JPS58144547A - 複数の電気所間あるいは複数のセンタ−,電気所間の自動同期式デイジタル制御方式 - Google Patents

複数の電気所間あるいは複数のセンタ−,電気所間の自動同期式デイジタル制御方式

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JPS58144547A
JPS58144547A JP58011098A JP1109883A JPS58144547A JP S58144547 A JPS58144547 A JP S58144547A JP 58011098 A JP58011098 A JP 58011098A JP 1109883 A JP1109883 A JP 1109883A JP S58144547 A JPS58144547 A JP S58144547A
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    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
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    • Y04S10/30State monitoring, e.g. fault, temperature monitoring, insulator monitoring, corona discharge
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力系統において高性能な系統制御を可能にす
るものである。
すなわち系統制御に必要な一切の諸元、例えば交流電圧
、交流電流および各設備の状態などを自動同期ディジタ
ルコードに変換することにより高精度化をはかり、これ
を処理装置に取集して演算などの処理を行なうことによ
り、下記(イ)〜に)のような系統に関する保麹、自8
1II調整。
遠方監視操作などの制御ならびに自動記録、自動統計作
成などの高性能化、いいかえれば制御の高速度化、高信
頼度化および高度自動化を可能にするものである。
(イ)、系統事故発生時の事故発生場所判定と事故区間
しゃ断などの保護。
(ロ)、電圧周波数の維持および系統安定度維持などに
必要な発電機出力配分ならびに系統汐流等の自動調整。
(ハ)、電力設備の遠方監視操作。
に)、系統計画、運用などに必要な各種計測値等の自動
記録ならびに電力設備の管理に必要な自動統計作成など
この自動同期式ディジタル制御方式は交流電圧、交流電
流を全系統において自動的に一定周期でしかも同一時刻
にサンプリングを行ない、これらの自動同期ディジタル
コードを含む全人力コードをシンクロナイズして収集、
伝送、処理する方式である。
従来の系統制御は第1図に示すように汀なってきた。す
なわち各種の保護、調整および監視操作に必要な系統の
′電路における電圧、電流は、電圧変成器(PTまたは
PD)、電流変成器CTの各鉄心に1次、2次巻線を巻
き、これら変成器出力のアナログ量をそれぞれ専用ケー
ブルで収集する方法を採用しており、またしゃ断器CB
線路開閉器L8など′電力機器の開閉状態等の入力もそ
れぞれ専用ケーブルを用いて収集し、処理する方式を採
用している。
しかしこのアナログ方式による制御は電力系統が巨大化
複雑化するにつれて諸装置が複雑になり、かつその機能
に高性能が要求されて来たため、次のような重大な欠陥
が顕在化しつつある。
■、系統電圧、′電流抽出上の問題 保護継電装置、監視操作装置などの制御用諸装置には入
力として系統′電圧、1M流などのデータが必要である
が、このため各変成器は次のような理由により出力の大
きいものとしなければならない。
0各装置(計測器を含む)の駆動力として変成器の出力
を直接消費すること。
0変成器から上記諸装置を設置した制御室までかなりの
距離(数百米になることがある)を伝送するため、出力
が小さいとアナログ量の入力が雑音の影沓な受は易いこ
