【発明の詳細な説明】
本発明は、訪４嬬秦材料に関し、その目的とするところ
は、長年に藍って非常に強い殺噛力を発揮して、シロア
リによる電纜ｅ繍桑物の食害を恒久的に防止することが
できる一期的な防蟻塩化ビニル嬬築材料を提供するにあ
る。
シロアリは、木質（持に、「セルロース」、「ヘミセル
ロース」）を食する害虫であり、木材を使用する家産そ
の他の嶋秦物（以下、「螺動」と総称）にとって大赦で
ある。−たび、シロアリが侵入すると、基礎部分に近い
柱や土台が食い荒され、−１自体の構造が足元から弱体
化し崩壊の危機に晒されることさえあるからである。こ
９ような被害をもたらすシロアリは、もともとは熱情系
昆虫と言われているが１月の最低平均気温が０℃以上あ
れば棲息できるところから直熱帯地域や温帯地域にも広
く分布しており、殊に木ｉｔ嬶臂が密集しているわが国
においては有効な防蟻対策が切望される次第である。
しかし、かかる要−に応する防蟻対策として従来採られ
ていた手段は、蟻物を構築する峰に土台と基−との間に
、「蟻返し」と称する金−板を挿入したり、・木材ある
いは厖ニー所の土壌に役礒剤（例えハ、「デルドリン」
、［ペンタクロルフェノール」、「クロルデン」など）
を用いて防蟻処理を施すといった程度であって９例えば
前者の［鴫返し］を用いる方法はシロアリが本能的に築
く新編「空中螺進」によって簡単に乗り越えられてしま
い、また後檜の殺蟻剤による防蟻処理も、現場嬌工の場
合においてはその薬効期間からして。
２０年書３０年の長きに嵐って雑物をシ菅アリから防護
することは非常に一シく、長期間の防睡にはもつ七＊Ｊ
＆した方策が施されねばならない。
このような従来の防蟻技術に対して強い不満を抱いた本
発明４は、自ら完全な防蟻技術を開発すべく、まず嬬物
を構成する建染材料の材質に着目し、９ｍ秦材料そのも
のに恒久的な殺蟻性・防蟻性を保有せしめ、これを用い
て廟賓を＊＊すれば２年・３０年の長きに匿ってシロア
リを防除できるであろうとの確信のもとに研究を開始し
た・かくして１本発明者の４１／Ｊの試みは、＃Ｉ化ビ
ニル樹脂に殺蟻剤を混入し、これをもって「蟻返し」「
防蟻シート」その他所ｇ！杉状の繕蘂材料をプラスチッ
ク成形法によってｔ＆杉することであった。
ところが、実際に試作試験に着手して間−となったこと
は、如何なる殺蟻剤を混入すれば２０年・３０年の長期
に嵐って強い殺蟻力を持続させることができ、かつ０人
体に対して無毒な媚築材料が得られるか、といった点で
ある。もし、殺蟻力のみを重視し１人体に対する毒性を
ｌ１４して＠噛剤を選択するならば、それが嬬築工嬌に
際して素手で触れられる嬬築材料であるだけに労１１衛
生の園において弊害が生ずるからである。
そこで先ず９本発＠者は０人体に対する毒性が比較的低
く、シかも効力持続性およびａ電力が共に秀れたクロル
デンを殺蟻剤として−び、これを塩化ビニル−脂中に混
入して成形することにした。
しかしながら、この試みは失敗に終った。クロルデンは
、熱に対して不安定で、塩化ビニル−脂の成形温度で大
部分が璋赦してしまうことに加え。
成形後においてもクロルデンが成形品から滲出してこれ
を蟻蘂材料として使用するのが不可能であると判明した
からである。
上記−一解決の糸口を求める本発明者の思索と試行−誤
的な研究は更に続行され、そして遂に。
強力で速効的な殺蟻力を有する有機リン系化合物とオク
チル酸金属塩又はパーサティク鹸金属塩とを配合し、こ
れを塩化ビニル樹脂中に混入して成形すれば、殺蟻力が
強力で、しかも着しく長期に亘って効力を持続するとい
う事実を発見した。しかしながら、有線リン系化合ｖＩ
メー傾は極めて多く、その中には人体に有害なものもあ
るし、またシ設封して有効でないものもある。このよう
なことから２本発明者はｆｌｉｌＪン系化合物の一つ一
つを丹念に検討することを余韻なくされ、その結果フェ
ニトロチオン、ホキシムが塩化ビニル四側中に混入すべ
き速効性殺蟻剤として適切であり。
これをオクチル酸亜鉛あるいはパーサティクｖＩＩ亜鉛
と共に用いると、その効力持続性が着しく窄撫すること
を見出し６本発明を完成するに至ったのである。
即ち１本発明によれば、塩化ビニル樹脂の成形体であっ
