JPS5814244B2 - イドウシヨウシキリユウジヨウカツセイタンキユウチヤクホウ - Google Patents
イドウシヨウシキリユウジヨウカツセイタンキユウチヤクホウInfo
- Publication number
- JPS5814244B2 JPS5814244B2 JP49050748A JP5074874A JPS5814244B2 JP S5814244 B2 JPS5814244 B2 JP S5814244B2 JP 49050748 A JP49050748 A JP 49050748A JP 5074874 A JP5074874 A JP 5074874A JP S5814244 B2 JPS5814244 B2 JP S5814244B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activated carbon
- liquid
- granular activated
- adsorption tower
- tower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は粒状活性炭(骨炭を含む)を充填した吸着塔内
を上向流に被処理液を通液して所定の例えば脱色処理液
を得る、移動床弐粒状活性炭吸着法の改良に関する。
を上向流に被処理液を通液して所定の例えば脱色処理液
を得る、移動床弐粒状活性炭吸着法の改良に関する。
また本発明は前記吸着塔内の粒状活性炭の補給を有効に
実施する移動床弐粒状活性炭吸着法の改良に関する。
実施する移動床弐粒状活性炭吸着法の改良に関する。
従来、上向流による粒状活性炭吸着法は前記吸着塔の上
方に受入れ弁、下方に排出弁を設け、いわば密閉状で被
処理液例えば被処理糖液を上昇通液して、吸着塔内の集
液器から吸着塔外に送液または採取していたが、この従
来の方法によれば再生済粒状活性炭を塔内に補給すると
き、吸着塔上部の受入れ弁を開けるとともに、吸着塔下
部の排出弁を開けることによって飽和吸着した粒状活性
炭を排出するとともに再生済の粒状活性炭を吸着塔内に
充填するが、この場合受入れ弁の抵抗や吸着塔の粒状活
性炭の受入口と排出口のそれぞれにかかる圧力等の差に
より排出量に受入量が追随できず、この現象は特に1回
の取出及び排出量が多い場合に顕著になる。
方に受入れ弁、下方に排出弁を設け、いわば密閉状で被
処理液例えば被処理糖液を上昇通液して、吸着塔内の集
液器から吸着塔外に送液または採取していたが、この従
来の方法によれば再生済粒状活性炭を塔内に補給すると
き、吸着塔上部の受入れ弁を開けるとともに、吸着塔下
部の排出弁を開けることによって飽和吸着した粒状活性
炭を排出するとともに再生済の粒状活性炭を吸着塔内に
充填するが、この場合受入れ弁の抵抗や吸着塔の粒状活
性炭の受入口と排出口のそれぞれにかかる圧力等の差に
より排出量に受入量が追随できず、この現象は特に1回
の取出及び排出量が多い場合に顕著になる。
従って一定時間内に再生済粒状活性炭の受入れができな
い不都合が生じまた受入れ及び排出時に、集液管及び補
給槽より空気が混入すると、受入量と排出量のアンバラ
ンスにより、上部の活性炭及び置換液がハンチングを起
し集液管や活性炭受入口より空気が完全に抜けず置換が
困難となり、吸着塔へ緊密に粒状活性炭を充填すること
が不能となり、そのまま活性炭の受入れ弁を閉じてしま
うので受入れ終了後の通液時に吸着塔の上部に生じた空
隙部に比重の軽い微粉が集まり、集液器(コレクター)
のスクリーンに目詰りを起し、通液不能といったトラブ
ルを発生していた。
い不都合が生じまた受入れ及び排出時に、集液管及び補
給槽より空気が混入すると、受入量と排出量のアンバラ
ンスにより、上部の活性炭及び置換液がハンチングを起
し集液管や活性炭受入口より空気が完全に抜けず置換が
困難となり、吸着塔へ緊密に粒状活性炭を充填すること
が不能となり、そのまま活性炭の受入れ弁を閉じてしま
うので受入れ終了後の通液時に吸着塔の上部に生じた空
