JPH1173983A - 燃料電池発電装置及び燃料電池劣化診断方法 - Google Patents

燃料電池発電装置及び燃料電池劣化診断方法

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JPH1173983A
JPH1173983A JP9234192A JP23419297A JPH1173983A JP H1173983 A JPH1173983 A JP H1173983A JP 9234192 A JP9234192 A JP 9234192A JP 23419297 A JP23419297 A JP 23419297A JP H1173983 A JPH1173983 A JP H1173983A
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JP
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power
cell stack
efficiency
fuel
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Tadatoshi Babasaki
忠利 馬場崎
Tetsuo Take
武  哲夫
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】常に経済的にメリットがある高い効率で燃料電
池発電装置の発電を行うことができる燃料電池発電装置
及びその劣化診断方法を提供する。 【解決手段】燃料電池発電装置において、改質装置2に
供給される燃料の流量を検出する燃料流量検出回路15
と、電力変換装置10の出力電圧を検出する電圧検出回
路11と、電力変換装置10の出力電流を検出する電流
検出回路16と、電圧検出回路11の出力と電流検出回
路16の出力を入力とし、電力変換装置10の出力電力
を演算する電力演算回路17と、燃料流量検出回路15
の出力と電力演算回路17の出力を入力とし、燃料電池
発電装置の発電効率を演算する効率演算回路18と、基
準となる燃料電池発電装置の発電効率を出力する基準効
率演算回路19と、効率演算回路18の出力と基準効率
演算回路19の出力を比較して、セルスタックの劣化を
検出する比較回路13とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料及び空気から
電気エネルギーを出力する燃料電池発電装置及び燃料電
池劣化診断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に燃料電池発電装置の従来例とし
て、都市ガスを燃料としたリン酸型燃料電池発電装置の
構成を示す。本装置の主な構成要素は、改質装置、セル
スタック、電力変換装置である。以下に図2を用いて、
この従来の燃料電池発電装置の作用について説明する。
【0003】従来の燃料電池発電装置20は、都市ガス
等の燃料1を水素3に変換するために改質装置2に入力
する。セルスタック5は、酸素4と、改質装置2からの
水素3が供給されたときに化学反応により電気エネルギ
ー9を出力する。前記セルスタック5から出力された電
気エネルギー9は電力変換装置10に入力され、適度な
電圧に変換されて負荷に供給される。
【0004】ここで、前記セルスタック5の出力電圧は
電圧検出回路11により常時検出され、電圧検出回路1
1ではセルスタック5の出力電圧に相当する電圧信号を
出力する。電圧検出回路11から出力される電圧信号と
基準電圧回路12から出力される電圧信号とは比較回路
13に入力される。そして、比較回路13の出力信号よ
りも電圧検出回路11の出力信号が小さいときにセルス
タック5の劣化を示す劣化信号14を比較回路13から
出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た電圧検出回路11を用いてセルスタック5の出力電圧
によりセルスタック5の劣化を判定した場合、燃料電池
発電装置20を経済的に使用していないことがある。す
なわち、セルスタック5の出力電圧はセルスタック5の
劣化とともに低下するが、燃料1を改質した水素3の供
給流量を増加すれば、セルスタック5は定格負荷電力の
発電が可能である。従って、セルスタック5は出力電圧
が低下しても、燃料1を増加すれば使用可能であり、セ
ルスタック5をより長く運用できる。一方、セルスタッ
ク5の出力電圧低下に伴い燃料を増加しすぎると、燃料
電池発電装置20の効率が低下し、経済的メリットが無
くなる。
【0006】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、セルスタック
の劣化診断を燃料電池発電装置の効率に基づいて行うこ
とによって、常に経済的にメリットがある高い効率で発
電を行うことができる燃料電池発電装置及びその劣化診
断方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る燃料電池発電装置は、燃料から
水素をつくるための改質装置と、電解質をサンドイッチ
した燃料極と酸素極の積層体からなり、酸素と、前記改
質装置からの水素が供給されたときに化学反応により電
気エネルギーを出力するセルスタックと、このセルスタ
ックからの電気エネルギーを適度な電圧に変換する電力
変換装置と、前記改質装置に供給される燃料の流量を検
出する燃料流量検出回路と、前記電力変換装置の出力電
圧を検出する電圧検出回路と、前記電力変換装置の出力
電流を検出する電流検出回路と、前記電圧検出回路の出
力と前記電流検出回路の出力を入力とし、前記電力変換
装置の出力電力を演算する電力演算回路と、前記燃料流
量検出回路の出力と前記電力演算回路の出力を入力と
し、前記燃料電池発電装置の発電効率を演算する効率演
算回路と、基準となる燃料電池発電装置の発電効率を出
力する基準効率演算回路と、前記効率演算回路の出力と
前記基準効率演算回路の出力を比較して、前記セルスタ
ックの劣化を検出する比較回路とを具備する。
【0008】また、第2の発明に係る燃料電池発電装置
は、燃料から水素をつくるための改質装置と、電解質を
サンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からなり、酸
素と、前記改質装置からの水素が供給されたときに化学
反応により電気エネルギーを出力するセルスタックと、
このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
変換する電力変換装置と、前記セルスタックに供給され
る水素の流量を検出する水素流量検出回路と、前記電力
変換装置の出力電圧を検出する電圧検出回路と、前記電
