JPH1198193A - 多重化分離装置および方法 - Google Patents

多重化分離装置および方法

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JPH1198193A
JPH1198193A JP20385298A JP20385298A JPH1198193A JP H1198193 A JPH1198193 A JP H1198193A JP 20385298 A JP20385298 A JP 20385298A JP 20385298 A JP20385298 A JP 20385298A JP H1198193 A JPH1198193 A JP H1198193A
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object data
pid
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JP20385298A
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English (en)
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Yoshinori Matsui
義徳 松井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG4データをMPEG2に多重化する
際に、MPEG4データの確実な分離と復号を可能にす
る多重化分離装置および方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 分離手段301は複数のオブジェクトデ
ータを多重化した多重化パケット列を入力してMPEG
2プログラム情報を分離して出力し、情報解析手段31
0はプログラム情報を解析してMPEG4で定義される
オブジェクト合成情報を含むパケットの識別番号、オブ
ジェクトデータに関連する情報を含むパケットの識別番
号、さらにMPEG4のデータを含むパケットの識別番
号を取得し、これらを分離手段301に出力し、分離手
段301は、これらのパケットの識別番号を参照しなが
ら入力された多重化パケット列からMPEG4のデータ
を分離して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報が多重化され
たパケット列から当該パケット列を構成している各種情
報を分離する多重化分離装置及びその方法、並びにこの
多重化分離処理をソフトウェアにより実現するためのプ
ログラムを格納したデータ記憶媒体に関し、例えば、画
像圧縮符号化の国際標準規格であるMPEG2によって
多重化したパケット列や、現在標準化がすすめられてい
るMPEG4などによるオブジェクトデータを多重化し
たパケット列を入力して、各種情報を分離する多重化分
離に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、映像、音声あるいは制御情報など
のデジタルデータをパケット化して伝送する方法とし
て、MPEG4(例えば参考文献:ISO/IEC JTC1/SC29/
WG11 N1692 MPEG4-Systems Working Draft 4.0, ISO/ I
EC JTC1/SC29/WG11 N1693 MPEG4-Systems Verification
Model 4.0)が議論中である。MPEG4では、圧縮符
号化した映像や音声あるいはオブジェクトの階層関係な
どを記述したオブジェクト合成情報、オブジェクトの符
号化方式などを記述したオブジェクトデスクリプタのデ
ジタルデータをアクセスユニットレイヤーにおいてMP
EG4パケット化し、国際標準規格MPEG2(例えば
参考文献:ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 N801 "ISO/IEC 138
18-1)によって当該MPEG4パケットをさらにパケッ
ト化する。一方、MPEG2においては、MPEG2で
圧縮符号化した映像や音声はPESパケット(Packetiz
ed Elementary Stream Packet )と呼ばれるフォーマッ
トにてパケット化され、さらに当該PESパケットはT
Sパケット(Transport StreamPacket )と呼ばれる固
定長パケットに分割される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在規格化が進行中で
あるMPEG4は、アクセスユニットレイヤーによるM
PEG4パケット化が必須であるため、MPEG2で圧
縮符号化された映像と音声もアクセスユニットレイヤー
によってMPEG4パケット化される。そのため、現在
普及しつつある衛星放送やケーブルテレビなどによる放
送を受信するMPEG2データ受信機は、上述の如く、
MPEG2で圧縮符号化された映像や音声がMPEG4
パケット化されて多重化されたMPEG4データを入力
した際に、MPEG2で圧縮された映像や音声を分離、
復号することができない。
【0004】また、放送受信端末は、オブジェクトの階
層関係を記述したオブジェクト合成情報やオブジェクト
の符号化方式などを記述したオブジェクトデスクリプタ
を、情報の内容に変化がない場合においても複数回にわ
たって繰り返し入力する。この繰り返しは、放送受信端
末においては、任意の時間に受信が開始される可能性が
あるために必要とされる。オブジェクトの合成情報(オ
ブジェクト合成情報)やオブジェクトの符号化方式に関
する情報(オブジェクトデスクリプタ)も映像や音声デ
ータと同様にアクセスユニットレイヤーによってMPE
G4パケット化されるが、このような同一内容の情報を
繰り返して受信すると、その受信端末の負担が重くなる
可能性がある。
【0005】さらに、オブジェクト合成情報やオブジェ
クトデスクリプタ、およびMPEG4で圧縮符号化され
る映像や音声のデータを多重化データから特定するため
の確実な方法が、MPEG4では提供されていないとい
う問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の多重化分離装置は、MPEG2で多重化さ