隙部に比重の軽い微粉が集まり、集液器(コレクター)
のスクリーンに目詰りを起し、通液不能といったトラブ
ルを発生していた。
更に前記集液器のスクリーンの目詰りを起さない時は、
微粉が処理液とともに集液器を通って吸着塔外に送液さ
れ、次の工程、例えば沢過装置の負担が大きくなり、沢
過機運転のライフサイクルが短くなるなどの欠陥が生じ
ていた。
微粉が処理液とともに集液器を通って吸着塔外に送液さ
れ、次の工程、例えば沢過装置の負担が大きくなり、沢
過機運転のライフサイクルが短くなるなどの欠陥が生じ
ていた。
更に上向流式の吸着塔に緊密に充填しない即ち吸着塔の
上部に空間部分を有する方式もあるが、吸着塔内の粒状
活性炭の吸着剤は上向流により膨張し、流動床のごとく
なり、吸着効率が悪《なる欠点があった。
上部に空間部分を有する方式もあるが、吸着塔内の粒状
活性炭の吸着剤は上向流により膨張し、流動床のごとく
なり、吸着効率が悪《なる欠点があった。
本発明は前記従来の諸欠点を除去し、改良を施したもの
で粒状活性炭などの吸着剤を緊密に充填した上向流式の
吸着塔の下部に従来装置と同様に原液入口管を設け、か
つ該吸着塔の底部先端には弁を有する粒状活性炭排出管
を設けるとともに該吸着塔の上部には該吸着塔と連通ず
る粒状活性炭補給槽を配設し、さらに従来装置と同様に
吸着塔内の上部に、処理液は通すが粒状活性炭は通さな
い構造の集液器を設けて被処理液の通液時に集液器の沢
過抵抗圧力と集液管出口の大気圧との圧力差以上の圧力
を吸着塔の粒状活性炭導入口に与えることにより、吸着
塔内に緊密な粒状活性炭層を形成し、一定時間上向流に
て通液した後、下部の飽和吸着した粒状活性炭を吸着塔
の底部より排出するとともに補給槽より所定量の再生済
粒状活性炭を補給するようにした粒状活性炭吸着法であ
る。
で粒状活性炭などの吸着剤を緊密に充填した上向流式の
吸着塔の下部に従来装置と同様に原液入口管を設け、か
つ該吸着塔の底部先端には弁を有する粒状活性炭排出管
を設けるとともに該吸着塔の上部には該吸着塔と連通ず
る粒状活性炭補給槽を配設し、さらに従来装置と同様に
吸着塔内の上部に、処理液は通すが粒状活性炭は通さな
い構造の集液器を設けて被処理液の通液時に集液器の沢
過抵抗圧力と集液管出口の大気圧との圧力差以上の圧力
を吸着塔の粒状活性炭導入口に与えることにより、吸着
塔内に緊密な粒状活性炭層を形成し、一定時間上向流に
て通液した後、下部の飽和吸着した粒状活性炭を吸着塔
の底部より排出するとともに補給槽より所定量の再生済
粒状活性炭を補給するようにした粒状活性炭吸着法であ
る。
従って、本発明の目的は吸着塔と補給槽との間に従来と
異なり、弁などの制御手段を設けずしかも吸着塔内の集
液器の部分の沢過抵抗圧力と該吸着塔外の集液管出口の
大気圧との圧力差以上の圧力を吸着塔上部の活性炭導入
口と連通ずる補給槽内の粒状活性炭を含む同伴液によっ
て前記活性炭導入口に与えて溶液の吸着処理を行ない、
吸着塔内の処理液を頗る円滑に吸着塔外に移送する移動
床弐粒状活性炭吸着法を提供しようとするものである。
異なり、弁などの制御手段を設けずしかも吸着塔内の集
液器の部分の沢過抵抗圧力と該吸着塔外の集液管出口の
大気圧との圧力差以上の圧力を吸着塔上部の活性炭導入
口と連通ずる補給槽内の粒状活性炭を含む同伴液によっ
て前記活性炭導入口に与えて溶液の吸着処理を行ない、
吸着塔内の処理液を頗る円滑に吸着塔外に移送する移動
床弐粒状活性炭吸着法を提供しようとするものである。
本発明の他の目的は、再生済粒状活性炭を吸着塔内に補
給する際、補給槽と吸着塔との間の連通部分の口径を補
給量に適応した口径に製作して補給槽からの同伴液と吸
着塔内の処理液とが円滑に置換して粒状活性炭を吸着塔
内に緊密に充填できる、移動床弐粒状活性炭吸着法を提
供しようとするものである。
給する際、補給槽と吸着塔との間の連通部分の口径を補
給量に適応した口径に製作して補給槽からの同伴液と吸
着塔内の処理液とが円滑に置換して粒状活性炭を吸着塔
内に緊密に充填できる、移動床弐粒状活性炭吸着法を提
