JPS5811293B2 - 鋳型造型装置 - Google Patents
鋳型造型装置Info
- Publication number
- JPS5811293B2 JPS5811293B2 JP50051873A JP5187375A JPS5811293B2 JP S5811293 B2 JPS5811293 B2 JP S5811293B2 JP 50051873 A JP50051873 A JP 50051873A JP 5187375 A JP5187375 A JP 5187375A JP S5811293 B2 JPS5811293 B2 JP S5811293B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand
- flask
- container
- casting
- air
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は鋳型造型、主に大型鋳型の造型を対象とする
造型方法およびその装置に関するものである。
造型方法およびその装置に関するものである。
従来の鋳型の造型方法としては、つき棒によるスタンプ
方式、手動、圧縮空気、水圧等を、駆動源として造型作
業を機械化した造型機（モールディングマシン）、投て
き装置で鋳枠内に砂を投げつけ、砂の充填とつき固めを
同時に行なう造型機（サンドスリンガ−）があり、特に
モールディングマシンやサンドスリンガ−が一般に多く
採用されている。
方式、手動、圧縮空気、水圧等を、駆動源として造型作
業を機械化した造型機（モールディングマシン）、投て
き装置で鋳枠内に砂を投げつけ、砂の充填とつき固めを
同時に行なう造型機（サンドスリンガ−）があり、特に
モールディングマシンやサンドスリンガ−が一般に多く
採用されている。
しかしながら、この造型機は周知のごとく、鋳枠内への
砂の投入、充填は人為的または機械的に一定量ずつ継続
的になされることから、投入時または充填後に模型との
間に隙間を生じさせないために鋳枠にバイブレーション
あるいは圧縮空気による加圧を施す必要があり、それら
の作業を実施するための機械的装置や動力が必要である
とともに、それらは大型の造型になる和犬型かつ複雑化
し、多大な設備費を要する。
砂の投入、充填は人為的または機械的に一定量ずつ継続
的になされることから、投入時または充填後に模型との
間に隙間を生じさせないために鋳枠にバイブレーション
あるいは圧縮空気による加圧を施す必要があり、それら
の作業を実施するための機械的装置や動力が必要である
とともに、それらは大型の造型になる和犬型かつ複雑化
し、多大な設備費を要する。
また、造型に比較的長時間かかることも欠点としてあげ
られる。
られる。
この発明は従来法と全くその技術思想を異にするもので
、バイブレーション装置や砂のつき固めを不要とし、特
に大型造型に犬なる効果を発揮する造型方法を提供する
ことを目的とするものである。
、バイブレーション装置や砂のつき固めを不要とし、特
に大型造型に犬なる効果を発揮する造型方法を提供する
ことを目的とするものである。
すなわち、この発明は鋳枠−枠分に相当する砂を一度に
鋳枠に投入、充填する点に犬なる特色があり、具体的に
は、鋳枠−枠分に相当する砂を計量容器内で圧縮した後
、該容器の底部を急速に開放して所定量の鋳砂を筒状シ
ュート内を急速落下させると共に、その胴体部に備えた
複数段の加速用空気噴射ノズルよりの噴射空気により加
速して一度に下方の鋳枠に充填することを特徴とするも
のである。
鋳枠に投入、充填する点に犬なる特色があり、具体的に
は、鋳枠−枠分に相当する砂を計量容器内で圧縮した後
、該容器の底部を急速に開放して所定量の鋳砂を筒状シ
ュート内を急速落下させると共に、その胴体部に備えた
複数段の加速用空気噴射ノズルよりの噴射空気により加
速して一度に下方の鋳枠に充填することを特徴とするも
のである。
以下、この発明の一実施例を図面について説明する。
この発明の装置は筒状のシュート１と、鋳枠−枠分の砂
を計量する鋳砂計量容器２と、シュート途中において下
向き気流を生せしめる複数段の加速用空気噴射ノズル３
とにより構成され、シュート１の上部に連設した鋳砂計
量容器２はシュート上部に設けたシリンダー、駆動の開
閉板５を底部とし、ホッパ一部にはバルブ６および圧縮
空気流入ロアを有し、側部にはベル１−コンベア８より
搬送、供給される鋳砂の量を電気的に検知する容量検知
棒９を備えている。
を計量する鋳砂計量容器２と、シュート途中において下
向き気流を生せしめる複数段の加速用空気噴射ノズル３
