JPH117310A - データ通信方法および装置 - Google Patents

データ通信方法および装置

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JPH117310A
JPH117310A JP16129197A JP16129197A JPH117310A JP H117310 A JPH117310 A JP H117310A JP 16129197 A JP16129197 A JP 16129197A JP 16129197 A JP16129197 A JP 16129197A JP H117310 A JPH117310 A JP H117310A
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JP
Japan
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programmable logic
logic controller
command
access unit
data access
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Withdrawn
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JP16129197A
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English (en)
Inventor
Minoru Oka
実 岡
Takayuki Hoshitani
孝幸 星谷
Takeshi Shiba
武史 芝
Manabu Yamamoto
学 山元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターゲットPLCが組み込まれた工場や各種
現場で使用される各種装置の各種情報の収集を迅速に行
うことができ、しかも、フレシキブル性があり、環境変
化に強いデータ通信方法および装置を提供する。 【解決手段】 工場や各種現場で使用される各種装置に
組み込まれているターゲットPLC(30−1、30−
2)にDAU(40−1、40−2)を介して無線モデ
ム(50−1、50−2)を接続し、管理PLC(1
0)からターゲットPLC(30−1、30−2)が組
み込まれた各種装置の各種情報を無線モデム(50−
1、50−2)を介して収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ通信方法
および装置に関し、特に、ターゲットプログラマブルロ
ジックコントローラが組み込まれた工場や各種現場で使
用される各種装置の各種情報を管理プログラマブルロジ
ックコントローラから無線で収集するようにしたデータ
通信方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の製造現場の生産革新は、生産技術
により自動機械生産による1〜2割の生産量の向上では
なく真の生産管理を正確に実践することで最適な投資と
諸経費で何倍もの生産性を達成することにある。
【0003】生産管理の目的は、日毎、週毎、月毎の生
産量を把握するだけでなく、常に無駄のない最適な生産
を行い、更に生産性を向上していくことにある。
【0004】真の生産管理とは、生産の状態を定量的に
測定し、現場の作業員がその状態を定量的に把握でき、
常に健全な生産ができるように管理改善することにあ
る。
【0005】生産のリードタイムや生産性を定量的に測
定しておくことで異常を迅速に発見でき、こうして健全
な生産を進化させ、環境変化に強いよりフレシキブルで
スピーディな生産を実現していくことが重要である。
【0006】従来この種の生産管理を実現するためのデ
ータ通信装置は、工場や各種現場で使用される各種装置
に組み込まれているターゲットプログラマブルロジック
コントローラと管理プログラマブルロジックコントロー
ラとを信号線で接続し、管理プログラマブルロジックコ
ントローラからターゲットプログラマブルロジックコン
トローラが組み込まれた工場や各種現場で使用される各
種装置の各種情報を収集するように構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のこの種のデータ通信装置は、工場や各種現場で使用
される各種装置に組み込まれているターゲットプログラ
マブルロジックコントローラと管理プログラマブルロジ
ックコントローラとを信号線で接続して構成されていた
ため、フレシキブル性に欠け、ターゲットプログラマブ
ルロジックコントローラが組み込まれた工場や各種現場
で使用される各種装置の各種情報の収集を迅速に行うこ
とができなかった。
【0008】そこで、この発明は、ターゲットプログラ
マブルロジックコントローラが組み込まれた工場や各種
現場で使用される各種装置の各種情報の収集を迅速に行
うことができ、しかも、フレシキブル性があり、環境変
化に強いデータ通信方法および装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、工場や各種現場で使用される各
種装置に組み込まれているターゲットプログラマブルロ
ジックコントローラにデータアクセスユニットを介して
無線モデムを接続し、管理プログラマブルロジックコン
トローラから上記ターゲットプログラマブルロジックコ
ントローラが組み込まれた各種装置の各種情報を上記無
線モデムを介して収集することを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、上記データアクセスユニットに操作表示端末
を接続し、該操作表示端末を用いて上記ターゲットプロ
グラマブルロジックコントローラの情報の表示および操
作を上記無線モデムを介して行うことを特徴とする。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、上記データアクセスユニットは、第1の情報
収集コマンドを上記ターゲットプログラマブルロジック
コントローラに対して定期的に発行することにより上記
ターゲットプログラマブルロジックコントローラの最新
情報を保持し、上記管理プログラマブルロジックコント
ローラは、上記データアクセスユニットに対して第2の
情報収集コマンドを発行することにより、上記データア
クセスユニットに保持された上記ターゲットプログラマ
ブルロジックコントローラの最新情報を上記無線モデム
を介して収集することを特徴とする。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、上記管理プログラマブルロジックコントロー
