JPS5815606Y2 - デイ−ゼル機関の弁箱抜取装置 - Google Patents

デイ−ゼル機関の弁箱抜取装置

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Publication number
JPS5815606Y2
JPS5815606Y2 JP1976064182U JP6418276U JPS5815606Y2 JP S5815606 Y2 JPS5815606 Y2 JP S5815606Y2 JP 1976064182 U JP1976064182 U JP 1976064182U JP 6418276 U JP6418276 U JP 6418276U JP S5815606 Y2 JPS5815606 Y2 JP S5815606Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve box
valve
extraction device
diesel engine
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976064182U
Other languages
English (en)
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JPS52155810U (ja
Inventor
岡田方大
宮崎信政
Original Assignee
ダイハツデイ−ゼル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイハツデイ−ゼル株式会社 filed Critical ダイハツデイ−ゼル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ディーゼル機関の弁箱抜取装置に係わり、
とくに流体圧を利用した新規な弁箱抜取装置に関するも
のである。
一般に、ディーゼル機関の吸・排気弁箱、とくに排気弁
箱は、2〜3ケ月または1000〜200(4間毎にシ
リンダ蓋から取外し、排気弁摺合せを行なっているが、
シリンダ蓋との嵌合部にカーボン等が固着すると、弁箱
の抜取作業が非常に困難であつた。
したがって、従来では第1図に示すように、弁箱1のフ
ランジ部2の適所に設けたメネジ部2aに、ハンドル付
の押ボルト3をねじ込むことにより、弁箱1をシリンダ
蓋4から浮かすようにして、弁箱1の抜取作業を行って
いるが、押ボルト3を廻すのに強大な力を要し、而も弁
箱1は真直ぐに抜取る必要があるから、多数の押ボルト
3を均一に廻さねばならないので、熟練を要して、労力
的にも時間的にも煩わしい作業であった。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
、最近の中・大型ディーゼル機関においては、主要ボル
トの締付は作業に手動油圧ポンプが採用されていること
に着目して、該油圧ポンプの流体圧を利用し、弁箱自体
に何ら改造を加えることなく、簡単かつ迅速に弁箱の抜
取作業を行うことができる弁箱の抜取装置を提供しよう
とするものである。
以下、この考案の実施例を添附図面に従って詳細に説明
する。
第2図に示すように、図中破線で示す排気弁10を昇降
自在に支承する弁箱11は、機関本体のシリンダ(図示
せず)の燃焼室12側に弁部10aが位置するように、
シリンダ蓋13の嵌合孔14に上方から嵌合して、弁座
11aQ肩部13aに当て止められて定位している。
該弁箱11の上部には、ボルト挿通孔15,15・・・
・・・を周囲の適所に穿設したフランジ部16を一体的
に支持すると共に、該ボルト挿通孔15.15・・・・
・・に対位するシリンダ蓋の上面側には、両端にオネジ
部17.17を設けた長寸の弁箱締付ポルN8,18・
・・・・・の一方のオネジ部17を螺合して植立する一
方、このボルト18,18・・・・・・にフランジ部1
6のボルト挿通孔15,15・・・・・・を嵌合させて
定位した弁箱11は、円筒状のスペーサ19.19・・
・・・・を介してポルt−18,18・・・・・・のオ
ネジ部17にナツト部材20,20・・・・・・を締付
けることにより、シリンダ蓋13に対して固定できるよ
うになっている。
上記排気弁10は、ステム部10b上端のパルフコツタ
21に嵌合するバルブローテータ22のバネ受は板23
と、弁箱11のボス部11bとの間に縮装した弁バネ2
4a、24bにより、常時は上昇方向に附勢されると共
に、弁端キャップ25に係合する弁腕ネジ26を有する
排気弁腕27Vc連係して昇降されるものである。
以上の構成の弁箱及び弁箱の固定方法は周知である。
一方、フランジ部16のボルト挿通孔15.15・・・
・・・上部にメネジ部15a、15a’・・・・・を刻
設ヒ弁箱11抜取時は、ナツト部材20.20・・・・
・・とスペーサ19.19を取外すようにする一方、上
記弁箱締付ポル)18.18は、弁箱ストロークに対応
した長さに設定しである。
弁箱抜取装置は、第3図に示すように、−スベーy19
が円筒状のシリンダ31でなり、該シリンダ31の上端
に設けたオネジ部31aに、ナツト20を取外して、上
端に流体供給口32を有するキャップ部材33のメネジ
部33aを螺合して固定し、シリンダ体35として形成
する一方、ボルト18の上部に、シリンダ31に嵌合す
るピストン部34を一体的に設けて構成している。
との弁箱抜取装置を使用するには、予じめピストン部3
4を設けたボルト、18の上部オネジ部17に係合する
ナツト20を外して、キャップ部材33をねじ込み、油
圧ポンプからキャップ部材33の供給口32に油圧を供
給すると、油圧の強力な反力でシリンダ体35側が均一
に上昇して、弁箱11がシリンダ蓋13の嵌合孔14か
ら抜取られる。
このように、本実施例では、シリンダ31を弁箱11組
付時のディスタンスピースとしてのスペーサ19にかえ
て取付は而も、単にキャップ部材を取付けるだけである
から、簡単かつ迅速に抜取作業を行うことができる。
なお、上記スペーサ19を当初からスペーサ19aのよ
うにしておくとその4まシリンダ31として応用できる
なお、上記実施例では、排気弁の弁箱を例にとって説明
したが、吸気弁箱、その他の弁箱であっても容易に適用
できることは言うオでもなく、更には、各種重量体の抜
取作業に採用することも可能である。
以上の説明からも明らかなように、この考案は、機関本
体側からのボルト部材に設けたピストンを嵌合するスペ
ーサー(シリンダ体)を、弁箱のフランジ部に固定して
、弁箱抜取時、ナツト部材に代えて、流体供給口を有す
るキャップ部材を冠着して、シリンダ体に供給される作
動流体の反力でシリンダ体側を変位させ、機関本体から
弁箱な抜取るようにしたから、経験の浅い作業員であっ
ても労力を要することなく、簡単かつ迅速に弁箱の抜取
作業を行うことができる。
オた、この考案によれば、弁箱抜取装置としては、基本
的にはスペーサー(シリンダ体)と、ピストン付ボルト
部材と、流体供給口付ナツト部材のみであるから構造が
簡単で、安価に製造することができ、さらに既存の弁箱
に対しても容易に採用することができ、而も、流体供給
源として、主要ボルトの締付作業に用いる手動油圧ポン
プを利用できるから、別に油圧装置を設ける必要もない
等、種々の利点を有し、実用上の価値が大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の弁箱抜取装置の側面図、第2図は、周知
の排気弁箱の縦断面図、第3図はこの考案に係る弁箱抜
取装置の縦断面図である。 11・・・・・・弁箱、13・・・・・・シリンダ蓋、
14・・・・・・嵌合子L 15・・・・・・ボルト
挿通子L1.6・・・・・・フランジ部、18・・・・
・・弁箱締付ボルト、19・・・・・・スペーサ、20
・・・・・・ナツト部材、29.31.39・・・・・
・シリンダ体、30.34.37・・・・・・ピストン
(部)、33・・・・・・キャップ部材、38・・・・
・・ロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁箱抜取ストロークに対応した長さを有し、上部にピス
    トンが形成され、下端が機関本体に固定されるボルト部
    材と、弁箱のフランジ部に穿設したボルト挿通孔に下端
    が固定され、ボルト部材のピストンを嵌合するシリンダ
    体と、流体供給口を有し、シリンダ体の上端に着脱自在
    に冠着されるキャップ部材とを設けてなることを特徴と
    するディーゼル機関の弁箱抜取装置。
JP1976064182U 1976-05-20 1976-05-20 デイ−ゼル機関の弁箱抜取装置 Expired JPS5815606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976064182U JPS5815606Y2 (ja) 1976-05-20 1976-05-20 デイ−ゼル機関の弁箱抜取装置

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JP1976064182U JPS5815606Y2 (ja) 1976-05-20 1976-05-20 デイ−ゼル機関の弁箱抜取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52155810U JPS52155810U (ja) 1977-11-26
JPS5815606Y2 true JPS5815606Y2 (ja) 1983-03-30

Family

ID=28528082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976064182U Expired JPS5815606Y2 (ja) 1976-05-20 1976-05-20 デイ−ゼル機関の弁箱抜取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5815606Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4864899U (ja) * 1971-11-10 1973-08-17
JPS4883498U (ja) * 1972-01-13 1973-10-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52155810U (ja) 1977-11-26

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