JPS5813396A - インタ−ロイキン1存在下にインタ−ロイキン2非産生悪性化細胞株よりネズミインタ−ロイキン2を製造する方法 - Google Patents

インタ−ロイキン1存在下にインタ−ロイキン2非産生悪性化細胞株よりネズミインタ−ロイキン2を製造する方法

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JPS5813396A
JPS5813396A JP56119999A JP11999981A JPS5813396A JP S5813396 A JPS5813396 A JP S5813396A JP 56119999 A JP56119999 A JP 56119999A JP 11999981 A JP11999981 A JP 11999981A JP S5813396 A JPS5813396 A JP S5813396A
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lbrm
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lymphoma
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • C07K14/55IL-2

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は従来文献上“TX!胞成長因子パ又はTCG
F”として知られてい、るネズミインターロ1占。
イキン2(以下I I、−2と略す。)を製造する方法
;より詳細には、従来“リンパ球活性化因子″′又は”
 LAF”として知られているインターロイ(3) キン1(以下I L−1と略す)の存在下にマイトジェ
ン(有糸分裂誘発剤)刺激だけではIL−2を生成でき
ないネズミ悪性化細胞からIL−2を製造する方法に関
する。
1977球が、例えば抗原、リンパ球の表層成分に対す
る抗体、捷たdある種の植物マイトジェンによって刺激
を受け、幼若化する時、様々な種類のたんばく性伝達物
質(リンホカイン)が産生される。2種類のこのような
リンホカイン、IL−1とIL−2は哺乳動物のT及び
B細胞の免疫応答を調節しそil、VCは次の様なもの
が含捷れる:(1)胸腺細胞の有糸分裂の促進;(2)
アロ抗原特異的細胞障害性T細胞反応の誘導;及び(3
)異種赤面球による刺激に引き続いて起きろ抗体応答に
おけろヘル、+  T細胞産生の補助。更に、IL−2
はエフェクターT細胞株の試験管内での対数的増殖を1
: 維持すると共に、l、l’、 ヌードマウスの貯臓細胞
から試1.:白、。
験管内(in v l 1ro)及びインビボ(in 
viVo) において細胞障害性T細胞を誘導する。
従来、ネズミのIL−2は正常ラットおよびマ(4) ウスの胸腺細胞を組織培養培地中で培養し、フィトヘマ
グルチニン(以下PHAと略す。)又はコンカナバリン
A(以下Con Aと略す。)のようなマイトジェンで
細胞を刺激することによって生成されていた。しかしな
がら、正常な胸腺細胞をマイトジェンで刺激してネズミ
のIL−2をlu生させる方法では少量の濃度の工り、
2しか産生されなかった。従って、IL−2を含む制限
培地(condi tioned mediam)を非
常に木葉Q−吻しても少量の純化されたネズミIL−2
Lか製造できなかった。その結果、この免疫調節分子の
インビボ実験或いは分子的特性の研究に必要な十分量の
濃縮されたネズミのIL−2は入手できなかった。
ギリス(Cillis)等は、最近T細胞マイトジェン
を用いて細胞を刺激することにより悪性腫瘍細胞からネ
ズミIL−2を生成する方法を報告した。
「リンパ球調節分子の生化学的、生物学的特性」、イン
ターロイキン2生産T細胞リンパ腫の単離及び表現型特
性J The Journal of、Irnnuno
logy125.2570(1980)、B10’、B
Rマウス由(5) 来の特定の牌臓リンパ腫細胞株でLBRM−66と命名
