JPS5810695Y2 - ベビ−カ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多目的に使用することができるベビーカーに関
する。

一般にベビーカーは外出時に赤ん坊を乗せて移動するた
めにのみ用いられるもので、それ自体として他の目的に
使用することはできないものであった。

そこで、本考案は係る点に着目してなされたもので、一
台備えることによって、多目的に利用することができる
便利なベビーカーを提供するもので、その要旨とすると
ころは中央に平凹部を形成した基体を有し、その基体の
長手方向に沿った側縁下面に座面弧状をした一対の脚体
な取り外し自在に備え、かつ基体の四隅にはキャスター
を着脱自在に備えるとともに、そのキャスター取付箇所
の近傍に吊り紐締着用リングを配置し、前記基部の平凹
部上には適宜椅子体を取り外し自在に備えていることを
特徴とするベビーカーに在する。

次に、本考案の実施の一例を図面を参照して説明する。

図中１は本考案に係るベビーカ一本体である。

このベビーカ一本体１は基体２を有しており、この基体
２は中央に平凹部３が形成されているもので、その平凹
部３には適宜椅子体４が取り外し自在に備えられている
。

又、この基体２の長手方向に沿った側縁下面には一対の
脚体５，５が取り外し自在に備えられている。

この脚体５は底面が弧状に形成されているもので、基体
２に穿設された長透孔を通して脚体５の上部なねじ止め
するとともに、この脚体５の下端内壁略中夫に設けられ
たリング体６に、Ｖ型金具７．７によって固定される。

このＶ型金具７の先端は外方に向けて屈曲され、平凹部
３の座面に備えられた係止用リング体に挿通されるよう
になっている。

又、前記基体２の四隅にはキャスター８が各々取り外し
自在に備えられている。

このキャスター８は上方に向けて取り付は軸９が備えら
れているもので、この取り付は軸９を挿込孔に下方より
通され、露呈した上端部にＣリング１０が嵌合さ力１、
その上からキャップ１１で被覆されているものとなって
いる。

このキャスター８の取り付は箇所の各々の近傍には吊り
紐締着用リング１４が配置されている。

このリング１４は下端に係止盤１２を備えているもので
、基体２に形成されたスリット１３と略同−の径を有す
るものとなっており、摘み出して９０°回転させてやる
ので係止することができるようになっている。

本考案に係るベビーカーは上記の如く構成されている。

基体の下面にキャスターの他、底面を弧状とした脚体な
備えているため、基体自体を自走させることのほかに、
ロッキングを行うこともできるようになっている。

又、吊り紐締着用リングを備えているために、中空に吊
してハンモック様に使用することもできるものとなって
いる。

更に、本考案に係るベビーカーは分解、組立が自在なも
のとなっており、遠隔地への搬送も容易であり、部分品
の交換、修理も容易に行えるものとなっている。

このように、本考案に係るベビーカーは多目的に利用す
ることができ、使用できる年令も乳児期だけには止まら
ず、経済的ともなっているもので多くの優れた利点を有
しており、本考案を実施することはその実益的価値は甚
だ犬なるものがある。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施の一例を示すもので、第１図は本考
案に係るベビーカーの斜視図、第２図は同底面図、第３
図はキャスタ一部分の縦断面図、第４図は同中央縦断面
図である。 １・・・・・・ベビーカ一本体、２・・・・・・基体、
３・・・・・・平凹部、４・・・・・・椅子体、５・・
・・・・脚体、６・・・・・・リング体、１・・・・・
・Ｖ型金具、８・・・・・・キャスター、９・・・・・
・取り付は軸、１０・・・・・・Ｃリング、１１・・・
・・・キャップ、１２・・・・・・係止盤、１３・・・
・・・スリット、１４・・・・・・吊り紐締着用リング
。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 中央に平凹部を形成した基体を有し、その基体の長手方
   向に沿った側縁下面に座面弧状をした一対の脚体な取り
   外し自在に備え、かつ基体の四隅にはキャスターを着脱
   自在に備えるとともに、そのキャスター取付箇所の近傍
   に吊り紐締着用リングを配置し、前記基部の平凹部上に
   は適宜椅子体を取り外し自在に備えていることを特徴と
   するベビーカー。