JPH1153191A - 最適グループ化のルール自動抽出方法及び最適配置システム - Google Patents
最適グループ化のルール自動抽出方法及び最適配置システムInfo
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- JPH1153191A JPH1153191A JP9205654A JP20565497A JPH1153191A JP H1153191 A JPH1153191 A JP H1153191A JP 9205654 A JP9205654 A JP 9205654A JP 20565497 A JP20565497 A JP 20565497A JP H1153191 A JPH1153191 A JP H1153191A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熟練者にインタビューを行なうことなく、熟
練者が無意識に使っているグループ化ルールを含めて、
すべての有用な最適グループ化のルールを抽出する最適
グループ化のルール自動抽出方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 過去の集合の要素配置事例を記憶する過
去事例メモリ12と、新たな集合の構成要素を記憶する
新事例メモリ13と、前記過去事例メモリからの要素配
置事例から各構成要素間の距離をグループにするかしな
いかの判断基準として抽出したルール抽出するルール抽
出手段18と、抽出されたルールに基づいて、新たな集
合の構成要素をグループ化できる要素対を推論する推論
手段16と、推論した要素対に対してグループ化するグ
ループ化手段17と、新たにグループ化された構成要素
を近くに配置する配置手段19とを備えることにより、
最適に配置することができる。
練者が無意識に使っているグループ化ルールを含めて、
すべての有用な最適グループ化のルールを抽出する最適
グループ化のルール自動抽出方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 過去の集合の要素配置事例を記憶する過
去事例メモリ12と、新たな集合の構成要素を記憶する
新事例メモリ13と、前記過去事例メモリからの要素配
置事例から各構成要素間の距離をグループにするかしな
いかの判断基準として抽出したルール抽出するルール抽
出手段18と、抽出されたルールに基づいて、新たな集
合の構成要素をグループ化できる要素対を推論する推論
手段16と、推論した要素対に対してグループ化するグ
ループ化手段17と、新たにグループ化された構成要素
を近くに配置する配置手段19とを備えることにより、
最適に配置することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合の構成要素を
最適にグループ化するためのルールを、過去の集合の要
素配置事例から自動抽出するための最適グループ化のル
ール自動抽出方法およびそれを応用した最適配置システ
ムに関する。
最適にグループ化するためのルールを、過去の集合の要
素配置事例から自動抽出するための最適グループ化のル
ール自動抽出方法およびそれを応用した最適配置システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】グループ化とは、多くの構成要素が存在
する集合に対して、要素間の関係が深い、要素間の属性
の値が類似している、あるいは、ある属性の値が共通で
ある、等によって、それら要素を一塊(仮想的な要素)
として扱い、問題を簡単化することである。グループ化
によって問題を簡単化できれば、実質の要素数が減少す
るため、より高速に、より最適な解を求めることができ
る。例えば、特開平4−23173号公報に開示されて
いる基板配線システムでは、配線基板(集合)上でn個
の配線接続ポイント(構成要素)を配線する問題に対し
て、図4に示すように一筆書きのように配線接続ポイン
ト(構成要素)をつなぐと必ずしも最短の配線長になら
ないため、図5に示すように接続ポイント間の距離があ
る基準値δ以下であればそれらの接続ポイントを一塊に
グループ化し、1つの仮想的な接続ポイントとして扱う
ことで、最短の配線長を実現している。
する集合に対して、要素間の関係が深い、要素間の属性
の値が類似している、あるいは、ある属性の値が共通で
ある、等によって、それら要素を一塊(仮想的な要素)
として扱い、問題を簡単化することである。グループ化
によって問題を簡単化できれば、実質の要素数が減少す
るため、より高速に、より最適な解を求めることができ
る。例えば、特開平4−23173号公報に開示されて
いる基板配線システムでは、配線基板(集合)上でn個
の配線接続ポイント(構成要素)を配線する問題に対し
て、図4に示すように一筆書きのように配線接続ポイン
ト(構成要素)をつなぐと必ずしも最短の配線長になら
ないため、図5に示すように接続ポイント間の距離があ
る基準値δ以下であればそれらの接続ポイントを一塊に
グループ化し、1つの仮想的な接続ポイントとして扱う
ことで、最短の配線長を実現している。
【0003】同様に、例えば、多数の部品(構成要素)
が存在するプリント基板の部品配置問題に対しては、関
係の深い部品対をグループ化し、扱う要素の数を実質減
少させることにより、配置問題の解をより高速に、より
最適に求めることができる。
が存在するプリント基板の部品配置問題に対しては、関
係の深い部品対をグループ化し、扱う要素の数を実質減
少させることにより、配置問題の解をより高速に、より
最適に求めることができる。
【0004】例えば、(吉村宏之、三浦伸治、プリント
基板設計CADへのAIからのアプローチ、人工知能学
会全国大会(第10回)チュートリアル、トラック1−
2、1996)によれば、グループ化するかしないかの
