JPH11512820A - 複合プラズマ配置、複合プラズマ配置の発生方法及び発生装置 - Google Patents

複合プラズマ配置、複合プラズマ配置の発生方法及び発生装置

Info

Publication number
JPH11512820A
JPH11512820A JP9513655A JP51365597A JPH11512820A JP H11512820 A JPH11512820 A JP H11512820A JP 9513655 A JP9513655 A JP 9513655A JP 51365597 A JP51365597 A JP 51365597A JP H11512820 A JPH11512820 A JP H11512820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
pmk
current
composite
arrangement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9513655A
Other languages
English (en)
Inventor
エム. コロク、ポール
Original Assignee
エム. コロク、ポール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エム. コロク、ポール filed Critical エム. コロク、ポール
Publication of JPH11512820A publication Critical patent/JPH11512820A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/52Generating plasma using exploding wires or spark gaps
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/02Arrangements for confining plasma by electric or magnetic fields; Arrangements for heating plasma
    • H05H1/04Arrangements for confining plasma by electric or magnetic fields; Arrangements for heating plasma using magnetic fields substantially generated by the discharge in the plasma
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/54Plasma accelerators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 複合プラズマ配置は、ピン(116)と、ピン(116)を包囲する環状電極(111)とを有する装置から形成される。円筒状導体(110)が環状電極(111)と電気的に接続され、かつ同軸上に配設される。また螺旋形導体(118)が円筒状導体と同軸上に配置される。螺旋形導体(118)は複数のワイヤーから構成され、各々のワイヤーは各ピン(116)に接続されている。環状電極(111)およびピンは導電シリンダーの内部から出た同方向側に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】 複合プラズマ配置、複合プラズマ配置の発生方法及び発生装置 発明の背景 発明の分野 本発明は、複合プラズマ配置および新しい複合プラズマ配置を形成する方法お よび装置に関連する。背景の説明 複合プラズマ配置(compound plasma configuration)は、PMK(プラズマ・ マントル・核)配置として知られており、米国特許第4,023,065;4, 891,180;5,015,432;および5,041,760号に記載され ている。PMKの構造を米国特許第4,023,065号から引用して図1およ び2に示す。当該特許に記載されているように、PMK42は三つの主要な領域 から構成されている。内部核36、真空磁場領域26、および、マントル28で ある。内部核36は、単一のトロイダル形電流ループである。マントル28は、 イオン化された物質から構成され、ガス体といった流体10で包囲されている。 真空磁場領域26は、マントルと核とを分離する。 図3および4は、再度米国特許第4,023,065号から引用したものであ り、内部核について詳しく図示している。プラズマ核36は、その中と周囲にポ ロイダ ル磁界を発生する。この磁界は流線34で示す。表面電流38はトロイダル状核 の体積の全体にわたり副軸(minor axis)の周囲を流れる。当該電流38により核 36の中心内に磁界が生じる。この磁界を流線40として示す。 マントル28は一般的に楕円体で、核36を包囲している。概略を図1に示す 。この配置は、核36が真空磁場領域26に存在しており、急速には消滅せず、 非常に安定している。核電流は、また、流線34で示される強力なポロイダル磁 場を発生する。当該磁場は、マントル内において電離粒子を支持する。これによ り、マントル28が真空磁領域26のなかに崩壊するのを防ぐ。しかし、マント ル28は、ポロイダル磁場の内部圧力が外部の流体10の流体圧力と均衡するの で、それ以上は膨脹出来ない。 図2に示すように、マントル28の周囲を流れる弱いポロイダル電流44が存 在する。これは、トロイダル状核36の中心を通り、核36によって生成された ポロイダル磁場の流線に沿ってマントル28の周囲を周回する。ポロイダル電流 44によりトロイダル状の磁場が真空磁場領域26に形成される。この磁場は流 線46として図示する。トロイダル場とポロイダル場とを合算した場は図示して いない。 PMK内の真空磁場領域のおかげで、電流粒子の拡散による核電流の導電率の 喪失が防がれる。その結果核は ある期間存在し、その期間におけるそのエネルギー損失はマントルに対する高温 放射に限定される。 プラズマ配置の存在あるいは安定性は外部の電界あるいは磁界に依存しない。 むしろ、充電されたバッテリーに似ており、当該複合プラズマ配置は、磁気エネ ルギーをある期間、内部蓄積あるいは内部保存できる。その期間は、導電率、周 囲流体圧力、および、内部エネルギー容量により決まる。荷電粒子は、電離マン トルを形成し、一般的には、核を構成する循環電流により発生する集中ポロイダ ル磁場を透過しない。かくして、物理的流体圧力がマントルに加わり、マントル を圧縮する。しかし、マントルの圧縮により、ポロイダル磁場が圧縮され、核エ ネルギーおよび温度が上昇する。従って、PMK、すなわち、プラズマの内部温 度およびエネルギーは、機械的流体圧力をマントルの外部表面に加えることによ り、上昇する。もし、流体圧力をマントルに加えるために、ガスあるいは流体を 使用する場合、粒子は、マントルを通して拡散し、マントルを透過する可能性が ある。しかし、これらの粒子は、核の放射する高熱に曝されるので、電離される 。結果的には、これらの粒子は、マントルの一部を形成し、大部分は、PMK内 の磁場を透過出来ない。それゆえに、真空磁場領域近辺の真空状態が、複合プラ ズマ配置の内在的内部エネルギーにより維持される。このようにPMKは、機械 的圧力と循環プラズマ電流との間にインターフェースを確立しているという点 で、特徴的なものである。 従来のPMKは、上記に参照した先行特許において説明されているように、ま ず、ガス中に電離螺旋形領域を作り出し、次に、大電流をこの電離領域に流すこ とにより発生する。この結果生じた螺旋形電流は、崩壊して、外側マントルと内 部トロイダル核とを作り出す。しかしこの方法は、PMKを形成しようとする媒 体物の実体体積に対して大量のエネルギーを同時に加えるので非効率的であった 。結果的に、小体積の各領域に加えられたエネルギーは、減少し、媒体物の効果 的な活性化に手間どり、時間がかかった。 既に述べたようにこれら従来プロセスはいくぶん信頼性に欠けている。さらに 、PMKを発生するために必要な装置はかなり複雑であり、電離された螺旋形領 域をガス体の中に作り出すために、プラズマ・ガンあるいはフラッシュ・ランプ といった電力供給装置、および、電流を電離された領域に流すために高電圧源が 、別途に必要であった。さらに、この装置はその大きさに起因して最初からきわ めて誘導的であり、そのため初期電流の増加時間を遅延させる。 これら従来の方法により形成された複合プラズマ配置は、寿命および安定性に 欠けていた。一般的に複合プラズマ配置は、誘導性閉回路を有しており、その崩 壊時間が、特性誘導係数と導電率の積で表される。プラズマ状物質(プラズモイ ド)の誘導係数は、一般的には、固定 されているので、直径10cmのプラズマ状物質の寿命は、その導電率により変 わる。従来発生した複合プラズマ配置の寿命は、ほぼ、数マイクロ秒であった。 例えばこの複合プラズマ配置は、Daniel R.Wells、Paul E dward Ziajka、およびJack L.Tunstallによる刊行 物:「熱核プラズマTRISOPS VIIIの流体力学的閉じ込め(プラズマ 線形閉じ込め)」、Fusion Tech.9:83(1986)に記載され ている。この場合プラズマ・リングは、二つの相対するプラズマ・ガンにより発 生され、お互いが磁気的に反発し、中心に、かつ、テータ・ピンチ(theta pinch )圧縮コイルと同軸上において統合される。