JPS5813224A - 直線移動体の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は基準とな、る−側面とこれに対し交叉する側面
を有し、その各側面によって囲まれた各面にそれぞれ回
転ローラを所要の配分で内設し、その局面が対象物品の
案内面に対向して円滑な転勤による支持にて移動容易と
なした直線的な移動支持装置に関するものである。

一般にスチール製家具や、比較的荷重の小さい機器類に
おける直線移動機構部、或いは自動機における直線運転
する機構部などにあってはその移動案内機構として支持
側に回転子（ローラや、ボールベアリングをその外環を
直接ローラ化りに利用するような手段を採用）を設けて
、移動体側に案内面を直接形成するか、ガイドレールを
付設する等してころがり支持する方式が多く採用されて
あり、総じて支持構造が精度の低い構成になっている。

したがって比較的ラフな支持案内構造には適するが精度
を要求される場合には不適当である。

また、平面的な案内支持方式として支持側と移動側とが
摺動面同士で摺動案内するか、いずれか一方の面にはこ
ろがり体（例えばニードルローラ）を配設してこれによ
り受支し案内するかの構成が比較的精度の高い案内支持
する方式として採用されて６．１条も前者は摩擦抵抗が
大きいため円滑な移、動が困難になり易く、後者は前者
の構成に比べて効果的であるも構造上複雑化し、かつ潤
滑性を良好に、するためには塵埃等の排除乃至侵入が防
止できる機構並びに給油手段を必要とし、その使用構造
等に制限があり一般的でないｉ問題点がある。

本発明は斯かる状況に鑑みてなされたものであり、適宜
角度で交叉するコーナ一部分を有し、このコーナーを形
成する各側面に局面の一部を露出せしめて回転ローラを
各々内設し、かつ取付は容易な構造にしたコーナー型の
ベアリングを、上下又は左右対称に少な（とも１組目的
支持体若しくは□被支持体に取付け、このベアリング内
設の回転ローラに案内面を当接して１直線移動自在に支
持するよう構成した装置を提供することにある。

本発明にてはコーナー型のベアリングとして回転ローラ
を備えた支持面が直角に形成されたもの、或いは支持向
が相互に適宜角度になされたもの、更には丁字型に支持
面を配して形成さでたダブルコーナー型のものが用いら
れるのであり、これらの各種を目的に合せて組合訃被移
動体を円滑に移動支持できるようにした□のである。

本発明のコーナー型ベアリングを使用した装置は移動体
を支持する側に複数所要間隔で配設するほか、移動体側
に取付けて支持体側に設けた案内面に沿って摺動自在な
ようにしたのである。

以下本発明装置を実施例図により詳述すれば次の通りで
ある。

第１図乃至第４図に示すものはコーナー抱持型のベアリ
ングを使用した支持装置であって、支持体（１）の相対
向する位置には第２図にて示すように縦側面（至）を基
準にして適宜角度α（実施例では６０°）１１１斜して
案内支持片（３）を―ρするように回転ローラαｅａｅ
を内設したコーナー型ベアリングαｅを、第１図に示す
ように適宜間隔で対称に２個１組として左右両側に配設
し、この各ベアリングａＩは支持前後方向に１又は複数
適宜間隔で」役するのである。そしてコーナー麿ベアリ
ングα１としては、第２図及び第３図にて示すように、
外観鈎型状に形成した本体ａＩＪが２分割京れる成形品
からなり、基準とな、る縦側面ａｚに対して適宜角度α
に対′□１゜ １１１ 応するコーナー内側面α３を形成し、両側面ＱＢ、（至
）の繋ぎ部分は適宜形状となし、これら側面と反対の側
は直角になしく必要に応じて任意にできることはいうま
でもない）、縦側面ａりと内側面ａ３とに対応した位置
には各側面に直交しｊて適宜幅の切込み凹所０４１を、
そしてその両側に軸１門嵌設凹所（Ｉｓ　Ｑ５１を一軸
線上に刻設して、分割された本体形成２部片に対称に設
け、この切込み凹所α尋により形成さうａｌｌｌの支持
軸ｉは両側の凹所ＱＳｆｆ５内に嵌設した含油焼結合金
製の軸受片α？）Ｏηにより回動自在に支持せしめ、こ
れら回転ローラａｅとその支持軸ａ６及び軸受片αηを
閉じ込めた本体２１！Ｂ片は複数個所で（実施例では３
個所）中空鋲（至）により締結して一体に形成したもの
が採用されている。このベアリングａＧは中空鋲ａ秒の
内孔が支持体（１）への取付はボルト孔を兼用する。

