JPS58115805A - 環状磁心電磁装置及びその形成方法 - Google Patents

環状磁心電磁装置及びその形成方法

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JPS58115805A
JPS58115805A JP57234945A JP23494582A JPS58115805A JP S58115805 A JPS58115805 A JP S58115805A JP 57234945 A JP57234945 A JP 57234945A JP 23494582 A JP23494582 A JP 23494582A JP S58115805 A JPS58115805 A JP S58115805A
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electromagnetic device
winding
coil
strip material
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) この発明は誘導子、変圧器、電動機、発電機などのよう
な電気誘導装置に用いるための電磁誘導装置に関する。
(従来技術の説明) 外鉄形変圧器の製造においては、−次巻線及び二次巻線
が中心開口部又は窓をもった共通のリングになるよ5[
形成される。磁心材料の二つ以上のリングが切り開かれ
1巻線の窓に通されて閉じられており、従つ℃磁心材料
のリングは巻線の周囲に配置されてそれを取り囲んでい
る。外鉄形変圧器についての問題の一つは磁心材料の磁
気特性を低下させることなくそれを切断して形削りする
のが困難なことである。この問題を克服するために、内
鉄形変圧器が提案されており、内鉄形変圧器では磁心が
リングになるように形成され、このリングの周囲に配置
された二つ以上の群の一次及び二次巻線がそのリングを
取り囲んでいる。このような内鉄形変圧器は巨大で材料
利用の点から見ても非能率である。更に、前述の詩形式
の変圧器においては、動作中巻線及び磁心によって発生
される熱のためしばしば50℃を越える温度上昇が生じ
て、磁心及び巻線における固体絶縁材料並びに変圧器が
浸されている液体冷却剤の劣化率が増大する。この理由
のために、既述の形式の変圧器は一般K、望ましいと考
えられるものよりも高い購入費及び保守費並びに低い動
作゛効率を生じることになる。
(発明の要約) この発明は、外鉄形又は内鉄形の従来の変圧器よりも軽
く、小形で、製作が容易でありかつ動作時に効率がよく
て信頼性がある電磁装置を与えるものである。一般的に
言えば、この電磁装置は中心開口部を規定する包囲形本
体を備えた磁心とこの本体を取り囲みかつ磁心の周囲の
円周上に隔置された少なくとも三つの一次コイル部分を
有する一次巻線とからなっている。
更に、この゛発明は、透磁性条片材料の複数の層を巻回
して中心開口部を規定する包囲形本体を有する磁心な形
成する段階、前記の磁心上に導電材料の複数の層をこれ
が前記の中心開口部を通過しかつ前記の本体を取り囲む
ように巻回してこの本体上に一次コイル部分を形成する
段階、並びに前記の磁心上諸少なくとも第2及び第6の
一次コイル部分を巻回し、そのさい各−次コイル部分が
、前記の中心開口部を通過して前記の本体を取り囲む導
電材料の複数の層で形成され、かつ前記の磁心の周囲の
円周上に隔置されるようにする段階からなる電磁装置の
製作方法を与えるものである。
更に、この発明は区分式二次巻線を備えた電磁装置を与
える。区分式二次巻線はコイル及び−次コイル部分を取
り囲みかつらせん形電流路を与えるように相互接続され
ている複数のタレットリンクからなっている。各クレッ
トリンクはコイルの中心開口部を通過する部分を備えて