れた多重化パケット列を入力し、映像データ、音声デー
タ、プログラムマップテーブルやイニシャルオブジェク
トデスクリプタセクションと呼ばれるプログラム多重情
報、オブジェクト合成情報、およびオブジェクトデスク
リプタを分離する分離手段と、プログラム多重情報を記
憶するメモリと、オブジェクト合成情報を記憶するメモ
リと、オブジェクトデスクリプタを記憶するメモリと、
各メモリに記憶したプログラム多重情報とオブジェクト
合成情報とオブジェクトデスクリプタを解析する情報解
析手段とを備えた構成となっている。
【0007】情報解析手段は、オブジェクト合成情報あ
るいはオブジェクトデスクリプタから、アクセスユニッ
トレイヤーでMPEG4パケット化されていないことを
示す情報を検出し、アクセスユニットレイヤーでMPE
G4パケット化されているかどうか判断する。
【0008】また、情報解析手段は、セクション化され
たオブジェクト合成情報やオブジェクトデスクリプタの
ヘッダ情報から情報に内容の変化があるかどうか、オブ
ジェクト合成情報やオブジェクトデスクリプタはどれだ
けのセクションに分割されているかを判断する。また、
1セクション中のデータ誤りを検出するための符号によ
って、セクションの内容にエラーがないかどうかを判断
する。
【0009】さらに、情報解析手段は、プログラムマッ
プテーブルあるいはイニシャルオブジェクトデスクリプ
タセクション中に記述された識別番号やオブジェクトI
Dを解析し、オブジェクト合成情報、オブジェクトデス
クリプタ、あるいはその他のMPEG4で圧縮符号化さ
れた映像や音声データを多重化データから特定する。
【0010】本発明の多重化分離方法は、複数のオブジ
ェクトデータを多重化した多重化パケット列を入力し、
パケットに付加されているパケット識別番号を参照しな
がらプログラムに関するN個の情報を含むパケットを分
離するステップと、前記プログラムに関するN個の情報
を解析し、オブジェクト合成情報を含むパケット識別番
号PID_synとオブジェクトデータに関連する情報
を含むパケット識別番号PID_odを取得するステッ
プと、前記PID_synとPID_odに一致するパ
ケット識別番号を持つパケットを前記多重化パケット列
から分離するステップと、を有するものである。
【0011】また、本発明のデータ記憶媒体は、複数の
オブジェクトデータを多重化した多重化パケット列を入
力し、パケットに付加されているパケット識別番号を参
照しながらプログラムに関するN個の情報を含むパケッ
トを分離するステップと、前記プログラムに関するN個
の情報を解析し、オブジェクト合成情報を含むパケット
識別番号PID_synとオブジェクトデータに関連す
る情報を含むパケット識別番号PID_odを取得する
ステップと、前記PID_synとPID_odに一致
するパケット識別番号を持つパケットを前記多重化パケ
ット列から分離するステップと、を含むプログラムを記
録したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。 実施の形態1.図1は、本発明における多重化分離装置
の実施の形態1を説明するためのブロック図である。本
実施の形態1による多重化分離装置は、図1に示すよう
に、複数のオブジェクトデータを多重化した多重化パケ
ット列が入力され、パケットに付加されているパケット
識別番号を参照しながら多重化データを分離する分離手
段301と、前記多重化データから分離した第1のオブ
ジェクトデータを復号し、第1の復号化オブジェクトデ
ータを出力する第1の復号化手段302と、前記多重化
データから分離した第2のオブジェクトデータを復号
し、第2の復号化オブジェクトデータを出力する第2の
復号化手段303と、前記分離手段301が分離したプ
ログラムに関する第1の情報としてのプログラムアソシ
エーションテーブルを格納する第1のメモリ304と、
前記分離手段301が分離したプログラムに関する第2
の情報としてのプログラムマップテーブルを格納する第
2のメモリ305と、前記分離手段301が分離したプ
ログラムに関する第3の情報としてのイニシャルオブジ
ェクトデスクリプタセクションを格納する第3のメモリ
306と、前記分離手段301が分離したオブジェクト
合成情報セクションを格納する第4のメモリ307と、
前記分離手段301が分離したオブジェクトデータに関
連する情報であるオブジェクトデスクリプタセクション
を格納する第5のメモリ308と、前記第1の復号化オ
ブジェクトデータと前記第2の復号化オブジェクトデー
タを合成する合成手段309と、前記第1〜第5のメモ
リ304,305,306,307,308に格納され
た各情報から前記パケット識別番号を解析する情報解析
手段310とを備える。
【0013】図2は、前記分離手段301に入力される
多重化パケット列のデータフォーマットを示す図であ
る。図2を参照して、多重化パケット列は、MPEG2
でトランスポートストリーム(TS)パケットとして規
定される固定長パケットに分割され、各パケットは、P
ID(Packet Identification )と呼ばれるパケット識
別番号が付与されている。パケット識別番号PIDが0
(ゼロ)のパケットにはプログラムアソシエーションテ
ーブル(PAT)が格納されている。パケット識別番号
PIDが100のパケットにはプログラムマップテーブ
ル(PMT)が格納されている。パケット識別番号PI
Dが110のパケットにはイニシャルオブジェクトデス
クリプタセクション(Initial OD Section)が格納さ
れている。パケット識別番号PIDが101のパケット
にはMPEG2ビデオのオブジェクトデータが格納され
ている。パケット識別番号PIDが102のパケットに
はMPEG1オーディオのオブジェクトデータが格納さ
れている。パケット識別番号PIDが103のパケット
にはオブジェクト合成情報セクションが格納されてい
る。パケット識別番号PIDが104のパケットにはオ
ブジェクトデスクリプタセクション(OD Section)が
格納されている。パケット識別番号PIDが105のパ
ケットにはMPEG4ビデオ(#1)のオブジェクトデ
ータが格納されている。パケット識別番号PIDが10