と。
したがって大出力の変成器を得るために1次巻線と2次
巻線間の磁気媒体として透磁率の大きい鉄心を介在させ
る必要がある。
鉄は透磁率が大きく、大出力の変成器を得るには優れた
材料であるが、反面2次側出力に次のように大きい誤差
を生ずる欠点を持っている。
すなわちある程度以上の磁化電流が?IIr、れると磁
束量が飽和し、磁化電流と磁束量が比例しなくなる現象
(飽和現象)がおきる。
これは1次側電流に直流分が含まれるときはさらに助長
される。
また1次側で短絡事故電流のような太′電流を急激にし
ゃ断した場合には磁束が残る現象(残留磁気現象)がお
き、このため2次側電圧、電流は忠実性が失なわれるこ
とが多い。
これらの誤差を少なくしようとして鉄心の磁束密度を低
くし、飽和しないように巨大な鉄心を用いるとしても実
際の系統では常時電流と事故電流に数十倍の差があるの
で限度があり、大電流における誤差を減少することは困
難である。。
■、伝送上の問題 変成器出力を忠実に制御用諸装置に伝送するためには変
成器と制御室を結ぶケーブルに対する配慮が重要になる
このケーブルが細いと変成器出力をここで失なうため誤
差を助長することになる。
これまでも27万5千ボルト級電気所の設計では電力機
器が大きく電気所の所要面積が広いためそれだけ長いケ
ーブルが必要になったが、この施設条件に対処して一般
に便用している変流器2次巻線定格電流5アンペアを1
アンペアに下げるなどの変成器負担軽減対策を行なって
きた。
しかしさらに現在のように50万ボルト級の電気所が必
要になると構内に敷設するケーブル長さは約2倍にもな
ることを考えなければならない。しかも電流変成器の2
次巻線の定格電流を1A以下に下げようとすればこれに
逆比例して端子間電圧が高くなる。
このため1次側に短絡電流が流れても問題がないように
制御装置の耐′魁圧設計を従来より高める必要があり、
装置の大形化が避けられなくなってしまう。したがって
定格電流を1A以下にすることは実際には不可能であり
、2倍の太さのケーブルが必要になる。
これに加えて各種制御装置に高度の機能が要求され、計
器、継電器が増加すると、計器では定格値以下の誤差を
少なく、かつ過電流域は飽和特性とし、−刃保護継電器
では事故時の大電流域の誤差を少なくするなど計器。
継電器の使用目的に応じて異なる特性が求められるよう
になる。
この対策として第6図で示すようにCTの2次巻線を用
途別に分ける必要を生じ(現在の50万ボルト用CTで
は5鉄心形を使用している)、このため制御ケーブル条
数も増加し、銅量が著しく増加しているが、それでも所
要の精度を保つことが困難になりつつある。
また電力系統が複雑化するに伴なって系統の保護や調整
上、変成器の2次側出力を遠隔の他の電気所との間で相
互に受授する必要がある。この場合にアナログ量のまま
マイクロ波無線回線、電力線搬送など使って伝送すると
雑音やレベル変動の悪影をを受は易いので、現在でもデ
ィジタル変換して伝送している。
しかし受信側では再びアナログに戻すという余分なこと
が必要になり、伝送設備の抜雑化が議けられなくなって
いる。
■、処理上の問題 従来の各種制御装置は基準設定電圧、電流値と電路電圧
、電流との比較、2つ以上の電路電流の合成比較あるい
は電路電圧、電流の位相比較、有効電力の算出などの演
算処理にアタッチ、変成器の出力をアナログの1ま用い
ている。
系統の巨大化、複雑化はこれら諸装置に高度の機能を要
求することになり、装置内の演算処理も複雑になるが、
アナログ量の演算は処理のつど誤差を生じ、複雑化に伴
なってそれだけ誤差が累積増加するので現在以上の機能
をアナログ方式により求めることは事実上無理になりつ
つある。
定な電力供給は望めなくなりつつある。
これに対処する方式として電気所対向区間ごとの保護方
式、さらに全系統の多数の重要電気所から電圧、電流な
どのデータを1個所に収集して系統的に総合判断しもっ
とも適切な事故しゃ断個所を決める広域保護方式をあげ
ることができるが、この方式をアナログ量で行なう場合
