JPS5815368Y2 - コンベヤベルトの縦裂き検出装置 - Google Patents

コンベヤベルトの縦裂き検出装置

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JPS5815368Y2
JPS5815368Y2 JP1978094422U JP9442278U JPS5815368Y2 JP S5815368 Y2 JPS5815368 Y2 JP S5815368Y2 JP 1978094422 U JP1978094422 U JP 1978094422U JP 9442278 U JP9442278 U JP 9442278U JP S5815368 Y2 JPS5815368 Y2 JP S5815368Y2
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JP
Japan
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belt
conveyor belt
detection device
roller
tear detection
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JP1978094422U
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JPS5511964U (ja
Inventor
山川進
Original Assignee
三ツ星ベルト株式会社
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Publication date
Application filed by 三ツ星ベルト株式会社 filed Critical 三ツ星ベルト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は改良された新規形式のコンベヤベルトの縦裂き
検出装置に関するものである。
従来、石炭、鉱石などの運搬に使用されるコンベヤベル
トにおいては、鉱石中の破片がベルトに突きささってキ
ャリヤローラーに引掛かり、破片が固定刃となってベル
トに縦裂きを生じ、この縦裂き発生に気付かずにそのま
l運転を続けると、縦裂きがコンベヤベルト全長に亘っ
て進展し、高価なベルトを使用不可能とする事故が屡々
発生している。
殊に近時、高強力を要求される分野にスチールコードを
6体としたベルトが生産され使用されているが、これは
幅方向にスチールコードを結合する部分が主としてゴム
で構成されているために、一層この縦裂き発生頻度が増
加する傾向にある。
ところが、この様なことは分っていても、長さが数百未
成いは数千米以上にも及ぶ長いコンベヤベルトにおいて
は前記縦裂きを常時肉眼で監視することは実際上、不可
能である。
現在、このような縦裂きを防止するため種々の手段が講
しられているが、このうち比較的安価にかつ容易に取り
付けられる縦裂き防止の監視装置として、例えば特公昭
51−24184号公報の如く、ベルト裏面幅方向に機
械的に弱い導電材を一定ピッチでベルト裏面と絶えず接
触するように設置し、導電材の両端を電流回路に連結し
、ベルトに突きささった破片で導電材を直接切断するこ
とによりコンベヤベルトの運転を停止せしめるようにし
た装置が提案されている。
しかし、これは導電線の両端を単に支柱に取り付けてい
るため、振動その他によって導電線が弛緩し、破片通過
時導電線が切断しないことがあり、又、材質的に弱い導
電線を使用しているため機械の振動や自然老化即ち腐食
などによって正常時においても切断するという縦裂き以
外の誤動作の現象を起すなど、種々の問題点を有してい
る。
更に、最近における種々の試験結果では、前記従来方式
において破片がトラフローラー或いはフラットローラー
の間隙部に突きささり、そのit固定され縦裂きを起す
ケースが多く、この場合にも検出不可能となる問題点が
あることが判明した。
本考案は上述の如き実状に鑑み、前記方式を改善し、そ
の欠点を解消した新規な縦裂き検出装置を提供すること
を目的とするもので、プリント回路を形成せしめた脆い
材料よりなるセンサープレートをローラースタンドに取
り付けることにより振動その他の誤動作をなくシ、取付
台の使用によって取替が容易となり、かつ破片によって
センサープレートを容易に破砕し連鎖事故を防止せしめ
る外、従来の検出機構には見られなかったローラー間隙
部に突きささった破片をも検出し、ベルトの運転をより
