JPH1156554A - 頭の上を見る三面鏡 - Google Patents

頭の上を見る三面鏡

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JPH1156554A
JPH1156554A JP24624497A JP24624497A JPH1156554A JP H1156554 A JPH1156554 A JP H1156554A JP 24624497 A JP24624497 A JP 24624497A JP 24624497 A JP24624497 A JP 24624497A JP H1156554 A JPH1156554 A JP H1156554A
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror
sided
central
head
side mirror
Prior art date
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Application number
JP24624497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shimizu
剛 清水
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KOUTOKU KK
Original Assignee
KOUTOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭を上からも横からも後ろからも見ることが
できるようにする。 【解決手段】 三面鏡は、細長い中央鏡1の両側縁に、
蝶番4を介して側鏡5を折曲できるように連結してい
る。側鏡5は、中央鏡1に連結された部分から後方に突
出する支持部5Aを有する。支持部5Aは、側鏡5の折
曲線8に対して鋭角に傾斜する傾斜面5aを有する。中
央鏡1の両側に連結されている側鏡5の傾斜面5aは同
じ角度に傾斜している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の頭の上を見る三面鏡
は、主として頭にリボンや髪バンドをし、あるいは頭の
上の傷等を手当をするときに、頭の上部を見るのに使用
され、さらに、通常の三面鏡としても使用できる。
【0002】
【従来の技術】3枚の鏡板を蝶番で折曲できるように連
結した三面鏡はすでに使用されている。通常の三面鏡
は、縦に細長い中央鏡の両側に、折曲できるように側鏡
を連結している。この三面鏡は、両側の側鏡と中央鏡と
を使用して、頭の側部や後ろを見ることができる。た
だ、この構造の三面鏡は、頭を上から見ることはできな
い。頭の上にリボンを結び、あるいは髪バンドをすると
き、頭を上から見ることができると、綺麗にできたかど
うかを見ることができる。また、頭に怪我をしたとき、
あるいは毛が薄くなった頭に毛髪促進剤等を塗るときに
も、頭を上から見ることができると非常に便利である。
【0003】この用途に使用するために、3枚の鏡を上
下に連結した三面鏡が開発されている。図1はその鏡の
斜視図である。この三面鏡は、縦に長い中央鏡1の上縁
に上鏡2を、下縁に下鏡3を固定している。中央鏡1は
下鏡3に対して後方に傾斜して連結されている。上鏡2
は中央鏡1に対して90度よりも多少大きい角度に連結
されている。この三面鏡は、下鏡3を水平の台に置いて
使用する。中央鏡1に頭を接近させて下鏡3を覗くと、
上鏡2と中央鏡1と下鏡3とで頭を上から見ることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す三面鏡は、
頭を上から見て便利に使用できる。しかしながら、3枚
の鏡を固定しているので、頭を上から見る専用の三面鏡
となり、頭を横や後ろから見る通常の三面鏡には使用で
きない。中央鏡1の上下に鏡を連結しているからであ
る。このため、この構造の三面鏡は、普通の三面鏡とは
別に使用する必要がある。いいかえると、普通の三面鏡
と、頭の上を見る三面鏡の両方を使用する必要がある。
頭を上から見る三面鏡は、普通の三面鏡に比較すると使
用頻度が少ない。使用しない三面鏡は邪魔にならないよ
うに収納する必要がある。困ったことに、3枚の鏡を固
定した三面鏡は、かさばるので狭いところに収納でき
い。現実には、使用しないときにも、収納しないで机等
の上にのせて邪魔になっているのが実状である。大きく
かさばることは、三面鏡の梱包と運搬コストを高くする
欠点もある。大きな箱に収納して運搬するからである。
【0005】さらに、図1に示す従来の三面鏡は、3枚
の鏡の角度を、頭を真上からみることができるように固
定している。この三面鏡は、頭を真上から見るときは便
利に使用できるが、常に最適な方向から見ることはでき
ない。三面鏡を使用するとき、頭は常に真上から見るの
が最適ではない。リボンを頭の真上よりも前に結ぶと
き、あるいは、真上よりも前に傷をしたときは、頭を多
少前よりの方向から見るのが便利である。従来の三面鏡
は、つねに頭の上を最適な方向から見ることができない
欠点がある。
【0006】さらにまた、この構造の三面鏡はかさばる
ので中央鏡をなるべく低く設計する必要がある。低い中
央鏡は、顔を前面から広く映して見ることができない。
中央鏡を高くして垂直に固定すると、顔を前から広く映
すことはできるが、頭の真上から見ることが難しくな
り、しかもかさばって梱包と運搬費用が高くなる。さら
に、大きな中央鏡は鏡自体のコストも高くなる欠点があ
る。
【0007】本発明者は、この欠点を少しでも解決する
ことを目的に、図2に示す構造の三面鏡を開発した(実
願平5−65533号公報)。この図に示す三面鏡は、
縦に細長い形状の中央鏡1の上縁に上鏡2を、下縁に下
鏡3を折曲自在に連結している。この三面鏡は、下鏡3
を水平に置き、下鏡3を覗いて中央鏡1と上鏡2とで頭
の上部を見ることができる。
【0008】この構造の三面鏡は、ふたつの用途に使用
できる。第1の用途は、下鏡3を覗いて頭を上から見る
使用方法である。この状態で使用するとき、中央鏡1を
多少後方に傾斜させ、上鏡2を中央鏡1に対して90度
よりも多少大きい角度に折曲して固定する。この角度に
固定した三面鏡は、下鏡3と中央鏡1と上鏡2とで反射
させて、頭を上から見ることができる。上鏡2の角度を
調整し、さらに中央鏡1の角度を調整して、頭の真上よ
りも前方から、あるいは後方から見ることもできる。す
なわち、頭の上の最適な方向から見ることができる。
【0009】第2の用途である、普通の鏡として使用す
るとき、中央鏡1を下鏡3にほぼ垂直に立てると共に、
上鏡2と中央鏡1とを平行にする。この状態にすると、
上鏡2は中央鏡1の上方に固定されて中央鏡1の上を大
きくする。すなわち、上鏡2と中央鏡1とを正面の鏡に
使用できる。上鏡2と中央鏡1の両方を使用して、大き
な正面鏡として使用できる。さらに、中央鏡1と上鏡2
とを垂直にできるので、普通の鏡として、顔を前面から
広く映すことができる。
【0010】三面鏡として使用しないとき、下鏡3と中
央鏡1と上鏡2とを平行に折り畳んでコンパクトにす
る。コンパクトな三面鏡を梱包して運搬し、またこの状
態で収納する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように使用できる
三面鏡は、3枚の鏡を固定したものに比較して便利に使
用できる特長がある。しかしながら、この構造の三面鏡
も、中央鏡1の両側に側鏡を連結している普通の三面鏡
の用途には使用できない。このため、頭の側部や後ろを
便利に見ることができない欠点がある。
【0012】本発明はさらにこの欠点を解消することを
目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、頭を
上からも横からも後ろからも見ることができて、極めて
便利に使用できる頭の上を見る三面鏡を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の三面鏡は、細長
い中央鏡1の両側縁に、蝶番4を介して側鏡5を折曲で
きるように連結している。側鏡5は、中央鏡1に連結さ
れた部分から後方に突出する支持部5Aを有する。支持
部5Aは、側鏡5の折曲線8に対して、鋭角に傾斜する
傾斜面5aを有する。本明細書において折曲線8とは、
側鏡5を中央鏡1に対して折曲させるときの中心線に平
行で、側鏡5の表面上に位置する線を意味する。すなわ
ち、蝶番4の回転軸4Cを含む直線状のラインに平行
で、側鏡5の表面上に位置するラインである。中央鏡1
の両側に連結された側鏡5の傾斜面5aは、両側の側鏡
5で中央鏡1を安定に水平台の上に置くことができるよ
うに、同じ角度に傾斜している。
【0014】さらに、本発明の請求項2の三面鏡は、支
持部5Aの両側に設けている傾斜面5aの、折曲線8に
対する角度を異なる角度としている。この三面鏡は、水
平台に置くときに、上下を反転して、中央鏡1の水平台
に対する傾斜角を変更できる。
【0015】
【作用】本発明の頭の上を見る三面鏡は、大別して2種
の状態で使用できる。 三面鏡で頭の上を見る使用方法 図3と図4に示すように、片方の側鏡5を、机やテーブ
ル等の水平な台の上に載せる。中央鏡1を水平の側鏡5
に対して多少後に傾ける状態とし、さらに、上の側鏡5
を中央鏡1に対して鈍角に傾斜させる。この状態で、図
4に示すように下の側鏡5を見ると、中央鏡1と上の側
鏡5とを反射して、頭を上から見ることができる。この
姿勢で使用される三面鏡は、下の側鏡5の中央鏡1から
背面に突出する支持部5Aで安定に倒れないように水平
台に置くことができる。
【0016】 三面鏡で頭の両側と後ろを見る使用方
法 図5に示すように、両側の側鏡5の傾斜面5aを水平台
に載せる。側鏡5の支持部5Aに設けた傾斜面5aは、
側鏡5の折曲線8に対する傾斜角αを鋭角としている。
このため、中央鏡1の両側に連結している側鏡5の傾斜
面5aを水平台に載せると、中央鏡1は上向きになる。
中央鏡1が上向きになる角度は、傾斜角αで調整でき
る。上向きになる中央鏡1は、上下幅が狭くても顔の正
面に向いて楽な姿勢で見やすい。この状態で、側鏡5の
中央鏡1に対する角度を調整しても、中央鏡1の上向き
角度は調整できる。
【0017】図6に示す三面鏡は、支持部5Aの両側に
設けている傾斜角αを異なる角度としている。図の支持
部5Aは、一方の傾斜角αを45度に、他方の傾斜角α
を53度としている。したがって、図に示すように、折
曲線8に対する傾斜角αを45度とする傾斜面5aを水
平台に置くと、中央鏡1は水平台に対して45度上向き
となる。この図に示す状態から、三面鏡の上下を反転す
ると、傾斜角αを53度とする傾斜面5aが水平台に置
かれる。したがって、中央鏡1は、水平台に対して53
度上向きに配設される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための頭の上を見る三面鏡を例
示するものであって、本発明は三面鏡の構造を下記のも
のに特定しない。
【0019】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0020】図3に示す頭の上を見る三面鏡は、中央鏡
1と2枚の側鏡5を備える。中央鏡1は細長い長方形
で、両側縁に蝶番4を介して側鏡5を折曲できるように
連結している。中央鏡1と側鏡5は、基板6の表面に鏡
板7を固定したものである。基板6は木製の板材、ある
いはプラスチック製の板材である。鏡板7は両面接着テ
ープを介して、あるいは接着剤で基板6に固定される。
【0021】中央鏡1は、長方形の基板6に鏡板7を固
定したもので、鏡板7と基板6はほぼ同じ外形に設計し
ている。図に示す中央鏡1は、基板6のほぼ前面に、平
面状の鏡板7を固定している。中央鏡は、図示しない
が、平面鏡と拡大鏡を固定することもできる。この構造
の中央鏡は、片側に拡大鏡を固定して、残りの部分に平
面鏡を固定する。拡大鏡は円形の凹面鏡である。この構
造の三面鏡は、たとえば、口紅を塗るとき、あるいは髭
剃りをするときに、口や顔の一部を拡大して便利に使用
できる特長がある。
【0022】側鏡5は、中央鏡と同じように、基板6に
鏡板7を固定している。側鏡5の基板6を図6の平面図
に示している。この図に示す側鏡5の基板6は、中央鏡
1を連結する部分よりも後方に設けた支持部5Aを三角
形とし、鏡板7を固定する中央鏡1よりも前方は、先端
部を半円形のアーチ状としている。中央鏡1よりも前方
には、ほぼ全面に鏡板7を固定している。側鏡5の基板
6は、前部縁を鎖線で示すように、方形状とすることも
できる。
【0023】側鏡5の基板6は、図5に示すように、鏡
板7を固定するのと反対側の底面に、ゴム状弾性体の脚
9を固定している。脚9は、基板6の周囲に、バランス
よく複数個を固定される。この三面鏡は、脚9を介して
水平台に安定して置くことができる。脚は、両方の側鏡
に固定することも、また、一方の側鏡にのみ固定するこ
ともできる。
【0024】側鏡5の基板6に設けている三角形の支持
部5Aは、2辺を傾斜面5aとしている。図6に示す側
鏡5は、一方の傾斜面5aの傾斜角αを45度に、他方
の傾斜面5aの傾斜角を53度として、頂点の角度を8
2度に設計している。このように、2辺の傾斜角を異な
る角度にした側鏡5は、上下を反転して、中央鏡1の傾
斜角を調整できる特長がある。ただ、本発明の三面鏡
は、傾斜面5aの傾斜角を前記の範囲に特定しない。傾
斜角は、たとえば、30〜60度の範囲とすることもで
きる。
【0025】本発明は、側鏡5に設ける支持部5Aを図
6に示す三角形に特定しない。支持部5Aの傾斜面5a
は、中央鏡1を後方に傾斜して支持できる全ての形状と
することができる。たとえば、図7に示すように、側鏡
5の基板6の後方に突出してアーム状の支持部材5Aを
設け、このアームの後端で傾斜面5aを構成することも
できる。
【0026】中央鏡1と側鏡5とを折曲できるように連
結する蝶番4を、図8と図9に示している。これ等の図
に示す蝶番4は、中央鏡1の基板6の背面に固定される
固定片4Aと、側鏡5の基板6の内面に固定される回転
片4Bと、固定片4Aと回転片4Bとを連結する回転軸
4Cとを備える。固定片4Aと回転片4Bと回転軸4C
とは金属製である。
【0027】固定片4Aは金属板をL字状に折曲したも
ので、一片を側鏡5の基板6にネジ止し、他片には、回
転軸4Cを挿入する貫通孔4Dを設けている。この貫通
孔4Dの周囲には、一定の間隔でリング状に複数の凹部
4Eを設けている。凹部4Eは、中央鏡1に対して側鏡
5を所定の角度に停止させるものである。
【0028】回転片4Bも金属板をL字状に折曲したも
のである。回転片4Bの一片は、側鏡5の基板6の内面
にネジ止されている。他の一片は固定片4Aに回転でき
るように貫通孔4Dを開口している。貫通孔4Dの周囲
には、固定片4Aの凹部4Eに突出する凸部4Fを設け
ている。凸部4Fは、側鏡5に固定される固定片4Aの
摺動面に突出して設けられている。凸部4Fは凹部4E
に案内されるので、凹部4Eと同じ半径の円周上に設け
られている。
【0029】固定片4Aと回転片4Bの貫通孔4Dに回
転軸4Cを挿入して、固定片4Aと回転片4Bとを回転
できるように連結している。回転軸4Cで連結された固
定片4Aと回転片4Bとは、凸部4Fが凹部4Eに案内
される位置で停止される。固定片4Aと回転片4Bとは
金属板で、弾性変形して凸部4Fを凹部4Eに弾性的に
挿入する。側鏡5を所定の力よりも強い力で傾動させる
と、固定片4Aと回転片4Bとが変形して、凸部4Fは
隣の凹部4Eに移動する。凸部4Fが凹部4Eに案内さ
れる位置で側鏡5は停止される。したがって、この構造
の蝶番4は、側鏡5を所定の角度に確実に停止できる特
長がある。ただ、本発明の三面鏡は、中央鏡に側鏡を連
結する蝶番の構造を図に示すものに特定しない。蝶番に
は、折曲できると共に、折曲した位置に停止できる全て
のものが使用できる。
【0030】この図に示す蝶番4は、中央鏡1と側鏡5
を平面状に薄くたたんで梱包できる。ただ、本発明の三
面鏡は、図10と図11に示す蝶番4を介して連結する
こともできる。この図の蝶番4は、回転軸4Cを中央鏡
1の前面に位置させている。図10の実線で示すよう
に、側鏡5を中央鏡1の前面に平行に折りたたみできる
ようにするためである。この図の蝶番4は、固定片4A
を中央鏡1の側面に、回転片4Bを側鏡5の側面にねじ
止めして固定している。固定片4Aと回転片4Bは、図
9に示す蝶番4と同じ構造で、回転軸4Cを介して連結
される。固定片4Aと回転片4Bは、より強固に固定す
るために、中央鏡1と側鏡5の側面から表面に沿うよう
直角に折曲された折曲部10を有し、この折曲部10を
中央鏡1と側鏡5の表面にネジ止めしている。
【0031】
【発明の効果】本発明の頭の上を見る三面鏡は、中央鏡
と2枚の側鏡とを使用して、頭を上からも、両側から
も、後ろからも見ることができる。図3に示すように、
一方の側鏡を水平台の上に置いて頭を上から見ることが
できる。この使用状態では、側鏡の上に中央鏡があり、
さらに中央鏡の上に別の側鏡が位置するので、下の側鏡
を見ると、中央鏡と上の側鏡を反射して頭を上から見る
ことができる。さらに、本発明の三面鏡は、図5に示す
ように、両側の側鏡の傾斜面を水平台に置くと、中央鏡
と側鏡とが同じ高さになって、側鏡を中央鏡の両側に位
置させることができる。この状態は、通常の三面鏡と同
じように、両側の側鏡と中央鏡とを使用して、頭を横と
後ろから見ることができる。とくに、この状態で使用さ
れる本発明の三面鏡は、側鏡の傾斜面が、側鏡の折曲線
に鋭角に傾斜するので、中央鏡と側鏡とを上向きにして
水平台に置くことができる。上向きの中央鏡と側鏡は、
上下の幅が狭くても顔の方向を向く。このため、幅の狭
い中央鏡と側鏡とを使用しと、無理な姿勢をすること
く、便利に使用できる特長がある。さらに、本発明の三
面鏡は、一方の側鏡を水平台に置き、下の側鏡に対して
中央鏡を立て、中央鏡と別の側鏡とを同一平面にして、
前面の中央鏡を大きく使用することもできる。このよう
に、多用途に使用できる本発明の三面鏡は、普通の三面
鏡としても使用できるので、極めて便利に使用できる特
長がある。
【0032】さらに、本発明の三面鏡は、頭を上から見
たいときは、真上からでも、あるいは、多少前から又は
後ろからと最適な角度で見ることができる。また、頭を
両側からと後ろから見るときにも、最適な方向から見る
ことができる。中央鏡と側鏡の折曲角度を自由に調整で
きるからである。したがって、中央鏡と側鏡とを固定し
た従来の三面鏡よりもさらに便利に使用できる特長があ
る。
【0033】さらにまた、中央鏡と側鏡を折曲できるよ
うに連結しているので、梱包するときには小さく折り畳
んでコンパクトに収納できる。このため、梱包コストと
運搬コストとを低減できる。さらに、中央鏡と側鏡とを
1枚の鏡としても使用できるので、中央鏡を小さくして
も大きな鏡とすることができ、このことによっても安価
にできる特長がある。
【0034】さらにまた、本発明の請求項2の三面鏡
は、側鏡の支持部の両側に、折曲線に対する傾斜角が異
なる傾斜面を設けている。この構造の三面鏡は、水平台
に置くときに、上下を反転して、中央鏡の水平台に対す
る傾斜角を変更できる。このため、中央鏡の傾斜角を簡
単に変更して、もっとも便利な角度で使用できる特長が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の頭の上を見る三面鏡の斜視図
【図2】本発明者が先に開発した三面鏡の側面図
【図3】本発明の実施例の頭の上を見る三面鏡を示す斜
視図
【図4】図3に示す三面鏡の使用状態を示す側面図
【図5】図3に示す三面鏡の他の使用状態を示す側面図
【図6】図3に示す三面鏡の側鏡の一部断面平面図
【図7】本発明の他の実施例の三面鏡の側鏡の一部断面
平面図
【図8】中央鏡と側鏡とを連結する蝶番の斜視図
【図9】中央鏡と側鏡とを連結する蝶番の断面図
【図10】中央鏡と側鏡とを連結する蝶番の他の一例を
示す側面図
【図11】図10に示す蝶番で連結された三面鏡を折り
たたんだ状態を示す平面図
【符号の説明】
1…中央鏡 2…上鏡 3…下鏡 4…蝶番 4A…固定片 4B…
回転片 4C…回転軸 4D…貫通孔 4E
…凹部 4F…凸部 5…側鏡 5A…支持部 5a…
傾斜面 6…基板 7…鏡板 8…折曲線 9…脚 10…折曲部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い中央鏡(1)の両側縁に、蝶番(4)を
    介して側鏡(5)を折曲できるように連結されている三面
    鏡において、 側鏡(5)は、中央鏡(1)に連結された部分から後方に突出
    する支持部(5A)を有し、この支持部(5A)は、側鏡(5)の
    折曲線(8)に対して鋭角に傾斜する傾斜面(5a)を有し、
    中央鏡(1)の両側に連結されている側鏡(5)の傾斜面(5a)
    が同じ角度に傾斜していることを特徴とする頭の上を見
    る三面鏡。
  2. 【請求項2】 支持部(5A)の両側に設けられている傾斜
    面(5a)の、折曲線(8)に対する角度が異なり、中央鏡(1)
    と側鏡(5)を一緒に上下反転することにより、中央鏡(1)
    の傾斜角を変更して水平面に置くことができるように構
    成されてなる請求項1に記載される頭の上を見る三面
    鏡。
JP24624497A 1997-08-26 1997-08-26 頭の上を見る三面鏡 Pending JPH1156554A (ja)

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