JPH119620A - 脊椎又は頚椎の牽引装置 - Google Patents

脊椎又は頚椎の牽引装置

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JPH119620A
JPH119620A JP9205152A JP20515297A JPH119620A JP H119620 A JPH119620 A JP H119620A JP 9205152 A JP9205152 A JP 9205152A JP 20515297 A JP20515297 A JP 20515297A JP H119620 A JPH119620 A JP H119620A
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JP
Japan
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air
tube
pressure
safety valve
discharging
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Application number
JP9205152A
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English (en)
Inventor
Miyuki Nakano
幸 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手が良く、更に安全且つ快適に使用する
ことができる脊椎又は頚椎の牽引装置を提供する。 【解決手段】膨張収縮自在のチューブ2を蛇腹状に連結
して胴部又は頚部に装着可能な筒状の伸縮部3を設け、
チューブ2内に空気を送排気することによって伸縮部3
を伸縮させるようにした脊椎牽引装置1又は頚椎牽引装
置12に、チューブ2内の圧力が予め設定された値以上
に増圧すると、収容された空気を排出して減圧する安全
弁Aや、予め設定された時間以上経過すると、チューブ
2内に収納された空気を排出して減圧する圧力調節装置
Bを取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、脊椎あるいは頚椎
を牽引して背筋あるいは首筋に蓄積した疲労を解消する
ために使用する牽引装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の脊椎牽引療法の際に使用される牽
引装置においては、ベット等の台座に横になった患者の
躯幹や四肢に錘を吊り下げ、その過重により牽引し、牽
引後にコルセット等で患部を固定し安静保持する方法が
採られていた。このような装置は大掛りであるため手軽
に使用できないという問題があるばかりでなく、牽引後
の堅牢なコルセットの装着によって日常生活の不自由さ
を強いられるという問題があった。
【0003】このため本発明者は、先に特願平5−12
4600号(特許第2071325号)を以て、この種
の脊椎牽引装置を提案している。この装置は、少なくと
も2本の固定ベルトの間に連結して人体の胴部が挿入可
能な伸縮部を設け、この伸縮部として膨張収縮自在の筒
袋状のチューブを蛇腹状に連結したものを採用し、この
チューブに圧縮空気を注入することにより膨張させて伸
縮部を引き伸ばすことにより脊椎を牽引するようにした
ものである。そして、このように構成することにより、
患者は日常生活中においても手軽に使用することがで
き、且つ身体を柔軟に安静保持することができるという
効果が得られるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記装置で
は、チューブ内への送気をコンプレサーを使用して行
い、チューブ内圧を圧力調節メーターにより適切に設定
するようにしている。しかしながら、このチューブへの
送気を、特に使用する本人ではなく他者に依頼して手動
のポンプ等を使用して行うような場合、過剰に送気して
しまい必要以上に増圧してしまうようなおそれがある。
本発明は、前記従来装置の優れた効果に加え、使い勝手
が良く、更に安全且つ快適に使用することができる脊椎
又は頚椎の牽引装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、膨
張収縮自在のチューブを蛇腹状に連結して胴部又は頚部
に装着可能な筒状の伸縮部を設け、前記チューブ内に空
気を送排気することによって該伸縮部を伸縮させるよう
