JPH1195656A - 入出力部を備えた地図情報解析装置 - Google Patents

入出力部を備えた地図情報解析装置

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JPH1195656A
JPH1195656A JP25046797A JP25046797A JPH1195656A JP H1195656 A JPH1195656 A JP H1195656A JP 25046797 A JP25046797 A JP 25046797A JP 25046797 A JP25046797 A JP 25046797A JP H1195656 A JPH1195656 A JP H1195656A
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data
memory
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JP25046797A
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English (en)
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Toshihiro Aono
俊宏 青野
Kenjiro Fujii
健二郎 藤井
Shintarou Hatsumoto
慎太郎 初本
Noriyuki Kamiya
敬之 神谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入出力部を備え、地図情報の収集、解析、解析
結果の表示や結果に基づくアクチュエータの制御をオン
ラインで行うことにより、農場管理、造成地管理、環境
計測等の作業を効率化することが可能な地図情報解析装
置を実現する。 【解決手段】各種センサ4からの情報、入力デバイス1
3からの属性情報、及び位置センサ11からの位置情報
の組み合わせを、データ入力部1の入力処理装置14に
より入力する。入力部1により入力したデータは地図情
報メモリa16に記憶し、解析手順メモリ21に従って
解析装置22がデータを解析し、結果を地図情報メモリ
b36に書き込む。メモリ36に書き込まれた結果は、
出力処理装置34により、表示デバイス33に表示した
り、出力インターフェース32を介してアクチュエータ
5に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置情報、センサ
情報、操作者による入力情報をもとに地図情報を作成す
る地図情報解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地図情報システムの利用が最近活発化し
てきている。例えば、土地家屋情報、道路管理情報、上
下水道管理情報、顧客情報などを地図情報(位置座標と
様々な属性データとを対応づけたもの)として管理する
ことで、ビジュアルな情報の引き出しを可能とするシス
テムが多く利用されている。
【0003】この地図情報システムでは、地図情報の作
成は2段階にわけて行われる。つまり、一つの段階は、
位置座標(例えば、緯度、経度)と位置ラベル(例え
ば、何丁目何番地)との対応づけであり、もう一つの段
階は、位置ラベルと属性データ(例えば、家か商店か
?、メンテナンスしたのはいつか?等)との対応づけで
ある。
【0004】このように、2段階に分けることによっ
て、位置座標と位置ラベルとの対応づけを一度行ってし
まえば、あとは位置ラベルと属性データとの対応付けだ
け行えば地図データは作成できるので、属性データ収集
時には位置座標はわからなくてもよいというメリットが
ある。
【0005】位置座標と位置ラベルとの対応付けは手間
のかかる作業であり、これを効率化するために様々な工
夫がなされており、特開平6―149152号公報に記
載されているように、既にある地図から文字認識により
位置ラベルを認識して、位置座標と位置ラベルとを対応
づけるものなどがある。
【0006】ところで、上記のように、地図情報システ
ムを都市情報の管理に適用する以外に、農場の管理、造
成地の管理といった、人工特徴物のないところで地図情
報データを収集するということが考えられる。例えば、
1haの農場で1mのメッシュで植生を調べるといった
場合が考えられる。
【0007】このような場合、人工特徴物がないので、
位置ラベルを用いることはできない。そこで、植生とい
う属性ラベルを調べる際には、同時にGPSのような手
段を用いて位置座標も求めなくてはならない。この位置
座標と属性ラベルとを同時にコンピュータ内に記録して
いく手段としては、特開平8―16622号公報に記載
されたものがある。
【0008】これらのように地図情報を入力するための
技術が開発されている一方で、入力された情報に基づい
て、データ検索や解析を行うシステムも開発されてい
る。例えば、特開平6―214973号公報において
は、入力されたデータをもとに、エネルギーインフラス
トラクチュアの評価を行うための各種計算・シミュレー
ションができるシステムが提案されている。また、特開
平5―20365号公報においては、入力された地図デ
ータベースに基づいて、各種検索を行えるシステムが開
発されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これまでの地図情報シ
ステムは、自治体の課税情報のためのデータベースや、
セールスのための顧客情報管理といった、一度、座標と
位置ラベルとの対応付けを行ってしまえば、あとは必ず
しも現地に出向かなくても、上述したように、属性情報
の追加ができてしまう場合が多かった。
【0010】ところが、人工特徴物を利用しない、農場
