JPS5810092B2 - 改良コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

改良コ−ヒ−沸し器

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Publication number
JPS5810092B2
JPS5810092B2 JP54070675A JP7067579A JPS5810092B2 JP S5810092 B2 JPS5810092 B2 JP S5810092B2 JP 54070675 A JP54070675 A JP 54070675A JP 7067579 A JP7067579 A JP 7067579A JP S5810092 B2 JPS5810092 B2 JP S5810092B2
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JP
Japan
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filter
baffle
coffee
diameter
holding member
Prior art date
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Expired
Application number
JP54070675A
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English (en)
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JPS5510987A (en
Inventor
アーネスト・イリー
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Illycaffe SpA
Original Assignee
Illycaffe SpA
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Filing date
Publication date
Application filed by Illycaffe SpA filed Critical Illycaffe SpA
Publication of JPS5510987A publication Critical patent/JPS5510987A/ja
Publication of JPS5810092B2 publication Critical patent/JPS5810092B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良されたコーヒー沸し器に関し、特に、コ
ーヒー煎じ室に連結された少くとも一つのボッド(po
d)からコーヒー飲料を煎じ、とのボッドとコーヒー煎
じ室が所定の特徴を持っているコーヒー沸し器に関する
熱水を挽き済みのコーヒーのポンド又はカートリッジに
通過させてコーヒーを煎じる公知沸し器に於いては、下
記の特徴が現われていない。
すなわち、その特徴とは、挽き済みコーヒーボッドが、
コーヒー飲料を煎じるために収納される室(以下、煎じ
室という。
)のことであり、また、煎じ室の中に一般に含まれる、
バッフル(baffle)及びフィルターの如き手段の
ことであり、更には、ボッド自身の特徴、すなわち厚さ
、コーヒー豆の粒度、コーヒー豆の量、ボッドを作ると
きの圧力、ボッドの直径であり、同様にポンドの特徴と
煎じ室の構成、特に、上記フィルターの構成の特徴との
関係については、もつと未知である。
米国特許第3.327,613号及び第3,370,5
23号に於いては、挽き済みコーヒーポンドからコーヒ
ー飲料を煎じる装置の他の部分が示されており、それら
は、ポンドを保つテープを装置を通して動かし、熱水を
そそぎ、コーヒー飲料を送る煎じ室とダクトを構成する
アームを動作させる装置、水に圧力をかけてこれを熱す
る装置、その他上記した特徴に示されていない装置に関
するものにすぎない。
現に、発明者は、挽き済みコーヒーのポンドからコーヒ
ー飲料を煎じる従来の装置では、煎じ室、ボッド及び両
者の関係に関する緒特性が経験的なやり方で決められて
いることを知った。
これらの事実の結果は、装置の動作がよく働いたとして
も、煎じられたコーヒー飲料の味、その一定性、及び健
全性は満足のいくものではない。
本発明に係るコーヒー沸し器は、所定の煎じ室、所定の
バッフルとフィルターおよび所定のコーヒーポンドを含
み、コーヒーボッドとフィルターの関係をも特定したも
のである。
特に、煎じ室の緒特性の一つは、バッフルを保持する部
材とフィルターが、バッフル部材からくる熱水の全てが
コーヒーボッドを通過し、コーヒーポンドに近接した部
分を通る熱水は存在しないために、コーヒーポンドの外
周をしっかりとクランプするように、形成されている点
である。
更に、バッフル部材とフィルターが、コーヒーボッドが
熱水にひたされ、膨張するときに煎じ室内で自由にふく
らむことが出来るように、コーヒーボッドの上面及び下
面がそれぞれ、バッフル部材とフィルターから充分に距
離を保っているように設けられている点も特性の一つで
ある。
また、コーヒー飲料の質が、コーヒーの中に含才れてい
る物質の煎出する適当な率に依存していることも公知で
ある。
しかし、この煎出率は、パッド又は挽き済みコーヒーの
層を通過するのに要する水の通過時間に依存する。
すなわち、挽き済みコーヒーのポンド(以下単にポンド
という。
)内を通過する水の速度に依存しているわけである。
このフィルターとボッドについては、通過する水にとっ
て共に抵抗となる。
すなわち、フィルター抵抗は、その形状及び孔の全面積
によって決まり、ポンドの抵抗は主としてボッドその自