テータ・ピンチ・コイルは、点弧さ れたとき、あらかじめ電離されたバックグラウンド・プラズマから典型的な圧縮 波を発生する。先に軸磁気ガイド場が発生しなかった場合、プラズマ圧力波は、 崩壊しながら、統合した磁気プラズマ・リングを遮断し、押しつぶし、結果的に 複合プラズマ配置を作りあげる。この複合プラズマ配置は、自然に圧縮加熱され 、慣性的に発生する圧縮波により、高い最大圧力に到達し、重水素燃料の核融合 反応を点火する。しかし、慣性的に統合されたリングの寿命が極めて短いために (1マイクロ秒)、プラズマを強力に圧縮活性化しても、核融合反応時間を十分 に伸ばすことが出来ず、均衡(break even)した核融合燃焼を起こせない。このこ とは、長寿命の、安定性のあ る複合プラズマ配置の必要性を物語っている。 発明の要約 本発明の目的は、PMKを信頼性をもって発生する簡単な装置を提供すること である。 本発明の別の目的は、PMKを発生する簡単な方法を提供することである。 本発明のさらに目的とするところは、PMKを信頼性及び再現性良く提供する ことのできる装置と方法を提供することである。 本発明のさらなる目的は、長寿命の新複合磁気プラズマ配置を提供することで ある。 本発明のさらに他の目的は、新複合磁気プラズマ配置の用途を提供することで ある。 これらの目的は特定の装置により提供される。当該装置は、開口端をもつ導電 シリンダーと、環状電極と、複数のピンと、開口端を有し、複数のワイヤーから なる螺旋形導体とから成る。当該ピンは各々電気的に各ワイヤーに接続されてお り、螺旋形導体の開口端から突き出している。当該環状電極は、電気的に導電シ リンダーに接続されている。当該螺旋状導体は導電シリンダーと同軸上にある。 当該ピンは螺旋状導体の内部から出て配設されており、環状電極により包囲され ている。 また本発明の目的は、プラズマを介して電流を流すと同時に、磁界を発生し、 磁界をもってプラズマを膨脹す ることから成る、複合プラズマ配置発生方法により提供される。 更に、これらの目的は、核と、真空磁場領域と、マントルとから構成される複 合プラズマ配置により提供される。この配置において、核およびマントルは、ハ イパー伝導(hyperconducting)電流を有する。 図面の簡単な説明 本発明のいろいろな他の目的、特徴、および付随する利点は、添付図面を参照 しながら、下記の詳細な説明を通して理解されるならば、十分に明らかになるで あろう。図面中の同一の参照文字は同一または類似部分を示すものである。 図1および2は、米国特許第4,023,065号から再現され、本発明に従 い形成される複合プラズマ配置(PMK)の部分を示す。 図3および4も、米国特許第4,023,065号から再現され、当該複合プ ラズマ配置(PMK)のトロイダル状核の内部詳細図である。 図5は模式的に示したもので、複合プラズマ配置を発生する、インパルス回路 を有する発生源と同軸マウンティング・バスの透視図である。 図6は、当該発生源の生成端の図である。 図7は、発生源の切り欠き側面図である。 図8は、発生源の螺旋状導体部位の拡大図である。 図9は、同軸マウンティング・バスの透視図である。 図10は、インパルス回路の模式図である。 図11は、インパルス回路により発生する電流対時間の図表である。 図12aから12hは、複合プラズマ配置(PMK)が形成されるまでのプラ ズマ膨脹過程を図示した図である。 図13は、本発明によるPMKのマントルの断面図である。 図14は、本発明の電力発生システムのブロック図である。 図15は、本発明による熱スラスト・エンジンの構成図である。 図16は、誘導MHDコンバータの説明図である。 図17aから17dは、真空磁場−プラズマ端の図表である。 図18は、発生源の透視図である。 図19は、本発明のPMKバーナーの部分を示す。 図20は、本発明によるPMKハイパードライブのブロック図である。 発明の詳細な説明 装置および支持構造の実施例を図5で説明する。図5には、三つの部品を図示 する。発生源100、発生源取り付けた同軸マウンティング・バス102、およ び、当 該バスと接続されるインパルス回路104である。発生源は複合プラズマ配置( PMK)を形成する装置である。同軸マウンティング・バスは、発生源をインパ ルス回路に取り付けるための簡便な方法であり、また、発生源において生じた軸 磁束を、形成しつつあるPMKと結合(リンク)させる。インパルス回路は、複 合プラズマ配置を形成するために発生源を駆動する1つの方法である。 複合プラズマ配置は、発生源100の構造106の端部で発生する。本構造の 端部の図を図6に示す。最外端部のリングは、自由に選択できる絶縁支持シリン ダー108である。中心に向かって見て、次のリングは環状電極111である。 更に中心に向かって見て、次のリングは絶縁体112である。この絶縁体は頑丈 であり、堅く、導電シリンダー110内の体積を充填しており、その絶縁体の中 には螺旋状導体114が包埋されている。この両方とも図7に示されている。複 数のピン116が螺旋状導体114から絶縁体112を通して突き出ている。ま た、絶縁体を通して環状電極111が突き出ており、当該電極は、電気的に導電 シリンダー110に連結されている。 図7は、発生源100の切取り側面図である。一般的な円筒状螺旋状導体11 4は、等間隔に配置された複数のワイヤー118から構成され、各ワイヤーは類 似の螺旋状通路(helical path)を形成する。螺旋状導体は、少 なくとも3つのワイヤー、より好ましくは少なくとも五つのワイヤーを配設した ものであることが好ましい。これらの個々のワイヤー118は、螺旋状導体11 4が包埋されている絶緑体112とは異なる絶縁塗装を施されていてもよい。ワ イヤー118は、全部がそれぞれ、螺旋状導体114の全長に渡り、既述通り螺 旋状に配設され、図8に示すように、導電支持ディスク120が取り付けられて いる導電シリンダーの末端を越えた領域において軸バンドル113として真っ直 ぐに一つに束ねられる。軸バンドル113は絶縁筒124内に同軸上に配設され 、これにより、動作中、螺旋状導体114により発生される軸磁束が、導電シリ ンダーに沿って相互に結合(リンク)される。 導電シリンダー110は、電気的に導電支持ディスク120と連結されており 、選択的にスリット122を配設して軸磁束による誘導電流を抑制する。導電支 持ディスク120は、同軸マウンティング・バス102を発生源100に取り付 けるための締付穴228を有している。絶縁筒124は、導電シリンダー110 および支持ディスク120から突き出して伸びており、その内部においては軸バ ンドル113の延長コードが連接棒126に連結されている。絶縁筒は絶縁体1 12の一部を構成し、絶縁体112の内部には螺旋状導体114が包埋されてい る。連接棒126は絶縁筒124から突き出している。連接棒126は電気的に 軸バンドル113に接続さ れており、それゆえに螺旋状導体114にも電気的に結合されている。 図8は螺旋状導体の拡大図である。図示するように、ワイヤー118は螺旋状 導体114の軸130の周囲を一巻以上しており、螺旋状導体114の軸130 に対するワイヤーの接線128角度はαである。この角度は当業者の間では「ヘ リシティ」として知られているものである。一般的には、ヘリシティは小さく、 この角度は通常30度以下であり、好ましくは10度から30度である。これに より、PMKがより低い残余速度およびよりすぐれたエネルギー効率のもとで形 成される。しかし、これにより発生源の寿命が犠牲にされる。すなわち、螺旋状 導体が正味強い径方向の圧縮を受けるので、磁気応力が極めて高くなるのである 。ヘリシティを45度に設定することにより、発生源電流がより力を受けない傾 向となり、径方向応力が軽減され、かつ一般的に寿命がより長くなり、かつ高負 荷能力、すなわち高出力が得られる。このヘリシティーの選択によって、「突き 出し(プッシュ・オフ)」速度は、STP大気内で、10km/秒のオーダーで あり、PMK内部の総エネルギーをより少なくできる。より大きな運動エネルギ ーを有するPMKを形成するためには、この角度は30〜80度であることが好 ましい。導電シリンダー110にかかる外向き径方向の高負荷応力は、導電材料 の選択と支持シリンダー108の支持によって、一般的には十分耐えられるも のである。図8はまた、螺旋状導体114及び軸バンドル113の内側にある絶 縁体112のシリンダーをも図示するものである。 発生源の絶縁体112は、導電シリンダー110の内側に隙間なく充填されて おり、かつ螺旋状導体114を覆っている。本発生源の高価格版に使用する材料 に関して述べれば、発生源内の絶縁体112部分は、機械的衝撃およびプラズマ 磁束に対して耐性を有する、強靭で高温度無孔性セラミックで充填される。この セラミックが抵抗力のある(refractory)導電シリンダー110の内部を充填して おり、抵抗力のある螺旋状導体114を包埋している。導電性媒体物の適切な候 補は純ホウ素金属である。高負荷核融合に用いる場合、抵抗力のある導電媒体物 は、精製された同位元素、ホウ素11(11B)から構成されることができる。環 状電極111に使用する材料としては、導電シリンダー110と同じ導電材料を 使用することも選択できる。同様にピン114は、絶縁体を取り除いたワイヤー 118を絶縁体112を短い距離越えるまで延長することによって、螺旋状導体 と同じ材質から構成することもできる。本発生源の低価格版に使用する材料に関 しては実施例を参照されたい。 図18には、発生源100の他の好ましい実施例が示されている。ピンチング ・コイル280が、当該電極の面において同軸上に、あるいは発生源の真上に配 設されることができる。