とにより構成され、シュート１の上部に連設した鋳砂計
量容器２はシュート上部に設けたシリンダー、駆動の開
閉板５を底部とし、ホッパ一部にはバルブ６および圧縮
空気流入ロアを有し、側部にはベル１−コンベア８より
搬送、供給される鋳砂の量を電気的に検知する容量検知
棒９を備えている。
シュート１の胴体部に高さ方向に配置した複数段の加速
用空気噴射ノズル３はその目的から下方に向けて設けら
れ、空気流路部１３１に設けた流入口１３□より空気を
供給する仕組みとし、シュート１内を落下する鋳砂に対
し加速作用を与える作用を有する。
用空気噴射ノズル３はその目的から下方に向けて設けら
れ、空気流路部１３１に設けた流入口１３□より空気を
供給する仕組みとし、シュート１内を落下する鋳砂に対
し加速作用を与える作用を有する。
尚、造型時に発生する砂塵除去に際して例えばシュート
下部に付設する集塵装置４はその下方に位置する鋳枠１
４の上方を覆う筒部４、と吸引部４２ よりなり、流出
口４３より砂分離装置１０を経て圧送機１１により空気
を吸引し、分岐管１２より各加速用噴射ノズル１３□へ
空気を供給するごとく構成すれば効率よく砂塵を除去し
、同時に空気噴射ノズルへの空気の供給が行なえるもの
である。
下部に付設する集塵装置４はその下方に位置する鋳枠１
４の上方を覆う筒部４、と吸引部４２ よりなり、流出
口４３より砂分離装置１０を経て圧送機１１により空気
を吸引し、分岐管１２より各加速用噴射ノズル１３□へ
空気を供給するごとく構成すれば効率よく砂塵を除去し
、同時に空気噴射ノズルへの空気の供給が行なえるもの
である。
上記装置において、その作動順序を説明すれば先ず開閉
板５を閉じ、バルブ６を開にした状態でコンベア８より
計量容器２内に砂を供給する。
板５を閉じ、バルブ６を開にした状態でコンベア８より
計量容器２内に砂を供給する。
この時、圧縮空気流入ロアは閉にしておく。
砂の量が鋳枠の一枠分に相当する量に達すると、容量検
知棒９を通じてコンベア８を停止し、ついでバルブ６を
閉じ、圧縮空気を流入ロアより供給する。
知棒９を通じてコンベア８を停止し、ついでバルブ６を
閉じ、圧縮空気を流入ロアより供給する。
しかる後、開閉板５を急速に開くと、加圧された砂は計
量容器２内の膨張力により下方の鋳枠１４に向って投射
される。
量容器２内の膨張力により下方の鋳枠１４に向って投射
される。
シュート１の中を落下する一枠分の砂はその途中におい
て、複数段のノズル３より噴射する空気の下向流により
さらに加速されて鋳枠１４に落下する。
て、複数段のノズル３より噴射する空気の下向流により
さらに加速されて鋳枠１４に落下する。
この鋳砂は密閉された計量容器内で加圧されることによ
り塊状を呈し、その体積は当該鋳枠の体積に相当するの
で、鋳枠の内部全体に覆い被さる状態で投入される。
り塊状を呈し、その体積は当該鋳枠の体積に相当するの
で、鋳枠の内部全体に覆い被さる状態で投入される。
その結果、鋳枠内の空気の流通が妨げられ、模型と鋳砂
との間は隙間なく充填される。
との間は隙間なく充填される。
なお、上記装置における計量容器への供給圧縮空気およ
び加速用空気の圧力は鋳砂の種類、量その他の条件に応
じて適宜設定する。
び加速用空気の圧力は鋳砂の種類、量その他の条件に応
じて適宜設定する。
また、各種装置の作動は制御盤にて操作し、鋳枠の動作
と砂の供給を時差的に連動させることにより造型作業を
間歇的に連続して行なうことが可能である。
と砂の供給を時差的に連動させることにより造型作業を
間歇的に連続して行なうことが可能である。
上記のとさく、この発明によれば、鋳枠−枠分に相当す
る砂を加圧し、一度に鋳枠に投入、充填することができ
るので、鋳枠のバイブレーションや砂のつき固めを必要
とする従来の造型機に比べ、造型時間の大巾短縮がはか
られ、かかる効果は大型の造型になる程犬である。
る砂を加圧し、一度に鋳枠に投入、充填することができ
るので、鋳枠のバイブレーションや砂のつき固めを必要
とする従来の造型機に比べ、造型時間の大巾短縮がはか
られ、かかる効果は大型の造型になる程犬である。
また、この発明は従来の造型機の必要とするバイブレー
ション装置や投てき装置等の機械的装置が不要であり、
構造的に大巾に簡易化されるので設備費が安価につく効
果がある。
ション装置や投てき装置等の機械的装置が不要であり、
構造的に大巾に簡易化されるので設備費が安価につく効
果がある。
また、従来の造型機（サンドスリンガ−）の場合、砂と
の摩耗で投てき装置の損傷が著しく、砂を入れるカップ
の取替えが頻繁に行なわれるが、この発明の装置の場合
はそのような問題はなく、常に安定した動作が得られる
効果がある。
の摩耗で投てき装置の損傷が著しく、砂を入れるカップ
の取替えが頻繁に行なわれるが、この発明の装置の場合
はそのような問題はなく、常に安定した動作が得られる
効果がある。
また、従来の造型方法では砂塵の外部飛散が著しく、周
囲の作業環境を害すると共に振動、騒音の問題があるの
に対し、この発明の場合は鋳枠への投射は一度で行なわ
れ、しかもシュートの下部に集塵装置４を付設すれば造
型時に発生する砂塵を効率よく吸引するので、周囲の作
業環境を害するおそれはほとんどなく、公害を大巾に軽
減することができる。
囲の作業環境を害すると共に振動、騒音の問題があるの
に対し、この発明の場合は鋳枠への投射は一度で行なわ
れ、しかもシュートの下部に集塵装置４を付設すれば造
型時に発生する砂塵を効率よく吸引するので、周囲の作
業環境を害するおそれはほとんどなく、公害を大巾に軽
減することができる。
図面はこの発明の一実施例を示す説明図である。
図中１……シユート、２……計量容器、３……加速用空
気噴射ノズル、４……集塵部、４、……筒部、４２……
吸引部、４３……流出口、５……開閉板、６……バルブ
、７……空気流入口、８……コンベア、９……検知棒、
１０……砂分離装置、１１……圧送器、１２……枝管、
１３、……流路部、１３２……流入口、１４……鋳枠。
気噴射ノズル、４……集塵部、４、……筒部、４２……
吸引部、４３……流出口、５……開閉板、６……バルブ
、７……空気流入口、８……コンベア、９……検知棒、
１０……砂分離装置、１１……圧送器、１２……枝管、
１３、……流路部、１３２……流入口、１４……鋳枠。
Claims (1)
- １ 高さ方向に配置して下向きに気流を生ぜしめる複数
段の加速用空気噴射ノズルを胴体部に備えた筒状の鋳砂
投射用シュートの上部に、開閉板とバルブとにより鋳砂
計量容器を密閉する様に形成すると共に、該容器の上方
部に圧縮空気流入口を取設してなることを特徴とする鋳
型造型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50051873A JPS5811293B2 (ja) | 1975-04-28 | 1975-04-28 | 鋳型造型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50051873A JPS5811293B2 (ja) | 1975-04-28 | 1975-04-28 | 鋳型造型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51126329A JPS51126329A (en) | 1976-11-04 |
| JPS5811293B2 true JPS5811293B2 (ja) | 1983-03-02 |
Family
ID=12898988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50051873A Expired JPS5811293B2 (ja) | 1975-04-28 | 1975-04-28 | 鋳型造型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811293B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5419210U (ja) * | 1977-07-11 | 1979-02-07 | ||
| CH654229A5 (de) * | 1981-07-20 | 1986-02-14 | Fischer Ag Georg | Vorrichtung zum fuellen eines behaeltnisses mit einem koernigen stoff. |
| JPH0731880Y2 (ja) * | 1990-06-22 | 1995-07-26 | 新東工業株式会社 | 鋳物砂計量ホッパ装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS543128Y2 (ja) * | 1973-03-03 | 1979-02-13 |
-
1975
- 1975-04-28 JP JP50051873A patent/JPS5811293B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51126329A (en) | 1976-11-04 |
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