の管理、造成地の管理、環境観測などの用途に地図情報
システムを使おうとすると、情報収集はその場にいかな
くてはできないことがほとんどである。
【0011】従来の技術では、地図データの入力と地図
データの解析とは、別のプロセスとして取り扱われてい
たが、農場の管理、造成地の管理、環境観測などの用途
に地図情報システムを使う際に、地図情報の入力と解析
とを別のプロセスとして考えてしまうと、現地で入力作
業を行って、事務所に戻って解析をしてからデータの不
足が明らかになるなどの問題が起こることがあった。
【0012】そこで、現地で地図情報の入力作業を行う
際に、収集されたデータがどれくらい実際の状況を反映
しているかということを判別し得る地図情報入出力シス
テムがあれば、入力作業が効率的に行え、事務所に戻っ
てからデータの不足に気づくということもない。
【0013】また、農薬の散布量を自動調整するような
用途の場合、どこでどれくらいの量の農薬を散布して、
それがどのような広がりかたをしたかというデータに基
づいて、あとどれくらい農薬を散布したらよいのかを自
動調整できるシステムがあれば、便利である。この場合
には、上述の場合と同様に、どこでどれくらいの量の農
薬を散布したかという地図情報を収集しながら、その広
がり具合を解析し、これに基づき散布弁が調整できれ
ば、作業を終了して、事務所に戻ってから散布が足りな
いところに気づいて再び現場に出向くという手間も省け
る。
【0014】本発明の目的は、入出力部を備え、地図情
報の収集、地図情報の解析、解析結果の表示や結果に基
づくアクチュエータの制御をオンラインで行うことによ
り、農場管理、造成地管理、環境計測等の作業を効率化
することが可能な地図情報解析装置を実現することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、上記目的を達成するため、次のように
構成される。すなわち、入出力部を備えた地図情報解析
装置であって、位置を計測する位置センサと操作者から
の情報を受け取る入力デバイスと上記位置センサ及び入
力デバイスからの情報を入力し、地図情報データを作成
する入力処理手段とを有するデータ入力部と、上記デー
タ入力部が入力したデータを記憶する第1の地図情報メ
モリと、上記第1の地図情報メモリに記憶された地図情
報データを解析するデータ解析部と、上記データ解析部
が地図情報データを解析した結果を記憶する第2の地図
情報メモリと、上記第2の地図情報メモリに記憶された
解析結果を表示する表示デバイスと、を備える。
【0016】(2)また、入出力部を備えた地図情報解
析装置であって、位置を計測する位置センサと外部のセ
ンサからの情報を内部で処理するための形式に変換する
入力インタフェースと操作者からの情報を受け取る入力
デバイスと上記位置センサ及び入力デバイスからの情報
を入力する手順が書込まれている入力手順メモリとこの
入力手順メモリに従ってデータを入力し、地図情報デー
タを作成する入力処理手段とを有するデータ入力部と、
上記データ入力部が入力したデータを記憶する第1の地
図情報メモリと、上記第1の地図情報メモリに記憶され
た地図情報データを解析する手順が記憶されている解析
手順メモリとこの解析手順メモリに記憶された解析手順
に従って、地図情報データを解析するデータ解析手段と
を有するデータ解析部と、上記データ解析部が地図情報
データを解析した結果を記憶する第2の地図情報メモリ
と、上記第2の地図情報メモリに記憶された解析結果を
表示する表示デバイスと上記解析結果に基づき、上記解
析結果を外部のアクチュエータを操作するアクチュエー
タ制御信号に変換する出力インタフェースと上記表示デ
バイスへの表示出力及び上記アクチュエータ制御信号の
出力の出力手順を記憶する出力手順メモリとこの出力手
順メモリに記憶された出力手順に従って表示デバイスへ
の表示及び上記アクチュエータの制御を行う出力処理手
段とを有するデータ出力部と、を備える。
【0017】(3)好ましくは、上記(2)において、
上記入力処理手段は、上記位置センサからの地形起伏情
報と入力デバイスからの属性情報とを第1の地図情報メ
モリに書き込み、データ解析部は、第1の地図情報メモ
リの点データを補間して面データ再現し第2の地図情報
メモリに書き込み、データ出力部は、上記起伏情報と属
性情報とを表示デバイスに表示させ、地形測量を効率化
する。
【0018】(4)また、好ましくは、上記(2)にお
いて、上記外部のセンサは、農薬を散布する移動体の速
度計、風速計、移動体の姿勢センサ、散布弁開度センサ
であり、上記外部のアクチュエータは、農薬の散布弁で
あり、データ解析部は、上記外部のセンサからの、速
度、風速、姿勢、散布弁開度に基づいて、地表の農薬濃
度を計算し、データ出力部は、計算された農薬濃度を表
示するとともに散布弁の開度を自動調節し、農薬散布機
能を有する。
【0019】データ入力部の位置センサは、位置座標を
計測し、入力インタフェースは各種センサからの情報を
受け取り、入力処理手段が受け付けられるデータ形式に
変換し、入力デバイスは操作者による入力情報を受取
る。入力手順メモリには情報を入力するための手順が記
憶してあり、この手順に従って入力処理手段は、位置セ
ンサ、入力インタフェース、入力デバイスからの情報を
第1の地図情報メモリに書込む。
【0020】データ解析部は、解析手順メモリに記憶さ
れている解析手順に従って解析手段は、第1の地図情報
メモリに記憶されている地図情報を解析し、その結果を
第2の地図情報メモリに書込む。
【0021】データ出力部の出力処理手段は、出力手順
メモリに書込まれている様式に従って、第2の地図情報
メモリに書込まれている解析結果を表示デバイスに表示
したり、あるいは位置センサで計測される位置に対応す