当該コイルは、複合プラズマ配置を、 その形成が終了したときに、図12hに図示したプラズマシース192が環状電 極111に触れる領域において、つまみ取り(ピンチオフ)かつ分離するために 用いられる。これにより、ピン116あるいは環状電極からの汚染物質を低減し 、形成中のPMKに汚染物質が侵入するのを防ぐ。さらにこのピンチング・コイ ルはボール(bowl)状であってもよい。この場合、本コイルは、発生源から離れ ていく複合プラズマ配置に対してさらにモーメントを与えることができる。 通常用いられる支持シリンダー108の切取り断面図(点線部分)を図18に 示し、磁束スロット282および導電シリンダー110を図示する。磁束スロッ ト282は導電シリンダー110に配設され、螺旋状導体114により発生され た磁束に対して1つおきの開口部を提供する。これによって磁束は、導電ディス ク134の上で再入出することによって、より自由に結合(リンク)することが できる。 図9に同軸マウンティング・バス102の透視図を示す。同軸マウンティング ・バスは、動作中に発生源100により発生される磁界と干渉することなく、発 生源100およびインパルス回路104を電気的に結合する。同軸マウンティン グ・バス102の両端は、中心に前部孔が配設された前部導電ディスク134と 中心部に後部孔137を配設された後部導電ディスク135である。これらの導 電ディスク134および135は、複数の導 電支持ロッド138により連結されている。当該支持ロッド138は、作動中に 発生源100により生ずる磁束の結合(リンク)を阻害することなしに、電気的 にかつ機械的に導電ディスク134および135を連結する。発生源100は、 図5に示すように、支持ディスク120と前部導電ディスク134とを締めつけ て連結することにより、同軸マウンティング・バス102および軸中心ピン14 7に取り付けられる。これにより、導電シリンダー110を同軸マウンティング ・バス102に連結する。後部導電ディスク135は電気的にインパルス回路1 04に連結される。発生源140の後端部の絶縁筒124及び連接棒126は、 前部導電ディスク134の前部孔136を通過して、軸中心絶縁体筒(チューブ )149の中に伸びている。図5に示されるように、連接棒126は、電気的に 軸中心ピン147、例えばタップがつけられた接合具を経由してインパルス回路 104に連結出来る。電気的に連結されている軸中心ピン147は、後部導電デ ィスク135の後部孔137を通り抜け、電気的にインパルス回路104に連結 出来る。前部導電ディスク134も、支持ロッドの取付用に複数の穴142およ び支持ディスク120の取付用に複数の締付穴144を配設されている。インパ ルス回路104との電気的な接合のために、後部導電ディスク135は、インパ ルス回路104との電気的な接合の取付用の締付穴145を配設することも出来 る。後部導電ディスクもまた 、支持ロッド138の取付穴143を配設可能である。図5においては、軸中心 ピン147、後部導電ディスク137に配設した穴、およびタップがつけられた 接合具151など、これらの要素が見やすくなるように、軸絶縁体筒149は省 略されている。省略しなかったならばこれらの要素は隠れて見えない。 インパルス回路104を図10に模式的に示す。インパルス回路104は、並 列板伝送線路を通して結合される回路要素を含み、当該回路要素は、接地板28 8、コンデンサー板290、および、電源板292から構成されている。並列板 伝送線路は高出力の用途に適している。あるいは代替え手段として、並列板伝送 線路の代わりに、一束の同軸ケーブルを使用してもよい。接地板288は連続し ており、すべての回路要素および接地298と連結している。高電圧板はコンデ ンサー板290と電源板292との二つの部位から構成されている。コンデンサ ー板290と電源板292とは、高速高電流点弧スイッチ150を介して電気的 に接続されてもよい。インパルス回路104は電力源146を有しており、当該 電力源はコンデンサー板290および接地板288を介して接続される。コンデ ンサー板290は、コンデンサー・バンク148の高電圧側、および点弧スイッ チ150の高電圧側に接続される。接地板288はコンデンサー・バンク148 の接地側に接続され、各要素は電源板292に接続される。電源板292は、点 弧スイッチ15 0の低電圧側をクローバー・スイッチ152の高電圧側に接続し、かつ同軸マウ ンティング・バス102を介して発生源100に電気的に連結される。クローバ ー・スイッチ152の低電圧側及び導電シリンダー110は、電気的に、同軸上 で、接地板288と連結している。ここで導電シリンダー110は軸中心ピン1 47を介して連結される。選択的に、コンデンサー・バンク148の高電圧側と コンデンサー板290との間の電気的な連結にはヒューズ156を配設できる。 図10にはまた、動作中に発生するプラズマ158が示されている。 インパルス回路は、基本的には改良型LC回路であって、電流波形の整流を達 成することを目的としている。これは、クローバー式スイッチの使用を介して、 あるいは、形成中のプラズマの誘導負荷に対する回路の誘導係数および静電容量 のバランスにより、達成出来る。コンデンサー・バンクは、蓄積したエネルギー を高電流レベルを流すための高電位差で電荷の形で発生源に供給する。高電流ス イッチを含め、低誘導係数並列板伝送線路、および、低誘導係数回路要素により 、蓄積された総電荷が、発生源を介して、高速電流パルスを発生し、複合プラズ マ配置を作り出すことを可能にする。最高電流では、回路エネルギーは、回路要 素の分配された誘導係数に比例して、磁気的に蓄積される。回路誘導係数の多く は、その形成の成熟段階においては、形成中のPMKに集中して配分される。こ れは、回路の電流を抑制する効果 を有し、図11に示すような電流波形を生み出し、電流が急速に消滅する。電流 は、時間と共に減少するが、実効エネルギーは、成熟するPMKの増加する誘導 性負荷内に蓄積され、増加し続ける。電流パルスの最大値付近では、クローバー 型(短絡)スイッチ、あるいは、当該スイッチのバンクは、伝送線路を通る電流 を、コンデンサー・バンクと残りの回路素子とに分路する。この方法は、回路エ ネルギーを、磁気的な(高電流)方法で、除去あるいは閉じ込め、成熟する複合 プラズマ配置からの磁気エネルギーの損失を防ぐ。 伝送線路を通る電流をコンデンサー・バンクと残りの回路素子とに分路するこ とで、形成中のPMKの誘導係数の増加に伴う循環電流のコンデンサーへの再充 電を防ぐことが出来、回路電流が逆流、あるいは、共鳴、することが防がれ、コ ンデンサーの寿命を大幅に伸ばすことができる。電流波形は、ほぼ雷に似ており 、その波形は、上昇時間が急速で、先端がとがっているが、その後の減少崩壊時 間は、単調であり、その減少速度は、成熟する複合プラズマ配置の誘導電荷の上 昇のために、緩やかになる。 図11は、インパルス回路により発生する電流対時間のグラフ図である。時間 軸の文字は、図12aから12hに図示された複合プラズマ配置の形成段階に対 応する。コンデンサー・バンクが電荷されると、点弧スイッチは、閉じ、電流が インパルス回路に流れ、発生源は、環 状電極とピンとの間にプラズマ環を、流体をつき破り、形成する。これにより、 螺旋状導体、ピン、導電シリンダー、および、ピンと環状電極との間に発生する プラズマを通して電流が流れる。螺旋状導体を流れる電流は、又、二つの分割さ れた磁界を発生する。 一つは、螺旋状導体の体積内に、軸に沿って、z方向に発生された軸磁場ある いはソレノイド状磁場であり、他は、螺旋状導体と導電シリンダーとの間の体積 中に発生する方位磁場である。螺旋状導体内で発生した軸磁場は、螺旋状導体の 両端から外側に伸び出し、導電シリンダーに外部で連結する。一方の端部では、 本磁束は、同軸マウンティング・バスを通り、他端では、ピンを通して穴の外側 およびプラズマ環の内縁を通る。重要なことは、本磁束が、プラズマ環の表面あ るいは導電シリンダーの表面を遮断しない、ということである。方位磁界は、導 電シリンダー、螺旋状導体、および、プラズマ環およびその放射電流に圧力を加 えて、プラズマを膨脹させ、一連の形成段階を経てPMK形成を行い、複合プラ ズマ配置を発生する。この段階を図12aから12hに示す。 ここでは、インパルス回路を、低レベルのエネルギーおよび最大出力の場合と 現在本分野で使用される極めて高レベルのエネルギーおよび最大出力の場合とを 比較して説明する。更に、適切に等級付けされた発生源を作動するために使用可 能な技術として、例えば、Marx発 電機、誘導起動されるパルス発電機が挙げられる。 極度に高いエネルギーの場合、図11に示すように、従来のヒューズあるいは 遅延誘導開スイッチの使用を選択すれば、残余電流を除去し、放電後に遅れて新 たに形成されるPMKから発生源を絶縁することが出来る。当該装置は、又、抵 抗バイパスと共に使用できる。これは、エネルギーが形成中の複合プラズマ配置 に送った後に、電流を減少させる効果がある。結果的には、噴き出しプラズマの 量を減少し、発生源の磨耗を減らすことが出来る。 本発明の複合プラズマ配置は、上述したように、核36、真空磁場領域26、 および、マントル28から構成され、同じ発明の上記に引用した特許に述べられ ている同タイプのガス状の環境に設定可能である。しかし、本発明の独自の形成 方法および装置は、従来開示されたPMKとは異なる構造的な特徴を有する合成 されたPMKを提供する。本発明による装置では、ピンと環状電極との間の体積 は小さくて済み、それゆえに回路のエネルギーは初期段階で、小さな体積に蓄積 される。