JPS58118898A - 獣毛脂の回収方法 - Google Patents

獣毛脂の回収方法

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JPS58118898A
JPS58118898A JP57001711A JP171182A JPS58118898A JP S58118898 A JPS58118898 A JP S58118898A JP 57001711 A JP57001711 A JP 57001711A JP 171182 A JP171182 A JP 171182A JP S58118898 A JPS58118898 A JP S58118898A
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11BPRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
    • C11B13/00Recovery of fats, fatty oils or fatty acids from waste materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11BPRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
    • C11B11/00Recovery or refining of other fatty substances, e.g. lanolin or waxes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/74Recovery of fats, fatty oils, fatty acids or other fatty substances, e.g. lanolin or waxes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本−明は、獣毛詣の回収方法に関するものである。更に
詳しく述べるならば1本発明は獣毛原4゜例えば羊毛原
毛、を有機溶剤で洗浄する際に得られる洗浄残液から獣
毛脂を回収する方法に関するものである。
発明の背景 羊毛原毛などの獣毛原鵬を有機溶剤で洗浄するときに得
られる洗浄残液は、医薬、化粧品などの分野で有用な獣
毛詣を含有している。従りて、この洗浄残液から良質な
獣毛脂を、収車よく回収することは、羊毛業界などの獣
毛業界における極めて重要な1llIの一つである。
従来、羊毛原毛の有機溶剤洗浄残液から羊I@譜を回収
する不法として、持分1@35−10238号の方法が
知られている。この方法において、有機溶剤洗浄残液に
水と、水溶性アルコールを添加して、残液中の水溶性成
分と、土砂岬の固形成分とな含む7Wツクを形成させる
0次にこのフロックな、洗浄残液から、遠心分離法など
の分離工程によって除去する。最後に、得られた精製残
液から有機溶剤を蒸発除去することにより、羊毛脂が得
られる。
また、別の方法としては、特開昭56−57896号に
開示された方法が知られている。この方法では、)菅ツ
タ形成剤として、水溶性アルコールが単独に用いられて
いる。
上記のように、従来の方法において、羊毛原電の有機溶
剤洗浄残液から、水溶性成分や、土砂眸の固形成分を分
離するためのフロック形成剤としては、水溶剤アルコー
ルの使用が不可欠と考えられていた。
しかしながら、水溶性アルコールなフロック形成剤とし
て使用すると、このアルコール中に、除去丁べき水溶性
成分の一部が溶解し、フロック化せずに有機溶剤中に溶
憤残留する。このため、ブロックを除去した後にも、精
製残液中に水溶性成分が残存し、これが、そのまSh%
精製残液から回収された羊毛霧中に残存することになる
。従って・上記のように水溶性アルコールを70ツク形
成剤として使用する方法(:より得られる羊毛脂の品質
は不満足なものでムった。
このため、曳品質の羊毛脂などのような獣毛脂を、獣毛
原毛の有機溶剤洗浄残液から回収する新規な方法の開発
が、当業界において強く望まれていた。
発明の要約 本発明の目的は、獣@原咄の有機溶剤洗浄残液から、良
質の獣毛詣を、高収率で回収することのできる獣毛脂の
回収方法を提供することC:ある。
上記の目的を達成するための本発明の獣毛脂の回収方法
は、獣毛の原毛を、有機溶剤で洗浄して得られる。洗浄
抽出分を含有する洗浄残液と、水とから、分離原液を作
成し、 この分離原液中の洗毛抽出分含有率を20〜70重量鴨
に、水分含有率を洗毛抽出分重量の2〜110 %g=
、 カ)、液ffi&80〜100℃に調整して、これ
によって前記分離原液中Cニア0ツクを形成し、 このフロックを前記分離原液から分離除去し、そして。
得られた残液から獣咄脂を分離することを含むものであ
る。
本発明方法においては、水溶性アルコールのようなフロ
ック形成剤を用いることなく、洗毛抽出弁を含む有機溶
剤洗浄残液に、有機溶剤には全く溶博しない水のみを添
加しぞ分離原液を作製する。
そして、この分離原液中の水分含有率な洗毛抽出弁の重
量の1〜1101gの範屈内に、洗毛抽出弁の含有率を
20〜70重量憾の重量内に、かつ液温を80〜100
℃に調節する。すると、分離原液中の水溶性成分は、フ
ロックを形成して相分離し、この7党ツク中に、土砂等
の固形分が包含される。
上記のように1分離原液中の水分と、洗毛抽出弁上の含
有率な所定範囲内に調節することと、このように含有率
調整された分離原液な所定温度に調整することだけで、
フロックを形成することは、従来全く予想もされていな
かったことであり、本発明者により初めて発見された現
象である1本発明方法において分離原液中から70ツク
を分離した後に得られる精製残液は、冥質的に水溶性成
分を含まないものである。従ってこの精製残液から得ら
れる獣毛脂の品質は、極めてすぐれ定ものである。また
、分離原液中に形成されるフロックは。
水不溶性の獣毛脂を実質的に含まないから、フロックの
除去に上り隊毛脂の一部が損失することが極めて少く、
従って、羊毛詣の回収々率は、極めてすぐれている。
本発明方法が適用される獣毛原毛の洗浄残液は。
獣も原毛を有様溶剤で洗浄する際に得られるものである
。この有機溶剤の種類には、それが、獣毛脂を水溶性成
分や土砂等の固形成分とともに抽出可能である限り格別
の限定はない、一般C;は、有機溶剤としては、1.1
.1−’)リクロルエタン。
パー/ミルエチレン、トリクロルエチレン、塩化メチレ
ン、1.1.2−)リクロルー1.2.2−トリフ0ル
エタン4n−ヘキサンおよびθ−ジクロルベンゼンから
なる群から選ばれた少くとも1種からなるものであるこ
とが好ましい。良質な洗浄獣毛を得るためには、有機溶
剤として、1.1゜1−)リクロルエタンを用いること
が最も好ましい。
本発明方法は、羊毛脂の回収に最も一般的に適用される
ものであるか必ずしも羊毛詣のみに限定されるわけでは
なく、カシミヤ、アンゴラ、ラクダなどの原毛の有機溶
剤洗浄残液からの獣毛詣の回収にも適用される。また、
獣毛原毛は、動物から刈り暇られたもののみに限定され
るものではなく、毛皮の形状のものから得られる洗浄残
液に対しても適用することができる。従って、本発明方
法は、羊屯皮、五−トン、ミンク毛皮、狐毛皮などの洗
浄残液に対して適用することができる。
以下、羊毛原毛を有機溶剤洗浄して得られる洗浄残液を
例にとづて1本発明方法を更に説明するが、勿論本発明
方法は、この例に限定されるものではない。
濠州産メリノ種の標準羊毛を有機溶剤で洗浄したとき4
:得られる洗浄残液中に含まれる洗毛抽出弁は、約80
s【重量)の羊毛脂(非水溶性)と。
約2016(重量)の水溶性成分および土砂轡の固形不
純分を含んでいる。
重量%、好ましくは25〜35重量−1の洗毛抽出弁と
、洗毛抽出分重量に対して2〜xx01、好ましくは5
〜100%の水分とを含有するQ9て、水分含有率が洗
毛抽出弁重量に対して2%よりも小さいときは、フロッ
クの形成が不十分で、従って、得られる獣毛脂の品質が
不満足なものとなる。また、上記水分含有率が洗毛抽出
弁重量の110%よりも大きいときは、やはりフロック
の形成が不良となりかつ、形成されるフロックが軟弱で
分離が困難となり、従って得られる獣毛脂の品質が低下
する。
また、分離原液中の洗毛抽出弁の含有率が20チよりも
低いとき、および?0嗟よりも高いときは、ともに、得
られる獣毛脂の品質が不満足なものとなる。
より良質の獣毛脂を得るためC:は、上記の分離原液中
の水分含有量は、この分離原液重量に対して0.6〜4
5Isの範囲内にあることが好ましく、2〜2s−の範
囲内(:あることが更に好ましい。
更に、分離原液中の有機溶剤含有率は、17〜80重量
−の範囲内にあることが%70ブタ形収を促進するため
に好ましく、45〜75重量鴫の範囲内にあることが更
に好ましい。
本発明方法における分離原液を値一方法には。
ち、分離原液を、洗浄工程で得られる洗浄残液と。
水とから直II4二作成してもよい0分離原液中の洗毛
抽出弁濃度が過度t:*Zト*は、これに肩機溶剤を追
加して希釈してもよい、しかし、洗浄残液は、しばしば
、その中の洗毛抽出弁の含有率が所望値に達しないこと
があるので、このような場合には、洗浄残液中の有機溶
剤の一部を蒸発除去し、洗毛抽出弁の鎖度を高めてもよ
い。
