JPS5813792B2 - フウカンノ セツゾクホウホウ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、風管の接続方法に関する。

鉱山やトンネル工事等地下工事や遂道工事、あるいは工
場内では、空気が汚れ、場合によっては、可燃性気体の
発生が見られ、引火爆発の危険も考えられる。

又湿気が１００％にも達することもあり、これらの換気
のだめに各種の風管あるいはダクトと称するゴム引布、
ビニールターポリン等のプラスチック引布等の筒状のも
のが市販され、使用されている。

これらの風管は、ある単長のものを接続して用いている
が、この接続は、特にトンネル工事等においては、簡単
にかつ迅速に取付け、取りはずしが出来、かつ取付けた
あとは確実に装着しかつもれの少ないものが要求される
。

発明者等は種々検討した結果、上記の要求を満足した接
続方法を開発した。

すなわち本発明は、第１図に示す如く、プラスチック引
布、ゴム引布等からなる風管１の一端の内側にスチール
ベルト、ピアノ線を集合したもの等、直径方向に弾性を
もった帯状の環２を設け、これを図に示す如く、風管に
てくるみ接着したものを作成し、これを第２図に示す如
く、ある間隙３をもつように外側に折り曲げ風管イを作
成し、一方、第３図に示す如く風管イよりも径の犬なる
風管４の一端の外側にスチールベルト、ピアノ線を集合
したもの等、直径方向に弾性をもった帯状の環５を設け
、これを図に示す如く、風管にてくるみ接着したものを
作成し、これを第４図に示す如くある間隙６をもつよう
に外側に折り曲げ風管口を作成し、この風管イと風管口
とを第５図に示す如く、嵌合せしめることによって接続
するととを特許とする接続方法である。

第２図あるいは第４図に示す如き外側あるいは内側に折
り曲げだ接続部を風管の両端に同じものを設けてもよい
し、両端の管径をかえた風管を作成し、一端には第２図
に示す如き外側に折り曲げた接続部を設け、他端には、
第４図に示す如き内側に折り曲げた接続部を設けてもよ
い。

以上の如き接続法を用いれば、場所を問わず簡単に接続
出来、折り曲げの所まではあらかじめ作っておけば、接
続の際には、接着剤等を全く必要とせず、かつ脱着が簡
単であり、又安価であり、又、ダクトの長さ方法にひっ
ぱられても、帯状の環は径方向に弾力性をもっているの
で、はずれるどころか、ますます引掛りが増すという利
点を有している。

【図面の簡単な説明】

第１．２，３，４．５図は、本発明の方法を説明する１
実施例の断面図である。 １，４は風管、２，５は帯状の環、３，６は間隙である
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ プラスチック布引、ゴム引布等からなる風管の接続
   方法において、風管の一端の内側に直径方向に弾性をも
   った帯状の環を設け、これを風管にてくるみ接着し、該
   接着した部分を外側に折り曲げた風管イと、風管イより
   径の大なる風管の一端の外側に直径方向に弾性をもった
   帯状の環を設けこれを風管にてくるみ接着し、該接着し
   た部分を内側に折り曲げた風管口とを、それぞれの折り
   曲げ部の間隙に、それぞれの折り曲げ部を嵌合せしめる
   ことによって接続することを特徴とする風管の接続方法
   。