JPH1173492A - 座標変換方法、画像合成方法及び情報記録媒体 - Google Patents

座標変換方法、画像合成方法及び情報記録媒体

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JPH1173492A
JPH1173492A JP9303893A JP30389397A JPH1173492A JP H1173492 A JPH1173492 A JP H1173492A JP 9303893 A JP9303893 A JP 9303893A JP 30389397 A JP30389397 A JP 30389397A JP H1173492 A JPH1173492 A JP H1173492A
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公一 江尻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一地点から異なった方位を撮影した複数の
画像を高精度に合成する。 【解決手段】 二つの画像の共通パターンを抽出する
(S2)。共通パターンをキーとして画像の歪曲収差係
数を推定し、歪曲収差補正された各画素の方位角度座標
(経度,緯度)を求める(S3−S6)。共通パターン
の代表点の方位角度座標に基づいて座標変換行列を求
め、統一座標系への方位角度座標の変換を行う(S7,
S8)。変換後の方位角度座標を表示面に投影し(S
9)、さらに線形補間により等画素ピッチの画像を得る
(S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的に表現され
た画像の合成技術に係り、特に、デジタルカメラ等を用
いて同一地点より異なった任意の方位を撮影した複数枚
の画像の繋ぎ合わせ合成及びそのための座標変換の技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を電子的に撮影するデジタルカメラ
等の機器の普及により、撮影画像の使われ方も大きく変
わってきている。その例が、パノラマ写真に代表される
ような、異なった方位を撮影した複数枚の画像の繋ぎ合
わせ合成である。この場合、各画像を撮影する際のデジ
タルカメラ等のレンズ中心は不動であることが前提であ
る。しかし、複数枚の画像を単純に繋ぎ合わせたので
は、不自然な合成画像しか得られない。その理由につい
て図1を参照して説明する。
【0003】図1において、1は撮影に用いられるカメ
ラのレンズ、2は撮像用のCCD、3は被写体である。
aoが光軸となる方位で被写体3を撮影した時に、被写
体3の点b,cはCCD2上の点p1,p2に結像さ
れ、cqが光軸となる方位で被写体3を撮影した時に
(1’と2’はそれぞれ、この時のレンズ1とCCD2
の位置を表す)、同じ被写体3の点b,cはCCD2上
の点r,qに結像されるとする。このように、同じ被写
体3上の区間「bc」は、異なった方位で撮影した画像
上では長さの異なる区間「p1p2」と区間「qr」と
して表現される。この例から明らかなように、レンズの
歪みがなくとも、撮影方位によって画像上の被写体像の
大きさが変わってしまう。したがって、方位の異なる画
像の単純な繋ぎ合わせでは良質な合成画像を得られな
い。
【0004】良質な合成画像を得るためには、合成しよ
うとする個々の画像の修正が必要であるだけでなく、そ
の繋ぎ合わせ位置の調整が必要となる。しかし、このよ
うな修正と繋ぎ合わせ合成、上下左右、任意の方位に任
意角度だけずらして撮影された複数の画像について高精
度に行うための実用的な手法は、これまで知られていな
い。
【0005】例えば、2つの撮像装置で2方向を撮影し
た2つの画像、あるいは1つの撮像装置である方向を撮
影した画像と、その撮像装置を水平にある角度だけ回転
させて撮影した画像とを合成し、単一始点から見た場合
と同様の超広角度画像を得ようとする画像合成装置が特
開平7−135605公報に述べられている。しかし、
これは予め撮影方向、レンズ特性などから座標変換のた
めのパラメータを求めて記録しておく必要があるため、
異なった任意の方位を撮影した複数の画像を合成する目
的には適用できない。
【0006】また、Shenchang Eric Chen,”Quick