にした脊椎又は頚椎牽引装置において、前記チューブ内
の圧力が予め設定された値以上に増圧すると、収容され
た空気を排出して減圧する安全弁を設けたことを第1の
特徴とし、これに加えて、予め設定された時間以上経過
すると、チューブ内に収納された空気を排出して減圧す
る圧力調節装置を設けたことを第2の特徴とするもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る
脊椎牽引装置の斜視図、図2は本発明に係る頚椎牽引装
置の斜視図、図3は安全弁の一部側面断面図、図4は圧
力調節装置の一部側面断面図である。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る脊椎牽引装置1を示す。
この脊椎牽引装置1の伸縮部3は複数の円環状のチュー
ブ2(円環の一部を切離して開放部2aが設けられると
共に、その切離部同士が面ファスナー11にて貼着でき
るようにされている)を積層して人体の胴部に装着(開
放部2aから身体を伸縮部3内に挿入する)可能な円筒
状に形成され、その外観は蛇腹状を呈している。チュー
ブ2は柔軟性の高いゴム等で作られており、チューブ2
同士の上下端の接合部分は空気が相互に流通できるよう
に連通されている。これにより、任意の一つのチューブ
2のみに送排気口を設ければ伸縮部3全体への送排気が
可能になる。
【0008】本実施例では最下端のチューブ2に空気注
入口4を設け、コンプレッサー(図示せず)あるいは図
3に示すような手動式の空気ポンプ13により空気を注
入してすべてのチューブ2を膨張させて伸縮部3を伸長
するようにされている。また、同じく最下端のチューブ
2には3つの排気口5、6及び7が設けられており、こ
のうちの一つ(以下、第1排気口5という)は、送気時
には閉塞しておき、装置の使用後に開放することにより
排気するものである。残り2つの排気口の内、一方の排
気口(以下、第2排気口6という)には、チューブ2内
の圧力が予め設定された値以上に増圧すると、チューブ
2内に収容された空気を排出して減圧する安全弁Aがゴ
ムバンド8を使用して強固に取付けられている。さら
に、他方の排気口(以下、第3排気口7という)には、
予め設定された時間以上経過すると、チューブ2内に収
納された空気を排出して減圧する圧力調節装置Bが取付
けられている。
【0009】伸縮部3の上端及び下端には、チューブ2
の周縁に沿ってそれぞれ脇下ベルト9及び腰ベルト10
が設けられ、各々のベルト9及び10の両端に取付けら
れた面ファスナー11同士を接着することによって脊椎
牽引装置1を身体に固定できるようにされている。
【0010】図2は本発明に係る頚椎牽引装置12を示
すものである。基本的には前記脊椎牽引装置1と構成を
同じくするものであり、首に装着可能なサイズに作られ
ている。この装置12では、送気手段としてゴム球を使
用した手動式の空気ポンプ13を使用している。この空
気ポンプ13には空気抜きバルブ13aが取付けられて
おり、このバルブ13を締めた状態で送気し、バルブ1
3を緩めると排気できるようにされている。図中、14
は空気ポンプ13と連通する送排気管15をローラー1
4aにより押圧して送排気を遮断するストッパーであ
る。無論、この頚椎牽引装置12にも前述の安全弁A及
び圧力調節装置Bが取付けられている。
【0011】ここで、安全弁Aと圧力調節装置Bについ
て詳述する。まず、図3に示す安全弁Aについて説明す
ると、安全弁Aは先端(以下、チューブ2への取付側を
先端側という)が円錐形状に縮径された外筒16内に、
同じく先端が円錐形状にされた弁体17をスプリング1
8を介して内装した構成とされている。ここで、通常、
スプリング18は外筒16の後端部に螺合される蓋体1
9により押圧固定され、弁体17を外筒16の先端方向
に付勢し、外筒16の先端部16aを閉塞するようにさ
れている。そして、コンプレッサー等の送気によりチュ
ーブ2の内圧が増圧して前記スプリング18の付勢力以
上になると、チューブ2内の空気が弁体17をこのスプ
リング18の付勢力に抗して外筒16の後方に移動させ
ることになる。これにより余分に送気された空気は外筒
16に穿孔された排気孔20から排出され、チューブ2
の内圧は予め設定された一定の値を保持できるのであ
る。このチューブ内圧の設定は外筒16への蓋体19の
螺合具合によりスプリング18を伸縮させて行う。すな
わち、蓋体19を外筒16に深くねじ込めば設定圧力を
高くすることができ、逆に蓋体19のねじ込みを浅くす
れば設定圧力を低くすることができる。