て、フェニト■チオン、ホキシムから選択される少くと
も１種の速効性殺蟻剤とオクチル酸亜鉛又はパーサテイ
タ酸直船からなる安定剤とが新装密度で均一に分散含有
されていることを特徴とする防蟻ｌｌｍ−材料が提供さ
れる。
本発明について更に注釈な加えるならば、上記において
丁塩化ビニルの成形体」というのは、従来周知のプラス
チック成形法９例えば押出成彩法。
射出成形法、プロー成形法、カレンダ成形性などによっ
て成形される形状のものをいい、その中には「蟻返し」
として用いられる形状のものや、「防蟻シート」として
用いられる形状のもの等が含まれる・
つぎに、塩化ビニル樹脂中に上記速効性殺蟻剤と持続性
安定剤とを均一に分散含有せしめる場合には、先ず可頃
剤、安定剤、ｌ’ｌｔ剤０着色剤などの添ＪＭ物のいず
れかに所要の割合にてこれらの薬剤を混入しておき、成
形時にこの添加物を加えればよい。上記したフェニトロ
チオン、ホキシム、オクチル酸匝鉛、パーサティク酸亜
鉛は、いずれも塩化ビニル樹脂の添加物によく溶解し、
しかも塩化ビニル樹脂の成形湿度に十分耐え得るもので
あることはいうまでもない◎
以下９本発明に係る塩化ビニル製防蟻建条材料 。
を′Ｊ４１例をもって説明する。
（Ｊ泊例■〕
パーサティクｒＩＩ亜鉛 ａｊ部フェニトは
チオン ダ！部り、ｏ、 Ｐ（可瑣剤）
３０部上記の配合よりなる防蟻剤を公知の
塩化ビニルミｔ脂に対し、ｔｉｔ嫌比２％となるように
町−剤と共に分散混入し、柔軟なシート状成形体を作−
した。
〔実禰例■〕
オクチル＃亜鉛 ≠θ部
ホ キ シ ム ６０部
上記の配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂に対
し重量比１％となるように分散混入し。
硬質シート状成形体を作−した。
〔試験例〕
上記実施例■■、および同実施例■および■を６日℃の
恒温器中にｔ十月間−菖しておいた試験たところ１次の
ような結果が得られた◎試験結果
シロアリ死亡率（％）
１日 ３日 １日 ／週間
実施例■ １３ ２３ り０ ／ＱＱ実施例■
／Ｊ ２１ ９３ １００試績片ご １
０ コ０ ’１２ １０θ試験片ｔｓ；
／／ ２１ ｔｏ ｔｏ。
尚、上記のシロアリ試験に用いた実施例■■および■■
に係る試験片は、いずれも長さ１０１゜−ｊｃｍ、厚さ
０．３１のシー［状成形体である＠試験は、直径／ＤＩ
０ｓ、ｌｌ！さり１の円筒容祷の底に石こうを敏き、そ
の上に試験片を１個入れ、其処へイエシロアリの職アリ
／１０匹、兵アリ／ｊ匹を投入、かつ室温コｔ＋／”０
．湿度ｌｊ℃に保ちつつシロアリの死減数を観測した。
また、２ケ年に鉦って野外試験も行ったが、この間些か
の食曹を受けることもなく、また殺蟻力も低下しなかっ
た。
この野外試験の結果からみて１本発明防蟻−築材料は少
くとも２ｊ年関殺蟻力を保有するものと推測される〇
特許出願人 西本孝−
代理人弁理士 戸 川 公 二
（９）
手続補正書
１、事件の表示
昭和５７年特許順第２６５９４号
２、発明の名称
防蟻塩化ビニル建築材料
３、補正をする者
事件との関係 特許出願人
氏名 西本孝−
４、代理人 ■９１０
住所 福井県福井市順化２丁目９番１８号８、補正の内
容
＋１１ ＩＩ書の「発明の名称の欄」の記載を。
ｒ防蟻合成樹脂建築材料１と補正する。
鰺）「明細書全文」を別紙ｒ訂正明細書」の通り補正す
る。
ｄ丁正明糸田書
１１発明の名称
防蟻合成樹脂建築材料
２、特許請求の範囲
■ 合成樹脂の成形体であって、フェニトロチオン又は
ホキシムを有効成分とする速効性殺蟻剤とオクチル酸亜
鉛又はパーサティク酸亜鉛からなる持続性安定剤とが、
所要密度で均一に分散含有されていることを特徴とする
防蟻合成樹脂建築材料。
３、発明の詳細な説明
本発明は、防蟻建築材料に関し、その目的とするところ
は、長年に亘って非常に強い殺蟻力を発揮して、シロア
リによる家屋・建築物の食害を恒久的に防止することが
できる画期的な防蟻合成樹脂建築材料を提供するにある
。
シｏ７＋Ｊは、木質（特に、セルローズ、ヘミセルロー
ズ）を食する害虫であり、木材を使用する家屋その他の
建築物（以下、「建物」と総称）にとって大赦である。