力変換装置の出力電流を検出する電流検出回路と、前記
電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入力と
し、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演算回
路と、前記水素流量検出回路の出力と前記電力演算回路
の出力を入力とし、前記燃料電池発電装置の発電効率を
演算する効率演算回路と、基準となる燃料電池発電装置
の発電効率を出力する基準効率演算回路と、前記効率演
算回路の出力と前記基準効率演算回路の出力を比較し
て、前記セルスタックの劣化を検出する比較回路と、を
具備する。
【0009】また、第3の発明に係る燃料電池発電装置
は、燃料から水素をつくるための改質装置と、電解質を
サンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からなり、酸
素と、前記改質装置からの水素が供給されたときに化学
反応により電気エネルギーを出力するセルスタックと、
このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
変換する電力変換装置と、前記セルスタックに供給され
る酸素の流量を検出する酸素流量検出回路と、前記電力
変換装置の出力電圧を検出する電圧検出回路と、前記電
力変換装置の出力電流を検出する電流検出回路と、前記
電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入力と
し、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演算回
路と、前記酸素流量検出回路の出力と前記電力演算回路
の出力を入力とし、前記燃料電池発電装置の発電効率を
演算する効率演算回路と、基準となる燃料電池発電装置
の発電効率を出力する基準効率演算回路と、前記効率演
算回路の出力と前記基準効率演算回路の出力を比較し
て、前記セルスタックの劣化を検出する比較回路とを具
備する。
【0010】また、第4の発明に係る燃料電池発電装置
は、燃料から水素をつくるための改質装置と、電解質を
サンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からなり、酸
素と、前記改質装置からの水素が供給されたときに化学
反応により電気エネルギーを出力するセルスタックと、
このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
変換する電力変換装置と、前記改質装置に供給される燃
料の流量を検出する燃料流量検出回路と、前記セルスタ
ックの出力電圧を検出する電圧検出回路と、前記セルス
タックの出力電流を検出する電流検出回路と、前記電圧
検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入力とし、
前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演算回路
と、前記燃料流量検出回路の出力と前記電力演算回路の
出力を入力とし、前記セルスタックの発電効率及び改質
装置の改質効率を演算する効率演算回路と、基準となる
セルスタックの発電効率及び改質装置の改質効率を出力
する基準効率演算回路と、前記効率演算回路の出力と前
記基準効率演算回路の出力を比較して、前記セルスタッ
クの劣化を検出する比較回路とを具備する。
【0011】また、第5の発明に係る燃料電池発電装置
は、燃料から水素をつくるための改質装置と、電解質を
サンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からなり、酸
素と、前記改質装置からの水素が供給されたときに化学
反応により電気エネルギーを出力するセルスタックと、
このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
変換する電力変換装置と、前記セルスタックに供給され
る水素の流量を検出する水素流量検出回路と、前記セル
スタックの出力電圧を検出する電圧検出回路と、前記セ
ルスタックの出力電流を検出する電流検出回路と、前記
電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入力と
し、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演算回
路と、前記水素流量検出回路の出力と前記電力演算回路
の出力を入力とし、前記セルスタックの発電効率を演算
する効率演算回路と、基準となるセルスタックの発電効
率を出力する基準効率演算回路と、前記効率演算回路の
出力と前記基準効率演算回路の出力を比較して、前記セ
ルスタックの劣化を検出する比較回路とを具備する。
【0012】また、第6の発明に係る燃料電池発電装置
は、燃料から水素をつくるための改質装置と、電解質を
サンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からなり、酸
素と、前記改質装置からの水素が供給されたときに化学
反応により電気エネルギーを出力するセルスタックと、
このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
変換する電力変換装置と、前記セルスタックに供給され
る酸素の流量を検出する酸素流量検出回路と、前記セル
スタックの出力電圧を検出する電圧検出回路と、前記セ
ルスタックの出力電流を検出する電流検出回路と、前記
電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入力と
し、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演算回
路と、前記酸素流量検出回路の出力と前記電力演算回路
の出力を入力とし、前記セルスタックの発電効率を演算
する効率演算回路と、基準となるセルスタックの発電効
率を出力する基準効率演算回路と、前記効率演算回路の
出力と前記基準効率演算回路の出力を比較して、前記セ
ルスタックの劣化を検出する比較回路とを具備する。
【0013】また、第7の発明に係る燃料電池劣化診断
方法は、燃料から水素をつくるための改質工程と、電解
質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からなる
セルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた水素
とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力する
工程と、この電気エネルギーを適度な電圧に変換する電