Time VR−An Image−BasedApproach to Virtua
ul Environment Navigation,”Computer Graphics
Proceedings,Annual Conference Series,199
5 pp.29−38は、カメラをその垂直軸周りに一方
向にほぼ等角度だけ振って撮影した、部分的にオーバー
ラップした複数の画像を合成するプロセスに言及してい
る。このプロセスは、その詳細は述べられていないが、
記述内容から判断する限りでは、同一地点からカメラを
上下左右、任意の方向に任意の角度ずらせて撮影した複
数の画像を合成する目的に適用できない。
【0007】なお、天体写真に関連してであるが、全天
を1枚の画像に納めることはできないので、全天のパノ
ラマが必要なときには、個々の天体を撮影した多数の画
像を用意する必要がある。各画像の撮影方位は知れてい
るため、その撮影方位から個々の天体の方位角度座標を
測定できるので、この方位角度座標をベースにすれば、
有限個の天体を方位的に正確に表したパノラマ表現は不
可能ではない。しかし、このような手法は、被写体を予
め特定できず撮影方位も解らない一般的な画像の合成の
目的に、そのまま適用できる方法ではない。
【0008】
【発明の解決しようとする課題】本発明の目的は、同じ
地点から異なった任意の方位を撮影した、部分的にオー
バーラップした複数の画像を高精度に合成する方法及び
そのための座標変換方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、同一地
点から異なった任意の方位を撮影した複数の画像を合成
するための座標変換方法が提供されるが、その特徴は、
注目した二つの画像に共通のパターンを複数組抽出し、
注目した各画像の抽出されたパターンの代表点を、その
画像に固有の座標系の方位角度座標で表現し、注目した
二つの画像の抽出されたパターンの代表点の方位角度座
標に基づいて注目した二つの画像の座標系間の関係を求
め、求められた座標系間関係に従って注目した二つの画
像の画素の方位角度座標を注目した二つの画像に共通の
座標系の方位角度座標に変換することにある。この方法
の好ましい態様によれば、注目した各画像に固有の座標
系の方位角度座標は、予め歪曲収差補正が施される。
【0010】本発明によれば、同一地点から異なった任
意の方位を撮影した複数の要素画像の合成画像を生成す
る画像合成方法が提供されるが、その特徴は、基準とな
る要素画像と他の要素画像との共通パターンを複数組抽
出する第1のステップ、該第1のステップで抽出された
共通パターンの代表点の方位角度座標に基づいて該他の
要素画像の方位角度座標を該基準となる要素画像の方位
角度座標に変換するための座標変換行列を求める第2の
ステップ、及び、合成画像上の各画素の値を求めるため
の処理ステップからなり、該処理ステップは、合成画像
面上の一つの画素を注目画素として選択する第3のステ
ップ、一つの要素画像を注目要素画素として選択する第
4のステップ、該注目画素の位置を、該注目要素画像に
対して該第2のステップで求められた座標変換行列を用
いて該注目要素画像上の位置に変換する第5のステッ
プ、該第5のステップで変換された位置が当注目要素画
像の範囲内にあるか判定する第6のステップ、及び、該
第6のステップによって、該変換された位置が該注目要
素画像の範囲内にあると判定されたときに該注目要素画
像上の該変換された位置の周りの画素の値に基づいて該
注目画素の値を計算する第7のステップを含み、該第7
のステップの後に該第3のステップに戻り、該第6のス
テップによって該変換された位置が該注目要素画像の範
囲内にないと判定されたときに該第4のステップに戻る
ことにある。この方法の好ましい態様によれば、共通パ
ターンの代表点の方位角度座標に基づいて歪曲収差係数
が推定され、この歪曲収差係数を用いて共通パターンの
代表点の方位角度座標が補正され、この補正後の方位角
度座標に基づいて座標変換行列が決定され、また、合成
画像上の画素の位置を要素画像上の位置に変換する際に
も歪曲補正係数を用いた補正が施される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。図2は本発明の一実施例による画像合成のための座
標変換処理全体の流れを示している。図2において、左
側の列は角度座標系での処理を表し、右側の列は直交座
標系での処理を表している。
【0012】座標変換処理では、共通(同一)のパター
ンを含む、つまり部分的にオーバーラップさせるように
撮影された異なった方位の二つの画像に注目する。ここ
では、注目した各画像は図1に示したような撮像系によ
って同一地点より撮影され、その撮像素子はCCDであ
るとする。CCDの光センサーは通常、直交した方向に
一定のピッチx0,y0で配列されている。そして、各画
像上の画素の位置は、光軸と画像面との交点(普通、画
像の中心)を原点とした整数座標(i,j)で表され
る。高精度の変換処理を実行するには、整数座標は演算
精度の面で適当でない。そこで、本実施例では、ステッ
プS1において、整数座標(i,j)が実数座標(i
x,jy)に変換される(ix =i×x0 ,jy=j×y
0)。
【0013】次のステップS2において、二つの画像に
共通するパターンが複数組抽出される。このパターンの
抽出は、一方の画像上の適当なサイズのブロックと同じ
ものを、他方の画像上でサーチする方法によって容易に
実現できる。この時、両画像より抽出された共通パター
ンの代表点(中心画素又は重心画素など)の座標が対応
付けられて保存される。
【0014】レンズに角度θで入射した光は、光軸に対
しθ' の角度でレンズから出る。次のステップS3にお
いて、各画像上の各画素の光軸からの実測方位角度、す
なわちθ' を次式により算出し保存する。ただし、Rは
レンズの中心と撮像面(CCD)の距離である。
【0015】
【数1】
【0016】レンズに入射する光は光軸からの角度に依
存して歪曲し(歪曲収差)、次の2式の関係が成立す
る。
【0017】
【数2】
【0018】
【数3】
【0019】(3)式を(2)式に代入すると次式が得
られる。
【0020】
【数4】
【0021】(3)式は歪曲収差関数である。その2
次,4次の歪曲係数A,Bが決まれば、(2)式によっ
てθ'からθを計算することができる。ステップS4に
おいては、2つの画像の共通パターンのペアをキーとし
て、A,Bを推定する。この推定は特願平8−2732
94号特許出願に添付の明細書に詳述されているような
手順によればよいので、その詳細な説明は割愛するが、
手順の概略は次のとおりである。
【0022】まず、ペアをなす共通パターンの代表点
(中心画素、重心画素など)の方位角度をθi',θj'、
もう一つのペアをなす共通パターンの代表点の方位角度
をθi",θj"とする。B=0とし、Aを初期値A0 から
小さな値ΔAずつ増加させながら、θi',θj',θi",
θj"をそれぞれ(4)式のθ' に代入し解θを求める。
その解をθio',θjo',θio",θjo"とし、次式の誤差
評価値が収束するAの値を求める。
【0023】
【数5】
【0024】次に、Bを初期値B0 から小さな値ΔBず
つ増加させながら、上のA推定に用いたペア又は別のペ
アをなす共通パターンの代表点の方位角度を(4)式の
θ'に代入し、その解を用いて(5)式により計算され
る誤差評価値の収束を調べ、収束した時のBの値を求め
る。
【0025】次のステップS5において、前ステップS
4で推定された歪曲係数A,Bの値を用い(2)式を解
くことにより、各画像上の各画素の実測方位角度θ' に
対する真の角度θを求める。次のステップS6におい
て、前ステップで求められたθを次の2式によって方位
角度座標(経度、緯度)に変換する。
【0026】
【数6】
【0027】
【数7】
【0028】(6)式、(7)式の方位角度座標は、二
つの画像それぞれに固有の座標系の方位角度座標であ
る。ここで得られた画素(共通パターンの代表点も含
む)の方位角度座標はレンズの歪曲収差を補正されたも
のである。
【0029】次に、両画像の方位角度座標を統一した座
標系の方位角度座標に変換するための変換行列を求め
る。本実施例では、一方の画像の座標系を基準とし、そ
の座標系の方位角度座標に他方の画像の方位角度座標を
変換する方法をとる。これについて図3及び図4を参照
して説明する。
【0030】図3は異なる方位を撮影した二つの画像3
1,32の関係を示している。被写体は無限遠に存在
し、カメラのレンズ中心Oは不動であるとする。θ0 は
カメラより画像31,32の中心(光軸方向)P1,P
2を見込む角度であり、γは画像31,32の傾き角度
である。各画像に写された被写体は、その画像に固有の
座標系に基づく方位角度座標(経度、緯度)で表現され
ているとする。画像31と画像32の重なる斜線領域
(オーバーラップ領域)33内には同じ被写体が重複し
て写されているが、同一の被写体であっても、画像31
においては画像31固有の座標系での方位角度座標を持
ち、画像32においては画像32固有の座標系での方位
角度座標を持っている。つまり、画像31,32に共通
した被写体、言い換えれば二つの画像上の共通パターン
は、二通りの方位角度座標を持っている。この共通パタ
ーンは本来は同一方位にある同一の被写体を写したもの
であるから、各座標系上の共通パターンの方位角度座標
をキーとして、二つの画像31,32を統一した座標系
に変換するための変換式を導くことができる。
【0031】図4は、座標変換を説明するために図3を
描き直した図である。なお、画像31,32は部分的に
重なっているが、図4においては図の煩雑さを避けるた
め画像31と画像32は分離した状態で表されている。
【0032】図4において、画像31の座標系は(x1,
y1,z1)で表され、画像32の座標系は(x2,y2,z
2)で表され、また両座標系の(x,y)平面の共通軸
はξで表されている。αはx1 軸と共通軸ξの角度、β
はx2 軸と共通軸ξの角度、γはz1 軸とz2 軸の角度
(画像の傾き)である。座標系(x1,y1,z1)を基準
とした座標変換処理式を次に示す。
【0033】
【数8】
【0034】座標系(x2,y2,z2)の方向余弦を
(l,m,n)、座標系(x1,y1,z1)の方向余弦を
(L,M,N)と置き、(8)式の変換行列をAで表す
と次式のように表すことができる。
【0035】
【数9】
【0036】ここで、 l=cos(φy)cos(φx),m=cos(φy)sin(φ
x),n=sin(φy) L=cos(ψy)cos(ψx),m=cos(ψy)sin(ψ
x),n=sin(ψy) である。ただし、(φx,φy)と(ψx,ψy)はそれぞ
れ画像32と画像31についてステップS6で得られた
方位角度座標(経度,緯度)である。よって(9)式は次
のよう表すことができる。
【0037】
【数10】
【0038】二つの画像31,32の共通パターンは、
それぞれの座標系での二通りの方位角度座標を持つが、
本来は一つの方位角度座標で表されるべきものである。
したがって、共通パターンの代表点のすべての組(j)
について次式を解くことによりα,β,γが定まり、よ
って変換行列Aが定まる。ステップS7では、このよう
にして変換行列Aを定め、次のステップS8で、この変
換行列Aを用いて一方の画像の座標系で表された方位角
度座標を、基準となる他方の画像の座標系での方位角度
座標へ変換する処理を行う。
【0039】
【数11】
【0040】これで、共通パターンを含む二つの画像上
の各画素は共通の座標系の方位角度座標で表現された。
つまり、座標変換後の二つの画像上の画素の座標を同じ
メモリ空間にプロットすれば、二つの画像を忠実に合成
できるわけある。ただし、この段階では各画素の座標だ
けを扱っており、画素値は割り当てられていないので、
合成画像を表示できる形にはなっていない。
【0041】二枚の画像の合成画像を表示するために
は、画素値を割り当てた画素を表示面へ投影しなければ
ならない。ステップS9はその処理を行う。一般的な表
示装置の表示面は平面である。平面に投影する場合、そ
の平面の直交座標を(u,v)、方位度角度座標を(ψ
x,ψy)とすれば、 u=tan(ψx/R),v=tan(ψy/R) で(u,v)を求めることができる。
【0042】一般的な表示装置は画素のピッチが一定で
あるが、ステップS9で得られる画像の画素は通常、等
間隔にならない。そこで、次のステップS10におい
て、ステップS9で得られた画像を、表示装置に合致し
た一定のサンプリングピッチの画像(等画素ピッチの画
像)に変換する。この変換は線形補間法によればよい。
平面の表示面の場合、画素ピッチをpx,pyとすると、
座標(u,v)の画素値を座標(u/px,v/py)の
画素値とし、それら画素の間の画素値は周囲の画素値を
もとに線形補間する。
【0043】ここまでは、二つの画像の座標変換と合成
について述べたが、座標変換した二つの画像に、その隣
の画像を同様に座標変換する操作を繰り返すことによ
り、多数の画像を統一した座標系で表現し精密に合成す
ることが可能であることは、以上の説明から明らかであ
ろう。
【0044】以上に述べた本発明による座標変換及び画
像合成は、専用ハードウェアによって実施することも一
般的なコンピュータを利用して実施することも可能であ
る。
【0045】本発明による座標変換及び画像合成をプロ
グラムによって実施するためのコンピュータシステムの
一例を図5に示す。また、そのためのプログラムの一例
の概略フローチャートを図6及び図7に示す。
【0046】図5に示すコンピュータシステムは、プロ
グラムに従ってデータ処理や各部の制御を実行するCP
U50、CPU50に実行されるプログラムを格納する
プログラムメモリ52、各種データを格納するためのデ
ータメモリ54、ハードディスク装置等の補助記憶装置
56、画像表示のためのディスプレイ装置58、デジタ
ルカメラ64のような画像入力装置からの情報入力のた
めの外部インターフェース部60やICカードリーダー
62、さらに図示しないが、プログラムやデータが記録
されたCD−ROMやフロッピーディスク等の情報記録
媒体の記録再生のためのドライブや等をシステムバス6
8で接続したものである。
【0047】本発明による座標変換及び画像合成の処理
の対象となる画像のデータは、例えばデジタルカメラ6
4によって取得され、外部インターフェース部60を介
して取り込まれ、補助記憶装置56に保存される。ある
いは、デジタルカメラ64から取り外されたICメモリ
カードをICカードリーダー62に挿入し、ICメモリ
カードより画像データが読み込まれ補助記憶装置56に
保存される。本発明による座標変換及び画像合成のため
のプログラムは、例えばCD−ROM等の情報記録媒体
から読み取られて予め補助記憶装置56に格納される。
本発明による処理の実行時に、補助記憶装置56内のプ
ログラムや処理の対象となる画像等のデータがそれぞれ
プログラムメモリ52又はデータメモリ54に読み込ま
れる。
【0048】以下、このコンピュータシステムの構成を
適宜参照しながら、図6及び図7に示したプログラムに
よる処理内容を説明する。なお、図6はこのプログラム
72の座標変換行列を決定するまでの部分の処理フロー
を示しており、図7は決定された座標変換行列を用いて
画像合成を行って出力する部分の処理フローを示してい
る。
【0049】図5に示すように、本発明の処理を実行す
るためのプログラム72は予めプログラムメモリ52に
ロードされており、また、デジタルカメラ64によって
同一地点から撮影方位を例えば左右上下にずらしながら
連続的に撮影された複数枚の画像(要素画像)のデータ
群70が前述のようにして予め補助記憶装置56に格納
されている。これらの要素画像のデータには画素値のほ
かに、その撮影時におけるデジタルカメラ64のレンズ
の中心と撮像面との距離R、及び1枚1枚の画像の連続
性を表す情報も含まれている。
【0050】プログラム72が起動されると、図6の最
初のステップS1において、補助記憶装置56内の要素
画像データ群70中の隣り合う2枚の要素画像70a,
70bのデータがデータメモリ54に読み込まれる。こ
こでは、一方の要素画像70aを基準側の要素画像とす
る。
【0051】次のステップS22において、2つの要素
画像70a,70bを縦横に複数のブロックに分割す
る。1つのブロックは例えば16×16画素の大きさに
選ばれる。次のステップS23において、基準側要素画
像70a上のブロックと、それとある一定距離範囲内に
ある要素画像70b上のブロックとのパターンマッチン
グが行われ、一定以上の類似度が認められたブロックの
ペアが両要素画像の共通パターンとして認識される。次
のステップS24において、前ステップで共通パターン
と認識されたブロックのペアに関して、それぞれのブロ
ックの代表点(中心画素又は重心画素など)の座標が前
記(1)式に従って方位角度に変換され、対応付けられ
てデータメモリ54上に一時的に保存される。ステップ
23及びステップ24の処理は、全てのブロックについ
て処理されたとステップS25で判定されるまで繰り返
される。
【0052】共通パターンの抽出とその代表点座標の方
位角度への変換が終わると、次のステップS26におい
て、保存されている代表点の方位角度を用い、前述した
手順に従い歪曲収差係数A,Bが推定される。
【0053】次のステップS27において、保存されて
いるブロックの代表点の方位角度が前記(2)式に従っ
て歪曲収差のない方位角度に変換された後、さらに前記
(6)式及び前記(7)式に従って方位角度座標に変換
されてデータメモリ24に一時的に保存される。この処
理は共通パターンとして抽出された全てのブロックに関
して行われる。この変換処理の終了がステップS28で
判定されると、次のステップS29において、ステップ
S27で得られた方位角度座標を用いて前述した手順に
従い要素画像70a,70b間の座標変換行列が決定さ
れる。
【0054】ここまでの処理は、前述した図2のステッ
プS2〜S7に対応する処理である。次に図2のステッ
プS8〜S10に対応する処理を図7を参照して説明す
る。なお、ここでは、基準となる要素画像を含む任意の
N個(N≧2)の要素画像の合成画像を生成するものと
する。それぞれの要素画像に対する座標変換行列は前述
の方法によって既に求められており、また各要素画像の
データはデータメモリ54に読み込まれているものとす
る。
【0055】まずステップ50において、合成画像の大
きさが決定される。例えば、各要素画像の四隅の座標位
置を合成画像面に投影して投影後の各要素画像の位置を
求め、投影された要素画像が全て含まれれるように合成
画像の位置と大きさを決定する。そして、ステップ51
において、前ステップで決定された大きさに従い合成画
像の画素値を保持するための合成画像メモリ74がデー
タメモリ54上に確保され、その全ての画素位置が初期
値、例えば黒に初期化される。しかる後、ステップS5
2〜S60によって、合成画像の各画素値を1画素ずつ
順に求めて合成画像メモリ74に書き込まれる。
【0056】まずステップ52において合成画像上の1
つの画素が注目画素として選択され、ステップ53で1
つの要素画像が選択される。ステップ54において、ス
テップS52で選択された画素(注目画素)の合成画像
上の位置が、ステップ53で選択された要素画像の座標
変換行列及び歪曲収差係数A,Bを使い、当該要素画像
上の座標値(浮動小数点数)に変換される。ただし、選
択された要素画像が基準要素画像であるときは、歪曲収
差係数A,Bによる座標補正だけが行われる。ステップ
S55において、ステップS54で変換された座標値
と、選択された要素画像のサイズ(幅、高さ)とが比較
され、当該変換座標値が当該要素画像の範囲内にあるか
判定される。当該変換座標値が当該要素画像の範囲内に
あると判定された場合、当該変換座標値の位置は一般に
画像の格子点からずれているので、ステップS59にお
いて、当該要素画像上の当該変換座標値の位置の周囲の
数画素の画素値から、線形補間により当該注目画素の画
素値が計算され、この画素値が合成画像上の注目画素の
画素値として合成画像メモリに書き込まれる。そして、
ステップS58で合成画像上の別の1つの画素が注目画
素として選択され、ステップS53以下の処理の対象と
なる。
【0057】ステップS52又はS58で選択された注
目画素のステップS54で変換された座標値が、ステッ
プS53で選択された要素画像の範囲内にないとステッ
プS54において判定された場合、ステップS57で別
の要素画像が選択される。そして、当該要素画像の座標
変換行列及び歪曲収差係数を使って、ステップS52又
はS58で選択された注目画素の位置が当該要素画像の
座標値に変換され、ステップS55で、この変換座標値
が当該要素画像の範囲内にあるか否か判定される。当該
要素画像の範囲内にないと判定された場合には、ステッ
プS57で別の要素画像が選択され、この要素画像に関
してステップS54の座標変換とステップS55の判定
が行われる。もし、同じ注目画素に関し、N個の要素画
像の全てを選択してもステップS55で要素画像の範囲
内にないと判定された場合、つまりステップS57で全
ての要素画像が選択されたと判定された場合、当該注目
画素は撮影されてないということであるので、その画素
値計算も合成画像メモリ上の画素値の書き換えも行われ
ず(初期値のままにされる)、ステップS58で合成画
像上の別の1つの画素が注目画素として選択され、この
注目画素について同様の処理が行われる。
【0058】以上の処理は、合成画像上の全ての画素位
置について終了したとステップS60で判定されるまで
繰り返される。全画素について処理を終了すると、合成
画像が合成画像メモリ74に生成されたので、ステップ
61で、この合成画像のデータはディスプレイ装置58
に画像出力され、あるいは補助記憶装置56に格納され
る。
【0059】
【発明の効果】以上の詳細な説明から明らかなように、
本発明によれば、同一地点から異なった方位を撮影し
た、部分的にオーバーラップした複数の画像上の画素を
統一した座標系の方位角度座標で表現することができる
ため、撮影方位の違う複数の画像を高精度に合成するこ
とができ、統一座標系の方位角度座標で表現された画素
を表示装置の表示面に投影することにより、高精度な合
成画像を表示させることができる。しかも、隣り合う画
像を適当量オーバーラップさせて撮影する限り、カメラ
を上下左右に任意の方向に任意の角度だけ振って撮影し
た画像の高精度合成が可能であり、例えばカメラを水平
方向に予め決めた角度だけ振って画像を撮影しなければ
ならないというような、画像の撮影方位や隣り合う画像
の撮影方位のずれ角度等の撮影条件を予め指定して厳し
く制限する必要がない。また、予め、撮影方位やレンズ
特性等から座標変換パラメータを求めて設定しておく必
要もない。また、デジタルカメラ等のレンズの歪曲収差
は比較的大きく、最近の多機能なデジタルカメラでは歪
曲収差が7%にもなることがあるが、本発明によれば、
そのような歪曲収差の大きなデジタルカメラ等によって
撮影された画像についても、画像の情報から歪曲収差係
数を求めて歪曲収差補正を行うことにより、歪みの少な
い高精度な合成画像を得ることができ、また、一般的な
コンピュータを利用してそのような高精度画像合成を実
施でする等の効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同一地点からカメラの方位を変えて同一被写体
を撮影した場合の像間の位置関係を説明するための図で
ある。
【図2】本発明の一実施例による処理の流れを示す図で
ある。
【図3】異なる方位を撮影した二つの画像の関係を説明
するための図である。
【図4】座標変換の説明のために図3を描き直した図で
ある。
【図5】本発明の一実施例に利用されるコンピュータシ
ステムの一例を簡略化して示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例によるプログラムの座標変換
行列の決定に関する部分の処理内容を示す概略フローチ
ャートである。
【図7】本発明の一実施例によるプログラムの座標変換
と画像合成に関する部分の処理内容を示す概略フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1(1’) レンズ 2(2’) CCD 3 被写体 31,32 撮影方位の異なる画像 50 CPU 52 プログラムメモリ 54 データメモリ 56 補助記憶装置 58 ディスプレイ装置 60 外部インターフェイス部 62 ICカードリーダー 64 デジタルカメラ 70a,70b 撮影方位の異なる要素画像 72 座標変換及び画像合成のためのプログラム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一地点から異なった任意の方位を撮影
    した複数の画像を合成するための座標変換方法であっ
    て、注目した二つの画像に共通のパターンを複数組抽出
    し、注目した各画像の抽出されたパターンの代表点を、
    その画像に固有の座標系の方位角度座標で表現し、注目
    した二つの画像の抽出されたパターンの代表点の方位角
    度座標に基づいて注目した二つの画像の座標系間の関係
    を求め、求められた座標系間関係に従って注目した二つ
    の画像の画素の方位角度座標を注目した二つの画像に共
    通の座標系の方位角度座標に変換することを特徴とする
    座標変換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の座標変換方法において、
    注目した各画像に固有の座標系の方位角度座標は予め歪
    曲収差補正が施されることを特徴とする座標変換方法。
  3. 【請求項3】 同一地点から異なった任意の方位を撮影
    した複数の要素画像の合成画像を生成する画像合成方法
    であって、 基準となる要素画像と他の要素画像との共通パターンを
    複数組抽出する第1のステップ、該第1のステップで抽
    出された共通パターンの代表点の方位角度座標に基づい
    て該他の要素画像の方位角度座標を該基準となる要素画
    像の方位角度座標に変換するための座標変換行列を求め
    る第2のステップ、及び、合成画像上の各画素の値を決
    定するための処理ステップからなり、 該処理ステップは、合成画像上の一つの画素を注目画素
    として選択する第3のステップ、一つの要素画像を注目
    要素画素として選択する第4のステップ、該注目画素の
    位置を、該注目要素画像に対して該第2のステップで求
    められた座標変換行列を用いて該注目要素画像上の位置
    に変換する第5のステップ、該第5のステップで変換さ
    れた位置が当注目要素画像の範囲内にあるか判定する第
    6のステップ、及び、該第6のステップによって、該変
    換された位置が該注目要素画像の範囲内にあると判定さ
    れたときに該注目要素画像上の該変換された位置の周り
    の画素の値に基づいて該注目画素の値を計算する第7の
    ステップを含み、該第7のステップの後に該第3のステ
    ップに戻り、該第6のステップによって該変換された位
    置が該注目要素画像の範囲内にないと判定されたときに
    該第4のステップに戻ることを特徴とする画像合成方
    法。
  4. 【請求項4】 同一地点から異なった任意の方位を撮影
    した複数の要素画像の合成画像を生成する画像合成方法
    であって、 基準となる要素画像と他の要素画像との共通パターンを
    複数組抽出する第1のステップ、該第1のステップで抽
    出された共通パターンの代表点の方位角度座標に基づい
    て歪曲収差係数を求める第2のステップ、該第2のステ
    ップで求められた歪曲収差係数を用いて該共通パターン
    の代表点の方位角度座標を補正する第3のステップ、該
    第3のステップで補正された後の該共通パターンの代表
    点の方位角度座標に基づいて、該他の要素画像の方位角
    度座標を該基準となる要素画像の方位角度座標に変換す
    るための座標変換行列を求める第4のステップ、及び、
    合成画像上の各画素の値を決定するための処理ステップ
    からなり、 該処理ステップは、合成画像上の一つの画素を注目画素
    として選択する第5のステップ、一つの要素画像を注目
    要素画素として選択する第6のステップ、該注目画素の
    位置を、該注目要素画像に対して該第4のステップで求
    められた座標変換行列を用いて該注目要素画像上の位置
    に変換する第7のステップ、該第7のステップで変換さ
    れた位置が該注目要素画像の範囲内にあるか判定する第
    8のステップ、及び、該第8のステップによって該変換
    された位置が該注目要素画像の範囲内にあると判定され
    たときに該注目要素画像上の該変換された位置の周りの
    画素の値に基づいて該注目画素の値を計算する第9のス
    テップを含み、該第9のステップの後に該第5のステッ
    プに戻り、該第8のステップによって該変換された位置
    が該注目要素画像の範囲内にないと判定されたときに該
    第6のステップに戻ることを特徴とする画像合成方法。
  5. 【請求項5】 同一地点から異なった任意の方位を撮影
    した複数の要素画像を入力するステップ、該ステップに
    より入力された複数の要素画像に関して、請求項3又は
    4記載の各ステップをコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録した機械読み取り可能な情報記録媒
    体。
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