供しようとするものである。
以下、図面について本発明法の実施例を説明する。
1は上部を例えば円錐形状にし、下部を例えば逆円錐形
状に形成して粒状活性炭を充填した吸着塔であり、該吸
着塔1の底部逆円錐形部分の約%あたりに設けた原液入
口管6より被処理液を前記吸着塔1内に上昇流を用いて
通液して吸着処理を行い、該処理液を前記吸着塔1内の
上部には処理液は通すが、粒状活性炭は通さない構造の
集液器7を設け、この果液器7の多数のスクリーンパイ
プを経て集液管5に集液し、吸着塔1の外部に送液する
。
状に形成して粒状活性炭を充填した吸着塔であり、該吸
着塔1の底部逆円錐形部分の約%あたりに設けた原液入
口管6より被処理液を前記吸着塔1内に上昇流を用いて
通液して吸着処理を行い、該処理液を前記吸着塔1内の
上部には処理液は通すが、粒状活性炭は通さない構造の
集液器7を設け、この果液器7の多数のスクリーンパイ
プを経て集液管5に集液し、吸着塔1の外部に送液する
。
符号2は粒状活性炭の補給槽で、無弁の連通管4によっ
て吸着塔1頂部の活性炭導入口9と連通ずる。
て吸着塔1頂部の活性炭導入口9と連通ずる。
この場合、吸着塔1内の集液器7の沢過抵抗圧力と該吸
着塔1の集液管5の出口の大気圧との差圧以上の圧力(
以下設定圧力という)を補給槽2に貯留する再生済粒状
活性炭を含む同伴液によって与えるので、吸着塔1の下
部より上昇流で通液して吸着処理された処理液は同伴液
による設定圧力の発生以後補給槽2またはそのオーバー
フロ一部から溢流することなく、あるいは連通管4から
上方の補給槽2に流入せず集液器7より吸着塔1の外部
の所定箇所に流出移送される。
着塔1の集液管5の出口の大気圧との差圧以上の圧力(
以下設定圧力という)を補給槽2に貯留する再生済粒状
活性炭を含む同伴液によって与えるので、吸着塔1の下
部より上昇流で通液して吸着処理された処理液は同伴液
による設定圧力の発生以後補給槽2またはそのオーバー
フロ一部から溢流することなく、あるいは連通管4から
上方の補給槽2に流入せず集液器7より吸着塔1の外部
の所定箇所に流出移送される。
つまり、吸着塔1内の処理液が果液器1を通過する際の
圧力損失△Pより、補給槽2内の粒状活性炭を含む同伴
液の圧力(図ではHで示す)を高《取って吸着塔1内の
処理液が補給槽2内に上昇しないようにする。
圧力損失△Pより、補給槽2内の粒状活性炭を含む同伴
液の圧力(図ではHで示す)を高《取って吸着塔1内の
処理液が補給槽2内に上昇しないようにする。
本発明の特徴は、前記吸着塔1内の果液器70部分にか
かる沢過抵抗圧力と該吸着塔1外の大気圧との圧力差以
上の圧力を活性炭導入口9に連通ずる補給槽2に貯留し
た活性炭を含む同伴液によって与えるのである。
かる沢過抵抗圧力と該吸着塔1外の大気圧との圧力差以
上の圧力を活性炭導入口9に連通ずる補給槽2に貯留し
た活性炭を含む同伴液によって与えるのである。
即ち被処理液の種類や、塔の高さ、通液条件等によって
異なるが、一定の条件で吸着塔1内を上昇流で通液した
場合、果液器7の沢過抵抗圧力と集液管5出口の大気圧
との差圧によって処理液が塔の活性炭導入口9の上方へ
上昇する高さ以上の位置に補給槽2の上端、またはこの
槽2のオーバーフロ一部分を位置させて上昇する処理液
の溢流を防ぐのである。
異なるが、一定の条件で吸着塔1内を上昇流で通液した
場合、果液器7の沢過抵抗圧力と集液管5出口の大気圧
との差圧によって処理液が塔の活性炭導入口9の上方へ
上昇する高さ以上の位置に補給槽2の上端、またはこの
槽2のオーバーフロ一部分を位置させて上昇する処理液
の溢流を防ぐのである。
この場合、例えば吸着塔1と設定した高さの補給槽2と
の間を連通管4で接続したり、また別の実施手段として
直接吸着塔1と補吸槽2を連通する場合は、設定した高
さ迄、補給槽2を縦長に延設したり、あるいはこの補給
槽2を管状にする等の手段で、本発明を実施することが
できる。
の間を連通管4で接続したり、また別の実施手段として
直接吸着塔1と補吸槽2を連通する場合は、設定した高
さ迄、補給槽2を縦長に延設したり、あるいはこの補給
槽2を管状にする等の手段で、本発明を実施することが
できる。
これらの場合、処理液の上昇を活性炭導入口9で押える
だけの設定圧力を与える高さに前記補給槽またはそのオ
ーバーフロ一部を位置させて同伴液を貯留すれば、通液
時において処理液は活性炭導入口9より上方には上昇流
入しないので最適である。
だけの設定圧力を与える高さに前記補給槽またはそのオ
ーバーフロ一部を位置させて同伴液を貯留すれば、通液
時において処理液は活性炭導入口9より上方には上昇流
入しないので最適である。
本発明においては、再生済粒状活性炭を含む同伴液を補
給槽に貯留する手段の相違により、吸着塔1の活性炭導
入口9上方に与える設定圧力の発生状態は異なる。
給槽に貯留する手段の相違により、吸着塔1の活性炭導
入口9上方に与える設定圧力の発生状態は異なる。
即ち再生系路より移送液とともにスラリー状で、または
再生粒状活性炭のみがドライ状で移送されて来た粒状活
性炭は、一時にまたは連続、間歇的に補給槽2に流入す
るが、吸着塔1内で、粒状活性炭の取入れ、取出し工程
が終了後塔下部の排出弁8及び集液管5の弁10を閉じ
れば、補給槽2ではスラリーの移送液または補給槽2で
活性炭を浸漬する液等の同伴液とともに、または同伴液
をともなわずに粒状活性炭の貯留を開始する。
再生粒状活性炭のみがドライ状で移送されて来た粒状活
性炭は、一時にまたは連続、間歇的に補給槽2に流入す
るが、吸着塔1内で、粒状活性炭の取入れ、取出し工程
が終了後塔下部の排出弁8及び集液管5の弁10を閉じ
れば、補給槽2ではスラリーの移送液または補給槽2で
活性炭を浸漬する液等の同伴液とともに、または同伴液
をともなわずに粒状活性炭の貯留を開始する。
この場合、粒状活性炭を含む同伴液の貯留が、補給槽2
で与える設定圧力以下の貯留状態である場合、あるいは
同伴液を貯留しない場合でも、通液前または通液時の洗
浄水や被処理液を吸着塔1に圧入し、補給槽2の設定圧
力に相当する位置迄一旦同伴液として上昇流入させてお
けばその後の通液時の被処理液は、吸着塔1内の活性炭
層を通過して処理液となり、塔1の上部に達するが、補
給槽2またはそのオーバーフロ一部から溢流せずに、あ
るいは活性炭導入口9上方の補給槽2内の同伴液による
設定圧力に阻止されて、塔1の集液器7より集液管5出
口を経て採液される。
で与える設定圧力以下の貯留状態である場合、あるいは
同伴液を貯留しない場合でも、通液前または通液時の洗
浄水や被処理液を吸着塔1に圧入し、補給槽2の設定圧
力に相当する位置迄一旦同伴液として上昇流入させてお
けばその後の通液時の被処理液は、吸着塔1内の活性炭
層を通過して処理液となり、塔1の上部に達するが、補
給槽2またはそのオーバーフロ一部から溢流せずに、あ
るいは活性炭導入口9上方の補給槽2内の同伴液による
設定圧力に阻止されて、塔1の集液器7より集液管5出
口を経て採液される。
また粒状活性炭を含む同伴液の貯留が補給槽2の設定圧
力に相当する位置迄達した後に被処理液の通液を開始す
る場合も前記の場合と同様に処理液は吸着塔1の集液器
7より集液管5を経て採液される。
力に相当する位置迄達した後に被処理液の通液を開始す
る場合も前記の場合と同様に処理液は吸着塔1の集液器
7より集液管5を経て採液される。
ここで上記の各実施例において、通液時の処理液の上昇
を吸着塔1の活性炭導入口9で押える圧力以上の設定圧
力を、補給槽2内に貯留する粒状活性炭を含む同伴液で
与える場合は同伴液の設定圧力が、吸着塔1の集液器の
沢過抵抗圧力と、大気圧との差圧によって生じる処理液
の圧力を上回るので、同伴液は連通管4から活性炭導入
口9を経て吸着塔1の頂部に下降する。
を吸着塔1の活性炭導入口9で押える圧力以上の設定圧
力を、補給槽2内に貯留する粒状活性炭を含む同伴液で
与える場合は同伴液の設定圧力が、吸着塔1の集液器の
沢過抵抗圧力と、大気圧との差圧によって生じる処理液
の圧力を上回るので、同伴液は連通管4から活性炭導入
口9を経て吸着塔1の頂部に下降する。
このため補給槽2及び連通管4内に貯留する同伴液の設
定圧力を大きくとれば同伴液が集液器7に達して集液管
5から処理液とともに混出するのでこのように実施する
場合は、一旦吸着塔1外へ採液した処理液の一部を補給
槽2に貯留する同伴液として循環使用することも出来る
。
定圧力を大きくとれば同伴液が集液器7に達して集液管
5から処理液とともに混出するのでこのように実施する
場合は、一旦吸着塔1外へ採液した処理液の一部を補給
槽2に貯留する同伴液として循環使用することも出来る
。
本発明方法において、一定時間被処理液の吸着処理を行
い吸着塔1内の粒状活性炭の活性が失なわれて《ると、
原液入口管6からの通液を止めるか、または通液量を半
分位に減じ、次いで吸着塔1の底部に設けた排出弁8を
開け、粒状活性炭を排出管3かも取り出すと、粒状活性
炭のピストンフロ一の下降による吸引力と粒状活性炭自
身を含む同伴液の自重により補給槽2より連通管4を通
り、吸着塔1内に排出量と同量の再生粒状活性炭が補給
され、爾後の吸着処理を行う。
い吸着塔1内の粒状活性炭の活性が失なわれて《ると、
原液入口管6からの通液を止めるか、または通液量を半
分位に減じ、次いで吸着塔1の底部に設けた排出弁8を
開け、粒状活性炭を排出管3かも取り出すと、粒状活性
炭のピストンフロ一の下降による吸引力と粒状活性炭自
身を含む同伴液の自重により補給槽2より連通管4を通
り、吸着塔1内に排出量と同量の再生粒状活性炭が補給
され、爾後の吸着処理を行う。
本発明方法は以上のように実施されるもので、従来の吸
着塔と補給槽との間に設けていた弁は弁の設置上の問題
、例えば弁の製作コストや設置技術の点で制約があって
、補給管または弁を無制限に使用〔例えば大口径に製作
〕できなかったが、本発明方法によれば、通液時に吸着
塔1内の集液器70部分の圧力と該吸着塔1外の大気圧
との差圧以上の圧力を活性炭導入口に与えることにより
その設定圧力の発生以後処理液が補給槽2またはこのオ
ーバーフロ一部より溢流することなく、あるいは補給槽
2に上昇するのを防ぐので、前記弁に起因する問題点を
解消し、頗る有効に処理液を吸着塔1外に移送すること
ができる。
着塔と補給槽との間に設けていた弁は弁の設置上の問題
、例えば弁の製作コストや設置技術の点で制約があって
、補給管または弁を無制限に使用〔例えば大口径に製作
〕できなかったが、本発明方法によれば、通液時に吸着
塔1内の集液器70部分の圧力と該吸着塔1外の大気圧
との差圧以上の圧力を活性炭導入口に与えることにより
その設定圧力の発生以後処理液が補給槽2またはこのオ
ーバーフロ一部より溢流することなく、あるいは補給槽
2に上昇するのを防ぐので、前記弁に起因する問題点を
解消し、頗る有効に処理液を吸着塔1外に移送すること
ができる。
また、本発明方法によれば再生済粒状活性炭を吸着塔1
内に補給する場合、吸着塔1と補給槽2との接続部分の
口径を補給量に適応した口径に製作して、補給槽2から
の同伴液と吸着塔1内の処理液とが円滑に置換する。
内に補給する場合、吸着塔1と補給槽2との接続部分の
口径を補給量に適応した口径に製作して、補給槽2から
の同伴液と吸着塔1内の処理液とが円滑に置換する。
また仮りに置換時に気泡が流入しても、前記吸着塔1と
補給槽2との接続部分が無弁なので完全に脱泡すること
ができ、粒状活性炭を吸着塔1内に緊密に充填すること
ができる。
補給槽2との接続部分が無弁なので完全に脱泡すること
ができ、粒状活性炭を吸着塔1内に緊密に充填すること
ができる。
更に本発明方法によれば、吸着塔1内に粒状活性炭層が
密に形成されているので吸着が効率よく行われ、粒状活
性炭の供給または排出が正確に実施でき、しかも完全に
充填された粒状活性炭層中に果液器があるので、処理中
の微粉末の流出は全くない利点がある。
密に形成されているので吸着が効率よく行われ、粒状活
性炭の供給または排出が正確に実施でき、しかも完全に
充填された粒状活性炭層中に果液器があるので、処理中
の微粉末の流出は全くない利点がある。
図は本発明の使用例を示す縦断略側面図である。
図面の符号を説明すると、1は吸着塔、2は補給槽、3
は排出管、4は連通管、5は集液管、6は原液入口管、
7は果液器、8は排出弁、9は活性炭導入口、10は弁
をそれぞれ示す。
は排出管、4は連通管、5は集液管、6は原液入口管、
7は果液器、8は排出弁、9は活性炭導入口、10は弁
をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 1 粒状活性炭を充填した吸着塔の下部より、被処理液
を上向流で通液して、塔上部の集液器より塔外へ集液す
る工程と、飽和吸着した粒状活性炭を塔下部の取出口よ
り取り出すとともに、塔上部の粒状活性炭の補給槽より
再生済粒状活性炭の定量を補給する工程を順次繰り返す
移動床弐粒状活性炭吸着処理法において、被処理液の通
液時における前記吸着塔上部の集液器の沢過抵抗圧力と
集液管出口の大気圧との圧力差以上の圧力を、吸着塔上
部の粒状活性炭導入口と弁などの制御手段を設けないで
連通ずる補給槽に貯留する粒状活性炭を含む同伴液によ
って前記導入口に与えて前記吸着処理を行なうことを特
徴とする移動床弐粒状活性炭吸着法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49050748A JPS5814244B2 (ja) | 1974-05-09 | 1974-05-09 | イドウシヨウシキリユウジヨウカツセイタンキユウチヤクホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49050748A JPS5814244B2 (ja) | 1974-05-09 | 1974-05-09 | イドウシヨウシキリユウジヨウカツセイタンキユウチヤクホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50151768A JPS50151768A (ja) | 1975-12-05 |
JPS5814244B2 true JPS5814244B2 (ja) | 1983-03-18 |
Family
ID=12867443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49050748A Expired JPS5814244B2 (ja) | 1974-05-09 | 1974-05-09 | イドウシヨウシキリユウジヨウカツセイタンキユウチヤクホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814244B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102732721A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-10-17 | 广西地博矿业集团股份有限公司 | 闭路循环活性炭吸附系统 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5465943U (ja) * | 1977-10-19 | 1979-05-10 |
-
1974
- 1974-05-09 JP JP49050748A patent/JPS5814244B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102732721A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-10-17 | 广西地博矿业集团股份有限公司 | 闭路循环活性炭吸附系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50151768A (ja) | 1975-12-05 |
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