は系統内各部の変成器の誤差がそれぞれ異なるため総合
された誤差は太きいものとなり、所要の性能を望むこと
は不可能である。
またディジタル量はソフトウェア、ハードウェア何れで
も処理することができるが、アナログ量は記憶が困難で
あって、ハードウェアによる処理しかできず、このため
に制御機能別の専用装置が必要になり、装置が複雑。
大形化し、かつ所要スペースも広大になる。
さらに電力系統の変更などに伴ない新しい制御機能が必
要になった場合に、その都度装置の設計、製作が必要に
なるなど融通性にも乏しい欠点がある。
本方式は上記の3つに大別した問題点を解決し、各種制
御の高速度化、高信頼度化および高度自動化を可能にす
るものであり、第2図、第3図に自動同期式ディジタル
制御方式の電気所装置単独の場合および電気所装置対向
の場合を、第4図、第5図にセンター装置のある場合を
、それぞれ具体的に説明する。
(1)、第2図による電気所装置単独の場合の説明。
第2図(イ)に示すように電気所(発変電所)それぞれ
自動同期ディジタル符号器1に入る。
ここでこれら各自動同期ディジタル符号器1の中のサブ
リング同期信号は、例えば制御室に設置した自動同期調
整器2を親として、これと自動的に同期して作動し、一
定周期でしかも同一時刻にサンプリングされ、ディジタ
ルコード化されるっ ここで自動同期調整器2と各自動同期ディジタル符号器
1との間の自動同期を、2を親に選定した場合を仮定し
て説明すれば第2図(ロ)のようになる。
なおこの説明は自動同期ディジタル符号器1のいずれを
親に選定した場合も全く同じである。
第2図(ロ)のようにサンプリング同期用遅延時間τα
を τα=サンプリング周期τO−主調整器との遅延時間τ
1になるように調整し、cQのサンプリング時刻を制御
室の自動同期調整器2よりもτOだけ遅延させる。
即ち自動同期調整器2よりサンプリング時刻信号を発信
し、自動同期ディジタル符号器1においては、このサン
プリング時刻信号を受け、自動同期調整回路にてταだ
け遅延させたサンプリング同期信号をもってサンプリン
グする。(第4図(ロ)参照) この場合は同じ電気所内であるためτ1はきわめて微小
時間であるが、他の電気所あるいはセンター装置との間
でサンプリング時刻を合わせる場合はτ、がτ。よりも
大きくなることがある。
このようなときは τα=n・τ0−τ、’(nは整数) になるように調整する。
以上のような方法により各自動同期ディジタル符号器1
は人力のアナログ轍のサンプリング時刻が同じになるよ
う動作する、 また自動同期ディジタル符号器1の動作について第7図
を用いて説明する。
すなわち第7図(イ)はCTの外観を示し、同図(ロ)
は自動同期ディジタル符号器のブロック図を示すもので
ある。
変成器2次側の電圧または電流アナログ量は、サンプリ
ング回路24において自動同期調整回路23からとり出
したサンプリング同期信号により商用数波の第10〜2
0調波成分1で再現できる程度にサンプリングされる。
この出力をさらにアナログ−ディジタル変換器25およ
びバイポーラ変換器26(あるいは搬送波のFS変調方
式など)を通じ、例えば時分割多重サイクリック方式等
の一定デイジタルコードに変換する。
一方LS+ 、L82. LS5・・・・・・、CJ 
、CB2CB、・・・・・・など電力機器の開閉状態を
表わす入力および負荷時電圧調整器IJの動作状態。
調相設備の使用状態などを表わす各種入力についてもそ
れぞれの主回路と連動する補助開閉器で検出し、これら
をディジタル符号器3のスキャニング機構、バイポーラ
変換器を通じ、前記アナログ入力と同様に時分割多重ザ
イクリック方式の一定デイジタルコードに変換する。な
おこの場合は入力信号が開、閉の状態または調整タップ
ナンバーなどを示すものであり、時々刻々変化する電圧
、電流のようなアナログ量と異なり、少なくとも秒オー
ダは同一状態を継続するのでサンプリング同期は不要で
ある。
以上の自動同期ディジタル符号器1およびディジタル符