結果として本発明では出力密度が高い。それに対して、従来の装置は、 大きなエネルギーを蓄積するのに大きな体積を必要としており、出力密度は低か った。本発明で発生されるPMKは、出力密度が集中されているので、高い導電 率およびより多くのエネルギーを高速で得られる。 マントル28の詳細な断面図を図13に示す。本マン トルの断面図では、プラズマよりむしろ流体10により包囲されている場合にお ける、二つの主要な断面が示されている。 最内部の断面は、電離された領域166であり、および、その外側の断面は、 弱く電離された領域168である。大気において、形成されする場合、マントル の各領域は、プラズマ形態は層に分化しており、当該プラズマ形態はマントルプ ラズマにおいては放射状の勾配を形成しており、最大エネルギー(最内部層)か ら最小エネルギー(最外部層)まで下降順に配列される。分子を形成しない不活 性ガス内で形成される場合、層の分化は、単純である。 電離された領域は、鋭角端170を形成しており、それ自体は、図13の拡大 図に示すように、幅広の外側(真空領域側)のイオン支配層172と薄い内側( プラズマ側)電子支配層174から構成されている。この鋭角端は、境界を有し ており、当該境界は、マントル28から真空磁場領域26までほぼ完全な階段関 数である。当該鋭角端は、階段関数のイデアルのもとで期待しうる結果にほぼ近 似値で機能する。この境界は、退化するPMKにおいては、ほこりなどの不純物 の存在、形成の不十分さ、PMKの寿命が終焉に近づいているといった事情によ り、わずかに拡散しうる。 電子層174から更に外に向かっていくと、熱い層176、光電離されたプラ ズマ178、および、最後に、 発散層180が連なっている。当該発散層180は、核から最も遠くにある層で あり、その中を、核からの十分に電離された放射の大部分が透過することが出来 る。核プラズマからの電離放射の大半は、励起された高捕獲断面中性子の拡散に より、弱電離領域を通して流入するために、発散層180で吸収される。 弱電離領域168は、最内部の光励起された層182、および、混合プラズマ 流体縁184から構成されている。本層は、電離分子を含み、ガス状の大気のよ うな流体10により包囲されている。 図12aから12hは、複合プラズマ配置(PMK)を形成するためのプラズ マの膨脹過程を図示している。本形成の過程は、本発明に述べたように、適切に 起動され、適切な条件のもとで、設定されれば、自動的に進行する。図12aは 、PMK形成の起動段階である初期のプラズマ環186であり、ソレノイド磁場 188が収斂して、プラズマ環186の中心穴190を通過している様子を示す 。プラズマ環は、ピン116および環状電極111の間に形成され、そのいずれ も、簡明化のために、図12aから12hに図示されていない。プラズマ環は、 インパルス電流が初期において、発生源100に供給された時点で形成される。 図12bは、PMK形成のプラズマ膨脹段階を示し、プラズマ環186に対す る方位磁場(azimuthal field)198の力により形成される。この膨脹段階は、 本プラ ズマ物理学に属する技術分野のおける熟練者によく知られているプラズマ焦点に 類似している。しかし、軸磁界196は、新しく形成された中心通路194内に 閉じ込められ、当該通路194が周囲の方位磁場198からの圧縮によりつぶさ れないようにする。それゆえに、プラズマ膨脹段階においては、プラズマシース 192および中心通路194は、プラズマ環186から形成される。電流は、発 生源100およびプラズマ環186を通り、軸磁界196を発生し、中心通路1 94の中心を通る。内部方位磁場198が形成され、プラズマ腔199を充填し 、プラズマ・チャネル194の外面およびプラズマシース192に衝突する。両 地場とも、中心プラズマ・チャネル194の表面に対する圧力を生み出す。ピン 116の領域において、中心通路194の末端195で、プラズマは、形成中抵 抗性でかつ乱れており、方向磁場198および軸磁場196の混合磁場が出来る 。この混合磁場により、強力な渦巻流がプラズマに出来、ピン116を腐食させ る。ピン116を刃形にし、その刃先を渦巻流と一直線に並べることで、摩擦と 消耗を減少できる。 図12cは、PMK形成の線形z−ピンチ段階を図示する。この段階で、プラ ズマ・シース192は、膨脹し続け、中心通路194は、伸びてくる。中心通路 194が伸びるにつれて、高電流および方位磁場198が付随し、かつ、軸磁場 196が取り込まれて、安定的な従来 の線形z−ピンチらしくなってくる。このプラズマ腔199は、磁気エネルギー が注ぎ込まれる限り、主に、長さが伸びるのだが、急速に拡張し続ける。この段 階が発生するのは、回路電流が、図11に示すように、およそ162の最大値に 到達した時である。 図12dは、PMKの螺旋状段階を示す。中心通路194が伸長するにつれて 、二番目の不安定性(M=1)が起き始め、軸磁場196が内包されることによ り中心通路194がゆっくりとよじれ始める。成長する中心通路194のほぼ均 一な螺旋状の屈曲がプラズマ・チャネルヘリックス200を作り出す。この過程 が継続するにつれて、成長するヘリックス200は、回路誘導係数を増加し、回 路電流レベルを減少させる一方形成中のPMKのエネルギーを増加する。流線2 02により示されているポロイダル磁場素子が、ヘリックス200を結合し、支 配的になる。ポロイダル磁場202が支配的になると、方位磁場198が傾き、 ヘリックス200の領域における中心通路194のヘリシティが増加する。この 屈曲の過程は、磁気流体(MHD)力、すなわち、導電的流体(プラズマ)と磁 界および電界との相互作用、により引き起こされ、中心通路194をねじりヘリ ックス200を形成する。この螺旋状の幾何図形的配列の長さおよび形成により 、誘導係数を増加し、局部の磁気エネルギーおよび圧力を増加し、これがプラズ マに作用し、203で示すように、プラズマ・シース192を作り出し 、ヘリックス200の近辺をよりふっくらとした形状にする。 図12eは、PMKの合着(coalescent)段階を図示する。ヘリックス200の 複数のループ25が出現し、ヘリックス200の中央面に収斂し始める。この作 用は、ヘリックス200のループ205上のポロイダル磁界のMHD力により引 き起こされ、ヘリックス200は密なコイルを形成し、ヘリシティが増加する。 成長するヘリックス200は、ヘリックス200の中央面に収斂し、外側に向か って拡張し続ける。垂直な収斂および、放射状の拡張力は、相互の束密度が増加 しているヘリックス200の中央面において最も強力である。最終的に、中央面 内のループ205は、合着して、初期抵抗プラズマ・リング204となり、図1 2fに示されるように、合着しつつあるヘリックス200のポロイダル磁場20 2により引き起こされるプラズマ・リング204内に閉電流回路を形成する。 プラズマ・リング204が、まず、形成され、その磁束のすべては、合着して いない結合されたループ205の磁束も含めて、プラズマ・リング204内に” 取り込まれ”、もはや外部回路に電流を起こすことができない。ヘリックス20 0の収斂は、プラズマ・リングにおける磁気結合を増加し、図12gに示すよう に、EMFを作り出し、プラズマ・リング(方位電流208およびポロイダル電 流211)をエネルギー論的あるいは相対論 的な数値まで加速する。磁束210の強度の増加により、プラズマ・リング20 4内の方位磁場素子が大幅に失われる。この効果により、EMFは、形成中のマ ントルの内部表面における逃亡方位電流208を相対論的な数値に到達する。こ れらの過程により、ループ当たり数十キロボルトのオーダーのEMFを発生し、 閉じ時間は、数マイクロ秒のオーダーであるので、数回巻くことによりループ当 たりのEMFを増加でき、数百万電子ボルトの高ガンマ逃亡電流を生み出す。そ の結果起きるエネルギー的な電子電流208および211は、10ガンマのオー ダーであり、銅あるいは熱プラズマ導電率よりも少なくとも5桁から6桁大きい 導電率(超導電として知られている)を生み出す。本発明において、この導電率 は、好ましくは少なくとも1010(ohm−cm)-1であり、より好ましくは少 なくとも1011(ohm−cm)-1、最も好ましくは少なくとも1012(ohm −cm)-1である。方位磁場198の崩壊、中心通路の直線断面の崩壊により、 近辺のプラズシース192は、磁場10の働きにより内側に閉じる。中心通路の 部分は、合着せずリング電流を起こさないので、209に示すように、急速に消 滅する。これにより、図12hに示すように、安定的で特徴的な複合プラズマ配 置、すなわち、PMK、が完成する。 図12hは、本発明の複合プラズマ配置を図示する。核36およびマントル2 8には、ハイパー伝導電流が流 れる。既述の部位に加えて、PMK42は、2つの軸対称の極磁気カプス296 を有する。これらの磁気カプス296は、極末端プラグ294として機能する残 余中心通路プラズマおよび発散層発生プラズマを噴出する。 本発明の複合プラズマ配置は、米国特許第4,023,065;4,891, 180;5,015,432;および5,041,760号に記載する配置、お よび、Wellsらにより部分的に言及された配置とは性質が異なる。本発明の 性質の異なるPMKは、電流が、「ハイパー伝導(hyperconductivity)率」と言 われている極めて高い導電率を有しているので、何倍分も大きな寿命と安定性を 有している。従来の複合プラズマ配置と本発明の複合プラズマ配置との間の特徴 の相違は、プラズマと真空磁場領域26との間の鋭角端、マントル28と真空地 場領域26との間の鋭角端、および、核36と真空地場領域26との間の鋭角端 である。