JPS58157702A - 害虫誘引剤 - Google Patents
害虫誘引剤Info
- Publication number
- JPS58157702A JPS58157702A JP4212682A JP4212682A JPS58157702A JP S58157702 A JPS58157702 A JP S58157702A JP 4212682 A JP4212682 A JP 4212682A JP 4212682 A JP4212682 A JP 4212682A JP S58157702 A JPS58157702 A JP S58157702A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- octanediol
- attractant
- hydroxy
- grape
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
不発明は、害虫誘引剤、より詳しくは、ぶどう害虫ブド
ウトラカミキリの離去の誘引剤に関するOブドウトラカ
ミキリは、晩秋、ぶどうの芽の附近に産与つけられた9
;3からかえると、直ちにぶどうの芽等の柔かい部分を
食い破って枝の中に入る。
ウトラカミキリの離去の誘引剤に関するOブドウトラカ
ミキリは、晩秋、ぶどうの芽の附近に産与つけられた9
;3からかえると、直ちにぶどうの芽等の柔かい部分を
食い破って枝の中に入る。
そして、数カ月間ぶどうの枝の中で成長し、6月頃には
蟻となり、やがて成虫となって、8月頃枝の甲から出て
、飛び立つ。
蟻となり、やがて成虫となって、8月頃枝の甲から出て
、飛び立つ。
従って、これらの害虫を駆除するには、その卵の鱒化を
阻害するか、もしくは枝の中の幼虫を死滅させるか、又
は、休息中の成虫を死滅させるか、もしくは飛んでいる
原虫を駆逐する等の手段をとる必要がある。
阻害するか、もしくは枝の中の幼虫を死滅させるか、又
は、休息中の成虫を死滅させるか、もしくは飛んでいる
原虫を駆逐する等の手段をとる必要がある。
しかし、卵の表面に附潰し卵の穀を浸透するほど、又は
醇化時まで残留するほど強力な薬剤を散布することは、
卯の時期が丁度ぶどうの収穫時期に一致するため好まし
くない。また、この時期を外して、枝の中の幼虫を殺す
としても、枝の外皮から浸透し、ぶどうの枝に害を与え
ることなく、中の幼虫だけを死滅させる薬剤は、まだ、
発明されていない。
醇化時まで残留するほど強力な薬剤を散布することは、
卯の時期が丁度ぶどうの収穫時期に一致するため好まし
くない。また、この時期を外して、枝の中の幼虫を殺す
としても、枝の外皮から浸透し、ぶどうの枝に害を与え
ることなく、中の幼虫だけを死滅させる薬剤は、まだ、
発明されていない。
また、成虫を対象としても、ぶどうの枝等に休息する成
虫を死滅させるため薬剤を使用することは、成虫がいる
時期が、ぶどうの葉の繁茂期であり、またぶどうの実の
成育期であって好ましくない。
虫を死滅させるため薬剤を使用することは、成虫がいる
時期が、ぶどうの葉の繁茂期であり、またぶどうの実の
成育期であって好ましくない。
本発明名らは、効果釣力・ぶどう害虫の防除方法につい
て、種々検討を重ねた結果、性フェロモンを用いて、離
去の受Nを1泪害することが最もよい方法であるとの結
論に達し、ブドウトラカミキリの行wJを詳細に観察し
た績来、56IIL以上の距離では、離去が雌虫に誘引
され、5crIL以下の距離では、雌虫が離去に誘引さ
れていることをつきとめた。
て、種々検討を重ねた結果、性フェロモンを用いて、離
去の受Nを1泪害することが最もよい方法であるとの結
論に達し、ブドウトラカミキリの行wJを詳細に観察し
た績来、56IIL以上の距離では、離去が雌虫に誘引
され、5crIL以下の距離では、雌虫が離去に誘引さ
れていることをつきとめた。
本発明者らは、かかる観察の結果に基づき、種種の化学
物質について、ぶどう害虫のブドウトラカミキリの雌の
誘引性を調査した結果、下記一般式〔1〕で表わされる
(2s、3s)−オクタンジオール、下記一般式〔2〕
で表わされる(2S)−ヒドロキシ−3−オクタノン、
及び、(2R,3s)−オクタンジオールもしくはその
誘導体を含有するものが、非常に効果的に雌ブドウトラ
カミキリを誘引することを発見し、本発明を完成するに
弾]つた。
物質について、ぶどう害虫のブドウトラカミキリの雌の
誘引性を調査した結果、下記一般式〔1〕で表わされる
(2s、3s)−オクタンジオール、下記一般式〔2〕
で表わされる(2S)−ヒドロキシ−3−オクタノン、
及び、(2R,3s)−オクタンジオールもしくはその
誘導体を含有するものが、非常に効果的に雌ブドウトラ
カミキリを誘引することを発見し、本発明を完成するに
弾]つた。
ここで、Rは、それぞれ、H、アルキル基、又は、アル
キリジン基を表わす。
キリジン基を表わす。
(28,38)−オクタンジオール及び(2日)−ヒド
ロキシ−3−オクタノンの物性、兼びに、(2R138
)−オクタンジオ−)%z及びその誘導体の一つである
イソプロピリジン−(2R,38)−オクチジルジエー
テルの構造式と物性は、次の初めて合成されたものであ
る。
ロキシ−3−オクタノンの物性、兼びに、(2R138
)−オクタンジオ−)%z及びその誘導体の一つである
イソプロピリジン−(2R,38)−オクチジルジエー
テルの構造式と物性は、次の初めて合成されたものであ
る。
(1)(28,38)−オクタンジオール物性 無色油
状物質 旋光就:昨〕も3−19.2°(CI(013中)工R
: 3380cIn−’(OH) ’H−NMR:δ0.90 (3H,t、 J=5,7
H2)tl、19 (3H,a、 J=6.3Hz
)。
状物質 旋光就:昨〕も3−19.2°(CI(013中)工R
: 3380cIn−’(OH) ’H−NMR:δ0.90 (3H,t、 J=5,7
H2)tl、19 (3H,a、 J=6.3Hz
)。
2.01 (L H,d、 J==5.91(Z )。
2.07 (L H,d、 J=5.9 Hz )。
3.33(IH,m)、3.59(IH。
m)
130−NMR: 20H8(13,72,19,10
)、 4−0H2−(22,34,25,10,31,
68゜32.94)、 2−0H−0−(70,52゜
75.81) MS : m/e 55(100%)、83(59
)。
)、 4−0H2−(22,34,25,10,31,
68゜32.94)、 2−0H−0−(70,52゜
75.81) MS : m/e 55(100%)、83(59
)。
41(24)、43(22)、45
(22)、57(15)、101(6)。
75(4)
(2) (2B )−ヒドロキシ−3−オクタノン物性
無色油状物質 旋光度: cci:’+も3+a7.3°(aHal、
中)IR: 3440,1715.1120cm−1’
H−NMR:δ0.90 (3H,t、 J = 6
Hz )tl、38(3H,d、J=7H2)。
無色油状物質 旋光度: cci:’+も3+a7.3°(aHal、
中)IR: 3440,1715.1120cm−1’
H−NMR:δ0.90 (3H,t、 J = 6
Hz )tl、38(3H,d、J=7H2)。
4.23(IH,dq、 J=5.6H2)”O−NM
R: 2aa3(13,76、19,73)。
R: 2aa3(13,76、19,73)。
4−0H2−(22,30,23,21゜31.31,
37.42)、−〇H−0C72,50)、−o=o(
212,64)MS : +n/e 4.3(100%
)+ 45(5D+55 (2B ) 、7 ]、 (
2J ) + 99(22)、41(13)、83(6
)。
37.42)、−〇H−0C72,50)、−o=o(
212,64)MS : +n/e 4.3(100%
)+ 45(5D+55 (2B ) 、7 ]、 (
2J ) + 99(22)、41(13)、83(6
)。
101(1)
(3)(2R,3B)−オクタンジオールHO,、、、
OH 旋光度:〔ん)23’ −12,0゜ 工R: 3350cIA−’ ’H−NMR:δ0.90(3H,t、、T=6Hz)
、1.14(3H,d、 J−1ニアHz )、 3.
60(IH,m)。
OH 旋光度:〔ん)23’ −12,0゜ 工R: 3350cIA−’ ’H−NMR:δ0.90(3H,t、、T=6Hz)
、1.14(3H,d、 J−1ニアHz )、 3.
60(IH,m)。
3.77(LH,m)
”O−NMR: 2ca、(14,o、 16.5 )
、 40H2(19,4゜22.5.25.7.31.
8 )、 2−oH−0、を− 旋光度:〔娩L4 5.9°(cHcl8.濃度070
“ンモル)’H−NMR: δ0.89(3H,t、
、v−=6H2)、1.14(311,d、 J=6
Hz )、 1.35 (3H,S )。
、 40H2(19,4゜22.5.25.7.31.
8 )、 2−oH−0、を− 旋光度:〔娩L4 5.9°(cHcl8.濃度070
“ンモル)’H−NMR: δ0.89(3H,t、
、v−=6H2)、1.14(311,d、 J=6
Hz )、 1.35 (3H,S )。
1.44(3H,S)、4.03(1)(、ad、、T
:4.12Hz)、4.26(IH,ad、J=(i。
:4.12Hz)、4.26(IH,ad、J=(i。
12Hz)
”O−NMR: 40H3(: 14.0. 15.6
.25.9.28.6 )。
.25.9.28.6 )。
40H2(22,6,25,9,29,7,31,,9
)。
)。
2−OI(−0(73,8,78,2)、0(107,
2)以下に、具体的実施例について説明する。
2)以下に、具体的実施例について説明する。
実施例
内径50cIIL1 長さ150 amの透明合成m
脂円筒の両端に網をはって試験ケージとし、これ全29
〜30°C1湿度70〜75%の恒温温室内に入れ、一
方の網面より、0.157rL/sθCの層流の風を送
り、明るさを約1.0.000ルツクスと17り。
脂円筒の両端に網をはって試験ケージとし、これ全29
〜30°C1湿度70〜75%の恒温温室内に入れ、一
方の網面より、0.157rL/sθCの層流の風を送
り、明るさを約1.0.000ルツクスと17り。
−万、内径9工、長さ14crnの円イい状金網の両端
に不透明合成樹脂板をとりつけたサンプルかご3個を準
備し、1つは雌虫を入れるもの、もう1つは(2s、3
s)−オクタンジオール等の供試誘引剤を入れるもの、
残りの1はブランクテスト用のものとし、それぞれの実
験ごとにこれらを入れ替え、試験ケージの風上側の端よ
り20cmのところに、不透明合成樹脂板を風下に向け
て、配置することとした。
に不透明合成樹脂板をとりつけたサンプルかご3個を準
備し、1つは雌虫を入れるもの、もう1つは(2s、3
s)−オクタンジオール等の供試誘引剤を入れるもの、
残りの1はブランクテスト用のものとし、それぞれの実
験ごとにこれらを入れ替え、試験ケージの風上側の端よ
り20cmのところに、不透明合成樹脂板を風下に向け
て、配置することとした。
一方、挙動を観察するための離京は、サンプルかとから
100cIIL風下のところに、10匹づつ放つことと
した。
100cIIL風下のところに、10匹づつ放つことと
した。
予め行った雌虫3匹をサンプルとした実験では、点灯後
8時間を経過した午後2時頃、離京の誘引行動が顕著で
あったので、実験は午後2時に行った。
8時間を経過した午後2時頃、離京の誘引行動が顕著で
あったので、実験は午後2時に行った。
この実験における離去訪引性は、30分間にサンプルか
とに到達した離去数で表わした。
とに到達した離去数で表わした。
なお、離京には、あらかじめマークをつけ、重複計数を
回避した。
回避した。
各10回測定した結果の平均値は、次のとおりである。
実験結果
A:雄ブドウトラカミキリ 3匹
B:(2B、3s)−オクタンジオール30μg1次い
で、(2日)−ヒドロキシ−3−オクタノン1μ、!i
I’t−、濾紙にしみ込ませたもの。
で、(2日)−ヒドロキシ−3−オクタノン1μ、!i
I’t−、濾紙にしみ込ませたもの。
0:(2s、3e)−オクタンジオール15μg1次い
で、(2日)−ヒドロキシ−3−オクタノン15μgを
、濾紙にしみ込ませたものOD;(2日、3B)−オク
タンジオール30μg1次いで、(2日)−ヒドロキシ
−3−オクタノン1μg、次いで、(2R,3B)−オ
クタンジオール10μgを、濾紙にしみ込ませたもの。
で、(2日)−ヒドロキシ−3−オクタノン15μgを
、濾紙にしみ込ませたものOD;(2日、3B)−オク
タンジオール30μg1次いで、(2日)−ヒドロキシ
−3−オクタノン1μg、次いで、(2R,3B)−オ
クタンジオール10μgを、濾紙にしみ込ませたもの。
B:(28,38)−4クタンジt−に30Pfl。
μIIを、濾紙にしみ込ませたもの。
F:何も入れないもの(サンプルかとだけのもの)
サンプル 離去飛来率(%)
A 79
B 18
0 14
D 35
E 40
7
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記一般式〔1〕で表わされる(28+ as)−オ
クタンジオール、下記一般式〔2〕で表わされる(2S
)−ヒドロキシ−3−アルカノン、及び、下記一般式〔
3〕で表わされる(2R,38)−オクタンジオールも
しくはその銹導体を含有する害虫誘引剤 ここで、Rは、それぞれ、H1アルキル基、又は、アル
J−IJジン基を表わす。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4212682A JPS58157702A (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 害虫誘引剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4212682A JPS58157702A (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 害虫誘引剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58157702A true JPS58157702A (ja) | 1983-09-19 |
JPH022841B2 JPH022841B2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=12627242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4212682A Granted JPS58157702A (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 害虫誘引剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58157702A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7510723B2 (en) | 2001-03-02 | 2009-03-31 | Ectopharma Limited | Pesticides based on vicinal diols |
-
1982
- 1982-03-16 JP JP4212682A patent/JPS58157702A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7510723B2 (en) | 2001-03-02 | 2009-03-31 | Ectopharma Limited | Pesticides based on vicinal diols |
US8784855B2 (en) | 2001-03-02 | 2014-07-22 | Ectopharma Limited | Pesticides based on vicinal diols |
US9456601B2 (en) | 2001-03-02 | 2016-10-04 | Ectopharma Limited | Pesticides based on vicinal diols |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH022841B2 (ja) | 1990-01-19 |
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