JPH11554A - 珪藻土ろ過助剤の精製法 - Google Patents
珪藻土ろ過助剤の精製法Info
- Publication number
- JPH11554A JPH11554A JP17323897A JP17323897A JPH11554A JP H11554 A JPH11554 A JP H11554A JP 17323897 A JP17323897 A JP 17323897A JP 17323897 A JP17323897 A JP 17323897A JP H11554 A JPH11554 A JP H11554A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diatomaceous earth
- acid
- metals
- filter aid
- org
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 珪藻土を醸造用等のろ過助剤とするために、
珪藻土に含有する鉄分等の不純物を有機酸により可溶性
物質として除去し、有機酸を回収しようとする。 【解決手段】 珪藻土を有機酸により処理して不純物中
の金属を可溶性金属キレート化合物とし、同金属キレー
ト化合物を固液分離により除去し、残存有機酸を電気透
析法により回収するものである。
珪藻土に含有する鉄分等の不純物を有機酸により可溶性
物質として除去し、有機酸を回収しようとする。 【解決手段】 珪藻土を有機酸により処理して不純物中
の金属を可溶性金属キレート化合物とし、同金属キレー
ト化合物を固液分離により除去し、残存有機酸を電気透
析法により回収するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は珪藻土ろ過補助剤と
して使用するため、珪藻土中の不純物を除去する精製技
術にかかわり、その精製は特に、醸造用ろ過助剤試験法
におけるアルコール溶出鉄分試験によるアルコール溶出
鉄分を抑えた珪藻土ろ過助剤の精製に使用される。
して使用するため、珪藻土中の不純物を除去する精製技
術にかかわり、その精製は特に、醸造用ろ過助剤試験法
におけるアルコール溶出鉄分試験によるアルコール溶出
鉄分を抑えた珪藻土ろ過助剤の精製に使用される。
【0002】ろ過助剤とは、コロイド状の物質等の被ろ
過物を接着又は包含させてろ材の目詰まり防止、ろ過抵
抗の減少によって、効率のよいろ過を助長するものをい
うものとする。
過物を接着又は包含させてろ材の目詰まり防止、ろ過抵
抗の減少によって、効率のよいろ過を助長するものをい
うものとする。
【0003】
【従来の技術】珪藻土は珪酸を主体とした微細な珪藻殻
が集積して鉱物堆積層を形成したものであるため、醸造
用等のろ過助剤に使用するには、含有する鉄分、粘土
分、有機物等の不純物を除去しておく必要がある。
が集積して鉱物堆積層を形成したものであるため、醸造
用等のろ過助剤に使用するには、含有する鉄分、粘土
分、有機物等の不純物を除去しておく必要がある。
【0004】そのために従来執られている手段は、珪藻
土の原鉱を粉砕し乾燥したものを、水樋によって砂や微
細な粘土分を除去し、これを耐酸性反応槽に移し、塩酸
と硫酸の等量希釈混合液を加え、数時間加熱処理する。
次に、多量の水を加え撹拌静置し、上澄み液を捨てて十
分に水洗を繰り返えし、ろ過、脱水、乾燥する。更に、
少量の尿素又はアンモニウム塩類を浸透させ、800℃
以上で数分間加熱して定量的にろ過助剤を製造してい
る。これら製造はバッチ操作による製造工程が知られて
いる。
土の原鉱を粉砕し乾燥したものを、水樋によって砂や微
細な粘土分を除去し、これを耐酸性反応槽に移し、塩酸
と硫酸の等量希釈混合液を加え、数時間加熱処理する。
次に、多量の水を加え撹拌静置し、上澄み液を捨てて十
分に水洗を繰り返えし、ろ過、脱水、乾燥する。更に、
少量の尿素又はアンモニウム塩類を浸透させ、800℃
以上で数分間加熱して定量的にろ過助剤を製造してい
る。これら製造はバッチ操作による製造工程が知られて
いる。
【0005】上述した従来の技術では、珪藻土の不純物
除去処理に無機酸を使用しているため塩素、硫黄等のア
ニオンが残留する可能性があり、また、珪藻土に含まれ
る鉄分等の不純物が十分に除去されていないため水ある
いはアルコール、有機酸等に可溶性成分として残留して
いる。更に、水樋による砂や粘土分の除去、無機酸によ
る加熱処理、水洗、脱水、乾燥等の製造工程は、それぞ
れがバッチ操作のため自動化された連続運転が困難であ
るという欠点があった。
除去処理に無機酸を使用しているため塩素、硫黄等のア
ニオンが残留する可能性があり、また、珪藻土に含まれ
る鉄分等の不純物が十分に除去されていないため水ある
いはアルコール、有機酸等に可溶性成分として残留して
いる。更に、水樋による砂や粘土分の除去、無機酸によ
る加熱処理、水洗、脱水、乾燥等の製造工程は、それぞ
れがバッチ操作のため自動化された連続運転が困難であ
るという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、珪藻土原鉱に含有する鉄分等の金属を有機
酸によって水に可溶性物質とし、固液分離によって鉄分
等の金属の含有しない珪藻土を得るとともに、有機酸を
回収して脱鉄反応に再使用するもので、連続運転を可能
