JPS5813023Y2 - 中央可動両袖嵌殺し窓の移動障子のストッパ−装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は中央可動、両袖嵌殺し窓において、左右両側が
嵌殺しとなっており、中央障子が移動障子となっている
ものにおいて、中央の移動障子を正しく中央位置に停止
させるストッパー装置に関するものである。

本考案を図面に示した実施例について説明すれば、第１
図において、１および２は嵌殺し部３は移動障子、４は
窓枠を示し、Ａは移動障子３のストッパーを示す。

ストッパーＡは第２図乃至第６図に示すように、弾性材
から成る触接片５を固着したストッパー枠片６の［、端
部の長孔７に貫挿したピン１０を、窓上枠４の適所にネ
ジ８により固定し、しかも、底片９ａおよび一対の側片
９ｂ、９ｂがら成る断面山形のスＩ−ツバー支持片９の
側片９ｂ、９ｂに固定して揺動可能に支持させ、触接片
５が移動障子３をその疋規位置において触接して停止さ
せるように取付けたものである。

移動障子３を自由に左右に移動させるためにスＩ・ツバ
−Ａを不作用状態となしたい場合にはストッパ・−枠片
６をピン１０を支点として第６図に鎖線で示すように転
回させる。

この場合のためにスｌ−ツバー枠片６の上端部の長孔７
の下端−側に膨出部７′を設けである。

従って第６図に鎖線で示した転回位置において、ストッ
パ−枠片６を長手方向に押すことによりピン１０を長孔
７のこの膨出部７′に係合させてストッパーを転回位置
に保持させ自由落下を防止することか゛できる。

本考案は前記の通りの構成であるから、中央移動障子の
スＩ・ツバ−装置を簡単な構造で実施することができる
ものであって、移動障子を停止状態およびその解除状態
への変更を簡単に行なうことかできるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は中央可動
、両袖嵌殺し窓の圧面図、第２図はス１−ツバ−の斜視
図、第３図は同断面図、第４同は同側面図、第５図はス
トッパー取付状態の縦断側面図、第６図は同側面図であ
る。 図中、１，２・・・・・・嵌殺し部、３・・・・・・移
動障子、４・・・・・・窓枠、Ａ・・・・・・ストッパ
ー、５・・・・・・触接片、６・・・・・・ス１−ツバ
ー枠片、７・・・・・・長孔、７′・・・・・・膨出部
、８・・・・・・ネジ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 窓上枠４の適宜位置に底片９ａおよび一対の側片９ｂ、
   ９ｂから成る断面し形のストッパー支橢枠９を固定し、
   該支持枠９の側片９ｂ、９ｂ間に渉したピン１０を長孔
   ７に貫通させて移動障子３のストッパー枠片６を前記支
   持枠９に揺動可能に支持せしめ、しかも、長孔７の一側
   端部には膨出部７を設けた中央可動両袖嵌殺し窓の移動
   障子のストッパ−装置。