JPH11515097A - ニューラル・ネットワーク支援型のマルチスペクトル・セグメンテーション・システム - Google Patents

ニューラル・ネットワーク支援型のマルチスペクトル・セグメンテーション・システム

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JPH11515097A JP9512263A JP51226397A JPH11515097A JP H11515097 A JPH11515097 A JP H11515097A JP 9512263 A JP9512263 A JP 9512263A JP 51226397 A JP51226397 A JP 51226397A JP H11515097 A JPH11515097 A JP H11515097A
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Abstract

(57)【要約】 ニューラル・ネットワーク支援型のマルチスペクトル・セグメンテーション・システム。本発明によれば、異なる光学帯域を有する3つの画像は生物学的な試料の同じ顕微鏡シーンとして取得される。それらの画像は加工され、セルラーマテリアルを識別する細胞物質マップは生成される。次いで、細胞物質マップはニューラル・ネットワークに適用される。ニューラル・ネットワークは細胞物質マップを細胞核対象及び細胞質対象へ、核領域を分離する3次元空間における閾値面を決定することによって分類する。別の特徴において、ニューラル・ネットワークはルックアップテーブルの形成のハードウェア符号化アルゴリズムからなる。

Description

【発明の詳細な説明】 ニューラル・ネットワーク支援型の マルチスペクトル・セグメンテーション・システム 発明の分野 本発明は、医学および生物学における自動化された診断技法に関し、特に、細 胞核および細胞質のオブジェクトのマルチスペクトル・セグメンテーションのた めのニューラル・ネットワークに関する。 発明の背景 医学および生物学の分野における自動診断システムは、顕微鏡画像の視覚的検 査に頼ることが多い。既知のシステムは人間によって採用されている手順を模倣 しようとしている。このタイプのシステムの適切な一例はパップスミア(Pap smear)のレビューまたは診断において細胞検査技師を支援するために設計 された自動計測器である。通常の動作においては、そのようなシステムはパップ スミアの細胞の内容の顕微鏡画像を迅速に取得する。これらの手順の目標は、普 通でないか、あるいは潜在的に異常な子宮頸管の細胞を含んでいる可能性がある 画像を識別することである。 これらの自動計測器によって利用されている画像解析技法は人間の細胞検査技 師によって行われている手順に対して意識的に、あるいは無意識に類似している ことが多い。このタイプの評価のために順に実行しなければならない3つの明確 な操作がある。それらは(1)セグメンテーション、(2)特徴抽出、および( 3)分類である。 セグメンテーションは顕微鏡画像の中の問題のオブジェクトの輪郭を明確化す ることである。解析のために必要な子宮頸管細胞の他に、子宮頸管細胞の識別を 妨害する広範囲の「背景」物質、有機堆積物および汚染があり、したがって、輪 郭が明確化されなければならない。また、各子宮頸管細胞に対して、細胞質と細 胞核との輪郭を明確化する必要がある。 特徴抽出の操作はセグメンテーション操作の完了後に行われる。特徴抽出はこ れらの領域の形態学的、テクスチャ的、濃度計的、および色彩的な各属性に基づ く一連のディスクリプタとしてそのセグメント化された領域を特性評価するステ ップを含む。 分類のステップは画像解析における最終ステップである。前のステージにおい て抽出された特徴がいくつかのタイプの弁別手段による分類手順において使われ る。次にこの分類の結果がその画像の中の細胞の「診断」に変換される。 上記の3つのステージのうち、セグメンテーションが最も重要であり、且つ最 も困難である。特に医学または生物学の試料において普通に遭遇する画像のタイ プに対してそのことが言える。 パップスミアの場合、セグメンテーションの目標は子宮頸管細胞とそれらの細 胞核を正確に輪郭を明確化することである。その状況はスミアの中に見られる細 胞の多様さによってだけでなく、サンプルの作成技法によって作り出される形態 学的な変化によって、そしてこれらの試料に関連付けられた有機堆積物の量によ って複雑なものとなる。さらに、調製時にスライドの表面に子宮頸管細胞が置か れる方法を制御することは困難であり、結果として大量の細胞のオーバラップお よび歪みが生じる。 これらの状況下で、セグメンテーションの操作は困難である。これらのタイプ の画像に対するセグメンテーションの精度およびスピードを改善するための1つ の既知の方法は、すべてのパップスミアに関連付けられた示差着色(diffe rential straining)の手順を利用することを含む。Papa nicolaouプロトコルに従って、細胞核はダーク・ブルーに染色され、一 方、細胞質はブルー・グリーンからオレンジ・ピンクまでのどれかの色に着色さ れる。Papanicolaouの着色は病理学解析に対して重要な細胞の構造 を強調し、輪郭を明確化するために設計された特定のプロトコルといくつかの着 色剤または染料との組合せである。