JPH1165158A - 電子写真用二成分系現像剤 - Google Patents

電子写真用二成分系現像剤

Info

Publication number
JPH1165158A
JPH1165158A JP21613997A JP21613997A JPH1165158A JP H1165158 A JPH1165158 A JP H1165158A JP 21613997 A JP21613997 A JP 21613997A JP 21613997 A JP21613997 A JP 21613997A JP H1165158 A JPH1165158 A JP H1165158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
resin
color
image
absolute value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21613997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3475733B2 (ja
Inventor
Takayuki Nogami
孝幸 野上
Yoshiyuki Onouchi
良行 尾内
Nobuyasu Namatame
順庸 生田目
Noboru Mogi
登 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP21613997A priority Critical patent/JP3475733B2/ja
Publication of JPH1165158A publication Critical patent/JPH1165158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3475733B2 publication Critical patent/JP3475733B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 良好な現像特性を有し、長期間の使用を経て
も、帯電特性が安定している電子写真用二成分系現像剤
を提供し、さらに、カラートナーを用いて、2次色以上
の画像を形成したとき、色ムラ、色ズレ、カブリ等の画
像欠陥のない、高精細な、電子写真用二成分系現像剤を
提供する。 【解決手段】 着色剤と結着樹脂とを含有してなるトナ
ーと樹脂被覆キャリアとを含有する現像剤において、ト
ナーと樹脂被覆キャリアのコアとを摩擦帯電せしめたと
きの帯電量q/dのmedian値をQ1(fc/10
μm)、トナーと樹脂被覆キャリアとを摩擦帯電せしめ
たときの帯電量q/dのmedian値をQ2(fc/
10μm)とした時、 0.43 ≦|Q2/Q1|≦ 0.87 にあり、また、Q2の絶対値が、4.0〜10.0(f
c/10μm)であり、Q1の絶対値が、Q2よりも絶
対値で1.0(fc/10μm)以上大きいことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真に用いら
れる二成分系現像剤、特にフルカラー複写機用やプリン
ターに使用され、色再現性に優れ、且つ長期間の印字安
定性を優れる電子写真用二成分系現像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機及びプリンター等において
フルカラーへの展開が急速に進みつつあり、その実用化
も大きくなされている。しかしながら、写真や印刷物と
比較してさらなる高画質化が望まれている。
【0003】複写機またはレーザープリンター等におい
て採用されている電子写真法は、一般には、光導電性絶
縁体層上に一様な静電荷を与え、該絶縁体層上に光像を
照射することにより、該静電荷を部分的に除去して静電
潜像を形成し、その静電荷の残った部分にトナーと呼ば
れる微粉末を付着させて該潜像のい対応する可視化トナ
ー画像を形成し、該トナー画像を記録紙等に転写後、定
着して複写物等を得るものである。
【0004】係る画像形成に供される現像剤としては、
キャリアを含有しないいわゆる一成分現像剤と、非磁性
又は磁性トナーと磁性キャリアとを含有する二成分現像
とがある。二成分現像剤は、キャリアとトナーの摩擦に
よりトナーを帯電させるので、キャリアとトナーの摩擦
帯電性が良好であることが必要である。
【0005】しかしながら、二成分現像剤は、一般的に
環境安定性が悪く、特に湿度の高低により、帯電量が大
きく変化することから、画像濃度が一定せず、カブリの
多い画像となったり、連続コピー後の画像が不良になる
という問題を有している。係る問題点に対して、キャリ
アコア材、キャリアコート剤及びそのコート量、或いは
トナーに含有する電荷制御剤やトナーに添加する流動性
付与剤、トナーの結着樹脂の改良など多くの検討がなさ
れてきている。
【0006】例えば、帯電補助剤をトナーに添加する技
術として、特開昭62ー113158号公報、特開昭6
4ー62667号公報、フッ素含有化合物を現像剤に添
加する技術としては、特開平3ー45978号公報で安
定した摩擦帯電性を得るという技術が提案されている。
【0007】また、二成分現像剤のうちイエロー、マゼ
ンタ、シアン等の有彩色トナーの場合は、磁性体やカー
ボンブラック等の導電性物質を多く含ませることができ
ないので、一般に使用していくにつれて帯電量が上がる
傾向にある。この傾向は、特に結着樹脂として帯電性能
の高いポリエステル系バインダーを使用したときにより
顕著である。
【0008】また、カラーの多色画像は、一般にイエロ
ー、マゼンタ及びシアンの3色又はさらにブラックの4
色のトナーを用い、各色のトナー像を順次被転写体に転
写することにより得るものであり、転写における各色ト
ナーの帯電状態が画像品質に大きな影響を与える。例え
ば、各色毎の帯電量が異なった場合には、キャリアのコ
ーテイング剤の組成を変更し、各色トナー毎の帯電量を
同程度にすることによって画像品質を向上し得る。一
方、キャリアのコーテイング剤組成が異なると環境湿度
が変わった場合に各色毎の帯電量の変化の割合が異な
り、各色トナー毎の帯電量に大きな差ができる。さら
に、コーテイング剤の組成が各色毎に異なると、連続複
写すると各色毎に帯電量の変化の割合が異なり、各色ト
ナー間の帯電量の差が大きくなり色の再現性が悪くなる
という問題がある。また、同一の被転写材上に色の異な
る数種のトナー層を転写すると、色ムラ、色ズレ、カブ
リ等の画像欠陥がしばしば発生することもある
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、良好
な現像特性を有し、長期間の使用を経ても、また、環境
湿度が変化しても帯電特性が安定している電子写真用二
成分系現像剤を提供することにある。さらに、本発明の
目的は、イエロー、マゼンタ、シアンの3色及び/又
は、黒の4色カラートナーを用いて、2次色以上の画像
を形成したとき、色ムラ、色ズレ、カブリ等の画像欠陥
のない、高精細な、電子写真用二成分系現像剤を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも着
色剤と結着樹脂とを含有してなるトナーと樹脂被覆キャ
リアとを含有する現像剤において、該トナーと該樹脂被
覆キャリアのコアとを摩擦帯電せしめたときの帯電量q
/dのmedian値をQ1(fc/10μm)、該ト
ナーと該樹脂被覆キャリアとを摩擦帯電せしめたときの
帯電量q/dのmedian値をQ2(fc/10μ
m)とした時、 0.43 ≦|Q2/Q1|≦ 0.87 にあり、また、Q2の絶対値が、4.0〜10.0(f
c/10μm)であり、Q1の絶対値が、Q2よりも絶
対値で1.0(fc/10μm)以上大きいことを特徴
とする電子写真用二成分系現像剤である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明においては、Q1、Q2が
上記特定の範囲にあることが重要である。Q2/Q1が
0.43よりも小さいとトナーとキャリアとの摩擦帯電
が不十分となり,トナー飛散が生じる。一方、Q2/Q
1が0.87よりも大きいとトナーとキャリアとの摩擦
帯電が大きすぎて地肌カブリを生じる。また、同様にQ
2の絶対値が、4.0(fc/10μm)よりも小さい
とトナーとキャリアとの摩擦帯電が不十分となり,トナ
ー飛散が生じ,10.0(fc/10μm)よりも大き
いとトナーとキャリアとの摩擦帯電が大きすぎて地肌カ
ブリを生じる。さらに、係るQ1の絶対値が、Q2より
も絶対値で1.0(fc/10μm)以上大きくないと
チャージアップしやすい傾向となりカブリが発生し、転
写ムラの原因となる。即ち、Q1,Q2が上記特定の範
囲内にないと,2色以上の画像を形成したときに色ム
ラ、色ズレ,カブリ等の画像欠陥が発生する。
【0012】以下、まず本発明におけるトナーの摩擦帯
電量の分布に関し図1に基づいて説明する。トナーの摩
擦帯電量(q/d)の分布は、摩擦帯電されたトナーが
一定の電界及び一定の気流中に置かれたとき、対向(表
示)電極に向かって飛行する距離によって求められるも
のである。図1はトナーの摩擦帯電量q/d分布を測定
する装置(Dr.R.H.Epping PES−La
boratorium 製)の模式的な断面図及び測定
部の模式的な断面図である。(参考:電子写真学会誌、
第27巻、第4号(1988))。トナーの摩擦帯電量q/d
分布の測定の手順は以下の通りである。なお、本発明に
おいては、トナーの摩擦帯電量(q/d)の分布は、ト
ナー比重(Spec.Density)を1mg/cm3 とし、23℃、5
0%RH環境下で求めた。
【0013】(1)所定量(0.08g)の試料を入れ
たアルミニウム製のセル1の開口部bをエアーフロー用
の筒3の下部開口部にセットし、エアーフロー用の筒3
の下部内面をベース電極2に装着し、エアーフロー用の
筒3の上部内面に表示電極4を装着し、これらをバンド
5にて固定する。このときベース電極2と表示電極4間
の距離を5cmとする。なお、試料としては、トナー
(2色以上のトナーについて評価する場合には各色のト
ナーを等量ずつ混合した混合トナー)と、後述するキャ
リア又は樹脂被覆キャリアを、それぞれ23℃、50%
RHの環境下に24時間放置後、前記トナー1gと前記
キャリア又は樹脂被覆キャリア19gとを50ml容器
のポリエチレン製のビンに入れ、ボールミルにて23
℃、50%RHの環境下で30分間攪拌混合したものを
用いる。
【0014】(2)セル1の下部に設置した磁気ブラシ
を所定時間(4秒間)回転せしめ、試料に電荷を付与
し、次いでセル1の開口部aから所定風量(80cm2
分)の空気を送り(トナーフローエア)、トナーをセル
1の開口部bからエアーフロー用の筒3内に送りなが
ら、表示電極4に所定の電圧(+5KV)を印加して形
成した所定の電場(5KV/5cm)中に、所定の風量
(10リットル/分)にて、所定時間(10秒間)トナ
ーを飛翔せしめ、表示電極上に負に帯電したトナーを静
電的に付着せしめる。次いで、表示電極上に付着したト
ナーを粘着テープにより転写剥離する。
【0015】(3)セル1に新たに同種の所定量の試料
を入れ、表示電極4に所定の電圧(−5KV)を印加す
る以外は上記(1)〜(2)と同様にして、表示電極上
に正に帯電したトナーを静電的に付着せしめ、表示電極
上に付着したトナーを粘着テープにより転写剥離する。
【0016】(4)正・負のトナーをそれぞれ転写せし
めた粘着テープ上のトナーを画像解析することにより、
トナーの帯電量(q/d)及びその分布を求める。即
ち、トナーの帯電量q/d値〔fC/10μm〕は、ト
ナー粒径に対する帯電量であり、電極間の印加電圧V
〔KV〕、エアーフロー量AF〔l/min〕、トナー
移動距離x〔mm〕の関数であり、下式により求められ
る。 q/d=a×36×AF/(V×x) 尚、aはcorrection factor for smoll broadness of r
egistration elctrode. と称される定数である。
【0017】本発明に係る電子写真二成分系現像剤のト
ナーの結着樹脂としては、例えばエポキシ樹脂、スチレ
ン−アクリル酸エステル共重合体、ポリエステル樹脂、
ポリウレタン樹脂などを用いることができ、特にポリエ
ステル樹脂を用いると、混色性と透明性を良好にするこ
とができる。
【0018】本発明に係る電子写真二成分系現像剤のト
ナーに用いる着色剤のうち、イエロートナーに用いる着
色剤としては、例えばカラーインデックスNo.のC.
I.21090(ピグメントイエロー12)、C.I.
21095(ピグメントイエロー14)、C.I.21
100(ピグメントイエロー13)、C.I.2110
5などのベンジジン系有機顔料が挙げられる。これらの
顔料はバインダ樹脂中での分散性に優れ、また、分光反
射特性が良好である。
【0019】本発明に係る電子写真二成分系現像剤のト
ナーに用いる着色剤のうち、マゼンタトナーに用いる着
色剤としては、例えばカラーインデックスNo.のC.
I.73916(ピグメントレッド122)などのキナ
クドリン系有機顔料、C.I.45160(ピグメント
レッド81)ローダミン系有機顔料などがある。これら
の顔料は、バインダ樹脂中での分散性に優れ、また、分
光反射特性が良好である。
【0020】本発明に係る電子写真二成分系現像剤のト
ナーに用いる着色剤のうち、シアントナーに用いる着色
剤としては、例えばカラーインデックスNo.のC.
