JPS58150613A - 地盤の現場直接せん断試験方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明は地盤の現場直接せん断力の試験方法との装置に関
するものである。

来、所望の土地の供試体の採取が困難な地盤ん断強度を
知るために現場直接せん断試験がれた。この試験の手順
は、所望の地山に供試部分（第１図参照）を削り出し、
これにぜんをかぶせ、加圧板を介して垂直圧力四を加え
側面からせん断力（Ｂ）を加えて地山と供試体底との間
でぜん断するものである。（Ｍ、２図番この試験法では
せん断に伴って供試体（１）あるせん折箱が傾斜する欠
点があった。（第、２図鎖線参照）即ちせん断力がせん
断面（２）より士別わるので、供試体（１）にモーメン
トが働き。

が供試体を傾けるのである。せん断力の作用せん折箱底
面に置けば、理論上モーメントは生じず、いくらかずれ
た点に発生するので、供試体（１）を傾けようとする不
安定性をなくすことはできない、また垂直荷重を加える
加圧板とせん折箱は固定して一体化されていないので、
せん折箱側面から供試体にせん断力が加えられると、押
される側が盛り上がって加圧板を傾けたり、端部から強
い進行性破壊の様相を示すようになる。

直接せん断は、本来供試体上下加圧板からせん断力を与
え、供試体（１）上下面（２１（３１を平行にずらせる
変形を規定した試験であるから供試体に加えるせん断力
（坊や垂直圧力＾は規定した変形を起こすように加えね
ばならない。

本発明は以上の事項に鑑み開発されたもので。

供試体上面に上下方向に偶力が働らく様にすると共に従
来のものく比べて簡易であり、且つ正確にその所望地盤
のせん断力を知ることが出来る方法と装置とを提供する
ことを目的としたものである。

次に本発明の実施例について図面に基づいて説明する。

所望の位置に一定の大きさの供試体（１ンを削り出し、
供試体（υの底面（２）の囲りにや＼間隔を置いて平板
（４）を設置し、供試体（１）にせん−箱（５）の周壁
部（６）を被せ、筒壁部（６）の底部と前記千教（４）
あるいは地面（ロ）との間にスペーサー（７）を介在さ
せ、又この時周壁部（６）と供試体（１）との間に間隙
があればその間隙に粗い砂（８）を詰めることが好まし
い、これは周壁部（６）と供試体（１ンとのなじみをよ
くするためであり、この理由により供試体（１）の上面
（３）にも粗い砂（８）か細礫を薄く敷き、その上に加
圧板（９）を載置する１次に加圧板（９）上面にせん断
力を加える面と平行に適宜数の丸杆■・・を保持具０に
保持させて載置し、その上に当板（２）を設置し、その
上に基杆（至）を設置し、基杆（至）の上面中央には供
試体（１）に垂直圧力を与える加圧４（至）と加皇計回
及び垂直変化をよみとる垂直゛変位メーター（至）とを
備えると共に、供試体（１）の上面が常圧水平面となる
様に基杆（至）の両端に一方に基杆−の上面に他方は基
杆（至）と地面（ロ）との間にエアーシリンダーあるい
は油圧ジヤツキ（至）・等よりなる偶力発生装置を設置
し、且つ基杆０上に基杆（至）の水平状態を知るための
水準４（６）等を設け、前記加圧器（至）の上端［＆個
の油圧によってコつ１ＣＦｊ７Ｆ４閉する形式の展開型
アンカー曽・・Ｋよって常に一９位置に保持されている
縦けた（２）を設け、前記一方のジヤツキ（至）は基杆
（至）と縦けた（ハ）関に設置し、更にせん折箱（６）
の周壁部（６）の−側にせん断力を与える加圧器υ、加
ム計（至）及びせん断変位を見るための水平変位メータ
ー（至）を設け、先づ加圧４ａ４を作動し、供試体（１
）に垂直圧力四を加え、圧密操作を行い圧密が終了した
時点において、加圧板（９）をせん折箱（５）の周壁部
（６）Ｋナツト締め等して固定化し、周壁部（６）と地
面（ロ）或は平板１４）との関に介在させたスペーサー
（７）を抜きとり、次いで周壁部（６）の−＠に設けた
加圧部員を操作し、供試体（１）にせん断力（Ｂ）を与
える。この時供試体（１）の上面（３１は押された面の
方が上方に持ち上がろうとするモーメントが働く、これ
を前記偶力発生装置を作動させて、そのモーメントと相
反する偶力を与え供試体（１３の上面（３）を常圧水平
面に保持させるこの様にして供試体（１）のせん断力を
測定するものである。同アンカー（２）は第Ｓ図に示す
様に半円ｆＭ３カ（至）をひっばりはね＠四及びヒンジ
（ロ）で連結し、これを油圧シリンダー（至）で開閉し
得る様に構成したもので、■はスライダーであり、（至
）は反力棒で上部には螺子部を設けである、又（至）は
油送管である。

本発明は以上の様な方法と構成であるから、極めて簡単
な構成でありながら、極めて正確に所望の地盤のせん断
力が検査測定が出来るものであり、操作も容易で且つ取
り扱いも簡便である等、極めて応用範囲の広い効果を有
するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の供試体を示す斜面図、第２図は現場直
接せん餠試験の原理図、第３図は本発明の一実施例を示
す説明的正面図、ｌｉｄ図は同じく説明的側面図、第Ｓ
図は本発明に使用するアンカーの拡大縦断面図。 （１）・・供試体、（５）・・せん折箱、（９）・・加
圧板、（２）・・アンカー、ＣＩ！り・・縦けた％＠・
・加圧槽。 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　所望地盤の現場において、一定の大きさの供　　　
   本試体を削り出し、該供試体にせん折箱を被冠させ　　
   、そ１て、加圧板を介して垂直荷電を供試体に与え、圧
   　　　従密が終了したとき加圧板をせん折箱の周壁部に
   固　　のせ。 定化したのち、供試体にせん断力を周壁部を介し　　行
   わて与えると共に、核力によって生じるモーメント　　
   　体（１）を打ち消す偶力を加圧板を介して供試体に与
   え、　　　折箱該供試体の上面を常に水平に保持させる
   様にした　　１箱ことを特徴とする地盤の現場直接せん
   断試験方法。　　面（２）ユ　所望地盤の現場に於て、
   一定の大きさに削り　　　照）出された供試体に被冠し
   得る加圧板を有するせん　　いは折箱と、＆ｆ加圧板を
   介して垂直荷電を与える加圧　　一点４、せん折箱を介
   して供試体にせん断力を与える　　方に加圧槽、且つせ
   ん断力を与えたとき供試体に生ず　　これるモーメント
   を打ち消す偶力を与える装置及び垂　　点をによって固
   定化された縦けた等との組み合せなることを特徴とする
   地盤の現場直接ぜん断装置。