他の差異は、マグネト−プラズマ発熱率による過度の不安定性を引き起 こす事なく、高電流密度を利用することにより高圧力閉じ込め磁場を生み出す能 力;非極領域の上に形成されたマントル・プラズマを利用して、プラズマ核36 からのイオン化放射を捕獲し蓄積することによりプラズマ・マスを作り出し、こ のマスは末端プラギング排出装置294として機能し、入り込んでくる拡散性の 中性子が極磁気カプス296に侵入するのを防ぐ能力;高原子番号元素を排出し 、ある種の自然の迂回作用で、マントル28の 放射冷却速度を緩和することに優ている能力などが挙げられる。 従来型の複合プラズマ配置を形成するためには、使用エネルギーは、Well sらが示すように、寿命が極めて短く、大きさが類似しており、本発明のPMK を発生するための使用エネルギーの100倍以上も必要であった。更に、本発明 の複合プラズは配置は、寿命が安定しており、1000倍も長持ちする。 本発明の複合プラズマ配置のその他の顕著な特徴は、「けり出し」ビームが発 生することである。これらのビームは、マントルの赤道ベルト上の節空発散する ように見え、ある状況下では、周囲の流体を励起するさいに目に見える。マント ル表面に局部的に加わる低圧力は、節を引き付ける。例えば、周囲流体を通して 正味ドリフトを有する複合プラズマ配置に関しては、ビームは、低圧力側あるい は「風下(down wind)」側に発生する。これらの発生点は、ガス・吹きつけ、磁 気パルス等の方法により、マントルの境界に沿って局部的なプラズマ圧力を操作 することにより制御出来る。この「けり出し(knock-on)」ビームの軌跡は、いっ たんマントルを出て行けば、電界あるいは磁界を加えることにより制御したり、 形成したりすることが可能である。ビーム電流は、測定可能であり、複合プラズ マ配置のハイパー伝導電流の衝突性による反射光である。更に、ビームの強度お よび方向性は、マントルの幾何図形的配列、マントルの大きさ、 年齢、および、複合プラズマ配置に取り込まれた不純物の量および種類により影 響を受ける。 高密度の強力なパルス等ハイパー伝導電子は、複合プラズマ配置のゆっくりと した機械的な破壊、あるいは、場合により、自然な壊滅的な終焉から生ずる。こ れにより、ハイパー伝導電流が高緊密な接線(閉じ込め軌道)に沿って移動する 逃げビームとして放出される。このビームは、鉛とかタングステンといった密度 の高い高原子番号元素に衝突する場合、強力な炸裂的な高強度のX線を生み出す ことが出来る。これらの高ガンマ電子を使用して、元素を変えることが可能であ る。 マントル28と真空磁場領域26との間の境界、および、核36および真空磁 場領域26との間の領域は、鋭角端を有する。図17aから17dは、プラズマ と真空磁場の境界での鋭角端の性質ヲ説明するブロック図である。 図17aは、拡散端を有する熱伝導様態のグラフを示す。そこでは、Te26 0は、電子温度であり、np258は、プラズマ密度であり、Rp262は、真空 磁場領域との境界近くの最大プラズマ密度であり、r+Δr266は、真空磁場 領域の端における拡散ラーモア半径(重複)真空磁場領域境界の幅である。この 拡散端は、高エネルギー移動および急な放射熱勾配に関連するものであり、部分 的にWellsらに記述されているように、従来の技術で形成されたPMKに一 般的に見られるも のである。 しかし、本発明の複合プラズマ配置の鋭角端を図17bに示すハイパー伝導様 態にグラフで描く。本PMKでは、真空磁場領域の端でのラーモア端が極めて狭 くされると同様に、密度および電子温度勾配が減らされた。これは、ハイパー伝 導境界電流により拡散が押しつけられたことによる。本発明の複合プラズマ配置 における相対論学的な電流は、ハイパー伝導率のために、鋭角端となる。 図17cおよび17dは、鋭角端の性質、境界シート電流の再収斂、および、 相対論学的な(超導電)電流を説明するグラフ図である。図17cは、rb26 4の場合にプラズマ端での最大磁気エネルギー密度B2/2μ。268が最大に なることを示しており、r+Δr266(電子ラーモア半径)の場合に、単調に 、最大プラズマ密度端266が崩壊することを示している。イオン・ラーモア半 径は、真空磁場においては、プラズマ端r+Δr266からR。264まで伸び る。正味電界エネルギー密度ε。E2/2 272は、この領域におけるイオン および電子の固体群により作られる累積磁場から生ずる。電位差は、17dに示 し、電流を加速する磁気加速EMF∂B(φ)/∂t274を含む。電流の分配 は、jr276として示されており、最大磁気エネルギー密度B2/2μ。268 と最大電気エネルギー密度ε。E2/2 272との間の切り欠き部で集中的に 最大とな る。 この切り欠き部に集中する電流を保持するための力学を下記に記す。正味高磁 気エネルギー密度の領域において電子の流れに関しては、磁気加速EMF∂B( φ)/∂t274により発生する加速力は、本領域における低粒子密度により抵 抗を越える。かくして、電子は、正味加速を受け、高電気エネルギー密度の領域 の中へ突き出されるので、高いBxV力が生み出される。しかし、加速磁気EM F∂B(φ)/∂t274は、この領域において、電流により部分的に、中性化 され、減少し、その正味加速は、減速される。結果的に、高い粒子密度nr27 0により、電流抵抗は、増加するので、電子は、この領域において、正味減速を 受け、ローレンツ力の磁気要素が減り、電子要素が支配的となる。かくして、電 子は、高磁気エネルギー、および、低粒子密度の領域に突き出される。中間領域 における加速と抵抗とのバランスおよび正味ローレンツ力の減少は、磁気圧力と 電気圧力との放射バランスと同様に、最大電流密度jr276の表面により示さ れ、優れた力学的な閉じ込めが可能となる。「けり出し」電子は、高ガンマ電流 電子により衝突されると、運動エネルギーを与えられ、直接に前方向に突き出さ れ、この電子もまた、電流シート内に閉じ込められる。もし、電流電子と「つき 出し」電子の合計数が、関連する閉じ込め磁場の閉じ込め容量を越える場合、過 剰な「つき出し」電子は、放出される。言い換えれば 、上述したように、これらの電子等は、均衡を保つために犠牲となり、外部に向 かって飛び出し、境界を透過し、エネルギー粒子として、ビームに存在し、色々 な節で押し出てくる。もちろん、当該ビームは、出ると放散するが、あるブラン ケット流体においては、プラズマ・マントルあたりに白熱リングが発生する。 ハイパー伝導電子は、衝突するが、ほとんどは、小角度での散乱に限定され、 電離放射を発生する。これが、窒素ガスを励起し、このガスを含むブランケット 流体に嵌まり込むと、蛍光発光を起こす。この放射は、大気により遮られると、 オゾンおよび各種の酸化窒素(五酸化窒素さえ含む)が生成される。それゆえに 、化学および電子産業では、平板印刷あるいは化学合成のために、独自の複合プ ラズマ配置を使用される。 PMKの用途は、各種ある。緻密で、均一な超高出力密度のエネルギーを生成 するためのクリーンな核融合は、エネルギー用途を拡大・追加するものであり、 上述した4つの特許において充分に説明されている。核融合のために、発生源の サイズを大きくすることもでき、形成中において、核融合燃料のガス・ブランケ ットを、初期ブランケット流体として使用することもできる。更に、ピンおよび 環状電極を、核融合工程に干渉しないホウ素11(11B)などの材質で作ること を選択することも可能である。核融合に関しては、PMKは、65KV以上で充 電されたコンドンサー・バンクを使用することによ り、より多くのエネルギー、例えば、1メガジュールのエネルギーで、形成する こともでき、このようにPMKの望ましいレベルのエネルギーに対応することも 出来る。PMKは、およそ2000−6000大気圧力を持つ高圧力ガスを使用 して、あらかじめ圧縮することも可能である。レバレッジされたピストン圧縮を 利用するこで、例えば、p−ホウ素11のために、20キロバールといった、高 圧力を得ることも出来る。高圧力を利用して、恒星の運行を研究することにも可 能である。ロス・アラモス/アレミス(Los Alamos/Aremis)研究所では、90メ ガバールもの圧力を爆発的に発生した誘導放電を利用して達成した。 PMKバーナーを図19に図示する。PMKバーナーは上記に引用した特許に 説明されている。従来の特許に記載されているものより、より高い圧力要件を達 成するために、二重ピストン308装置および圧縮シリンダー306を使用する ことができる。発火時の燃焼室の体積は、実質的に、最大圧縮時に圧縮ヘッド3 04が実質的に閉じた時のスコップ310の総体積である。さらに、巨大なピス トン・ロッド312は、10ミリ秒のオーダーの時間、スコップ310の体積を 慣性的に閉じ込める働きをし、効率的な燃焼を実現する。 スコップ310の小さな総体積のため、ヘッド304が引き戻されたときには 、互いに反対側に配設された2つの磁気緊縮開き口314が現れる。これにより 室34 0にある流体は素早く逃げることができる。これは残余PMKプラズマを含むプ ラズマとなっている。これは直接的又は間接的に各種用途に利用できる。図16 に、以下に説明する誘導MHD変換機238を示す。これは開口部314の出口 に装着される。強力なソレノイド界磁コイル318が各開口部に取りつけてあり 、プラズマを軸に沿って逸らして壁面に当たるのを避ける。ピストンヘッド30 4および圧縮シリンダー306の表面の腐食を避けるために、これらは融除(abl atable)部材で塗布してある。