Papanicolaou着色に含まれる着 色剤または染料はヘマトキシリン、オレンジGおよびエオシン空色(ビスマルク ・ブラウンと一緒に2つの酸性染料、エオシンYおよびライト・グリーンSFイ エローを混合したもの)である。各着色成分は特定の細胞構造または物質に対し て選択的にセンシティブであるか、あるいは結び付く。ヘマトキシリンは細胞核 の物質に対して結び付き、それをダーク・ブルーに着色する。オレンジGはケラ チン蛋白質が含まれていることを示す。エオシンYは細胞核、赤い血液細胞およ び成熟したうろこ状の上皮細胞を染色する。ライト・グリーンSFイエローの酸 性着色剤は代謝的にアクティブな上皮細胞を染色する。ビスマルク・ブラウンは 植物の物質およびセルローズを染色する。 これらの着色剤の組合せおよびそれらの診断解釈は、コンピュータ支援型の画 像計測器の出現に先立って安定な医学的プロトコルに進化してきた。その結果、 染料は複雑なスペクトル特性のパターンを標準の画像解析手順に対して提示する 。詳しく言えば、その染料の光学的挙動に基づいた単純なスペクトルの分解は、 画像の中の細胞成分を高い信頼度で見分けるためには十分ではない。染料のスペ クトル応答のオーバラップはこのタイプの直接的なセグメンテーションに対して は大き過ぎる。 示差染色特性の使用は、セグメンテーションの問題に対する最終的な解を求め るための唯一の手段である。それと同等に重要なのは、アイデンティティに関す る判定を行う時に細胞オブジェクトのスペクトル特性によって提供される情報を 取り扱うための手順である。 この技術の分野において、診断の手順を自動化するための試みがなされてきた 。しかし、セグメンテーション・プロセスを実行するためのシステムに対するニ ーズが残っている。 発明の簡単な概要 本発明はニューラル・ネットワーク支援型のマルチスペクトル・セグメンテー ション(NNA-MSSとも呼ばれる)の方法およびシステムを提供する。 本発明による最初のステージは同じ顕微鏡シーンの3つの画像の取得を含む。 各画像は異なる狭い帯域通過光学フィルタを使って得られる。そのフィルタには 染色スペクトルの中の吸収ピークを識別することに関連している光の波長の狭い 帯域を選択する効果がある。光の波長帯域の選定は、スライド表面上の細胞物質 の異なるタイプを識別するために使われる時、これらのピークによって提供され る分離の度合いによってガイドされる。 本発明による第2のステージは元々細胞的であると既に判定されている物質の アイデンティティについての決定を行うためのニューラル・ネットワーク(代表 的な例の広範な集合によって訓練されている)を含む。そのニューラル・ネット ワークはディジタル化された画像の中の1つの画素がその性質において細胞核で あるかどうかを判定する。このステップの完了時にシステムはセグメンテーショ ンをリファインするために標準範囲の画像処理を適用し続けることができる。3 つの各スペクトル帯域の中の光画像の細胞コンポーネントと光の伝送強度との間 の関係は複雑であり、非線形的なものである。ニューラル・ネットワークを使っ てこれらの3つの画像からの情報を組み合わせることにより、背景から子宮頸管 細胞を分離し、細胞質からの細胞核の分離に成功する度合いを高くすることがで きる。線形の操作の集合だけでは成功は不可能である。 パップスミアの診断および評価はPapanicolaou着色と呼ばれる示 差着色手順を導入することによって支援される。Papanicolaou着色 はいくつかの着色剤または染料と、病理学解析にとって重要な細胞構造を強調し て輪郭を明確化するために設計された、特定のプロトコルとの組合せである。P apanicolaou着色に含まれる着色剤または染料はヘマトキシリン、オ レンジGおよびエオシン空色(ビスマルク・ブラウンと一緒に2つの酸性染料、 エオシンYおよびライト・グリーンSFイエローを混合したもの)である。各着 色成分は特定の細胞構造または物質に対して選択的にセンシティブであるか、あ るいは結び付く。ヘマトキシリンは細胞核の物質に結び付き、それをダーク・ブ ルーに着色する。オレンジGはケラチン蛋白質が含まれていることを示す。エオ シンYは細胞核、赤い血液細胞および成熟したうろこ状の上皮細胞を染色する。 ライト・グリーンSFイエローの酸性着色剤は代謝的にアクティブな上皮細胞を 染色する。ビスマルク・ブラウンは植物の物質およびセルローズを染色する。 本発明の他の態様によれば、ディジタル化された画像の中のPapanico laou着色された上皮細胞をセグメント化するための複雑な手順の中で、3つ の光学的波長帯域が使われる。その手順は標準のセグメンテーション操作(侵食 、拡張など)をニューラル・ネットワークと一緒に使って既に細胞的物質である と 判定されている領域の中の細胞核コンポーネントの位置を識別する。 セグメンテーションの目的は細胞のオブジェクトを抽出すること、すなわち、 細胞の核を細胞質から区別することである。このセグメンテーションに従って、 マルチスペクトル画像は2つのクラスに分けられる。それらは細胞質オブジェク トおよび細胞核オブジェクトである。それらは三次元空間を含む多次元の閾値t によって分離される。 本発明によるニューラル・ネットワークは確率プロジェクション・ニューラル ・ネットワーク(PPNN)を含む。本発明によるPPNNの特徴は大量のデー タに対する高速のトレーニング、マルチモードの非ガウス分布データの処理、細 胞の有用なサブクラスを表しているパターンの小さいクラスタに対する高い感度 を同時に備えた良好な一般化である。他の態様においては、PPNNはハードウ ェア符号化アルゴリズムとして実装される。 