力変換工程と、前記改質工程において供給される燃料の
流量を検出する燃料流量検出工程と、前記電力変換工程
における出力電圧を検出する電圧検出工程と、前記電力
変換工程における出力電流を検出する電流検出工程と、
前記電圧検出工程で得られた出力と前記電流検出工程で
得られた出力を入力とし、前記電力変換工程における出
力電力を演算する電力演算工程と、前記燃料流量検出工
程で得られた出力と前記電力演算工程で得られた出力を
入力とし、前記燃料電池の発電効率を演算する効率演算
工程と、基準となる燃料電池の発電効率を出力する基準
効率演算工程と、前記効率演算工程における出力と前記
基準効率演算工程における出力を比較して、前記セルス
タックの劣化を検出する比較工程とを具備する。
【0014】また、第8の発明に係る燃料電池劣化診断
方法は、燃料から水素をつくるための改質工程と、電解
質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からなる
セルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた水素
とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力する
工程と、この電気エネルギーを適度な電圧に変換する電
力変換工程と、前記セルスタックに供給される水素の流
量を検出する水素流量検出工程と、前記電力変換工程に
おける出力電圧を検出する電圧検出工程と、前記電力変
換工程における出力電流を検出する電流検出工程と、前
記電圧検出工程で得られた出力と前記電流検出工程で得
られた出力を入力とし、前記電力変換工程における出力
電力を演算する電力演算工程と、前記水素流量検出工程
で得られた出力と前記電力演算工程で得られた出力を入
力とし、前記燃料電池の発電効率を演算する効率演算工
程と、基準となる燃料電池の発電効率を出力する基準効
率演算工程と、前記効率演算工程における出力と前記基
準効率演算工程における出力を比較して、前記セルスタ
ックの劣化を検出する比較工程とを具備する。
【0015】また、第9の発明に係る燃料電池劣化診断
方法は、燃料から水素をつくるための改質工程と、電解
質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からなる
セルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた水素
とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力する
工程と、この電気エネルギーを適度な電圧に変換する電
力変換工程と、前記セルスタックに供給される酸素の流
量を検出する酸素流量検出工程と、前記電力変換工程に
おける出力電圧を検出する電圧検出工程と、前記電力変
換工程における出力電流を検出する電流検出工程と、前
記電圧検出工程で得られた出力と前記電流検出回路で得
られた出力を入力とし、前記電力変換工程における出力
電力を演算する電力演算工程と、前記酸素流量検出工程
で得られた出力と前記電力演算工程で得られた出力を入
力とし、前記燃料電池の発電効率を演算する効率演算工
程と、基準となる燃料電池の発電効率を出力する基準効
率演算工程と、前記効率演算工程における出力と前記基
準効率演算工程における出力を比較して、前記セルスタ
ックの劣化を検出する比較工程とを具備する。
【0016】また、第10の発明に係る燃料電池劣化診
断方法は、燃料から水素をつくるための改質工程と、電
解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からな
るセルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた水
素とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力す
る工程と、この電気エネルギーを適度な電圧に変換する
電力変換工程と、前記改質工程において供給される燃料
の流量を検出する燃料流量検出工程と、前記セルスタッ
クの出力電圧を検出する電圧検出工程と、前記セルスタ
ックの出力電流を検出する電流検出工程と、前記電圧検
出工程で得られた出力と前記電流検出工程で得られた出
力を入力とし、前記電力変換工程における出力電力を演
算する電力演算工程と、前記燃料流量検出工程で得られ
た出力と前記電力演算工程で得られた出力を入力とし、
前記セルスタックの発電効率及び改質工程の改質効率を
演算する効率演算工程と、基準となるセルスタックの発
電効率及び改質工程の改質効率を出力する基準効率演算
工程と、前記効率演算工程における出力と前記基準効率
演算工程における出力を比較して、前記セルスタックの
劣化を検出する比較工程とを具備する。
【0017】また、第11の発明に係る燃料電池劣化診
断方法は、燃料から水素をつくるための改質工程と、電
解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からな
るセルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた水
素とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力す
る工程と、この電気エネルギーを適度な電圧に変換する
電力変換工程と、前記セルスタックに供給される水素の
流量を検出する水素流量検出工程と、前記セルスタック
の出力電圧を検出する電圧検出工程と、前記セルスタッ
クの出力電流を検出する電流検出工程と、前記電圧検出
回路で得られた出力と前記電流検出工程で得られた出力
を入力とし、前記電力変換工程における出力電圧を演算
する電力演算工程と、前記水素流量検出工程で得られた
出力と前記電力演算工程で得られた出力を入力とし、前
記セルスタックの発電効率を演算する効率演算工程と、
基準となるセルスタックの発電効率を出力する基準効率
演算工程と、前記効率演算工程における出力と前記基準
効率演算工程における出力を比較して、前記セルスタッ
クの劣化を検出する比較工程とを具備する。
【0018】また、第12の発明に係る燃料電池劣化診
断方法は、燃料から水素をつくるための改質工程と、電
解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体からな
るセルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた水
素とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力す
る工程と、この電気エネルギーを適度な電圧に変換する
電力変換工程と、前記セルスタックに供給される酸素の