る、少くとも1回の水添加操作と、少くとも1回の、溶
剤の一部分を洗浄残液から除去する操作とを含むもので
あってもよい。
また、分離原液の作成およ4整工程が、洗浄残液から、
土砂等の固形分を分離する少くともl艷の操作を含んで
いてもよい、この操作は、後の剤の一部分を蒸発除去す
る操作の後に、前記の水の添加操作が行われてもよい、
或は、水の添加操作の後に、溶剤の一部分の蒸発除去操
作が行われてもよい、更に、前記の土砂蜂園形分を分離
する操作は、水添加操作および溶剤の一部分の蒸発除去
操作をそれぞれ1回以上含む工程の前、後、又は、これ
らの操作の中間のいづれの時期C二行わ好ましくは86
〜95℃に調節し、かつ1分離原液中に所望の70ツク
が十分l:形fs、されるに必要な時間だけ、一般には
1分間以上、好ましくは、5〜30分間、行われる。上
述のような成分含有量および液温の調節によって、分離
原液中に、洗毛抽出分生の水溶性酸分および、土砂等の
固形成分は、ブロックを形成し、このフロックは非水溶
性ツタの形成が十分に行われない、また、この温度が1
00℃より高くなると、加熱操作間に獣毛脂が変質して
しまうことがある。前記液温調整操作において、蒸発し
た有機溶剤を冷却還流して有機溶剤の逃散を防止するこ
ともある。特に有様溶剤の沸点が所望の液温よりも低い
場合は、加熱操作を密閉器中で加圧しながら行ってもよ
い、或は、開放された加熱容器を用い、1lll剤の1
部分を蒸発除去させながら加熱な行1てもよい、つまり
、加熱操作が、前記分離原液成分含有率調整のためC:
行われる溶剤の一部分の蒸発除去操作と重複していても
よい。
7oツタの分離V客異1:するために、フロック分離工
程の前に)交ツクを形成した分離*iiに、有機溶剤を
追加してこれを希釈し、分離原液の粘度を低下させても
よい。
前述のよう(:、分離原液中に形成されたフロッ夕は、
通常の分離方法1例えば遠心分離法、又は。
−適法などによって、有機溶剤溶液から分離除去される
。或は、形成されたブロックは、温度に応じて適蟲な時
間、例えば常温ならば約12時間程度、60℃ならば6
時間種度放置すれば1分離原液中で沈澱するので、傾瀉
法を用いてこれを分離することも可能である。
上述のようにして7mツタを分離した後の残液は、非水
溶性の獣咄脂のみを含む有機溶剤溶液である。この残液
から有機溶剤を、その沸点に応じて遍蟲な温度でms除
去すれば良質な獣毛脂が得られる。有機溶剤の蒸罹除去
は、獣毛脂の変質を避けるために35〜100℃の温度
で、必要ならば減圧下に行われる。
蒸発除去された有機溶剤は、従来方法による製品ノよう
にアル;−ル等を含んでいないので、特1:精製工St
−必要とせずに、所望の用途、すなわち獣毛洗浄に供す
ることができる。
回収された獣毛脂は、医薬、化粧品、繊維加工剤防錆剤
などの広い用途に用いられる。
本発明方法の実施例 次に本発明を実施例により更に詳しく説明する。
実施例1〜3および比較fIpalおよび2の各々にお
いて、羊毛原唱を、1.1.1−)IJり一ルエタンか
らなる洗浄用有機溶剤で洗浄し、flltlWRに記載
されているような重量の有機溶剤と洗毛抽出分とを含む
洗浄原液を得た。
この洗浄原液に第1表記載の重量の水を添加して1分離
原液を製造した0分離原液中の有機溶剤、水分、洗毛抽
出分の重量含有率帳)および水分の、洗毛餉出分重量C
二対する重量比(@を第1表に示す。
この分離原液を90℃に10分間加熱したところ%7a
ツクが形成された。この加熱液を遠心分離操作(200
0G、20秒間)に供し、フロックを除去した。但し、
比較ガlおよび実施ガlにおいては、加熱液に1.i、
1−)リクロルエタンを添加して、これを、洗毛抽出分
霞度が3011になるまで希釈した。得うれた残液を7
4℃で加熱し、有機溶剤を蒸発除去して羊毛脂を得た。
この羊毛脂な、色相(ガードナー)テストおよび灰分測
定に供した。その結果および、羊毛脂品質の綜合判定結
果を第1表に示す、一般に羊毛詣の色相は、水溶性成分
等の不純物の含有率によって変化し、良質な羊@詣はガ
ードナー箇が、15以下のものである。また灰分値は、
0.5−以下であることが好ましい。また羊毛脂の収率
も第1表に示す。
以下余白 実施内4〜6、並びに、比較例3 実施例4〜6および比較例3の各々において。
羊毛原電を1.]、1−)リクロルエタンからなる洗浄
用有機溶剤な用いて洗浄し、I[2表に記載されている
重量の有機溶剤と、洗毛抽出外とを含む洗浄残液を得た
この洗浄原液に%第2表記載の重量の水を添加して、分
離原液V羨遺した0分S原液中の有機溶剤、洗毛抽出外
および水分の、重量含有率(@および、水分の洗毛抽出
外重量に対する比(q!4を1121Fに示す。
この分離**を90℃で10分間加熱したところフロッ
クが形成された。この加熱液に遠心分離操作(2000
G、20秒)を施し、フロックを除去した。得られた残
液を74℃で加熱し、有機溶剤を蒸発除去して羊毛脂を
得た。この羊屯脂の品質および収率を第2表に示す。
以下余白 実施fi7および比較例4 実施例7および比較IF14の各々に於て、羊毛原電を
1.1.1− )リフロールエタンからなる洗浄用有機
溶剤を用いて洗浄し、第3表に記載されている重量の有
機溶剤と洗毛抽出外とを含む洗浄残液を得た。
この洗浄原液に第31!記載の重量の水を添加して分離
原液を作成した0分離原液中の有機溶剤、洗毛抽出外お
よび水分の1量含有率(至))および水分の洗毛抽出外
重量に対する比(−を第3表に示す。
この分離原液を90℃で10分間加熱したところフロッ
クが形成された。この加熱液を羊脂分と溶剤の比率が2
5対100になる様に評整し、ジャケットとコイルtV
する分離槽中で60℃に保ち5時間程度静置して、浮上
したフロックを分離除去した。得られた残液を80℃に
加熱して有機溶剤を蒸発除去して羊毛脂を得た。この羊
毛脂の品質及び収率な纂3表に示す。
℃1下余白 実施例8〜10および比較例5および6実1jfi同5
と1′!!r1様の操作を行っに、但71、加熱工程を
第3表記載の条件で行った。得られた羊鵬脂の色相Cガ
ードナー値)および収率を第41!に示す。
纂     4    表 実施FJ11〜14の谷々において、実施例5の操作を
繰り返えした。但し、溶剤の種類、加熱温度および加熱
時間をに5表記載のように変更した。
得らTLだ羊も脂の品質を@5表に示す。
手続補正書(自発) 昭和57年 6月2−’I日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願 第1711号 2、発明の名称 獣毛脂の回収方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 (046)旭ダウ株式会社 名称   東亜紡織株式会社 4、代理人 5、補正の対象 明細書全文 6、補正の内容 別紙の通り 7、添附書類のロー 全文補正rsm書         1通全文補正明細
書 1、発明の名称 獣毛膜の回収方法 2、特許請求の範囲 1、獣毛原毛含有材料を、疎水性有機溶剤で洗浄して得
られる、洗毛抽出弁を含有する洗浄残液と、水とから分
離原液を作成し、 この分離原液中の洗毛抽出弁含有率を20〜70重量−
に、水分含有率を洗毛抽出弁重量の2〜11G−に、か
つ、液温を80〜lOO℃に調整して、これによって前
記分離原液中にフロックを形成し、 このフロックを前記分離原液から分離除去し、そして、 得られた残液から獣毛膜を分離する、 ことを含む獣毛膜の回収方法。
2 前記分離原液中の水分含有率が、洗毛抽出弁重量の
5〜100%である特許請求の範囲第1項記載の方法。
3、前記分離原液中の洗毛抽出弁含有率が、25〜35
重量−である特許請求の範囲第1項記載の方法。
4、前記分離原液中の水分の含有率が、0.6〜45重
量−の範囲内にある、特許請求の範囲第1項記載の方法
5、前記分離原液中の水分の含有率が、2〜25重量−
の範囲内にある、特許請求の範囲第4項記載の方法。
6、前記分離原液中の疎水性有機溶剤含有率が、17〜
80重量%である、特許請求の範囲第1項記載の方法。
7、前記分離原液中の疎水性有機溶剤含有率が、45〜
75重量%である、特許請求の範囲第6項記載の方法。
8、前記液温が、85〜95℃に調整される特許請求の
範囲第1項記載の方法。
9、前記温度調整された分離原液が、その温度に1分以
上保持される特許請求の範囲第1項記載の方法。
10、  前記液温保持時間が5〜30分である、特許
請求の範囲第9項記載の方法。
11、前記疎水性有機溶剤が、1.1.1.− )リク
ロルエタン、パークロルエチレン、トリクロルエチレン
、塩化メチレン、1,1.2−)リクロル−1,2,2
−)9’70ルエタン、旙−ヘキサン、O−ジクロルベ
ンゼンからなる群から選ばれた少くとも1種からなる、
特許請求の範囲第1項記載の方法。
12、  前記分離原液の作成および調整工程が、任意
の順序で行われる少くとも1回の、水添加操作と、少く
とも1回の、溶剤の一部分を蒸発除去する操作とを含む
特許請求の範囲第1項記載の方法。
13、前記分離原液の作成および調整工程が、前記洗浄
残液から、土砂等の固形分を分離する少くとも1回の操
作を更に含む、特許請求の範囲第12項記載の方法。
14、前記分離原液の作成および調整工程において、前
記溶剤の一部分の蒸発除去操作の後に、前記水の添加操
作が行われる、特許請求の範囲第12項記載の方法。
14  前記分離原液の作成および調整工@KsPいて
、前記水の添加操作の後に、前記溶剤の一部分の蒸発除
去操作が行われる、特許請求の範S第12項記載の方法
16、  前記フロックの分離除去が、所望温度に温度
調整された分離原液に疎水性有機溶剤を添加し、これを
希釈した後に行われる、特許請求の範囲第1項記載の方
法。
17、前記フロックの分離除去が、遠心分離法によって
行われる、特許請求の範囲第1項記載の方法。
18、前記獣毛膜の分離が、前記分離原液から得られた
残液から前記溶剤を蒸発除去することによって行われる
、特許請求の範囲第1項記載の方法。
3、発明の詳細な説明 発明の分野 本発明は、獣毛膜の回収方法に関するものである。災に
詳しく述べるならば、本発明は獣毛原毛、例えば羊毛原
毛、或は獣毛皮などの獣毛原毛含有材料を疎水性有機溶
剤で洗浄する際に得られる洗浄残液から獣毛脂を回収す
る方法に関するものである。
発明の背景 羊毛原毛などの獣毛原毛を含有する材料を有機溶剤で洗
浄するときに得られる洗浄残液は、医薬。
化粧品などの分野で有用な獣毛脂を含有している。
従って、この洗浄残液から良質な獣毛脂を、収率よく回
収することは、羊毛業界などを含めて、獣毛業界におけ
る極めて重要な課題の一つである。
従来、羊毛原毛の有機溶剤洗浄残液から羊毛脂を回収す
る方法として、持分@35−10238号の方法が知ら
れている。この方法において、疎水性有機溶剤洗浄残液
に水と、水溶性アルコールを添加して、残液中の水溶性
成分と、土砂等の固形成分とを含むフロックを形成させ
る。次にこのフロックを、洗浄残液から、遠心分離法な
どの分離工程によって除去する。最後に、得られた残液
から有機溶剤を蒸発除去することにより、羊毛脂が得ら
れる。
また、別の方法としては、特開@56−57896号に
開示された方法が知られている。この方法では、フロッ
ク形成剤として、水溶性アルコールが単独に周込られて
いる。
上記のように、従来の方法において\羊毛厘毛の有機溶
剤洗浄残液から、水溶性成分や、土9%の固形成分を分
離するために7窒νり形成剤として、水溶性アルコール
の使用が不可欠と考えられてiた。
しかしながら、水溶性アルコールを使用すると、このア
ルコール中に、除去すべき水溶性成分の一部が溶解し、
フロック化せずに有機溶剤中に溶解残留する。このため
、フ誼ツクを除去した後にも、精製残液中に水溶性成分
が残存し、これが、そのf\、精製残液から回収された
羊毛霧中に残存することになる。従って、上記のように
水溶性アルコールを70ツク形成剤として使用する方法
により得られる羊毛脂の品質は不満足なものであった。
このため、良品質の羊毛脂などのような獣毛脂を、獣毛
原毛含有材料の疎水性有機溶剤による洗浄の残液から回
収する新規な方法の開発が、尚業界において強く望まれ
ていた。
発明の要約 本発明の目的は、獣毛原毛や、獣毛原皮などのような獣
毛原毛含有材料の疎水性有機溶剤洗浄残液から、良質の
獣毛脂を、高収率で回収することのできる獣毛脂の回収
方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の獣毛脂の回収方法
は、獣毛原毛含有材料を、疎水性有機溶剤で洗浄して得
られる、洗毛抽出分を含有する洗浄残液と、水とから、
分離原液を作成し、この分離原液中の洗毛抽出弁含有率
を20〜70重量%に、水分含有率を洗毛抽出分重量の
2〜110%に、かつ、液温を80〜100℃に調整し
て、これによって前記分離原液中に70ツクを形成し、 このフロックを前記分離i*から分離除去し、そして、 得られた残液から獣毛脂を分離することを含むものであ
る。
発明の実施態様の説明 本発明方法においては、水溶性アルコールのような添加
剤を用いることなく、洗毛抽出分を含む疎水性有機溶剤
洗浄残液に、疎水性有機溶剤にはほとんど溶解しない水
のみを添加して分離原液を作製する。そして、この分離
原液中の水分含有率を洗毛抽出分の重量の2〜110−
の範囲内に、洗毛抽出分の含有率を20〜70重量%の
範囲内に、かつ、液温を80〜100℃K1114節す
る。すると、分離原液中の水溶性成分は、フロックを形
成して相分離し、このフロック中に、土砂等の固形分が
包含される。
上記のように、分離原液中の水分と、洗毛抽出分との含
有率を所定範囲内に調節することと、このように含有率
調整された分離原液を所定温度に調整することだけで、
フロックを形成することは、従来全く予想もされていな
かったことであり、本発明者により初めて発見された現
象である。本発明方法におりて分11を原液中からフロ
ックを分離した後に得られる残液は、実質的に水溶性成
分を含まないものである。従りてこの残液から得られる
獣毛側の品質は、極めてすぐれたものである。また、分
離原液中に形成されるフロックは、水不溶性の獣毛側を
実質的に含まないから、7四ツクの除去によシ獣毛脂の
一部が損失することが極めて少く、従って1.羊毛脂の
回収収率は、極めてすぐれている。
本発明方法が適用される獣毛原毛含有材料の洗浄残液は
、獣毛原毛を疎水性有機溶剤で洗浄する際に得られるも
のである。この疎水性有機溶剤の種類には、それが、獣
毛側を抽出可能である限り格別の限定はない。一般には
、疎水性有機溶剤としては、1.1.1− )ジクロル
エタン、パークロルエチレン、Fジクロルエチレン、塩
化メチレン、1、1.2− )リフah−1,2,2−
)す7aルエタン、ルーヘキサンおよびo−ジクロルベ
ンゼンからなる群から選ばれた少くとも1種からなるも
のであることが好ましい6良質な洗浄獣毛を得るためK
は、疎水性有機溶剤として、1.1.1− )ジクロル
エタンを用いることが最も好ましい。
本発明方法は、羊毛脂の回収に最も一般的に適定される
わけではなく、カシンヤ、アンゴラ、ラクダなどの原毛
を含む材料の有機溶剤洗浄残液からの獣毛側の回収にも
適用される。また、獣毛原毛含有材料とは、動物から刈
シ取られた獣毛原毛のみに限定されるものではなく、獣
毛原皮も包含するものである。従って、本発明方法は、
羊毛脂、ムートン、2ンク毛皮、狐毛皮などの洗浄残t
K対しても適用することができる。
以下、羊毛原毛を疎水性有機溶剤洗浄して得られる洗浄
残液を例にとって、本発明方法を更に説明するが、勿論
本発明方法は、この例に限定されるものではない。
濠州産メリノ種の標準羊毛を疎水性有機溶剤で洗浄した
ときに得られる洗浄残液中に含まれる洗毛抽出弁は、約
80% (重量)の羊毛脂(疎水性)と、約2o96(
重量)の親水性成分および土砂等の固形不純分を含んで
いる。
本発明方法においては、先ず上記のような洗毛抽出弁を
含有する洗浄残液と水とから、分離原液が作成され、こ
の分離原液の成分は20〜70重量%、好ましくは25
〜35重量係、の洗毛抽出弁と、洗毛抽出弁重量に対し
て2〜110 Ls、好ましくは5〜100mの水分を
含有するように調整される。
本発明方法によって成分調整された分離原液において、
水分含有率が洗毛抽出弁重量に対して2−よりも小さい
ときは、フロックの形成が不十分で、従って、得られる
獣毛側の品質が不満足なものとなる。また、上記水分含
有率が洗毛抽出弁重量の110−よりも大きいときけ、
やはりフロックの形成が不良となり、かつ、形成される
フリックが軟弱で分離が困難となり、従りて得られる獣
毛側の品質が低下する。
また、分離原液中の洗毛抽出弁の含有率が20チよりも
低いとき、シよび70チよりも高いときは、ともに、得
られる獣毛側の品質が不満足なものとなる。
より良質の獣毛側を得るためには、上記の分離原液中の
水分含有量は、とo+mmc法重量に対重量0.6〜4
5%(!q範囲内にあることが好ましく、2〜25−の
範囲内にあることが更に好ましい。
更に、分離原液中の疎水性有機溶剤含有率は、17〜8
0重量%の範囲内にあることが、フロック形成を促進す
るために好ましく、45〜75重量%の範囲内にあるこ
とが更に好ましい。
本発明方法における分離原液の成分調整方法には、得ら
れる分m原液が本発明方法の要件を満たすように成分調
整され得る限り格別の限定はな−0すなわち、分離原液
を、洗浄工程で得られる洗浄残液と、水とから直接に作
成してもよい。分離原液中の洗毛抽出分濃度が過゛度に
高いときは、これに疎水性有機溶剤を追加して希釈して
もよい。しかし、洗浄残液は、しばしば、その中O洗毛
抽出分の含有率が所望値に達し、ないことがあるので、
このような場合には、洗浄残液中の有機溶剤の一部を蒸
発除去し、洗毛抽出弁0flk度を高めてもよい。
従って、上記の場合における本発明方法の分離原液の作
成および成分調整工程は、任意の順序で行われる、少く
とも1回の水添加操作と、少くとも1回の、溶剤の一部
分を洗浄残液から除去する操作とを含むものであっても
よい。
また、分離原液の作成および成分調整工程が、洗浄残液
から、土砂等の固形分を分離する少くとも1回の操作を
含んでいてもよい。この操作は、後の分離工程を容易に
するために有効である。
例えば、分離原液の成分調整工程において、前記の溶剤
の一部分を蒸発除去する操作の後に、前記の水の添加操
作が行われてもよい。或は、水の添加操作の後に、溶剤
の一部分の蒸発除去操作が行われてもよい。更に、前記
の土砂等固形分を分離する操作は、水添加操作および溶
剤の一部分の蒸発除去操作をそれぞれ1回以上含む工程
の前。
後、又は、これらの操作の中間のいずれの時期に行われ
てもよい。
分離原液の成分調整工程も加熱操作を含んでいてもよい
。この加熱操作は、分離原液の温度を80〜100℃、
好ましくは85〜95℃に調節し、かつ、分離原液中に
所望のフロックが十分に形成されるに必要な時間だけ、
一般には1分間以上、好ましくは、5〜30分間、行わ
れる。上述のような成分含有量および液温の調節によっ
て、分離原液中に、洗毛抽出分中の水溶性成分、および
、土砂等の固形成分は、フロックを形成し、このフロッ
クは疎水性獣毛側成分の疎水性有機溶剤液から相分離す
る。
成分調整された分離原液液温が80℃より低−ときは、
フロックの形成が十分に行われない。ま念、この温度が
100℃より高くなると、加熱操作間に獣毛層が変質し
てしまうことがある。前記液温調整操作において、蒸発
した疎水性有機溶剤を冷却還流して疎水性有機溶剤の逃
散を防止することもある。特に疎水性有機溶剤の沸点が
所望の液温よJ)4低い場合は、加熱操作を密閉器中で
加圧しながら行ってもよい。或は、開放された加熱容器
を用い、溶剤の一部分を蒸発除去させながら加熱を行っ
てもよい。つまシ、加熱操作が、前記分離原液成分含有
率調整の九めに行われる溶剤の一部分の蒸発除去操作と
重複していてもよい。
フロックの分離を容易にするために、フロック分離工程
の前に70ツクを形成した分離原液に、疎水性有機溶剤
を追加してこれを希釈し、分離原液の粘度を低下させて
もよい。
前述のように、分離原液中に形成されたフロックは、通
常の分離方法、例えば遠心分離法、又は、1遍法などに
よりて、疎水性有機溶剤溶液から分離除去される。或は
、形成されたフロックは、温度に応じて適当な時間、例
えば常温ならば約12時間程度、60℃ならば5時間和
度放置すれば、分離原液中で沈澱するので、傾瀉法を用
いてこれを分離することも可能である。
上述のよう圧してフロックを分離した後の残液は、疎水
性の獣毛層のみを含む疎水性有機溶剤溶液である。この
残液から疎水性有機溶剤を、その沸点に応じて適当な温
度で蒸発除去すれば良質な獣毛層が得られる。疎水性有
機溶剤の蒸発除去は、獣毛層の変質を避けるために35
〜100℃の温度で、必要ならば減圧下に行われる。
蒸発除去された疎水性有機溶剤は、従来方法による製品
のようにアルコール等を含んでいないので、%に精製工
程を必要とせずくい所望の用途、すなわち獣毛含有材料
の洗浄に供することができる。
回収された獣毛層は、医薬、化粧品、繊維加工剤、防錆
剤などの広い用途に用いられる。
本発明方法の実施例 次に本発明を実施例により更に詳しく説明する。
実施例1〜3並びに比較例1および2 実施例1〜3および比較例1および2の各々にシいて、
羊毛原毛を、1.1.1−’)リクロルエタyからなる
洗浄用疎水性有機溶剤で洗浄し、第1IIK記載されて
いるような重量の疎水性有機溶剤と洗毛抽出分とを含む
洗浄原液を得た。
この洗浄原液に第1表記載の重量の水を添加して、分離
原液を製造した。分離原液中の疎水性有機溶剤、水分、
洗毛抽出分の重量含有率(働および水分の、洗毛抽出分
霊量に対する重量比(働を第1表に示す。
この分離原液を90℃に10分間加熱したところ、フロ
ックが形成された。この加熱液を遠心分離操作(200
0G、20秒間)に供し、フロックを除去した。但し、
比較例1および実施例1においては、加熱液に1.1.
1−)リクロルエタンを添加して、これを、洗毛抽出分
濃度が30−になるまで希釈した。得られた残液を74
℃で加熱し、疎水性有機溶剤を蒸発除去して羊毛脂を得
た。この羊毛脂を、色相(ガードナ′−)テストおよび
灰分測定に供した。その結果および、羊毛脂品質の綜合
判定結果を第1表に示す。一般に羊毛脂の色相は、水溶
性成分等の不純物の含有率によりて変化し、良質な羊毛
脂はガードナー値が、15以下のものである。また灰分
値は、O,SS以下であることが好ましい。また羊毛脂
の収率も第1表に示す。
以下余白 実施例4〜6、並びに、比較例3 実施例4〜6および比較例3の各々において、羊毛原毛
を1.1.1−トリクロルエタンからなる洗浄用疎水性
有機溶剤を用いて洗浄し、第2表に記載されている重量
の疎水性有機溶剤と、洗毛抽出弁とを含む洗浄残液を得
た。
この洗浄原液に、第2表記載の重量の水を添加して、分
離原液を製造した。分離原液中の有機溶剤、洗毛抽出弁
および水分の、重量含有率(−および、水分の洗毛抽出
分霊量に対する比(@を第2表に示す。
この分離原液を90℃で10分間加熱したところフロッ
クが形成された。この加熱液に遠心分離操作(2000
G、20秒)を施し、フロックを除去した。得られた残
液を74℃で加熱し、疎水性有機溶剤を蒸発除去して羊
毛脂を得た。この羊毛脂の品質および収率を第2表に示
す。
以下余白 実施例7および比較例4 実施例7および比較例4の各々に於て、羊毛原毛を1.