この部材は、圧縮ヘッドおよび室の壁面を保護し 、昇華作用によって冷却する。ピストン・ロッド312およびヘッド304が引 き戻され続けると、ラチェット機構が働いて、圧縮ヘッド304は室316のな かでピストン・ロッド312から外れ、シリンダー306から取り外す事ができ 、継続的にあるいは間欠的に取り替えることができる。 可変圧力発生源326を使用し、ピストン308の作用と共に、慣性閉じ込め の前に、あるいは、PMKを前もって圧縮することが出来る。PMK形成室23 2内では、初期に、核融合燃料の室340への供給に先立ち、PMKが形成され る。更に、室304への供給に先立ち、PMKを、事前に圧縮する事が出来る。 PMKバーナーの実際の寸法は、出力に応じて変わり、それに応じて、図19 に例示する装置の大きさおよび装荷容量も大幅に変わる。PMKバーナーにおい て、慣 性閉じ込めを利用すれば、ほぼ20,000大気圧力が得られる。断熱圧縮を通 して、圧力を掛ければ、PMKの核のエネルギー集中が大幅に増加し、圧力、プ ラズマ密度が増加し、体積が減り、斯くして、温度が臨界核融合点火温度を越え るとこまで上昇する。もし、PMKの初期の大きさが、大きいならば、十分な量 の核融合燃料を処理でき、強力な燃焼力が得られる。核融合が、バーナー内で発 生し、十分な融合エネルギーが放出される。ひとたび、核融合が起きれば、放出 される核融合エネルギーは、追加的なエネルギーをPMKおよび周辺流体に供給 し、こけにより、流体の温度および圧力周囲が上昇し、結果的に、核の圧縮加熱 が継続され、燃焼が継続され、効率的に燃料を消費出来る。これにより、プロチ ウム・ホウ素11(p−11B)といった非中性子を生ずる燃料の場合でも、効率 的な出力が得られる。 60HZでの三相運転を維持するために、図19に図示するこの種の装置のバ ッテリーは、構成され、連続して電圧を加えられる。このようにして、各装置は 、エネルギー出力を提供し、PMKに点火する。PMKが点火し、流体、その次 に、プラズマが放出されると、連鎖的な点火およびバーナー装置により出力が発 生し始める。又、圧縮ヘッドを、ガットリング機関銃(Gattling gun)の銃身を交 換するのと同じ方法で、素早く交換することが可能である。このようにして、こ れらの機素は、デューティ・サイクル中に取り出し、運転を継続しながら交 換することが可能である。交換されたヘッドは、焼き鈍し、再整備し、あるいは 、交換することが可能であり、長時間の連続運転を可能にする。 複合プラズマ配置をPMKと共に使用することで、高圧力で、高熱の、密度の 高い、導電プラズマを発生することができ、図16に説明するように、誘導MH D過程において、直接に電気を発生するために利用出来る。図16は理想的なM HD交換機238および動力取り出し変圧器218である。ハイパー伝導回路3 42は、ソレノイド214を含み、当該ソレノイドは、動力取り出し変圧機21 8のハイパー伝導一時コイルに連結されている。本回路は、又、バイパス・スイ ッチ346および開スイッチ348から成り、この開回路により充電機350に より、外部的から十分な電流をハイパー伝導回路342に充電すること、および 、十分な磁場をハイパー伝導ソレノイドに電荷することが可能である。本電流は 、誘導MHD変換機238が作動していないときでも、安定しているので、出力 バス220は、切れている。又、変圧器の二次コイル352も配設されている。 例えば、PMKバーナーからの高熱のプラズマ212は、同軸上に、磁気的に 、加圧ソレノイド214に供給される。プラズマが、ソレノイド214のソレノ イド磁場のカプスに入り込むと、局部的に磁界を側面に追い払い、磁界をソレノ イド214に対して圧縮し、その結果、磁場のエネルギーが上昇する。これによ り、回路34 2の電流を発生するEMFが作り出され、ソレノイド214の誘導係数が効率的 に減少する。ハイパー伝導回路214における電流の急上昇により、変圧器21 8の磁束回路の磁場が上昇し、EMFおよび過渡的なパルスが、二次コイル35 2に形成され、これは、出力バス220で観測される。エネルギーは、磁界に対 するソレノイド214の断熱膨脹により、熱いプラズマ212から導き出される 。結果的に起きる膨脹により冷却されたプラズマは、温いプラズマ216として 、出てくる。この温いプラズマを利用して、電気・熱同時発生源にパルス直流電 流を起こす。当該装置は、導電MHD変換機を有しており、MHD技術の分野に 関する熟練者には、よく知られている。誘導MHD変換機238は、電気変換効 率が70−95%であり、核融合工程において燃焼される燃料の種類、および、 電気・熱同時発生源を利用するかどうかにより決まる。 誘導MHD変換機は、電力発生システムの一部として使用できる。図14は、 電力発生システムのブロック図である。ホウ素および水素といった核融合燃料2 30は、PMK形成室232に供給される。PMKは、次に、まず、予圧縮室2 34に供給され、次に、核融合圧縮/燃焼室236に供給され、この室は、例え ば、上述したPMKバーナー300に匹敵する。こうして形成された熱いプラズ マは誘導MHD変換機238に供給される。熱核融合エネルギーは、温いプラズ マと同様に、電気に 変換され、直接の熱中性子化へ応用のために、導電MHD発生機244とダイヤ ル表示付き(磁気チョークを通過して)プラズマ・ジェット/トーチ242とに 分割される。残余イオン除去プラズマ/ガスが、導電MHD発生機244から放 射され、蒸気電気変換機246に代表されるようなスターリングサイクル電気変 換機に供給される。残余ガスは、電気変換機246から放射され、核融合圧縮お よび燃焼室236を通して再生される。当システムの発生機および変換機機素か ら回収された残余熱は、ラジエーター248を通して除去される。導電MHD発 生機244で起きた直流電流は、誘導MHD変換機238および蒸気発生機24 6により起こされた交流電流とは別の通路を通り、出力バス220に供給される 。 同じような方法で、高スラスト推進熱ロメケット・エンジンを製造できる。図 15は、当該熱エンジンのブロック図である。核融合燃料230は、PMK形成 室232に供給される。予圧縮機234および核融合圧縮機/バーナー236用 に圧縮ブランケットを再供給のためには大気ガスが使用される。同時に、PMK は、次に、予圧縮機234に供給され、それから、核融合圧縮機/バーナー23 6に供給される。これにより、大気吸入機250から吸入された空気で、予圧縮 および核融合圧縮燃焼が起き、空気が大半の反応マス252を生成し、最終的に は磁気誘導ソレノイド/ノズル254を通して排出される。当該ソレノイデ/ノ ズルは、指向性スラスト・ ノズルおよび誘導MHD変換機として機能し、システムを駆動するための作動エ ネルギーを回収する。ノズル254は、誘導MHD変換機238のハイパー伝導 ソレノイド214に類似したハイパー伝導ソレノイドを有している。しかし、そ の形状は、プラズマのエネルギーの一部を電気として回収出来るように、放射状 であるが、スラストを起こすに十分な量のエネルギーが、プラズマに(反応マス 252)残されている。 PMKは、例えば、強力なパルス同軸振動コイルといった電気加速機あるいは 磁気加速機により加速される。加速機は、縦に一列に並べて使用され、加速機が 動くにつれて、PMKの位置と一致するように連続して点孤し、あるいは、位相 を等しする。これにより、更に、PMKを加速する。本発明の独自の複合プラズ マ配置は、溶接作業に適した大きさの装置を使うことにより、切削および溶接に も使用できる。例えば、高速点孤(60HZ)PMK発生機および加速機を使用 して、切削あるいは薄切り用のエネルギープラズマビームを作ることが出来る。 同様に、大気圏あるいは外気圏を通して高運動PMKを発射するための位相加 速機を使うことにより、フェイザー(PHASER)ガン(ショックEMP放射 用位相高運動加速:Phased Hyperkinetic Acceleration for Shock EMP Radiati on)を製造することが可能である。高運動PMKは、拳銃から発射される弾丸よ りも早いが、 光の速度の1/100よりも遅い速度で運動するPMKである。当該PMKは、 カプセルに包んだ磁気プラズマ状物質弾丸に似ており、EMPインパルスを大気 を通して、遠距離のターゲットに到達する。好ましくは、高運動PMKの速度は 、少なくとも1km/秒であることが好ましいが、更に、好ましいのは、少なく とも5km/秒、最も好ましいのは、少なくとも10km/秒である。これらの PMKは、ターゲットに向かっている間、減速による衝撃波およびラム圧縮の反 動圧力により、圧縮されたエネルギー状態で、保持される。衝撃波は、プラズマ ・マントルの伸張するように作用し、それゆえに、飛行するPMKの改変された マントルの重要な部分を構成する。核および改変されたマントル(衝撃波プラズ マ−真空磁場境界)における高導電電流は、衝撃波の内面を通る粒子および磁束 の拡散を両方とも圧縮する。核プラズマは、ターゲットとの大規模な衝突が発生 するまで、磁気的に絶縁された状態にある。当該装置により発射されるEMPイ ンパルを使用して、暴走車両のコンピュータ制御の中断といった防衛あるいは安 全装置に応用できる。 ある高スラストロケット・エンジン、すなわち、PMKハイパードライブを、 図20のブロック図に示すように、製造できる。PMKハイパードライブ338 は、前に述べた熱エンジン356に類似している。 しかし、無制限の反応マスとして大気を利用出来ない ので、その設計は、変更されている。核融合燃料230は、PMK形成室232 に供給され、形成されたPMKは、予圧縮機234に移送され、それから、核融 合圧縮機/燃焼室236に移送され核融合燃料を燃焼する。生成された高熱プラ ズマは、次に、電力発生機354に供給され、電気を作り出す。電力発生機35 4では、図14に示すように、誘導MHD交換機238および導電MHD発生機 246といった多くの段階を経て電力が発生される。電力発生機は、核融合燃焼 からの熱をできる限り多く除去することが好ましい。電力発生機354により作 り出された電力336は、必要に応じて、分配できる。 電力発生に並行して、反応マス330が、プラズマ252に変換される。反応 マスは、電力発生機からの消費燃料と共にPMK形成室に供給される。PMK形 成室232で生成されたPMKは、次に、予圧縮機234に供給され、それから 、PMK加速機332により加速される。PMKは、次に、ノズル334に送り 出される。ノズル334は、誘導MHD変換機238にハイパー伝導ソレノイド 214に類似したハイパー伝導ソレノイドを有している。しかし、その形状は、 放射状である。PMKは、プラズマエネルギーの一部を電気として回収するため に、乱れなどにより、電気的に中断されうるが、一方、スラストを起こすに十分 な量のエネルギーがプラズマ反応マス252に残されている。 PMKハイパードライブは、閉サイクルPMK電力発生機からの出力を利用し ており、次に、強力に継続的にPMKを加速しスラストを得るために、当該出力 を利用する。加速されたPMKがスラスト生成ビームに向かうので、磁気エネル ギーは、誘導的に回収される。当該特定のスラストあるいは(高スラスト・ロケ ット・エンジン)は、惑星間、あるいは、大気がほとんどない、あるいは、全然 ない惑星表面間の往復の輸送用に利用可能である。 本発明を一般的に記述したが、更に理解を深めるために実施例を参考にして説 明する。しかし、この実施例は、あくまでも説明を目的としたもので、他に特に 明示なき限り、これに限定されるものではない。 実施例 下記は、低価格の作業装置の実施例である。導電シリンダーは、5/8インチ の銅から構成されており、螺旋上導体は、12ゲージの単一の銅電気ワイヤーか ら構成されている。絶縁ファイバーグラスで強化された0.5インチの薄壁のプ ラスチック筒#124は、環状電極と連節棒との間の距離の全長にわたり配設さ れている導電シリンダーと螺旋上導体との間の絶縁スペンサーとして機能する。 真空飲料可能なエポキシが絶縁筒内に充填されており、螺旋状導体を包埋してい る。12ゲージの電気ワイヤーを包んでいる絶縁材質は、要素間のスペーサ ーとして優れている。一方、軸バンドルのワイヤーは、連接棒に挿入され、蝋付 けされている距離に貼り付けてある。連接棒は、3/8インチの真鍮の管スタッ ドで構成されている。絶縁応力支持・シリンダーは、ファイバーグラス強化され た厚壁のエポキシ管であって、導電シリンダーにきっちりフィットしている。 5本から8本のピンが使用されており、そのピンはワイヤーの端部にあり、螺 旋状導体を構成しており、絶縁されていない。ピンは、螺旋状導体における螺旋 状ワイヤー通路の延長線の先端に配設してある。発生源の形成末端では、エポク シは、強力なパルス耐性のために、白色であり、発生源の形成末端から離れたと ころでは、ファイバーグラス強化された薄壁のエポクシ管は、緑色である。環状 電極は、シリンダー状導体の末端にあり、絶縁体から突き出ている。 各ワイヤーにより形成されたヘリックスは、おおよそ、螺旋状導体の距離にわ たり、単一管が配設してある。ワイヤーの接線と螺旋状コイルの軸との角度は、 10から45度である。螺旋状導体の長さは、数インチである。ピンの長さは、 それぞれ、1から3mmである。 並列板は、回路要素を連結しており、厚さ1/8インチ、幅18インチの銅シ ートから構成されており、より大きな絶縁シートがはさんである。長さは、回路 要素を格納できるように適切な長さである。板の寸法は、縦1.5フィート横6 ないし8フィートである。六個の25 から50マイクロファラド20KVの長方形の管状の並列コンデンサーがケース を介して接地板に取りつけられ、かつ、平形の絶縁中心ピンを介してコンデンサ ー板取りつけられており、それにより、バンクの並列誘導係数が維持される。コ ンデンサー板および電源板は、低誘導係数の同軸スパークキャップあるいはレー ル・ギャップ・スイッチに連結されている。当該誘導係数は、大気作業について 、7から12キロボルトの間で空中破壊するように設定してある。同様に、接地 同軸ハウジング内の多数の6ないし8クラスAイグナイトロン(点弧子型水銀整 流器)が軸ボルトにより電源板に取りつけられている。イグナイトロンの種類は 、50から100キロ・アンペア、20から25キロボルトのクローバー・イグ ナイトロンである。これらは、等間隔で円パラメータに沿って設置でき、連接同 軸マウンティング・バスと心合わせする。 クローバー・スイッチ用のパルス・トリガーは、スイッチ点弧よりは遅れて、 最大バンク電流に達する直前に、作動する。このタイミングは、性能、信頼性お よび効率を最適化するように調整できる。直列ヒューズを使用して、コンデンサ ーが短絡して故障することを防止する。これらは、可溶性のワイヤーで構成され ており、コンデンサーの各センター・ピンとプレート・ギャップ、あるいは、そ の代わりに、ディスクと接続する。このディスクは、アルミ箔で出来ており、ワ ッシャーで、中心ピ ンからコンデンサー板に接続されている。この種の主要回路を配列して製造され たPMKの体積はおよそ75cm3であり、ほぼ鶏の卵大の大きさである。 電源を点弧する直前に、小さなプレパルスが電源を介して送付される。主要回 路が点弧しない場合、プレパルスは、空中に、ピンポン玉の大きさのPMKを形 成するように見えるが、2から3mmの直径の核プラズマのようにも見える。寿命 がおよそ10ミリ秒かどうかにより判断する。プレパルスは、インパルス回路と 同じ別の回路により形成される。しかし、静電容量は、メイン・バンクのほんの 一部(1μF)であり、クローバー型スイッチはない。発明の動作 まず、プレパルスが、電源を介して伝送され、ピンと導電シリンダーの末端と の間の領域をイオン化する。十数マイクロ秒遅れて、点弧スイッチが閉じ、主要 パルスを電源を介して伝送する。最大電流で、ほぼ、1マイクロ秒遅れて、クロ ーバー・スイッチのトリガーが点弧し、回路を始動させる。PMKは、形成され 、分離し、空中内で自由に移動する。選択的には、ヒューズが作動し、残余電流 を遮断し、消滅するようにすることもできる。このようにして形成されたPMK は、電源の軸に沿って外部に向かう運動エネルギーを有している。 1995年9月25日に提出されたProvision Applic ation 第60/004,287号,第60/004,255号および第60/0 04,256号のすべては参考としてここに取り入れてある。 本発明は十二分に説明されており、当業者には自明であるように、本発明に対 して様々な変更修正をおこなっても、それはこの発明の精神あるいは範囲に反す るものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/004,287 (32)優先日 1995年9月25日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM ,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のピンと、環状電極と、当該環状電極と電気的に連結され同軸上に配 設されている円筒状導体と、当該導電シリンダーと同軸上に配設され、複数のワ イヤーから構成されている螺旋状導体とから構成されている装置であって、 当該ワイヤーの各々が電気的に当該ピンの各々と接続され、かつ、当該環状電 極と当該ピンとが当該導電シリンダーの内部から出た同一方向に配設されている 装置。 2.当該導電シリンダーと同軸上にあり、かつ接触して配設された支持シリン ダーをさらに有する、請求項1に記載の装置。 3.当該複数のピンが少なくとも3個のピンであって、かつ、前記複数のワイ ヤーが少なくとも3つのワイヤーである、請求項1あるいは2に記載の装置。 4.同軸マウンティング・バスをさらに有し、電流が当該バスを流れるとき磁 界が当該バスを通る、請求項1から3のいずれかに記載の装置。 5.当該螺旋状導体が中心軸を有し、当該中心軸の当該ワイヤーに対する正接 が10〜80°である、請求項 1から4のいずれかに記載の装置。 6.当該環状電極および当該ピンと電気的に接続されている回路をさらに有し 、 当該回路が、当該環状電極と当該ピンとの間に電気的に接続された第1スイッ チと、少なくとも1個のコンデンサーと直列に電気的に接続された第2スイッチ とを具備し、 前記第2スイッチと前記少なくとも1個のコンデンサーとの直列接続が、前記 第1スイッチと並列に電気的に接続されている、請求項1から5のいずれかに記 載の装置。 7.磁場を発生させながら、同時に、プラズマに電流を通電させる段階と、 当該プラズマへの前記電流を維持しながら、前記磁場によって当該プラズマを 膨脹させる段階と、 当該プラズマから複合プラズマ配置を形成させる段階とを含む方法。 8.当該複合プラズマ配置の形成の前に、当該電流の通電を停止させる、請求 項7に記載の方法。 9.当該複合プラズマ配置を加速する段階をさらに含む、請求項7又は8に記 載の方法。 10.当該電流が、複数のピンおよび環状電極を通過する、請求項7から9の いずれかに記載の方法。 11.前記膨脹段階が、当該プラズマからプラズマ・シース及びプラズマ・チ ャネルを形成する段階から成る、請求項7から10のいずれかに記載の方法。 12.