6のパケットにはMPEG4ビデオ(#2)のオブジェ
クトデータが格納されている。本実施の形態1は、以上
の情報を解析することによって各パケットに付加されて
いるパケット識別番号を参照しながら多重化パケット列
を分離して行くものである。
【0014】図3は、前記のプログラムアソシエーショ
ンテーブル(PAT)、プログラムマップテーブル(P
MT)、イニシャルオブジェクトデスクリプタセクショ
ン(Initial OD section)、オブジェクトデスクリプ
タセクション(OD section)の各テーブルの一部を示
す図である。図3(a)に示す、プログラムアソシエー
ションテーブル(PAT)は、プログラムマップテーブ
ルのプログラム番号と、そのプログラム番号に対応する
パケットの識別番号PMT_PIDとを有する。図3
(b)に示す、プログラムマップテーブル(PMT)
は、データタイプとしてのストリームタイプと、そのス
トリームタイプに対応するパケットの識別番号ES_P
IDとを有する。データタイプは、PIDで指定される
パケットのデータ内容の種類を示す情報であり、ここで
は、ES_PID_101がMPEG2Video、E
S_PID_102がMPEG1Audio、ES_P
ID_110がMPEG4のデータであることを示す。
図3(c)に示す、イニシャルオブジェクトデスクリプ
タセクション(Initial OD section)は、データタイ
プとしてのストリームタイプと、そのストリームタイプ
に対応するパケットの識別番号ES_PIDとを有す
る。ここでのデータタイプは、ES_PID_103が
オブジェクト合成情報セクション(SD)、ES_PI
D_104がオブジェクトデスクリプタセクション(O
D section)であることを示す。図3(d)に示す、オ
ブジェクトデスクリプタセクション(OD section)
は、データタイプとしてのストリームタイプと、そのス
トリームタイプに対応するパケットの識別番号ES_P
IDと、ここでは図示していないがMPEG4データの
ES_PIDを記述したSMT(Stream Map Table)と
を有する。ここでのデータタイプは、ES_PID_1
05がMPEG4Video(#1)、ES_PID_
106がMPEG4Video(#2)であることを示
す。
【0015】次に、本実施の形態1による多重化分離装
置の動作を、図1〜図3を参照しながら説明する。分離
手段301は、図2に示す多重化パケット列が入力され
ると、まずPIDがゼロ(0)であるパケットを分離
し、これをプログラムアソシエーションテーブルとして
出力し、第1のメモリ304に格納する。
【0016】情報解析手段310は、前記第1のメモリ
304から前記プログラムアソシエーションテーブルを
入力させてこれを解析し、多重化分離装置が受信すべき
プログラムに該当するプログラム番号をプログラムアソ
シエーションテーブルから探し、プログラム番号に関連
付けられたプログラムマップテーブルの識別番号PID
の値であるPMT_PID_mを取得する。そして、情
報解析手段310はPMT_PID_mを分離手段30
1に出力する。本実施の形態1ではPMT_PID_m
として、図3(a)に示すPMT_PID_100を取
得するものとする。
【0017】分離手段301は、前記PMT_PID_
mが入力されると、図2に示す多重化パケット列からプ
ログラムマップPMT_PID_mと一致するPIDを
持ったパケット(ここでは、PID_100を持つパケ
ットである。)を分離し、これをプログラムマップテー
ブルとして出力し、第2のメモリ305に格納する。
【0018】情報解析手段310は、前記第2のメモリ
305から前記プログラムマップテーブルを入力させて
これを解析し、多重化分離装置が受信すべきプログラム
に関連付けられたデータのパケットのPID(ここで
は、図3(b)に示すES_PID_101とES_P
ID_102を指す。)、MPEG4における意味を表
すための情報を格納したパケットの識別番号PID_i
od(ここでは、図3(b)に示すES_PID_11
0を指す。)を取得する。そして、情報解析手段310
は、MPEG4に関するパケットのPID_iod値で
あるES_PID_110を分離手段301に出力す
る。
【0019】分離手段301は、図2に示す多重化パケ
ット列から前記ES_PID_110と一致するPID
を持ったパケットを分離し、これをイニシャルオブジェ
クトデスクリプタセクションとして出力し、第3のメモ
リ306に格納する。
【0020】また、情報解析手段310は、前記第3の
メモリ306から前記イニシャルオブジェクトデスクリ
プタセクションを入力させてこれを解析し、データタイ
プがオブジェクト合成情報セクション(Object Composi
tion Information Data あるいはScene Description Da
ta)であることを示すPID_sd(ここでは、図3
(c)に示すES_PID_103を指す。)、および
データタイプがオブジェクトデスクリプタセクション
(Object Descriptors)であることを示すPID_od
(ここでは、図3(c)に示すES_PID_104を
指す。)を求め、これらを分離手段301に出力する。
【0021】分離手段301は、PID_sdで示され
るオブジェクト合成情報セクションのパケットと、PI
D_odで示されるオブジェクトデスクリプタセクショ
ンのパケットを、図2に示す多重化パケット列から分離
し、オブジェクト合成情報セクションを第4のメモリ3
07に格納し、オブジェクトデスクリプタセクションを
第5のメモリ308に格納する。
【0022】次に、情報解析手段310は、前記第4の
メモリ307に格納されたオブジェクト合成情報セクシ
ョンからオブジェクト合成情報を取得してこれを解析
し、合成位置や合成の順序等の情報を前記合成手段30
9に出力する。また、情報解析手段310は、第5のメ
モリ308に格納されたオブジェクトデスクリプタセク
ションを取得して解析し、ここに含まれているSMT
(Stream Map Table)からMPEG4で符号化された画
像あるいは音声のデータであることを示すデータタイプ
を求め、これを分離手段301に出力する。本実施の形