おり、かつそれの周囲の円周上に隔置されている。
この発明の電磁装置には重要な構造上の特徴がある。所
与の電力容量に対して環状磁心は少ない材料で済む。磁
心にエアギャップがないので磁化電流が減小する。環状
磁心は条片材料で容易に巻回して作ることができ、特に
非晶質(アモルファス)金属条片を利用するのに適して
いる。クレットリンクは容易に製造又は鋳造され、組立
中圧入されて外側容器を形成し、この容器は装置を強化
しかつ内部の磁心及び巻線を保護する。−次及び二次コ
イルの区分化された構成により、熱散逸が改善されて温
度上昇が減小する。その結果、この発明の電磁装置は従
来の電磁装置よりも小さい寸法、重量及び製作費、並び
に高い動作効率及び信頼性を有する。
この発明の採択した構成例についての次の詳細な説明及
び添付の図面を参照すれば、この発明が一層よく理解さ
れかつその他の利点が明らかになるであろう。    
    ゛ (採択した構成例の説明) 第1図及び第2図を見ると、25kvA定格をもった(
熱論その他の定格のものも考えられるが)変圧器として
動作するように構成された電磁装置が図示されている。
磁心10は複数の積重ね環状体12を備えている。それ
ぞれの環状体12はコイル状の透磁性条片材料で形成さ
れている。図示した構成例においては、7個の積重ね環
状体12が使用されており、そのそれぞれは高さが約1
インチ(約2.54crIL)、内径が約8.6インチ
(約21.84cIrL)、外径が約14.6インチ(
約36.52cm )である。
しかしながら、察知されることであろうが、積み重ねら
れた環状体の数並びに各環状体の高さ及び内外径は、所
要の効率、容積、渦電流を減小させるための要件、電力
定格、周波数など忙よって変更することができる。環状
体12は環状絶縁体14によって相互に分離され℃いる
が、この絶縁体は、通常130℃の近傍である磁心の設
計上の動作温度で所要のたわみ性、絶縁耐力、粘り強さ
及び安定性を呈する熱硬化性又は熱可塑性材料、ガラス
布、繊維ガラス、ポリカーボネート、マイカ(MIGA
)、キャプスタン(CAPSTAN) 、レフサン(L
EXAN)、フィシュイーパなどのように任意の適当な
絶縁材料で形成すればよい。絶縁層14は厚さが約%ミ
ル(1,27X 10−3朋)で内径及び外径が環状体
12のものとほぼ一致しているたわみ性フィルムの形態
をしている。察知されることであろうが、絶縁層14は
連続的である必要はなく、゛所望ならば隔置された形態
にしてもよい。又、絶縁層は、分離させないで、噴霧、
塗布などによって施すこともできる。更に、磁心10は
環状以外の形態、例えば卵形、長方形、方形などの形態
をとることができ、又巻回構造ではなく成形構造をとる
ことができる。同様の絶縁性包装材16が示されている
が、これはこの場合磁心10を全ての外面において包囲
して磁心な絶縁性の面の形に包装している。
環状体12のコイル状条片材料は軟磁性材料で構成され
ている。このような材料は、(α)低ヒステリシス損、
(h)低渦電流損、CC)低保磁力、(d)高透磁率、
(り高飽和値、及び(f)温度による透磁率の最小限の
変化、の緒特性を併せ持っていることが望ましい。通常
使用される条片形状の軟磁性材料、例えば高純度鉄、け
い素鋼、鉄・ニッケル合金、鉄コン2ルト合金、などは
すべてこの発明の実施に用いるのに適している。しかし
ながら、特に適しているのは、最近入手可能になった非
晶質(ガラス状)磁性合金の条片材料である。この種の
合金はX線回析により測足されたところでは少なくとも
約50%非晶質である。この種の合金は、Mを鉄、コバ
ルト及びニッケルの元素のうちの少なくとも一つ、Tを
遷移金属元素の少なくとも一つ、Xをリン、ホウ素及び
炭素のメタロイト9元素の少なくとも一つとした場合、
(M6o〜90To〜15Xlo〜25)の式をもつ合
金からなっている。Xにおける炭素、リン及び/又はホ
ウ素の80%までのアルミニウム、アンチモン、ベリラ
ム、ケルマニウム、インジウム、ケイ素、スズで置き換
えてもよい。磁気装置の磁心として使用した場合、この
ような非晶質金属合金は普通に利用されている通常の多
結晶質金属合金に比べて一般に優れた特性を示す。その
種の非晶質合金の条片は、少なくとも約80%非晶質で
あることが望ましく、更にできることならば少なくとも
約95%非晶質であることが一層望ましい。
磁心10の非晶質磁性合金は約105〜b秒の率で融成
物を冷却することによって形成することが望ましい。急
速焼入れ連続条片を製造するためKは種々の周知の技術
を利用することができる。電磁誘導装置用の磁心に用い
られる場合には、磁心10の条片材料は代表的にはワイ
ヤ又はリボンの形態をしている。この条片材料は融解物
質を直接冷却面に又はある種類の焼入れ媒質中に投する
ことによって都合よく準備される。このような処理技術
は中間の線引き又はリボン形成過程を必要としないので
製造費を相当に減少させる。
磁心10が望ましく構成される非晶質金属合金は、特定
の組成に応じて代表的には約200000〜60000
0psi (1,38x 106〜4.14x 106
kpa)の高引張強さを呈する。これは、焼きなまされ
た状態で使用されて通常的40000〜80000ps
i’        (2,76x 106〜5.52
x 106kpa )の範囲にわたる多結晶質合金と比
較されるべきである。高引張強さは、この強さの強い合
金はど高い回転速度を可能にするので、電動機及び発電
機における磁心が受けるような大きい遠心力が存在する
装置においては重要な事柄である。
更に、磁心10を形成するのに使用される非晶質金属合
金は、特定の組成に応じて、25℃で約160〜180
マイクロイーム・センナメートル(1,6〜1.8 マ
イクロ万一ム・メートル)に及ぶ高電気抵抗率を呈する
。代表的な従来の物質は約45〜160マイクロオーム
・センチメートル(0,45〜1,60マイクロオーム
・メートル)の抵抗率を有している。前に規定した非晶
質金属合金の所有する高抵抗率は、磁心損失を減小させ
るうえでの要因である渦電流損を最小限にするのに交流
装置において有効である。
非晶質金属合金を用いて磁心10を形成することの別の
利点は、はぼ同じ金属含量の従来の組成のものよりも低
い保磁力が得られ、従って一層高価なニッケル比率の大
きいものに比べて比較的安価な鉄を一層多量に磁心10
に使用することができるということである。
環状体12のそれぞれは、引き締った構造物が得られる
ように条片材料を引っ張りながら心棒(図示せず)上に
連続した巻回を施すことによって形成すればよい。巻回
の数は各環状体12の所望の寸法に応じて選ばれる。環
状体12の条片材料の厚さは1〜2ミル(約2.54 
X 10 〜5.08 xlo””11m+)の範囲内
圧あることが望ましい。ここで使用する非晶質合金の引
張強度は比較的大きいので、1〜2ミル(約2.54X
10−2〜5.08X10−2111)の厚さを有する
条片材料を破損の心配なく使用することができる。察知
されるであろうが、条片材料を比較的薄くすると、渦電
流が通過しなければならない単位半径長当りの境界数が
多くなるので、実効抵抗率が増大する。
−m巻線はここでは、磁心10の本体を取り囲みかつそ
の周囲に円周上で隔置された少なくとも三つの一層コイ
ル部分18を有するものとして示されている。図示した
構成例には、約1インチ(約2.54cIL)幅で00
05インチ(約0.013(In )厚さの絶縁アルミ
ニウム条片の84回巻きの18個のコイル18がある。
この構成は6000ボルトの一次巻線を与えるものであ
るが、その他の定格も考えられる。使用される一層コイ
ル部分18の数はコイル10の内径、コイル部分に使用
される条片材料の幅及び厚さ、各コイル部分当りの巻数
、並びに各コイル部分間の所望の間隔に応じて変化する
ことができる。−次コイル部分の数はなるべ(ならば約
10から30までの範囲に、更に望ましくは約16から
20までの範囲にする。更に、コイル18は電圧・電力
定格、利用可能な空間などに応じて寸法を変えることが
でき、又円形、正方形又はその他の断面をとることがで
きる。
コイル18の両側に示した環状スは−サは変圧器の環境
に耐えるのに十分な機械的強度及び絶縁耐力を有する適
当な絶縁材料で構成すればよい。
フェノール樹脂又は絶縁層14に関連して記載した材料
をスR−サ20及び21に使用すればよい。
環状スペーサ2・0及び21の内径及び外径はそれぞれ
コイル18を完全に覆うのに十分である。スペーサ20
及び21に隣接して18個のリプ26が配置されている
。以下に示されるように、環状スは−サ20及び21は
同じものであって、以下において更に詳細に説明される
ように二次巻線を整列させるための、内周及び外周にお
ける一連の角度的に隔置された切欠の部を備えている。
理解されることであろうが、この発明の電磁装置は二次
巻線なしでインダクタンスとして、又二次巻線を利期す
る変圧器その他の電磁装置として使用することができる
この発明によれば、電磁装置はここでは複数巻回の内部
導体22及び外部導体24として示した区分式二次巻線
を備えている。導体22及び24は導体22の両側にお
ける環状スに一す26及び27によって分離されている
。環状スペーサ26及び27はス4−サ20及び21と
同様の絶縁材料で形成すればよく、導体24の内部の空
間に合うような大きさの、      内径及び外径を
有している。導体22及び24はらせん形の巻線を形成
しており、導体24の一端はリート928として示され
ている。
第3図を見ると、導体22及び24の一部分の透視図が
示されている。図示したように、導体22及び24は磁
心から取り外されて内部の詳細を示すために引き離され
ている。導体22及び24はアルミニウムで作られ、ら
せん形電流路を与えている。この電流路は、ここでは底
片ろ0、第1脚部32及び第2脚部34からなるU字形
部材として示されたクレットリンクから形成されている
脚部32及び34は直径%インチ(約1.27cm )
であり、又底片30は高さ1インチ(約2.54cm)
でで幅%インチ(約1.27an )の長方形断面を有
しているが、これらの杉板及び正味の断面積は電流定格
に従って変化することができる。導体220回路は脚部
32と34との間で接続を行うジャンパ36によって完
成される。脚部32及び34の両端はテーパξがついて
おり、素子60及び36の端部におけるテーパ穴67に
押し入れられるような大きさになっている。脚部32.
34の端部及び穴37はそれぞれほぼ同じテーパ角度に
して、これによりそれらの保合面の接触面積及び接触圧
力が最大になるようにするのが望ましい。これらの接続
部には導電率及び機械的剛性を改善するためにみぞをつ
けるか又はぎざぎざをつけてもよい。
導体24は底片42.第1脚部44及び第2脚部46か
らなるタレットリンクで構成されており、これらの各素
子はそれぞれ素子30,32.34と同じ断面寸法を有
しているが長さが異なっている。
この長さは導体22についてはスは−サ20及び21の
周りにきちんとはまり、又導体24についてはスペーサ
26及び270周りにきちんとはまるように選ばれる。
この構成例では、底片30及び42は半径方向に並べら
れており、従ってそれぞれその相対部であるジャンノぐ
36及び40より短くなっている。
導体22と24との間の接続は脚部34及び46の長ぎ
の中間の長さの垂直棒68によって行われているのが認
められるであろう。この長さは棒38の上端を導体24
の脚部46と同じ高さにして、導体24が導体22の始
点(この図では図示せず)の周りにぴったりはまって入
れ)構造を形成できるようになっている。導体24の隣
接する巻回の間の短絡を防止するために絶縁スリーブ4
8によって脚部46を覆えばよいことが認められるであ
ろう。
第4図及び第5図には第6図の二次巻線が概略的に図示
されている。第4図には、スに一す20(及び図面では
隠れている下にあるスR−サ21)が、内側切欠き部5
0及び外側切欠き部52からなる複数の等間隔に角度的
に隔置された切欠き部を有するものとして図示されてい
る。第2脚部64は内周54に沿って存在し、又第2脚
部46は周囲56に沿って最内部に存在する。実線で示
した上方ジャンノぐ66及び40、並びに破線で示した
下方片30及び42は前述した接続を行うものである。
前述の構造は第5図を参照すれば一層容易に理解するこ
とができるが、第5図は磁心10の周りにらせん形忙巻
かれて出力端子60及び61に接続している内側又は−
次導体22を概略的に示している。外側又は二次導体2
4も又磁心10の周りにらせん形に巻かれて端子62及
び66と中心タップ64に接続されている。
二次導体24のらせん巻きは第4図の概略図によって示
されている。例えば、導体22のらせん巻きは、垂下し
て外方延長片30aに接続しそれから脚部62α及びジ
ャンパ36αに接続している脚部34Zによって行われ
る。ジャンパ36αは次のリンク、すなわち脚部34b
に接続する。これで1巻回が完成し、このようにして進
行して磁心全体が覆われる。外側導体24のらせん巻き
は、底片42αに接続しそれから外側脚部44αに接続
している内□(\ 側脚部46αを考察することによって理解することがで
きる。ジャンパ40αは次に次の脚部46bに接続部る
。これにより1巻回が完成し、これを続行して再び磁心
及び巻線22を覆うことができる。
内側脚部46は相互に接触しかつ内側脚部64とも接触
している。内側脚部34は脚部46の隣接したものの間
の接続部に入り込む。しかしながら、脚部34は隔置さ
れておりかつ脚部46は絶1      縁スリーブを
備えているので巻回の短絡はない。
前述の二次巻線は分割巻線22及び24を備えており、
そのそれぞれは26回巻きで、60ヘルツで120ボル
トを発生するように設計されている(全体で240ボル
ト)、 もちろん、その他の出力電圧及び周波数も可能
である。素子30.32及び64並びに素子38.42
及び44はあらかじめ組み立てられ、又素子30,32
及び34は対応する切欠き部50及び52にはめ込まれ
ることが考えられる。続いて、ジャンパ36を適当な対
の脚部32及び34の間に張り渡して個別に又は同時に
正しい位置に押し込めばよい。その後、素子38゜42
及び44を切欠き部50及び52に又はこれの近くには
め込んで、ジャンパ40を適当な脚部44及び46の間
に配置して個別に又は同時に正しい位置に押し込めばよ
い。
又、第1a図に示したように、区分式二次巻線は直並列
法で接続された複数の巻きリボン部分で構成することも
できる。一般に、部分の数は10〜30の範囲、各部分
に使用されるリボンの巻回数は10〜100の範囲、リ
ボン幅は0.5〜3cmの範囲、リボンの厚さは0.0
25〜2cInの範囲忙わたる。第10図に示した構成
例は、それぞれ幅%インチ(約1.27cIrL)、厚
さ0.040インチ(約0.1010l6のリボンで巻
かれた28回巻きの20の部分を備えている。リボンの
20の部分は第10図に示したように直並列に接続され
ている。第10図の構成例では、0.2インチ(約0.
508CWL)の断面部分に対して並列に10の部分が
ある。
第6図及び第7図を見ると、第1図の変圧器の一層コイ
ルが図示されている。第6図では、個々のコイル18は
アルミニウム条片72が巻かれている分割ボビン70か
らなるものとして示されている。個々のコイル18は自
己支持が可能であるので、ボビン70の使用は任意であ
る。条片72は隣接する巻回部間の短絡を防止する絶縁
層74を備えている。コイル18への接続は条片72の
内端76及び外端78により行われる。ボビンは基本的
には、方形の軌道に従う溝形部材であって磁心(第1図
の磁心10)の周りにはまる大きさの中心穴を備えたも
のである。この構成例では、18のコイルが使用されて
おり、各コイルは84回巻きの条片材料72を備えてい
る。従って、6000ボルトの一次電圧に対しては、各
コイル18は適当な値である約633ボルトの電圧降下
を呈することになる。しかしながら、初めのコイルと終
りのコイルとの間の電位差は6000ポルトであり、隣
接した場合には設計限界を呈する。それゆえ、コイル1
8を第7図に示したように非連続的に配線しかつ群分け
することが好んで行われる。ここに示したように、コイ
ル18は四つの象限80 、82゜84及び86(この
順序に配置)に群分けされ、各象限におけるコイルは電
圧を有効に組み合わせるように直列に接続されている。
象限80のコイル18は端子18とリード90との間に
接続されている。象限86のコイルは90と92との間
に接続されている。象限84のコイル18はリート92
と94との間に接続されている。象限82のコイル18
はリート994と端子96との間に接続されている。前
述の接続のすべては各象限の電圧の建設的組合せを発生
する。コイル18の端子間の最高の電位差は端子96と
86との間に存在するが、これらの端子は約180度離
れていることが重要である。従って、絶縁破壊を生じる
ことになろ過大な電界は存在しない。更に、個々のコイ
ル18は、84回巻きであって、これに666ボルトが
かかつているのであるから、コイル18の各巻回間の層
間電位は約4ボルトにすぎない。この小さい電位差は絶
縁層74によって容易に処理される。コイル18が普通
の多数回巻きの絶縁電線の層で構成されている構成例に
おいては、連続した層間の電位差は比較的高くなるであ
ろう。
前述の電磁装置は25KVA容量で負荷損が240ワツ
トでありかつ外箱及び油を含む総重量が6601bg(
約163.3klりである配電用変圧器である。
1651b11(約74.8kg)の重さがありかつ1
6.5キロガウスで動作する非晶質合金磁心を用いると
、変圧器の磁心損失はただの16ワツトになる。同じ磁
束密度で動作する同じ非晶質合金を用いた従来の十字形
設計による同じ容量及び負荷損の配電用変圧器は720
1b8(約326.5kl?)の総重量になるであ1 
    ろう。その磁心は260th8<約117.9
kg)の重さになり、38ワツトの損失を有することに
なろう。
現在用いられている通常の25KVA変圧器は16〜1
7キロガウスで動作するケイ素−鉄磁石を有しており、
かつ600〜500ワツトの負荷損及び90〜113ワ
ツトの磁心損失(鉄損)を有している。低い磁心損失に
対しては報奨金の支払いをいとわず、又低い負荷損に対
してはそれより少ししか支払いをしない電力会社の場合
には、最良の結晶粒配向形ケイ素−鉄磁心を用いた最新
の25KVA設計のものは4001h8<約181.4
4ky)の重さを有し、かつ87ワツトの磁心損失及び
250ワツトの負荷損を有している。前述の事柄から明
らかなように、この発明により構成された変圧器は、最
高の損失報奨金及び最低の材料容積を有するであろう。
第8図を見ると、別形のリンク及びジャンパがリンク1
00及びジャンパξ102として示されている。リンク
100は直角ベント8を有するU字形部材に形成された
丸棒である。これの先端104及び106は内向きの歯
又はぎざぎざを備えている。先端104及び106はそ
れぞれジャンパ1!102の穴108及び110にはま
る大きさになっている。ジャンパ102はU字形ブラケ
ットであり、これは、ある構成例では中空の管で形成す
ることもできるが、この構成例では中間部分においては
むくになっている。ジャン・ぞ102は(適当な寸法上
の調整を施して)第6図のジャンパ66又は40に取っ
て代わることができる。リンク100は(適当な寸法上
の調整を施して)素子30,32及び64により構成さ
れたリンク並びに素子42.44及び46により構成さ
れたリンクに取って代わることができる。察知されるこ
とであろうが、別の構成例においては、リンク100と
ジャンパ102との間の接続は、ナツト及びボルトを含
む任意の適当な締結具で行うことができる。
第9図を見ると、仕上った製品が図示されており、第1
図の変圧器は組立体112として破線で示されている。
察知されることであろうが、組立体112は強力な金属
製外骨格(第1図の導体22及び24)を実際上官して
いるので、衝撃に対して非常によく耐える。組立体11
2は任意の適当な台座又は支柱群上に乗せればよく、組
立体112の底部は冷却のために開いたままにされる。
組立体112は容器114内に取り付けられて示されて
いるが、この容器は冷却媒質、例えば油で満たせばよい
変圧器112は磁心10の大部分を露出させた比較酌量
いた構造であるので、冷却は著しく容易になる。特に、
コイル18(第1図)の間には相当な間隔があるので、
油は導体22及び24を通過して磁心10と親密に接触
することができる。高電圧の一次電圧接続はそれぞれ高
電圧絶縁用孤立部122及び124の頂上に取り付けら
れた端子118及び120により行われる。孤立部12
2及び124はカバー128上に取り付けられており、
内部導体(図示せず)により変圧器112に連続してい
る。
カバー128は容器114を密封してこれの油の漏れを
防止している。二次電圧接続はここでは出力端子130
.132及び134として示されているが、これらは第
5図の端子62.64及び60に対応する。第9図の組
立体の全高は変圧器の環状構成のために比較的小さいこ
とが認められるであろう。
避雷器166及び168は危険な過電圧を端子118及
び120から、接地されている容器114に側路゛させ
るこ、とができる。
察知されるはずであるが、前述の採択した構成例に関し
て種々の変更を行うことができる。電流及び電圧足格は
巻線における導体の寸法及び巻数を変えることによって
変更することができる。変圧器を収容するのに種々の容
器を使用することができる。−次巻線を接続する順序は
、特に低電圧装置に関しては、変更することができる。
いくつかの構成例では油冷却剤に言及したが、別の液体
又は気体の冷却剤を代わりに用いてもよい。−次巻線は
二次巻線によって包囲されて図示されているが、この巻
線の起倒は別の構成例では逆にすることもできる。更に
、−次巻線及び二次巻線の機能を逆にすることもできる
。巻線を支持しかつ絶縁するための図示の種々の固定具
は、その所望の絶縁耐力、重量及び構造上の一体性に応
じて作り直したり別の材料で作ったりすることができる
ここではアルミニウム製導体を記載しているけれども1
重量、抵抗率及びその他の要件に応じて別の導電材料を
使用してもよい。
以上この発明をむしろ十分詳細に説明してきたが、この
ような詳細な事項には厳密に固執する必要はなく、技術
に通じた者には特許請求の範囲の記載によって定義され
るようなこの発明の範囲に入る種々の改変例又は変更例
が念頭に浮かぶであろうということが理解されるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電磁装置を図解の目的で一部分
切除して示した等角図である。 第2図は第1図の電磁装置の本体を通る断面図である。 第6図は第1図の電磁装置から取り外されて図解の目的
で引き離された巻線の透視図である。 第4図は第1図の電磁装置の二次巻線の部分的概略図で
ある。 第5図は第1図の電磁装置の二次巻線の概略図である。 第6図は第1図お電磁装置の一層コイルの一つを示す透
視図である。 第7図は第1図の電磁装置の−P′vcコイルの相互接
続を示す概略図である。 第8図は第6図に示したものとは別形のものであるフレ
ッドリンク及びジャンパの側面図である。 第9図は仕上がった変圧器の正面図である。 第10図はそれぞれの部分が条片材料の複数の層からな
っている複数の部分を有する区分式二次巻線の概略的電
気図である。 これらの図面において、10は磁心、12は環状体、1
4は絶縁層、18は一層コイル部分、20及び21はス
ペーサ、22は内部導体、24は外部導体(22,24
は区分式二次巻線を形成)、26及び27はスペーサ、
60は底片、62は第1脚部、34は第2脚部(30,
32,34はU字形部材=クレフドリンクを形成)、6
6はジャンパ、42は底片、44は第1脚部、46は第
2脚部(42゜44.46はタレットリンクを形成)、
40はジャンパ、50は内側切欠き部、52は外側切欠
き部、100はリンク、102はジャンツクを示す。 FIG、7 FIG、8 i’oe    ゛

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(α) 中心開口部を規定する包囲形本体を備え