−たび、シロアリが侵入すると、基礎部分に近い柱や土
台が食い荒され、建物１．体の構造が足元から弱体化し
崩壊の危機に晒されることさえあるからである。このよ
うな被害を璽すシロアリは、もともとは熱帯系昆虫と言
われているが１月の鰻低華均気温が０℃以上あれば棲息
できるところから亜熱帯地域や温帯地域にも広く繁殖し
てきており、殊に木造建築物が密集しているわが国にお
いても有効な防蟻対策が切望されるような情勢になって
きた次第である。
しかし、か＼る要請に応′する防蟻対策として従来採ら
れていた手段は、建物を構築する際に土台と基礎との間
に、「蟻返し」と称する金属板を挿入したり、木材ある
いは施工箇所の土壌に殺蟻剤（例えば、「デルドリン」
、「ペンタクロルフェノール」、「クロルデン」など）
を用いて防蟻処理を施すといった程度であって１例えば
前者の「蟻返し」を用いる方法はシロアリが本能的に築
く所謂「空中螺進」によって簡単に乗り越えられてしま
い、また後者の殺蟻剤による殺蟻処理も、その薬効期間
からして、 ２０年・３０年の長きに亘って建物をシロ
アリから防護することは非常に難しく。
長期間の防護にはもっと徹底した方策を施す必要が生じ
ている。
このような従来の防蟻技術に対して強い不満を抱いた本
発明者は、自ら完全な防−技術を開発すべく、まず建物
を構成子る建築材料の材質に着目し、建築材料そのもの
に恒反的雇殺蟻性・防蟻性を保有せしめ、これを用いて
建物を構築すれば２０年・３０年の長きに亘ってシロア
リを防除できるであろうとの確信のもとに研究を開始し
た。
かくして１本発明者の最初の試みは、塩化ビニル樹脂に
殺蟻剤を混入し、これをもって「蟻返し」「防蟻シート
」その他所要形状の建築材料をプラスチソ久成形法によ
って成形することであった。
ところが、実際に試作試験に着手して問題となったこと
は、如何なる殺蟻剤を一人すれば２０年・３０年の長期
に亘って強い殺蟻力を持続きせることができ、かつ１人
体に対して無毒なｉ築材料が得られるか、といった点で
ある。もし、殺蟻力のみを重視し１人体に対する毒性を
無視して殺蟻剤を選択するならば、それが建築工事に際
して素手で触れられる建築材料であるだけに労働衛生の
面において弊害が生ずるからである。
そこで先ず１本発明者は１人体に対する毒性が比較的低
く、シかも効力持続性および殺蟻力が共に秀れたクロル
デンを殺蟻剤として選び、これを塩化ビニル樹脂中に混
入して成形することにした。
しかしながら、この試みは失敗に終った。クロルデンは
、熱に対して不央定で、塩化ビニル樹脂の成形温度で大
部分が揮散してしまうことに加え。
成形後においてもクロルデンが成形品から滲出してこれ
を建築材料として使用するのが不可能であると判明した
からである。
上記課題解決の糸口を求める本発明者の思索と試行錯誤
的な研究は更に続行され、そして遂に。
強力で速効的な殺蟻力を有する有機リン系化合物とオク
チル酸金属塩又はパーサティク酸金属塩とを配合し、こ
れを合成樹脂中に混入して成形すれば、殺蟻力が強力で
、しかも著しく長期に亘って効力を持続するという事実
を発見した。
しかしながら、有機リン系化合物の種類は極めて多く、
その中には人体に有害なものもあるし。
またシロアリに対して有効でないものもある。このよう
なことから１本発明者は有機リン系化合物の一つ一つを
母金に検討することを余儀なくされ。
その結果フェニトロチオン、ホキシムが合成樹脂中に混
入すべき速効性殺蟻剤として適切であり。
これをオクチル酸亜鉛あるいはパーサティク酸亜鉛と共
に用いると、その効力持続性が著しく増進することを見
出し１本発明を完成するに至ったのである。
即ち１本発明によれば９合成樹脂の成形体であって、フ
ェニトロチオン、ホキシムから選択される少くとも１種
の速効性殺蟻剤とオクチル酸亜鉛又はパーサティク酸亜
鉛からなる安定剤とが所要密度で均一に分散含有されて
いることを特徴とする防蟻建築材料が提供される。
本発明について更に注釈を加えるならば、上記において
「合成樹脂の成形体」というのは、塩化ビニル樹脂、Ｐ
ＶＡ樹脂、ポリエチレン樹脂の如き素材を従来周知のプ
ラスチック成形法９例えば押出成形法、射出成形法、ブ