流量を検出する酸素流量検出工程と、前記セルスタック
の出力電圧を検出する電圧検出工程と、前記セルスタッ
クの出力電流を検出する電流検出工程と、前記電圧検出
工程で得られた出力と前記電流検出工程で得られた出力
を入力とし、前記電力変換工程における出力電圧を演算
する電力演算工程と、前記酸素流量検出工程で得られた
出力と前記電力演算工程で得られた出力を入力とし、前
記セルスタックの発電効率を演算する効率演算工程と、
基準となるセルスタックの発電効率を出力する基準効率
演算工程と、前記効率演算工程における出力と前記基準
効率演算工程における出力を比較して、前記セルスタッ
クの劣化を検出する比較工程とを具備する。
【0019】すなわち、本発明では、燃料電池発電装置
の入力には燃料を検出する燃料流量検出回路を設け、燃
料電池発電装置の出力には、電力変換装置の出力電力を
演算する電力演算回路を設け、燃料流量検出回路により
検出された燃料流量と電力演算回路により検出された出
力電力とにより、燃料電池発電装置の効率を求める。一
方、基準効率演算回路は、燃料の価格や電気料金、耐用
年数、初期コスト等から燃料電池発電装置の経済的メリ
ットがある最低効率を演算している。従って、測定時点
での燃料電池発電装置の効率が、基準効率演算回路にあ
る最低効率を下回った場合に、セルスタックの劣化を判
断し、取り替えを知らせる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態
の構成を示す図である。上記した図2と同一のものは同
一符号で表し、これらのものについてはその説明を省略
する。図1を用いて本実施形態を説明する。本実施形態
は、電力変換装置10の後段に接続される電圧検出回路
11、電流検出回路16及び電力演算回路17、燃料1
の流量を測定する燃料流量検出回路15、燃料電池発電
装置20の効率を算出する効率演算回路18、燃料電池
発電装置20の最低効率を演算する基準効率演算回路1
9を新たに設けた点が図2に示した従来例とは異なる。
【0021】次に第1実施形態の作用について説明す
る。電圧検出回路11で電力変換装置10の出力電圧を
検出して、出力電圧に相当する電圧信号を出力する。電
流検出回路16では電力変換装置10の出力電流を検出
して、出力電流に相当する電圧信号を出力する。電流検
出回路16及び電圧検出回路11から出力される電圧信
号は電力演算回路17に入力され、電力演算回路17で
燃料電池発電装置20の出力電力を算出する。
【0022】燃料流量検出回路15は改質装置2に入力
される燃料1の流量を検出して、燃料1に相当する電圧
信号を出力する。効率演算回路18は燃料流量検出回路
15から入力される電圧信号と電力演算回路17から入
力される電圧信号により、燃料電池発電装置の効率を算
出し、効率に相当する電圧信号を出力する。
【0023】基準効率演算回路19は、都市ガス等の燃
料1の価格や電気料金、燃料電池発電装置の耐用年数、
初期コスト等から燃料電池発電装置20が経済的にメリ
ットがある最低効率を演算し、最低効率に相当する電圧
信号を出力する。比較回路13は効率演算回路18から
入力される電圧信号と基準効率演算回路19から入力さ
れる電圧信号とを比較し、現在の燃料電池発電装置20
の効率が下回ると劣化信号14を送出してセルスタック
5の劣化を知らせる。
【0024】以下に図3を参照してさらに説明する。セ
ルスタック5の劣化が進行すると、セルスタックの出力
電圧が低下する。燃料電池発電装置20から一定の出力
を負荷に供給している場合、燃料電池発電装置20の出
力電流が増加するので、セルスタック5に供給される水
素3が増加し、改質装置2に供給される燃料1も増加す
る。燃料電池発電装置20の電気出力の発電効率は出力
電力/燃料流量比で計算され、セルスタック5の劣化と
ともに低下する。発電効率が低下すると、必要な燃料が
増加し、燃料電池発電装置20を用いて電気を出力する
経済的メリットがなくなる。そこで、燃料電池発電装置
20の発電効率を常時演算し、経済的メリットが無くな
る時点でセルスタック5の劣化を知らせる。
【0025】図4は本発明の第2実施形態の構成を示す
図である。図2と同一のものは同一符号で表し、これら
のものについてはその説明を省略する。図4を用いて本
実施形態を説明する。本実施形態は、電力変換装置10
の後段に接続される電圧検出回路11、電流検出回路1
6及び電力演算回路17、水素3の流量を測定する水素
流量検出回路21、燃料電池発電装置20の効率を算出
する効率演算回路18、燃料電池発電装置20の最低効
率を演算する基準効率演算回路19を新たに設けた点が
図2に示した従来例とは異なる。
【0026】次に第2実施形態の作用について説明す
る。電圧検出回路11で電力変換装置10の出力電圧を
検出して、出力電圧に相当する電圧信号を出力する。電
流検出回路16では電力変換装置10の出力電流を検出
して、出力電流に相当する電圧信号を出力する。電流検
出回路16及び電圧検出回路11から出力される電圧信
号は電力演算回路17に入力され、電力演算回路17で
燃料電池発電装置の出力電力を算出する。
【0027】水素流量検出回路21は改質装置2からセ
ルスタック5に入力される水素3の流量を検出して、水
素3に相当する電圧信号を出力する。効率演算回路18
は水素流量検出回路21から入力される電圧信号と電力
演算回路17から入力される電圧信号により、燃料電池
発電装置の効率を算出し、効率に相当する電圧信号を出
力する。
【0028】基準効率演算回路19は、都市ガス等の燃
料1の価格や電気料金、燃料電池発電装置の耐用年数、
初期コスト等から燃料電池発電装置20が経済的にメリ
ットがある最低効率を演算し、最低効率に相当する電圧
信号を出力する。比較回路13は効率演算回路18から
入力される電圧信号と基準効率演算回路19から入力さ
れる電圧信号とを比較し、現在の燃料電池発電装置20
の効率が下回ると劣化信号14を送出してセルスタック
5の劣化を知らせる。
【0029】図5は本発明の第3実施形態の構成を示す
図である。図2と同一のものは同一符号で表し、これら
のものについてはその説明を省略する。図5を用いて本
実施形態を説明する。本実施形態は、電力変換装置10
の後段に接続される電圧検出回路11、電流検出回路1
6及び電力演算回路17、酸素4の流量を測定する酸素
流量検出回路22、燃料電池発電装置20の効率を算出
する効率演算回路18、燃料電池発電装置20の最低効
率を演算する基準効率演算回路19を新たに設けた点が
図2に示した従来例とは異なる。
【0030】次に本実施形態の作用について説明する。
電圧検出回路11で電力変換装置10の出力電圧を検出
して、出力電圧に相当する電圧信号を出力する。電流検
出回路16では電力変換装置10の出力電流を検出し
て、出力電流に相当する電圧信号を出力する。電流検出
回路16及び検出回路11から出力される電圧信号は電
力演算回路17に入力され、電力演算回路17で燃料電
池発電装置の出力電力を算出する。
【0031】酸素流量検出回路22はセルスタック5に
入力される酸素4の流量を検出して、酸素4に相当する
電圧信号を出力する。なお、セルスタック5内では水素
3と酸素4が一定の比で反応するので、酸素4の流量に
より水素3の流量が把握できる。
【0032】効率演算回路18は酸素流量検出回路22
から入力される電圧信号と電力演算回路17から入力さ
れる電圧信号により、燃料電池発電装置の効率を算出
し、効率に相当する電圧信号を出力する。
【0033】基準効率演算回路19は、都市ガス等の燃
料1の価格や電気料金、燃料電池発電装置の耐用年数、
初期コスト等から燃料電池発電装置20が経済的にメリ
ットがある最低効率を演算し、最低効率に相当する電圧
信号を出力する。比較回路13は効率演算回路18から
入力される電圧信号と基準効率演算回路19から入力さ
れる電圧信号とを比較し、現在の燃料電池発電装置20
の効率が下回ると劣化信号14を送出してセルスタック
5の劣化を知らせる。
【0034】図6は本発明の第4実施形態の構成を示す
図である。図2と同一のものは同一符号で表し、これら
のものについてはその説明を省略する。図6を用いて本
実施形態を説明する。本実施形態は、セルスタック5の
後段に接続される電流検出回路16及び電力演算回路1
7、燃料1の流量を測定する燃料流量検出回路15、改
質装置2及びセルスタック5の効率を算出する効率演算
回路18、改質装置2及びセルスタック5の最低効率を
算出する基準効率演算回路18、改質装置2及びセルス
タック5の最低効率を演算する基準効率演算回路19を
設けた点が図2に示した従来例とは異なる。
【0035】次に第4実施形態の作用について説明す
る。電圧検出回路11でセルスタック5の出力電圧を検
出して、出力電圧に相当する電圧信号を出力する。電流
検出回路16ではセルスタック5の出力電流を検出し
て、出力電流に相当する電圧信号を出力する。電流検出
回路16及び検出回路11から出力される電圧信号は電
力演算回路17に入力され、電力演算回路17でセルス
タック5の出力電力を算出する。
【0036】燃料流量検出回路15は改質装置2に入力
される燃料1の流量を検出して、燃料1に相当する電圧
信号を出力する。効率演算回路18は燃料流量検出回路
15から入力される電圧信号と、電力演算回路17から
入力される電圧信号により、改質装置2の改質効率及び
セルスタック5の発電効率を算出し、効率に相当する電
圧信号を出力する。
【0037】基準効率演算回路19は、都市ガス等の燃
料1の価格や電気料金、燃料電池発電装置の耐用年数、
初期コスト等から、改質装置2及びセルスタック5が経
済的にメリットがある最低効率を演算し、最低効率に相
当する電圧信号を出力する。比較回路13は効率演算回
路18から入力される電圧信号と基準効率演算回路19
から入力される電圧信号とを各々比較し、現在の改質装
置2とセルスタック5の効率が下回ると劣化信号14を
送出して改質装置2とセルスタック5の劣化を知らせ
る。
【0038】図7は本発明の第5実施形態の構成を示す
図である。図2と同一のものは同一符号で表し、これら
のものについてはその説明を省略する。図7を用いて本
実施形態を説明する。本実施形態は、セルスタック5の
後段に接続される電流検出回路16及び電力演算回路1
7、水素3の流量を測定する水素流量検出回路21、セ
ルスタック5の発電効率を算出する効率演算回路18、
セルスタック5の最低効率を演算する基準効率演算回路
19を設けた点が図2に示した従来例とは異なる。
【0039】次に第5実施形態の作用について説明す
る。電圧検出回路11でセルスタック5の出力電圧を検
出して、出力電圧に相当する電圧信号を出力する。電流
検出回路16ではセルスタック5の出力電流を検出し
て、出力電流に相当する電圧信号を出力する。電流検出
回路16及び電圧検出回路11から出力される電圧信号
は電力演算回路17に入力され、電力演算回路17でセ
ルスタック5の出力電力を算出する。
【0040】水素流量検出回路21はセルスタック5に
入力される水素3の流量を検出して、水素3に相当する
電圧信号を出力する。効率演算回路18は水素流量検出
回路21から入力される電圧信号と、電力演算回路17
から入力される電圧信号により、セルスタック5の発電
効率を算出し、効率に相当する電圧信号を出力する。
【0041】基準効率演算回路19は、都市ガス等の燃
料1の価格や電気料金、燃料電池発電装置の耐用年数、
初期コスト等から、セルスタック5が経済的メリットが
ある最低効率を演算し、最低効率に相当する電圧信号を
出力する。比較回路13は効率演算回路18から入力さ
れる電圧信号と基準効率演算回路19から入力される電
圧信号とを各々比較し、現在のセルスタック5の効率が
下回ると劣化信号14を送出してセルスタック5の劣化
を知らせる。
【0042】図8は本発明の第6実施形態の構成を示す
図である。図2と同一のものは同一符号で表し、これら
のものについてはその説明を省略する。図8を用いて本
実施形態を説明する。本実施形態は、セルスタック5の
後段に接続される電流検出回路16及び電力演算回路1
7、酸素4の流量を測定する酸素流量検出回路22、セ
ルスタック5の効率を算出する効率演算回路18、セル
スタック5の最低効率を演算する基準効率演算回路19
を設けた点が図2に示した従来例とは異なる。
【0043】次に第6実施形態の作用について説明す
る。電圧検出回路11でセルスタック5の出力電圧を検
出して、出力電圧に相当する電圧信号を出力する。電流
検出回路16ではセルスタック5の出力電流を検出し
て、出力電流に相当する電圧信号を出力する。電流検出
回路16及び電圧検出回路11から出力される電圧信号
は電力演算回路17に入力され、電力演算回路17でセ
ルスタック5の出力電力を算出する。
【0044】酸素流量検出回路22はセルスタック5に
入力される酸素4の流量を検出して、酸素4に相当する
電圧信号を出力する。なお、セルスタック5には水素3
と酸素4は一定の比で反応するので、酸素4の流量によ
り水素3の流量が把握できる。
【0045】効率演算回路18は酸素流量検出回路22
から入力される電圧信号と、電力演算回路17から入力
される電圧信号により、セルスタック5の効率を算出
し、効率に相当する電圧信号を出力する。
【0046】基準効率演算回路19は、都市ガス等の燃
料1の価格や電気料金、燃料電池発電装置の耐用年数、
初期コスト等から、セルスタック5が経済的メリットが
ある最低効率を演算し、最低効率に相当する電圧信号を