    た磁心、及び Ch)  前記の本体を取り囲みかつ前記の磁心の周囲
    の円周上で隔置された少なくとも三つの一次コイル部分
    を備えた一次巻線、 からなる電磁装置。
  2. (2)前記の磁心が環状の形態をしている、特許請求の
    範囲第1項に記載の電磁装置。
  3. (3)前記の一次コイル部分の数が10から60までの
    範囲内にある、特許請求の範囲第2項に記載の電磁装置
  4. (4)前記の磁心が絶縁された透磁性条片材料の複数の
    層からなっている、特許請求の範囲第2項に記載の電磁
    装置。
  5. (5)  前記の透磁性条片材料が、少なくとも50パ
    ーセント非晶質でありかつMを鉄、コバルト及びニッケ
    ルの元素のうちの少なくと(一つ、Tを遷移元素のうち
    の少なくとも一つ、Xをリン、ホウ素及び炭素のメタロ
    イド元素のうちの少なくとも一つとするとき式、M2O
    −90TO〜15XlO〜25によって定義される組成
    物を有している金属合金で構成されている、特許請求の
    範囲第1項に記載の電磁装置。
  6. (6)区分式二次巻線を更に備えている、特許請求の範
    囲第1項に記載の電磁装置。
  7. (7)前記の磁心が、 コイル状非絶縁透磁性条片材料の複数の環状体、からな
    っている、特許請求の範囲第6項に記載の電磁装置。
  8. (8)前記の磁心の上部に配置されかつ複数の角度的に
    隔置された切欠き部を有する環状ス投−サ、を更に備え
    ており、前記の区分式巻線が前記の切欠き部にはめ込ま
    れている、特許請求の範囲第6項に記載の電磁装置。
  9. (9)  Ca)  透磁性条片材料の複数の層を巻回
    して中心開口部を規定する包囲形本体を有する磁心を形
    成する段階、 (Al  前記の磁心上に導電材料の複数の層をこれが
    前記の中心開口部を通過しかつ前記の本体を取り囲むよ
    うに巻回してこの本体上に一次コイル部分を形成する段
    階、並びに (C)  前記の磁心上に少なくとも第2及び第6の一
    次コイル部分を巻回し、そのさい各−次コイル部分が、
    前記の中心開口部を通過して前記の本体を取り囲む導電
    材料の複数の層で形成され、かつ前記の磁心の周囲の円
    周上に隔置されるようにする段階、 からなる電磁装置を形成する方法。 α〔(α)それぞれのクレットリンクが二つの脚部と一
    つの平形頂部とを収容するU字形底部を有している複数
    のクレットリンクで前記の磁心を取り囲む段階1 、(b)前記のコイルの周囲の円周上にタレットリンク
    を隔置する段階、並びに CC)  前記の頂部及び底部を相互接続して各リンク
    の一方の脚部を次のリンクの反対側の脚部と接続するよ
    うにする段階、 からなる特許請求の範囲第9項に記載の方法。
JP57234945A 1981-12-28 1982-12-24 環状磁心電磁装置及びその形成方法 Granted JPS58115805A (ja)

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US33475181A 1981-12-12 1981-12-12
US334751 1981-12-28
US380657 1982-05-21

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Publication Number Publication Date
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KR (1) KR870000949B1 (ja)

Cited By (3)

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JP2020038926A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 東芝インフラシステムズ株式会社 乾式変圧器

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KR870000949B1 (ko) 1987-05-11
JPH0445962B2 (ja) 1992-07-28
KR840003132A (ko) 1984-08-13

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