ロー成形法、カレンダ成形法などによって成形される形
状のものをいい、その中には「蟻返し」として用いられ
る形状のものや、「防蟻シート」として用いられる形状
のもの等が含まれる。
つぎに２合成樹脂中に上記速効性殺蟻剤と持続性安定剤
とを均一に分散含有せしめるにあたっては３例えば塩化
ビニル樹脂を素材として用いる場合、先ず可塑剤、安定
剤、滑剤１着色剤などの添加物のいずれかに所要の割合
にてこれらの薬剤を混入してあき、成形時にこの添加物
を加えればよい。上記したフェニトロチオン、ホキシム
、オクチル酸亜鉛、パーサティク酸亜鉛は、いずれも塩
・化ビニル樹脂の添加物によく溶解し、しかも塩化ビ
ニル樹脂の成形温度に十分耐え得るものであることはい
うまでもない。
以下１本発明に係る防蟻合成樹脂建築材料を実施例をも
って説明する。
〔実施例■〕
パーサティク酸亜鉛 ２５部フェニトロ
チオン ４５部り、Ｏ，Ｐ （可塑剤
） ３０部上記の配合よりなる防蟻剤
を公知の塩化ビニル樹脂に対し１重量比２％となるよう
に可塑剤と共に分散混入し、柔軟なシート状成形体を作
製した。
〔実施例■）
オクチル酸亜鉛 ４０部ホ キ
シ ム ６０部
上記の配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂に対
し重量比１％となるように分散混入し。
硬質シート状成形体を作製した。
〔試験例〕
上記実施例■■、および同実施例■および■を６０℃の
恒温器中に６ケ月間曝露しておいた試験片■゛■″にょ
って殺蟻力および効力持続性を試験したところ９次のよ
うな結果が得られた。
拭１ｕ１」
シロアリ死亡率（％）
尚、上記のシロアリ試験に用いた実施例■■および■■
に係る試験片は、いずれも長さ１０ｃｍ、幅５０、厚さ
０．３ｃｎのシート状成形体である。
試験は、直径１０ｃｍ、深さ７ｃｌｌの円筒容器の底に
石膏を敷き、その上に試験片を１個入れ、其処へイエシ
ロアリの職アリ １５０匹、兵アリ１５匹を投入する一
方、室温り８±１℃、湿度８５℃に保ちつつシロアリの
死減数を観測した。
また、２ケ年に亘って野外試験も行ったが、この間些か
の食害を受けることもなく、また殺蟻力も低下しなかっ
た。
この野外試験の結果からみて９本発明防蟻建築材料は少
な（とも２５年間殺蟻力を保有するものと推測される。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present invention relates to a four-year-old material, and its purpose is to exhibit a very strong killing power over many years and prevent termites from damaging electric wire embroidery. Our goal is to provide a temporary termite-proof vinyl chloride construction material that can permanently prevent termites. Termites are pests that feed on wood (mainly, ``cellulose'' and ``hemicellulose''), and are a big no-no for homegrown and other Shimahata products that use wood (hereinafter collectively referred to as ``Rado''). -When termites invade, they eat away at the pillars and foundations near the foundation, weakening the structure itself from the ground up and putting it at risk of collapse. Termites, which cause such damage, are