されたものは正常のラット又はマウスの同数胸腺細胞を
マイトジェン刺激して従来生成された場合よりme当た
り数百倍のIL−2を産生ずることが判明した。ギリス
(Gillis)等は上記報告の中でクローン化(分枝
化)されたLBRM−ろろ細胞を組織培養培地中で培養
した細胞を植物マイトジェンで刺激することによってク
ローン化LBRM−63細胞からIL−2を生成するこ
とを報告している。クローン化細胞株のいくつかはマイ
トジェン刺激で高濃度のIL−2を生成することが判明
したが、一方、他のクローン化細胞株は、マイトジェン
刺激によってもIL−2を生成できないことが判明した
。よって本発明の主たる目的はマイトジェン刺命だけで
はIL−2を生成できない悪性化細胞株からネズミIL
−2を生成することにある。
この発明はクローン化されたネズミ悪性化細胞から工L
−2を製造する方法に関する。この方法は種々の添加物
を含有するたんば〈含イj培地中で(6) ネズミ白血病およびリンパ腫細胞のような悪性化腫瘍細
胞を試験管(in yitro )で培養することを含
む。培地[IL−1とT細胞マイトジェンを添加するこ
とにより培養物を刺激することにより、IL−2を含有
する上清を生成する。一定時間抜上清を集めIL−2の
含有量を測定する。
上記方法は、B10・BRマウス由来のマウス゛ の放
射線tZV誘発牌臓リンすく腫細胞法LBRM−6ろを
、ザブクローン化することにより生成されたLBRM−
ろろ−IA5なる特定のクローン化細胞と組合せて実施
された。LBRM−33−IA5細胞は、アメリカン・
タイプ・カルチャー・コレクションに受は入れ番号AT
CC−CRL−8079として寄託されている。LBR
M−63−IA5細胞はマイトジェン単独刺激ではIL
−2を生成しない。
しかしながら発明者は、この1.L−2非生成年離クロ
ーンヲ+−ti物マイトジェン件((モノ力インである
IL−’lの共存下におくことにより従来同一濃度で培
養したレクチン刺敵ラット又はマウス牌臓細胞で得られ
るものより数百倍多くIL−2が生(7) 成されることを見出した。発明者は捷だ使用するIL−
jの濃度がIL−2の生成#に影響することも確認した
発明者は更にマイトジェン単独の刺激で高活性のIL−
2を生成することができる種々のネズミ悪性化細胞から
生成されろIL−2のレベルにIL−1が影響を与え得
ることを確認した。例えば、LBRM−33親細胞から
クローン化されたLBRM−33−5A4リンパ腫細胞
(ATCC−CRL−8080)を至適濃度の10分の
1の適当なマイトジェンの添加のもとに培養t7、更に
IL−jを加えると、最適濃度のマイトジェンが単独で
使用パ  ・ された場合と同じ生成計1でIL−2生成IN?増強さ
れることが判明した。
親株であろLBRM−3ろ細胞株は、スローアンパ  
9 ケツテlング癌セ、ンター、ニューヨーク市ヨーク・、
′。
アベニュ、 12751.1i74びローズウェル・パ
ーク・メモリアル研究所・ニューヨーク州ノ・ソファロ
ー。
より容易に得られる。
沁 本発明に明達している、LBRM−33−4A2は、(
8) ソーク研究所、カリフォルニア州うヨラより容易倚 にlられる。
本発明に従いクローン化した白血病及びリンパ腫である
ネズミ悪性化腫瘍細胞を種々の添加物を加えたタンパク
質含有培地中、試験管内(in vitro)で培養す
る。T細胞マイトジェンを、大食細胞の生成物であるI
L−1と共に培養液中に加えてクローン化した悪性化細
胞が工L−2を含む上清を生成すべく刺激する。一定時
間後、上清を集め、工L−2の存在量を分析する。
本発明のもう1つの態様として、T細胞マイトジェン単
独の刺激でIL−2を生成できるネズミ悪性化細胞から
IL−2を生成するために必要なマイトジェンの量を減
じるために、準最適な濃度のT細胞マイトジェンと共に
IL−iが共同刺激原(Go −st 1mn1ant
 )として用いられる。
この発明の方法はギリス等によりProceeding