態1では、このデータタイプを持つデータが2つあり、
それぞれ第1のオブジェクトデータ、第2のオブジェク
トデータとして説明する。例えば、第1のオブジェクト
データは、PIDの値がPID_d1であるとする。第
2のオブジェクトデータは、PIDの値がPID_d2
であるとする。ここで、PID_d1が図3(d)に示
すES_PID_105、PID_d2が図3(d)に
示すES_PID_106とする。
【0023】分離手段301は、前記のPID_d1、
PID_d2で示されるパケットを、図2に示す多重化
パケット列から分離し、それぞれ第1の復号化手段30
2、第2の復号化手段303に出力する。ここでは、P
ID_d1としてのES_PID_105が示す第1の
オブジェクトデータは前記第1の復号化手段302に出
力されて復号され、PID_d2としてのES_PID
_106が示す第2のオブジェクトデータは前記第2の
復号化手段303に出力されて復号される。
【0024】合成手段309は、それぞれ第1の復号化
手段302、第2の復号化手段303で復号化された第
1および第2の復号化オブジェクトデータを、情報解析
手段310から入力された合成位置や合成の順序等に従
って合成し、出力する。
【0025】以上、本発明の多重化分離装置の実施の形
態1について説明した。本実施の形態1によれば、以下
のような種々の効果が発揮される。
【0026】本実施の形態1によれば、情報解析手段3
10は、プログラムマップテーブル中に記述された各デ
ータのPIDに加え、イニシャルODセクションのPI
Dを取得して、分離手段301に出力するため、MPE
G4のデータの確実な分離が可能となる。
【0027】また、イニシャルオブジェクトデスクリプ
タセクション中に記述されたMPEG4における意味を
表すデータタイプからオブジェクト合成情報とオブジェ
クトデスクリプタを伝送するパケットのPIDが識別可
能となるため、これらの確実な判別が可能となる。
【0028】また、オブジェクト合成情報に記述された
オブジェクトデスクリプタのIDと、オブジェクトデス
クリプタセクション中の各オブジェクトデスクリプタの
IDとを比較することにより、オブジェクト合成情報と
オブジェクトデスクリプタで指定したオブジェクトデー
タとの対応づけが可能となり、前記分離手段301で分
離したオブジェクトデータを、合成情報に記述されてい
る合成位置や合成順序等にしたがって合成することが可
能となる。
【0029】実施の形態2.図4は、本発明における多
重化分離装置の実施の形態2を説明するためのブロック
図である。本実施の形態2による多重化分離装置は、図
4に示すように、複数のオブジェクトデータを多重化し
た多重化パケット列が入力され、パケットに付加されて
いるパケット識別番号を参照しながら多重化データを分
離する分離手段1と、前記多重化データから分離した第
1のオブジェクトデータを復号し、第1の復号化オブジ
ェクトデータを出力する第1の復号化手段2と、前記多
重化データから分離した第2のオブジェクトデータを復
号し、第2の復号化オブジェクトデータを出力する第2
の復号化手段3と、前記分離手段1が分離したプログラ
ムに関する第1の情報としてのプログラムアソシエーシ
ョンテーブルを格納する第1のメモリ4と、前記分離手
段1が分離したプログラムに関する第2の情報としての
プログラムマップテーブルを格納する第2のメモリ5
と、前記分離手段1が分離したオブジェクト合成情報セ
クションからオブジェクト合成情報を格納する第3のメ
モリ6と、前記分離手段1が分離したオブジェクトデー
タに関連する情報を有するオブジェクトデスクリプタセ
クションからオブジェクトデスクリプタを格納する第4
のメモリ7と、前記第1の復号化オブジェクトデータと
前記第2の復号化オブジェクトデータを合成する合成手
段8と、前記プログラムに関する第1の情報、前記プロ
グラムに関する第2の情報、前記オブジェクト合成情
報、または前記オブジェクトデスクリプタからパケット
識別番号を解析する情報解析手段9とを備える。
【0030】次に、本実施の形態2による多重化分離装
置の動作を説明する。分離手段1に入力される入力デー
タは、MPEG2でトランスポートストリーム(TS)
として規定される多重化パケット列である。多重化パケ
ット列の各パケットは、PID(Packet Identificatio
n )と呼ばれるパケット識別番号が付与されている。分
離手段1は、まずPIDがゼロであるパケットを分離
し、これをプログラムアソシエーションテーブルとして
出力し、第1のメモリ4に格納する。
【0031】情報解析手段9は、前記第1のメモリ4か
らこのプログラムアソシエーションテーブルを取得し、
多重化分離装置が受信すべきプログラムに該当するプロ
グラム番号をプログラムアソシエーションテーブルから
探し、プログラム番号に関連付けられたプログラムマッ
プPIDの値であるPID_mを取得する。そして、情
報解析手段9はPID_mを分離手段1に出力する。
【0032】分離手段1は、前記PID_mが入力され
ると、多重化パケット列からプログラムマップPID_
mと一致するPIDを持ったパケットを分離し、これを
プログラムマップテーブルとして出力し、第2のメモリ
5に格納する。
【0033】情報解析手段9は、前記第2のメモリ5か
らプログラムマップテーブルを取得し、多重化分離装置
が受信すべきプログラムに関連付けられたデータのパケ
ットのPIDを取得する。
【0034】また、情報解析手段9は、プログラムマッ
プテーブル中の各データのPIDに関連して記述される
MPEG4における意味を表すための情報も解析する。
この情報は、MPEG4におけるデータタイプ、データ
タイプによって記述されるMPEG4のオブジェクトの
オブジェクトID、MPEG4のパケットの識別番号で
ある。データタイプはPIDで指定されるパケットのデ
ータ内容の種類を示す。データ内容の種類はオブジェク
ト合成情報セクション、オブジェクトデスクリプタセク
ション、そのいずれでもないデータの3つである。情報
解析手段9は、このデータタイプを解析して、オブジェ
クト合成情報を含むパケット(オブジェクト合成情報セ
クション)のPID_synと、オブジェクトデスクリ