1.1− )リクロルエタンからなる洗浄用疎水性有機
溶剤を用いて洗浄し、第3表に記載されている重量の疎
水性有機溶剤と洗毛抽出弁とを含む洗浄残液を得た。
この洗浄原液にj13表記載の重量の水を添加して分離
原液を作成した。分離原液中の疎水性有機溶剤、洗毛抽
出弁および水分の重量含有率(釣および水分の洗毛抽出
分重量に対する比(@を第3表に示す。
この分離原液を90℃で10分間加熱したところフロッ
クが形成された。この加熱液を羊脂分と溶剤の比率が2
5対100になる様に調整し、ジャケットとコイルを有
する分離槽中で60℃に保ち5時間程装置し、浮上した
フロックを分離除去した。得られた残液を80℃に加熱
して有機溶剤を蒸発除去して羊毛脂を得た。この羊毛脂
の品質及び収率を第3表に示す。
手続補正書(自発) 昭和58年4 月8 日 特許庁長官若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57年 特許願  10017H92、発明の名称 獣毛路の回収方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称 (O46)旭ダウ株式会社 名称   東亜紡織株式会社 4、代理人 (外 2 名ン 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6 補正の内容 (1)  昭和57年6月29日付提出の全文補正明細
書第10頁第18行目、「含んでいる。」の後に下記記
載をつけ加える◎ 「一般に、この固形不純分は、r過又は、遠心分離など
の方法により、−次汚泥として、洗浄残液から分離され
る。」 (2)同第10頁最下行目、「含有する」を「含有し、
好ましくは、−次汚泥を除去した」に補正する。
(3)同第15頁第7行目、「から」と「分」の間に「
二次汚泥として」を挿入する。
(4)同第16頁第6行と第7行の間に下記記載を挿入
する。
「まだ、前述のようにして分離された一次および二次汚
泥は、残留有機溶剤および獣毛路を#宍した後、肥料と
して使用される。」 (5)同第16頁第12行目、「洗浄し、」と「第1」
の間に「−次汚泥を除去して、Jを挿入する。
(6)同第19頁4行目、「洗浄し、」と「第2表」の
間に、「−次汚泥を除去して、」を挿入する。
(7)同第21頁第4行目、「洗浄し、」と「第5表」
の間に、「−次汚泥を除去して、」を挿入する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、獣毛の原毛を、有機溶剤で洗浄して得られる、洗も
    抽出分を含有する洗浄残液と、水と力1ら分離原液を作
    放し、 この分離原液中の洗毛抽出分含有率v20〜70重量−
    に、水分含有率を洗旭抽出分重量の2〜11014:、
    かつ、*温を80〜Zoo℃蕃;調整して、これによっ
    て前記分離原液中区ニア0ツクを形成し。 このフロックを前記分離原液から分離除去し、そして。 得られた残液から獣咄脂を分離する、 ことを含む獣喝脂の回収方法。 2、前記分離原液中の水分含有率が、洗鴫抽出分重量の
    5〜1oolGである特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3、前記分離原液中の洗咄抽出分含有率が、25〜35
    重量−である特許請求の範囲IEI項記載の方法。 4、前記分離原液中の水分の含有率が、0.6〜45重
    量−の範囲内にある、特許請求の範囲m1項記載の方法
    。 5、前記分離原液中の水分の含有率が、2〜25重量囁
    の範囲内にある、特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、前V分離原液中の有機溶剤含有率力ζ17〜80重
    量慢である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、鍵記分離原液中の有機溶剤含有率が、45〜75重
    量嘔である、特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、前記液温が、85〜95℃C:調整される特許請求
    の範S第1項記載の方法。 9、前記温度調整された分離原液か、その亀変に1分以
    上保持される特許請求の範囲第1項記載の方法。 lO@紀液温保持時間が5〜30分である%特許請求の
    範囲第9項記載の方法。 ■、前記有機溶剤力ζ 1.1.l−)リクロルエタン
    、パークロルエチレン、トリク諺ルエチレン、塩化メチ
    レン、1.1.2−トリクロル−!。 2.2−)す7■ルエタン、n−ヘキサン、O−ジクロ
    ルベンゼンからなる群から選ばれた少くとも1種からな
    る、特許請求の範l!!第1項記載の方法。 [、前記分1I11原液の作成および調整工程が、任意
    の順序で行われる少くとも1回の、水添加操作と、少く
    とも1回の、溶剤の一部分を蒸発除去する操作とを含む
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 B、前記分離原液の作成および調整工程が、前記洗浄残
    液から、土砂勢の固形分を分離する少くともlIIの操
    作を更に含む、特許請求の範囲第1項記載の方法。 嵐、前記分離原液の作成および調整工程において、前記
    溶剤の一部分の原発除去操作のilζ:、前配水の添加
    操作が行われる。特許請求の範!11112項記載の方
    法。 6、前記分1w1j[液の作成および調整工程において
    、前配水の添加操作の後に、前記溶剤の1部分の蒸発除
    去操作が行われる。特許請求の範超第12項記載の方法
    。 葛 前記フロックの分離除去が、所望温度に温度調整さ
    れた分離原液に有機溶剤を添加し、これを希釈した後に
    行われる。特許請求の範囲第111!JI記載の方法。 ■、前記フロックの分離除去が、遠心分離法によって行
    われる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 脂 前配獣毛脂の分離が、前記残液から前記溶剤を蒸発
    除去することによって行われる。特許請求の範i!!!
    第1項記載の方法。
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