判断は、データベースに蓄積されたグループ化ルールと
要素対の属性とを比較し、一致すればその要素対をグル
ープ化し、実質の部品点数(要素数)を減少させる方法
であった。前述の基板配線システムの例でいえば、接続
ポイント間の距離に対する基準値δをデータベース(ま
たはメモリ等)に蓄えておき、要素間の距離がこの基準
値δ以下であることが、グループ化ルールに相当する。
プリント基板の部品配置問題等の複雑な問題では、グル
ープ化ルールは単に基準値δのようなスカラーを求める
のではなく、要素対の属性を考慮して、より細かなグル
ープ化ルールを抽出しなければ、実用的なグループ化が
望めない。従来、これらのルールは熟練者へのインタビ
ューによって抽出されている。
基板設計CADへのAIからのアプローチ、人工知能学
会全国大会(第10回)チュートリアル、トラック1−
2、1996)によれば、グループ化するかしないかの
判断は、データベースに蓄積されたグループ化ルールと
要素対の属性とを比較し、一致すればその要素対をグル
ープ化し、実質の部品点数(要素数)を減少させる方法
であった。前述の基板配線システムの例でいえば、接続
ポイント間の距離に対する基準値δをデータベース(ま
たはメモリ等)に蓄えておき、要素間の距離がこの基準
値δ以下であることが、グループ化ルールに相当する。
プリント基板の部品配置問題等の複雑な問題では、グル
ープ化ルールは単に基準値δのようなスカラーを求める
のではなく、要素対の属性を考慮して、より細かなグル
ープ化ルールを抽出しなければ、実用的なグループ化が
望めない。従来、これらのルールは熟練者へのインタビ
ューによって抽出されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熟練者
へのインタビューにより抽出したグループ化ルールを用
いて要素のグループ化を行なっても、必ずしも熟練者が
満足できる納得する結果にはならないという課題があっ
た。つまり、グループ化が十分でないため、そのグルー
プ化に基づいて同一グループの要素を近くに自動配置を
行なっても、満足な配置結果にならないことが多かっ
た。これは、熟練者が無意識に使っているグループ化ル
ールがあり、熟練者へのインタビューによるグループ化
ルールの抽出方法では、これら無意識のグループ化ルー
ルが抽出できない課題があった。
へのインタビューにより抽出したグループ化ルールを用
いて要素のグループ化を行なっても、必ずしも熟練者が
満足できる納得する結果にはならないという課題があっ
た。つまり、グループ化が十分でないため、そのグルー
プ化に基づいて同一グループの要素を近くに自動配置を
行なっても、満足な配置結果にならないことが多かっ
た。これは、熟練者が無意識に使っているグループ化ル
ールがあり、熟練者へのインタビューによるグループ化
ルールの抽出方法では、これら無意識のグループ化ルー
ルが抽出できない課題があった。
【0006】本発明は、熟練者にインタビューを行なう
ことなく、熟練者が無意識に使っているグループ化ルー
ルを含めて、すべての有用な最適グループ化のルールを
抽出する最適グループ化のルール自動抽出方法を提供す
ることを目的とする。
ことなく、熟練者が無意識に使っているグループ化ルー
ルを含めて、すべての有用な最適グループ化のルールを
抽出する最適グループ化のルール自動抽出方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の構成要素によって構成された集合の
構成要素を最適にグループ化する最適グループ化のルー
ル抽出方法において、少なくとも過去の集合の要素配置
事例から各構成要素間の距離をグループにするかしない
かの判断基準としてルールの抽出を行なうことを特徴と
する最適グループ化のルール自動抽出方法を提供でき
る。
に本発明は、複数の構成要素によって構成された集合の
構成要素を最適にグループ化する最適グループ化のルー
ル抽出方法において、少なくとも過去の集合の要素配置
事例から各構成要素間の距離をグループにするかしない
かの判断基準としてルールの抽出を行なうことを特徴と
する最適グループ化のルール自動抽出方法を提供でき
る。
【0008】さらに、複数の構成要素によって構成され
た集合の構成要素の最適配置システムであって、過去の
集合の要素配置事例を記憶する過去事例メモリと、新た
な集合の構成要素を記憶する新事例メモリと、前記過去
事例メモリからの要素配置事例から各構成要素間の距離
をグループにするかしないかの判断基準として抽出した
ルール抽出するルール抽出手段と、前記ルール抽出手段
からのルールに基づいて、前記新事例メモリからの新た
な集合の構成要素をグループ化できる要素対を推論する
推論手段と、前記推論手段で推論した要素対に対してグ
ループ化するグループ化手段と、前記グループ化手段で
新たにグループ化された構成要素を近くに配置する配置
手段とを備えることを特徴とする最適配置システムを提
供できる。
た集合の構成要素の最適配置システムであって、過去の
集合の要素配置事例を記憶する過去事例メモリと、新た
な集合の構成要素を記憶する新事例メモリと、前記過去
事例メモリからの要素配置事例から各構成要素間の距離
をグループにするかしないかの判断基準として抽出した
ルール抽出するルール抽出手段と、前記ルール抽出手段
からのルールに基づいて、前記新事例メモリからの新た
な集合の構成要素をグループ化できる要素対を推論する
推論手段と、前記推論手段で推論した要素対に対してグ
ループ化するグループ化手段と、前記グループ化手段で
新たにグループ化された構成要素を近くに配置する配置
手段とを備えることを特徴とする最適配置システムを提
供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の構成要素によって構成された集合の構成要素
を最適にグループ化する最適グループ化のルール抽出方
