JPS58109590A - 熱分解炉の燃焼室 - Google Patents

熱分解炉の燃焼室

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Publication number
JPS58109590A
JPS58109590A JP20813381A JP20813381A JPS58109590A JP S58109590 A JPS58109590 A JP S58109590A JP 20813381 A JP20813381 A JP 20813381A JP 20813381 A JP20813381 A JP 20813381A JP S58109590 A JPS58109590 A JP S58109590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction tube
combustion chamber
chamber
combustion
inlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP20813381A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamio Maruta
丸田 民雄
Kiyoshi Ide
井出 清志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP20813381A priority Critical patent/JPS58109590A/ja
Publication of JPS58109590A publication Critical patent/JPS58109590A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱分解炉の燃焼室に係り、特にコンバインド・
コイルを収納するのに好適な炭化水素熱分解炉の燃焼室
・の構造に関するものである。
従来、ナフサ等の炭化水素の熱分解炉の燃焼室としては
、第1図および第2図に示すように、矩(1) 彫型燃焼室1内に炭化水素を導入する反応管10を一列
状または1列千鳥状等に配置1−たものが知られている
。図中、3および昼は反応¥f2の入口部および出口部
、5は燃焼装置である。な鱒、図中、管の断面以外の連
結部分は線で示されている。
このような熱分解炉を用いて炭化水素を熱分解し、目的
物、例えばエチレンを高い収率で得ることの5、原油お
よびナフサ価格高騰の折から必要欠くべからざるもので
あり、このた込には、反応管の入口部において、原料炭
化水素の温度を急速に上昇せしめ、かつ分解生成物の反
応管内での滞留時間を短かくする必要がある。
しかし従来の矩形型燃焼室1内では、バーナ等の燃焼装
置5が燃焼室内の床や壁に複数個配量され、これ釦対応
して反応管10が全て同一の燃焼室内に配置されている
ため、偕々に配置した燃焼装置5による燃焼制御だけで
は、反応管10の全長にわたっての入熱制御が充分に行
々われないという欠点がある。この解決策のひとつとし
て、反応管そのものに工夫をこらし、反応管の入口部と
91 出口部で管の口径を変えて質量速度を変化させたり、ま
たは質量速度は一定にして、入口部の反応管を細くシ、
かつパス数を多くして、相対的に単位質量速度当りの受
熱面積を多クシ、出口部付近でこれらの反応管を結合さ
せる、いわゆるコンノくインド・コイルとよばれる構造
の反応管が開発されている。第3図はとのようなコンバ
インド・コイルの概念図、および第4図はその適用例を
示す燃焼室の断面図である。入口部反応管3は口径が小
さく、かつパス数が多くなっており、これらの反応管は
結合部8で結合されてパス数が少なくなるとともに口径
が犬になり、出口部反応管4に連結されている。
しかし、このような従来の矩形″!Fたはこれに類似し
た形状の燃焼室では、前述のような反応管出口部がマル
チ・パスで構成されるコンノくインド・コイルを配置す
るには、コイル相互を複雑に交錯1:: させねばならず、特殊形状の高価な曲げ管を多く採用し
なければ力ら會かった。まだ一般に大容量の分解炉では
原料の流量も増大するので、適正な(3) 質量速度を保持するだめには、反応管のパス数を増大1
〜なければならず、しかも後続の急冷熱交換器へ導入す
るためには、反応管出口部を数ケ所に集める必要があね
、このような制約のもとでは上記のような反応管の配置
上の困難はさらに増大する。またエチレンの得率をあげ
るため(【は、第5図に示すように従来の1段階のコン
バインド・コイル(第3図)よりも入口側でのパス数を
さらに増大させ、後流に行くに従い反応管を8A−金玉
から8Bのように順次結合していく、多段階のコンバイ
ンド・コイルが望まれている。しかし、従来の矩形型の
燃焼室構造においては、容量が増大し、出口側のパス数
が複数化してくると、第5図に示すような多段結合コイ
ルを複数個、1列または2列状に配置することはもはや
不可能であった。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくシ、複
雑な管構造のコンバインド・コイルを好適に内蔵するこ
とができる分解炉の燃焼室構造を提供することにある。
本発明は、反応管を内蔵する燃焼室を備えた熱(4) 分解炉において、反応管の形状および受熱条件の異なる
反応管部を、異なる方向に組合わせた複数の矩形燃焼室
内に別々に配置し、各燃焼室に障けた燃焼装置により各
室毎に独立した燃焼制御を行なうようにしたくとを特徴
とする。
本発明の燃焼卒に配置される反応管の好適例としては、
反応管の入口部から出口部に向かい複数回にわたって結
合されたもの(例えばコンバインド・コイル)があげら
れる。また異なる方向に組合せた燃焼室の形状としては
、矩形型の燃焼室をT字型、Y字型、H字型に組合わせ
たものがあげられる。
以下、本発明を図面によりさらに詳細に説明する。
第6図は、本発明の一実施例を示すH型構造の分解炉燃
焼室の断面図である。この図では、H型の半分のみの構
造が示されている。
図において、この燃焼室は、入口部反応管3を内蔵する
燃焼室1と、出口部反応管4を内蔵する燃焼室2とから