而して斯かるベアリングＱｌを第１図示の如（対向配設
し、このようにした支持体（１）、（１）間に目的とす
る移動体（２）を前後直線動作させるために、該移動体
（２）の両側にはそれぞれ案内支持片（３）　（３）を
付設し、この案内支持片（３）の長手方向に設けた細幅
のイド面（４）を前記ベアリングＱｌの 各回転ローラＱ６１に当接するようになす。この゛案内
支持片（３）は鋼板を屈曲して形成したもの、或いはア
ルミニウム、の押出し成形したものを使用するのであり
、ガイド面（４）は実施例におむ一部を形成したもので
あり、押出し成形による場合には特に精度を高めること
ができ好都合である。

このように構成したこと６ζより、移動体（２）は支持
体（１）　１１）間においてその所要長さ案内支持片＋
３）　（３）を両側に取付けて、これらをそれ・ぞれ支
持体（１）　（１３側に配設したコーナー型のベアリン
グαＧの回転ローラａ８とガイド面（４）とが当接する
ようにして係合すれば、移動体（２）の案内支持片（３
）は第１ｖＡにて示すように支持体（１）側の上下両ベ
アリングａ・（ＩＩにてガイド面を備えた部分が抱持さ
れ、前後方向にのみ移動可能に支持される゛ことになる
。このように上下一対のコーナー型のベア：リンダＯＱ
　ａｓにおける各２個の回転ローラＱＩ　Ｑ６１が案内
支持片（３）の上下両ガイド面（４）　（４）にてそれ
ぞれ抱持するようにし、振れを生じさせることなく円滑
にかつ正確な直線移動ができ、該ベアリングの回転ロー
ラαＧに合成樹脂を使用すむば騒音が生じるとともな（
、また無給油状態で回動支持できるのｔ油脂による汚染
を忌避する場所での移動体の直線移動に偉効を発揮する
ことができる。従って塵埃などの発生や振動の発生を忌
避する機器など直線運動部に使用して効果的であり、こ
の移動に際しての動力は僅少で済む等多（の効果を呈す
るのである。

この移動体としては精密機器における移動機器要部、物
品収納ラックの引出し、棚、などに使用できる。勿論こ
れ以外の直線移動を行なう機構として各種機器などに使
用できるものである。そしてこの移動体の支持手段の適
所にねじ番機構、ラックピニオンの噛み合部動機構、或
いはチェノ等の巻掛伝導機構を組合せれば水平方向の移
動のみならず傾斜部或いは直立状態であっても円滑に正
確な移動案内ができるのでｉ′場。

また移動体（２）の−面に取付けた案内支持片としては
第４図に示す如（、断面において頭部（ロ）が正六角形
で適宜長さの薄厚のウェブ（至）を介して取付。

座（至）を一体に形成したガイドレール■を適宜間隔で
平行に配し、この各取付座（至）、を移動体に取付ける
ようにして、ガイドレールＣＩＩＣＩＩの頭部ｏＤ側面
を図示のように案内面としてそれぞれにベアリングαＩ
ＱＩの各回転ローラαｅを当接し、抱持して直婢移形武
゛となる場合も水平方向のみならず傾斜して、或いは縦
方向の直線移動にもそのまま利用し、正確かつ精度の高
い運動が軽快に行なえる。

更に、前記したような回転ローラの回転軸−が直角より
も小さい角反で交叉す゛る外観鉤形状のコーナベアリン
グα〔のほかに回転ローラの軸線が直角に交叉するよう
な形式のベアリングα６を採用することができ、例えば
第５図に示す如（下側にはＬ型コーナベアリングａ６を
、また上側には両型コーナベアリングα０を相対向して
支持体（１）に所要の間隔で取付け、杉“神体（２）側
には例えば上側には前記した（第４図で示した）六角形
断面の頭部０１を有するガイドレール（至）を取付けて
、これに両型コーナベアリングα〔を係合させ、−下側
には角形断面のガイドレール（至）を取付けて、これに
Ｌ型コーナベアリングα６を係合させ精密逆直線運動を
行なわせることができる。そしてこの方式による場合は
水平乃至傾斜状態での直線運動にも採用でき、安定性を
保持して高精度で移動体を走行移動できるのである。

以上は支持体側にベアリングを設け、移動体側に案内支
持片或いはガイドレールを設は方式のものについて説明
したが、これを逆に第６図及び第７図にて示す如（移動
体（２）側にベアリングαＩ（１（Ｉを相対向するよう
に配し、支持体（１）側にガイドレール（至）（至）を
所要の間隔で取付け、このガイドレールに沿ってベアリ
ングを介し移動体（２）を直線移動するようにしてもよ
い。この場合でも如何なる方向に対しても正確、円滑に
高精度の移動支持ができるのである。