法において、少なくとも過去の集合の要素配置事例から
各構成要素間の距離をグループにするかしないかの判断
基準としてルールの抽出を行なうもので、各構成要素間
の距離をグループにするかしないかの判断基準として過
去の集合の要素配置事例から自動的にルールの抽出を行
なうことにより、熟練者にインタビューを行なうことな
く、熟練者が無意識に使っているグループ化ルールを含
めて、すべての有用なグループ化ルールが最適に抽出す
るという作用を有する。
は、複数の構成要素によって構成された集合の構成要素
を最適にグループ化する最適グループ化のルール抽出方
法において、少なくとも過去の集合の要素配置事例から
各構成要素間の距離をグループにするかしないかの判断
基準としてルールの抽出を行なうもので、各構成要素間
の距離をグループにするかしないかの判断基準として過
去の集合の要素配置事例から自動的にルールの抽出を行
なうことにより、熟練者にインタビューを行なうことな
く、熟練者が無意識に使っているグループ化ルールを含
めて、すべての有用なグループ化ルールが最適に抽出す
るという作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、複数の構成要素
によって構成された集合の構成要素を最適にグループ化
する最適グループ化のルール抽出方法において、少なく
とも過去の集合の要素配置事例から各構成要素間の類似
度をグループにするかしないかの判断基準としてルール
の抽出を行なうもので、各構成要素間の類似度をグルー
プにするかしないかの判断基準として過去の集合の要素
配置事例から自動的にルールの抽出を行なうことによ
り、熟練者にインタビューを行なうことなく、熟練者が
無意識に使っているグループ化ルールを含めて、すべて
の有用なグループ化ルールが最適に抽出するという作用
を有する。
によって構成された集合の構成要素を最適にグループ化
する最適グループ化のルール抽出方法において、少なく
とも過去の集合の要素配置事例から各構成要素間の類似
度をグループにするかしないかの判断基準としてルール
の抽出を行なうもので、各構成要素間の類似度をグルー
プにするかしないかの判断基準として過去の集合の要素
配置事例から自動的にルールの抽出を行なうことによ
り、熟練者にインタビューを行なうことなく、熟練者が
無意識に使っているグループ化ルールを含めて、すべて
の有用なグループ化ルールが最適に抽出するという作用
を有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、過去の集合の要
素配置事例からの各構成要素間の距離または類似度の分
布に応じて、基準値よりも近い場合はその2つの要素の
属性パターンをグループ化するルールとし、基準値より
も遠い場合はその2つの要素の属性パターンをグループ
化しないルールとして自動抽出するもので、グループ化
するルールとグループ化しないルールとを持つことで、
グループ化が容易となり、熟練者が無意識に使っている
グループ化ルールを含めて、すべての有用なグループ化
ルールが最適に抽出するという作用を有する。
素配置事例からの各構成要素間の距離または類似度の分
布に応じて、基準値よりも近い場合はその2つの要素の
属性パターンをグループ化するルールとし、基準値より
も遠い場合はその2つの要素の属性パターンをグループ
化しないルールとして自動抽出するもので、グループ化
するルールとグループ化しないルールとを持つことで、
グループ化が容易となり、熟練者が無意識に使っている
グループ化ルールを含めて、すべての有用なグループ化
ルールが最適に抽出するという作用を有する。
【0012】請求項4に記載の発明は、過去の集合の要
素配置事例からの各構成要素間の距離または類似度に応
じて、基準値よりも近い場合その2つの要素の属性パタ
ーンがすでにグループ化しないルールとして抽出されて
いるか、もしくは、当該の事例中に同じ属性パターンの
要素間の距離または類似度が基準値よりも遠い場合が存
在した場合は、当該要素間は偶然近くになったと判断
し、この属性パターンをグループ化しないルールとして
自動抽出し、それ以外の近い場合をグループ化するルー
ルとして自動抽出するもので、偶然近くに配置された要
素間の属性パターンをグループ化しないルールとするこ
とにより、熟練者にインタビューを行なうことなく、熟
練者が無意識に使っているグループ化ルールを含めて、
すべての有用なグループ化ルールが最適に抽出するとい
う作用を有する。
素配置事例からの各構成要素間の距離または類似度に応
じて、基準値よりも近い場合その2つの要素の属性パタ
ーンがすでにグループ化しないルールとして抽出されて
いるか、もしくは、当該の事例中に同じ属性パターンの
要素間の距離または類似度が基準値よりも遠い場合が存
在した場合は、当該要素間は偶然近くになったと判断
し、この属性パターンをグループ化しないルールとして
自動抽出し、それ以外の近い場合をグループ化するルー
ルとして自動抽出するもので、偶然近くに配置された要
素間の属性パターンをグループ化しないルールとするこ
とにより、熟練者にインタビューを行なうことなく、熟
練者が無意識に使っているグループ化ルールを含めて、
すべての有用なグループ化ルールが最適に抽出するとい
う作用を有する。
【0013】請求項5に記載の発明は、複数の構成要素
によって構成された集合の構成要素の最適配置システム
であって、過去の集合の要素配置事例を記憶する過去事
例メモリと、新たな集合の構成要素を記憶する新事例メ
モリと、前記過去事例メモリからの要素配置事例から各
構成要素間の距離をグループにするかしないかの判断基
準として抽出したルール抽出するルール抽出手段と、前
記ルール抽出手段からのルールに基づいて、前記新事例
メモリからの新たな集合の構成要素をグループ化できる
要素対を推論する推論手段と、前記推論手段で推論した
要素対に対してグループ化するグループ化手段と、前記
