JPS5810622A - 光弾性を利用したボルト軸力管理方法 - Google Patents
光弾性を利用したボルト軸力管理方法Info
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- JPS5810622A JPS5810622A JP10823081A JP10823081A JPS5810622A JP S5810622 A JPS5810622 A JP S5810622A JP 10823081 A JP10823081 A JP 10823081A JP 10823081 A JP10823081 A JP 10823081A JP S5810622 A JPS5810622 A JP S5810622A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L1/00—Measuring force or stress, in general
- G01L1/24—Measuring force or stress, in general by measuring variations of optical properties of material when it is stressed, e.g. by photoelastic stress analysis using infrared, visible light, ultraviolet
- G01L1/241—Measuring force or stress, in general by measuring variations of optical properties of material when it is stressed, e.g. by photoelastic stress analysis using infrared, visible light, ultraviolet by photoelastic stress analysis
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光弾性を利用し゛たボルト軸力管理方法に係り
、ことに締付は時のボルトの軸力管理を正確におこなう
ことができるボルト軸力管理方法に関する。
、ことに締付は時のボルトの軸力管理を正確におこなう
ことができるボルト軸力管理方法に関する。
被締付物たとえば2板の鋼板を一体に締結する場合など
には、ボルトとナツトが広く活用されている。そしてボ
ルト締結時の当該ボルトの締付は力、換言すればボルト
の軸力な管理することは安全上きわめて重要である。従
来、締付は時のボルトの軸力を管理する方法として、ト
ルク法とナツト回転角法がある。このうちトルク法はト
ルクTとボルト軸力Fとの間に成り立つT=kdF(k
はトルク係数、dはボルトの呼び径)の関係を利用した
もので、k、dを定数として取扱い、トルクTを制御す
ることによって軸力Fを管理しようとするものである。
には、ボルトとナツトが広く活用されている。そしてボ
ルト締結時の当該ボルトの締付は力、換言すればボルト
の軸力な管理することは安全上きわめて重要である。従
来、締付は時のボルトの軸力を管理する方法として、ト
ルク法とナツト回転角法がある。このうちトルク法はト
ルクTとボルト軸力Fとの間に成り立つT=kdF(k
はトルク係数、dはボルトの呼び径)の関係を利用した
もので、k、dを定数として取扱い、トルクTを制御す
ることによって軸力Fを管理しようとするものである。
しかしこのトルク法にあっては、ボルトの座面やねじ部
の不均一な粗さによる影響を受けてトルク係数kが現実
には一定にならず、それ故トルクTに対するボルトの軸
力の範囲が大きくなってしまい、軸力管理を十分にはお
こない難い不具合がある。
の不均一な粗さによる影響を受けてトルク係数kが現実