とする。
する課題は、珪藻土原鉱に含有する鉄分等の金属を有機
酸によって水に可溶性物質とし、固液分離によって鉄分
等の金属の含有しない珪藻土を得るとともに、有機酸を
回収して脱鉄反応に再使用するもので、連続運転を可能
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が上記課題を解決
するための手段は、珪藻土を有機酸により処理して珪藻
土中の不純物中の金属を可溶性金属キレート化合物と
し、同金属キレート化合物を固液分離により除去し、残
存有機酸を電気透析法により回収することによって目的
を達成しようとする。
するための手段は、珪藻土を有機酸により処理して珪藻
土中の不純物中の金属を可溶性金属キレート化合物と
し、同金属キレート化合物を固液分離により除去し、残
存有機酸を電気透析法により回収することによって目的
を達成しようとする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施に当たり、原料の珪
藻土粒子表面の鉄分等の金属の反応を活性化させるため
に、珪藻土原鉱を粉砕し乾燥したものを、700〜13
00℃で焼成する。その表面の鉄分等の金属と結合力が
強い酸として有機酸を用いて脱鉄反応させキレート錯体
を形成させる。このキレート錯体を含有する珪藻土を水
洗により可溶性物質を除去し脱水乾燥する。また、脱鉄
反応に使用した有機酸水溶液を回収し、電気透析法によ
って有機酸水溶液を再生し、脱鉄反応に繰り返し使用す
る。これによりろ過助剤の連続製造化を可能とするもの
である。
藻土粒子表面の鉄分等の金属の反応を活性化させるため
に、珪藻土原鉱を粉砕し乾燥したものを、700〜13
00℃で焼成する。その表面の鉄分等の金属と結合力が
強い酸として有機酸を用いて脱鉄反応させキレート錯体
を形成させる。このキレート錯体を含有する珪藻土を水
洗により可溶性物質を除去し脱水乾燥する。また、脱鉄
反応に使用した有機酸水溶液を回収し、電気透析法によ
って有機酸水溶液を再生し、脱鉄反応に繰り返し使用す
る。これによりろ過助剤の連続製造化を可能とするもの
である。
【0009】
【実施例】本発明の詳細な一実施例を説明すると、珪藻
土原鉱は、秋田県北秋田郡森吉町寄延沢採掘場より採取
したものを使用した。原鉱を粉砕し、1.2mm以下に分
級し、110℃で2時間乾燥した。これを700〜13
00℃で2時間以上焼成したものを原料とした。一方、
耐酸性反応槽で有機酸水溶液として濃度0.1〜5規定
の蓚酸水溶液25リットルを調合し、これに原料の珪藻
土2500gを投入し、このスラリーを十分に撹拌しな
がら30〜70℃に加温して脱鉄反応を行う。一定温度
に保ちながら、0.5〜4時間の脱鉄反応によるキレー
ト錯体を形成させる。反応終了後、珪藻土と浸出鉄分を
含んだ蓚酸水溶液とのスラリーをろ布に投入し、遠心分
離によってろ別する。脱鉄反応を行った珪藻土は水洗浄
で残留する浸出鉄分を含んだ蓚酸水溶液等の可溶性物質
をすべて除去した後、更に遠心分離によって十分に脱水
し、ロータリドライヤに移し完全に乾燥し定量的にろ過
助剤を製造する。また、脱鉄反応に使用した浸出鉄分等
の不純物を含んだ蓚酸水溶液を回収し、電気透析法によ
り鉄分等の不純物と蓚酸水溶液とに分離し、蓚酸水溶液
を再生する。この再生された蓚酸水溶液は、耐酸性反応
槽へ送液し、繰り返し脱鉄反応に使用する。
土原鉱は、秋田県北秋田郡森吉町寄延沢採掘場より採取
したものを使用した。原鉱を粉砕し、1.2mm以下に分
級し、110℃で2時間乾燥した。これを700〜13
00℃で2時間以上焼成したものを原料とした。一方、
耐酸性反応槽で有機酸水溶液として濃度0.1〜5規定
の蓚酸水溶液25リットルを調合し、これに原料の珪藻
土2500gを投入し、このスラリーを十分に撹拌しな
がら30〜70℃に加温して脱鉄反応を行う。一定温度
に保ちながら、0.5〜4時間の脱鉄反応によるキレー
ト錯体を形成させる。反応終了後、珪藻土と浸出鉄分を
含んだ蓚酸水溶液とのスラリーをろ布に投入し、遠心分
離によってろ別する。脱鉄反応を行った珪藻土は水洗浄
で残留する浸出鉄分を含んだ蓚酸水溶液等の可溶性物質
をすべて除去した後、更に遠心分離によって十分に脱水
し、ロータリドライヤに移し完全に乾燥し定量的にろ過
助剤を製造する。また、脱鉄反応に使用した浸出鉄分等
の不純物を含んだ蓚酸水溶液を回収し、電気透析法によ
り鉄分等の不純物と蓚酸水溶液とに分離し、蓚酸水溶液
を再生する。この再生された蓚酸水溶液は、耐酸性反応
槽へ送液し、繰り返し脱鉄反応に使用する。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、製造されたろ過助剤は
水あるいはアルコール、有機酸等に可溶性の物質が少な
いため酒、ジュース類、醤油、油脂等のろ過に適し、特
に、醸造用ろ過助剤試験法のアルコール溶出鉄分試験に
よる溶出鉄分が非常に少ないため、そのろ液は清酒の
味、色、香りを損なわずろ過することができ醸造用ろ過
助剤としての使用用途が広がる効果がある。
水あるいはアルコール、有機酸等に可溶性の物質が少な
いため酒、ジュース類、醤油、油脂等のろ過に適し、特
に、醸造用ろ過助剤試験法のアルコール溶出鉄分試験に
よる溶出鉄分が非常に少ないため、そのろ液は清酒の
味、色、香りを損なわずろ過することができ醸造用ろ過
助剤としての使用用途が広がる効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 昇 秋田県秋田市新屋町字砂奴寄4番地の11 秋田県工業技術センター内 (72)発明者 工藤 素 秋田県秋田市新屋町字砂奴寄4番地の11 秋田県工業技術センター内 (72)発明者 野村 修 秋田県秋田市中通2丁目1番52号 秋田保 健所内
Claims (2)
- 【請求項1】 珪藻土を有機酸により処理して珪藻土中
の不純物の金属を可溶性金属キレート化合物とし、同金
属キレート化合物を固液分離により除去することを特徴
とする珪藻土ろ過助剤の精製法。 - 【請求項2】 珪藻土を有機酸により処理して珪藻土中
の不純物の金属を可溶性金属キレート化合物とし、同金
属キレート化合物を回収し、電気透析法により有機酸を
回収使用することを特徴とする珪藻土ろ過助剤の精製
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9173238A JP3044610B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 珪藻土ろ過助剤の精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9173238A JP3044610B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 珪藻土ろ過助剤の精製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11554A true JPH11554A (ja) | 1999-01-06 |
JP3044610B2 JP3044610B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=15956725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9173238A Expired - Fee Related JP3044610B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 珪藻土ろ過助剤の精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3044610B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1304104C (zh) * | 2004-12-13 | 2007-03-14 | 马菊云 | 磺酸盐生产垃圾硅藻土助滤剂废渣再生技术 |
WO2011115832A1 (en) * | 2010-03-15 | 2011-09-22 | Miller Brewing International, Inc. | Methods for reducing soluble metal ions in diatomaceous earth filter aids |
WO2012049527A3 (en) * | 2010-10-12 | 2012-08-09 | EGIS GYÓGYSZERGYÁR Nyilvánosan Müködö Részvénytársaság | Method for purifying diatomaceous earth suitable for pharmaceutical use |
JP2015127365A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | 花王株式会社 | 研磨液組成物の製造方法 |
CN112516683A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-03-19 | 华润环保发展有限公司 | 一种废弃硅藻土助滤剂再生系统及方法 |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP9173238A patent/JP3044610B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1304104C (zh) * | 2004-12-13 | 2007-03-14 | 马菊云 | 磺酸盐生产垃圾硅藻土助滤剂废渣再生技术 |
WO2011115832A1 (en) * | 2010-03-15 | 2011-09-22 | Miller Brewing International, Inc. | Methods for reducing soluble metal ions in diatomaceous earth filter aids |
AU2011227579B2 (en) * | 2010-03-15 | 2014-08-21 | Coors Brewing Company | Methods for reducing soluble metal ions in diatomaceous earth filter aids |
US9005687B2 (en) | 2010-03-15 | 2015-04-14 | Millercoors Llc | Methods for reducing soluble metal ions in diatomaceous earth filter aids |
WO2012049527A3 (en) * | 2010-10-12 | 2012-08-09 | EGIS GYÓGYSZERGYÁR Nyilvánosan Müködö Részvénytársaság | Method for purifying diatomaceous earth suitable for pharmaceutical use |
EA024473B1 (ru) * | 2010-10-12 | 2016-09-30 | Эгиш Дьёдьсердьяр Ньильваношан Мюкёдё Ресвеньтаршашаг | Способ получения эксципиента, подходящего для фармацевтического применения |
JP2015127365A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | 花王株式会社 | 研磨液組成物の製造方法 |
CN112516683A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-03-19 | 华润环保发展有限公司 | 一种废弃硅藻土助滤剂再生系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3044610B2 (ja) | 2000-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4031184A (en) | Process for reclaiming cement kiln dust and recovering chemical values therefrom | |
JP3355362B2 (ja) | 廃触媒からの有価金属の浸出方法 | |
CN105709853B (zh) | 一种回收利用废加氢催化剂的方法 | |
JPS60166228A (ja) | バナジウムを含んだ残さいからバナジウム化合物を製造する方法 | |
JP3044610B2 (ja) | 珪藻土ろ過助剤の精製法 | |
CN106984264A (zh) | 对废fcc催化剂进行无害化处理制备活性白土的方法 | |
US1843006A (en) | Removal of silica from metal-bearing solutions | |
EP0058453B1 (en) | Method of recovering nickel from a spent fat hardening catalyst | |
EP0244910B1 (en) | Separation of non-ferrous metals from iron-containing powdery material | |
CN114934196A (zh) | 一种低铝富锂黏土提锂方法 | |
CN1265875C (zh) | 啤酒厂生产垃圾硅藻土助滤剂废滤渣再生技术 | |
JPH0768531B2 (ja) | 石炭の脱塩 | |
GB2024183A (en) | Sintered basalt and lava | |
GB2094334A (en) | Extracting oil, protein and flour from fresh coconut meat | |
US2385527A (en) | Method of decolorizing sulphur | |
US2579946A (en) | Process for filtering glyceride oils | |
CN106830236A (zh) | 一种改性聚铝铁硅藻土絮凝剂的制备方法 | |
RU2175681C1 (ru) | Способ получения пентаоксида ванадия из техногенного сырья | |
RU2415187C1 (ru) | Способ извлечения латуни, оксида цинка и оксида меди из шлака латунного литейного производства | |
US4592901A (en) | Method of removing suspended solids from phosphoric acid | |
CN115448364B (zh) | 一种工业钒渣钙化酸浸液制备高纯五氧化二钒的方法 | |
US4656150A (en) | Treatment of sericitic clays to produce an adsorbent, absorbent product | |
CN103894144A (zh) | 一种活性白土的制备方法 | |
RU2055924C1 (ru) | Способ извлечения ванадия | |
US1571074A (en) | Recovered inorganic filter aid and process of producing the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |