JPS58109183A - 小型造水器 - Google Patents
小型造水器Info
- Publication number
- JPS58109183A JPS58109183A JP21183781A JP21183781A JPS58109183A JP S58109183 A JPS58109183 A JP S58109183A JP 21183781 A JP21183781 A JP 21183781A JP 21183781 A JP21183781 A JP 21183781A JP S58109183 A JPS58109183 A JP S58109183A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cell
- inner tank
- raw water
- cathode
- Prior art date
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- Pending
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水分中の不純物を除去し純水を得る装置、即
ち造水器に関するものである。
ち造水器に関するものである。
従来、原水から不純物を除去する方法としては、例えば
、原水を蒸留して不純物を除去する蒸発法、イオン交換
膜をはさんで電極を設けて該電極に通電し純水を得る電
気透析法、純水と不純物が溶解した水溶液の浸透圧の差
を利用する逆浸透法、陽イオン交換樹脂若しくけ陰イオ
ン交換樹脂のイオン交換作用を利用するイオン交換法及
び吸着剤によって不純物を吸収させ除去する吸着法があ
る。
、原水を蒸留して不純物を除去する蒸発法、イオン交換
膜をはさんで電極を設けて該電極に通電し純水を得る電
気透析法、純水と不純物が溶解した水溶液の浸透圧の差
を利用する逆浸透法、陽イオン交換樹脂若しくけ陰イオ
ン交換樹脂のイオン交換作用を利用するイオン交換法及
び吸着剤によって不純物を吸収させ除去する吸着法があ
る。
上記各方法は、使用装置が構造的に複雑であること、原
水の前処理が必要であること、使用材料の再生処理が欠
かせないこと等や、装置が保守管理上問題であるという
種々の欠点があった。さらに、装置が携帯用若しくは家
庭用などで要求される小型化に限界があシ、取り扱い上
実用に供し難い短所もあった。
水の前処理が必要であること、使用材料の再生処理が欠
かせないこと等や、装置が保守管理上問題であるという
種々の欠点があった。さらに、装置が携帯用若しくは家
庭用などで要求される小型化に限界があシ、取り扱い上
実用に供し難い短所もあった。
本発明は上述の従来装置の欠点に鑑がみ、特に小型化を
容易にした、構造の簡単な且つ取り扱い容易な比較的省
エネルギー型造水器を提供するもので、特に造水される
べき原水に浸すことによって簡単に動作させ得る造水器
を提供する。
容易にした、構造の簡単な且つ取り扱い容易な比較的省
エネルギー型造水器を提供するもので、特に造水される
べき原水に浸すことによって簡単に動作させ得る造水器
を提供する。
本発明は電気浸透の原理を利用するもので、不鈍物を含
んだ原水中に、プラス又はマイナスのめずれか一方に帯
電する性質を持つ半透性膜を浸漬して原水を反対極性の
マイナス又はプラスに帯電させ、このように電荷を帯び
た原水に通電することによって半透性膜の原水側に不純
物を残して純水分を透過させることによシ造水するもの
である。
んだ原水中に、プラス又はマイナスのめずれか一方に帯
電する性質を持つ半透性膜を浸漬して原水を反対極性の
マイナス又はプラスに帯電させ、このように電荷を帯び
た原水に通電することによって半透性膜の原水側に不純
物を残して純水分を透過させることによシ造水するもの
である。
以下に本発明の小型造水器の構成を述べる。
図面は、本発明の小型造水器の側断面図である。
本装置は、半透膜及び素焼き板よシなる内槽1を兼ねた
選択透過性壁と、その選択透過性壁の外側に配置された
外槽2が設けられている。上記内槽1は底部を有する容
器状に形成されているのに対して、外槽2は内槽1の外
周を囲む筒状に形成され、底部3は開放されている。た
だし、外槽2の機械的強度を考えて、必要に応じて内槽
1との間違いは対向する外槽2の先端間で橋絡されてい
る。
選択透過性壁と、その選択透過性壁の外側に配置された
外槽2が設けられている。上記内槽1は底部を有する容
器状に形成されているのに対して、外槽2は内槽1の外
周を囲む筒状に形成され、底部3は開放されている。た
だし、外槽2の機械的強度を考えて、必要に応じて内槽
1との間違いは対向する外槽2の先端間で橋絡されてい
る。
上記内槽1の内部には陰極4が配置され、該陰極4に対
して上記外槽2は陽□極にな−ている。上記陰極4及び
陽極となる外槽2は、内槽1と共に電極支持台5に保持
され、互いの位置関係が固定されてhる。陰極4及び陽
極(外槽2)へ電力を供給する電源部6は、電源接続部
7を通じて取り入れた外部の交流電流を直流電流に変換
する回路を備えた装置であるが、もちろん例えば太陽電
池からの電力を直接若しくは充電して利用できるように
しても良く、先の例に限定するわけではない。
して上記外槽2は陽□極にな−ている。上記陰極4及び
陽極となる外槽2は、内槽1と共に電極支持台5に保持
され、互いの位置関係が固定されてhる。陰極4及び陽
極(外槽2)へ電力を供給する電源部6は、電源接続部
7を通じて取り入れた外部の交流電流を直流電流に変換
する回路を備えた装置であるが、もちろん例えば太陽電
池からの電力を直接若しくは充電して利用できるように
しても良く、先の例に限定するわけではない。
陰極4を備えた内槽1は選択透過性壁によって囲繞され
、支持台5及び電源部6を貫通して設けられた管8によ
ってのみ水を内槽1内に導き、又は取り出すことができ
る。陽極を兼ねた外槽2は底部3が開放されているため
、本装置の電極部分を溜水、河川、湖沼等の外部水に浸
漬すれば、外部水が前記底部3の開放口よシ内槽1と外
槽2との間隙に浸入する。
、支持台5及び電源部6を貫通して設けられた管8によ
ってのみ水を内槽1内に導き、又は取り出すことができ
る。陽極を兼ねた外槽2は底部3が開放されているため
、本装置の電極部分を溜水、河川、湖沼等の外部水に浸
漬すれば、外部水が前記底部3の開放口よシ内槽1と外
槽2との間隙に浸入する。
次に上記構造からなる本発明の小型造水器の動作原理に
ついて説明する。
ついて説明する。
陰極4を備えた内槽1に管8よシ純水を入れ、少なくと
も陰極4の一部がひたる程度まで純水を注入する。一方
陽極側については本装置を外部水へつけ陽極(外槽2)
と内槽1との間隙を外部水で満たす。
も陰極4の一部がひたる程度まで純水を注入する。一方