体の厚さ及び有孔性によって決まる。
しかし、良いコーヒー飲料を煎じるためには、もし、フ
ィルターと絹み合わされるポンドの抵抗を知らないので
は、適当なフィルターを選択することが不可能となる。
出願人の発明した改良したコーヒー沸し器は煎じ幸と、
この煎じ室内に収納される標準ポンドとフィルターから
成るアセンブリーを含むものであり、このアセンブリー
によってポンドの内包物を最大にすることができると共
に、コーヒーから適当量の芳香物質を煎じ出し、飲み手
の特定の標準の味を有するコーヒー飲料を調合するのに
適した、ボッドを通過する一定範囲の水の通過速度を得
ることが出来るものである。
もし、飲み手が別の味のコーヒー飲料を望むならば、飲
み手による別々の9標準“に従って、ポンドの特性を一
定に保ち、別異のフィルターをそのポンドに、時に応じ
、寸だ、場所に応じて絹み合わせておけばよい。
上記のアセンブリーの全抵抗は、フィルターに従って変
化し、ポンドを通過する水の通過速度は、芳香物質の希
釈化に対応して変化する。
しかし、コーヒーから煎じられる芳香物質の割合は、一
定である。
本発明に係る装置は公知の装置におけるコーヒーを煎じ
る場合の水田、一般には、6気圧以上の気圧に等しい水
圧下で作動する。
上記の如き一定の緒特性、すなわち、コーヒーの内含物
、質、コーヒー量、密度、粒度等のような緒特性を有す
るポンドは、煎じ室に適応すると共にこれに絹み合わさ
れるフィルターに適応する形状の挽き済みコーヒーのボ
ッド又はカートリッジとして製造される。
この発明に基づくポンドは水を透過する物質からなる袋
内に圧縮して挽き済みコーヒーを入れて成るものである
更に、その特徴を詳しく述べると、挽き済みコーヒーの
量:5〜10g、挽き率:直径0.4mmより細かい粒
子を少くとも75%含み、直径0.1mmより細かい粒
子を20〜55%含む“エヌプレツソ“コーヒー用の微
細状、加工圧:15気圧以上、厚さ15〜13mm、直
径:35〜50mm、一方、本発明に係るフィルターは
、上記のポンドに組み合わす場合、かってのイタリア風
の味に相応しいゝエヌプレツソ“コーヒー飲料を提供す
るが、次の緒特性を有する。
孔を有する表面の直径:30〜35mm、1cm2当り
の孔の数:36、厚さ:0.6mm以上、上記の如く特
定される部品から成るこのアセンブリーに於いて、熱水
は20〜40秒で、ボッドとフィルターを通過し、30
〜50立方cmの飲料容量当り22〜26%の芳香物質
を煎じ出す。
図面は、本発明に係るアセンブリーの実施例である。
このアセンブリーは、バックルの保持部材1とフィルタ
ー保持部材2内に位置するフィルタ−4の間に保持され
る一つのボッドPから成る。
バックル保持部材1とフィルター2のどちらも、関係部
分AとBがボッドPの外周を圧接するよう形成され、そ
の結果、バッフル3の開口10からやって来る全ての加
圧水は、中央6のボッドP内を通過する。
すなわち、ポンドの外周5の挽き済みコーヒーがそれ以
上に圧縮され、水の浸入に対しより高い抵抗を示すから
である。
図面では、明らかに、ボッドPの上表面のバッフル3か
らの間隔と、ボッドPの下表面のフィルター4からの間
隔が設けられ、2つの室C及びC′は、熱水にボッドが
浸されその中で拡大するのに利用される。
上記の特性を有するボッドPは、次の特性を有するフィ
ルター4に組み合わされる。
すなわち、そのフィルター4の特性とは、1cm2当り
の孔数:36.1つの孔の直径0.20〜0.35mm
、孔を保持するプレートの厚さ:0.6mmである。
かかるアセンブリーでは、熱水はポンドとフィルターを
通過するのに20〜40秒かかり、この間50〜120
立方cmの飲料の容量中22%〜26%の範囲の芳香物
質が煎じ出される割合となる。
この特性を有する飲料は、平均的な化アメリカ風の味の
コーヒーである。
公知の手段がバッフル保持材1にフィルター保持材2を
留めるために使用されている。
完結さを示すためにのみ、図示が行われているが、バー
24の上に2つのカム25がフィルター保持部材2に固
定したバー30を押し上げるために回転可能に設けられ
、これを回転させるバンドルHから成る把持装置が示さ
れている。
また、図では、円形の溝11が、バッフルの保持部材1
に穿たれているが、これは、ボッドPの端部Nが圧力を
受ける部材1と2の間で完全な水密を確保する弾性を有
するシールリングSを収納するためである。
また、上に特定したものと異なるフィルターはもし、上
記のポンドと組み合わされるならば、一定時間内に上記
した割合の芳香物質を含むコーヒー飲料を煎じることが
可能である。
しかし、この場合、飲料の容量は、上記した特定物とは
異なる本発明を更に詳細に説明すると、上部の熱水供給
槽の直下に、周縁を段状とした関係部分A、Aを形成し
た逆向きの凹所を有するバッフル3の保持部1を設け、
この保持部1の天壁には熱水供給槽からの熱水を前記凹
所内に案内するバッフル3が配置され、周縁には円状の
溝11を穿ち、これにシールリングRを埋設しておく。
一方、この保持部材と断面形状が略等しく、底に注口を
有し、圧接時に前記バッフル保持部材1の凹所とで煎じ
室を構成する凹所を設けたフィルター保持部材2を前記
バッフル保持部材1の下方に圧接自在に設ける。
Pは、その外周を保持部材1及2の周縁によりクランプ
され、挽き済みコーヒー豆を内包した、通水性を有する
包体からなるポンドであり、更に、4は、保持部材1の
段状関係部分A、Aに対向して保持部材2内に設けられ
た段状関係部分B、Bと、前記保持部材20周縁に載架
されたフィルターである。
バッフル3と、フィルター4はボッドPを収納したとき
、室C,C’を設けられるに充分な位置に取り付けられ
る。
30は上下方向に拘束されて移動するバーであり25は
、バー24に軸架されたカムであり、バー24の一端に
形成されたバンドル24によって、バー30を上下させ
、保持部材2を上方に移動させるようにしたものである