originally said to be passionate insects, but they can live as long as the minimum average temperature in January is 0°C or higher, so they are widely distributed in subtropical and temperate regions. Especially in Japan, where there is a high density of woodworms, there is a strong need for effective anti-termite measures. However, the measures conventionally taken to prevent termites in response to these requirements include inserting a metal plate called ``Arigigaeshi'' between the base and the base of the ridge on which the ant structure is built.・Apply a useful agent (e.g. "Deldrin") to the wood or the soil of the garden.
, [Pentachlorophenol], [Chlordane], etc.)
9 For example, the former method of using ``kagaeshi'' can be easily overcome by the new type ``aerial spiral'' that termites instinctively build, and it is also difficult to prevent termites from killing cypresses. Anti-termite treatments using anticides are also effective in the case of on-site treatment, given their effectiveness. It is very important to protect miscellaneous objects from ants for 20 years and 30 years, and for long-term sleep prevention, seven*J
& measures must be taken. The present invention 4 was strongly dissatisfied with such conventional termite prevention technology, and in order to develop its own complete termite prevention technology, it first focused on the material of the vat dyeing material that makes up the material, and developed a 9m Qin material. We made it possess permanent termiticidal and termite-proofing properties, and were confident that if we used this to hide guests in the temple, we would be able to control termites by hiding them for 2 to 30 years. 41/J of the present inventor started research by mixing an anticide into #I vinyl resin, and using this to create an ``antigaeshi''.
Anti-termite sheet” Other places g! The purpose was to form cedar-shaped manning material into T&cedar using a plastic molding method. However, after actually starting the prototype test, it was discovered that if any type of termiticide was mixed in, it would be possible to maintain a strong anticide effect for a long period of 20 to 30 years, and it would be possible to maintain zero The question is whether it is possible to obtain aphrodisiac materials that are non-toxic to the human body. If one chooses a chewing agent with emphasis on anticide ability and toxicity to the human body, then since it is a construction material that can be touched with bare hands during construction, it would be necessary to This is because harmful effects will occur. Therefore, the author of the 9th study first used chlordane as a termiticide, which has relatively low toxicity to the human body and has excellent long-lasting efficacy and high electric power, and mixed it into vinyl chloride fat. I decided to mold it. However, this attempt ended in failure. In addition, chlordane is unstable to heat, and most of it is softened at the molding temperature of vinyl chloride-fat. This is because chlordane oozes out from the molded product even after molding, making it impossible to use it as a material for domicile. The above-mentioned thoughts and trials of the inventor in search of a clue to a solution - the erroneous research continued further, and finally. By blending an organic phosphorus compound with a strong and fast-acting anticide with a metal salt of octylate or a metal salt of persate, and mixing this into a vinyl chloride resin and molding it, the anticide has a strong anticide. Moreover, they discovered that the effect lasts for a long time. However, wired phosphorus compound vI
There are an extremely large number of chemical substances, some of which are harmful to the human body, and some of which are ineffective. For these reasons, the inventors of the present invention were not able to carefully study each of the flilJ-based compounds, and as a result, fenitrothion and phoxim were used as fast-acting termiticides that should be mixed into vinyl chloride. It is appropriate as. It was discovered that when this compound is used together with zinc octylate or Parsatik vII zinc, the duration of its efficacy is significantly increased, leading to the completion of the present invention. That is, according to one aspect of the present invention, a molded product of vinyl chloride resin, comprising at least one type of fast-acting termiticide selected from phenytothione and phoxim, and a stabilizer consisting of zinc octylate or persatetaic acid. An anti-termite material is provided, characterized in that it contains and uniformly dispersed at a new density. To add a further comment regarding the present invention, in the above, the term "vinyl chloride molded product" refers to a conventionally well-known plastic molding method 9, for example, an extrusion coloring method. Refers to shapes formed by injection molding, blow molding, calendar molding, etc., including "Arigigaeshi".
These include those in the form used as an anti-termite sheet and those in the form used as an "anti-termite sheet."Next, the above-mentioned fast-acting termiticide and long-lasting stabilizer are uniformly dispersed in the vinyl chloride resin. In this case, first mix these agents in the required proportions with any of the additives such as malleable agents, stabilizers, l'lt agents, colorants, etc., and then add these additives during molding. good. All of the above-mentioned fenitrothion, phoxime, lead octylate, and zinc persate dissolve well in the additives of vinyl chloride resin,
Moreover, it goes without saying that it can sufficiently withstand the molding humidity of vinyl chloride resin ◎ The following 9 termite-proof building material made of vinyl chloride according to the present invention. will be explained using an example of 'J41. (J night example ■) Parsatik rII zinc aj part phenyto is thione da! part, o, P (dangerous agent)
30 parts of a termiticide having the above-mentioned composition was dispersed and mixed into a known vinyl chloride resin along with a taming agent so that the tit ratio was 2%, and a flexible sheet-like molded body was prepared.
did. [Actual example ■] Octyl #zinc ≠ θ parts Phoxym 60 parts A termiticide having the above formulation was dispersed and mixed into a known vinyl chloride resin at a weight ratio of 1%. A hard sheet-like molded body was produced. [Test Example] The above Example ■■ and the same Examples ■ and ■ were kept in a thermostat at ℃ for 6 days for 10 months. The following results were obtained. ◎ Test Results Termite mortality rate (%) 1 day 3 days 1 day /week example■ 13 23 ri0 /QQ example■
/J 21 93 100 test pieces 1
0 ko0 '12 10θ test piece ts;
// 21 to to. In addition, Examples ■■ and ■■ used in the above termite test
The test pieces were all sheet-shaped molded bodies with a length of 101°-jcm and a thickness of 0.31 cm.
0s,ll! Pour gypsum into the bottom of a cylindrical container, place one test piece on top of it, add 10 worker ants and j soldier ants, and keep the temperature at room temperature t+/"0.
．． The number of dead termites was observed while maintaining the humidity at lj°C. In addition, field tests were conducted in the second year, but during this period, the product was not exposed to any sodium chloride, and its ant-killing power did not decrease. Judging from the results of this field test, it is estimated that the anti-termite building material of the present invention has the ability to kill ants for at least 20 years. Patent applicant: Takashi Nishimoto - Representative patent attorney: Koji Togawa (9) Procedural amendment 1, Indication of the case 1982 Patent Order No. 26594 2, Name of the invention Ant-proof vinyl chloride building material 3, Person making the amendment Relationship to the case Patent applicant name Takashi Nishimoto-4, Agent ■910 Address: 2-9-18-8, Junka, Fukui City, Fukui Prefecture, Contents of amendment +11 Enter the description in the “Title of the Invention” column of Book II. r Correct with anti-termite synthetic resin building material 1. (Mackerel) Amend the "Full text of the specification" as shown in Attachment r "Corrected specification". d Ding Masaaki Itoda Book 11 Name of Invention Anti-termite Synthetic Resin Building Material 2, Scope of Claim ■ A molded article of synthetic resin, comprising a fast-acting termiticide containing fenitrothion or phoxim as an active ingredient and zinc octylate or Parsatik. A long-lasting stabilizer consisting of zinc acid,
An anti-termite synthetic resin building material characterized by uniformly dispersed content at a required density. 3. Detailed Description of the Invention The present invention relates to a termite-proof building material, and its purpose is to exhibit extremely strong termite-killing power over a long period of time to permanently prevent termite damage to houses and buildings. Our goal is to provide an innovative termite-proof synthetic resin building material that can prevent termites. Sio7+J is a pest that feeds on wood (particularly cellulose and hemicellulose), and is a big no-no for houses and other buildings (hereinafter collectively referred to as "buildings") that use wood. -When termites invade, they eat away at the pillars and foundations near the foundation, causing damage to the building. This is because the structure of the body is weakened from the ground up and is even at risk of collapse. Termites, which cause such damage, are originally said to be tropical insects, but since they can live as long as the mean temperature in January is above 0℃, they have spread widely in subtropical and temperate regions. Therefore, the situation has become such that effective termite control measures are desperately needed, especially in Japan, where wooden buildings are densely packed. However, the conventional measures taken to prevent termites in response to such requests include inserting a metal plate called ``Arigigaeshi'' between the foundation and the foundation when constructing a building, and Alternatively, apply a termiticide (for example, Deldrin) to the soil at the construction site.
, “pentachlorphenol”, “chlordane”, etc.)
For example, the former method of using ``ant-gaeshi'' can be easily overcome by the so-called ``aerial spiral'' that termites instinctively build, and the latter method of using ``ant-gaeshi'' Even with termiticide treatments, it is extremely difficult to protect buildings from termites for a long period of 20 to 30 years, due to the duration of their effectiveness. More thorough measures are now needed for long-term protection. Strongly dissatisfied with such conventional termite prevention technology, the inventor of the present invention, in order to develop a complete anti-termite technology, first focused on the materials of the building materials that make up buildings, and We began our research with the conviction that if we created a product with permanent termite-killing and termite-repellent properties and built buildings using it, we would be able to control termites for 20 to 30 years. did. Thus, the first attempt of the present inventor was to mix a termiticide into vinyl chloride resin and mold it into building materials of required shapes such as ``ant-gaeshi'' and ``termite-proofing sheets'' using the plastic molding method. Ta. However, when we actually started the prototype test, we found out that what kind of termiticide can maintain strong anticidal power for a long period of 20 to 30 years when administered by one person, and that it can be applied to one person's body. The question is whether non-toxic building materials can be obtained. If a termiticide is selected with emphasis only on its killing power and ignoring its toxicity to the human body, it will cause problems in terms of occupational health since the termiticide is a building material that can be touched with bare hands during construction work. It is. Therefore, the inventor