なお、上記の両型コーナベアリングに代えて第８図に示
すようなＬ型のコーナベアリング画を使用してもよく、
この場合は移動体と支持体との間にあって各コーナ一部
分にガイドレールと対応するベアリングを配してこのベ
アリングに荷重が平均して作用するようにすれば何等支
障がない。

更に、本発明の趣旨に則すれば、第９図に示す如く支持
体＜ｌｌ側に所定寸法の案内溝（５）を所要長形成し、
移動体（２）の側面にはＴ字型をしたコーナベアリング
（イ）を取付ける。このコーナベアリング（至）には第
１０図にて示す如（Ｔ字型をした本体（２）内にＪその
直線部ｉと中央直交突出部ｄとの各直交する側面にて適
宜間隔を取って局面が外部にやや露出し同方向に回動自
在なよう回転ローラ（２）を内設し、その内股要領は前
記のベアリングａＩと同様にしたものを使用する。そし
てＴ字型コーナベアリング翰はその直線部（２６を移動
体（２）に取付け、・突出部６を支持体（１）側の案内
溝（５）部に挿入して、該案内、溝（荀の面と支持体側
面とにより形成されるコーナーをベアリング■の各回転
ローラ＠が当接回動して円滑に支持案内することができ
る。勿論移　、動体の両側に付設して支持体と両側で受
支されて移動する。

このＴ字型コーナベアリング（至）を使用すれば平面状
の支持体に案内溝を堀り、前記した位置関係を９０　変
位した状態で、丁度移動体の下端部にコーナベアリング
■を取付けてその突出部Ｌ２−を案内溝内に挿入した状
態にしてコーナを利用しコロガリ移動支持することも可
能である。

或いは第１１図に示す如（支持体（１に適宜間隔でＴ字
型コーナベアリング（至）を、その突出部を上向きにし
て配設し、この各ベアリング四の突出部６間に下端コー
ナーを案内面として移動体（２１を受支せしめて移動自
在に支持させるようにすれば、例えば密接した状態での
整理棚のようなものを個々に直線移動させて物品の出し
入れするようなラック装置などに利用できて便利である
。

以上に述べ、た実施例で使用する各種のコーナ型ベアリ
ングとしては成形本体のもののほかに、所定厚みの抜き
板片を組合せそその内部に回転・−、：１・ｐｌ’Ｌ　
ｌ　（（ ことも任意なし得る。

叙上の如く本発明装置によれば至極簡単な構成でもって
、精密な直線運動を行なう物品、機器の作でき、従来に
ない偉効を呈し得る優れたものであるといえる。

また本発明の趣旨によれば上記実施例のみならず、本発
明の技術的範囲において種々の展開が任意なし得られる
のであり、これらは本発明に属することはいうまでもな
い。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例図であって、第１図は支持体側に
コーナベアリングを付設して移動体を支持する態様を示
す図、第２図は要部の拡大断面図、第３図はコーナベア
リングの側断面図、第４図はガイドレールを使用した支
持部を示す図、第５図乃至第７図は支持方式の異なる態
様を示す図、第８図はＬ型コーナベアリングの一部切断
正面図、第９図はＴ字型、″′！、、丁ナベアサナベア
リング別例装置の図、第１０図はＴ字型コーナベアリン
グの正面断面図、第１１図は別例装置の概要図である。 （１１（１’）　ｔ、ｎ・・・支持体、（２１（２５・
・・移動体、（３）・・・案内支持片、（４）・・・ガ
イド面、（５）・・・案内溝、（１１−・・両型のコー
ナベアリング、αト・・Ｌ型コーナベアリング、ｏｎ＠
・・・本体、ａト・縦側面、ａト・・内側面、αｅ＠・
・・回転ローラ、楠・・・支持軸、■・・・Ｔ字型コー
ナベアリング、６・・・突出部、（至）・・・ガイドレ
ール、（至）・・・角形ガイドレール。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 適宜角度で交叉するコーナ一部分を有し、このコーナー
   を形成する各側面には局面の一部、を露出ラーを内設し
   、かつ取付容易な構成のコーナ型ベアリングを、適宜間
   隔で対称に少なくと６１粗、目的支持体若しくは移動体
   に取付け、このコーナ型ベアリング内設の回転ローラに
   所要長さの案内°面を当接して、移動体を直碌移動自在
   に支持するよう構成したことを特徴とする直線移動体の
   支持装置。　　゛