従って、いま、バンドルHの操作により、バー30を下
方に位置させ、フィルター4とこの上にボッドPをのせ
再びバンドルHでボッドP及びフィルター4を上方に移
動させる。
ボッドPの端部Nは、保持部材1及び2の周縁の間に挾
まれ、且つシールリングRのために、ボッドPの位置す
る室は室c、c’を含めて完全に水密状態となると共に
、段部AA、BB、の間で、ボッドPの外周部5が圧縮
される。
しかし、その中央部分6は上下に空間の室C,C’が残
されている。
次に、バッフル3の開口を通して、加圧熱水を室内に注
入する。
その加熱水のほとんどは、ボッドPの中央6にもたらさ
れ、ボッドPは水を含んで拡大する。
通過した水は更にフィルター4によって適宜の粒子を選
別され、底の開口より例えば、下に置かれるコツプ内に
注出される。
以上のように、本発明は段状関係部分A、Bによって、
注水のほとんどは、ボッドPの中央を通過すると共に、
室c、c’が構成されるようにバッフル3及びフィルタ
ー4を位置させたので、通過する熱水の流通が阻害され
ることなく、円滑な煎じ作業を行うことが出来るもので
ある。
更に、シ−ルリングRを周回させ、これを保持部材1と
2で圧接するので、煎じ室内は完全な気密を保たれ、芳
香が逃げないばかりでなく、異物の混入及び無駄を防止
することができる。
また、ハンドルH、バー24、カム25、バー30から
成るクランプ装置は、上気気密性を保持する有効な手段
である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る改良コーヒー沸し器の一部拡大断
面図である。 1…バッフル保持部材、2…フイルタ一保持部材、3…
バツフル、4…フイルター、5…外周、6m中央、10
…開口、11…溝、24…バー、25…カム、30…バ
ー、A、B…関係部分、C2C′…室、H…ハンドル、
N…端部、P…ボッド、R…シールリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 逆向きの凹所を有しその凹所の天壁に熱水案内用の
    バッフルを形成したバッフル保持部材と、底に注口を有
    し前記凹所との間で煎じ室を構成する凹所を有すると共
    にバッフル支持部材に圧接自在にしたフィルター保持部
    材とから成り、フィルター保持部材にフィルターを載架
    し、このフィルター上に挽き済みのコーヒーを通水性を
    有する包体に包んだボッドPを載せて、前記フィルター
    保持部材をバッフル保持部材に圧接したとき、そのボッ
    ドPの上下面とバッフル及びフィルターとの間にボッド
    Pが熱水に浸され膨張することが可能なような室が形成
    され、また、そのボッドPの外周縁が上下の前記保持部
    材の間に水密的にクランプされる改良コーヒー沸し器に
    於いて、 a)上記ボッドPには、5〜10gの挽き済みコーヒー
    が入っており、そのうち、少くとも75%の挽き済みコ
    ーヒーの粒子は直径が0.4mm以下であり、また20
    〜55%の挽き済みコーヒーの粒子は0.1mm以下の
    直径であり、また、このボッドPは少くとも15気圧の
    加圧下で製造され、その厚さが5〜13mmで直径が3
    5〜50mmであり、 b)上記フィルターは、複数の穴を有する表面が直径3
    0〜35mmである第1グループのフィルターと、同じ
    く穴を有する表面が直径35〜40mmである第2グル
    ープのフィルターのうちいずれかであり、これらの各穴
    の直径が0.20〜0.35mmであると共にその穴の
    数が1−当り36個であり、フィルタ一部材の厚さが0
    .6mm以下である、 ことを特徴とする改良コーヒー沸し器。
JP54070675A 1978-06-08 1979-06-07 改良コ−ヒ−沸し器 Expired JPS5810092B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT24322/78A IT1096387B (it) 1978-06-08 1978-06-08 Macchina da caffe'espresso funzionante con cialde di caffe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5510987A JPS5510987A (en) 1980-01-25
JPS5810092B2 true JPS5810092B2 (ja) 1983-02-24

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JP54070675A Expired JPS5810092B2 (ja) 1978-06-08 1979-06-07 改良コ−ヒ−沸し器

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IT (1) IT1096387B (ja)

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JPS63120196U (ja) * 1987-01-30 1988-08-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3353474A (en) * 1965-11-24 1967-11-21 Albert W Maccorkell Beverage dispenser

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IT1096387B (it) 1985-08-26
IT7824322A0 (it) 1978-06-08

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