なり、各々の燃焼室は煉瓦等の耐(5) 人材からなる仕切壁7によって分離され、各々独立の燃
焼室を構成している。また各々の燃焼室の床または側壁
には、燃焼装置5および6が取りつけられている。原料
炭化水素は、比較的小口径の入口部反応管3から導入さ
れ、燃焼室1に設けられた、大容量の燃焼装置5により
、入口部反応管3を通過する間に、急速に温度上昇され
、別々の経路を通ってきた原料は一旦、反応管結合部8
に集められ、ここから燃焼室2の大口径の反応管に入り
、ここで燃焼装置6により加熱され、出口部反応管番を
通過する間に、最終的な所要温度、滞留時間に調整され
、後続の急冷熱交換赫逼出される。
第1図は、本発明の他の実施例を示すH型構造の燃焼室
の平面断面図である。燃焼室自体の構造は前記従来例の
ものと同じであるが、燃焼室内に2段・コンバインド・
コイルを内蔵させた点で異なる。原料炭化水素は燃焼室
1内のマルチ化された入口部反応管3から矢印に示すよ
うに入って加熱され、一旦反応管結合部8Aに集められ
た後、燃焼室2に入り、さらに反応管結合部8Bに集め
(6) られた後、最終的に出口部反応管番から矢印に示すよう
に導出される。ここで反応管の口径は、入口部反応管3
から燃焼室2内の反応管を経て出口部反応管番に向う間
に2個の反応管結合部を経て順次大きくなり、それに応
じて受熱条件が変化する。この実施例1(よれば、マル
チ化され、しかも二段に結合された反応管であっても燃
焼室内に容易に収納することができ、またそれぞれの反
応管部が仕切壁7で仕切られているので、独立した燃焼
制御を行なうことができる。
以上、本発明によれば、管口径および受熱条件の異なる
反応管入口部と出口部とを別々の燃焼室に内蔵し、該入
口部においては、大容量の少数バーナを配置した燃焼装
置と小口径マルチパスの受熱面積との組み合せで、入熱
制御することができ、一方、反応管の温度条件が苛酷と
なる出口部においては、小容量の複数バーナでより正確
な入熱制御を行なうことができる。しかも、反応管配列
を反応管全長にわたって1列に配列することができるた
め、複雑なコイル交錯および特殊形状の高価(7) 度分布が均一化され、コイルの変形および局部的な劣化
を防止することができる。さらに、本構造の燃焼室にお
いては、1段階のコンバインド・コイル以外に2段階の
コンバインド・コイルを内蔵させることができ、エチレ
ン等の高い得率を得る上で有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第4図は、種々の配列方法によっ
て反応管を内蔵させた従来の燃焼室の平、面断面図、第
3図は、従来の1段・コンバインド・コイル配列の概念
図、第5図は、本発明の一実施例を示す燃焼室の平面断
面図、第6図は、本発明の燃焼室構造において内蔵可能
となる2段・コンバインド・コイルの概念図、第7図は
、2段・コンバインド・コイルを内蔵した本発明の燃焼
室の他の実施例を示す平面断面図である。 1.2・・・・・燃焼室、3・・・・・入口部反応管、
4・・・・・・出口部反応管、7・・・・・・仕切壁、
8,8A、8B・・・・・・反応管結合部、10・・・
・・・反応管。 (8)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応管を内蔵する燃焼室を備えた熱分解炉におい
    て、反応管の形状および受熱条件の異なる反応管部を、
    異なる方向に組合わせ九複数の矩形燃焼室内に別々に配
    置し、各燃焼室に設けた燃焼装置により各室毎に独立し
    た燃焼制御を行なうようにしたことを特徴とする熱分解
    炉の燃焼室。 (2、特許請求の範囲第1項において、反応管の入口部
    から出口部に向かって、複数回にわたって結合した反応
    管を内蔵することを特徴とする熱分解炉の燃焼室。
JP20813381A 1981-12-24 1981-12-24 熱分解炉の燃焼室 Pending JPS58109590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20813381A JPS58109590A (ja) 1981-12-24 1981-12-24 熱分解炉の燃焼室

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20813381A JPS58109590A (ja) 1981-12-24 1981-12-24 熱分解炉の燃焼室

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58109590A true JPS58109590A (ja) 1983-06-29

Family

ID=16551173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20813381A Pending JPS58109590A (ja) 1981-12-24 1981-12-24 熱分解炉の燃焼室

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JP (1) JPS58109590A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993009203A1 (en) * 1991-10-31 1993-05-13 Nippon Furnace Kogyo Kabushiki Kaisha Tubular furnace and method of controlling combustion thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993009203A1 (en) * 1991-10-31 1993-05-13 Nippon Furnace Kogyo Kabushiki Kaisha Tubular furnace and method of controlling combustion thereof

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