I.74160(ピグメントブルー15)、C.I.7
4260(ピグメントグリーン7)などのフタロシアニ
ン系有機顔料が挙げられる。これらの顔料はバインダ樹
脂中での分散性に優れ、また、分光反射特性が良好であ
る。
【0021】本発明に係る電子写真二成分系現像剤のト
ナーに用いる着色剤のうち、黒色トナーに用いる着色剤
としては、イエロー、シアン、レッドの3色混合、及び
/又は、カーボンブラックを使用できる。カーボンブラ
ックとしてはチャンネルブラック、ファーネスブラッ
ク、ランプブラック等公知のものがすべて可能である。
【0022】本発明で用いるトナーには、更に電荷制御
剤として、含金染料、脂肪酸エステル、アミノ基を有す
る化合物を加えてもよい。
【0023】本発明で用いるトナーは、従来公知の方法
で製造できる。即ち、前記結着樹脂、前記着色剤及び必
要であればワックス、電荷制御剤等を添加しニーダなど
により溶融混練し、均一分散させ、微粉砕後、例えば風
力分級機などにより分級して所望のトナーを得ることが
できる。
【0024】本発明に使用されるキャリアのコア粒子と
しては、鉄粉、ニッケル、銅、亜鉛、マグネシウム等の
元素から構成されるフェライト粉、マグネタイト粉等が
挙げられ、平均粒径15〜500μmのものが好ましく
は、さらに20〜300μmのものが好ましい。キャリ
アのコア粒子の被覆樹脂としては、例えば、ポリスチレ
ン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリオレフィ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスルホン酸系樹脂ポリエ
ステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリブチラール系樹
脂、シリコン系樹脂、テフロン系樹脂等の各種熱可塑性
樹脂および熱硬化性樹脂およびその混合物、並びに、こ
れらの樹脂の共重合体、ブロック重合体、グラフト重合
体及びポリマーブレンド等が使用できる。
【0025】本発明に使用されるトナーには、その他必
要に応じて、シリカ、疎水化された無機微粉末(酸化チ
タン等)の流動性向上剤を添加することが望ましい。
【0026】
【実施例】以下に実施例及び比較例をもって本発明を詳
細に説明する。
【0027】 実施例1 マゼンタトナーの製造例 ポリエステル樹脂 100重量部 (Tg:55℃、Mn3,000、Mw:25,000) キナクリドン 5重量部 (C.I.ピグメント・レッド122) 荷電制御剤(ボントロンE−84(オリエント化学工業)) 1重量部 上記の各処方量をヘンシェルミキサーにより予備混練を
行い、二軸押出し機で溶融混練し、冷却後ハンマーミル
を用いて粗粉砕し、次いでジェットミルで微粉砕した
後、風力分級機で分級して平均粒径9.5μmの着色剤
含有微粒子を得た。上記着色剤含有微粒子100重量部
に外添剤として疎水性酸化チタン微粉末(STT30A
(チタン工業))を0.4重量部を添加し、ヘンシェル
ミキサーで混合してマゼンタトナーを得た。
【0028】シアントナーの製造例 顔料として、銅フタロシアニン(C.I.ピグメント・
ブルー15−3)を使用する以外は、マゼンタトナーの
場合と同様にして、シアントナーを得た。
【0029】イエロートナーの製造例 顔料として、ジスアゾイエロー(C.I.ピグメント・
イエロー17)を使用する以外は、マゼンタトナーの場
合と同様にして、イエロートナーを得た。
【0030】ブラックトナーの製造例 顔料として、カーボンブラックを使用する以外は、マゼ
ンタトナーの場合と同様にして、ブラックトナーを得
た。
【0031】樹脂被覆キャリアの製造例 粒径50μmの銅−亜鉛フェライト99.5重量部をオ
ルガノポリシロキサン0.5重量部でコートしてなる樹
脂被覆キャリアを得た。
【0032】上記各色のトナーと樹脂被覆キャリア、及
び各色のトナーとキャリアコアとを使用してトナーの帯
電量分布を求め、median q/dを求め、その結
果を表1に示す。この樹脂被覆キャリア100部に各色
のトナーをそれぞれ5部を混合して二成分系現像剤を調
製し、調製した二成分系現像剤をキャノン製カラーレー
ザー複写機CLC350にて5000枚の耐久試験を行
った。画像に変化はなく、色ムラ、カブリ等の画像欠陥
のない、高精細な画像が得られた。また、2色以上の現
像剤を用いて同一の被転写材上に係る2色以上の混色に
よる画像を得たところ色ズレのない高精細な画像が得ら
れた。また、高温高湿(30℃,85%R.H.),低
温低湿(10℃,20%R.H.)という特殊な環境に
おいても同様に良好な結果が得られた。
【0033】比較例1 実施例1で得られた着色剤含有微粒子に流動性改良剤の
SiO2 を0.3%添加しトナーを得た。平均粒径50
μm の銅ー亜鉛フェライト粒子99.5重量部をスチレ
ン−アクリル系樹脂0.5重量部で被覆してなる樹脂被
覆キャリアを得、実施例1と同様にしてトナーの帯電量
分布を求め、median q/dを求め、その結果を
表1に示す。また、上記樹脂被覆キャリア100部に前
記各色のトナー5部をそれぞれ加え現像剤を得、係る現
像剤を使用して5000枚の耐久試験を行ったところ色
ムラカブリ等の画像欠陥が生じた。また、機内飛散も顕
著であった。また、2色以上の現像剤を用いて同一の被
転写材上に係る2色以上の混色による画像を得たところ
色ズレが顕著であった。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明により2次色以上の画像を形成し
た時でも、色ムラ、色ズレ、カブリ等の画像欠陥のない
高精細な画像を得ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】:帯電量(q/d)測定装置(模式図)
【符号の説明】
1:セル 2:ベース電極 3:エアフロー用の筒 4:表示電極 5:バンド
フロントページの続き (72)発明者 茂木 登 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも着色剤と結着樹脂とを含有し
    てなるトナーと樹脂被覆キャリアとを含有する現像剤に
    おいて、該トナーと該樹脂被覆キャリアのコアとを摩擦
    帯電せしめたときの帯電量q/dのmedian値をQ
    1(fc/10μm)、該トナーと該樹脂被覆キャリア
    とを摩擦帯電せしめたときの帯電量q/dのmedia
    n値をQ2(fc/10μm)とした時、 0.43 ≦|Q2/Q1|≦ 0.87 にあり、また、Q2の絶対値が、4.0〜10.0(f
    c/10μm)であり、Q1の絶対値が、Q2よりも絶
    対値で1.0(fc/10μm)以上大きいことを特徴
    とする電子写真用二成分系現像剤。
JP21613997A 1997-08-11 1997-08-11 電子写真用二成分系現像剤を用いた画像形成方法 Expired - Fee Related JP3475733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21613997A JP3475733B2 (ja) 1997-08-11 1997-08-11 電子写真用二成分系現像剤を用いた画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21613997A JP3475733B2 (ja) 1997-08-11 1997-08-11 電子写真用二成分系現像剤を用いた画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1165158A true JPH1165158A (ja) 1999-03-05
JP3475733B2 JP3475733B2 (ja) 2003-12-08

Family

ID=16683891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21613997A Expired - Fee Related JP3475733B2 (ja) 1997-08-11 1997-08-11 電子写真用二成分系現像剤を用いた画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3475733B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013183658A1 (ja) * 2012-06-07 2016-02-01 東洋アルミニウム株式会社 太陽電池用裏面保護シート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013183658A1 (ja) * 2012-06-07 2016-02-01 東洋アルミニウム株式会社 太陽電池用裏面保護シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP3475733B2 (ja) 2003-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6653037B2 (en) Toner for developing latent electrostatic images, and image forming method and device
US5437949A (en) Color toner and process for its production
JPH11242357A (ja) 静電荷像現像用イエロートナー
JPH06332235A (ja) 電子写真用トナー
US6703175B2 (en) Color toner containing less conductive particles that have appropriate electrical resistance and can produce clear color images
JP2008039822A (ja) カラートナー及び画像形成装置
US5049471A (en) Magnetic brush development process
US6333132B1 (en) Toner for two-component developer and color image forming apparatus
JPWO2005088403A1 (ja) 静電潜像現像用トナー及び磁性一成分現像方法
JP2001154412A (ja) マゼンタトナー及びフルカラー画像形成方法
JP2987796B2 (ja) カラートナー
JP2001265051A (ja) 静電荷現像用トナー
JP3475733B2 (ja) 電子写真用二成分系現像剤を用いた画像形成方法
EP1207433A2 (en) Toner for developing latent electrostatic images, and image forming method and device
JP2010122442A (ja) 画像形成装置
JP3122768B2 (ja) 静電荷像現像用現像剤
JP3652425B2 (ja) トナーの製造方法及び電子写真装置
JP4026467B2 (ja) 電子写真用カラートナー
EP0371737B1 (en) Development process for formation of high-quality image
JP2003223013A (ja) 電子写真用カラートナー
JPH09288380A (ja) 静電現像方法及び非磁性1成分静電現像剤
JPH09134028A (ja) 静電荷像現像用トナー
JPH11282210A (ja) 電子写真用トナー及び現像方法
JP3073970B2 (ja) 正帯電性二成分現像用ブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナーとそれを用いた電子写真用現像剤
JPH07104504A (ja) 電子写真用カラー現像剤および現像方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees