイズの幅に相当する量だけ掻き落されて直下に設
置せるマグネットローラ37に補給することができる。
つぎに、上記A4サイズのロール紙51からB4サイズ
のロール紙51に取替えると幅の寸法差によりスクレー
パ用カム34の先端部34aはB4サイズのロール紙5
1の外周面に当接して時計方向に回動させられること\
なる。
したがって、第2レバー33の係止ピン33aは上記ス
クレーパ用カム340回動に伴なって移動し、一点鎖線
で示されるように凹陥部34bから扇形部34cの外周
縁に当接する。
すなわち、第2レバー33は軸32を中心として時計方
向に回動させられるため、上記第2レバー33と一体形
成のスクレーパB31も同時に時計方向に回動して前記
トナー補給用ローラ25のモルトブレン24aに喰い込
み、かつこのスクレーパB31の先端部は前記スクレー
パA27の先端部に隣接して一線上に揃えられる。
つまり、B4サイズの幅寸法を有するトナー補給用ロー
ラ25にはスクレーパA27およびスクレーパB31が
全長に亘り喰込んで静止する。
(第2図参照) そこで、転写ドラム10の回動が第ルバー28を介して
トナー補給用ローラ25に伝達されると、前述同様上記
トナー補給用ローラ25は所定角度だけ反時計方向に回
動して停止させられる。
一方、上記トナー補給用ローラ25のモルトブレン24
aには全長に亘ってスクレーパA27およびスクレーパ
B31が喰込み状態となっているためトナー補給用ロー
ラ25の回動によってモルトブレン24a全長の気泡内
に付着しているトナー23が掻き落される。
すなわち、モルトブレン24aに付着せるトナー23は
B4サイズの幅寸法に相当する量が掻き落されて、前述
同様マグネットローラ37に補給することができる。
つぎに、第3図乃至第6図は他の実施例を示すもので、
特に複写用シート紙を用(・て好適なトナー補給装置で
ある。
まず、第3図は前記一実施例のうち一部を変更すること
によりロール紙の代りにシート紙が収納されたカセット
をセットし得るとともに手動による操作を可能としたト
ナー補給装置で第1図および第2図と同一部分には同一
符号を付しである。
図中、40は中央部が軸支されたT字状のスクレーパ用
カムで、中央部には凹陥部41aおよび扇形部41bを
外周縁に形成した係止体41が突設されている。
また、50は図示しない機枠に取着される係止片で、こ
の係止片50には複数個の溝50a 、sob・・・・
・・が設げられており、前記スクレーパ用カム40の一
方の腕体、すなわち把手42先端部を所望の溝に係止し
得るようになっている。
すなわち、上記腕体42の先端部を溝50aに係止させ
るとき、第2レバー33の係止ピン33aは係止体41
の凹陥部41aに当接して係止し、溝50bに係止させ
るとき、係止体41の扇形部41bに当接して係止し得
るように構成されている。
さらに、他方の腕体、すなわち抑圧体43の先端部は上
記溝に対応する給紙用カセットにの尾部に当接してセッ
トされるようになっている。
なお、上記給紙用カセッ)51a、51b・・・・・・
は収納されるシート紙のサイズに応じて長子寸法も異な
っており、たとえば実線で示されるカセット51aの場
合にはA4サイズのシート紙が、また一点鎖線で示され
るカセツ)51bの場合にはB4サイズのシート紙がそ
れぞれ収納されるようになっている。
しかして、いまA4サイズのシート紙が収納されたカセ
ット51aをセットするとともにスクレーパ用カム40
の把手42を係止片50の溝50aに係止すると、他方
の抑圧体43は上記カセット51aの尾部を押圧してカ
セツ)51aが固定される。
(第3図の実線で示される部分を参照)一方、第2レバ
ー33の係止ピン33aは係止体41の外周縁に形成せ
る凹陥部41aに係止して静止するため一体形成のスク
レーパB51)!トナー補給用ローラ25のモルトブレ
ン24aから離脱した位置にセットされるとと\なる。
すなわち、モルトブレン24aにはA4サイズ用のスク
V−パA27が喰(込んだ状態となっている。
したがって、マグネットローラ37には上記トナー補給
用ローラ25の回動に伴ないA4サイズの幅寸法に相当
するトナー23が掻き落されて補給することができる。
これに対してB4サイズのシート紙が収納されたカセッ
ト51bをセットするとともにスクレーパ用カム40の
把手42を係止片50の溝5 obに係止すると、他方
の押圧体43は上述同様カセット51bの尾部を押圧し
て上記カセツ)51bが固定される。
(第3図の一点鎖線で示される部分を参照) 一方、第2レバー33の係止ピン33aは上記スクレー
パ用カム40が反時計方向に回動するため凹陥部41a
に係止せる状態から扇形部41bに移動して係止し、こ
れに伴ない一体形成のスクレーパB31は時計方向に回
動して前記スクレーパA27の先端部と一線に揃えられ
た位置にセットされることSなる。
すなわち、モルトブレン24aには前記スクレーパA2
7およびスクレーパB31がともに喰い込んだ状態とな
っている。
したがって、マグネットロー237には上記トナー補給
用ローラ25の回動に伴ないB4サイズの幅寸法に相当
するトナー23が掻き落されて補給することができる。
つぎに、第4図および第5図は第3図の応用例を示すト
ナー補給装置で、同様に第1図および第2図と同一部分
には同一符号を付しである。
図中、31′はL字状に形成せるスクレーパBで、この
先端部はBサイズの幅寸法からAサイズの幅寸法を引い
たものを長子寸法として折曲され、かつ後端部は断面コ
字形に折曲されるとともにこの両袖部31’x 、 3
1’yに透孔(図示しない)が穿設されている。
また、31”はA3サイズの幅寸法からB4サイズの幅
寸法を引いたものを長子寸法とするスクレーパCで、こ
の先端部は上記スクレーパB31′と同一形状に折曲さ
れている。
しかして、前記トナー容器22の外壁を形成する筐体2
2にの両側壁には軸32が挿通されており、この筐体2
2に内の一側壁に上記スクレーパB31′およびスクレ
ーパC31”の−側縁がそれぞれ接して配設されるよう
になっている。
すなわち、スクレーパB31′は両袖部31’X 、
3 t’yの透孔に軸32が挿通されるとともに筐体2
2に外にブッシング60を介して第2レバー33′が取
着され、かつ第2レバー33′とスクレーパB31′と
は所定角度を保持し得るように一体的に形威されている
なお、33′aは上記レバー33′の先端部に突設せる
係止ピンである。
一方、スクレーパC31”は上記スクレーパB31’の
両袖部31’x 、 31’y内に介在し、しかも先
端部がスクレーパB31′の先端部に隣接して設けられ
、後端部が前記軸32に取着されるようになっている。
しかして、この軸32の一端側延長部には第3レバー3
3″が取着され、かつ第3レバー33″とスクレーパC
31”とは同様に所定角度を保持し得るように一体的に
形成されている。
なお、33″aは上記第3レバー33″の先端部に突設
せる係止ピンである。
さらに、61および64はそれぞれ中央部が軸支された
L字状のスクレーパ用カムで、一方の腕体62.65に
は外周縁に凹陥部62a、65aおよび扇形部62b、
65bが形成されて(・て、他方の腕体63.66の先
端部がセットされる給紙用カセットの尾部に当接させた
とき、対応する上記腕体62.65の凹陥部62a 、
65aまたは扇形部62b、65bに係止ピア33’a
、33”aが係止されるようになっている。
第4図はB4サイズのカセット51bがセットされたと
きのスクレーパ用カム61.64と第2レバー33′お
よび第3レバー33″との関係を示すものである。
すなわち、第2レバー33′の係止ピン33′aはスク
レーパ用カム61の扇形部62bに、第3レバー33″
の係止ピン33”aはスクレーパ用カム64の凹陥部6
5aにそれぞれ係止するように構成されている。
しかして、いまBサイズのシート紙が収納されたカセツ
l−51bをセットすると第4図に示されるようにカセ
ット51bの尾部がスクレーパ用カム61の腕体63の
み右方に押圧せしめるためスクレーパ用カム61は反時
計方向に回動することとなる。
したがって、第3レバー33′の係止ピン33”aはス
クレーパ用カム64の凹陥部65aに係止状態を保つ一
方、第2レバー33’の係止ピン33′aはスクレーパ
用カム61の扇形部62bまで移動して係止する。
すなわち、第2レバー33′と所定角度で一体形成せる
スクレーパB31′は軸32を中心として時計方向に回
動し、スクレーパA27と一線に揃えられ、トナー補給
用ローラ25に喰い込んで待機する。
したがって、前記転写ドラム100回転によりトナー補
給用ローラ25が回転させられると、上記トナー補給用
ローラ25に付着せるトナー23はB4サイズの幅寸法
に相当する量が掻き落されて下方に位置せるマグネット
ローラ3Tに補給することができる。
最後に、第6図は第3図の応用例を示すもので、特にシ
ート紙を手差し専用機に応用した場合のトナー補給装置
で、同様に第1図および第2図と同一部分には同一符号
を付しである。
図中、70はへの字状に形威せるスクレーパ用カムで、
中央部が軸支されて揺動自在に構成されている。
すなわち、一方の腕体71の外周縁には凹陥部71aお
よび扇形部71bが形成されて前記第2レバー33の係
止ピン33aに係止し、他方の腕体72の端部には駆動
体、たとえばソレノイド73の軸73aが枢着され、か
つ上記ソレノイド73と反対側にスプリング74を取着
して構成される。
一方、75は給紙用の搬入ガイド体、76は搬出ガイド
体で、上記搬入ガイド体75の搬出端側と搬出ガイド体
76の搬入端側との間に位置して当接する一対の給紙用
ローラ77.77および検知器、たとえばマイクロスイ
ッチT8が設けられる。
そしてこのマイクロスイッチ78は一対の給紙用ローラ
77゜77に挾持搬送される各種サイズのシート紙の後
端縁を検出したとき、これを前記ソレノイド73に伝達
せしめるようになっている。
すなわち、供給されるシート紙がA4サイズの場合には
ソレノイド73を付勢せしめず、B4サイズの場合にソ
レノイド73を付勢せしめるように構成されている。
しかして、いまA4サイズのシート紙51aが給紙用ガ
イド体75の上面を摺接して給紙用ローラ77.77に
挾持される場合、上記シート紙51aは常時矢示方向に
回転する上記ローラ77.77により挟持搬送されてマ
イクロスイッチ78のアクチェータを通過する。
しかし、このとき上記マイクロスイッチ78は搬送され
るシート紙の長子寸法がA4サイズ1合には後端縁を検
出したとき、この信号がソレノイド73に伝達されず、
転写ドラム10にのみ伝達されて時計方向に回動せしめ
るようになっている。
すなわち、スクレーパB51i!トナー補給用ローラ2
5から離脱した位置に保たれている。
したがって、上記トナー補給用ローラ25のモルトブレ
ン24aに付着せるトナー23は常時噴込み状態にある
スクレーパA27によってA4サイズの幅寸法に相当す
る量が掻き落されてマグネットローラ37に補給する。
また、B4サイズのシート紙51bが同様にして給紙用
ローラ77.77に挾持される場合、マイクロスイッチ
T8のアクチェータが上記シート紙51bの後端縁を検
出したとき、この信号がソレノイド73に伝達されて付
勢せしめるとともに通過し終る前に上記信号が転写ドラ
ム10に伝達されて時計方向に回動せしめるようになっ
ている。
すなわち、上記ソレノイド73が付勢されると軸73a
を介してスクレーパ用カム70に反時計方向の回動力を
付与せしめるため第2レバー33の係止ビン33aは凹
陥部71aから扇形部71bへ移動させられる。
つまり、上記第2レバー33と所定角度で一体形成せる
スクレーパB31は時計方向に回動し、しかも上記スク
レーパB31の先端部と前記スクレーパA27の先端部
とは一線に揃えられて停止する。
したがって、上記トナー補給用ローラ25のモルトブレ
ン24aに付着せるトナー23はスクレーパA27およ
びスクレーパB31によって84サイズの幅寸法に相当
する量が掻き落されてマグネットローラ37に補給する
ことができる。
以上説明したように本考案はトナー容器の底部に多孔質
弾性部材を被覆せるローラが軸支され、かつ転写ドラム
と同期して回転せしめる一方、上記トナー容器の一側先
端部はA4サイズの幅寸法に折曲してスクレーパAを形
成し、この先端部を常時上記多孔質弾性部材に喰い込ま
せるようにするとともに、上記スクレーパAに隣接して
B4サイズの幅寸法からA4サイズの幅寸法を引いた寸
法のスクレーパB、さらにはA3サイズの幅寸法から8
4サイズの幅寸法を引いた寸法のスクレーパCを離脱状
態に配設しておき、供給されるロール紙またはシート紙
或はシート紙を収納せるカセットの各サイズに対応して
上記スクレーパB1スクレーパCをスクレーパAまで回
動せしめることによりA4サイズ以上の複写紙はそのサ
イズに応じた幅寸法のトナーを掻き落すことができ、し
かも落下するトナーは上記多孔質弾性部材の気泡内に含
まれた微粒子状を保って補給せしめることを特徴とする
したがって、本考案のトナー補給装置はトナーの節約に
寄与するとともに画質を向上せしめ得るなどの実用的効
果を奏するものである。
特に、補給用ローラには側壁の端縁が喰い込んでいるの
で、補給用ローラに含まれているトナーを微粒子状を保
ったまま確実に掻き落すことができる。
また、スクレーパを選択的に作動してトナーを掻き落す
ので、微粒子状のトナーを複写サイズがかわっても確実
かつ均一に補給できる。
しかもスクレーパの選択的動作がシート紙の選択操作に
応答しているので操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すトナー補給装置の概略
正面図、第2図は同装置の要部を拡大した右断面図、第
3図乃至第6図はそれぞれ他の実施例または応用例を示
す正面図、およびその要部を拡大した右断面図である。 11・・・・・・ピン体、10・・・・・・転写ドラム
、28・・・・・・第ルバー、24a・・・・・・多孔
質弾性部材、24・・・・・・ローフ、37・・・・・
・スクレーパA、23・・・・・・トナー 22・・・
・・・トナー容器、31.31’・・・・・・スクレー
パB131″・・・・・・スクレーパC,51,51a
。 51b・・・・・・複写糺

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部を切欠して形成されるトナー補給口を有し補給用ト
    ナーを収納するトナー容器と、このトナー容器のトナー
    補給口に臨んで設けられ回転可能に支持された表面に多
    孔質弾性部材を有するトナー補給用ローラとを有するも
    のにおいて、上記トナー補給口を形成するトナー容器の
    側壁のうち、上記トナー補給用ローラの周面に対向する
    第1の側壁を上記トナー補給用ローラとの対向面間から
    補給用トナーを流出せしめるように配置し、上記トナー
    補給口を形成するトナー容器の側壁であってかつ上記第
    1の側壁と対向する第2の側壁の端縁を上記トナー補給
    用ローラに常時喰い込ませて上記トナー補給用ローラか
    ら補給用トナーを上記第2の側壁の端縁によって掻き落
    すための第1の複写サイズの幅寸法を有する第1スクレ
    ーパとして形成し、この第1スクレーパに隣接して上記
    第1の複写サイズよりも長(・第2の複写サイズと上記
    第1の複写サイズとの差の長さに相当する寸法を有し、
    かつ上記トナー補給用ローラに選択的に喰い込んで上記
    トナー補給用ローラから補給用トナーを掻き落す第2の
    スクレーパを設け、上記第2の複写サイズで複写を行な
    う際に上記第2スクレーパを選択的に上記トナー補給用
    ローラに喰い込ませるために複写に使用されるシート紙
    のサイズ選択操作に応答して上記第2スクレーパを作動
    させる手段を設けたことを特徴とする電子複写機におけ
    るトナー補給装置。
JP1978128619U 1978-09-21 1978-09-21 電子複写機におけるトナ−補給装置 Expired JPS5815934Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3596807A (en) * 1969-02-06 1971-08-03 Xerox Corp Dispensing apparatus

Patent Citations (1)

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JPS5463633U (ja) 1979-05-04

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