には一定にならず、それ故トルクTに対するボルトの軸
力の範囲が大きくなってしまい、軸力管理を十分にはお
こない難い不具合がある。
また従来のナツト回転角法は、ナツトの回転角とボルト
の軸力との関係に着目したもので、ナツトの回転角を所
定の値に設定することによって軸力を管理しようとする
ものである。このナツト回転角法は、ナツトを回転させ
てボルトを塑性域まで締付けるようになっているので、
ナツトの回転角に多少のばらつきを生じても軸力Fのば
らつきが小さく、それ故上記したトルク法に比べて安定
した軸力の管理をおこなうことができる。しかしこのナ
ツト回転角法においては、ボルトを塑性域まで締付ける
ようになっていることがら、ボルトが破断する危険があ
り、そのため延性の小さい材質からなるボルトは使用が
困難となる不具合がある。なお弾性域における軸力管理
を考えた場合、ナツト回転角法にあっては、ナツトの回
転角を目で読み取るようになっているので、当該回転角
の読み取り誤差に相応した大きな軸力Fの誤差を生じる
。それ故、弾性域での従来のナツト回転角法による軸力
管理は不可能であった。
の軸力との関係に着目したもので、ナツトの回転角を所
定の値に設定することによって軸力を管理しようとする
ものである。このナツト回転角法は、ナツトを回転させ
てボルトを塑性域まで締付けるようになっているので、
ナツトの回転角に多少のばらつきを生じても軸力Fのば
らつきが小さく、それ故上記したトルク法に比べて安定
した軸力の管理をおこなうことができる。しかしこのナ
ツト回転角法においては、ボルトを塑性域まで締付ける
ようになっていることがら、ボルトが破断する危険があ
り、そのため延性の小さい材質からなるボルトは使用が
困難となる不具合がある。なお弾性域における軸力管理
を考えた場合、ナツト回転角法にあっては、ナツトの回
転角を目で読み取るようになっているので、当該回転角
の読み取り誤差に相応した大きな軸力Fの誤差を生じる
。それ故、弾性域での従来のナツト回転角法による軸力
管理は不可能であった。
またこのような軸力管理方法の他に、従来以下に述べる
磁気を利用した軸力管理方法が提案されている。なおは
じめに第1図ないし第3図に基づいて一般のボルト締付
は時に生ずる力の関係について述べ、次に第4図および
第5図に基づいて他の従来のボルト軸力管理方法につい
て述べる。
磁気を利用した軸力管理方法が提案されている。なおは
じめに第1図ないし第3図に基づいて一般のボルト締付
は時に生ずる力の関係について述べ、次に第4図および
第5図に基づいて他の従来のボルト軸力管理方法につい
て述べる。
第1図はボルト締付は時に当該ボルトに生ずる各種の力
を示す説明図、第2図は第1図に示すボルトに生ずる軸
応力すなわち軸力σfとボルト頭の応力σ。との関係を
示すグラフ、第5図は第1図に示すボルト等の鋼部材に
生ずる圧縮応力および引張り応力と鉄損との関係を示す
グラフである。第1図において1.2 は被締付物、
3はこれらの被締付物1,2 を締結するボルト、4
はボルト3の軸部に嵌入したワッシャで、これらは一体
となって締結部を構成している。この場合、ボルト3を
被締付物1,2 に締付け、矢印5に示すように当該
ボルト3に軸応力(以下、「軸力」という)σfが生じ
ると、矢印6に示すようにボルト5の首下塵の面圧Nに
よってボルト頭7の表面には矢印8に示すように圧”縮
応力σ。が生じる。この時に発生する軸力σfとボルト
頭7に生じる応力σ。の関係は第2図に示すような相関
性があり、軸力σfの半分程度の応力σCがボルト頭7
の中心付近に現われる従ってボルト頭7の応力σ。を何
らかの方法で求めれば、逆に軸力σfを求めることがで
きる。
を示す説明図、第2図は第1図に示すボルトに生ずる軸
応力すなわち軸力σfとボルト頭の応力σ。との関係を
示すグラフ、第5図は第1図に示すボルト等の鋼部材に