sof the National Academy 
of 5ciences (1981)における[イン
ターロイキン1を介したT細胞活性化の解析のためのT
細11a IJンノ々腫モデル]にお(9) いて記述されている。
との方法がBlQ、BT(マウス由来の放射線誘発牌臓
リンパ腫LBRM−36の種々のクローンに適用された
。マイトジェン刺激単独ではIL−2を生成できない4
1つの特定のクローン化細胞LBH&−33−IA5で
はこの方法を適用することにより従来同一濃度で培養し
たマイトジェン刺激ラット又はマウス牌臓細胞で得られ
ろものより数百倍の濃度のIL−2を生成することがで
きろことが判明した。
発明者は、すで[4?定のガン細胞株のIL−2生成に
用いた初期濃度が、親細胞株かそのクローンであるかに
かかわらず初期細胞数あたりの生産されろIL−2の量
に影響を及ぼすことを確認している。発明者はLBRM
−33細胞或いはそのクローンの場合、そのネズミ細胞
の初期濃度は1ml当り約6×10 細胞数から1me
当り3X106細胞数までの間にあることが好捷しく、
1mb当りlX106細胞数が理想的な濃度であること
を発見した。
(10) ネズミガン細胞株、特KLBRM−331Jンパ腫細胞
及びその副分枝(サブクローン)は、以前にT細胞を増
殖する事がわかっている細胞培養培地中で増殖させる事
が出来る。これらの培地は、ロスウェル、パーク、メモ
リアル、インステイテユート(以下「RPMIJと略す
)培地、クリック(C1ick’s)培地、ダルベツコ
−モディファイド・イーグル培地(以下1”DMEMJ
と略す)を包含する。これらの培地は種々の添加物を個
々に、あるいは併用して加える事が出来る。これは例え
ば56Cで30分間加熱して不活化した胎児牛血清(以
下[F CSjと略す)を包含する。加えるFe2の量
は全培養液量の2〜10パーセントである。他の添加物
としては1rnlあたり約20〜250単位の濃度のペ
ニシリン(約50単位が良好)、1m7!あたり約20
〜250μmのストレプトマイシン(約50μmが理、
肋、:的)である。これ生 らの抗性物質は、培養の外からの好ましくない細菌汚染
の可能性を最小限に押えるために用いられる。さらに他
の添加物として(i) 1 mlあたり約100〜10
00μmの新鮮なL−グルタミン(理想的濃度け30 
oμy ) ;(f!110〜60mM)N−2ヒドロ
キシ−ピペラジン−xrl、−2−エクンスルホン酸(
以下HEPESと略す)緩衝液(約25 mMが良好)
;(111)1×10−5〜5X10−5Mの2メルカ
プトエタノール、(約2.5X10”’Mが理想的);
 5〜251TI M Na HCO−、(約16+T
IMが理想的)を培地中に用いる事が出来る。
本発明のIL−2生産法において数種の異った有糸分裂
誘発刺激剤を用いる事が出来る。これらけConA、 
P HA、ポークライードマイトジェン(以下[PKM
Jという)の如き植物糖タンパク質を包含する。マイト
ジェン刺激単独でIL−2を生成し得る悪性化マウス細
胞株及びその副分枝に関して、発明者は、培養に加えろ
わ、たマイトジェンの特定の濃度が生成されるIL−2
の濃度に□−fお。おill・、え。
′1 を含むRPM11640培地を用いて培養した場合、も
し刺激源として、容積比で0.1%のPHAが用′いら
れたならば、mgあたり約65,0単位(unit)の
濃度のIL−2が生成される。もしPHAの濃度を容績
比約1卜1で増加させた場合rnlty>たり約565
単位という最大量のIL−2が生成される。
表i : LBFtM−33−5A4及びIA5細胞に
よるIL−2産生に及ぼすIL−1及びT細胞マイトジ
ェン濃度の影響 * 培 養       UAnlC24時間培養上清中の
IL−2量)5A4 +1%PHA         
    565.05A4+0.1%PHA     
         35.05A4 + IL−1” 
               0.05A4 +IL
−1+to%PF(A       604.05A4