る制御量を計算して出力インタフェースを通してアクチ
ュエータに出力する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の基本的な実施形態を〔第
1の実施形態:基本構成〕で説明し、本発明を地形測量
に適用した例を〔第2の実施形態:起伏地形測量への適
用〕で、農薬散布に適用した例を〔第3の実施形態:農
薬散布への適用〕で説明する。
【0023】〔第1の実施形態:基本構成〕本発明の基
本的な形態である第1の実施形態の概略構成を図1に示
す。本発明は、各種センサからの情報、入力デバイスか
らの属性情報、および位置情報の組み合わせを入力して
いくデータ入力部1と、入力したデータを記憶しておく
地図情報メモリa16と、入力された地図データを解析
するデータ解析部2と、解析した結果を書込む地図情報
メモリb36と、解析したデータを表示したり、解析し
たデータをもとにアクチュエータを制御するデータ出力
部3とに大きく分けられる。
【0024】本システムのデータ入力部1は、位置セン
サ11と、入力インタフェース12と、入力デバイス1
3と、入力処理装置14と、入力手順メモリ15から構
成される。
【0025】位置センサ11としては、GPS、慣性航
法装置、あるいはGPSと慣性航法装置とを融合したシ
ステムなどのように、緯度・経度・高さ情報、あるい
は、ある座標系におけるXYZ座標を出力するようなセ
ンサを想定している。
【0026】入力インタフェース12は、例えばA/D
変換器やRS232Cインタフェースのようなものであ
り、各種センサ4からの信号を、入力処理装置14が処
理できる形式に変換する機能を有する。入力デバイス1
3としては、キーボードやタッチペンのようなものであ
り、この入力デバイス13からは、例えば植生情報や土
地利用情報のような、属性情報が入力される。
【0027】入力手順メモリ15の入力手順の動作を図
4のフローチャートに示し、そのプログラムの一例を図
5に示す。図4のステップ100において、入力処理装
置14により、時刻の初期設定が行われる(t=0)。
次に、ステップ101において、入力デバイス13にス
タートが入力されたか否かを判断し、スタートが入力さ
れた場合には、ステップ102に進む。
【0028】そして、ステップ102において、時刻t
が増加され(t←t+1)、ステップ103において、
位置センサ11のデータが地図情報メモリa16の(t
行,1列)に書き込まれる。続いて、ステップ104に
おいて、入力デバイス13からのデータが、地図情報メ
モリa16の(t行,2列)に書き込まれる。そして、
ステップ105において、入力デバイス13にストップ
が入力されたか否かが入力処理装置14により判断さ
れ、入力されていない場合には、ステップ102に戻
る。ステップ105において、入力デバイス13にスト
ップが入力された場合には、処理は終了となる。
【0029】また、図5において、入力手順メモリ15
には、get(位置センサ,1,t)のように、センサ
4、入力デバイス13、位置センサ11からの情報を地
図情報メモリa16のどこに書込むかということと、i
f(入力デバイス≠start)やgoto MK1の
ように、処理の流れを制御する命令が書込まれている。
【0030】図5に示す入力手順の4行目のget(位
置センサ,1,t)は位置センサ11の情報を地図情報
メモリa16の(t行、1列)の欄に書込むという意味
で、5行目のget(入力デバイス,2,t)は、入力
デバイス13から入力される芝地なのかクローバ(牧
草)なのか砂地なのかといった属性データを地図情報メ
モリa16の(t行、2列)の欄に書込むという意味で
ある。
【0031】この取込ルーチンは、図5の入力手順の2
行目に示されるように、入力デバイス13からstar
tの信号が入力されたときに開始され、goto MK
2によってループされ、6行目に示されるように入力デ
バイス13からstopの信号が入力されたときに終了
される。この入力手順メモリ15の内容に従って、入力
処理装置14は、センサ4、入力デバイス13、位置セ
ンサ11からの情報を地図情報メモリa16に書込む。
【0032】地図情報メモリa16の一例を図2に示
す。この例では、第1列には位置センサによって計測さ
れた位置が、第2列には入力デバイスから入力された、
芝等の属性情報が、順番に並べられている。
【0033】図1に示したデータ解析部2は、解析手順
メモリ21と、解析装置22とを備える。解析手順メモ
リ21に格納された内容には、地図情報メモリa16の
どこから情報を読み出してきて、どのような計算をし
て、計算結果を地図情報メモリb36のどこに書込むか
ということが指示されている。
【0034】解析手順メモリ21に書込まれている解析
手順の動作を図6のフローチャートに示し、そのプログ
ラムの一例を図7に示す。なお、この例は、まばらにあ
る測量点を補間して、(x,y)それぞれの方向に等間
隔に並んだ点の高さを求める手順である。解析内容は、
適用例によって異なるので、詳細は〔第2の実施形態〕
及び〔第3の実施形態〕にて説明する。
【0035】解析装置22は、解析手順メモリ21に格
納された内容に従って、地図情報メモリa16に格納さ
れた内容を解析し、解析結果を地図情報メモリb36に
書込む。地図情報メモリb36の一例を図3に示す。こ
の図3の例では、第1列、第2列は、x軸及びy軸、そ
れぞれの方向でみた点の番号を示し、第3列はその点の
属性、第4列はその点の高さを示す。
【0036】本システムのデータ出力部3は、出力手順
メモリ35と、出力処理装置34と、位置センサ31
と、出力インタフェース32と、表示デバイス33とを
備える。出力手順メモリ35の出力手順の動作を図8の
フローチャートに示し、そのプログラムの一例を図9に
示す。出力手順メモリ35には、地図情報メモリb36
のどこに書込まれている内容を表示デバイス33に出力
するのか、あるいはどのアクチュエータ5に出力するの
か、という命令と、処理の流れを制御する命令が書込ま
れている。
【0037】図8のステップ300において、出力処理
装置34は、入力デバイス13にスタートが入力された
か否かを判断し、入力された場合には、ステップ301
に進み、位置センサ31のデータを点tempとして書
き込む。次に、ステップ302において、(x,y)を
初期化する。
【0038】そして、ステップ303において、初期化
した(x,y)と上記点tempとの距離が、所定の設
定値より小さいか否かを判断し、小さくない場合には、
ステップ306に進み、小さい場合には、ステップ30
4に進む。このステップ304において、地図情報メモ
リb36のt行、4列(t,4)のデータを表示デバイ
ス33に送る。次に、ステップ305において、地図情
報メモリb36のt行、3列(t,3)のデータを表示
デバイス33に送る。
【0039】続いて、ステップ306において、出力処
理装置34は、全ての座標(x,y)が終了したか、否
かを判断し、終了していなければ、ステップ307にお
いて、次の座標(x,y)を設定して、ステップ303
に戻る。そして、上述したステップ303〜305を実
行する。
【0040】ステップ306において、全ての座標
(x,y)が終了したと判断した場合には、ステップ3
08に進む。このステップ308において、入力デバイ
ス13にストップが入力されたか否かを判断し、ストッ
プが入力されていれば、処理は終了する。また、ステッ
プ308において、入力デバイス13にストップが入力
されていなければ、ステップ301に戻り、上述したス
テップ301〜308が実行される。
【0041】また、図9において、例えば、send
(表示デバイス3,t)は地図情報メモリb36の(t
行、3列)のデータを表示デバイス33に出力するとい
う命令を表す。また、for( ∀x,∀y)if(d
ist(tmp,x,y)<設定値)というのは、点
(x,y)と点tmpとの距離が設定値未満の全ての
(x,y)について{}内の処理を行うということであ
る。出力処理装置34はこの出力手順に従い、地図情報
メモリb36の内容を表示デバイス33に表示したり、
出力インタフェース32を通してアクチュエータ5に出
力する。出力インタフェース32としては、例えばD/
A変換器やRS232Cインタフェースなどを想定して
いる。
【0042】上述したように、この第1の実施形態によ
れば、入出力部を備えた地図情報解析装置を実現するこ
とができ、地図データの入力、解析、出力をオンライン
で行うことにより、現場における地図データ収集を行い
ながらその解析結果の確認や、解析結果に基づいた制御
が可能となり、測量作業や各種屋外作業を効率化するこ
とができる。
【0043】〔第2の実施形態:地形測量への適用〕本
発明の〔第1の実施形態:基本構成〕をベースにした応
用システムの一例として、ここでは起伏状況や植生状況
に関する地図を作成する地形測量システムを説明する。
【0044】地形を計測するには、測量によって点の座
標値や点の属性を集めて、これに基づいて、点と点との
間を補間して地形を再現するのであるが、全体を一様の
間隔で測量するのではなく、起伏のゆるいところや植生
境界線が滑らかなところは粗い間隔で測量し、起伏の変
化の激しいところや植生境界の入り組んでいるところは
細かい間隔で測量するのが効果的である。
【0045】このときに、既に測量した座標値に基づい
て補間した地形を表示することができれば、この表示と
実際の地形とを見比べて、一致していない部分について
のみさらに測量を行えばいいので、効率的に測量作業が
できる。このような地形測量システムについて、ここで
は説明する。
【0046】地形測量システムの構成は、図1に示した
〔第1の実施形態〕の構成と同じである。データ入力部
1では、入力手順メモリ15の内容に従って位置センサ
11から緯度経度高さなどの位置情報が地図情報メモリ
a16に記録され、入力デバイス13から植生等の属性
情報が、同じく地図情報メモリa16に記録される。こ
の場合の入力手順メモリ15の内容を図5に示す。
【0047】データ解析部2では、地図情報メモリa1
6に記録されている測量結果に基づいて、地面の形状を
再現するためにデータの補間を行う。補間後に地図情報
メモリb35に記録されるデータを図3に示す。
【0048】解析の手順の動作を図6のフローチャート
に示す。ここでは、測量点(図20の×印)のなかから
補間によって高さを求めたい点(図20の☆印)に最も
近い3つの測量点(図20の□印)を取り、補間したい
点が、この3点を通る平面上にあると考えて、この高さ
を求める。
【0049】min1、min2、min3は補間した
い点(x,y)に1番近い点までの距離、2番目に近い
点までの距離、3番目に近い点までの距離を表す。
【0050】図6のステップ200において、解析装置
22は、(x,y)の初期設定を行い、ステップ201
において、最小距離の初期値を設定する。つまり、mi
n1、min2、min3に1000を設定する。そし
て、ステップ202において、tに0を設定する。
【0051】次に、ステップ203において、地図情報
メモリa16のt行、1列(t,1)の位置と上記点
(x,y)との距離をdに代入する。そして、ステップ
204において、解析装置22は、dがmin1より小
か否かを判断し、小であれば、ステップ205に進み、
min1にdを代入し、min2にmin1を代入し、
min3にmin2を代入する。また、loc1にtを
代入し、loc2にloc1を代入し、loc3にlo
c2を代入する。そして、ステップ210に進む。
【0052】また、ステップ204において、dがmi
n1より以上であれば、ステップ206に進む。ステッ
プ206において、解析装置22は、dがmin2より
小か否かを判断し、小であれば、ステップ207に進
み、min2にdを代入し、min3にmin2を代入
し、loc2にtを代入し、loc3にloc2を代入
する。そして、ステップ210に進む。
【0053】また、ステップ206において、dがmi
n2より以上であれば、ステップ208に進む。ステッ
プ208において、解析装置22は、dがmin3より
小か否かを判断し、小であれば、ステップ209に進
み、min3にdを代入し、loc3にtを代入する。
そして、ステップ210に進む。また、ステップ208
において、dがmin3より以上であれば、ステップ2
10に進む。
【0054】次に、ステップ210において、解析装置
22は、全てのtが終了したか否かを判定し、終了して
いなければ、ステップ211に進み、t+1をtに設定
して、ステップ203に戻る。ステップ210におい
て、全てのtが終了したならば、ステップ212に進
む。
【0055】ステップ212において、次式(1)を満
足する係数a、b、cを算出する。 p=a・loc1+b・loc2+c・loc3 −−−(1) 上記(1)式は、補間したい点pを、loc1、loc
2、loc3から算出する式であり、この場合、補間す
る点は、(x,y)であるので、(x,y)をpに代入
し、係数a、b、cを算出する。
【0056】次に、ステップ213において、点(x,
y)の高さzを次式(2)を用いて算出する。 z=a・(loc1のz座標)+b・(loc2のz座標) +c・(loc3のz座標) −−−(2) 上記式(2)の係数a、b、cは、上記式(1)を用い
て算出した係数である。
【0057】そして、ステップ214において、解析装
置22は、全ての点(x,y)が終了したか否かを判断
し、終了していなければ、ステップ215に進み、次の
点である(x,y)を設定して、ステップ201に戻
る。以降、上述したステップ201〜214を実行す
る。ステップ214において、全ての点(x,y)が終
了すると、処理も終了する。
【0058】こうして補間された地図情報は、地図情報
メモリb36に記録される。データ出力部3では、この
ように作成された地図情報メモリb36の内容を、表示
デバイス33に表示する。この表示デバイス33の表示
をみれば、その時点までに測量されたデータでどれくら
い実際の地形に一致しているかが判断できる。その後
は、一致していない部分を測量すればよいこととなる。
【0059】また、図7において、min1、min
2、min3は、上述したように、補間したい点(x,
y)に1番近い点までの距離、2番目に近い点までの距
離、3番目に近い点までの距離を表す。
【0060】図7における、2〜4行では、これらの距
離min1、min2、min3に適当な値(100
0)を代入しておく。6行目では補間したい点とt番目
の測量点の間の距離を求め、5〜19行のルーチンで補
間したい点(x,y)に1番近い点、2番目に近い点、
3番目に近い点を探し出す。そして、20行と21行で
この3つの点をもとに補間したい点のz座標を求める。
【0061】図7において、(a,b,c)=f(x,
y,loc1,loc2,loc3)は、上記式(1)
の係数a、b、cを算出するための式であり、z(lo
c1)はloc1のz座標という意味である。
【0062】上述したように、この第2の実施形態によ
れば、入出力部を備えた地図情報解析装置を実現するこ
とができ、地図データの入力、解析、出力をオンライン
で行うことにより、現場における地図データ収集を行い
ながらその解析結果の確認や、解析結果に基づいた制御
が可能となり、測量作業を効率化することができる。
【0063】つまり、この第2の実施形態によれば、測
量を行いながら収集されたデータを補間してその結果を
表示することにより、測量をする細かさの程度の調節が
適切に行えるようになり、測量の手間が省ける。
【0064】〔第3の実施形態:農薬散布への適用〕本
発明の〔第1の実施形態:基本構成〕をベースにした応
用システムの一例として、ここでは飛行体による農薬散
布量の自動調整を説明する。
【0065】最近、農薬散布の際の作業者への農薬の影
響が問題になり、農薬散布用飛行体のラジコン化が進め
られている。ラジコンで飛行体を操縦することは搭乗し
て操縦することより難しく、作業エリアの地図と、作業
エリアにおける飛行体の軌跡をラジコン操縦者に提示す
るなどの情報支援があることが望ましい。
【0066】また、飛行体で農薬散布を行うには、風の
影響も考慮して、農薬がどこに着地したかを知り、それ
に応じてそれ以降の農薬散布計画をたてることが望まし
いし、さらに農薬散布弁の自動調整ができれば作業の効
率は一層あがる。
【0067】このような農薬散布支援システムについ
て、ここでは説明する。農薬散布支援システムの構成
は、図10に示すように、〔実施形態1〕の基本構成
に、センサとして速度計41、風速計42、姿勢センサ
43、散布弁開度センサ44をとりつけ、アクチュエー
タとして散布弁51を取り付けたものであり、他の構成
は同様となっている。
【0068】図10において、データ入力部1では、入
力手順メモリ15の内容に従って位置センサ11、速度
計41、風速計42、姿勢センサ43、散布弁開度セン
サ44の内容が地図情報メモリa16に記録される。こ
の場合の入力手順メモリ15の内容を図14に示す。ど
のセンサ情報を地図情報メモリa16のどこに書込むの
かということが入力手順メモリ15には書込まれてい
る。
【0069】入力手順メモリ15の入力手順の動作を図
13のフローチャートに示す。図13のステップ400
において、入力処理装置14により、時刻の初期設定が
行われる(t=0)。次に、ステップ401において、
入力デバイス13にスタートが入力されたか否かを判断
し、スタートが入力された場合には、ステップ402に
進む。
【0070】そして、ステップ402において、時刻t
が増加され(t←t+1)、ステップ403において、
位置センサ11のデータが地図情報メモリa16の(t
行,1列)に書き込まれる。続いて、ステップ404に
おいて、散布弁開度センサ44からのデータが、地図情
報メモリa16の(t行,2列)に書き込まれる。
【0071】次に、ステップ405において、風速計4
2からのデータが地図情報メモリa16の(t行,3
列)に書き込まれる。続いて、ステップ406におい
て、速度計41からのデータが、地図情報メモリa16
の(t行,4列)に書き込まれ、ステップ407におい
て、姿勢センサ43からのデータが、地図情報メモリa
16の(t行,5列)に書き込まれる。
【0072】そして、ステップ408において、入力デ
バイス13にストップが入力されたか否かが入力処理装
置14により判断され、入力されていない場合には、ス
テップ402に戻る。ステップ408において、入力デ
バイス13にストップが入力された場合には、処理は終
了となる。
【0073】また、図14において、入力手順メモリ1
5には、get(位置センサ,1,t)のように、セン
サ4、入力デバイス13、位置センサ11、散布弁開度
センサ44等からの情報を地図情報メモリa16のどこ
に書込むかということと、if(入力デバイス≠sta
rt)やgoto MK1のように、処理の流れを制御
する命令が書込まれている。
【0074】地図情報メモリa16を図11に示す。こ
の図11の例では、第1列に位置センサ11によって計
測された位置が、第2列に散布弁開度センサ43によっ
て計測される散布量が、第3列に風速計42によって計
測される風速ベクトルが、第4列に速度計41によって
計測される速度が、第5列に姿勢センサ43によって計
測される姿勢が、順番に書込まれている。
【0075】データ解析部2では、地図情報メモリa1
6に記録されている散布情報に基づいて、地上での農薬
濃度と、さらに散布すべき農薬量とに変換される。解析
の手順の動作フローチャートを図18に示し、そのプロ
グラムの例を図19に示す。ここでは、図17に示すよ
うに、飛行体320の位置がR、速度がv、姿勢がΦ、
風速uのとき、量mの農薬を散布するときの地上の位置
rに到着する農薬の量を表す関数f(r−R,m,u,
v,Φ)を用いて地上の農薬量の増加分n(r)を求
め、これを累積することで地上での農薬濃度d2(2,
r)を求め、地図情報メモリb36に書込む。
【0076】さらに、目標濃度との差をとって、さらに
まくべき農薬量d2(3,r)を求め、地図情報メモリ
b36に書込む。この例での地図情報メモリb36を図
12に示す。図12において、地図情報メモリb36の
第1列には位置が、第2列には散布された農薬の濃度
が、第3列にはさらにまくべき農薬の量が書込まれてい
る。
【0077】ここで、解析手順につき、図18を用いて
説明する。図18のステップ600において、解析装置
22により、時刻の初期設定が行われる(t=0)。次
に、ステップ601において、入力デバイス13にスタ
ートが入力されたか否かを判断し、スタートが入力され
た場合には、ステップ6402に進む。
【0078】そして、ステップ602において、時刻t
が増加され(t←t+1)、ステップ603において、
地図情報メモリa16の(t行,1列)に書き込まれた
データがRに代入される。続いて、ステップ604にお
いて、地図情報メモリa16の(t行,2列)に書き込
まれデータがmに代入される。
【0079】次に、ステップ605において、地図情報
メモリa16の(t行,3列)に書き込まれデータがu
に代入され、ステップ606において、地図情報メモリ
a16の(t行,4列)に書き込まれデータがvに代入
され、ステップ607において、地図情報メモリa16
の(t行,5列)に書き込まれデータがΦに代入され
る。
【0080】続いて、ステップ608において、rが初
期設定され、ステップ609において、関数f(r−
R,m,u,v,Φ)が計算され、農薬の増加分n
(r)が算出される。そして、ステップ610におい
て、全ての位置rについて計算されたか否かが判断さ
れ、全ての位置rについては、計算されていない場合に
は、ステップ611に進み、次の位置rを設定してステ
ップ609に戻る。
【0081】ステップ610において、全ての位置rに
ついて、計算されている場合には、ステップ612に進
み、位置rが初期設定される。次に、ステップ613に
進み、地図情報メモリb36の(r行,2列)のデータ
にn(r)を加える。そして、ステップ614におい
て、解析装置22は、全ての位置rについて、地図情報
メモリb36の(r行,2列)のデータにn(r)を加
算したか否かを判断し、加算していなければ、ステップ
615に進む。このステップ615において、次の位置
rを設定し、ステップ613に戻る。
【0082】ステップ614において、全ての位置rに
ついて、加算している場合には、ステップ616に進
み、地図情報メモリb36の(r行,3列)のデータに
目標値であるメモリb36の(r行,2列)のデータを
加える。そして、ステップ617において、解析装置2
2は、入力デバイス13にストップが入力されたか否か
を判断し、入力されていない場合には、ステップ602
に戻る。ステップ617において、入力デバイス13に
ストップが入力された場合には、処理は終了となる。
【0083】データ出力部3では、このように作成され
た地図情報メモリb36の内容を、出力手順メモリ35
に従って表示デバイス33に表示する。出力手順メモリ
35に格納された出力手順の動作フローチャートを図1
5に示し、そのプログラムの例を図16に示す。
【0084】図15のステップ500において、出力処
理装置34により、時刻の初期設定が行われる(t=
0)。次に、ステップ501において、入力デバイス1
3にスタートが入力されたか否かを判断し、スタートが
入力された場合には、ステップ502に進む。
【0085】そして、ステップ502において、時刻t
が増加され(t←t+1)、ステップ503において、
地図情報メモリb36の(t行,3列)のデータが、散
布弁51に送られる。
【0086】次に、ステップ504において、地図情報
メモリb36の(t行,1列)に書き込まれたデータ
が、表示デバイス33に送られ、ステップ505におい
て、地図情報メモリb36の(t行,2列)に書き込ま
れたデータが、表示デバイス33に送られる。
【0087】そして、ステップ506において、入力デ
バイス13にストップが入力されたか否かが出力処理装
置34により判断され、入力されていない場合には、ス
テップ502に戻る。ステップ506において、入力デ
バイス13にストップが入力された場合には、処理は終
了となる。
【0088】また、図16において、出力手順メモリ3
5には、sen(散布弁,3,t)のように、地図情報
メモリb36に書き込まれた、どの情報を、散布弁5
1、表示デバイス33に送るかということと、if(入
力デバイス≠start)やgoto MK2のよう
に、処理の流れを制御する命令が書込まれている。
【0089】このようにして、地図情報メモリb36の
内容が、表示デバイス33に表示されれば、操作者が表
示デバイス33の表示をみれば、その時点までに散布さ
れた農薬の地表での濃度がわかる。また、出力手順メモ
リ35に格納された出力手順に従って、目標濃度との差
と風速、進行速度をもとに散布弁51の開度を制御す
る。
【0090】上述したように、この第3の実施形態によ
れば、入出力部を備えた地図情報解析装置を実現するこ
とができ、地図データの入力、解析、出力をオンライン
で行うことにより、現場における地図データ収集を行い
ながらその解析結果の確認や、解析結果に基づいた制御
が可能となる。
【0091】つまり、この第3の実施形態によれば、農
薬散布を行いながら、地表での農薬濃度を計算してこれ
を表示することで、その後の飛行体の移動経路を適切に
計画でき、さらに、農薬散布弁の調節を自動で行える。
【0092】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。入出力部を備え、
地図情報の収集、地図情報の解析、解析結果の表示や結
果に基づくアクチュエータの制御をオンラインで行うこ
とにより、農場管理、造成地管理、環境計測等の作業を
効率化することが可能な地図情報解析装置を実現するこ
とができる。
【0093】そして、地図データの入力、解析、出力を
オンラインで行うことにより、現場における地図データ
収集を行いながらその解析結果の確認や、解析結果に基
づいた制御が可能となり、測量作業や各種屋外作業が効
率化できる。
【0094】また、この発明を適用した地形計測装置で
は、測量データをもとに補間した起伏・属性データを表
示することで、測量の細かさを調節することができる。
【0095】さらに、この発明を適用した農薬散布装置
では、地表の農薬濃度を求めて表示することで飛行体の
経路計画を適切にし、また、農薬散布弁の調節を自動化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入出力部を備えた地図情報解析装置の
第1の実施形態の概略構成図である。
【図2】本発明の地図情報解析装置の一実施形態におけ
る地図情報メモリのデータ構造の一例である。
【図3】本発明の地図情報解析装置の一実施形態におけ
る地図情報メモリのデータ構造の一例である。
【図4】本発明の地図情報解析装置の一実施形態におけ
る入力手順の動作フローチャートである。
【図5】図4の例における入力手順のプログラムの一例
である。
【図6】本発明の地図情報解析装置の一実施形態におけ
る解析手順の動作フローチャートである。
【図7】図6の例における解析手順のプログラムの一例
である。
【図8】本発明の地図情報解析装置の一実施形態におけ
る出力手順の動作フローチャートである。
【図9】図8の例における出力手順のプログラムの一例
である。
【図10】本発明の入出力部を備えた地図情報解析装置
の第3の実施形態の概略構成図である。
【図11】本発明の第3の実施形態における地図情報メ
モリのデータ構造の一例である。
【図12】本発明の第3の実施形態における地図情報メ
モリのデータ構造の一例である。
【図13】本発明の地図情報解析装置の一実施形態にお
ける入力手順の動作フローチャートである。
【図14】図13の例における入力手順のプログラムの
一例である。
【図15】本発明の地図情報解析装置の一実施形態にお
ける出力手順の動作フローチャートである。
【図16】図15の例における出力手順のプログラムの
一例である。
【図17】飛行体による農薬散布の状態を説明する図で
ある。
【図18】本発明の地図情報解析装置の一実施形態にお
ける解析手順の動作フローチャートである。
【図19】図18の例における解析手順のプログラムの
一例である。
【図20】本発明の地図情報解析装置の一実施形態にお
ける処理手順を説明するための図である。
【符号の説明】