生ずる圧縮応力および引張り応力と鉄損との関係を示す
グラフである。第1図において1.2 は被締付物、
3はこれらの被締付物1,2 を締結するボルト、4
はボルト3の軸部に嵌入したワッシャで、これらは一体
となって締結部を構成している。この場合、ボルト3を
被締付物1,2 に締付け、矢印5に示すように当該
ボルト3に軸応力(以下、「軸力」という)σfが生じ
ると、矢印6に示すようにボルト5の首下塵の面圧Nに
よってボルト頭7の表面には矢印8に示すように圧”縮
応力σ。が生じる。この時に発生する軸力σfとボルト
頭7に生じる応力σ。の関係は第2図に示すような相関
性があり、軸力σfの半分程度の応力σCがボルト頭7
の中心付近に現われる従ってボルト頭7の応力σ。を何
らかの方法で求めれば、逆に軸力σfを求めることがで
きる。
また一般に第1図のボルトのような鋼部材に磁気を与え
、その鋼部材に外力を加えると、発生する応力に応じて
鋼部材内部の鉄損が変化することが知られている。すな
わち第5図に示すように当該鋼部材に圧縮応力がかかる
と鉄損は増加し、逆に引張り応力がかかると鉄損は減少
する。従って上記した第2図および第3図に示す特性を
利用し、ボルト頭7に生ずる圧縮応力による鉄損の変化
率を求めれば、当該ボルト3の軸力な検出できることに
なる。
、その鋼部材に外力を加えると、発生する応力に応じて
鋼部材内部の鉄損が変化することが知られている。すな
わち第5図に示すように当該鋼部材に圧縮応力がかかる
と鉄損は増加し、逆に引張り応力がかかると鉄損は減少
する。従って上記した第2図および第3図に示す特性を
利用し、ボルト頭7に生ずる圧縮応力による鉄損の変化
率を求めれば、当該ボルト3の軸力な検出できることに
なる。
第4図はこの原理を利用した従来のボルト軸力管理方法
を例示する説明図、第5図は第4図に示す管理方法にお
ける鉄損の変化率と軸力との関係を示すグラフである。
を例示する説明図、第5図は第4図に示す管理方法にお
ける鉄損の変化率と軸力との関係を示すグラフである。
第4図において9はプローブで、コア10と、このコア
10に巻きつけたコイル11とから成っている。この従
来の方法は被締付物1,2 を締結したボルト3のボ
ルト頭7にプローブ9を当て、この状態でコイル11に
電流を流し、コア10とボルト頭7に磁界を生じさせ、
ボルト頭7の内部に矢印12で示すうず電流を入射する
。そしてボルト3に軸力が発生し、ボルト頭7に圧縮応
力が生じると、磁界によって生じたボルト内部の鉄損が
変化する。ここで鉄損の変化率と軸力との関係は第5図
に示すとおりである。
10に巻きつけたコイル11とから成っている。この従
来の方法は被締付物1,2 を締結したボルト3のボ
ルト頭7にプローブ9を当て、この状態でコイル11に
電流を流し、コア10とボルト頭7に磁界を生じさせ、
ボルト頭7の内部に矢印12で示すうず電流を入射する
。そしてボルト3に軸力が発生し、ボルト頭7に圧縮応
力が生じると、磁界によって生じたボルト内部の鉄損が
変化する。ここで鉄損の変化率と軸力との関係は第5図
に示すとおりである。
従って当該ボルト3の鉄損の変化率が求められれば当該
ボルト5の軸力な求めることができ、これによってこの
ボルト5が適正な軸力であるかどうかを管理することが
できる。
ボルト5の軸力な求めることができ、これによってこの
ボルト5が適正な軸力であるかどうかを管理することが
できる。
ところでこの第4図に示すようにして行なう従来のボル
ト軸力管理方法にあっては、前述したトルク法と違って
摩擦係数の影響を受けず、また前述した回転角法と違っ
てボルト長さに関係なく軸力管理を行なうことができ、
ボルト歪ゲージを貼ることなく軸力を測定できる利点が
あるものの以下に列挙する不具合がある。
ト軸力管理方法にあっては、前述したトルク法と違って
摩擦係数の影響を受けず、また前述した回転角法と違っ
てボルト長さに関係なく軸力管理を行なうことができ、
ボルト歪ゲージを貼ることなく軸力を測定できる利点が
あるものの以下に列挙する不具合がある。
■ ボルト頭7に形成されている浮出し文字は取除かな
ければならない。
ければならない。
■ ボルト3の材質、径の違いによって鉄損の変化率に
ばらつきを生じる。
ばらつきを生じる。
■ 残留磁気によって鉄損に誤着が生じる。
■ ボルト5に生じる曲げによつて誤差を生じる。
■ プローグ9の位置がボルト頭7の中心からはずれる
と誤差を生じる。
と誤差を生じる。
本発明はこのような従来技術における不具合に鑑みてな
されたもので、その目的は、締付は時のボルトの軸力管
理を正確かつ簡単に行なうことができるボルト軸力管理
方法を提供することにある。
されたもので、その目的は、締付は時のボルトの軸力管
理を正確かつ簡単に行なうことができるボルト軸力管理
方法を提供することにある。
本発明は等質等方性の透明な物体に外力を付加した場合
に、その物体の複屈折性の強度が外力に比例するという
光弾性効果を利用するものである。
に、その物体の複屈折性の強度が外力に比例するという
光弾性効果を利用するものである。
この光弾性を有する弾性体に外力を加えて光を投射する
と、光は偏光し、その偏光の屈折率は物体(弾性体)に
生じた応力の差に比例する。また、その物体に反射して
みられる偏光、つまり偏光の屈折によって現われる縞模
様の密度はその物体に生じる応力の大きさによって変化
する。本発明はこの縞模様の密度を測定してボルト頭の
歪を測定することによってボルトの軸力管理を行なおう
とするものである。
と、光は偏光し、その偏光の屈折率は物体(弾性体)に
生じた応力の差に比例する。また、その物体に反射して
みられる偏光、つまり偏光の屈折によって現われる縞模
様の密度はその物体に生じる応力の大きさによって変化
する。本発明はこの縞模様の密度を測定してボルト頭の
歪を測定することによってボルトの軸力管理を行なおう
とするものである。
以下、本発明のボルト軸力管理方法を図に基づいて説明
する。第6図は本発明のボルト軸力管理方法の一実施例
を示す説明図、第7図は第6図に示す管理方法における
軸力と縞次数の関係を示すグラフである。なお第6図に
おいて前述した部材と同じ部材は同一の符号で示しであ
る。この第6図において、13は弾性を有する樹脂状の
膜からなる反射膜で、ボルト頭7に塗布形成しである。
する。第6図は本発明のボルト軸力管理方法の一実施例
を示す説明図、第7図は第6図に示す管理方法における
軸力と縞次数の関係を示すグラフである。なお第6図に
おいて前述した部材と同じ部材は同一の符号で示しであ
る。この第6図において、13は弾性を有する樹脂状の
膜からなる反射膜で、ボルト頭7に塗布形成しである。
14は厚さが例えば数−からなる光弾性皮膜で、反射膜
13の上面に貼付けである。15.15’とは偏光板で
ある。偏光板15は図示しない光源と光弾性皮膜14と
の間に配置され、光源から発せられた光を円偏光、ある
いは円偏光を平面偏光する機能を有する。偏光板15′
は光弾性皮膜14とスコープとの間に配置され、反射膜
15で反射された光を円偏光、°あるいは円偏光を平面
偏光する機能を有する。16.16’は偏光板15.1
5’にそれぞれ取付けた1/4波長板である。
13の上面に貼付けである。15.15’とは偏光板で
ある。偏光板15は図示しない光源と光弾性皮膜14と
の間に配置され、光源から発せられた光を円偏光、ある
いは円偏光を平面偏光する機能を有する。偏光板15′
は光弾性皮膜14とスコープとの間に配置され、反射膜
15で反射された光を円偏光、°あるいは円偏光を平面
偏光する機能を有する。16.16’は偏光板15.1
5’にそれぞれ取付けた1/4波長板である。
このように反射膜13、光弾性皮膜14、偏光板15.