グループ化手段で新たにグループ化された構成要素を近
くに配置する配置手段とを備えるもので、各構成要素間
の距離または類似度をグループにするかしないかの判断
基準として過去の集合の要素配置事例から自動的にルー
ルの抽出を行なうことにより、熟練者にインタビューを
行なうことなく、熟練者が無意識に使っているグループ
化ルールを含めて、最適に抽出されたすべての有用なグ
ループ化ルールを用いてグループ化し、最適な配置がで
きるという作用を有する。
によって構成された集合の構成要素の最適配置システム
であって、過去の集合の要素配置事例を記憶する過去事
例メモリと、新たな集合の構成要素を記憶する新事例メ
モリと、前記過去事例メモリからの要素配置事例から各
構成要素間の距離をグループにするかしないかの判断基
準として抽出したルール抽出するルール抽出手段と、前
記ルール抽出手段からのルールに基づいて、前記新事例
メモリからの新たな集合の構成要素をグループ化できる
要素対を推論する推論手段と、前記推論手段で推論した
要素対に対してグループ化するグループ化手段と、前記
グループ化手段で新たにグループ化された構成要素を近
くに配置する配置手段とを備えるもので、各構成要素間
の距離または類似度をグループにするかしないかの判断
基準として過去の集合の要素配置事例から自動的にルー
ルの抽出を行なうことにより、熟練者にインタビューを
行なうことなく、熟練者が無意識に使っているグループ
化ルールを含めて、最適に抽出されたすべての有用なグ
ループ化ルールを用いてグループ化し、最適な配置がで
きるという作用を有する。
【0014】請求項6に記載の発明は、コンピュータに
よってグループ化ルールの抽出を行なうプログラムであ
って、過去の集合の要素配置事例から自動的にルールの
抽出を行なう際に、各構成要素間の距離または類似度を
グループにするかしないかの判断基準にすることを特徴
とする最適グループ化のルール自動抽出方法のプログラ
ムを記録した記録媒体であり、各コンピュータにプログ
ラムをインストールすることにより、熟練者にインタビ
ューを行なうことなく、熟練者が無意識に使っているグ
ループ化ルールを含めて、すべての有用なグループ化ル
ールが最適に抽出するという作用を有する。
よってグループ化ルールの抽出を行なうプログラムであ
って、過去の集合の要素配置事例から自動的にルールの
抽出を行なう際に、各構成要素間の距離または類似度を
グループにするかしないかの判断基準にすることを特徴
とする最適グループ化のルール自動抽出方法のプログラ
ムを記録した記録媒体であり、各コンピュータにプログ
ラムをインストールすることにより、熟練者にインタビ
ューを行なうことなく、熟練者が無意識に使っているグ
ループ化ルールを含めて、すべての有用なグループ化ル
ールが最適に抽出するという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施形態1の最適配
置システムの構成図である。図1において、11は初期
条件として距離に関する基準値を格納する初期条件設定
部、12は過去の集合の要素配置事例(各構成要素の位
置情報と属性値)を格納する過去事例メモリ部、13は
新たな集合の構成要素の位置情報と属性値とを格納する
新事例メモリ部、14は過去事例メモリ部11から各構
成要素の位置情報と属性値とを得て学習を行ない、学習
の結果に基づきグループ化ルールを抽出する学習部、1
5は学習部14によって抽出されたグループ化ルールを
格納するグループ化ルール保持部、16はグループ化ル
ール保持部15に格納されたルールに基づき、新事例メ
モリ部13から得る新たな集合の構成要素に対して、グ
ループ化できる要素対を推論する推論部、17は推論部
16がグループ化できると推論した要素対に対して、新
事例メモリ部から得た新たな集合の構成要素のグループ
化を行なうグループ化部、18は学習部14とグループ
化ルール保持部15によって構成されるルール抽出部、
19はグループ化部17でグループ化された要素を近く
に配置する配置部である。
から図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施形態1の最適配
置システムの構成図である。図1において、11は初期
条件として距離に関する基準値を格納する初期条件設定
部、12は過去の集合の要素配置事例(各構成要素の位
置情報と属性値)を格納する過去事例メモリ部、13は
新たな集合の構成要素の位置情報と属性値とを格納する
新事例メモリ部、14は過去事例メモリ部11から各構
成要素の位置情報と属性値とを得て学習を行ない、学習
の結果に基づきグループ化ルールを抽出する学習部、1
5は学習部14によって抽出されたグループ化ルールを
格納するグループ化ルール保持部、16はグループ化ル
ール保持部15に格納されたルールに基づき、新事例メ
モリ部13から得る新たな集合の構成要素に対して、グ
ループ化できる要素対を推論する推論部、17は推論部
16がグループ化できると推論した要素対に対して、新
事例メモリ部から得た新たな集合の構成要素のグループ
化を行なうグループ化部、18は学習部14とグループ
化ルール保持部15によって構成されるルール抽出部、
19はグループ化部17でグループ化された要素を近く
に配置する配置部である。
【0016】以下に、最適配置システムの動作について
説明する。初期条件設定部11は、設定された基準値を
学習部14に送る。過去事例メモリ部12は過去の集合
の要素配置事例を格納しており、各構成要素の位置情報
と属性値とを学習部に送る。学習部14は、初期条件設
定部11で設定された基準値と過去事例メモリ部12か
ら過去の集合の構成要素の位置情報と属性値とを得、す
べての要素対に対して基準値と比較し、要素間の距離が
基準値よりも近ければその属性パターンをグループ化ル
ールとすると判断し、基準値よりも遠ければ、グループ