出力する。比較回路13は効率演算回路18から入力さ
れる電圧信号と基準効率演算回路19から入力される電
圧信号とを各々比較し、現在のセルスタック5の効率が
下回ると劣化信号14を送出してセルスタック5の劣化
を知らせる。
【0047】以上説明したように、本実施形態では、燃
料の流量と電気出力によって燃料電池効率を演算するこ
とと、燃料電池効率と所定の基準効率とを比較すること
によって経済的メリットの判断を行い、セルスタックの
劣化を診断するようにしたので、常に経済的にメリット
がある高い効率で燃料電池発電装置の発電を行うことが
できる。このように、本実施形態は、従来の技術のよう
にセルスタックの出力電圧ではなく、燃料電池発電装置
の効率を演算し、燃料電池発電装置の効率によって、セ
ルスタックの劣化を診断するという点が従来技術と大き
く異なる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、燃料電池発電装置の効
率に基づいてセルスタックの劣化診断を行うようにした
ので、常に経済的にメリットがある高い効率で燃料電池
発電装置の発電を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る燃料電池発電装置
の構成を示す図である。
【図2】従来の燃料電池発電装置の構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態の効果を説明するための
図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る燃料電池発電装置
の構成を示す図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る燃料電池発電装置
の構成を示す図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係る燃料電池発電装置
の構成を示す図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係る燃料電池発電装置
の構成を示す図である。
【図8】本発明の第6実施形態に係る燃料電池発電装置
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…燃料 2…改質装置 3…水素 4…酸素 5…セルスタック 6…燃料極 7…電解質 8…酸素極 9…電気エネルギー 10…電力変換装置 11…電圧検出回路 12…基準電圧回路 13…比較回路 14…劣化信号 15…燃料流量検出回路 16…電流検出回路 17…電力演算回路 18…効率演算回路 19…基準効率演算回路 20…燃料電池発電装置 21…水素流量検出回路 22…酸素流量検出回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料から水素をつくるための改質装置
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なり、酸素と、前記改質装置からの水素が供給されたと
    きに化学反応により電気エネルギーを出力するセルスタ
    ックと、 このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
    変換する電力変換装置と、 前記改質装置に供給される燃料の流量を検出する燃料流
    量検出回路と、 前記電力変換装置の出力電圧を検出する電圧検出回路
    と、 前記電力変換装置の出力電流を検出する電流検出回路
    と、 前記電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入
    力とし、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演
    算回路と、 前記燃料流量検出回路の出力と前記電力演算回路の出力
    を入力とし、前記燃料電池発電装置の発電効率を演算す
    る効率演算回路と、 基準となる燃料電池発電装置の発電効率を出力する基準
    効率演算回路と、 前記効率演算回路の出力と前記基準効率演算回路の出力
    を比較して、前記セルスタックの劣化を検出する比較回
    路と、を具備することを特徴とする燃料電池発電装置。
  2. 【請求項2】 燃料から水素をつくるための改質装置
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なり、酸素と、前記改質装置からの水素が供給されたと
    きに化学反応により電気エネルギーを出力するセルスタ
    ックと、 このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
    変換する電力変換装置と、 前記セルスタックに供給される水素の流量を検出する水
    素流量検出回路と、 前記電力変換装置の出力電圧を検出する電圧検出回路
    と、 前記電力変換装置の出力電流を検出する電流検出回路
    と、 前記電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入
    力とし、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演
    算回路と、 前記水素流量検出回路の出力と前記電力演算回路の出力
    を入力とし、前記燃料電池発電装置の発電効率を演算す
    る効率演算回路と、 基準となる燃料電池発電装置の発電効率を出力する基準
    効率演算回路と、 前記効率演算回路の出力と前記基準効率演算回路の出力
    を比較して、前記セルスタックの劣化を検出する比較回
    路と、を具備することを特徴とする燃料電池発電装置。
  3. 【請求項3】 燃料から水素をつくるための改質装置
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なり、酸素と、前記改質装置からの水素が供給されたと
    きに化学反応により電気エネルギーを出力するセルスタ
    ックと、 このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
    変換する電力変換装置と、 前記セルスタックに供給される酸素の流量を検出する酸
    素流量検出回路と、 前記電力変換装置の出力電圧を検出する電圧検出回路
    と、 前記電力変換装置の出力電流を検出する電流検出回路
    と、 前記電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入
    力とし、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演
    算回路と、 前記酸素流量検出回路の出力と前記電力演算回路の出力
    を入力とし、前記燃料電池発電装置の発電効率を演算す
    る効率演算回路と、 基準となる燃料電池発電装置の発電効率を出力する基準
    効率演算回路と、 前記効率演算回路の出力と前記基準効率演算回路の出力
    を比較して、前記セルスタックの劣化を検出する比較回
    路と、を具備することを特徴とする燃料電池発電装置。
  4. 【請求項4】 燃料から水素をつくるための改質装置
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なり、酸素と、前記改質装置からの水素が供給されたと
    きに化学反応により電気エネルギーを出力するセルスタ
    ックと、 このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
    変換する電力変換装置と、 前記改質装置に供給される燃料の流量を検出する燃料流
    量検出回路と、 前記セルスタックの出力電圧を検出する電圧検出回路
    と、 前記セルスタックの出力電流を検出する電流検出回路
    と、 前記電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入
    力とし、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演
    算回路と、 前記燃料流量検出回路の出力と前記電力演算回路の出力
    を入力とし、前記セルスタックの発電効率及び改質装置
    の改質効率を演算する効率演算回路と、 基準となるセルスタックの発電効率及び改質装置の改質
    効率を出力する基準効率演算回路と、 前記効率演算回路の出力と前記基準効率演算回路の出力
    を比較して、前記セルスタックの劣化を検出する比較回
    路と、を具備することを特徴とする燃料電池発電装置。
  5. 【請求項5】 燃料から水素をつくるための改質装置
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なり、酸素と、前記改質装置からの水素が供給されたと
    きに化学反応により電気エネルギーを出力するセルスタ
    ックと、 このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
    変換する電力変換装置と、 前記セルスタックに供給される水素の流量を検出する水
    素流量検出回路と、 前記セルスタックの出力電圧を検出する電圧検出回路
    と、 前記セルスタックの出力電流を検出する電流検出回路
    と、 前記電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入
    力とし、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演
    算回路と、 前記水素流量検出回路の出力と前記電力演算回路の出力
    を入力とし、前記セルスタックの発電効率を演算する効
    率演算回路と、 基準となるセルスタックの発電効率を出力する基準効率
    演算回路と、 前記効率演算回路の出力と前記基準効率演算回路の出力
    を比較して、前記セルスタックの劣化を検出する比較回
    路と、を具備することを特徴とする燃料電池発電装置。
  6. 【請求項6】 燃料から水素をつくるための改質装置
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なり、酸素と、前記改質装置からの水素が供給されたと
    きに化学反応により電気エネルギーを出力するセルスタ
    ックと、 このセルスタックからの電気エネルギーを適度な電圧に
    変換する電力変換装置と、 前記セルスタックに供給される酸素の流量を検出する酸
    素流量検出回路と、 前記セルスタックの出力電圧を検出する電圧検出回路
    と、 前記セルスタックの出力電流を検出する電流検出回路
    と、 前記電圧検出回路の出力と前記電流検出回路の出力を入
    力とし、前記電力変換装置の出力電力を演算する電力演
    算回路と、 前記酸素流量検出回路の出力と前記電力演算回路の出力
    を入力とし、前記セルスタックの発電効率を演算する効
    率演算回路と、 基準となるセルスタックの発電効率を出力する基準効率
    演算回路と、 前記効率演算回路の出力と前記基準効率演算回路の出力
    を比較して、前記セルスタックの劣化を検出する比較回
    路と、を具備することを特徴とする燃料電池発電装置。
  7. 【請求項7】 燃料から水素をつくるための改質工程
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なるセルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた
    水素とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力
    する工程と、 この電気エネルギーを適度な電圧に変換する電力変換工
    程と、 前記改質工程において供給される燃料の流量を検出する
    燃料流量検出工程と、 前記電力変換工程における出力電圧を検出する電圧検出
    工程と、 前記電力変換工程における出力電流を検出する電流検出
    工程と、 前記電圧検出工程で得られた出力と前記電流検出工程で
    得られた出力を入力とし、前記電力変換工程における出
    力電力を演算する電力演算工程と、 前記燃料流量検出工程で得られた出力と前記電力演算工
    程で得られた出力を入力とし、前記燃料電池の発電効率
    を演算する効率演算工程と、 基準となる燃料電池の発電効率を出力する基準効率演算
    工程と、 前記効率演算工程における出力と前記基準効率演算工程
    における出力を比較して、前記セルスタックの劣化を検
    出する比較工程と、を具備することを特徴とする燃料電
    池劣化診断方法。
  8. 【請求項8】 燃料から水素をつくるための改質工程
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なるセルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた
    水素とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力
    する工程と、 この電気エネルギーを適度な電圧に変換する電力変換工
    程と、 前記セルスタックに供給される水素の流量を検出する水
    素流量検出工程と、 前記電力変換工程における出力電圧を検出する電圧検出
    工程と、 前記電力変換工程における出力電流を検出する電流検出
    工程と、 前記電圧検出工程で得られた出力と前記電流検出工程で
    得られた出力を入力とし、前記電力変換工程における出
    力電力を演算する電力演算工程と、 前記水素流量検出工程で得られた出力と前記電力演算工
    程で得られた出力を入力とし、前記燃料電池の発電効率
    を演算する効率演算工程と、 基準となる燃料電池の発電効率を出力する基準効率演算
    工程と、 前記効率演算工程における出力と前記基準効率演算工程
    における出力を比較して、前記セルスタックの劣化を検
    出する比較工程と、を具備することを特徴とする燃料電
    池劣化診断方法。
  9. 【請求項9】 燃料から水素をつくるための改質工程
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なるセルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた
    水素とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力
    する工程と、 この電気エネルギーを適度な電圧に変換する電力変換工
    程と、 前記セルスタックに供給される酸素の流量を検出する酸
    素流量検出工程と、 前記電力変換工程における出力電圧を検出する電圧検出
    工程と、 前記電力変換工程における出力電流を検出する電流検出
    工程と、 前記電圧検出工程で得られた出力と前記電流検出回路で
    得られた出力を入力とし、前記電力変換工程における出
    力電力を演算する電力演算工程と、 前記酸素流量検出工程で得られた出力と前記電力演算工
    程で得られた出力を入力とし、前記燃料電池の発電効率
    を演算する効率演算工程と、 基準となる燃料電池の発電効率を出力する基準効率演算
    工程と、 前記効率演算工程における出力と前記基準効率演算工程
    における出力を比較して、前記セルスタックの劣化を検
    出する比較工程と、を具備することを特徴とする燃料電
    池劣化診断方法。
  10. 【請求項10】 燃料から水素をつくるための改質工程
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なるセルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた
    水素とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力
    する工程と、 この電気エネルギーを適度な電圧に変換する電力変換工
    程と、 前記改質工程において供給される燃料の流量を検出する
    燃料流量検出工程と、 前記セルスタックの出力電圧を検出する電圧検出工程
    と、 前記セルスタックの出力電流を検出する電流検出工程
    と、 前記電圧検出工程で得られた出力と前記電流検出工程で
    得られた出力を入力とし、前記電力変換工程における出
    力電力を演算する電力演算工程と、 前記燃料流量検出工程で得られた出力と前記電力演算工
    程で得られた出力を入力とし、前記セルスタックの発電
    効率及び改質工程の改質効率を演算する効率演算工程
    と、 基準となるセルスタックの発電効率及び改質工程の改質
    効率を出力する基準効率演算工程と、 前記効率演算工程における出力と前記基準効率演算工程
    における出力を比較して、前記セルスタックの劣化を検
    出する比較工程と、を具備することを特徴とする燃料電
    池劣化診断方法。
  11. 【請求項11】 燃料から水素をつくるための改質工程
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なるセルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた
    水素とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力
    する工程と、 この電気エネルギーを適度な電圧に変換する電力変換工
    程と、 前記セルスタックに供給される水素の流量を検出する水
    素流量検出工程と、 前記セルスタックの出力電圧を検出する電圧検出工程
    と、 前記セルスタックの出力電流を検出する電流検出工程
    と、 前記電圧検出回路で得られた出力と前記電流検出工程で
    得られた出力を入力とし、前記電力変換工程における出
    力電圧を演算する電力演算工程と、 前記水素流量検出工程で得られた出力と前記電力演算工
    程で得られた出力を入力とし、前記セルスタックの発電
    効率を演算する効率演算工程と、 基準となるセルスタックの発電効率を出力する基準効率
    演算工程と、 前記効率演算工程における出力と前記基準効率演算工程
    における出力を比較して、前記セルスタックの劣化を検
    出する比較工程と、を具備することを特徴とする燃料電
    池劣化診断方法。
  12. 【請求項12】 燃料から水素をつくるための改質工程
    と、 電解質をサンドイッチした燃料極と酸素極の積層体から
    なるセルスタックに、酸素と、前記改質工程で得られた
    水素とを供給して化学反応により電気エネルギーを出力
    する工程と、 この電気エネルギーを適度な電圧に変換する電力変換工
    程と、 前記セルスタックに供給される酸素の流量を検出する酸
    素流量検出工程と、 前記セルスタックの出力電圧を検出する電圧検出工程
    と、 前記セルスタックの出力電流を検出する電流検出工程
    と、 前記電圧検出工程で得られた出力と前記電流検出工程で
    得られた出力を入力とし、前記電力変換工程における出
    力電圧を演算する電力演算工程と、 前記酸素流量検出工程で得られた出力と前記電力演算工
    程で得られた出力を入力とし、前記セルスタックの発電
    効率を演算する効率演算工程と、 基準となるセルスタックの発電効率を出力する基準効率
    演算工程と、 前記効率演算工程における出力と前記基準効率演算工程
    における出力を比較して、前記セルスタックの劣化を検
    出する比較工程と、を具備することを特徴とする燃料電
    池劣化診断方法。
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