プタを含むパケット(オブジェクトデスクリプタセクシ
ョン)のPID_odを分離手段1に出力する。
【0035】また、情報解析手段9は、プログラムマッ
プテーブル中からオブジェクト合成情報セクションとオ
ブジェクトデスクリプタセクションのいずれでもないそ
の他のデータタイプを検出した際は、オブジェクトID
を取得する。MPEG4フレックスマックスチャネル
(FMC)が記述されている際はこれも取得する。ここ
で、FMCとは、MPEG4パケット化におけるパケッ
ト識別番号を意味する。本実施の形態2では、その他の
データタイプを持つデータが2つあり、それぞれ第1の
オブジェクトデータ、第2のオブジェクトデータとして
説明する。第1のオブジェクトデータは、FMCが使用
されていないことが示されており、PIDの値がPID
_d1、オブジェクトIDの値がOD_id_d1であ
るとする。
【0036】第2のオブジェクトデータは、FMCの値
としてFMC_d2が記述されており、PIDの値がP
ID_d2、オブジェクトIDの値がOD_id_d2
であるとする。情報解析手段9は、PID_d1、PI
D_d2、およびFMC_d2を分離手段1に出力す
る。
【0037】分離手段1は、PID_syn、PID_
od、PID_d1、PID_d2、FMC_d2の入
力を受けて、多重化パケット列からパケットのPIDが
PID_synであるパケット(オブジェクト合成情報
セクション)を分離し、これをオブジェクト合成情報と
して出力し、第3のメモリ6に格納する。また分離手段
1は、多重化パケット列からパケットのPIDがPID
_odであるパケット(オブジェクトデスクリプタセク
ション)を分離し、これをオブジェクトデスクリプタと
して出力し、第4のメモリ7に格納する。さらに、分離
手段1は、パケットのPIDがPID_d1であるパケ
ットを分離し、これを第1の復号化手段2に対して出力
し、パケットのPIDがPID_d2であり、かつFM
C_d2であるパケットを分離し、これを第2の復号化
手段3に対して出力する。
【0038】情報解析手段9は、オブジェクト合成情報
の入力を受けて、オブジェクトの合成位置や階層等の情
報と、各オブジェクトのオブジェクトIDを取得し、こ
れを合成手段8に出力する。また情報解析手段9は、第
1のオブジェクトデータのオブジェクトIDの値OD_
id_d1が付与されたオブジェクトデスクリプタを入
力し、符号化方式Code_d1、およびMPEG4ア
クセスユニットレイヤーによるパケット化の有無を示す
符号AL_predefined_d1およびパケット化の設定情
報を示す符号AL_config_d1を取得し、解析してア
クセスユニットレイヤー指示情報AL_d1を作成し、
AL_d1をCode_d1とともに第1の復号化手段
2に出力する。さらに情報解析手段9は、第2のオブジ
ェクトデータのオブジェクトIDの値OD_id_d2
が付与されたオブジェクトデスクリプタを入力し、符号
化方式Code_d2、およびMPEG4アクセスユニ
ットレイヤーによるパケット化の有無を示す符号AL_
predefined_d2およびパケット化の設定情報を示す符
号AL_config_d2を取得し、解析してアクセスユニ
ットレイヤー指示情報AL_d2を作成し、AL_d2
をCode_d2とともに第2の復号化手段3に出力す
る。
【0039】第1の復号化手段2は、符号化方式Cod
e_d1が入力され、Code_d1にしたがって、入
力される第1のオブジェクトデータを復号し、出力す
る。第2の復号化手段3は、符号化方式Code_d2
が入力され、Code_d2にしたがって、入力される
第2のオブジェクトデータを復号し、出力する。
【0040】合成手段8は、復号化された第1のオブジ
ェクトデータと復号化された第2のオブジェクトデータ
を入力し、情報解析手段9から入力したオブジェクトの
階層情報とオブジェクトIDを参照し、復号化された第
1のオブジェクトデータと復号化された第2のオブジェ
クトデータを合成して、合成データを出力する。
【0041】以上、本発明の多重化分離装置の実施の形
態2について説明した。本実施の形態2によれば、以下
のような種々の効果が発揮される。本実施の形態2によ
れば、情報解析手段9は、プログラムマップテーブル中
に記述された各データのPIDに加え、MPEG4多重
化パケットのパケット識別番号を取得して、分離手段1
に出力するため、MPEG4のデータの確実な分離が可
能となる。
【0042】また、プログラムマップテーブル中に記述
されたMPEG4における意味を表すデータタイプから
オブジェクト合成情報セクションとオブジェクトデスク
リプタセクションを伝送するパケットのPIDが識別可
能となるため、これらの確実な判別が可能となる。
【0043】また、プログラムマップテーブル中に記述
された各データのPIDについて、MPEG4における
オブジェクトIDを取得し、オブジェクトデスクリプタ
に記述されたオブジェクトIDと比較することにより、
オブジェクトIDとPIDの対応づけが可能となり、P
IDで分離した各データを、オブジェクト合成情報に記
述されているオブジェクトIDを用いて合成することが
可能となる。
【0044】また、情報解析手段9は、オブジェクトデ
スクリプタを入力し、MPEG4アクセスユニットレイ
ヤーの使用の有無あるいは設定情報を示す符号を解析
し、符号化方式を示す情報とともに復号化手段に出力す
るため、復号化手段は、適切なアクセスユニットレイヤ
ーのヘッダ処理、および復号化が可能となる。このこと
によって、MPEG4アクセスユニットレイヤーを使用
しないパケット化が可能となるため、MPEG4のオブ
ジェクトデータが混在する放送を、従来のMPEG2の
受信機において受信することが可能となり、同時にPE
Sパケットでパケット化されたデータをMPEG4の受
信機において受信することが可能となる。
【0045】なお、上述した実施の形態1,2では、情
報解析手段310,9はオブジェクト合成情報とオブジ
ェクトデスクリプタを入力して、その内容を解析するこ
ととしているが、これらのデータの内容が変化したとき
に値が変化するバージョン番号をヘッダ情報として付加
したデータを入力することも効果的である。情報解析手
段310,9は一度解析したこれらのデータのバージョ