化しないルールとして判断する。
説明する。初期条件設定部11は、設定された基準値を
学習部14に送る。過去事例メモリ部12は過去の集合
の要素配置事例を格納しており、各構成要素の位置情報
と属性値とを学習部に送る。学習部14は、初期条件設
定部11で設定された基準値と過去事例メモリ部12か
ら過去の集合の構成要素の位置情報と属性値とを得、す
べての要素対に対して基準値と比較し、要素間の距離が
基準値よりも近ければその属性パターンをグループ化ル
ールとすると判断し、基準値よりも遠ければ、グループ
化しないルールとして判断する。
【0017】また、学習部14は、学習に際し、グルー
プ化ルール保持部15にすでに記憶されたグループ化ル
ールを参照することができる。グループ化ルール保持部
15は、学習の結果に基づき、ルールの生成や変更や削
除を行ない、保持されているグループ化ルールの内容を
書き換える。過去の集合の要素に対して、すべての要素
対について学習を行なうまで学習を行なう。
プ化ルール保持部15にすでに記憶されたグループ化ル
ールを参照することができる。グループ化ルール保持部
15は、学習の結果に基づき、ルールの生成や変更や削
除を行ない、保持されているグループ化ルールの内容を
書き換える。過去の集合の要素に対して、すべての要素
対について学習を行なうまで学習を行なう。
【0018】推論部16は、グループ化ルール保持部1
5に記憶されたルールを参照し、新事例メモリ部13か
ら送られたグループ化されていない新たな集合のすべて
の要素対に対してグループ化できるかできないかを推論
する。推論部16での推論の際は、当該属性対の属性の
パターンと一致するグループ化ルールがグループ化ルー
ル保持部15に存在すれば、グループ化できると推論す
る。
5に記憶されたルールを参照し、新事例メモリ部13か
ら送られたグループ化されていない新たな集合のすべて
の要素対に対してグループ化できるかできないかを推論
する。推論部16での推論の際は、当該属性対の属性の
パターンと一致するグループ化ルールがグループ化ルー
ル保持部15に存在すれば、グループ化できると推論す
る。
【0019】グループ化部17は、推論部16によって
グループ化できると推論された要素対を一塊にしてグル
ープ化し、配置問題などを簡単化することができる。配
置部19は、グループ化部17によって同一グループ化
に属する要素集合について、互いを近くに配置するよう
に当該要素の位置情報を更新するものである。
グループ化できると推論された要素対を一塊にしてグル
ープ化し、配置問題などを簡単化することができる。配
置部19は、グループ化部17によって同一グループ化
に属する要素集合について、互いを近くに配置するよう
に当該要素の位置情報を更新するものである。
【0020】次に、本発明の最適配置システムの応用例
として、プリント基板CADを使った自動部品配置シス
テムを具体的に説明する。
として、プリント基板CADを使った自動部品配置シス
テムを具体的に説明する。
【0021】本実施例の形態では、1つの電子部品は1
つの構成要素に対応し、部品の座標を位置情報とし、部
品番号、部品の種類、直接つながっている部品の部品番
号と種類を属性とする。部品番号によって、プリント基
板上の部品を特定できるものとする。
つの構成要素に対応し、部品の座標を位置情報とし、部
品番号、部品の種類、直接つながっている部品の部品番
号と種類を属性とする。部品番号によって、プリント基
板上の部品を特定できるものとする。
【0022】プリント基板CADを使った自動部品配置
システムに応用した最適グループ化のルール自動抽出の
処理フローを図2に示し説明する。
システムに応用した最適グループ化のルール自動抽出の
処理フローを図2に示し説明する。
【0023】ステップ101は、部品間の距離が近いか
遠いかの判断するために必要な基準値と、学習させる過
去事例の数(熟練者による配置済みのプリント基板の枚
数)を、初期条件設定部11に設定し、この基準値を学
習部14に送る。さらに、グループ化ルール保持部を初
期化しておく。なお、この実施例では基準値を1つとし
ているが、遠いと判断する基準値と、近いと判断する基
準値とを異なる値とし、2つにしてもよい。
遠いかの判断するために必要な基準値と、学習させる過
去事例の数(熟練者による配置済みのプリント基板の枚
数)を、初期条件設定部11に設定し、この基準値を学
習部14に送る。さらに、グループ化ルール保持部を初
期化しておく。なお、この実施例では基準値を1つとし
ているが、遠いと判断する基準値と、近いと判断する基
準値とを異なる値とし、2つにしてもよい。
【0024】ステップ102は、過去事例を過去事例メ
モリ部に設定する。設定する値は、各部品の座標と、部
品番号と、IC、コンデンサ、抵抗等の部品の種類と、
直接つながっている部品の部品番号と部品の種類であ
る。
モリ部に設定する。設定する値は、各部品の座標と、部
品番号と、IC、コンデンサ、抵抗等の部品の種類と、
直接つながっている部品の部品番号と部品の種類であ
る。
【0025】ステップ103では、学習部14が過去事
例メモリ部12に設定された部品のうち、直接つながっ
ている部品対のうち1対について、その2つの部品の座
標と属性値を、過去事例メモリ部から取り出す。
例メモリ部12に設定された部品のうち、直接つながっ
ている部品対のうち1対について、その2つの部品の座
標と属性値を、過去事例メモリ部から取り出す。
【0026】ステップ104は、学習部14がステップ
103で過去事例メモリ部から取り出した2つの部品の
座標値から、部品間のユークリッド距離を求め、そのユ
ークリッド距離を基準値と比較する。
103で過去事例メモリ部から取り出した2つの部品の
座標値から、部品間のユークリッド距離を求め、そのユ
ークリッド距離を基準値と比較する。
【0027】ステップ105は、ステップ104で部品
間の距離が近いと判断された場合は、グループ化ルール
保持部15に保持されているルールを参照し、この2つ
の部品の属性値(属性パターン)に一致するルールが存
在するか存在しないかをチェックする。一致するルール
が存在しなければ、この属性パターンをグループ化する
ルールとしてグループ化ルール保持部15に追加、また
はグループ化するルールを一般化する。すでにグループ
化するルールとして保持されている場合は、グループ化
ルール保持部15のルールを変更しない。グループ化し
ないルールとして保持されている場合は、保持されてい
るグループ化しないルールを特殊化、または当該属性パ
ターンと一致するルールを削除するする変更を行なう。
間の距離が近いと判断された場合は、グループ化ルール
保持部15に保持されているルールを参照し、この2つ
の部品の属性値(属性パターン)に一致するルールが存
在するか存在しないかをチェックする。一致するルール
が存在しなければ、この属性パターンをグループ化する
ルールとしてグループ化ルール保持部15に追加、また
はグループ化するルールを一般化する。すでにグループ
化するルールとして保持されている場合は、グループ化
ルール保持部15のルールを変更しない。グループ化し
ないルールとして保持されている場合は、保持されてい
るグループ化しないルールを特殊化、または当該属性パ
ターンと一致するルールを削除するする変更を行なう。
【0028】遠いと判断された場合は、グループ化ルー
ル保持部15に保持されているルールを参照し、この2
つの部品の属性値(属性パターン)に一致するルールが
存在するか存在しないかをチェックする。一致するルー
ルが存在しなければ、この属性パターンをグループ化し
ないルールとしてグループ化ルール保持部15に追加、
またはグループ化しないルールを一般化する。すでにグ
ループ化しないルールとして保持されている場合は、グ
ループ化ルール保持部15のルールを変更しない。グル
ープ化するルールとして保持されている場合は、保持さ
れているグループ化するルールを特殊化、または当該属
性パターンと一致するルールを削除する変更を行なう。
この方法によってルール抽出部18でルールの抽出を行
なう。
ル保持部15に保持されているルールを参照し、この2
つの部品の属性値(属性パターン)に一致するルールが
存在するか存在しないかをチェックする。一致するルー
ルが存在しなければ、この属性パターンをグループ化し
ないルールとしてグループ化ルール保持部15に追加、
またはグループ化しないルールを一般化する。すでにグ
ループ化しないルールとして保持されている場合は、グ
ループ化ルール保持部15のルールを変更しない。グル
ープ化するルールとして保持されている場合は、保持さ
れているグループ化するルールを特殊化、または当該属
性パターンと一致するルールを削除する変更を行なう。
この方法によってルール抽出部18でルールの抽出を行
なう。
【0029】ステップ106は、直接つながっている部
品対のすべての組み合わせについてルール抽出を行なっ
たかをチェックする。すべての組み合わせについてルー
ル抽出を行なった場合は、ステップ107に進む。すべ
ての組み合わせについてルール抽出を行なっていない場
合は、ステップ103に戻り、ルール抽出を行なってい
ない部品対について、ステップ103からステップ10
6を繰り返す。
品対のすべての組み合わせについてルール抽出を行なっ
たかをチェックする。すべての組み合わせについてルー
ル抽出を行なった場合は、ステップ107に進む。すべ
ての組み合わせについてルール抽出を行なっていない場
合は、ステップ103に戻り、ルール抽出を行なってい
ない部品対について、ステップ103からステップ10
6を繰り返す。
【0030】ステップ107は、ステップ101で初期
条件設定部11に設定された過去事例の数すべてについ
てルール抽出を行なったかをチェックする。すべての過
去事例についてルール抽出を行なった場合は、ステップ
108に進む。
条件設定部11に設定された過去事例の数すべてについ
てルール抽出を行なったかをチェックする。すべての過
去事例についてルール抽出を行なった場合は、ステップ
108に進む。
【0031】すべての過去事例について行なっていない
場合は、ステップ102に戻り、別の過去事例を過去事
例メモリ部に入力し、ステップ102からステップ10
7を繰り返すものである。
場合は、ステップ102に戻り、別の過去事例を過去事
例メモリ部に入力し、ステップ102からステップ10
7を繰り返すものである。
【0032】なお、ステップ104で部品間の距離をユ
ークリッド距離で求めたが、ハミング距離、マハラノビ
ス距離、バッタチャリ距離または独自に定義した類似度
を表す関数を用いることもできる。
ークリッド距離で求めたが、ハミング距離、マハラノビ
ス距離、バッタチャリ距離または独自に定義した類似度
を表す関数を用いることもできる。
【0033】次に、プリント基板CADを使った自動部
品配置システムに応用したルールに基づいてグループ化
し、部品を最適配置する処理フローを図3に示し説明す
る。
品配置システムに応用したルールに基づいてグループ化
し、部品を最適配置する処理フローを図3に示し説明す
る。
【0034】ステップ108は、これから配置しようと
するプリント基板の各部品の座標と、部品番号と、I
C、コンデンサ、抵抗等の部品の種類と、直接つながっ
ている部品の部品番号と部品の種類を新事例メモリ部1
3に入力する。なお、各部品の座標については入力しな
くてもよい。
するプリント基板の各部品の座標と、部品番号と、I
C、コンデンサ、抵抗等の部品の種類と、直接つながっ
ている部品の部品番号と部品の種類を新事例メモリ部1
3に入力する。なお、各部品の座標については入力しな
くてもよい。
【0035】ステップ109は、推論部16の処理で新
事例メモリ部13に設定された部品のうち、直接つなが