1つの態様において、本発明は生物学的試料の中の細胞核および細胞質のオブ ジェクトを識別するための方法を提供する。前記方法は(a)前記生物学的試料 の複数の画像を取得するステップと、(b)前記画像から細胞物質を識別して細 胞物質のマップを生成するステップと、(c)前記細胞物質のマップに対してニ ューラル・ネットワークを適用し、前記画像から細胞核および細胞質のオブジェ クトを分類するステップとを含んでいる。 第2の態様においては、本発明は生物学的試料の中の細胞核および細胞質のオ ブジェクトを識別するためのシステムを提供し、細胞システムは、(a)前記生 物学的試料の複数の画像を取得するための画像取得手段と、(b)前記画像を処 理し、そして細胞物質を識別する細胞物質マップを生成するための処理手段と、 (c)前記細胞物質マップを処理するためのニューラル・プロセッサ手段とを含 んでいて、前記画像からの細胞核および細胞質のオブジェクトを分類するための 手段を含んでいる。 第3の態様においては、本発明は入力データを分類するためのハードウェア符 号化ニューラル・プロセッサを提供する。前記ハードウェア符号化ニューラル・ プロセッサは、(a)複数のアドレス可能な記憶ロケーションを備えているメモ リと、(b)入力データに関連付けられた分類情報を含んでいる前記アドレス可 能な記憶装置のロケーションと、(c)選択された入力データに対して前記メモ リの中に格納されている分類情報にアクセスするために、前記入力データからア ドレスを発生するためのアドレス発生手段とを含んでいる。 本発明の好適な実施形態が、例を示す方法によって、次の明細書、請求項、お よび図面を参照しながら以下に記述される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明によるニューラル・ネットワーク支援型のマルチスペクトル・ セグメンテーションのフロー・チャートを示す。 図2は、ニューラル・ネットワークに対する処理要素を図式的な形式で示す。 図3は、図2の処理要素を含んでいるニューラル・ネットワークを図式的な形 式で示す。 図4は、ニューラル・ネットワークに対するトレーニング・ステップを図式的 な形式で示す。 図5は、本発明によるニューラル・ネットワークに対するクラスタリング・ア ルゴリズムをフロー・チャート形式で示す。 図6は、本発明によるニューラル・ネットワークに対するハードウェアの実装 を示す。 好適な実施形態の詳細説明 本発明はニューラル・ネットワーク支援型のマルチスペクトル・セグメンテー ション・システム(NNA‐MSSとも呼ばれる)のシステムおよび方法を提供 する。マルチスペクトル・セグメンテーションの方法は1996年7月18日付 けの同時係属出願の国際特許出願第CA96/00477号および、その出願者 の名前での特許出願の中に記述されて特許請求されている事項に関連している。 本発明によるNNA‐MSSは特にPapanicolaou着色の婦人科学 的スミアに適しており、このコンテキストの中で説明される。しかし、本発明は Papanicolaou着色型のスミア以外の応用に対しても広い適用性を有 することを理解されたい。 最初に図1を参照すると、本発明によるニューラル・ネットワーク支援型のマ ルチスペクトル・セグメンテーション(NNA‐MMS)の方法1がフローチャ ート形式で示されている。 最初のステップ10は3つのディジタル化された画像、すなわち、細胞の試料 の顕微鏡的シーンを入力するステップを含む。その画像はそれぞれ3つの狭い光 学的帯域、すなわち、540±5nm、577±5nmおよび630±5nmに おいて取得される。(画像は画像システム(図示せず)によって発生される。そ のことはこの分野に熟達した人には理解されることであり、したがって、ここで は詳細には説明されない。)次に、画像は以下に説明されるようなマルチセグメ ンテーションの方法1およびニューラル・ネットワークによって処理される。 図1に示されているように、その画像はレベリング演算(ブロック12)の対 象となる。レベリング演算12はその画像から照明の輝度における空間的変動を 取り除くステップを含む。レベリング演算は既知の画像処理技法を使って単純な 数学的ルーチンとして実装される。レベリング演算の結果はそれぞれのフィール ドに渡って輝度が一様である一組のディジタル化された8ビットの画像である。 ディジタル化された8ビット画像は先ず最初にそのディジタル化された画像の 中の細胞物質を識別するために一連の処理ステップを通る。次に、ディジタル化 された画像は細胞質のオブジェクトから細胞核のオブジェクトをセグメント化す るためにニューラル・ネットワークによって処理される。 図1を参照すると、レベリング演算12に続いて、次の演算は閾値手順ブロッ ク14を含む。閾値手順は細胞が元になっている物質をサーチして、レベリング が行われた後の画像を解析するステップを含む。閾値手順14は530nmおよ び630nmの光学的波長帯域に対して適用され、特定のディジタル値の範囲内 に入るディジタル化された画像の領域として、細胞が元になっている画像の中の 物質を識別するステップを含む。閾値手順14は画像の単独バイナリ「マップ」 を作り出す。そのマップの中で、単独のバイナリ・ビットが細胞の物質であるか どうかの領域を識別する。 閾値演算14の次に拡張演算(ブロック16)が続く。拡張演算16はブロッ ク14の中で発生された細胞物質のバイナリ・マップを修正する従来の画像処理 演算である。拡張演算によって、細胞物質の領域が、大きな領域の中の小さなボ イドを埋めるために1ピクセルだけ成長、すなわち、拡張する。拡張演算16は 細胞物質の2つの別々の領域が結合して1つの領域になることができない状態、 すなわち、「ノー・ジョイン」状態によって修正されることが好ましい。この状 態によって、バイナリ・マップの精度が拡張演算16全体を通じて保存される。 拡張演算はボイドを正しく埋めることを保証するために、二度適用されることが 好ましい。拡張演算16の結果、細胞物質のバイナリ・マップが修正される。 図1に示されているように、拡張演算16の次に侵食演算(ブロック18)が 続く。侵食演算18は細胞物質の修正されたバイナリ・マップ(拡張演算16の 結果)をその元の境界へ戻す。侵食演算18は従来の画像処理技法を使って実装 される。侵食演算18によってその2値画像の中の細胞の境界が縮まるか、ある いは膨張する可能性があるが、埋められたボイドには影響しない。侵食演算18 はレーザ診断解析にとっては重要でない小さな領域の細胞物質を消去する追加の 効果がある。侵食演算18の結果、細胞質であるディジタル化された画像の中の 領域の最終のバイナリ・マップである。 本発明による次のステージはブロック20におけるニューラル・ネットワーク の演算である。ニューラル・ネットワーク20は8ビットのディジタル化された 画像に対して適用され、前の演算の結果として発生された最終のバイナリ細胞質 マップによって決定される細胞質の内部にある領域だけに限定して、その8ビッ トのディジタル化された画像に対して適用される。ニューラル・ネットワーク2 0は2値画像の中の個々の画素(すなわち、「ピクセル」)のアイデンティティ 、すなわち、それが細胞核の一部であるか、あるいはそうではないかのいずれか に関する判定を行う。ニューラル・ネットワークの演算の結果、細胞核物質であ るとみなされる細胞質内の領域のディジタル・マップが得られる。次に、その細 胞核物質のマップがさらに処理の対象となる。本発明によるニューラル・ネット ワーク20について以下に詳細に説明される。 ニューラル・ネットワーク20の適用に続いて、その結果の細胞核物質のマッ プが侵食演算(ブロック22)の対象となる。侵食演算22は診断的な意味から は小さ過ぎる細胞核物質マップの領域を消去する。その結果、細胞核領域のバイ ナリ・マップが修正される。 侵食演算22の結果として修正されたバイナリ・マップは次に拡張演算(ブロ ック24)の対象となる。拡張演算24はノー・ジョイン状態、すなわち、拡張 演算によって細胞核物質の2つの別々の領域を単独の領域に結合できない状態に なる。この方法で、拡張演算が施されたにもかかわらず、そのバイナリ・マップ の精度は保たれる。拡張演算24はボイドを適切に埋めることを保証するために 2回適用されることが好ましい。これらの拡張演算の結果、細胞核物質のバイナ リ・マップが修正される。 拡張演算24に続いて、侵食演算(ブロック26)が適用される。侵食演算2 6を2回適用することによって、診断の意味では小さ過ぎるバイナリ・マップ内 の細胞核物質の領域が消去される。その結果、細胞核領域のバイナリ・マップが 修正される。 残りの演算は勾配の大きい境界を共有する細胞核領域を分離するために、ピク セルの輝度の勾配の高い、すなわち、境界を含んでいるバイナリ・マップを構築 するステップを含む。この勾配の大きい境界が存在することは、2つの密接して いるが分離されている細胞核があることの証拠である。 細胞核マップの中の勾配の高い境界を分離する最初のステップは、Sobel マップに対して適用される閾値演算(ブロック28)を使ってこれらの勾配の高 い境界のマップを構築することである。 Sobelマップはピクセルの輝度(ブロック29)の高い勾配を含んでいる 画像の領域を判定するために、577nmのディジタル化された8ビット画像に 対してSobelのグレディエント演算子を適用することによって発生される。 (577nm帯域に対するディジタル化された8ビット画像はブロック12にお けるレベリング演算から得られたものである。)ブロック29におけるSobe l演算の結果、勾配の大きさの8ビット・マップが作られる。 閾値Sobel演算28に続いて、論理否定演算が実行される(ブロック30 )。論理否定演算30は2つの状態、すなわち、勾配の大きい状態と細胞核との 一致を求め、その一致の点における細胞核マップのピクセル値を反転し、細胞核 物質であると推察されている領域からそれを消去する。この論理演算の結果、細 胞核 マップが修正される。 修正された細胞核マップは次に侵食演算の対象となる(ブロック32)。侵食 演算32は修正された細胞核マップの中で、診断の意味では小さ過ぎる領域を消 去する。その結果、細胞核領域のバイナリ・マップが修正される。 接近した細胞核の境界を分離するためのグレディエント技法(ブロック28お よび30)および取るに足らない画像をクリアするための侵食演算(ブロック3 2)を適用した後、細胞核領域のバイナリ・マップが劇的に変更されている。新 しく形成された分離を維持しながら、元の境界に対してマップを復元するために 、このプロセスはブロック34において拡張演算を適用する。拡張演算34は、 2つの細胞核領域はそれらが拡張した時に結合された状態にはならず、そして細 胞核領域が、Sobelの手順が適用される前に存在していたバイナリ・マップ によって定義されるその古い境界の外側へは成長することができないという条件 を含む。拡張演算34は4回適用されることが好ましい。その結果、細胞核物質 のバイナリ・マップが修正される。 拡張演算34の適用によって、マルチスペクトル・セグメンテーション・プロ セス1による細胞核のセグメンテーション手順が完了し、そしてその結果のバイ ナリ細胞核マップはブロック36においてラベル付けされ、そして必要な場合は さらに画像処理が適用される。 上記のように、図1の中のブロック20における演算は、ディジタル化された 画像のニューラル・ネットワーク処理を含む。一般に、ニューラル・ネットワー ク20は有向グラフのトポロジーを持つ高度に並列の、分散型情報処理システム である。ネットワークは一組の「ノード」およびノード間の一連の「コネクショ ン」を含む。ノードは処理要素を含み、ノード間のコネクションは1つのノード から別のノードへの情報の転送を表す。 図2を参照すると、バックプロパゲーションのニューラル・ネットワーク20 に対する1つのノード、すなわち、処理要素100aが示されている。ノード1 00aの各々はそれぞれ個々にa1、a2、a3...anと図2の中で示されてい る1つまたはそれ以上の入力102を受け入れる。入力102はノード100a に取り込まれ、各入力102はそれ自身の数学的重み係数が乗算されてから、処 理要素100aに対する閾値係数と一緒に集計される。次に、処理要素100a はネットワーク20の中で使われている「伝達関数」に従って単独の出力104 (すなわち、bj)を発生する。出力104はたとえば、図1の中で示されてい るような処理要素100b、100c、100d、100eおよび100fなど の他のノードまたは処理要素に対する入力として利用される。 伝達関数は任意の適切な数学的関数であってよいが、普通は「シグモイド(s igmoid)」関数が採用される。ノード100への入力102と出力104 との間の関係は次の式(1)によって与えられる。 ここでbjはノード100の出力104であり、aiは「I」とラベルが付けられ たノードに対する入力102の値である。Wjiはその入力102に対して与えら れている重みであり、そしてθjはノード100に対する閾値である。本出願に おいて、伝達関数はシグモイド関数に習ってモデル化されている。 その一般的な形式において、ニューラル・ネットワークに対するノードまたは 処理要素は図3に示されているように106、108および110によって示さ れる一連の層に配置される。第1層106は112a、112b、112c、1 12dおよび112eと個別に示されているノードまたは処理要素112を含む 。第1層106は入力層であり、判定に必要な情報を受け入れる。 ニューラル・ネットワーク20の中の第2層108は隠された層として知られ ており、個別に114a、114b、114c、114dおよび114eとして 示されている処理要素114を含む。入力層106の中のすべてのノード112 は、隠された層108の中のすべてのノード114に対して接続されている。2 つ以上の隠された層があって、次々の層の中の各ノードは前の層の各ノードに接 続されている可能性があることは理解される。簡単のため、図3には1つの隠さ れた層108だけが示されている。 (最後の)隠された層108は出力層110につながっている。出力層110 は図3の中で個別に116a、116b、116c、116dおよび116eと して示されている処理要素116を含む。(最後の)隠された層108(図3) の各ノード114は出力層110の各ノード116に接続されている。出力層1 10はその判定がそれ以降の計算装置によって解釈されるようにする。 ニューラル・ネットワーク・アーキテクチャの強さは、特定の例についての以 前のトレーニングに基づいて一般化するための能力である。これを利用するため に、ニューラル・ネットワークは分類されるオブジェクトのタイプの一連の例が 提示される。バックプロパゲーションのニューラル・ネットワークは正しい判定 を与えることに成功したことに従って、そのコネクションの重みおよび閾値の多 重度を変更することによってそれ自身を編成する。これはスーパバイズ型の学習 と呼ばれ、その場合、オペレータはネットワークにその分類における成功に従っ た情報を提供する。ネットワークはその性能、すなわち、バックプロパゲーショ ンの成功に基づいて、そのコネクションの重みおよび閾値を変更するために標準 の一般規則を適用する。 マルチスペクトルのセグメンテーション・プロセスのコンテキストにおいて、 マルチスペクトル画像は2つのクラスC0‐細胞質およびC1‐細胞核に分けられ る。その分離は三次元空間を含む多次元閾値tによって行われる。細胞核および 細胞質のオブジェクトに対するピクセルの分布は複雑であり、そして三次元空間 は多数のクラスタおよび非オーバラップ型の領域を含む。最適の閾値は三次元空 間において非線形表面を有し、本発明によるニューラル・ネットワークは細胞核 および細胞質のオブジェクトをセグメント化するための三次元空間の中の複雑な 閾値表面を探すための手段を提供する。 本発明のこの態様によると、ニューラル・ネットワーク20は入力層106、 単独の隠された層108、および出力層110を含む。入力層106は調べられ ている特定のピクセルに対する、ディジタル化された3つの8ビット値の各々に 対して3つのノードまたは処理要素112(図3)を含む。(3つのディジタル 化された値は図1に関連して上記のように3つの各光学帯域の中で取得されてレ ベル化された3つの画像から発生する)出力層110は単独の処理要素116( 図3)を含み、それは調べられているピクセルが細胞核の一部であるかどうかを 示す。 ニューラル・ネットワーク20が判定を行うために正しく演算することができ る前に、それは先ず重みおよび閾値の適切な組合せを設定するために「訓練」さ れなければならない。このトレーニングは例題の大きな集合についてセグメンテ ーション手順の外部で実行される。その例題の中のピクセルの分類における誤り は各処理ユニットの中のコネクションの重みおよび閾値に対する補正として「バ ックプロパゲート」される。分類の誤りが許容できるようになると、ネットワー クはこれらの重みおよび閾値で「凍結」され、そしてそれは図1の中のブロック 20において示されるようにセグメンテーション手続きの中に単純な代数演算と して統合化される。 1つの好適な実施形態においては、本発明によるニューラル・ネットワーク2 0は1つの確率プロジェクション・ニューラル・ネットワークを含み、それもP PNNと呼ばれる。本発明によるPPNNの特徴は大量のデータに対する高速の トレーニング、マルチモーダル非ガウス分布データの処理、細胞の有効なサブク ラスを表している小さなクラスタのパターンに対する、高いセンシティビティと 同時に良好な一般化である。他の態様においては、PPNNはハードウェア・エ ンコード型の実装によく適している。 本発明によるPPNNは確率密度関数(PDF)のエスティメータ(esti mator)を利用する。結果として、そのPPNNは確率密度関数のエスティ メータとして、あるいはパターン認識における一般的な分類器として適している 。そのPPNNはトレーニング・データを使ってN次元のPDF配列を生成し、 その配列がさらに以下に説明されるように、与えられたクラスの内部に特徴ベク トルがある確率を評価するために使われる。 PPNネットワークを生成して訓練するために、入力空間がm×m×...m のディスクリート・ノード(ディスクリートな入力空間が知られている場合、m は普通はその範囲より小さく選択される)に区画化される。たとえば、三次元の PDF配列の場合、26×26×26のグリッドを生成するだけで十分である。 図4に示されているように、次のステップは各トレーニング・パターンの影響 を隣接するノードに対してマップするか、あるいは投影するステップを含む。こ れは以下の式(2)に従って行われる。 ここでpJ[X0,X1,...,XN-1]はj番目の繰返しの後の[X0,X1,. ..,Xn-1]ノードの現在の値であり、dj[X0,X1,...,Xn-1]は[ X0,X1,...,Xn-1]ノードに対するj番目の入力パターンの影響を表し 、rkはそのパターンからk番目のノードまでの距離であり、r0は2つの隣接ノ ード間の最小距離であり、そしてnは空間の次元である。 式(1)から、 は正規化された値を表すことが理解される。 PN[X0,X1,...,Xn-1](ここでj=N−トレーニング・パターンの 数)の累積が完了すると、正規化の演算が行われて、PPNNに対する合計のエ ネルギー値EPPN−1が得られる。PPNNに対する正規化された値(すなわち 、P*)は次の式(3)に従って計算される。 フィードフォワードの計算の場合、訓練されて正規化されたノードP* N[X0 ,X1,...,Xn-1]および逆のマッピングが以下の式(4)に従って利用さ れる。 ここでdj (1)[X0,X1,...,Xn-1]は上記の式(1)によって計算され る。 2つのクラス(すなわち、C0‐細胞質およびC1細胞核)を解くために、本発 明によるPPNNを使うアプリケーション、2つのネットワークは各クラスに対 して別々に、すなわち、PC0[X0,X1,...,Xn-1]およびPC1[X0,X1 ,...,Xn-1]に対して別々に訓練されなければならない。両方のPPNN が正規化されているので、それらは以下の式(5)に従って一緒に結合すること ができる。 式(4)および式(5)からの最終の判定は次の式で与えられる。 本発明によるPPNNは特にマルチモーダル・データ分布に適しているが、多 くの実際的な状況においては、不平衡のデータ・セットがある。これは或るクラ スタは他のクラスタよりデータのサンプル数が少なく、そして結果として、少数 のパターンで表されていたいくつかの自然クラスタは、PPNNの結合後に失わ れてしまう可能性がある。この問題を解決するために、本発明の他の態様に従っ てすべての自然クラスタを等化するアルゴリズムが提供される。 次に図5を参照すると、本発明によるクラスタリング・アルゴリズム200の 1つの実施形態がフロー・チャート形式で示されている。すべてのトレーニング ・パターン、すなわち、ブロック202の中のN個のサンプルおよびブロック2 04の中の与えられた数、すなわち、「K」のクラスタがK平均クラスタリング 演算ブロック206に対して印加される。クラスタリング演算206は入力デー タをクラスタ化し、クラスタ1〜Kを発生する(ブロック208)。次に、i番 目のクラスタに属するすべてのトレーニング・データが抽出されて別のサブクラ スに入れられる。トレーニング・データの各サブクラスに対して、正規化された PPNN、すなわち、E1=1が生成される(ブロック210)。クラスタリン グ・アルゴリズムの中の最終の演算はK個のPPNNのすべてを一緒に結合し、 すべてのノードをクラスタの数で分けることによって、結果のPPNNを正規化 するステップ(ブロック212)を含む。ブロック212において実行される演 算は次の式で表すことができる。 クラスタリング・アルゴリズム200は上記の式(6)に従って最終の分類を生 成する前に、各クラスに対して別々に次のように実装することができる。2つの 各クラスに対するクラスタの最適個数は最終のPPNNパーフォーマンス解析( 上記の式(6))から見出すことができる。先ず最初に、PPN2=1に対する クラスタの個数が固定され、そしてPPN1に対するクラスタの最適個数が見出 される。次に、逆の変形がPPN1=1、ΛPPN2=optとしてモデル化され る。最後に、2つの最適ネットワークPPN1 optΛPPN2 optが式(6)に従っ て組み合わせられる。 ニューラル・ネットワーク支援型のマルチスペクトル・セグメンテーション・ プロセスが、本発明による確率プロジェクション・ニューラル・ネットワークに よって説明されているが、他の従来型のニューラル・ネットワーク、たとえば、 バックプロパゲーション(BP)ネットワーク、楕円基本関数(EBP)ネット ワーク、および学習ベクトル量子化(LQV)ネットワークなどが適しているこ とは理解される。しかし、PPNNの方が好ましい。確率プロジェクション・ニ ューラル・ネットの性能の結果は従来のネットワークによって達成される性能を 超えていることが分かっている。 本発明の他の態様によれば、ニューラル・ネットワーク支援型のマルチスペク トル・セグメンテーション・プロセスは特殊目的のコンピュータの一部として従 来のFPGA(Fielf Programmable Gate Array )ロジックで組み入れられたハードウェア・エンコード型の手順として実装され る。 このネットワークのハードウェア実装はハードウェア・メモリ(図6)の一部 に含まれているルックアップ・テーブルの形式で見られる。上記のように、ニュ ーラル・ネットワーク20は3つの入力ノードおよび単独のバイナリ出力ノード を含む。本発明によるニューラル・ネットワーク20の構造によって、ネットワ ークのハードウェア実装も単純化される。 図6に示されているように、3つの入力ノードは画像を取得する際に使われる 3つの光学的帯域301、302、303に対応する。530nmおよび630 nmの帯域において取られた画像は有効分解能が7ビットであり、一方、577 nmの帯域は全8ビットを保有する。(577nmの帯域は細胞核に中心がある )次に、ニューラル・ネットワーク20の性能が、これらの3つの入力の可能な すべての組合せに対して求められる。全体で22ビットあるので、222すなわち 、420万通りの可能な組合せがある。ルックアップ・テーブルを生成するため に、その空間の中のすべての入力ピクセル(この実施形態における3つの画像に 対しては27×27×28個の変形)が走査され、そしてルックアップ・テーブル がPPNNの判定、すなわち、1‐「ピクセルが細胞核に属している」;0‐「 ピクセルは細胞核に属していない」が、これらのピクセルの組合せのすべてに対 して埋められる。 このニューラル・ネットワークの結果のコーディング(すなわち、出力)は入 力の可能な各組合せをメモリの中に格納されているルックアップ・テーブル30 5の中のユニークなアドレス304に割り当てることである。テーブル305の 中のアドレス304は、図6の中でそれぞれ306、307、308によって示 されている3つのチャネル値のバイナリ値を一緒に結合することによって形成さ れる。たとえば、図6に示されているように、第1のチャネル301(すなわち 、530nm)からの画像に対するピクセルはバイナリの0101011であり 、第2のチャネル302(すなわち、630nm)からの画像に対するピクセル はバイナリの0101011であり、そして第3のチャネル303(すなわち、 577nm)からの画像に対するピクセルはバイナリの0101011であり、 そしてバイナリ表現306、307、308を一緒に連結することによって、ア ドレス304が形成され、その値はバイナリの010101101010110 0101011となる。アドレス304は、入力のこの組合せに対するニューラ ル・ネットワークの応答を表す単独のバイナリ値309を格納している、ルック アップ・テーブル305(すなわち、メモリ)の中の1つのロケーションをポイ ントする。たとえば、メモリ・ロケーション0101011010101100 1 01011の値が論理0であれば、それはその問題のピクセルがその細胞核には 属していないことを意味する。 NNA‐MSSのハードウェア・エンコーディングによって、複雑な判定を行 いながら、高速でそのプロセスが実行することができる。第2に、実験データが さらに作表され、評価されて、さらに複雑な判定空間を使ってセグメンテーショ ンの精度を改善することができる。このように、本発明によるアルゴリズムはシ ステムのアーキテクチャを変える必要なしに、ニューラル・ネットワークのコネ クションを記述する係数のテーブルを調整することによって、さらに最適化する ことができる。 本発明はその精神または不可欠な特性から離れることなしに、他の特定の形式 で実現することができる。したがって、ここで説明されている実施形態は説明的 なものであって、制限的なものではないと考えられ、したがって、前記の説明で はなく付加されている請求項によって示されている本発明の請求範囲、および請 求項と等価の意味および範囲内にあるすべての変更がここに含まれるべきである ことが意図されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/18 560 G06F 15/18 560C G06T 7/00 15/70 465A 15/62 395 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.生物学的試料の中の細胞核および細胞質のオブジェクトを識別するための 方法であって、該方法が、 (a)前記生物学的試料の複数の画像を取得するステップと、 (b)前記画像から細胞物質を識別し、細胞物質のマップを生成するステップ と、 (c)前記細胞物質のマップに対してニューラル・ネットワークを適用し、前 記画像から細胞核および細胞質のオブジェクトを分類するステップとを含む方法 。 2.請求項1に記載の方法において、前記の複数の画像を取得するステップが 、前記生物学的試料に対する顕微鏡的シーンの3つのディジタル化された画像を 取得するステップを含んでいる方法。 3.請求項2に記載の方法において、細胞物質のマップを生成する前記ステッ プが、細胞物質を含んでいる細胞画像の中の領域を識別するための閾値演算を含 んでいる方法。 4.請求項3に記載の方法において、前記細胞物質のマップに対して拡張およ び侵食の演算の適用をさらに含んでいる方法。 5.請求項1に記載の方法において、ニューラル・ネットワークを適用する前 記ステップが、分類されるべき細胞核および細胞質のオブジェクトのタイプの例 題で前記ニューラル・ネットワークを訓練するステップを含み、そして前記トレ ーニング・ステップは、前記サンプルの分類におけるバックプロパゲーションの 誤差を含んでいる方法。 6.請求項1に記載の方法において、細胞核および細胞質のオブジェクトを分 類する前記ステップが、三次元空間における閾値曲面を決定するステップを含み 、そして前記細胞核および細胞質のオブジェクトが前記三次元空間によって分離 されるようになっている方法。 7.請求項6に記載の方法において、前記ニューラル・ネットワークは確率プ ロジェクション・ニューラル・ネットワークを含んでいる方法。 8.請求項7に記載の方法において、前記確率プロジェクション・ニューラル ・ネットワークは、確率密度関数のエスティメータを使って、特徴ベクトルが与 えられたクラスの中にあることを評価するようにした方法。 9.請求項8に記載の方法において、前記画像の中に現われているデータのク ラスタを等化するステップをさらに含んでいる方法。 10.生物学的試料の中の細胞核および細胞質のオブジェクトを識別するため のシステムであって、該システムが、 (a)前記生物学的試料の複数の画像を取得するための画像取得手段と、 (b)前記画像を処理するための処理手段および細胞物質を識別する細胞物質 マップを生成する手段と、 (c)前記細胞物質のマップを処理し、そして前記画像から細胞核および細胞 質のオブジェクトを分類するための手段を含んでいる、ニューラル・プロセッサ 手段とを含むシステム。 11.請求項10に記載のシステムにおいて、前記ニューラル・プロセッサ手 段はメモリの中に格納されているルックアップ・テーブルを含み、前記メモリは アドレス可能なロケーションの中に格納されている判定出力を有し、前記画像入 力の組合せに対応している前記判定出力を読み出すために、前記メモリに対する アドレスを生成するためのアドレッシング手段を含んでいるシステム。 12.請求項11に記載のシステムにおいて、前記アドレッシング手段は前記 画像に対応しているバイナリ値を組み合わせ、前記組み合わされたバイナリ値か ら前記メモリにアクセスするためのアドレスを形成するための手段を含んでいる システム。 13.請求項10に記載のシステムにおいて、前記ニューラル・プロセッサ手 段は確率プロジェクション・ニューラル・ネットワークを含み、そして特徴ベク トルが与えられたクラスの範囲内にあることを評価するための確率密度関数エス ティメータを含んでいるシステム。 14.請求項13に記載のシステムにおいて、前記ニューラル・プロセッサ手 段は前記画像の中のデータのクラスタ数を等化するための等化手段を含んでいる システム。 15.請求項10に記載のシステムにおいて、前記ニューラル・プロセッサ手 段は三次元の空間における閾値曲面を求めるための手段を含み、前記細胞核およ び細胞質のオブジェクトが前記三次元空間によって分離されるようにしたシステ ム。 16.入力データを分類するためのハードウェア・エンコード型のニューラル ・プロセッサであって、前記ハードウェア・エンコード型のニューラル・プロセ ッサは、 (a)複数のアドレス可能な記憶ロケーションを有するメモリと、 (b)入力データに関連付けらた分類情報を含んでいる前記アドレス可能なメ モリのロケーションと、 (c)選択された入力データに対する前記メモリの中に格納されている分類情 報にアクセスするために、前記入力データからアドレスを生成するためのアドレ ス生成手段とを含むプロセッサ。 17.請求項16に記載のデバイスにおいて、前記入力データは細胞物質のデ ィジタル化された画像の中の画像ピクセルを含んでいるデバイス。 18.請求項17に記載のデバイスにおいて、前記分類情報は前記メモリの前 記アドレス可能なロケーションのそれぞれに格納されているバイナリ・ディジッ トを含み、前記バイナリ・ディジットの1つの状態は前記入力データが所定のク ラスに属していることを示し、そして前記バイナリ・ディジットの他の状態は入 力データが前記クラスの外側にあることを示しているデバイス。
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