15’、1/4波長板16.16’、および図示しない
光源およびスコープを配置して行なうボルト軸力管理方
法は以下に述べるとおりである。
15’、1/4波長板16.16’、および図示しない
光源およびスコープを配置して行なうボルト軸力管理方
法は以下に述べるとおりである。
なおボルト5を締付けて当該ボルト6に軸力が発生した
時のボルト頭7の応力とボルト5の軸力との関係は前述
したとおりである。また光弾性皮膜14の歪に対する縞
模様の密度、いわゆる歪感度は光弾性皮膜を形成する薬
品すなわち樹脂の調合具合によって敏感にも鈍感にもす
ることができる。従ってボルト5に発生する軸力の大き
さに応じてあらかじめ調合具合を調整することが好まし
い。
時のボルト頭7の応力とボルト5の軸力との関係は前述
したとおりである。また光弾性皮膜14の歪に対する縞
模様の密度、いわゆる歪感度は光弾性皮膜を形成する薬
品すなわち樹脂の調合具合によって敏感にも鈍感にもす
ることができる。従ってボルト5に発生する軸力の大き
さに応じてあらかじめ調合具合を調整することが好まし
い。
さてボルト5に軸力が発生している状態にあっては、光
源から投射された光は偏光板15を通過すると平面偏光
となり、さらに1/4波長板16を通過するとその偏光
に与える相対的光路差が光源の波長λに対して1/4λ
になり、それ故平面偏光は円偏光となる。そして外力が
加わっている光弾性皮膜14に円偏光が入射されると、
この光弾性皮膜14の内部で主応力方向であるX、Y方
向に屈折され、それが反射膜13で反射され、別の1/
4波長板16′を通過すると、今までの円偏光が偏光板
15の主面に平面偏光となり、その偏光が別の偏光板1
5′を通過すると、当該偏光を縞模様として見ることが
でき゛る。このようにして得られる縞模様は第7図に示
すようにボルト頭7の応力すなわち軸力の大きさに応じ
て粗密に変化する。従ってあらかじめボルト5の軸力と
縞模様の密度例えば縞模様の次数との対応比を設定して
おき、当該ボルト縞付は時における縞模様の次数を確認
すれば、当該ボルト5の軸力な求めることができ、これ
によってこのボルト3力1適正な軸力であるかどうかを
管理することができる。
源から投射された光は偏光板15を通過すると平面偏光
となり、さらに1/4波長板16を通過するとその偏光
に与える相対的光路差が光源の波長λに対して1/4λ
になり、それ故平面偏光は円偏光となる。そして外力が
加わっている光弾性皮膜14に円偏光が入射されると、
この光弾性皮膜14の内部で主応力方向であるX、Y方
向に屈折され、それが反射膜13で反射され、別の1/
4波長板16′を通過すると、今までの円偏光が偏光板
15の主面に平面偏光となり、その偏光が別の偏光板1
5′を通過すると、当該偏光を縞模様として見ることが
でき゛る。このようにして得られる縞模様は第7図に示
すようにボルト頭7の応力すなわち軸力の大きさに応じ
て粗密に変化する。従ってあらかじめボルト5の軸力と
縞模様の密度例えば縞模様の次数との対応比を設定して
おき、当該ボルト縞付は時における縞模様の次数を確認
すれば、当該ボルト5の軸力な求めることができ、これ
によってこのボルト3力1適正な軸力であるかどうかを
管理することができる。
本発明のボルト軸力管理方法は、上記したようにボルト
頭の表面に貼付した光弾性皮膜に光を照射するようにし
、ボルト締付は時に生ずるボルト頭の変形に伴って発生
する縞模様の粗密の程度を測定し、この粗密の程度とボ
ルト軸力との相関関係から当該ボルトに発生する軸力を
検出して適正なボルト軸力であるかどうかを管理するよ
うにしであることから、以下に列挙する効果を奏する。
頭の表面に貼付した光弾性皮膜に光を照射するようにし
、ボルト締付は時に生ずるボルト頭の変形に伴って発生
する縞模様の粗密の程度を測定し、この粗密の程度とボ
ルト軸力との相関関係から当該ボルトに発生する軸力を
検出して適正なボルト軸力であるかどうかを管理するよ
うにしであることから、以下に列挙する効果を奏する。
■ 従来のようにボルト頭の浮き出し文字を除くための
仕上げ加工を必要とせず、作業が簡単になる、 ■ ボルトの軸力(ボルト頭の応力)に応じた感度を自
由に選択することができる。
仕上げ加工を必要とせず、作業が簡単になる、 ■ ボルトの軸力(ボルト頭の応力)に応じた感度を自
由に選択することができる。
■ 締付は時のボルト軸力管理は単に縞模様を見るだけ
なので、作業が簡単である。また光学的に詳細に測定し
、管理することも可能であり、精度の高いボルト軸力の
管理を行なうことができる■ 締付は後におけるボルト
のゆるみの有無の確認作業もきわめて容易に行なうこと
ができる。
なので、作業が簡単である。また光学的に詳細に測定し
、管理することも可能であり、精度の高いボルト軸力の
管理を行なうことができる■ 締付は後におけるボルト
のゆるみの有無の確認作業もきわめて容易に行なうこと
ができる。
第1図ないし第3図は一般のボルト締付は時に生ずる力
の関係について示す説明図で、第1図はボルト締付は時
に当該ボルトに生ずる各種の力を示す説明図、第2図は
$1図に示すボルトに生ずる動力とボルト頭の応力との
関係を示すグラフ、第5図は第1図に示すボルト等の鋼
部材に生ずる圧縮応力および引張り応力と鉄損との関係
を示すグラフ、第4図は従来のボルト軸力管理方法を例
示する説明図、第5図は第4図に示す、管理方法におけ
る鉄損の変化率と軸力との関係を示すグラフ、第6図は
本発明のボルト軸力管理方法の一実施例を示す説明図、
第7図は第6図に示す管理方法における軸力と縞次数の
関係を示すグラフである。 1.2・・被締付物 3・・・ボルト41.、ワッ
シャ 7・・・ボルト頭13・・・反射膜
14・・・光弾性皮膜15.15’・・・偏
光板 16.16’・・・1/4波長板代理人併理士
中 村 純之助 11\ 第2 ― 軸力 (φ由A三力ン !5図 中田力 $に力)
の関係について示す説明図で、第1図はボルト締付は時
に当該ボルトに生ずる各種の力を示す説明図、第2図は
$1図に示すボルトに生ずる動力とボルト頭の応力との
関係を示すグラフ、第5図は第1図に示すボルト等の鋼
部材に生ずる圧縮応力および引張り応力と鉄損との関係
を示すグラフ、第4図は従来のボルト軸力管理方法を例
示する説明図、第5図は第4図に示す、管理方法におけ
る鉄損の変化率と軸力との関係を示すグラフ、第6図は
本発明のボルト軸力管理方法の一実施例を示す説明図、
第7図は第6図に示す管理方法における軸力と縞次数の
関係を示すグラフである。 1.2・・被締付物 3・・・ボルト41.、ワッ
シャ 7・・・ボルト頭13・・・反射膜
14・・・光弾性皮膜15.15’・・・偏
光板 16.16’・・・1/4波長板代理人併理士
中 村 純之助 11\ 第2 ― 軸力 (φ由A三力ン !5図 中田力 $に力)
Claims (1)
- 1、 構造物の締結部を構成するボルトの軸力な管理ス
るボルト軸力管理方法において、ボルト頭の表面に貼付
した光弾性皮膜に光を照射するようにし、ボルト締付は
時に生ずるボルト頭の変形に伴って発生する縞模様の粗
密の程度を測定し、この粗密の程度とボルト軸力との相
関関係から当該ボルトに発生する軸力を検出して適正な
ボルト軸力であるかどうかを管理するようにしたことを
特徴とする光弾性を利用したボルト軸力管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10823081A JPS5810622A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 光弾性を利用したボルト軸力管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10823081A JPS5810622A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 光弾性を利用したボルト軸力管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5810622A true JPS5810622A (ja) | 1983-01-21 |
Family
ID=14479348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10823081A Pending JPS5810622A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 光弾性を利用したボルト軸力管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810622A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230133U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-23 | ||
CN105538040A (zh) * | 2016-02-23 | 2016-05-04 | 大连理工大学 | 一种加工中心床身与立柱螺栓连接状态检测方法及装置 |
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1981
- 1981-07-13 JP JP10823081A patent/JPS5810622A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6230133U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-23 | ||
CN105538040A (zh) * | 2016-02-23 | 2016-05-04 | 大连理工大学 | 一种加工中心床身与立柱螺栓连接状态检测方法及装置 |
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