1 データ入力部 2 データ解析部 3 データ出力部 11 位置センサ 12 入力インタフェース 13 入力デバイス 14 入力処理装置 15 入力手順メモリ 16 地図情報メモリa 21 解析手順メモリ 22 解析装置 31 位置センサ 32 出力インタフェース 33 表示デバイス 34 出力処理装置 35 出力手順メモリ 36 地図情報メモリb 41 速度計 42 風速計 43 姿勢センサ 44 散布弁センサ 51 散布弁 320 飛行体 330 地面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 敬之 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置を計測する位置センサと、操作者から
    の情報を受け取る入力デバイスと、 上記位置センサ及び入力デバイスからの情報を入力し、
    地図情報データを作成する入力処理手段とを有するデー
    タ入力部と、 上記データ入力部が入力したデータを記憶する第1の地
    図情報メモリと、 上記第1の地図情報メモリに記憶された地図情報データ
    を解析するデータ解析部と、 上記データ解析部が地図情報データを解析した結果を記
    憶する第2の地図情報メモリと、 上記第2の地図情報メモリに記憶された解析結果を表示
    する表示デバイスと、を備えることを特徴とする入出力
    部を備えた地図情報解析装置。
  2. 【請求項2】位置を計測する位置センサと、外部のセン
    サからの情報を内部で処理するための形式に変換する入
    力インタフェースと、操作者からの情報を受け取る入力
    デバイスと、上記位置センサ及び入力デバイスからの情
    報を入力する手順が書込まれている入力手順メモリと、
    この入力手順メモリに従ってデータを入力し、地図情報
    データを作成する入力処理手段とを有するデータ入力部
    と、 上記データ入力部が入力したデータを記憶する第1の地
    図情報メモリと、 上記第1の地図情報メモリに記憶された地図情報データ
    を解析する手順が記憶されている解析手順メモリと、こ
    の解析手順メモリに記憶された解析手順に従って、地図
    情報データを解析するデータ解析手段とを有するデータ
    解析部と、 上記データ解析部が地図情報データを解析した結果を記
    憶する第2の地図情報メモリと、 上記第2の地図情報メモリに記憶された解析結果を表示
    する表示デバイスと、上記解析結果に基づき、上記解析
    結果を外部のアクチュエータを操作するアクチュエータ
    制御信号に変換する出力インタフェースと、上記表示デ
    バイスへの表示出力及び上記アクチュエータ制御信号の
    出力の出力手順を記憶する出力手順メモリと、この出力
    手順メモリに記憶された出力手順に従って表示デバイス
    への表示及び上記アクチュエータの制御を行う出力処理
    手段とを有するデータ出力部と、を備えることを特徴と
    する入出力部を備えた地図情報解析装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の地図情報解析装置におい
    て、上記入力処理手段は、上記位置センサからの地形起
    伏情報と入力デバイスからの属性情報とを第1の地図情
    報メモリに書き込み、データ解析部は、第1の地図情報
    メモリの点データを補間して面データ再現し第2の地図
    情報メモリに書き込み、データ出力部は、上記起伏情報
    と属性情報とを表示デバイスに表示させ、地形測量を効
    率化することを特徴とする入出力部を備えた地図情報解
    析装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の地図情報解析装置におい
    て、上記外部のセンサは、農薬を散布する移動体の速度
    計、風速計、移動体の姿勢センサ、散布弁開度センサで
    あり、上記外部のアクチュエータは、農薬の散布弁であ
    り、データ解析部は、上記外部のセンサからの、速度、
    風速、姿勢、散布弁開度に基づいて、地表の農薬濃度を
    計算し、データ出力部は、計算された農薬濃度を表示す
    るとともに散布弁の開度を自動調節し、農薬散布機能を
    有することを特徴とする入出力部を備えた地図情報解析
    装置。
JP25046797A 1997-09-16 1997-09-16 入出力部を備えた地図情報解析装置 Pending JPH1195656A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006047700A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Hitachi Ltd 3次元海底地形図表示装置及び方法
KR100594549B1 (ko) 2004-07-20 2006-06-30 에스케이 텔레콤주식회사 인빌딩에서의 절대좌표를 이용한 측정 라우터의 표시장치및 좌표의 계측방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100594549B1 (ko) 2004-07-20 2006-06-30 에스케이 텔레콤주식회사 인빌딩에서의 절대좌표를 이용한 측정 라우터의 표시장치및 좌표의 계측방법
JP2006047700A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Hitachi Ltd 3次元海底地形図表示装置及び方法
JP4513455B2 (ja) * 2004-08-05 2010-07-28 株式会社日立製作所 3次元海底地形図表示装置及び方法

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