 + IL−1+ 0.1チPHA       52
5・01A5+1%PHA             
   O,01A5+0.1チP日A        
         O,01A5 + IL−10,0 1A5 + IL−1+1%PHA      476
、OI A5 + IL−1+ 0.1%PHA   
    513,0中l Q U/mA。
(13) 発明者は更にクローン化細胞がマイトジェン刺激単独に
よってもIL−2を生成し得るクローン化細胞の場合で
もIL−1がクローン化悪性化細胞からのIL−2生成
に影響することを見出した。
特にIL−1は準至適濃度のマイトジェン刺激が用いら
れた場合、IL−2生成を最高水準まで、回復させろ能
力があることが見出された。例えば表1に見られるよう
に、LBRM−33親細胞からクローン化されたLBR
M−33−5A4細胞を容積比1チのPHAで刺激した
場合のIL−2生成にはIL−1(10単位/ me 
)の添加は有意の効果を示さなかった。しかしながら、
容積比0.1%のP)IAで刺激したLBRM−33−
5A4細胞に同量のIL−1を加えた場合には、IL−
2生成量を低水準(65単位/ ml、 )から至適量
のマイトジェン(容積比1%PHA)が用いられた場合
の水準(525単位/mOにまで増強した。同様の結果
はやはりr、BRM−33親細胞のサブクローンである
LBRM−33−4A2のような、マイトジェン刺激単
独でIL−2を生成する他の細胞株を用いた場(14) 合にも得られた。
更に重要な事には、発明者は、どの様な濃度のマイトジ
ェンに対してもIL−2を生成しないクローン化悪性化
ネズミ細胞株に対して、IL−1とマイトジェンの共同
刺激によりこの様な細胞がらIL−2を生成させること
のできることを見出した。実際、IL−1が共同刺激源
として用いられた場合には、通常非応答性の悪性化T細
胞が適当な植物マイトジェンで刺激された時でも最高濃
度のIL−2が産生されろ。例えば表1に示されるよう
にLBRM−ろろ−IA5クローン化細胞が2%FO8
を含trRPM1−164Of培養された場合、容積比
1チ又け0.1%(それぞれ至適、準至適濃度)の濃度
のPHAを用いても、約24時間後に回収された培養上
清中にはIL−2の生成は検知されない。IL−1(1
0単位/’m!、)を同様の14PF(Aで刺激した培
養液中に加えた場合1cは11111 ml、あたり476単位のIL−2が生成された。
Pi(A濃度が10分の1減少して容積比0.1%とな
ってももし刺激培養液中に1o単位/ meのIL−1
が含まれていれば最適水準のIL−2(約513単位/
rne)がなお生成される。
発明者は更に、この発明の工程で用いられるIL−1の
濃度がクローン化悪性化ネズミ細胞株からのIL−2生
成の水準に影響することを確認したがしかしその影響は
ネズミ胸腺細胞の増殖を惹起するに必要な水準よりもか
なり低い水準まで1L−1の濃度を下げないと発現しな
い。第1図に図示されるように、IL−1が、胸腺細胞
の増殖を発現させる能力はIL−1p度がtn、lあた
り約25単位以下に減少するまで減弱し始めない。そし
て50チの減少はI L−1の濃度がtnlあたり約8
単位で生じる。しかしながら、この特定の濃度のI L
−1をLBRM−33−IA5細11包(IXIO6細
胞数を体積比1チのP)IAで例敷)加えた場合、なお
最高水準のIL−2生成がみられる。
実際IL−2生、碑、、はIL−19度がmeあたり0
.5単位以下に下が“る捷で低下しない。mlあたり(
1,2単位のIL−1濃度でもmt当り約165単位b
ゝ のIL−2が生成され、そ′f1.はな夛、同様のマイ
トジェンで刺激された正常マウス胸腺細胞から生成され
るIL−2の水準の少なくとも100倍である。
更に発明者はクローン化悪性化ネズミ細胞株からのIL
−2の生成を刺激するためのIL−1の能力は培養培地
中にIL−iが継続的に存在する必要のないことを確認
した。下の表2に示したように10単位/ a7!(D