first selected chlordane as a termiticide, which has relatively low toxicity to the human body and is excellent in both long-lasting efficacy and anticide ability, and mixed it into vinyl chloride resin and molded it. It was to be. However, this attempt ended in failure. In addition, chlordane is inconstant with heat, and most of it evaporates at the molding temperature of vinyl chloride resin. This is because chlordane oozes out of the molded product even after molding, making it impossible to use it as a building material. The inventor's speculations and trial-and-error research in search of a clue to solving the above problem continued further, and finally. By blending an organic phosphorous compound with a strong and fast-acting anticide with metal octylate or metal persate, and mixing this into a synthetic resin and molding it, it is possible to create an anticide with a strong anticide. It was discovered that the effect lasts for an extremely long period of time. However, there are many types of organophosphorus compounds,
Some of them are harmful to the human body. Also, some products are not effective against termites. For these reasons, the present inventor was forced to consider each organic phosphorus compound as a base metal. As a result, fenitrothion and phoxim are suitable as fast-acting termiticides to be incorporated into synthetic resins. It was discovered that when this compound is used together with zinc octylate or zinc persate, the duration of its efficacy is significantly increased, leading to the completion of the present invention. That is, according to the present invention, a molded article of 9 synthetic resin is provided, in which at least one type of fast-acting termiticide selected from fenitrothion and phoxim and a stabilizer consisting of zinc octylate or zinc persatate have a required density. An anti-termite building material is provided, characterized in that it contains uniformly dispersed . To add a further comment regarding the present invention, in the above, the "synthetic resin molded article" refers to vinyl chloride resin, P.
It refers to shapes formed by molding materials such as VA resin and polyethylene resin by conventionally well-known plastic molding methods, such as extrusion molding, injection molding, blow molding, and calender molding. This includes those shaped to be used as a "termite control sheet" and those shaped to be used as an "anti-termite sheet." 2. In order to uniformly disperse and contain the above-mentioned fast-acting termiticide and long-lasting stabilizer in the synthetic resin, 3. For example, when vinyl chloride resin is used as a material, first, a plasticizer, a stabilizer, a lubricant, 1 a coloring agent, etc. These agents may be mixed with any of the additives in the required proportions, and then added at the time of molding. It goes without saying that the above-mentioned fenitrothion, phoxime, zinc octylate, and zinc persate are all highly soluble in the additives of vinyl chloride resin and can withstand the molding temperature of vinyl chloride resin. . The termite-proofing synthetic resin building material according to the present invention will be explained below with reference to examples. [Example ■] Zinc persatinate 25 parts Fenitrothion 45 parts O, P (plasticizer) 30 parts A termiticide having the above composition was plasticized to a known vinyl chloride resin at a weight ratio of 2%. A flexible sheet-like molded article was prepared by dispersing and mixing the mixture with the agent. [Example ■] Zinc octylate 40 parts
60 parts of shim A termiticide having the above formulation was dispersed and mixed into a known vinyl chloride resin at a weight ratio of 1%. A hard sheet-like molded body was produced. [Test Example] The anticidal power and efficacy durability were tested using the test piece ■゛■'' which had been exposed to the above Example ■■ and Examples ■ and ■ for 6 months in a thermostat at 60°C. The following results were obtained as a result of the test.
The test pieces according to the above are all sheet-like molded bodies with a length of 10 cm, a width of 50 cm, and a thickness of 0.3 cm. In the test, plaster was spread on the bottom of a cylindrical container with a diameter of 10 cm and a depth of 7 cll, one test piece was placed on top of the cylindrical container, and 150 worker ants and 15 soldier ants were placed there, while the container was kept at room temperature for 8 ml. The number of dead termites was observed while maintaining the temperature at ±1°C and humidity at 85°C. In addition, field tests were conducted for two years, and during this period, there was no slight feeding damage, and the ant killing ability did not decrease. Judging from the results of this field test, it is estimated that the termite-proof building material of the present invention retains termiticidal activity for 25 years.