ン番号を記憶し、次にこれらのデータを入力した際に、
入力したデータのバージョン番号と情報解析手段31
0,9が記憶しているバージョン番号を比較し、バージ
ョン番号が一致しない場合に限ってデータを再度解析す
ることができる。これにより、情報解析手段310,9
によるデータ解析の負担を大きく低減することが可能と
なる。
【0046】なお、情報解析手段310,9はオブジェ
クト合成情報とオブジェクトデスクリプタを複数のセク
ションに分割し、各セクションのヘッダ部にセクション
番号を付加したデータを入力することも効果的である。
情報解析手段310,9はセクションを統合することに
よって、もとのオブジェクト合成情報あるいはオブジェ
クトデスクリプタを復元することが可能である。
【0047】さらに、情報解析手段310,9は、各セ
クションの最後にエラー検出符号を付加したデータを入
力することも効果的である。情報解析手段310,9
は、セクション内のデータにデータ誤りが含まれていな
いかどうか、エラー検出符号を参照してチェックするこ
とが可能になる。エラー検出符号としては、CRC(サ
イクリック・ リダンダンシー・ チェック)あるいはチェ
ックサムなどが使用可能である。
【0048】なお、上述した実施の形態1,2では、分
離手段301,1、第1と第2の復号化手段302,3
03,2,3、合成手段309,8、情報解析手段31
0,9を独立の手段として説明したが、これに限るもの
ではなく、実際のハードウエア構成ではこれらを1つ以
上のLSIやマイクロプロセッサなどで実現することが
可能である。さらに、第1から第5までのメモリも1つ
以上のメモリ、例えばDRAMやSDRAMなどで実現
することも可能であるのはいうまでもない。
【0049】また、上述した実施の形態1,2では、分
離手段301,1はMPEG2で多重化された多重化パ
ケット列を入力することとしたが、同様にITU-T H.223
で規定されるような多重化方式あるいはインターネット
で用いられるTCP(Transmission Control Protocol
)、UDP(User Datagram Protocol)やRTP(Rea
ltime Transport Protocol )などの多重化方式を入力
することも可能である。
【0050】また、上述の実施の形態1,2では、ハー
ドウエアで実現する際の例について説明したが、本発明
はハードウエアでの実現に限るものでなく、実施の形態
で説明した多重化分離装置の分離手段、第1および第2
の復号化手段、合成手段、情報解析手段は、これらの各
種機能をプログラミングしたソフトウエアプログラムと
して実現することも可能であり、このようなソフトウエ
アによる実現によっても本実施形態と全く同様の効果が
得られる。
【0051】実施の形態3.図5は、上記した実施の形
態の多重化分離処理を、上記多重化分離プログラムを格
納したフロッピーディスクを用いて、コンピュータシス
テムにより実施する場合の説明図である。
【0052】図5(b)は、フロッピーディスクの正面
からみた外観、断面構造、及びフロッピーディスクを示
し、図5(a)は、記録媒体本体であるフロッピーディ
スクの物理フォーマットの例を示している。フロッピー
ディスクFDは、ケースF内に内蔵され、該ディスクの
表面には、同心円状に外周から内周に向かって複数のト
ラックTrが形成され、各トラックは角度方向に16の
セクタSeに分割されている。従って、上記プログラム
を格納したフロッピーディスクでは、上記フロッピーデ
ィスクFD上に割り当てられた領域に、上記プログラム
としてのデータが記録されている。
【0053】また、図5(c)は、フロッピーディスク
FDに上記プログラムの記録再生を行なうための構成を
示す。上記プログラムをフロッピーディスクFDに記録
する場合は、コンピュータシステムCsから上記プログ
ラムとしてのデータをフロッピーディスクドライブFD
Dを介して書き込む。また、フロッピーディスク内のプ
ログラムにより上記多重化分離装置をコンピュータシス
テム中に構築する場合は、フロッピーディスクドライブ
FDDによりプログラムをフロッピーディスクから読み
出し、コンピュータシステムに転送する。
【0054】このように、本発明をソフトウエアで実現
するプログラムを、フロッピーディスク等のデータ記録
媒体に記録するようにすることにより、上記実施の形態
における多重化データの分離を、独立した汎用のコンピ
ュータシステムにおいて簡単に実施することが可能とな
る。
【0055】なお、上記説明では、データ記録媒体とし
てフロッピーディスクを用いて説明を行なったが、光デ
ィスクを用いても同様に行なうことができる。また、記
録媒体はこれらに限らず、ICカード、ROMカセット
等、プログラムを記録できるものであれば同様に実施す
ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の多重化分離装置及びその方法によれば、プログラムマ
ップテーブル中に記述されたMPEG4における意味を
表すデータタイプあるいはイニシャルオブジェクトデス
クリプタセクションから、オブジェクト合成情報とオブ
ジェクトデスクリプタを伝送するパケットのPIDが識
別可能となるため、これらの確実な判別が可能となる。
したがって、MPEG4データをMPEG2多重化パケ
ット列から確実に分離し、復号及び復号したデータの合
成が可能となるという効果が得られる。
【0057】また、本発明の多重化分離装置及びその方
法によれば、情報解析手段はオブジェクトデスクリプタ
を入力し、MPEG4アクセスユニットレイヤーの使用
の有無あるいは設定情報を示す符号を解析し、符号化方
式を示す情報とともに復号化手段に出力するため、復号
化手段は、適切なアクセスユニットレイヤーのヘッダ処
理、および復号化が可能となる。これによって、MPE
G4アクセスユニットレイヤーを使用しないパケット化
が可能となるため、MPEG4のオブジェクトデータが
混在する放送を、従来のMPEG2の受信機において受
信することが可能となり、同時にPESパケットでパケ
ット化されたデータをMPEG4の受信機において受信
することが可能となるという効果が得られる。
【0058】また、本発明の多重化分離装置及びその方
