JPS5810227Y2 - カセツトスタンド - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカセットテープを整理保管するためのカセット
スタンドに関する。

従来よりカセットテープを整理保管するために種々のも
のが提案されているが、いずれも複雑な構造のため高価
であり、一般に広く普及するまでにはいたっていない。

そこで本考案者は従来から知られているが、現在の多様
化した時代ではほとんど顧みられなくなった本立に着目
し、その素ぼくな持味を生かし、それからさらに発展し
て廉価で使い良いカセットスタンドを得ることに成功し
たものであり、以下実施例により説明する。

第１図において１，２は同一形状同一大きさの側板であ
り、又３，４は同一形状同一大きさの部材であり一方を
背板３′とし、他方を底板４として使用する。

そして部材３，４の左右には互い違いの突起ｃ、 Ｃ’
、 Ｄ、 Ｄ’が設けられている。

即ち背板３′で説明すればその左側では中心線より上に
、右側では下にそれぞれ突起ｃ、ｃ’が設けられている
。

側板１にはその頂辺１に凸部Ａがさらに底辺１“に凹部
Ｂが設げられている。

なお凸部Ａと凹部Ｂは対応するように、即ちその大きさ
ははｇ等しくなっている。

又底辺１“には貫通孔Ｆ、 Ｆ’が、背辺１″′にも貫
通孔Ｅ、Ｅ’が設けられている。

この貫通孔Ｅ、 Ｅ’、 Ｆ、 Ｆ’は部材３，４の
突起ｃ、ｃ’。

Ｄ、Ｄ’を嵌合するためのものであり、従ってその大き
さは突起ｃ、 Ｃ’、 Ｄ、 Ｄとはｇ等しくしであ
る。

又貫通孔Ｅ、ｙをむすぶ線と貫通孔Ｆ、 Ｆをむすぶ線
のなす角θははＷ２Ｏである。

同様にして一方の側板２にもその頂辺２に凸部Ａか、底
辺グに凹部Ｂ′が設けられ、底辺グには貫通孔Ｈ，Ｈ’
が、背辺２″には貫通孔Ｇ、Ｇ’が設げられている。

５は部材３，４の突起Ｃ，Ｃ’、 Ｄ、 Ｄ’に設けら
れた止め孔ｉに挿入するための止め棒である。

このカセットスタンドを組立てるには部材３゜４のうち
任意のものを底板４′とし、その左側にある突起りを側
板１の貫通孔Ｆ′に挿入し、右側にある突起Ｄ′を側板
２の貫通孔Ｈに挿入する。

そして他の部材３は背板３となり、その左側にある突起
Ｃを側板１の貫通孔Ｅに挿入し、右側にある突起Ｃ′を
側板２の貫通孔Ｇ′に挿入する。

最後に各突起の止め孔ｉに止め棒５を挿入して完成する
。

このようにして−個のカセットスタンドは組立てられる
のであるが、本考案の特徴はこのようなカセットスタン
ドを何個も上下左右に連続して接続出来ることである。

即ち部材３，４の突起Ｃ９Ｃ’、 Ｄ、 Ｄ’の長さは
側板１，２の厚さのはｇ２倍になっており、しかもその
位置が互い違いになっているので、一方の側だけ止め棒
５をはずしたカセットスタンドを２個左右で接するよう
にすると左側のカセットスタンドからとび出している突
起Ｃ′とＤ′カ右側のカセットスタンドの側板１の貫通
孔Ｅ′とＦ′に嵌合する。

そして右側のカセットスタンドからとび出ている突起Ｃ
とＤは左側のカセットスタンドの側板２の貫通孔ＧとＨ
′に嵌合する。

父上下に接続するには二個のカセットスタンドをそのま
工重ねると前記の如く側板１，２の凸部Ａ。

Ａと凹部Ｂ、Ｂは対応しているのでそれがはまり合う。

第２図はこのようにして組み立てられた４個のカセット
スタンドを示す。

側板１，２部材３，４の材質は木材プラスチック等で良
し、塗装等により色別に着色しても良く、又ポイント的
に彫刻やイラスト等を付加しても良い。

このように本考案になるカセットスタンドはわずか二種
類４個の部品にて組立てられるのでだれにでも簡単に組
立てることが出来、しかもカセットテープの量に応じて
いくらでもふやしていくことが出来るので非常に使い良
い。

又収納物をカセットテープにかぎらず文庫本等の整理に
も使用出来る。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案になるカセットスタンドの一実施例を示し
、第１図は分解斜視図、第２図はカセットスタンドを４
個接続したときの斜視図である。 １．２・・・・・山板、１’、 ２’・・・・・・頂
辺、１“、２′′、・・・・・底辺、１”／、 ２１
７／、・・・・・背辺、３，４・・・・・・部材、３′
・・・・・・背板、４・・・・・・底板、Ａ、Ａ’・・
・・・・凸部、Ｂ、Ｂ’・・・・・・凹部、ｃ、 ｃ：
Ｄ、 Ｄ’・・・・・・突起、Ｅ、 Ｅ’、 Ｆ、
Ｆ’。 Ｇ、 Ｇ’、 Ｈ，Ｈ′−・・・・・貫通孔。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 底辺１“、１′に凹部Ｂ、Ｂ’及び貫通孔Ｆ、 Ｆ’、
   Ｈ。 Ｈ′を、頂辺１′、２′に前記凹部Ｂ、Ｂ’と対応する
   凸部Ａ、Ａ’を、又背辺１″′と２″には貫通孔Ｅ、Ｅ
   ’。 Ｇ、Ｇ’を有する同一形状同一大きさの２板の側板１．
   ２と、左右に前記側板の厚さのはｘ２倍の長さを有する
   互い違いの突起ｃ、 ｃ’及びり、Ｄ’を夫夫有する同
   一形状同一大きさの二個の部材３，４より戒り、該部材
   ３，４の内任意の一個を背板３′として前記突起ｃ、ｃ
   ’を前記貫通孔Ｅ、Ｇ’に挿入し、他の一個を底板４と
   して前記突起り、 Ｄ’を前記貫通孔〆、Ｈに挿入して
   、上下左右に同一のスタンドが連結して設けられる如く
   なしたカセットスタンド。