確実に停止せしめる如く構成したことを特徴とする。
以下、更に本考案を添付図面に示す実施例を参照しつつ
詳細に説明する。
第1図、第2図は本考案検出装置を配置したコンベヤベ
ルトの部分図であり、図において1はコンベヤベルト、
2,2′は該コンベヤベルト1の運行を支持するキャリ
ヤローラーで2はトラフローラー、2′はフラットロー
ラー、3,3′は何れも略々一定のピッチで裏面と接す
る如く適当な位置、好!しくはシュート下部又はその近
傍に配置したセンサープレートで、その基板は通常機械
的に脆いベークライトその他のプラスチック材がらなっ
ている。
又、4,4′は前記キャリヤローラー2,2′を支示せ
る支柱スタンド、5,5′はセンサープレート3,3’
を取り付けたプレート用アームで、キャリヤローラーの
支柱スタンド4,4′に取付取外し自在になるよう連結
されている。
第3図は前記ローラースタンド部分を側面より見た場合
で、通常は図示せる如くセンサープレート3をローラー
間隔部及び進行方向の手前に設置するのが好ましい態様
であるが、キャリヤローラー20両側に設置することも
勿論可能である。
上記の各構成において要部を占めるセンサープレー)3
.3’の詳細は第4図、第5図に例示するようにベーク
ライトの如き脆い基板6上に金属箔7をプリントしたも
のであり、この場合のプリント回路のパターンは任意で
あるが、基板6上に間隙なく直列にプリントし、更に必
要に応じその上に保護被膜をコートすることによって形
成しており、しかもローラー間における破片の突きささ
リヲモ検出すべくトラフローラー2とフラットローラー
2′の間隙部にもセンサープレートを挿入できるように
プレート3の途中に細長い複数のプリント回路を設けた
凸部8を形成している。
勿論、この場合の複数の凸部の数はキャリヤローラーの
数によって異なり、通常のキャリヤローラー3個の場合
(第1図参照)には図示例の如く2個であるが、キャリ
ヤローラーが5個の場合には凸部の数はローラー間隙に
合せて4個とすることは当然であり、かつ好ましい形態
である。
なお、センサープレート3,3′の両端A、B。
C,Dは第6図に示す如き電流回路に連結され、ベルト
の駆動中はそれら端部A、B、C,D間は通電されてお
り端子A、B、C,Dは更にリレーL及び電動機Mに連
結されている。
従って、今、積載物をのせたコンベヤベルト1が第1図
の矢印方向に進み、積載物中に混入せる板状或いは塊状
の破片がシュート部においてシュート投入口(図示せず
)より落下衝撃その他の機械的衝撃によりベルトに突き
ささり、これがキャリヤローラー上、或いはキャリヤロ
ーラーとフレームの間、更にはトラフローラ2とフラッ
トローラー2′の間に固定されると、これらの破片が固
定刃となり長距離に亘ってベルトの縦裂きを生ぜしめる
上記破片が突きささった状態或いは正常に積載された状
態であっても、ベルト走行中、偶発的にローラーフレー
ム間に固定され前記同様縦裂きを生ずる場合が起る。
しかし、何れの場合も、これらの破片がキャリヤローラ
ーに固定されるlでベルトに突きささった状態のま渣で
進行するが、キャリヤローラー2゜2′の手前横方向に
設けられた脆い材質のセンサープレート3,3′に突き
当り、該センサープレートを破壊し、同時にプレート上
の通電されている金属箔7も切断する。
なお、センサープレート3.3′においてプレートの途
中にプリント回路を設けた細長い凸部8を形成しである
ときはこれらの凸部8がトラフローラー2とフラットロ
ーラー2′の間に挿入されているためローラーに破片が
突きささった場合でも凸部のセンサープレートを簡単に
破壊し、金属箔7も簡単に切断することができる。
このようにセンサープレートが破壊され、プリント回路
の金属箔が切断されると、第6図の如き制御回路により
センサープレート3.3’の通電はオフとなり電流回路
A、B、C,Dが開放されるので、リレーLが作動し、
次いで駆動電動機M側の電磁開閉路Mgが切れて電動機
Mの回動が停止されベルトの運転が停止する。
上記においてキャリヤローラー2,2′とセンサープレ
ート3,3’との間隔は重要な要件の一つで、若し前記
の場合にキャリヤローラー2,2′とセンサープレート
3,3′の間隔が広いと、キャリヤローラー2,2′と
センサープレート3゜3′の間に破片が突きささった場
合、破片はセンサープレート3,3′に触れることなく
直接法のキャリヤローt−2,2’に引掛かりベルト縦
裂きを生じることになるため、センサープレート33′
はキャリヤローラーのすぐ手前であることが必要で、そ
の間隔は数十部位か又はそれ以内であることが適当であ
る。
又、センサープレート3゜3′の設置する位置は別に限
定はしないが、ベルト縦裂きの発生率を考慮し、それが
最も多いシュートの真下若しくはその近辺のキャリヤロ
ーラーの手前に設置することが望ましい。
しかし図示例の如く2個所に限らず、適宜位置に随時配
置しても差支えない。
以上の如く、本考案のコンベヤベルト縦裂き検出装置は
比較的脆い基板の上に、比較的弱い材質よりなる金属箔
によってプリント回路を形成せしめ、しかもローラー間
隙部に挿入すべく複数の凸部を有する形状となしたセン
サープレートをベルト裏面幅方向に沿ってベルト裏面と
絶えず接する如<、シかもキャリヤローラーの手前にお
いてキャリヤローラーのスタンドに取り付けたアームに
設置したから、ベルトの縦裂きを確実にしかも早期に検
出して大事故を未然に防止することができると共に、機
械の振動による影響が従来方式に比較して格段に少く、
更に従来より比較的頻度が多いにも拘らずその検出が不
可能であった破片のローラー間隙部への突きささりによ
って生ずる縦裂きをも防止することができる特長があり
、しかもその機構も比較的簡単であるため設備費が安価
で、既存のコンベヤベルトのキャリヤローラースタンド
に容易に組み込むことが可能である外、更に誰にでも保
守2点検が容易にできる等、数多くの利点を有し、従来
の縦裂き検出装置に比し事故東上、極めて顕著な効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る縦裂き検出装置を備えたコンベヤ
ベルトの平面図、第2図は第1図のx−x’線矢視断面
図、第3図はキャリヤローラースタンドの部分側面図、
第4図は本考案装置に使用するセンサープレート板の一
例を示す平面図、第5図は第4図の正面図、第6図は本
考案に係る制御回路の一例を示す概要図である。 1・・・・・・コンベヤベルト、2,2′・・・・・・
キャリヤローラー、3,3′・・・・・・セン?−7”
レート、4゜4′・・・・・・支承スタンド、5,5・
・・・・・アーム、6・・・・・・センサープレート基
板、I・・・・・・金属箔、A、B。 C,D・・・・・・プリント回路端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ベルト巾方向にわたって亘設されるキャリヤローラ
    セットに対応した巾方向長さを有し、前記キャリヤロー
    ラセットを構成する個々のローラ間間隙部に挿入される
    凸部8を設けた平面形状の機械的に脆い材料からなる基
    板6上に金属箔7によりプリント回路を形成してなるセ
    ンサープレート3,3′をキャリヤローラー2,2′の
    支承スタンド4,4′に取り付けたアーム55′により
    ベルト1の裏面巾方向に亘って、かつ長さ方向はぼ一定
    ピッチでベルト裏面と絶えず接する如く設置し、前記プ
    リント回路の両端A、B、C,Dを電流回路に直結させ
    、コンベヤベルトに突きささった破片でセンサープレー
    )3,3’を破壊又は切断することによりベルトの運転
    を停止せしめる如く構成したことを特徴とするコンベヤ
    ベルトの縦裂き検出装置。 2 センサープレート3,3′の機械的に脆い基板6材
    料がベークライトである実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のコンベヤベルトの縦裂き検出装置。
JP1978094422U 1978-07-07 1978-07-07 コンベヤベルトの縦裂き検出装置 Expired JPS5815368Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5511964U JPS5511964U (ja) 1980-01-25
JPS5815368Y2 true JPS5815368Y2 (ja) 1983-03-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582464Y2 (ja) * 1977-10-12 1983-01-17 山田油機製造株式会社 コ−キングカン
JPH06262114A (ja) * 1993-03-15 1994-09-20 Sanuki:Kk コーキングガン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334718Y2 (ja) * 1974-04-19 1978-08-25

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