【0012】圧力調節装置Bも基本的には安全弁Aと同
様の構造で、後端の内壁が円錐形状に縮径された外筒2
1内に同じく後端が円錐形状にされた弁体22をスプリ
ング23を介して内装し、貫通孔28aを有する蓋体2
8を螺合させてスプリング23を押圧した状態で閉塞し
た構成とされている。安全弁Aと異なる点は、外筒21
内に弁体22の向きが逆向きに配されると共に、外筒2
1の後端部に回転式のタイマー装置25を設け、弁体2
2の後端から延出してその先端に押圧板24aを有する
連結シャフト24を設け、タイマー装置25の回転板2
6に設けられた突起26aがこの押圧板24aに当接し
て押圧することにより、弁体22がスプリング23の付
勢力に抗して内方に移動し、弁体22と外筒21の後端
内壁の間に隙間が生じるようにされている。これにより
チューブ2内の空気は外筒21に穿孔された排気孔27
から排出され、予め設定された時間以上経過すると、チ
ューブ2内に収納された空気を排出して減圧することが
できる。
【0013】尚、本発明の要旨は、叙述の脊椎又は頚椎
牽引装置に、チューブ内の圧力が予め設定された値以上
に増圧すると収容された空気を排出して減圧する安全弁
や、予め設定された時間以上経過するとチューブ内に収
納された空気を排出して減圧する圧力調節装置を取付け
てチューブ内圧を自動的に制御する点にあり、これら安
全弁又は圧力調節装置の構造が前記本実施例の構造に限
定されないことは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
前記従来装置の優れた効果に加え、使い勝手が良く、更
に安全且つ快適に使用することができるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脊椎牽引装置の斜視図である。
【図2】本発明に係る頚椎牽引装置の斜視図である。
【図3】安全弁の一部側面断面図である。
【図4】圧力調節装置の一部側面断面図である。
【符号の説明】
A 安全弁 B 圧力調整装置 1 脊椎牽引装置 2 チューブ 2a 開放部 3 伸縮部 4 空気注入口 5 第1排気口 6 第2排気口 7 第3排気口 8 ゴムバンド 9 脇下ベルト 10 腰ベルト 11 面ファスナー 12 頚椎牽引装置 13 空気ポンプ 13a 空気抜きバルブ 14 ストッパー 14a ローラー 15 送排気管 16 安全弁の外筒 17 安全弁の弁体 18 安全弁のスプリング 19 安全弁の蓋体 20 安全弁の排気孔 21 圧力調節装置の外筒 22 圧力調節装置の弁体 23 圧力調節装置のスプリング 24 連結シャフト 24a 押圧板 25 タイマー装置 26 回転板 26a 突起 27 圧力調節装置の排気孔 28 圧力調節装置の蓋体 28a 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膨張収縮自在のチューブを蛇腹状に連結し
    て胴部又は頚部に装着可能な筒状の伸縮部を設け、前記
    チューブ内に空気を送排気することによって該伸縮部を
    伸縮させるようにした脊椎又は頚椎牽引装置において、
    前記チューブ内の圧力が予め設定された値以上に増圧す
    ると、収容された空気を排出して減圧する安全弁を設け
    たことを特徴とする脊椎又は頚椎の牽引装置。
  2. 【請求項2】予め設定された時間以上経過すると、チュ
    ーブ内に収納された空気を排出して減圧する圧力調節装
    置を設けたことを特徴とする請求項1記載の脊椎又は頚
    椎の牽引装置。
JP9205152A 1997-06-25 1997-06-25 脊椎又は頚椎の牽引装置 Pending JPH119620A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483176B1 (ko) * 2002-11-18 2005-04-14 현대메디칼 주식회사 목디스크 치료기
CN102512274A (zh) * 2011-12-16 2012-06-27 陕西巴赫曼健康产品有限公司 一种气囊式腰椎颈椎牵引器
KR101283784B1 (ko) * 2011-09-16 2013-07-08 박상일 목 디이스크환자를 위한 견인장치
KR20220002545U (ko) * 2021-04-15 2022-10-24 광저우 뉴 디자인 바이오-테크놀로지 컴퍼니 리미티드 공기 주입식 경부 고정 장치

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