法によれば、情報解析手段はオブジェクト合成情報とオ
ブジェクトデスクリプタを入力し、これらのデータの内
容が変化したときに値が変化するバージョン番号をヘッ
ダ情報として付加したデータを入力することにより、情
報解析手段によるデータ解析の負担を大きく低減するこ
とが可能となるという効果が得られる。
【0059】また、本発明の多重化分離装置及びその方
法によれば、情報解析手段はオブジェクト合成情報とオ
ブジェクトデスクリプタを複数のセクションに分割し、
各セクションのヘッダ部にセクション番号を付加したデ
ータを入力することにより、もとのオブジェクト合成情
報あるいはオブジェクトデスクリプタを復元することが
可能となるという効果が得られる。
【0060】さらに、本発明の多重化分離装置及びその
方法によれば、情報解析手段は各セクションの最後にエ
ラー検出符号を付加したデータを入力することにより、
セクション内のデータにデータ誤りが含まれていないか
どうか、エラー検出符号を参照してチェックすることが
可能になるという効果が得られる。
【0061】また、本発明の多重化分離をソフトウエア
プログラムとして実現のうえ記録媒体に格納し、携帯可
能とすることによって、本発明の多重化分離処理を汎用
のコンピュータで簡単に実現することが可能となるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る多重化分離装置を
示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の分離手段に入力される多重化パ
ケット列のデータフォーマットを示す図である。
【図3】図2に示す多重化パケット列中のパケットのデ
ータテーブルの一部を示す図であり、同図(a)はプロ
グラムアソシエーションテーブル、同図(b)はプログ
ラムマップテーブル、同図(c)はイニシャルオブジェ
クトデスクリプタセクション、同図(d)はオブジェク
トデスクリプタセクションをそれぞれ示す。
【図4】本発明の実施の形態2に係る多重化分離装置を
示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1,2に係る多重化分離処
理をコンピュータシステムにより実現するためのプログ
ラムを格納するためのデータ記憶媒体について説明する
ための図である。
【符号の説明】
1,301 分離手段 2,302 第1の復号化手段 3,303 第2の復号化手段 4,304 第1のメモリ 5,305 第2のメモリ 6,306 第3のメモリ 7,307 第4のメモリ 8,309 合成手段 9,310 情報解析手段 308 第5のメモリ Cs コンピュータシステム FD フロッピーディスク FDD フロッピーディスクドライブ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオブジェクトデータを多重化した
    多重化パケット列が入力され、パケットに付加されてい
    るパケット識別番号を参照しながら多重化データを分離
    する分離手段と、 前記多重化データから分離したM個のオブジェクトデー
    タを復号し、M個の復号化オブジェクトデータを出力す
    る復号化手段と、 前記分離手段が分離したプログラムに関するN個の情報
    を格納するメモリと、 前記分離手段が分離したオブジェクト合成情報を格納す
    るメモリと、 前記分離手段が分離したオブジェクトデータに関連する
    情報を格納するメモリと、 前記M個の復号化オブジェクトデータを合成する合成手
    段と、 前記プログラムに関するN個の情報、前記オブジェクト
    合成情報または前記オブジェクトデータに関連する情報
    から前記パケット識別番号を解析する情報解析手段と、
    を備えることを特徴とする多重化分離装置。
  2. 【請求項2】 前記情報解析手段は、前記プログラムに
    関するN個の情報を解析し、前記オブジェクト合成情報
    を含むパケットの前記パケット識別番号PID_syn
    を取得して前記分離手段に出力し、 前記分離手段は、前記PID_synを参照しながら入
    力多重化パケット列から前記オブジェクト合成情報を含
    むパケットを分離して出力することを特徴とする請求項
    1記載の多重化分離装置。
  3. 【請求項3】 前記情報解析手段は、前記プログラムに
    関するN個の情報を解析し、前記オブジェクトデータに
    関連する情報を含むパケットの前記パケット識別番号P
    ID_odを取得して前記分離手段に出力し、 前記分離手段は、前記PID_odを参照しながら入力
    多重化パケット列から前記オブジェクトデータに関連す
    る情報を含むパケットを分離して出力することを特徴と
    する請求項1記載の多重化分離装置。
  4. 【請求項4】 前記情報解析手段は、前記オブジェクト
    合成情報を解析し、オブジェクトデータの階層関係を示
    す情報を前記合成手段に出力し、 前記合成手段は、前記階層関係を参照しながら前記M個
    の復号化オブジェクトデータを合成することを特徴とす
    る請求項1記載の多重化分離装置。
  5. 【請求項5】 前記情報解析手段は、前記オブジェクト
    データに関連する情報を解析し、国際標準規格MPEG
    4方式に従ったパケット化の有無を示す符号AL_pred
    efinedを各オブジェクトデータ毎に判断し、前記符号A
    L_predefinedを前記分離手段に出力し、 前記分離手段は、前記符号AL_predefinedを参照しな
    がら各オブジェクトデータのMPEG4パケット化の解
    除処理を行なうことを特徴とする請求項1記載の多重化
    分離装置。
  6. 【請求項6】 前記情報解析手段は、前記オブジェクト
    データに関連する情報を解析し、国際標準規格MPEG
    4方式に従ったパケット化の有無を示す符号AL_pred
    efinedを各オブジェクトデータ毎に判断し、前記符号A
    L_predefinedを前記復号化手段に出力し、 前記復号化手段は、符号AL_predefinedを参照しなが