濃度のIL−IKLBRM−33−1A5細胞を4時間
共存させ、更に引き続いて細胞を容積比1%のPHAと
10単位/m7!のIL−’lの存在下容積比10%の
Fe2を含むRPM1=1640で培養すると、24時
間後に、426単位/ rnlのIL−2が生成する。
しかしながら、たとえ引き続いて行なう培養に、IL−
1が加えられなくても、実質的に同水準のIL−2が生
成された。同様に表2に示されたように、特にもし、L
BRM−33−IA5クローン細胞が10単位/ ml
の濃度のIL−1で4時間前処理され、更に引き続いて
、細胞株が完全に洗浄され、そして次にP)IA (容
積比1%)のみ、で刺激された場(17) 合でも410単位/ mllのIL−2が生成される。
この生成の特性は、LBRM−33−IA5株をIL−
2産生状態に転換させるためのIL−1とLBRM−3
3−IA5の相互作用が比較的速やかに行なわれること
を示している。
(18) クローン化悪性化ネズミ細胞を刺激することによって生
成されるIL−2の量は時間によって変化する。例えば
106個のLBRM−33−IA5細胞がFe2を含有
するRPMl−1640培地で培養され、容積比1係の
PHAとIL−iで刺激された場合、IL−2活性はP
i−IAとIL−1の共[晰1激後約5〜7時間後に検
出され始めた。この5〜7時間の間の最初のIL−2活
性は、たとえFe2が培地中に加えられなくても生成し
た。
FC8使用の有無にかかわらず、IL−2はPHAの刺
激後約16〜24時間後に最高水準に達した。
更に次の24時間の間に、存在するIL−2の量は僅か
に減少した。このように、LBRM−36−1A5細胞
を用いてRPMl−1640培地中で1壇 %P)IAとIL−1で納性化することによりIL−2
を産生ずるための至適培養持続時間は約16〜48時間
である。LBRM−33−IA5リンパ腫細胞のような
ネズミ悪性化細胞株を用いてIL−2を生成する上述の
工程は、種々の環境条件下で行なうことができる。しか
しながら好ましくは(20) (1q) LBRM−36−1A5の培養は約35〜38Cで空石
− 気中5〜10%の炭酸ガスを含む温度調節下で行うのが
良好である。又、培地のp I−1はわずかにアルカリ
性東件下で行うのが理想的でふつうpH約11〜Z4で
ある。
ガン細胞株は平底ミクロプレー1・容器を包含する種々
の容器中、100/Itの如き種々の量で、接種する。
フラスコ番号ろ01ろ寸たは3024(Falcon 
Labware+ Div、Beclon+ Dick
insont社製)の如き組織培養フラスコもm1VW
+る。
IL−2の微量定量法 IL−1がIL−2産生に及ぼす影響を調べるために、
種々のクローン化されたネズミ悪性化細胞株の肩先分裂
誘発剤及びIL−1刺激により生成−t−る■L−2活
性についてギリス等の TheJournal of 
1mnunology 120 + 2027 (19
78)における[T細胞増殖因子:生産のパラメーター
及び活性の微量定量法」で記述された方法を用いて検定
する。マウス細胞障害性T細胞株(以下1−CTLLJ
と略す)の工L−2依存性細胞増殖を(21) 調べて検定する。非生産細胞株が、I L−jの添加に
よってIL−2を産生するようになり得るというととが
決定したら、IL−2産生の至適培養東件、たとえば上
述のとと< LBRM−33−1A5の至適初期細胞濃
度、有糸分裂誘発剤濃度、工り一1濃度及び培養時間を
決定するために微量定量法を用いる。
簡単に記述すれば、微量定量法は、200 /Jt中I
L−2含有試料のlog2希釈を行ない約3.000の
CTLL細胞(IL−2依存性の正常エフェクターT細
胞)を接種することを包含する。
これを空気中5%炭酸ガス含有の湿度調節環境中37C
で24時間培養する。この後培養液に4時間パルスで0
.5マイクロキユーリーのトリチウムラベル化チミジン
([’H)Tdr;比活性20mC1/mハ)を加え、
ガラス繊維フイゝルター片上に、例えば自動複数試料採
取器等にキ・、や細胞を採取する。
次に液体シンチレーションカラレターで(3H)Tdr
の取り込みを測定する。この方法によりIL −2存在
下で培養したCTLL細胞のみで、濃度に依存LJC(
3H) ’I’dr (7)取り込みが見られた。xr
、−2の存在しない培地で培養されたCTLL、v+1
IIII8は、〔3H″JTdrのシンチラント対照計
のみ則り込み、工L−2除去後24時間後においても、
95%以上がトリパンブルー陽性であった。IL−2活
性の単位は、(3)] ) Tdrの取り込みのプロビ
ット分Con A (5P’i−/lug )刺錠した
絹織培養培地中48時間後に存在するIL−2活111
−量として表わす。
1単位/mlE基準では、1:2希釈でCTLL()1
)Tdrをり込みが約10,000 cpmでル)ろ。
IL−1の調整 上に述べたような方法で使用されろIL−1は、中でも
とくに、LBRM−33ネズミ悪性化細胞株の親株のク
ローンあ・らIL−2産牛を促すもの(d、たとえば、
P 384−D  と呼ばれている/ltj←定のマク
111 0フア一ジ悪性化細胞株を、ホルボールミリステートア
セテート(以下1−PMAJと略す)で刺激することに
よって調整されろ。(iJJ用前に、得られた上清を適
宜濃縮し、硫安塩析、ジエチルアミンエチル(以下、「
DEAE」と略す。)セルロースのイオン交換クロマト
グラフィー、その後セファクリルS−200でのゲルろ
過というような様々な操作を糾み合わせて部分的に精製
する。
上清中のIL−’l活性のレベルは、胸腺細胞の有糸分
裂をどれだけ増強するかを調べて決定する。
胸腺細胞の増殖は、IL−1のlog 2希釈列の存在
下で、マイクロプレート培養において、検定する。約1
5×10 胸腺細胞(4−6週令のC3I−1/HeJ
またはCBA/J マウスから得る)をそれぞれ含む複
数のサンプルを、1.0μy−/mlのPHAまたけ1
容量係のPHAを含み、IL−1がIog2希釈列にな
っている200μtの10容量チのFe2を含むRPM
I培養液に接種する。72時間培養後マイクロプレート
のくぼみに4時間、0.5マイクロキユーリーの(H)
Tdrを添加し、その後培養物を、上述の、IL−2の
微量定量法を実施するためのG ii l is らの
The Journal of Imp−nu −no
logy120.2022(1978)と同じ方法でガ
ラ(24) ス繊維フィルター片の上[採取−J−ル。C’H) T
drの取り込みを液体シンチレーションカウンターによ
って測定する。外からIL−1を添加しないときは、P
HAによろ胸腺細胞増殖がわずかだけ観察された(50
0CI)nl以下)が、10単位/蛯のIL−1存在下
では、IL−1含南培養液中での10、[100cpm
以上の(’H]Ttir ノ取り込−1c、):つて例
証されるような著しい胸腺細胞増殖が観察された。この
結果は、M i y、c l r−)によって記載され
た結果、[マクロファージ細胞株P388D1によって
産生されたリンパ球活性化因子(’LAF)の特性J 
 The  Journal  or  Immuno
lOgy + 12011492(1978) と一致
する。
実施例 1 特定のクローン化されたマウス白血病T細胞。
LBRM−ろ3−1A5の1×10 細胞/meの濃度
の細胞株サンプルを200μtの平底マイクロプレート
のクホみ(3596:マサチューセッツ州ケンブリッジ
のコスタ−社テータパツケイジング(COstar I
nc、Data Packaging ))中(7)R
PMI−(25) 1640培地中で培養した。この培地には、5容喰チの
加熱失活させた(56C・60分)Fe2゜50単位/
 tnl、のペニシリン、2.5X10  Mの2−メ
ルカプトエタノール、50μff/mi のスト−レフ ブトマイシン及び300μfl / rnlの新鮮L−
グルタミンを添加した。細胞株試料、培地及び添加物を
含むそれぞれの培養液は、合計して約100μtとなっ