ラは、上記無線モデムを介して上記データアクセスユニ
ットに対して上記ターゲットプログラマブルロジックコ
ントローラに対する第1のコマンドを送信し、上記デー
タアクセスユニットは、上記第1のコマンドを第2のコ
マンドに変更して上記ターゲットプログラマブルロジッ
クコントローラに送信するとともに該ターゲットプログ
ラマブルロジックコントローラからの応答処理を行うこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項5の発明は、請求項2の発明
において、上記ターゲットプログラマブルロジックコン
トローラは、コマンドを上記データアクセスユニットに
送信し、該データアクセスユニットは、上記ターゲット
プログラマブルロジックコントローラからのコマンドを
上記操作表示端末に送信し、上記操作表示端末は、上記
データアクセスユニットから送信された上記ターゲット
プログラマブルロジックコントローラからのコマンドを
そのまま若しくは加工して表示することを特徴とする。
【0014】また、請求項6の発明は、請求項2の発明
において、上記操作表示端末は、コマンドを上記データ
アクセスユニットを介して上記ターゲットプログラマブ
ルロジックコントローラに送信し、上記ターゲットプロ
グラマブルロジックコントローラは、その応答を上記デ
ータアクセスユニットを介して上記操作表示端末に送信
することを特徴とする。
【0015】また、請求項7の発明は、請求項1の発明
において、上記管理プログラマブルロジックコントロー
ラに第2のデータアクセスユニットを介して第2の無線
モデムを接続し、上記データアクセスユニットと上記第
2のデータアクセスユニットとの間の通信を専用コマン
ドを用いて行うことを特徴とする。
【0016】また、請求項8の発明は、工場や各種現場
で使用される各種装置に組み込まれているターゲットプ
ログラマブルロジックコントローラと該ターゲットプロ
グラマブルロジックコントローラを管理する管理プログ
ラマブルロジックコントローラとの間でデータ通信を行
うデータ通信装置において、上記ターゲットプログラマ
ブルロジックコントローラに接続されたデータアクセス
ユニットと、上記データアクセスユニットに接続された
無線モデムと、を具備し、上記管理プログラマブルロジ
ックコントローラは、上記無線モデム、上記データアク
セスユニットを介して上記ターゲットプログラマブルロ
ジックコントローラと無線でデータ通信を行うことを特
徴とする。
【0017】また、請求項9の発明は、請求項8の発明
において、上記データアクセスユニットに接続され、上
記ターゲットプログラマブルロジックコントローラの情
報の表示および操作を上記無線モデムを介して行う操作
表示端末、を更に具備することを特徴とする。
【0018】また、請求項10の発明は、請求項8の発
明において、上記データアクセスユニットは、上記ター
ゲットプログラマブルロジックコントローラに対して定
期的に第1の情報収集コマンドを発行する第1の情報収
集コマンド発行手段と、上記第1の情報収集コマンド発
行手段により発行された第1の情報収集コマンドに応答
して上記ターゲットプログラマブルロジックコントロー
ラから送信される該ターゲットプログラマブルロジック
コントローラの最新情報を収集して保持する情報保持手
段と、を具備し、上記管理プログラマブルロジックコン
トローラは、上記データアクセスユニットに対して第2
の情報収集コマンドを発行する第2の情報収集コマンド
発行手段と、上記第2の情報収集コマンド発行手段によ
り発行された第2の情報収集コマンドに応答して上記デ
ータアクセスユニットから送信される該データアクセス
ユニットに保持された上記ターゲットプログラマブルロ
ジックコントローラの最新情報を上記無線モデムを介し
て収集する情報収集手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0019】また、請求項11の発明は、請求項8の発
明において、上記管理プログラマブルロジックコントロ
ーラは、上記データアクセスユニットに対して上記無線
モデムを介して上記ターゲットプログラマブルロジック
コントローラに対する第1のコマンドを送信する第1の
コマンド送信手段、を具備し、上記データアクセスユニ
ットは、上記第1のコマンドを第2のコマンドに変更し
て上記ターゲットプログラマブルロジックコントローラ
に送信するコマンド変更手段と、上記コマンド変更手段
により上記ターゲットプログラマブルロジックコントロ
ーラに送信された上記第2のコマンドに対する該ターゲ
ットプログラマブルロジックコントローラからの応答処
理を行う応答処理手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0020】また、請求項12の発明は、工場や各種現
場で使用される各種装置に組み込まれているターゲット
プログラマブルロジックコントローラと該ターゲットプ
ログラマブルロジックコントローラを管理する管理プロ
グラマブルロジックコントローラとの間でデータ通信を
行うデータ通信装置において、上記ターゲットプログラ
マブルロジックコントローラに接続された第1のデータ
アクセスユニットと、上記データアクセスユニットに接
続された第1の無線モデムと、上記管理プログラマブル
ロジックコントローラに接続された第2のデータアクセ
スユニットと、上記第2のデータアクセスユニットに接
続された第2の無線モデムと、具備し、上記第1のデー
タアクセスユニットと上記第2のデータアクセスユニッ
トとの間の通信を専用コマンドを用いて行うことを特徴
とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、この発明に係わるデータ通信方法
および装置を適用して構成した生産管理システムの一実
施の形態の概略構成を示したものである。
【0023】図1において、この実施の形態の生産管理
システムは、管理側に配設されるプログラマブルロジッ
クコントローラ(以下、管理PLCという)10、この
管理PLC10に接続された無線モデム20、工場や現
場で使用される各種装置(組立装置、製造装置など)に
組み込まれているプログラマブルロジックコントローラ
(以下、ターゲットPLCという)30−1、30−
2、…、これらターゲットPLC30−1、30−2、
…にそれぞれ接続される、データアクセスユニット(以
下、DAUという)40−1、40−2、…、これらD
AU40−1、40−2、…にそれぞれ接続される無線
モデム50−1、50−2、…を具備して構成される。
【0024】ここで、ターゲットPLC30−1、30
−2、…とDAU40−1、40−2、…との間および
DAU40−1、40−2、…と無線モデム50−1、
50−2、…との間の接続は、それぞれRS232を用
いて行うことができる。
【0025】上記構成において、管理PLC10は、無
線モデム20、無線モデム50−1、50−2、…、D
AU40−1、40−2、…、ターゲットPLC30−
1、30−2、…を介して各ターゲットPLC30−
1、30−2、…が組み込まれている各種装置の各種情
報(設備稼働惜報、生産情報など)を無線で収集する。
【0026】図2は、この発明に係わるデータ通信方法
および装置を適用して構成した生産管理システムの他の
実施の形態の概略構成を示したものである。
【0027】図2に示す生産管理システムは、図1に示
した生産管理システムにおいて、DAU40−1、40
−2、…にそれぞれ操作表示器(以下、PTという)6
0−1、60−2、…を接続して構成したものである。
【0028】ここで、PT60−1、60−2、…は、
それぞれDAU40−1、40−2、…を介してターゲ
ットPLC30−1、30−2、…の情報(接点情報、
メモリ内容)の表示、およぴターゲットPLC30−
1、30−2、…の操作(読出エリア指定、動作条件の
変更など)を行う。
【0029】また、DAU40−1、40−2、…とP
T60−1、60−2、…との間の接続は、それぞれR
S232を用いて行うことができる。
【0030】図3は、図2に示したDAU40−1、4
0−2、…のそれぞれの詳細構成をDAU40として示
したものである。このDAU40には、ターゲットPL
C30−1、30−2、…(以下、ターゲットPLC3
0とする)および無線モデム50−1、50−2、…
(以下、無線モデム50とする)およびPT60−1、
60−2、…(以下、PT60とする)が接続される。
【0031】図3において、このDAU40は、電源回
路41、シリアルコントローラ42、設定スイッチ4
3、LED表示部44、EEPROM45、RAM4
6、MPU47、シリアルコントローラ48、シリアル
コントローラ49を具備して構成される。
【0032】ここで、MPU47は、このDAU40の
データ伝送処埋、プロトコル処理、各部の制御等を行
う。なお、図3に示す構成において、MPU47は、処
理プログラムを格納するROM47aを内蔵しているい
わゆるワンチップマイコンを用いて構成されるが、この
ROM47aは、MPU47の外部に設けるように構成
してもよい。
【0033】また、RAM46は、送受信データのバッ
フア、ブログラム処理のワークエリアとして動作するも
のである。
【0034】また、EEPROM45は、このDAU4
0の設定を保存するものである。なお、このEEPRO
M45の代わりにFLASHメモリなどの電気的に書き
換え可能な不揮発性メモリや、内蔵電池や大容量コンデ
ンサによる電源バックアップを有する書換可能メモリ
(SRAMなど)などを用いても同様に構成することが
できる。
【0035】また、設定スイッチ43は、このDAU4
0の動作や、シリアルコントローラ42、48、49な
どのシリアルインタフェースに関する各種設定を行うも
のである。具体的には、設定スイッチ43は、 1)PLC部処理書換設定スイッチ 2)PT部処理書換設定スイッチ 3)モデム部処理書換設定スイッチ を有しており、書き換えたい部分に該当するスイッチの
設定をオンにし、書換用機器(パソコンなど)を接続ポ
ート(通常のポートと共用)に接続して、書換えデータ
を転送する。
【0036】また、シリアルコントローラ42、48、
49は、このDAU40の上位機器であるターゲットP
LC30、PT60、無線モデム50との通信制御を行
うものである。すなわち、シリアルコントローラ42
は、PLC接続ポート42aを介してターゲットPLC
30に接続され、ターゲットPLC30との間の通信制
御を行い、シリアルコントローラ48は、PT接続ポー
ト48aを介してPT60に接続され、PT60との間
の通信制御を行い、シリアルコントローラ49は、モデ
ム接続ポート49aを介して無線モデム50に接続さ
れ、無線モデム50との間の通信制御を行う。
【0037】なお、図3に示した構成においては、シリ
アルコントローラ42、48、49をMPU47と独立
に実装した構成を示したが、これらシリアルコントロー
ラ42、48、49をMPU47に内蔵するように構成
してもよい。
【0038】また、LED表示部44は、このDAU4
0の電源投入状態、動作状態(正常、異常)などの表示
を行うものである。また、電源回路41は、外部電源を
入力し、このDAU40の各部に対する電源の供給を行
う。
【0039】なお、図3に示した構成は、図2に示した
生産管理システムのDAU40−1、40−2、…に対
応する構成を示したが、図1に示した生産管理システム
のDAU40−1、40−2、…に適用する場合は、図
3に示した構成からシリアルコントローラ48およびそ
のPT接続ポート48aを除けばよい。
【0040】また、図3に示したDAU40の構成にお
いては、DAU40にモデム接続ポート49aを介して
無線モデム50を接続するように構成し、無線機能をD
AU40の外に設けた構成を示したが、このDAU40
に無線機能を内蔵するように構成してもよい。
【0041】図4は、無線機能を内蔵して構成したDA
U400の他の構成例を示したものである。
【0042】図4に示すDAU400は、図3に示した
DAU40のシリアルコントローラ49の代わりに送信
処理部52および受信処理部53を具備するRF部51
を接続して構成される。このRF部51はMPU47に
接続されるとともに、アンテナ接続コネクタ58を介し
て外部アンテナ59に接続される。
【0043】ここで、送信処理部52は、MPU47か
ら出力される情報を変調する情報変調部54、情報変調
部54で変調された信号を拡散変調してアンテナ接続コ
ネクタ58を介して外部アンテナ59に送出する拡散変
調部55を有している。
【0044】また、受信処理部53は、外部アンテナ5
9で受信され、アンテナ接続コネクタ58を介して入力
される無線信号を逆拡散する逆拡散部57、逆拡散部5
7で逆拡散された信号を復調してMPU47に渡す情報
復調部56を有している。
【0045】なお、図4に示す構成において、内蔵され
た無線機能、すなわち、RF部51の無線方式は、スペ
クトラム拡散方式であるが、その他の方式、例えば、特
定小電力無線で用いるFSK等の狭帯域変調方式等を用
いても同様に構成することができる。
【0046】図5は、図4に示すDAU400を筐体内
に内蔵した装置500の概略構成を示す斜視図である。
【0047】同図(a)に示すごとく、表面にはPLC
接続ポート42a、PT接続ポート48a、アンテナ接
続コネクタ58が設けられ、同図(b)に示すごとく、
装置500内に内蔵されたDAU400は同軸ケーブル
410を介して外部アンテナ59に接続されている。
【0048】図6は、図1または図2に示した構成にお
いて、管理PLC10からターゲットPLC30のデー
タを収集する場合の動作をシーケンスチャートで示した
ものである。
【0049】図6に示す動作において、DAU40は、
あらかじめ決められたPLC用コマンド、例えば、エリ
ア読出コマンドを定期的にターゲットPLC30に発行
する。例えば、DAU40は、51chから100ch
までの50ch分のメモリ情報を読み出すコマンドを、
100ms周期でターゲットPLC30に発行してター
ゲットPLC30の図示しないメモリを読み出す。そし
て、DAU40は、その最新の内容を内部メモリに保持
しておく。
【0050】管理PLC10からその内容を読み出す時
は、DAU40の内部メモリを読み出す専用コマンドを
DAU40宛に発行する。
【0051】上記動作を図6にしたがって説明すると以
下に示すようになる。 1)エリア読出コマンドをDAU40からターゲットP
LC30ヘ送出する。 2)エリア読出レスポンスをターゲットPLC30から
DAU40へ送出する。これによりターゲットPLC3
0からの情報がDAU40の内部メモリにストアされ
る。 3)ここで、ターゲットPLC30からのエリア読出レ
スポンスがエリア読出コマンドを送出してから所定時間
以内に届かず、レスポンス待ちタイムアウトになると、
エリア読出コマンドをDAU40からターゲットPLC
30ヘ再送する。 4)この再送に応答してエリア読出レスポンスをターゲ
ットPLC30からDAU40へ送出する。これにより
ターゲットPLC30からのの情報がDAU40の内部
メモリにストアされる。 5)管理PLC10がターゲットPLC30のデータを
収集する場合は、管理PLC10からDAU40宛にそ
の内部メモリを読み出すDAU内部メモリ読出専用コマ
ンドを発行し、これを無線モデム20に送信する。 6)無線モデム20はこのDAU内部メモリ読出専用コ
マンドを無線モデム50へ無線伝送する。 7)無線モデム50はこのDAU内部メモリ読出専用コ
マンドを受信すると、これをDAU40に送信する。 8)DAU内部メモリ読出専用コマンドに対するレスポ
ンスをDAU40から無線モデム50へ送信する。 9)無線モデム50は、DAU内部メモリ読出専用コマ
ンドに対するレスポンスを無線モデム20へ無線伝送す
る。 10)無線モデム20は、このDAU内部メモリ読出専
用コマンドに対するレスポンスを受信すると、これを管
理PLC10へ送信する。
【0052】ここで、上記のDAU内部メモリ読出専用
コマンドはDAU40に対する専用コマンドであるた
め、DAU内部メモリ読出専用コマンドを発行してから
そのレスポンスを受け取るまでに要する時間のタイムア
ウトの設定も無線化による伝送遅延を考慮して決定する
ことが可能になる。
【0053】図7は、図6に示した動作例におけるDA
U40の処理をフローチャートで示したものである。
【0054】図7において、その処理が開始されると、
まず、DAU内部メモリ読出コマンド受信かを調べ(ス
テップ101)、DAU内部メモリ読出コマンド受信で
あると、DAU内部メモリ読出レスポンスを送信し、ス
テップ101に戻る。
【0055】しかし、ステップ101で、DAU内部メ
モリ読出コマンドを受信していないと判断されると、エ
リア読出コマンドを送信し(ステップ102)、次に、
このエリア読出コマンドのレスポンス待ちタイムアウト
かを調べる(ステップ103)。
【0056】ここで、タイムアウトと判断されると、ス
テップ102に戻り、再びエリア読出コマンドを送信す
る。
【0057】また、ステップ103で、タイムアウトし
ていないと判断されると、次に、このエリア読出コマン
ドのレスポンス受信かを調べ(ステップ104)、受信
していないとステップ103に戻り、受信した場合は、
受信データを内部メモリにストアし(ステップ10
5)、ステップ101に戻る。
【0058】図8は、図1または図2に示した構成にお
いて、管理PLC10から発行されるコマンドが、ター
ゲットPLC30の各種設定に関するコマンドである場
合における動作をシーケンスチャートで示したものであ
る。
【0059】図8において、管理PLC10から発行さ
れるコマンドが、ターゲットPLC30の各種設定に関
するコマンド、例えば、読出エリア設定コマンドなどで
ある場合には、DAU40は管理PLC10から受け取
ったコマンドをPLCコマンドに変換してターゲットP
LC30に送出し、そのレスポンスを処理する。
【0060】上記動作を図8にしたがって説明すると以
下に示すようになる。 1)管理PLC10は、ターゲットPLC30ヘの各種
設定専用コマンドを無線モデム20に送信する。 2)無線モデム20は、この各種設定専用コマンドを無
線モデム50へ無線伝送する。 3)無線モデム50でこの各種設定専用コマンドを受信
するとこれをDAU40に送信する。 4)DAU40は、この各種設定専用コマンドをターゲ
ットPLC30への各種設定PLCコマンドに変換して
ターゲットPLC30に送信する。 5)これに応答してターゲットPLC30は、各種設定
PLCコマンドをDAU40に送信する。 6)DAU40は、各種設定PLCコマンドを各種設定
専用コマンドに変換して無線モデム50に送信する。 7)無線モデム50は、この各種設定専用コマンドを無
線モデム20へ無線伝送する。 8)無線モデム20は、この各種設定専用コマンドを受
信するとこれを管理PLC10へ送信する。
【0061】図9は、図8に示した動作例におけるDA
U40の処理をフローチャートで示したものである。
【0062】図9において、その処理が開始されると、
まず、子局モデム、すなわち無線モデム50からターゲ
ットPLC30への各種設定専用コマンドを受信したか
を調べ(ステップ111)、受信していない場合はステ
ップ111に戻るが、ターゲットPLC30への各種設
定専用コマンドを受信した場合は、この受信した専用コ
マンドをPLCコマンドへ変更する(ステップ11
2)。
【0063】そして、この変更したPLCコマンドをタ
ーゲットPLC30へ送信する(ステップ113)。
【0064】次に、ターゲットPLC30からのPLC
レスポンス受信かを調べ(ステップ114)、受信して
いない場合はステップ114に戻るが、PLCレスポン
ス受信の場合は、この受信したPLCレスポンスを専用
レスポンスに変更し(ステップ115)、この変更した
専用レスポンスを子局モデム、すなわち無線モデム50
へ送信する。
【0065】図10は、図2に示した構成において、タ
ーゲットPLC30から送出されたコマンドをDAU4
0に接続されたPT60に向けて送信する場合の動作を
シーケンスチャートで示したものである。
【0066】図10において、ターゲットPLC30か
ら送出されたメモリ内容、接点情報などのコマンドをD
AU40に接続されたPT60に向けて送信し、PT6
0はその内容をそのまま、または加工して表示を行う。
【0067】上記動作を図10にしたがって説明すると
以下に示すようになる。 1)ターゲットPLC30からDAU40へコマンドを
送信する。 2)DAU40はそのコマンドをそのままPT60に送
信する。 3)PT60は、上記コマンドのレスポンスをDAU4
0へ送信する。 4)DAU40は、PT60からのレスポンスをそのま
まターゲットPLC30へ送信する。
【0068】図11は、図10に示した動作例における
DAU40の処理をフローチャートで示したものであ
る。
【0069】図11において、その処理が開始される
と、まず、ターゲットPLC30からのコマンド受信か
を調べ(ステップ121)、受信していない場合は、ス
テップ121に戻り、ターゲットPLC30からのコマ
ンドを受信した場合は、この受信コマンドをPT60へ
送信する。
【0070】ところで、一般に、ターゲットPLCに無
線モデムとPTを接続するためには、シリアル通信ポー
トが2つ必要になる。しかし、ターゲットPLCは機器
に組み込まれる、あるいは使用数量が多くなるため、小
型廉価版のPLCが使われることが多い。
【0071】そのようなPLCには通常、シリアル通信
ポートが1つしか搭載されていないが、モデムとPTを
接続したいというニーズは多い。
【0072】そこで、図2に示したように、DAU40
を使うと、ユーザが使用できるシリアル接続ポートが2
つになるため、上記ニーズに応えることができる。
【0073】図12は、図2に示した構成において、P
T60から送出されたコマンドをターゲットPLC30
に向けて送信する場合の動作をシーケンスチャートで示
したものである。
【0074】図12において、PT60から送出された
コマンドをターゲットPLC30に向けて送信し、レス
ポンスがある場合は、そのレスポンスをPT60に向け
て送出する。
【0075】これにより、PT60の操作により、ター
ゲットPLC30の動作設定などを行うことができる。
【0076】上記動作を図12にしたがって説明すると
以下に示すようになる。 1)PT60の操作により発生したターゲットPLC3
0へのPLCコマンドをPT60からDAU40へ送信
する。 2)DAU40は、PT60から受信したPLCコマン
ドをターゲットPLC30へ送信する。 3)ターゲットPLC30は、このPLCコマンドに対
するレスポンスをDAU40へ送信する。 4)DAU40は、このPLCコマンドに対するレスポ
ンスを受信すると、これをPT60へ送信する。 5)無線モデム50からPLCコマンドをDAU40へ
送信する。 6)DAU40は、無線モデム50から受信したPLC
コマンドをターゲットPLC30へ送信する。 7)ターゲットPLC30は、このPLCコマンドに対
するレスポンスをDAU40へ送信する。 8)DAU40は、このPLCコマンドに対するレスポ
ンスを受信すると、これを無線モデム50へ送信する。
【0077】図13は、図12に示した動作例における
DAU40の処理をフローチャートで示したものであ
る。
【0078】図13において、その処理が開始される
と、まず、初期設定および 1)割り込み禁止フラグクリア 2)PT出力フラグクリア 3)モデム出力フラグクリア が行われる(ステップ131)。
【0079】そして、割り込み発生かを調べ(ステップ
132)、割り込み発生でない場合はステップ132に
戻るが、割り込み発生の場合は、割り込み禁止フラグを
セットし(ステップ133)、次に、その割り込み要因
を調べる(ステップ134)。
【0080】ここで、この割り込み要因が、無線モデム
50からのコマンド入力である場合は、モデム出力フラ
グをセットし(ステップ135)、また、PT60から
のコマンド入力である場合は、PT出力フラグをセット
し(ステップ136)、PLCコマンドを発行する(ス
テップ137)。
【0081】そして、ターゲットPLC30からのレス
ポンスが有るかを調べ(ステップ138)、無い場合は
ステップ138に戻るが、有る場合は、ONしているフ
ラグを調べ(ステップ139)、ここで、ONしている
フラグがモデム出力フラグである場合は、無線モデム5
0へレスポンスを出力し(ステップ140)、モデム出
力フラグをクリアする(ステップ141)。
【0082】また、ステップ139で、ONしているフ
ラグがPT出力フラグである場合は、PT60へレスポ
ンスを出力し(ステップ142)、PT出力フラグをク
リアする(ステップ143)。
【0083】その後、割り込み禁止フラグをクリアし
(ステップ144)、ステップ132に戻る。
【0084】図14は、管理PLC10側と、ターゲッ
トPLC30側の双方にDAUを使用することにより、
PLCプログラミングにおいて無線モデムを意織せず、
PLC間通信の無線化ができるようにした更に他の実施
の形態の生産管理システムの動作をシーケンスチャート
で示したものである。
【0085】図14において、管理PLC10には、管
理PLC接続DAU70を介して無線モデム20が接続
され、ターゲットPLC30には、ターゲット接続DA
Uを介して無線モデム50が接続される。
【0086】この構成によると、既存の有線によるシス
テムから、PLCプログラム等の変更をすることなく無
線化ができる。
【0087】この生産管理システムの動作を図14にし
たがって説明すると以下に示すようになる。 1)ターゲットPLC接続DAU40は、ターゲットP
LC30の情報をコマンドレスポンスにより入手し、自
メモリにストアする(、)。 2)ターゲットPLC接続DAU40は、自メモリにス
トアしたタイミングで管理PLC接続DAU70ヘ情報
を専用コマンドにて送信する(情報に変化があった時
のみとしても良い)。この時、無線モデム制御も専用コ
マンドによりDAUが実行する。 3)管理PLC接続DAU70は、専用コマンドを受
信した場合、自メモリに内容を反映する。 以上1)〜3)にて常にターゲットPLC30の情報を
管理PLC接続DAU70上のメモリに反映する。
【0088】4)管理PLC接続DAU70は、管理P
LC10からの問い合わせコマンドに対しては、白メ
モリの情報をレスボンスする(代理レスポンス)。 5)管理PLC接続DAU70は、管理PLC10から
のターゲットPLC30の内部情報書き換えコマンド
受信時には、レスポンスを出カすると同時に専用コマ
ンド“10”により、ターゲットPLC接統DAU40
へコマンド送信する。 6)専用コマンド“12”を受信したターゲットPLC
接続DAU40は内部情報書き換えコマンドに変換
し、ターゲットPLC30ヘコマンド送信を行う。
【0089】図15は、図14に示した動作例における
管理PLC接続DAU70の処理をフローチャートで示
したものである。
【0090】図15において、その処理が開始される
と、まず、初期設定および割り込み禁止フラグクリアが
行われる(ステップ151)。
【0091】そして、割り込み発生が調べられ(ステッ
プ152)、割り込み発生でない場合はステップ152
に戻るが、割り込み発生でである場合は、次に、その割
り込み要因が調べられる(ステップ154)。ここで割
り込み要因が管理PLC10からのコマンド受信である
と、このコマンドの種類を調べ(ステップ155)、コ
マンドの種類がであると、専用コマンド“10”を無
線モデム20へ送信し(ステップ156)、次に、に
対するレスポンスを管理PLC10へ送信し(ステッ
プ157)、割り込み禁止フラグをクリアし(ステップ
158)、ステップ152に戻る。
【0092】また、ステップ155でコマンド種類が
であると判断された場合は、メモリ情報をレスポンス
し(ステップ160)、その後、割り込み禁止フラグを
クリアし(ステップ158)、ステップ152に戻る。
【0093】また、ステップ154で、割り込み要因が
モデム(ターゲットPLC)からの専用コマンド受信
であると判断された場合は、情報をメモリにストアし
(ステップ159)、その後、割り込み禁止フラグをク
リアし(ステップ158)、ステップ152に戻る。
【0094】図16は、図14に示した動作例における
ターゲットPLC接続DAU40の処理をフローチャー
トで示したものである。
【0095】図16において、その処理が開始される
と、まず、ターゲットPLC30へコマンド送信し
(ステップ161)、次に、ターゲットPLC30から
レスポンス受信かを調べる(ステップ162)。ここ
で、レスポンス受信でない場合は、ステップ162に
戻るが、レスポンス受信である場合は、情報をメモリ
へストアし(ステップ162)、情報を専用コマンド
にてモデムへ送信する(ステップ164)。
【0096】そして、モデムから専用コマンド“12”
受信かを調べ(ステップ165)、専用コマンド“1
2”受信がない場合は、ステップ161へ戻るが、専用
コマンド“12”受信がある場合は、PLCコマンド
送信し(ステップ166)、PLCレスポンス受信かを
調べ(ステップ167)、PLCレスポンス受信なしの
場合はステップ167に戻るが、PLCレスポンス受信
ありの場合はステップ161へ戻る。
【0097】図17は、図2に示した構成において、P
T60とPLCを低速な無線回線で接続した構成を採用
した場合における動作をシーケンスチャートで示したも
のである。
【0098】図17において、PT60とPLCは低速
な無線回線(例えば、400MHz特定小電カデータ伝
送、4800bpsなど)で接続する。
【0099】ところで、PT60にPLCの情報を表示
したり、あるいはPT60からPLCの内部情報を書換
えたい場合、間の回線がきわめて低速であると、PTが
送出したコマンドのレスポンスが規定時間内に返送され
ずタイムアウトになり正常に動作できなくなる。
【0100】そのような場合に対応するために、図17
のように、DAU40を接続し、DAU40は定期的に
PLCとデータを交換する処埋を行い、メモリ情報を内
部に蓄えておくように構成し、PT60から送出された
PLC宛のコマンドは、DAU40がその内容に応じて
代理的にレスポンスを生成しPT60に向けて送出を行
う。これにより、PT60のタイムアウトが防止でき、
低速無線モデムを用いたPT‐PLC間の無線化が実現
できる。
【0101】図18は、図17に示した動作例における
DAU40の処理をフローチャートで示したものであ
る。
【0102】図18において、その処理が開始される
と、まず、初期設定および 1)コマンド発行フラグクリア 2)書き換えコマンド要求フラグクリア が行われる(ステップ171)。
【0103】そして、コマンド発行フラグを調べ(ステ
ップ172)、コマンド発行フラグがセットされている
と、ステップ178に進むが、コマンド発行フラグがク
リアであると、次に、書き換えコマンド要求フラグを調
べ(ステップ173)、書き換えコマンド要求フラグが
セットされていると、PLCの内部情報書き換えコマン
ドを発行し(ステップ174)、書き換えコマンド要求
フラグをクリアし(ステップ175)、コマンド発行フ
ラグをセットする(ステップ177)。
【0104】また、ステップ173で、書き換えコマン
ド要求フラグがクリアであると判断されると、PLCへ
の情報問い合わせコマンド発行し(ステップ176)、
コマンド発行フラグをセットする(ステップ177)。
【0105】次に、PLCからのレスポンス有りかを調
べ(ステップ178)、PLCからのレスポンス無しの
場合は、次に、PT60からのコマンド有りかを調べ
(ステップ179)、PT60からのコマンド無しの場
合は、ステップ178に戻るが、PT60からのコマン
ド有りの場合は、更にそのコマンド種類を調べ(ステッ
プ180)、このコマンド種類がPLC内部情報書き換
えである場合は、書き換えコマンド要求フラグをセット
し(ステップ181)、ステップ172に戻る。
【0106】また、ステップ180で、コマンド種類が
情報問い合わせの場合は、メモリ情報をレスポンスし
(ステップ184)、ステップ172に戻る。
【0107】また、ステップ178で、PLCからのレ
スポンス有りと判断された場合は、情報をメモリへスト
アし(ステップ182)、コマンド発行フラグをクリア
し(ステップ183)、ステップ172に戻る。
【0108】なお、上記実施の形態において、DAUか
らPLC向けに発行したコマンド(メモリ読出コマンド
など)のレスポンス、または読み出した内容(メモリ内
容など)のデータを圧縮してDAU内部のメモリに格納
するように構成してもよい。
【0109】また、DAUからモデム接続ポートにデー
タを送出する場合に、データ圧縮を行った後にポートへ
出力するように構成してもよい。
【0110】逆に、DAUがモデム接続ポートより受信
した圧縮データを展開する動作を行い、PLC接続ポー
トに向けて送出するように構成してもよい。
【0111】このような構成によると、DAU内に格納
する場合においては、より多くの内容を格納できるよう
になり、また、逆に格納メモリエリアを節約できる。
【0112】また、モデム接続ポートに接続される無線
モデムなどとの通信は、一般に伝送品質が有線に比べて
低い。また伝送速度も高速でないことが多い。従って、
その通信回線で伝送するデータ量は、少ないほどよいこ
とになる(伝送時問が少なくてすむ。また伝送エラー確
率も低くなる)。従って、データを圧縮し、伝送データ
量を少なく押さえることは有効である。
【0113】また、DAUからモデム接続ポートに送出
するデータのデータ長が、ある決められた長さより長い
場合には、一定長以下の複数のデータパケットに分割し
た後、モデム接続ボートに送出するように構成してもよ
い。
【0114】逆に、DAUがモデム接続ポートより受信
した分割データパケットを再組立する動作を行い、PL
C接続ポートに向けて送出するように構成してもよい。
【0115】すなわち、モデム接続ポートに接続される
無線モデムなどの機器は、一般に1回の通信のデータ長
に制限があるものが多い。すなわち、無線回線における
データ誤り制御を有効に行うには、データ長をある程度
小さくし、パケット状にした方が効果的であり、そのよ
うになっていることが多い。
【0116】従って、その制限を越えたデータが受け付
けられないことになってしまう。そこで、その制限以下
のデータパケットに分割してモデム接続ポートに送出す
ることにより、実質的に、さまざまな長さのデータを伝
送することが可能になる。
【0117】また、PLC接続部、PT接続部、モデム
接続部、それぞれの通信に関する処理、特にコマンド処
理に関する部分を、電気的書換可能なメモリ(不揮発性
メモリ(フラッシュROM、EEPROMなど)、また
は内蔵電池や大容量コンデンサによる電源バックアップ
を行うように構成した書換可能メモリ(SRAMなど)
に格納するようにし、その部分を外部から書換可能とな
るように構成してもよい。
【0118】また、書き換える場合は、DAUの「書換
設定スイッチ」を「書換」に設定し、接続ポート(DA
Uが本来持っているポートと共用)にパソコンなどの書
換用機器を接続してデータを書き換えるようにしてもよ
い。
【0119】ここで、各接続部毎に書換設定スイッチを
持ち、書き換えたい処理部に該当する接続ポートに書換
用機器を接続して書き換えるように構成する方法と、書
換設定スイッチは1つで接続するポートも1つに限定
し、書換用機器から書換データを転送する場合に、変更
したい部分だけに転送するように構成する方法の2通り
が考えられる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
工場や各種現場で使用される各種装置に組み込まれてい
るターゲットプログラマブルロジックコントローラにデ
ータアクセスユニットを介して無線モデムを接続し、管
理プログラマブルロジックコントローラから上記ターゲ
ットプログラマブルロジックコントローラが組み込まれ
た各種装置の各種情報を上記無線モデムを介して収集す
るように構成したので、各種装置の各種情報の収集を迅
速に行うことができ、しかも、フレシキブル性があり、
環境変化に強いデータ通信方法および装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるデータ通信方法および装置を
適用して構成した生産管理システムの一実施の形態の概
略構成を示したシステム構成図。
【図2】この発明に係わるデータ通信方法および装置を
適用して構成した生産管理システムの他の実施の形態の
概略構成を示したシステム構成図。
【図3】図2に示したDAUの詳細構成を示したブロッ
ク図。
【図4】無線機能を内蔵して構成したDAUの他の構成
例を示したブロック図。
【図5】図4に示したDAUを装置内に内蔵した装置の
概略構成を示す斜視図。
【図6】図1または図2に示した構成において、管理P
LCからターゲットPLCのデータを収集する場合の動
作を示すシーケンスチャート。
【図7】図6に示した動作例におけるDAUの処理を示
すフローチャート。
【図8】図1または図2に示した構成において、管理P
LCから発行されるコマンドが、ターゲットPLCの各
種設定に関するコマンドである場合における動作を示す
シーケンスチャート。
【図9】図8に示した動作例におけるDAUの処理を示
すフローチャート。
【図10】図2に示した構成において、ターゲットPL
Cから送出されたコマンドをDAUに接続されたPTに
向けて送信する場合の動作を示すシーケンスチャート。
【図11】図10に示した動作例におけるDAUの処理
を示すフローチャート。
【図12】図2に示した構成において、PTから送出さ
れたコマンドをターゲットPLCに向けて送信する場合
の動作を示すシーケンスチャート。
【図13】図12に示した動作例におけるDAUの処理
を示すフローチャート。
【図14】管理PLC側と、ターゲットPLC側の双方
にDAUを使用することにより、PLCブログラミング
において無線モデムを意織せず、PLC間通信の無線化
ができるようにした更に他の実施の形態の生産管理シス
テムの動作を示すシーケンスチャート。
【図15】図14に示した動作例における管理PLC接
続DAUの処理を示すフローチャート。
【図16】図14に示した動作例におけるターゲットP
LC接続DAUの処理を示すフローチャート。
【図17】図2に示した構成において、PTとPLCを
低速な無線回線で接続した構成を採用した場合における
動作を示すシーケンスチャート。
【図18】図17に示した動作例におけるDAUの処理
を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 管理PLC 20 無線モデム 30、30−1、30−2 ターゲットPLC 40、40−1、40−2 DAU 50、50−1、50−2 無線モデム 60、60−1、60−2 PT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山元 学 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工場や各種現場で使用される各種装置に
    組み込まれているターゲットプログラマブルロジックコ
    ントローラにデータアクセスユニットを介して無線モデ
    ムを接続し、 管理プログラマブルロジックコントローラから上記ター
    ゲットプログラマブルロジックコントローラが組み込ま
    れた各種装置の各種情報を上記無線モデムを介して収集
    することを特徴とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 上記データアクセスユニットに操作表示
    端末を接続し、 該操作表示端末を用いて上記ターゲットプログラマブル
    ロジックコントローラの情報の表示および操作を上記無
    線モデムを介して行うことを特徴とする請求項1記載の
    データ通信方法。
  3. 【請求項3】 上記データアクセスユニットは、 第1の情報収集コマンドを上記ターゲットプログラマブ
    ルロジックコントローラに対して定期的に発行すること
    により上記ターゲットプログラマブルロジックコントロ
    ーラの最新情報を保持し、 上記管理プログラマブルロジックコントローラは、 上記データアクセスユニットに対して第2の情報収集コ
    マンドを発行することにより、上記データアクセスユニ
    ットに保持された上記ターゲットプログラマブルロジッ
    クコントローラの最新情報を上記無線モデムを介して収
    集することを特徴とする請求項1記載のデータ通信方
    法。
  4. 【請求項4】 上記管理プログラマブルロジックコント
    ローラは、 上記無線モデムを介して上記データアクセスユニットに
    対して上記ターゲットプログラマブルロジックコントロ
    ーラに対する第1のコマンドを送信し、 上記データアクセスユニットは、 上記第1のコマンドを第2のコマンドに変更して上記タ
    ーゲットプログラマブルロジックコントローラに送信す
    るとともに該ターゲットプログラマブルロジックコント
    ローラからの応答処理を行うことを特徴とする請求項1
    記載のデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 上記ターゲットプログラマブルロジック
    コントローラは、コマンドを上記データアクセスユニッ
    トに送信し、 該データアクセスユニットは、上記ターゲットプログラ
    マブルロジックコントローラからのコマンドを上記操作
    表示端末に送信し、 上記操作表示端末は、上記データアクセスユニットから
    送信された上記ターゲットプログラマブルロジックコン
    トローラからのコマンドをそのまま若しくは加工して表
    示することを特徴とする請求項2記載のデータ通信方
    法。
  6. 【請求項6】 上記操作表示端末は、コマンドを上記デ
    ータアクセスユニットを介して上記ターゲットプログラ
    マブルロジックコントローラに送信し、 上記ターゲットプログラマブルロジックコントローラ
    は、その応答を上記データアクセスユニットを介して上
    記操作表示端末に送信することを特徴とする請求項2記
    載のデータ通信方法。
  7. 【請求項7】 上記管理プログラマブルロジックコント
    ローラに第2のデータアクセスユニットを介して第2の
    無線モデムを接続し、 上記データアクセスユニットと上記第2のデータアクセ
    スユニットとの間の通信を専用コマンドを用いて行うこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ通信方法。
  8. 【請求項8】 工場や各種現場で使用される各種装置に
    組み込まれているターゲットプログラマブルロジックコ
    ントローラと該ターゲットプログラマブルロジックコン
    トローラを管理する管理プログラマブルロジックコント
    ローラとの間でデータ通信を行うデータ通信装置におい
    て、 上記ターゲットプログラマブルロジックコントローラに
    接続されたデータアクセスユニットと、 上記データアクセスユニットに接続された無線モデム
    と、 を具備し、上記管理プログラマブルロジックコントロー
    ラは、上記無線モデム、上記データアクセスユニットを
    介して上記ターゲットプログラマブルロジックコントロ
    ーラと無線でデータ通信を行うことを特徴とするデータ
    通信装置。
  9. 【請求項9】 上記データアクセスユニットに接続さ
    れ、上記ターゲットプログラマブルロジックコントロー
    ラの情報の表示および操作を上記無線モデムを介して行
    う操作表示端末、 を更に具備することを特徴とする請求項8記載のデータ
    通信装置。
  10. 【請求項10】 上記データアクセスユニットは、 上記ターゲットプログラマブルロジックコントローラに
    対して定期的に第1の情報収集コマンドを発行する第1
    の情報収集コマンド発行手段と、 上記第1の情報収集コマンド発行手段により発行された
    第1の情報収集コマンドに応答して上記ターゲットプロ
    グラマブルロジックコントローラから送信される該ター
    ゲットプログラマブルロジックコントローラの最新情報
    を収集して保持する情報保持手段と、 を具備し、 上記管理プログラマブルロジックコントローラは、 上記データアクセスユニットに対して第2の情報収集コ
    マンドを発行する第2の情報収集コマンド発行手段と、 上記第2の情報収集コマンド発行手段により発行された
    第2の情報収集コマンドに応答して上記データアクセス
    ユニットから送信される該データアクセスユニットに保
    持された上記ターゲットプログラマブルロジックコント
    ローラの最新情報を上記無線モデムを介して収集する情
    報収集手段と、 を具備することを特徴とする請求項8記載のデータ通信
    装置。
  11. 【請求項11】 上記管理プログラマブルロジックコン
    トローラは、 上記データアクセスユニットに対して上記無線モデムを
    介して上記ターゲットプログラマブルロジックコントロ
    ーラに対する第1のコマンドを送信する第1のコマンド
    送信手段、 を具備し、 上記データアクセスユニットは、 上記第1のコマンドを第2のコマンドに変更して上記タ
    ーゲットプログラマブルロジックコントローラに送信す
    るコマンド変更手段と、 上記コマンド変更手段により上記ターゲットプログラマ
    ブルロジックコントローラに送信された上記第2のコマ
    ンドに対する該ターゲットプログラマブルロジックコン
    トローラからの応答処理を行う応答処理手段と、 を具備することを特徴とする請求項8記載のデータ通信
    装置。
  12. 【請求項12】 工場や各種現場で使用される各種装置
    に組み込まれているターゲットプログラマブルロジック
    コントローラと該ターゲットプログラマブルロジックコ
    ントローラを管理する管理プログラマブルロジックコン
    トローラとの間でデータ通信を行うデータ通信装置にお
    いて、 上記ターゲットプログラマブルロジックコントローラに
    接続された第1のデータアクセスユニットと、 上記データアクセスユニットに接続された第1の無線モ
    デムと、 上記管理プログラマブルロジックコントローラに接続さ
    れた第2のデータアクセスユニットと、 上記第2のデータアクセスユニットに接続された第2の
    無線モデムと、 具備し、 上記第1のデータアクセスユニットと上記第2のデータ
    アクセスユニットとの間の通信を専用コマンドを用いて
    行うことを特徴とするデータ通信装置。
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