    らMPEG4パケット化の解除処理を行なうことを特徴
    とする請求項1記載の多重化分離装置。
  7. 【請求項7】 前記情報解析手段は、前記オブジェクト
    データに関連する情報を解析し、国際標準規格MPEG
    4方式に従ったパケットヘッダの設定情報を示す符号A
    L_configを各オブジェクトデータ毎に判断し、前記符
    号AL_configを前記分離手段に出力し、 前記分離手段は、前記符号AL_configを参照しながら
    各オブジェクトデータのMPEG4パケット化の解除処
    理を行なうことを特徴とする請求項1記載の多重化分離
    装置。
  8. 【請求項8】 前記情報解析手段は、前記オブジェクト
    データに関連する情報を解析し、国際標準規格MPEG
    4方式に従ったパケットヘッダの設定情報を示す符号A
    L_configを各オブジェクトデータ毎に判断し、前記符
    号AL_configを前記復号化手段に出力し、 前記復号化手段は、前記符号AL_configを参照しなが
    らMPEG4パケット化の解除処理を行なうことを特徴
    とする請求項1記載の多重化分離装置。
  9. 【請求項9】 前記情報解析手段は、前記プログラムに
    関するN個の情報を解析し、オブジェクトデータを含む
    パケットの前記パケット識別番号PID_dおよび国際
    標準規格MPEG4方式に従ったパケット識別番号FM
    C_dを取得して前記分離手段に出力し、 前記分離手段は、前記PID_dおよび前記FMC_d
    を参照しながら、入力多重化パケット列から前記オブジ
    ェクトデータを含むパケットを分離して出力することを
    特徴とする請求項1記載の多重化分離装置。
  10. 【請求項10】 前記情報解析手段は、国際標準規格M
    PEG4方式に従った前記パケット識別番号FMC_d
    が付加されているかどうか判断する符号を、前記プログ
    ラムに関するN個の情報を解析して取得することを特徴
    とする請求項1記載の多重化分離装置。
  11. 【請求項11】 前記情報解析手段は、少なくとも1つ
    以上のセクションに分割された前記オブジェクト合成情
    報を入力し、前記セクションのヘッダ部に付加されてい
    るバージョンを示す番号、何番目のセクションであるか
    を示す番号を参照して前記セクションを統合し、前記オ
    ブジェクト合成情報を取得することを特徴とする請求項
    1記載の多重化分離装置。
  12. 【請求項12】 前記情報解析手段は、少なくとも1つ
    以上のセクションに分割された前記オブジェクトデータ
    に関連する情報を入力し、前記セクションのヘッダ部に
    付加されているバージョンを示す番号、何番目のセクシ
    ョンであるかを示す番号を参照して前記セクションを統
    合し、前記オブジェクトデータに関連する情報を取得す
    ることを特徴とする請求項1記載の多重化分離装置。
  13. 【請求項13】 前記情報解析手段は、少なくとも1つ
    以上のセクションに分割された前記オブジェクト合成情
    報を入力し、前記セクションの最終部に付加されている
    エラー検出符号を参照し、前記セクションのデータにデ
    ータ誤りがあるかどうかを判断し、データ誤りがある場
    合に前記セクションを破棄することを特徴とする請求項
    1記載の多重化分離装置。
  14. 【請求項14】 前記情報解析手段は、少なくとも1つ
    以上のセクションに分割された前記オブジェクトデータ
    に関連する情報を入力し、前記セクションの最終部に付
    加されているエラー検出符号を参照し、前記セクション
    のデータにデータ誤りがあるかどうかを判断し、データ
    誤りがある場合に前記セクションを破棄することを特徴
    とする請求項1記載の多重化分離装置。
  15. 【請求項15】 複数のオブジェクトデータを多重化し
    た多重化パケット列を入力し、パケットに付加されてい
    るパケット識別番号を参照しながらプログラムに関する
    N個の情報を含むパケットを分離するステップと、 前記プログラムに関するN個の情報を解析し、オブジェ
    クト合成情報を含むパケット識別番号PID_synと
    オブジェクトデータに関連する情報を含むパケット識別
    番号PID_odを取得するステップと、 前記PID_synとPID_odに一致するパケット
    識別番号を持つパケットを前記多重化パケット列から分
    離するステップと、を有することを特徴とする多重化分
    離方法。
  16. 【請求項16】 複数のオブジェクトデータを多重化し
    た多重化パケット列を入力し、パケットに付加されてい
    るパケット識別番号を参照しながらプログラムに関する
    N個の情報を含むパケットを分離するステップと、 前記プログラムに関するN個の情報を解析し、オブジェ
    クト合成情報を含むパケット識別番号PID_synと
    オブジェクトデータに関連する情報を含むパケット識別
    番号PID_odを取得するステップと、 前記PID_synとPID_odに一致するパケット
    識別番号を持つパケットを前記多重化パケット列から分
    離するステップと、を含むプログラムを記録したデータ
    記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007068917A1 (en) * 2005-12-12 2007-06-21 Amino Holdings Limited An adapter for use with a digital to analogue television signal decoder
US7788690B2 (en) 1998-12-08 2010-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Receiving apparatus and method

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