た。微小なくぼみ中での培養物に2容量チのPHA(P
HA−M、ニューヨーク州グランドアイランドバイオロ
ジカル社(Grand IslandBiologic
al Go、)を100μを添加することによって、ま
た0、1から100単位/ rnlの濃度のIL−1を
添加することによって刺激した。これらの培養物をすべ
て、5%002を含む湿った空気巾約37C[維持した
24時間後、これらの培養物から得られた上清試料をあ
つめ、上述の微量検1定法により工L−2川V 活性を検定した。この検定の結果を第1図に示す。
実施例 2 特定のクローン化されたマウス白面病T細胞、LBRM
−33−IA5及びLBE(M−33−5A4の1Q6
7mllの濃度の#1lJ21株試料を、200 pt
 (D平底マイクロプレートのくぼみ(3596,マサ
チューセッツ州、ケンブリッジのコスタ−社、データバ
ツケイジング(Co5tar、Inc、 5Data 
Packag−ing))中のRPMI−1640培地
中で培養した。
この培地には、5容量チの加熱失活させた(56r、3
0分)Fe2,5[1単位/meのペニシリン。
2.5X10  Mの2−メルカプトエタノール。
50μP/lnAのストレプトマイシン及び300μm
/rnlの新鮮L−グルタミンを添加した。細胞、培地
及び添加物を含むそれぞれの培養液は合計して約100
μtとなった。微小なくぼみ中での培養物に2または0
.2容計チのPHAにューヨーク州グランドアイランド
のグランドアイランドバイオロジカル社(Grand 
l5land Biological Go、))を1
007αを添加することまたはIL−1を添加すること
によって刺激した。
共同刺激(Costimulal ion )のために
使われたIL−1i、ホールボールエステルで刺fkさ
れたP388D、マクロファージ腫瘍細胞株から採取さ
れた上清から調製し、Mizelらが記述したようにそ
の後硫酸アンモニウム塩析、DEAEセルロースイオン
交換クロマトグラフィー、及びセファクリルS−200
にュージャージー州、ビス力夕ウエイ、ファルマシアフ
ァイン・ケミカル製)Kよるゲルろ過によってさらに濃
縮した。
複数の培養液に、PHA有糸分裂誘発剤及び上述された
ように処理されたIL−1(10単位/1nl)iたけ
、非可逆的にIL−1生物学的活性をセファデックスG
−25にュージャージー州、ピスカタウエイ、ファルマ
シア・ファイン中ケミカル製)を充填した10crnの
ゲルラ過カラムにて溶出して、IL−1から分離除去し
た。下の表3に示されたように、有糸分裂誘発剤で刺激
されたLBRM−33−5A4及びLBRM−33−I
A5培養液にIL−1を添加すると、IL−2産生に十
(28) 分な効果がみられた。至適濃度のPHAで刺激された(
1容量%)LBF(M−33−5A4培養液への外から
のIL−1添加は、結果として生じた上清のIL−2力
価にほとんど影響を与えながったが、準至適濃度(0,
1容量%)のP)IAで刺激されたLBRM−33−5
A4細胞にIL−1を添加すると、IL−2産生け39
9単位/αまで増加した。対照実験においてはIL−1
の非存在下で0.1チPHAと24時間培養したLBR
M−33−5A4細胞は、85単位/ ml、だけのI
L−2を含−5A4細胞の肩章のIL−2産生誘導(0
,1%Pt(A共存下の)を阻害した。
表6に示されたように、クローン化されたLBRM−3
3−IA5細胞の場合には、24時間PHAで刺激して
も(1または0.1容量チのいずれでも)、有意のIL
−2産生は全く見られなかった。!シかしながら、P)
IAで刺激されたLBRM−33−IA5細胞培養液に
10単位/ tug(29) のIL、−4を添加すると約400単位/ rub ノ
I Lサールで前処理すると、有意のLBRM−33−
IA5細胞のIL−2産生(PHAと共同しての)を阻
害した。
1、 L −1の変性(胸腺細胞に対するIL−iの生
物活性の損失につながる)は、LBRM=33−IA5
/LBRM−33−5A4細胞のIL−2産生を増強す