号器3の直列に配列した各サイクリックコードはそれぞ
れ電気所構内に敷設した同軸ケーブルなどを経てデータ
の誤り訂正、一時記憶2分類整理2分配などを行なう接
続制御装置4に収集する。
さらに接続制御装置4では収集した電圧。
電流データをもとに有効電力、無効電力、″電力量など
の各データを、また所内電源をもとに周波数データを演
算作成し、これらも含めた一時記憶データを使用目的別
に順次高速処理用主記憶装置5あるいは低速処理用主記
憶装置6へ転送する。
高速および低速処理用主記憶装置5,6では、記憶蓄積
データを母勝、変圧器保趙などの高速処理装置7用と事
故復旧、集中制釧1などの低速処理装置B用とにそれぞ
れの中で分類する。
高速処理装置7は主記憶装置5の記憶データを用いて母
線、変圧器保護、送電線後備保護などの目的別に作成し
たプログラムに従いディジタル演算処理を行なう。
この演算処理には先に説明したとおりアナログ量につい
てのサンプリング時刻を自動同期したデータを使用する
ため演算が大巾に簡素化できろう したがって処理装置
の規模をそれだけ小形化することができる。
もし同期作動しない場合はサンプリング回数を非常に大
きい値にするとか、あるいは演算過程で複雑な計算、ア
ナログ的に表現すると波形再現計算などを行なう必要が
あり、処理装置の規模が大形化する。
低速処理装置8は主記憶装置M、6の記憶データを用い
て事故復旧、遠方制御などの目的別に作成したプログラ
ムに従いディジタル演算処理を行なう。
高速、低速処理装置7,8の演算結果のうち、直ちにC
Bの開閉、LRの調整、調相設備の制御などを行なう出
力が発生した場合は出力インターフェイス9を経て各種
制御出力を該当する電力機器へ送出する。
また上記の制御、調整の演算処理データおよび電力機器
の状態変化データは主記憶装置5.6へ一時記憶し、入
出力制御装置10で表示あるいは記録出力を分類整理し
、監視制御装w11または記録装置12ヘアウドプツト
する なお監視、記録の結果」操作が必要な場合には、監視制
御装置11を使用して手動により開閉、調整操作を行な
う。
データ処理状況監視制御装置13は、−1−記憶装置5
,6.高速処理装置1.低速処理装置8.入出力制御装
置10相互の連けいプログラム動作を監視し、その動作
に異常が発生した場合には共用の予備処理装置に切換え
るなどの制御を行なう。
(n)、第2図、第6図による電気所装置対向の場合の
説明。
本特許請求範囲の電気所装置対向の場合は号の伝送(以
下同期データの受授という)および送電線保護などに用
いるデータを受授し合い、前記(1)項で説明した電気
所装置単独の場合の制御機能に新たに送電線保護用能等
を加える。
この追加する部分を第2図に点線で示す。
すなわち対向する電気所間の送電線保護に必要な、例え
ば電流データを接続制御装置4から通信制御装置14.
データ変復調器15を経て相手端へ伝送する。同時に相
手端からの電流データも同じルートを経て接続制御装に
4へ収集する。
なおこの場合には対向電気所との間でデータのサンプリ
ング時刻を同一にすることが必要であるので、自動同期
調整器2の同期データも同じルートを経て相互に受授し
合う。
接続制御装置4に取集した相手端電流データは自端の電
流データと共に、高速処理用主記憶装置5へ転送する。
高速処理袋R7は主記憶装w5のこれらの電流データを
用いて送電線保護用に作成したプログう)ムに従いディ
ジタル演算処理を行なう。演算の結果、保護区間内部の
事故によりCBを開放する制釧j出力が発生した場合は
、出力インターフェイス9を経て開放指令信号を該当す
暮CBへ送出する。
またこの開放出力データを主記憶装置5ヘ一時記憶し、
入出力制御装置10を経て監視側倒1装置11.記録装
激12ヘアウドプツトする。
さらに高速処理装置IはCB開放データをもとに再閉路
用プログラムに従い0.4〜068秒後に再閉路出力を
アウトプットし、該当するCBへ再閉路信号を送出する
以上の送電線保護しゃ断、再閉路の一連の動作は相手端
においても全く同じである。またこれらの動作結果は高
速処理用主記憶装置から通信制御装置14.データ変復
調器15を経て相互に相手端子へ伝送し合い、監視およ
び記録を行なう。
(1)、第4図第5図によるセンター装置のある場合の
説明。
本特許請求の範囲のセンターがある場合は、第5図に示
すようにセンター装置17は電気所の制御装置16との
間で保護、調整、監視操作などのデータを相互に受授し
合い、次に説明する系統全体に係わる制、御を行なう。
第4図はセンター装置の機能の例を示したものである。
図中の通信制御装置14は燗高速、低速データに共用の
変復調器15を経て入出力する各種データを次のように
分類し集配信する。
0センターで使用するデータ 01つの電気所から他の電気所へ転送するデータ0セン
ター相互で使用するデータ このうちセンターで使用する電流、%圧などの原データ
あるいは事故復旧、集中監視制御結果などの処理データ
を烏速、低速処理用主記憶装置18 、19へそれぞれ
伝送する。
なお1つの電気所から他の電気所へ転送するデータは電
気所装置対向の場合の送it線保設用電流データ等であ
り、センターに間で使用するデータは次に説明するセン
ター装置を他にも設けた場合の相互連けいデータである
高速処理用主記憶装置18には広域保睦に用いる各電気
所の電流データなどを記憶する。
高速処理装置20はこれらのデータを用いて送電系統を
広範囲にわたり監視し、その中で事故が発生した場合は
、事故による送電停止区間を最小限にするように作成し
たプログラムに従いデジタル演算処理を行う。
低速処理用主記憶装置19には谷蛋気所の電圧、無効電
力、調相設備の動作状態、しゃ断器の開閉状態、事故後
1目操作の制御結果および集中監視制御結果などのデー
タを記憶する。
低速処理装置21はこれらのデータを用いて例えば電圧
無効電力調整制御、送電線・母線過負荷制御などの目的
別に作成したプログラムに従いディジタル演算処理を行
なう。
演算結果のうちしゃ断器開閉、調相設備の制御などを行
なう出力が発生した場合は次の処理ルートを経て制御出
力をしゃ断器、調相設備などへ送出する。
処理装[20,21→主記憶装置18 、19→通信制
御装置14→制御対象発変電所向けのデータ変復調器1
5→被制御発変電所のデータ変復調器15→通信制御装
置14→主記憶装置5,6→出力インターフエイス9 また上記各制御の演算処理データおよび電力機器の状態
変化データは主記憶装ft18゜19へ一時記憶し、入
出力制御装置30で表示あるいは記録出力を分類整理し
、監視1JII御指令装[31または記録装置32ヘア
ウドプツトする。
なお監視、記録り結果手操作が必要な場合は監視制御指
令装置31を用い、手動により開閉、調整操作を行なう
。この場合の操作出力ルートは次のとおりである。
監視制御指令装置31→入出力制御装置30→低速処理
用主記憶装置19→通信制御装置14→被制御発変電所
向けのデータ変復調器15→被制御発変電所のデータ変
復調器15→通信制御装置14→低速処理用主記憶装置
6→出力インターフエイス9 さらに上記センター装置における監視制御指令装置31
の表示内容および記録装置32の記録出力と同一のもの
を電気所装置の監視制御装置11.記録装置12へ表示
または記録出力としてアウトプットする。
データ処理状況監視制側j装置33は主記憶装[18,
19,高速処理装置20.低速処理装置21.入出力制
御装置30相互間の連けいプログラム動作を監視し、そ
の動作に異常が発生しfc場合には共用の予備処理装置
に勇健えるなどの制御を行なう。
以上述べたように本発明の自動同期式ディジタル制御方
式は1〜〜翁り制御装置への入出力をすべて自動同期し
たディジタルコードとし、かつディジタル演算処理する
方式であり、次の効果によって従来のアナログ方式にお
ける諸欠陥を解消するとともに、制御方式の−そうの高
速度化、高信頼度化ならびに高度自動化を可能にしたも
のである。
本発明による具体的な効果を下記する。1イジタルコー
ド化するに必要なものだけで極めて小さくし得るので、
これまでの峻気飽和、残留磁気など誤差の大きい要因と
なった鉄心を必要とせず、しかもディジタル出力側に何
をr9:M、シても従来の変成器と異なり各用途別に完
全な出力を得ることができる。
したがって変成比誤差を全く考える必要がなく、従来の
ようにこの誤差を如何に逃げるかという抜雑な方法が不
要であり、きわめて判り易い原理の制御方式を採用でき
る。
b、電歇の大きい鉄心と巻線を必要としないので、変流
器の場合巻線部分を第7図(イ)に例示するように碍管
の頂部に配置することが可能になり、1次巻線の導体は
きわめて短かくて良い。
とくに大電流変流器では第6図の従来形のように碍管の
下部に巻線部を配置すると、漏洩磁束による精度低下や
、発熱量に対する放散などの問題点があったが、これら
は−挙に解決でき、しかも小形化、軽量化が可能になる
電圧変成器も電圧を分割して抽出するコンデンサの容量
がきわめて小さくて良いため、小形軽量化が可能になる
c1変成器から制御用諸装置へのケーブルは変成器の負
担にならないで、細心ケーブルが使用できる、 しかもディジタルコードは記憶が容易なため、コードを
時分割多重化して直列に伝送することが可能であり、こ
れによって変成器数台をグループとして同期調整用と自
動同期ディジタルコード伝送用のケーブル2対を検出端
と制御室との間に敷設すれば良い。
具体的に超高圧変電所(送電線12回線。
変圧器8台、母線4ブスを標準的なものと考えた)を例
にとり、ここに投入するケーブルの銅量を比較すれば、
第1図、第2図に示す連絡ケーブル数でも明らかなよう
に、本方式は従来方式の40分の1(約16トン対0.
4トン)程度で済むことになりjた工事もそれだけ容易
になる。
■、ディジタルコードの採用による効果α、ディジタル
コード伝送、処理の過程で雑音などにより歪が生じても
整形が可能で誤差にならないので、複雑な機能の方式を
筒精度にしかも容易に実現することができる。
b、ディジタルコードは万一雑音などにより誤ってもこ
の誤りを検出したり、また訂正を極めて短時間のうちに
容易に行ない得るので、従来のアナログ1のように一定
時間の様子を見て誤りの有無を判定する必要がない。
したがって高信頼度でしかも高速度の制御方式をうろこ
とができる。
C、ディジタルコードは記憶が容易であるため使用目的
別に伝送するデータを分ける必要がなく、共用が可能で
ある。したがってアナログ方式に比べてマイクロ波無線
回路などの伝送容量を著しく合理化することができる。
口、ディジタル処理装置採用による効果α、アナログ方
式では記憶および入出力条件にフレキシビリディが乏し
いので、制御目的別に多くの専用装置を必要としたが、
本方式では1つの装置でソフトウェアにより多機HHを
持たせることができる。したがって前記と同じ超高圧変
電所を例にとり、所要の装置台数を試算すると、従来の
アナログ方式では第1図に示すように、送電線保護装置
、送電線後備保論装置、母線保護装装置、マイクロ無線
装置などで約100架になるが、本方式では第2図に示
すようにデータ処理装置、高速、低速処理用主記憶装置
、接続制御装量2通信制御装置、船高速。
低速の伝送装置およびマイクロ無線装置などで約10架
、すなわち10分の1程度で済むことになり、設置14
10大巾な簡略化が可能になる。さらに工事もそれだけ
減少し容易になる。
b、処理装置を使用目的に応じてその都度設計、製作す
る必要がなく、量産の標準品で良いので信頼性および経
済性が著しく同上する。
C1従来は新しい機能の制御方式を必要とする場合に設
計、製作、試験の繰返しにより多くの日時を要したが、
コンピュータなどの処理装置ではハードの開発は必要が
なく、ソフトウェアが中心になるので実現がきわめて早
い。
d1系統の新設、変更などに関連する制御装置の追加変
更も、従来は復雑な熟練を要する大工事であったが、本
方式ではソフトウェアの追加変更が主になるので、この
場合もきわめて容易である、
【図面の簡単な説明】
′ 第1図(イ)(ロ)は従来の系統制御方式例の配線