っている部品対のうち1対について、その2つの部品の
属性値を、新事例メモリ部から取り出す。
事例メモリ部13に設定された部品のうち、直接つなが
っている部品対のうち1対について、その2つの部品の
属性値を、新事例メモリ部から取り出す。
【0036】ステップ110は、ステップ109で選ん
だ2つの部品の属性値パターンと同じパターンがグルー
プ化ルール保持部15に存在するかのチェックを推論部
16で行なう。同じパターンが存在すれば、ステップ1
11へ進み、存在しない場合は、ステップ112へ進
む。
だ2つの部品の属性値パターンと同じパターンがグルー
プ化ルール保持部15に存在するかのチェックを推論部
16で行なう。同じパターンが存在すれば、ステップ1
11へ進み、存在しない場合は、ステップ112へ進
む。
【0037】ステップ111では、2つの部品をグルー
プ化する。この実施例では、推論結果として、この2つ
の部品番号(または部品名)を推論部16に記憶する。
プ化する。この実施例では、推論結果として、この2つ
の部品番号(または部品名)を推論部16に記憶する。
【0038】ステップ112は、直接つながっている部
品対のすべての組み合わせについてルール抽出を行なっ
たかをチェックする。すべての組み合わせについてルー
ル抽出を行なった場合は、ステップ113に進む。すべ
ての組み合わせについてルール抽出を行なっていない場
合は、ステップ109に戻り、ルール抽出を行なってい
ない部品対について、ステップ109からステップ11
2を繰り返す。
品対のすべての組み合わせについてルール抽出を行なっ
たかをチェックする。すべての組み合わせについてルー
ル抽出を行なった場合は、ステップ113に進む。すべ
ての組み合わせについてルール抽出を行なっていない場
合は、ステップ109に戻り、ルール抽出を行なってい
ない部品対について、ステップ109からステップ11
2を繰り返す。
【0039】ステップ113は、推論部16に記憶され
ている部品対について、同じグループに属する部品を一
塊にし、グループ化を行なう。この実施例では各部品が
属するグループを特定できるように、グループ名(また
はグループ番号)とそのグループに属する部品名(また
は部品番号)をグループ化部17に記憶する。推論部に
記憶されている部品対について順にチェックするが、ど
ちらか一方の部品がすでにグループ化部17に記憶され
たグループに存在すれば、他方の部品をそのグループに
加える。その部品対のいずれの部品もグループ化部17
に記憶されていなければ、任意にグループ名(またはグ
ループ番号)を新たに生成し、2つの部品名(または部
品番号)を新たに生成したグループに加える。
ている部品対について、同じグループに属する部品を一
塊にし、グループ化を行なう。この実施例では各部品が
属するグループを特定できるように、グループ名(また
はグループ番号)とそのグループに属する部品名(また
は部品番号)をグループ化部17に記憶する。推論部に
記憶されている部品対について順にチェックするが、ど
ちらか一方の部品がすでにグループ化部17に記憶され
たグループに存在すれば、他方の部品をそのグループに
加える。その部品対のいずれの部品もグループ化部17
に記憶されていなければ、任意にグループ名(またはグ
ループ番号)を新たに生成し、2つの部品名(または部
品番号)を新たに生成したグループに加える。
【0040】ステップ114は、配置部19の処理でグ
ループ化部17において同一グループに属する部品を近
くに配置する。すなわち当該部品をできるだけ近傍に配
置するため、各部品の座標を書き換え、ファイルに出力
するか、ステップ108で読み込んだ新事例の各部品の
座標を上書きする。
ループ化部17において同一グループに属する部品を近
くに配置する。すなわち当該部品をできるだけ近傍に配
置するため、各部品の座標を書き換え、ファイルに出力
するか、ステップ108で読み込んだ新事例の各部品の
座標を上書きする。
【0041】なお、グループ化ルール保持部15のグル
ープ化ルールは、予め熟練者へのインタビューや他のシ
ステム等によってグループ化ルールの一部または全部を
入力しておくこともできる。これにより、ルール抽出を
早く行うことができるようになる。
ープ化ルールは、予め熟練者へのインタビューや他のシ
ステム等によってグループ化ルールの一部または全部を
入力しておくこともできる。これにより、ルール抽出を
早く行うことができるようになる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、過去の集合の要
素配置事例から各構成要素間の距離をグループにするか
しないかの判断基準としてルールの抽出を行なうことに
より、熟練者にインタビューを行なうことなく、熟練者
が無意識に用いているグループ化ルールをも抽出するこ
とができる。
素配置事例から各構成要素間の距離をグループにするか
しないかの判断基準としてルールの抽出を行なうことに
より、熟練者にインタビューを行なうことなく、熟練者
が無意識に用いているグループ化ルールをも抽出するこ
とができる。
【0043】さらに、グループ化されていない新たな集
合の構成要素をグループ化ルールに基づき、最適に再配
置することができる。
合の構成要素をグループ化ルールに基づき、最適に再配
置することができる。
【図1】本発明の実施の形態1による最適配置システム
の構成図
の構成図
【図2】同最適配置システムのルール抽出処理の処理フ
ローチャート
ローチャート
【図3】同最適配置システムの部品を最適配置する処理
フローチャート
フローチャート
【図4】従来のグループ化を行なわない場合の基板配線
結果を説明する図
結果を説明する図
【図5】従来のグループ化を行なった場合の基板配線結
果を説明する図
果を説明する図
11 初期条件設定部 12 過去事例メモリ部 13 新事例メモリ部 14 学習部 15 グループ化ルール保持部 16 推論部 17 グループ化部 18 ルール抽出部 19 配置部
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の構成要素によって構成された集合
の構成要素を最適にグループ化する最適グループ化のル
ール抽出方法において、少なくとも過去の集合の要素配
置事例から各構成要素間の距離をグループにするかしな
いかの判断基準としてルールの抽出を行なうことを特徴
とする最適グループ化のルール自動抽出方法。 - 【請求項2】 複数の構成要素によって構成された集合
の構成要素を最適にグループ化する最適グループ化のル
ール抽出方法において、少なくとも過去の集合の要素配
置事例から各構成要素間の類似度をグループにするかし
ないかの判断基準としてルールの抽出を行なうことを特
徴とする最適グループ化のルール自動抽出方法。 - 【請求項3】 過去の集合の要素配置事例からの各構成
要素間の距離または類似度の分布に応じて、基準値より
も近い場合はその2つの要素の属性パターンをグループ
化するルールとし、基準値よりも遠い場合はその2つの
要素の属性パターンをグループ化しないルールとして自
動抽出することを特徴とする請求項1または2記載の最
適グループ化のルール自動抽出方法。 - 【請求項4】 過去の集合の要素配置事例において、要
素間の距離または類似度の分布に応じて、基準値よりも
近い場合のうち、その2つの要素の属性パターンがすで
にグループ化しないルールとして抽出されているか、も
しくは、当該の事例中に同じ属性パターンの要素間の距
離または類似度が基準値よりも遠い場合が存在した場合
は、当該要素間は偶然近くになったと判断し、この属性
パターンをグループ化しないルールとして自動抽出し、
それ以外の近い場合をグループ化するルールとして自動
抽出することを特徴とする請求項1または2記載の最適
グループ化のルール自動抽出方法。 - 【請求項5】 複数の構成要素によって構成された集合
の構成要素の最適配置システムであって、過去の集合の
要素配置事例を記憶する過去事例メモリと、新たな集合
の構成要素を記憶する新事例メモリと、前記過去事例メ
モリからの要素配置事例から各構成要素間の距離をグル
ープにするかしないかの判断基準として抽出したルール
抽出するルール抽出手段と、前記ルール抽出手段からの
ルールに基づいて、前記新事例メモリからの新たな集合
の構成要素をグループ化できる要素対を推論する推論手
段と、前記推論手段で推論した要素対に対してグループ
化するグループ化手段と、前記グループ化手段で新たに
グループ化された構成要素を近くに配置する配置手段と
を備えることを特徴とする最適配置システム。 - 【請求項6】 コンピュータによってグループ化ルール
の抽出を行なうプログラムであって、過去の集合の要素
配置事例から自動的にルールの抽出を行なう際に、各構
成要素間の距離または類似度をグループにするかしない
かの判断基準にすることを特徴とする最適グループ化の
ルール自動抽出方法のプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9205654A JPH1153191A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 最適グループ化のルール自動抽出方法及び最適配置システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9205654A JPH1153191A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 最適グループ化のルール自動抽出方法及び最適配置システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1153191A true JPH1153191A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16510481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9205654A Pending JPH1153191A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 最適グループ化のルール自動抽出方法及び最適配置システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1153191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013145004A1 (ja) | 2012-03-28 | 2013-10-03 | 富士通株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理システム |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP9205654A patent/JPH1153191A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013145004A1 (ja) | 2012-03-28 | 2013-10-03 | 富士通株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理システム |
US9843627B2 (en) | 2012-03-28 | 2017-12-12 | Fujitsu Limited | Information processing method, information processing device, and storage medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |