JPS5814195A - 音声合成器 - Google Patents

音声合成器

Info

Publication number
JPS5814195A
JPS5814195A JP56112702A JP11270281A JPS5814195A JP S5814195 A JPS5814195 A JP S5814195A JP 56112702 A JP56112702 A JP 56112702A JP 11270281 A JP11270281 A JP 11270281A JP S5814195 A JPS5814195 A JP S5814195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital filter
circuit
speech synthesizer
speech
sound source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP56112702A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6011359B2 (ja
Inventor
山田 憲正
日比野 昌弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP56112702A priority Critical patent/JPS6011359B2/ja
Publication of JPS5814195A publication Critical patent/JPS5814195A/ja
Publication of JPS6011359B2 publication Critical patent/JPS6011359B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は音声のみならず歪の小さい正弦波形などの楽
音をも合成出力できる分析合成方式の音声合成器に関す
るものである。
現在実用に供されている音声合成器の多くは、偏自己相
関分析合成方式にもとづくもので、合成計算を行なう回
路は1個のシリコンチツプに集積化されるに至つている
。このような音声合成器は一般に第1図の分析合成シス
テムの合成側の各機能回路(100)を集積化したもの
となつている。
同図中、(300)はパラメータフアイルで、分析器(
200)で分析抽出された音声の特徴パラメータを記憶
する手段、たとえば読み出し専用メモリである。
この音声合成器の主要部は一般に第2図のブロツク図に
示すような回路構成で、第1図の分析器(200)で音
声波形から分析抽出され、さらに量子化された特徴デー
タDのピツチ、有声・無有声判定コード、振幅、偏自己
相関係数(いわゆるKパラメータ)1復号化する復号器
(110)、(120)。
(130)、それぞれの復号されたパラメータを一時記
憶するメモリ(111)、(121)、(131)、メ
モリ(111)の出力であるピツチパラメータの値に対
応したパルス列を発生するパルス発生回路(112)、
無声音用音源として使用する白雑音を発生する白線音発
生回路(113)、有声・無声判定コードに対応して音
源信号としてパルス列か白雑音信号かを選択する音源選
択回路(llj)、音源信号に振幅値メモリ(121)
の内容を掛は合わせる振幅乗算回路(140入にパラメ
ータメモリ(131)の内容に対応したフイルタ係数を
用いて音源信号Uから所定の周波数スペクトラム成分を
抽出するデイジタルフイルタ(150)、デイジタルフ
イルタ(150)のデイジタル波高値Y1をアナログ信
号yに変換するD/A変換器(160)から構成されて
いる。勿論、図示はされていないが、これら以外に、こ
れらの各機能回路を時間的なタイミングをはかつて操作
させるために必要なタイミング信号発生回路や、復号器
(110)。
(120)、(130)に対して外部メモリに貯えられ
ている音声分析によつて得られた時系列データを順次収
り込むためのインタフエース回路などが、加わつて音声
合成器を構成している。
このような音声合成器では、音声データを記憶するメモ
リを節約するために分析データの情報圧縮が行なわれて
おり、1秒間の音声について約2000ビツト程度に圧
縮しまた場合でも明瞭度はあまり損われず、実用に供し
得る。圧縮方法は種々あるが、1例として振幅パラメー
タは4〜6ビツト、ピツチパラメータは5〜6ビツト、
Kパラメータについては不均一ビツト配分と称してK1
〜K10の順に5,5,4,4,4,4,4,3,3,
3ビツトあるいは、7,5,4,4,4,3,3,3,
3,3ビツトに割り当てられている。
第2図中の復号器(110)、(120)、(130)
は量子化されたこれらのパラメータコードを分析データ
の真値に復号するもので、それぞれのビツト数に応じた
語数のテーブルを吠しでいる。通常回路構成上の制約か
ら、復号されるデイジタル数値は10ビツト稈度の精度
を有している。また復号テーブルの6値は分析値の上限
値と下限値の間を線形量子化あるいは、逆双曲線関数変
換した後に線形量子化したものが設定されている。
上述の音声合成器は音声を合成する場合、小容量の音声
データメモリでかなり自然度の高い合成音声を得ること
ができる。しかし正弦波等の楽音については、量子化に
伴う不ベクトル歪や、音源周波数とデイジタルフイルタ
(150)の極周波数の不整合による変調ノイズが大き
く、十分な音質を得やことができなかつた。また後に詳
述するように、正弦波等の純音で音階の構成や、数百H
z以上の基本周波数の楽音の発生が不可能であつた。
なお、デイジタルフイルタ(150)は第30に示す多
段の格子型フイルタであり、加減算器(151)。
乗算器(152)および遅延器(153)から構成され
ている。
この発明は上述の音声合成器に改良全加え音声のみなら
ず、正弦波などの楽音の構成も可能とするものである。
以下、この発明の詳細な説明する。
全権型デイジタルフイルタの伝達関数は極数が1のとき
、Ht(Z)=A/(1+axZ1+42Z+2)、”
”””(1)Z=e−ρ−j!2πfT である。上式において極周波数をfrとすると(1)式
の分母=0とおいた連立方程式より、a、=2e−ρc
os2πfrT・・・・・・・・・・・・・・・・・(
2)a2=−e−2ρ なる関係式が成立する。一方このフイルタのインパルス
レスポンスは xi=AIB−ρis石2πfriT・・・・・・・・
・・・(3)で表わされる。(3)式は減衰振動波形を
意味しており楽音として好適な波形である。つぎに線形
予測係数a1は数学的な変換処理により偏自己相関係数
のKパラメータと次式によつて関係付けられる。
Kl=Q1/(1−a2)・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(4)Kl=α2 したがつて fr=(1/2yrT)cos[(,1+8−2ρ)K
+/(2e−ρ)〕=(1/2πT)cos”[(1−
に2)K1/(2Zi’)〕・・・・・・・・(5)P
=−(1/2)en(−に*) である。(5)式によれば減衰振動波形の周波数はKI
+K2パラメータの値によつて、また減衰定数はK2パ
ラメータによつて一意的に定まる。なお同式において、
K2が−0,95〜−1,0の範囲では、K2の変化が
極周波数に影響を与える稈度は1%以下であり、聴感上
の音程の狂い感はない。この場合(5)式のfrは近似
的に次式で4夕られ、frはK1のみに対応する。
fr中(1/2πT)008’に+”””””””(6
)K2の値の上述の範囲は減衰定数のO〜0,0256
に対応し、すなわち減衰のない定常正弦波形から約40
サンプリング周期で1/εに減衰する波形に対応する。
これはピアノ楽器などの自然楽器音の減衰特性に近いも
のであり楽音として好適である。
一方音声用として構成された10段のデイジタルフイル
タの演算アルゴリズムは表1に示す逐次計算式である。
この式中のYj、bjはそれぞれ格子型フイルタにおけ
る前進波、後進波のjステージにおける中間値で、(1
)の1はサンプリング番号である。フイルタ出力はb1
(i)である。
第1の遂次計算式はK3〜K10=0の場合1極のデイ
ジタルフイルタとして機能し、線形予測係数aI+a2
を用いて表わした場合、(4)式を考慮してxn=U+
a1xn−1+a2xn2・・・・・・・・・・・・・
・・(7)なる式と等価である。ただし、xnはn番日
のサンプル周期に対応する波形値、XnI+”n’lは
それぞれXnから1つ前、2つ前のサンプル時点の値を
、Uは音源信号値を意味する。
(1)式の伝達関数で決まるデイジタルフイルタのイン
パルス応答(3)式のxiは(7)式において音源信号
値UをインパルスとしたときのXnに一致する。
上述の原理にもとづき、KlおよびK2パラメータ2K
、=cos2yrfrTIKg=−e’ρなる式で決定
し、これらの値全復号器のメモリに予め記憶させておき
、デイジタルフイルタをインパルスで駆動して、減衰振
動波形を得るようにした先行発明があるが、この発明に
よる音声合成器は、従来の音声用格子型デイジタルフイ
ルタを用いた場合、そのフイルタの演算精度やパラメー
タの復号値の精度が充分でないと、理論値通りの減衰振
動波形が得られないといつた問題があつた。
すなわち、従来用いう五ている格子型デイジタルフイル
タの乗算器精度は14ビツト程度、復号値の精度は10
ビツト程度であり、この場合は計算機シミユレーシヨン
の検討によつて減衰時間がせいぜい0,2秒程度の減衰
振動波形しか得られないことが分かつている。これの最
も大きい原因の1つはデイジタル演算におけるまるめ誤
差の累積であり、いま一つは、K2パラメータの復号値
の最小値(理論的にとり得る最小値は−10でこの場合
、ρ=0すなわち示常的な正弦波形である)が精度に応
じて−1,0より大きくなつてしiうことである。たと
えば10ビツトの精度の場合、K2の最小値は約−0,
998であり、この場合の減衰時間は8kHzサンプリ
ング周波数において約0,125秒である。
この発明は先行発明の上述の問題点を克服し、かつ、音
声合成器の大規模化を招くことなく、定常的な正弦波形
あるいは減衰時間の長い減衰振動波形を得ようとするも
のである。
第4図にこの発明の音声合成器のデイジタルフイルタ(
1500)の実施例を示す。図において、(154)は
、乗算結果の正・負に応じてそれぞれ少くとも1ビツト
以上の下位ビツトを“1”、0”にすることにより絶対
値を増加させる増加回路、C155)は楽音・音声識別
信号入力端子、(156)は楽音・音声識別信号入力端
子(155)に入力された識別信号によつて、音声時に
は直接、乗算器(152)の出力を加算器(151)に
入力し、楽音時には、乗算器(152)の出力を増加回
路(154)で増加した値全加算器(151)に入力す
る切換回路である。
この増加回路(154)および切換回路(156)の具
体的実施例の部分回路図を第5図に示す。同図において
、(151)、(152)は、それぞれ第4図の加減算
器、乗算器であり、それぞれの演算結果は、14ビツト
の2の補数固定小数点である。DI〜Dl4は、乗算器
(152)の乗算結果に2Xb2(11)であり、Dl
は最下位ビツト、Dl4は最上位ビツトで符号ビツトを
示す。(158)、(159)は論理ゲート、(160
)。
(161)はインバータである。
楽音合成時、楽音・音声識別信号は”l”であり、論理
ゲート(158)、(159)の出力には、符号ビツト
DI4の反転信号が出力場れる。符号を正の時0τ負の
時“1”とすると、乗算結果の下位2ビツトは、符号が
正の場合“1”、負の場合゛0”が上記ゲート(158
)、(159)より出力される。このため、K2X1)
g(11)の絶対値は平均的には−(2−13+2’)
増加することになる。すなわち、従来のデイジタルフイ
ルタ(150)においては、加算器(151)へ入力さ
れる値かに、xb、(11)であつたものが、この発2
12)であり、K2の絶対値が等価的に増やされたこと
になり、より減衰の小さい減衰波形を得ることができる
。一方、音声合成時においては、楽音、音声判別信号が
“0”であり、論理ゲート(157)。
(158)の出力はそれぞれD+、DlでありKlxb
、ri−gの値はそのまま増加されることなく加算器(
151)へ入力されることになり、増加回路r154)
を用いた時にデイジタルフイルタ(1500)の演算過
程で発散現象の起こる問題はなくなる。
以上述べたように、この発明の音声合成器は、従来の音
声合成器の回路規模をほとんど増大させることなく、音
声についても楽音についても質の良い合成波形を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の偏自己相関分析合成方式の音声分析合成
システムブロツク図、第2図は従来の音声合成器のブロ
ツク図、第3図は従来の格子型多段デイジタルフイルタ
の回路構成図、第4図はこの発明の音声合成器に用いる
デイジタルフイルタの1実施例の機能説明図、第5図は
この発明の音声合成器に用いるデイジタルフイルタの具
体例の部分回路図である。 (111)、(121)、(131)・・・メモリ手段
、(112)・・・パルス発生器、(113)・・・白
雑音発生器、(151)・・・加減算器、(152)・
・乗算器、(153)・・・遅延器、(154)増加回
路、(300)・・・パラメータフアイル、(1500
)・・・デイジタルフイルタ。 なお、図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。 代理人葛野信−(外1名) 手続補正書(自発) 特許庁長官殿 1、事件の表示特願昭56−112702号2、発明の
名称 音声合成器 3、補正をする者 (1) 明細書の「特許請求の範囲」および「発明の詳細な説明
」6、補正の内容 (1)明細書をつぎのとおり訂正する。 (2) (2)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正します
。 以上 別紙 補正後の特許請求の範囲 「(1)デイジタル音源信号発生回路と、加減算器、遅
延器および乗算器よりなり、音源信号から所定の周波数
スペクトラム成分を抽出する格子型多段デイジタルフイ
ルタと、前記デジタルフイルタの係数を記憶するメモリ
手段とを基本構成とする偏自己相関分析合成方式の音声
合成器において、前記格子型多段デイジタルフイルタの
最終段から1段前の係数に2パラメータの乗算結果の少
々くとも1ビツト以上の下位ビ゛ツトを1乗算結果が正
であればt(1”に、負であれば”0”にすることによ
り乗算結果の絶対値を若干増加させる増加回路を設け、
定常的に持続する正弦波形あるいは減衰時間の長い減衰
振動波形を合成出力させ乙ように1−たことを特徴とす
る音声合成器。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)デイジタル音源信号発生回路と、加減算器、遅延
    器および乗算器よりなり、音源信号から所定の周波数ス
    ペクトラム成分を抽出する格子型多段デイジタルフイル
    タと、前記デジタルフイルタの係数を記憶するメモリ手
    段とを基本構成とする偏自己相関分析合成方式の音声合
    成器において、前記格子型多段デイジタルフイルタの最
    終段から1段前の係数に2パラメータの乗算結果の少な
    くとも1ビツト以上の下位ビツトを、乗算結果が正であ
    れば1″に、負であれば“0”にすることにより乗算結
    果の絶対値を若干増加させる増加回路を設け、定常的に
    接続する正弦波形あるいは減衰時間の長い減衰振動波形
    全合成出力させるようにしたことを特徴とする音声合成
    器。
JP56112702A 1981-07-17 1981-07-17 音声合成器 Expired JPS6011359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56112702A JPS6011359B2 (ja) 1981-07-17 1981-07-17 音声合成器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56112702A JPS6011359B2 (ja) 1981-07-17 1981-07-17 音声合成器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5814195A true JPS5814195A (ja) 1983-01-26
JPS6011359B2 JPS6011359B2 (ja) 1985-03-25

Family

ID=14593356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56112702A Expired JPS6011359B2 (ja) 1981-07-17 1981-07-17 音声合成器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6011359B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6011359B2 (ja) 1985-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6298322B1 (en) Encoding and synthesis of tonal audio signals using dominant sinusoids and a vector-quantized residual tonal signal
US4393272A (en) Sound synthesizer
US4544919A (en) Method and means of determining coefficients for linear predictive coding
US5305421A (en) Low bit rate speech coding system and compression
CA1065490A (en) Emphasis controlled speech synthesizer
US6006174A (en) Multiple impulse excitation speech encoder and decoder
US4791670A (en) Method of and device for speech signal coding and decoding by vector quantization techniques
JPS63113600A (ja) 音声信号の符号化及び復号化のための方法及び装置
US4890327A (en) Multi-rate digital voice coder apparatus
JPS62159199A (ja) 音声メツセ−ジ処理装置と方法
US6314393B1 (en) Parallel/pipeline VLSI architecture for a low-delay CELP coder/decoder
EP0384587B1 (en) Voice synthesizing apparatus
TW564400B (en) Speech coding/decoding method and speech coder/decoder
US4633500A (en) Speech synthesizer
JPS5814195A (ja) 音声合成器
US4075424A (en) Speech synthesizing apparatus
JPH10222197A (ja) 音声合成方法およびコード励振線形予測合成装置
JPH0258100A (ja) 音声符号化復号化方法及び音声符号化装置並びに音声復号化装置
JPS5814198A (ja) 音声合成器
JPS62102294A (ja) 音声符号化方式
JPS5814196A (ja) 音声合成器
US5873063A (en) LSP speech synthesis device
JPS5814197A (ja) 音声合成器
Yu et al. Design and implantation of an ASIC architecture for 1.6 kbps speech synthesis
Phan et al. Implementation and evaluation of low-speed speech compression LPC and MELP algorithms