図およびその装置配置状況概念図である。第2図(イ)
(ロ)Cつは本発明実施例による自動同期式ディジタル
制御方式の配線図、その自動同期サンプリング説明図お
よびその装置配置状況概念図である。第3図は本発明に
よる電気所対向の自動同期式ディジタル制御システム構
成例である。第4図は本発明によるセンター装置のある
場合の自動同期式ディジタル制御方式の配線図である。 第5図は本発明による電気所群とセンターによる自動同
期式ディジタル制御システムst成例テある。第6図は
従来の電流変成器CTの構造概念図である 第7図(イ
)(ロ)は本発明を適用した場合のディジタル電流変成
器の構造概念図例および自動同期ディジタル符号器のブ
ロック図例である。 1・・・自動同期ディジタル符号器、2・・・自動同期
調整器、3・・・ディジタル符号器、4・・・接続制御
装置、5・・・高速処理用主記憶装置、6・・・低速処
理用主記憶装置、7・・・高速処理装置、8・・・低速
処理装置、9・・・出力インターフェイス、10・・・
入出力制御装置、11・・・監視制御装置、12・・・
記録装置、13・・・データ処理状況監視制御装置、1
4・・・通信制御装置、15・・・データ変復調器、1
6・・・制御装置、1T・・・センター装置、。 以  上 職襲 第7図(す CT 第 7 図 (ロノ テ/lヅタ1し4zち(bη 手続補正書 特許庁  長   官   殿 1、事件の表示 昭和58年 特 許 願第011098号2、発明の名
称 複数の電気所間あるいは複数のセンター、電気所間の自
動同期式ディジタル制御方式 3、補正をする者 事件との関係  出 願 人 4、代理人 東京都千代田区丸の内二丁目6番2号401号A室Z補
正の内容 (11、明細書第11酉第6行「サシリング同期信号」
とあるを「サンプリング同期信号」と訂正します。 (2)、同第12頁第9行「(第4図(ロ)参照)」と
あるを「(第7図(ロ)参照)」と訂正します。 以  上 (2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力系統に含捷れる複数個所の電気所のおのおのに該電
    力系統における電圧、電流値などのように連続して変化
    する電気量に比例したアナログ量を検出するための該電
    気量に対応する複数個の検出手段と、これら検出手段の
    つぎに位置して設けられかつ前記アナログ量の瞬時値を
    サンプリングしディジタルコードに変換し伝送する複数
    個のサンプリングディジタル変換手段と、電気所の制御
    室あるいはセンターに設けられていてサンプリング時刻
    信号を発信・伝送しそして相手端電気所あるいはセンタ
    ーから受信したサンプリング時刻信号をその伝送遅れ時
    間を補止する自動同期調整手段と、この伝送遅れ時間を
    補正したサンプリング時刻信号を受けて前記サンプリン
    グディジタル変換手段によるサンプリングを−、定周期
    でしかもすべてのサンプリングディジタル変換手段にお
    いて同一時刻に行われるようサンプリング時刻信号を時
    間遅延する手段と、同軸ケーブルなどによる各ディジタ
    ルコードを収集する手段とを持ち、収集したディジタル
    コードを保護監視制御装置に送出することを特徴とする
    複数の電気所間あるいは複数のセンター、電気所間の自
    動同期ディジタル制御方式。
JP58011098A 1983-01-26 1983-01-26 複数の電気所間あるいは複数のセンタ−,電気所間の自動同期式デイジタル制御方式 Expired JPS5920262B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5878478B2 (ja) * 2010-12-24 2016-03-08 シャープ株式会社 コントローラ、ネットワークシステム、および情報処理方法

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