るモノカインの作用も捷だ消失させるという点でこれら
の結果は悪性細胞株のIL−2産生に及ぼすIL−iの
作用を明確に立証する。
すでに当業者には明らかな如く、本発明になるネズミの
IL−2産生C1\上述以例の親細胞株、そとからクロ
ーン化された細胞株、培地、培地添加物及び上述のもめ
以外の不糸分裂誘発剤を用い、本発明の精神、又は本質
的な特性から離れずに行う事が出来る。それ故に上述の
特定の方法は全て例示であり限定的なものでは−ない。
すなわら本発明の範囲は前述した実施例に限定されるも
のではなく、むしろ特許請求の範囲に示したものである
【図面の簡単な説明】
第1図は胸腺細胞の肩先分裂のJ・フ発(・−・)及び
LBRM−33−IA5細胞よりのIL−2産生(ムー
ム)で検定したIL−1活性の濃度依存性を示す。 特許出願人  ステイーブンーギリス (外2名) (32) 毛/Z し 培養j夜中のIL−1(U廊り 111

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)T細胞有糸分裂誘発剤及びインターロイキン1を
    含有する培地中で、ネズミ悪性化細胞を培養し、該培地
    からネズミインターロイキン2を回収することを特徴と
    するネズミ細胞株からインターロイキン2を製造する方
    法。 (2)ネズミ悪性化細胞がT白血病細胞またはTリンパ
    腫細胞である特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)ネズミ悪性化細胞が、T白血病細胞またはT I
    Jタンパ細胞のクローンである特許請求の範囲第2項記
    載の方法。 (4)TIJンパ腫細胞のクローンが、T細胞有糸分裂
    刺激だけではインターロイキン2を産生できないLBR
    M−33ネズミリンパ腫T細胞のクロー(1) ンである特許請求の範囲第6項記載の方法。 f; (5)  クローン化され夙LBRM−ろろ細胞がLB
    RM−33−IA5細胞である特許請求の範囲第4項記
    載の方法。 (6)T白血病クローン細胞またはTリンパ腫クローン
    細胞の初濃度が約6X10”から3 X 106細胞/
     mlの範囲内である特許請求の範囲第1.2゜3.4
    または5項記載の方法。 (7)Tリンパ腫細胞のクローンがLBRM−33ネズ
    ミリンパ腫T細胞のクローンである特許請求の範囲第6
    項記載の方法。 (3)  LBRM−33細胞のクローンがLBRM−
    33−5A4またはLBRM−ろろ−4A2細胞のいず
    れかである特許請求の範囲第7項記載の方法。 (9)T白血病クローン細胞またはTリンパ腫クローン
    細胞の初濃度が約6×10 から3 X 106細胞/
     rnlの範囲である特許請求の範囲第7または8項記
    載の方法。 (11T細胞肩先分裂誘発剤およびインターロイキン1
    を含む培地中で、ネズミ悪性化細胞を培養(2) する工程により製せられるインターロイキン2を含む培
    養上清。 fill  ネズミ悪性化細胞がT白血病細胞またはT
    リンパ腫細胞である特許請求の範囲第10項の培養上清
    。 (12)  Tリンパ腫細胞がLBRM−33ネズミリ
    ンパ腫T細胞である特許請求の範囲第11項の培養上清
    。 0タ ネズミ悪性化細胞が、LBRM−33細胞のクロ
    ーンである特許請求の範囲第12項の培養上清。 (14)クローン化されたLBRM−33細胞がLBR
    M−33−IA5細胞である特許請求の範囲第16項の
    培養上清。
JP56119999A 1981-07-16 1981-07-30 インタ−ロイキン1存在下にインタ−ロイキン2非産生悪性化細胞株よりネズミインタ−ロイキン2を製造する方法 Pending JPS5813396A (ja)

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