陽極側については本装置を外部水へつけ陽極(外槽2)
と内槽1との間隙を外部水で満たす。
内槽1となっている選択透過性壁は素焼き板の片面にセ
ルロース系の半透膜を被着した板材であり、該選択透過
性壁に接している純水及び外部水をプラスに帯電させる
。
ルロース系の半透膜を被着した板材であり、該選択透過
性壁に接している純水及び外部水をプラスに帯電させる
。
電源部6よシ陰極4及び陽極(外槽2)へ通電するとプ
ラスに帯電した水は陰極4へ向かう。そこで、内槽1及
び外槽2間のプラスに帯電した水は選択透過性壁を通っ
て内槽1内に導かれる。この際外部水中の不純物は電荷
を帯びてない場合は移動しないで、電荷を帯びていてし
かもプラス荷電の場合は陰極4をめざして移動す石が、
選択透過性壁によって内槽1内への移動が阻止される。
ラスに帯電した水は陰極4へ向かう。そこで、内槽1及
び外槽2間のプラスに帯電した水は選択透過性壁を通っ
て内槽1内に導かれる。この際外部水中の不純物は電荷
を帯びてない場合は移動しないで、電荷を帯びていてし
かもプラス荷電の場合は陰極4をめざして移動す石が、
選択透過性壁によって内槽1内への移動が阻止される。
こうして内槽1内に外部水のうち純水のみが貯まること
になる。貯まった純水は管8から取シ出される。
になる。貯まった純水は管8から取シ出される。
もちろん選択透過性膜は上記に限定するわけではなく、
又、選択透過性膜の選択に応じて陰極4及び陽極5の逆
配置も考えつる。
又、選択透過性膜の選択に応じて陰極4及び陽極5の逆
配置も考えつる。
なお、本造水器の構造は多々考えられ、例えば陽極の一
部を陽極支持部にしコストダウンを図る等あるが、いず
れにしても本発明の技術的範囲に含まれることは言うま
でもない。
部を陽極支持部にしコストダウンを図る等あるが、いず
れにしても本発明の技術的範囲に含まれることは言うま
でもない。
このように本発明の小型造水器は、構造が極めて単純で
取シ扱いも容易であわ、比較的省エネルギーで造水する
ことができるので、携帯用や家庭用にそして災害時や飲
料水にめぐまれない地域等に有益な造水器を提供でき、
水のある所なら場所を問わず連続的に純水を取水できる
効果がある。
取シ扱いも容易であわ、比較的省エネルギーで造水する
ことができるので、携帯用や家庭用にそして災害時や飲
料水にめぐまれない地域等に有益な造水器を提供でき、
水のある所なら場所を問わず連続的に純水を取水できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の小型造水器の側断面図である。
1・・・内槽、 2・・・外槽、 3・・・底部、 4
・・・陰極、 5・・・電極支持台、 6・・・電源部
、 7・・・電源接続部、 8・・・管。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦
・・・陰極、 5・・・電極支持台、 6・・・電源部
、 7・・・電源接続部、 8・・・管。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、選択透過性を有し、造水を収納する内槽と、該内槽
の内部に配置された一方の電極と、内槽壁を挾んで外側
に配置され、外部に露出されて原水に晒される他方の電
極と、内槽への水の注入、取出しのための管と、上記電
極間に電力を供給する電源部とを備え、他方の電極が浸
された原水を純水として内槽内に導くことを特徴とする
小型造水器。 2、上記選択透過性は、接触している水をプラスに帯電
させ、内槽内の一方の電極を陰極とし、内槽外の他方の
電極を陽極としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の小型造水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21183781A JPS58109183A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 小型造水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21183781A JPS58109183A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 小型造水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109183A true JPS58109183A (ja) | 1983-06-29 |
Family
ID=16612402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21183781A Pending JPS58109183A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 小型造水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58109183A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2431154A (en) * | 2005-10-15 | 2007-04-18 | Daniel Stefanini | Method and Apparatus for Purification of Water Containing Dissolved Matter. |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP21183781A patent/JPS58109183A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2431154A (en) * | 2005-10-15 | 2007-04-18 | Daniel Stefanini | Method and Apparatus for Purification of Water Containing Dissolved Matter. |
GB2431154B (en) * | 2005-10-15 | 2011-05-18 | Daniel Stefanini | Purification treatment of water |
US8231786B2 (en) | 2005-10-15 | 2012-07-31 | Hydropath Holdings Limited | Water purification method and apparatus involving generation of bipolar layer |
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