前記膨張段階が、前記プラズマ・チャネルからヘリックスを形成する段 階をさらに含む、請求項11に記載の方法。 13.前記ヘリックスの一部を崩壊させて循環電流から成るトーラスを形成す る段階をさらに含む、請求項12に記載の方法。 14.(I)トロイダル形状の核と、(II)前記核を囲む真空磁場領域と、( III)前記真空磁場領域を囲むマントルとから成る複合プラズマ配置であって、 前記核がハイパー伝導電流から成る複合プラズマ配置。 15.前記マントルがハイパー伝導電流からなる、請求項14に記載の複合プ ラズマ配置。 16.少なくとも1つの電子ビームが前記マントルか ら放射される、請求項14あるいは15に記載の複合プラズマ配置。 17.請求項7から13のいずれかの方法により形成された複合プラズマ配置 。 18.プラズマに電流を流す手段と、前記プラズマを膨脹させることができる 磁場を生成する手段とから成る装置。 19.プラズマ及び請求項1乃至6の装置に電流を駆動する段階を含む方法で あって、 前記電流が、プラズマ中を流れる前に当該複数のピンあるいは当該環状電極を 流れる前記方法。 20.請求項14乃至17の複合プラズマ配置に圧力を加える段階を含む方法 。 21.当該複合プラズマ配置が核融合燃料から形成される、請求項20に記載 の方法。 22.当該複合プラズマ配置が、ホウ素および水素から形成されるプラズマか ら成る、請求項20に記載の方法。 23.前記圧力が、当該複合プラズマ配置において核融合燃焼を引き起こさせ るのに十分である、請求項20から22のいずれかに記載の方法。 24.前記圧縮が密閉された室内で行われ、当該複合プラズマ配置は流体に囲 まれており、かつ、 前記核融合燃焼により生じた熱が前記流体を加熱して、前記室内の圧力を上昇 させて、その結果、前記核融合燃焼を維持する、請求項23に記載の方法。 25.当該核融合によって加熱されたプラズマから電気を発生させる段階をさ らに含む、請求項23あるいは24に記載の方法。 26.前記電気を発生させる段階が、誘導性MHDによって電気を発生させる 段階から成る、請求項25の方法。 27.請求項14から17のいずれかの複合プラズマ配置をターゲットに向か って加速することからなる方法。 28.電気あるいは磁気加速器を更に有する、請求項1から6のいずれかに記 載の装置。 29.請求項14から17のいずれかの複合プラズマ配置から準備されたプラ ズマを用いて金属を切削することからなる方法。 30.請求項1乃至6の装置と、当該装置により形成された複合プラズマ配置 を圧縮する室と、当該室内に形成されたプラズマを放出させるノズルとからなる エンジン。 31.大気を当該室に送る大気吸入装置をさらに含む請求項30に記載のエン ジン。 32.請求項1乃至6の装置と、当該装置によって形成された複合プラズマ配 置を圧縮する室と、当該室内に形成されたプラズマから電気を発生させる変換機 とから成る電力発生機。 33.当該変換機が誘導性MHD変換機である、請求項32に記載の電力発生 機。 34.請求項14乃至17の複合プラズマ配置から放射される電子ビームをタ ーゲットに向かわせることよりなる、X線の発生方法。 35.圧縮シリンダーと、当該圧縮シリンダーに接続 され、PMKを当該圧縮シリンダーに導入するPMK形成室と、当該圧縮シリン ダー内において可動的に格納してある少なくとも1個のピストンと、当該ピスト ンを駆動して、当該圧縮シリンダー内でPMKを圧縮するピストン・ドライブと から成るPMKバーナー。 36.圧縮シリンダーと、当該圧縮シリンダーに搭載され、当該圧縮シリンダ ーで圧縮されたPMKからエネルギーを受け取る誘導MDH変換機と、当該圧縮 シリンダー内において可動的に格納してある少なくとも1個のピストンと、当該 ピストンを駆動して、当該圧縮シリンダー内でPMKを圧縮するピストン・ドラ イブとから成る、PMKバーナーを組み込んだエネルギー変換装置。 37.当該圧縮シリンダーに接続され、PMKを当該圧縮シリンダーに導入す るPMK形成室をさらに有する、請求項36に記載のPMKバーナーを組み込ん だエネルギー変換装置。
JP9513655A 1995-09-25 1996-09-24 複合プラズマ配置、複合プラズマ配置の発生方法及び発生装置 Ceased JPH11512820A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US428795P 1995-09-25 1995-09-25
US425695P 1995-09-25 1995-09-25
US425595P 1995-09-25 1995-09-25
US60/004,256 1995-09-25
US60/004,287 1995-09-25
US60/004,255 1995-09-25
PCT/US1996/015474 WO1997012372A1 (en) 1995-09-25 1996-09-24 A compound plasma configuration, and method and apparatus for generating a compound plasma configuration

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11512820A true JPH11512820A (ja) 1999-11-02

Family

ID=27357597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9513655A Ceased JPH11512820A (ja) 1995-09-25 1996-09-24 複合プラズマ配置、複合プラズマ配置の発生方法及び発生装置

Country Status (7)

Country Link
US (2) US6396213B1 (ja)
EP (1) EP0876663B1 (ja)
JP (1) JPH11512820A (ja)
AT (1) ATE254333T1 (ja)
AU (1) AU7374896A (ja)
DE (1) DE69630705D1 (ja)
WO (1) WO1997012372A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016526682A (ja) * 2013-06-27 2016-09-05 ノンリニア イオン ダイナミックス, エルエルシーNonlinear Ion Dynamics, Llc. 核融合反応方法、機器、及びシステム

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6614135B1 (en) * 2000-03-20 2003-09-02 Thomas Joseph Clapham Apparatus for generating electromagnetic radiation directed at certain targets
US6664740B2 (en) * 2001-02-01 2003-12-16 The Regents Of The University Of California Formation of a field reversed configuration for magnetic and electrostatic confinement of plasma
US6611106B2 (en) 2001-03-19 2003-08-26 The Regents Of The University Of California Controlled fusion in a field reversed configuration and direct energy conversion
US8110155B2 (en) 2003-06-20 2012-02-07 Drexel University Vortex reactor and method of using it
US8361404B2 (en) 2003-06-20 2013-01-29 Drexel University Cyclonic reactor with non-equilibrium gliding discharge and plasma process for reforming of solid hydrocarbons
US7867457B2 (en) * 2003-06-20 2011-01-11 Drexel University Plasma reactor for the production of hydrogen-rich gas
US20050084054A1 (en) * 2003-09-18 2005-04-21 Franz Dennis L. Coulomb force neutralized fusion reactor
JP4658506B2 (ja) * 2004-03-31 2011-03-23 浩史 滝川 パルスアークプラズマ生成用電源回路及びパルスアークプラズマ処理装置
US9123512B2 (en) 2005-03-07 2015-09-01 The Regents Of The Unviersity Of California RF current drive for plasma electric generation system
CA2600421C (en) * 2005-03-07 2016-05-03 The Regents Of The University Of California Plasma electric generation system
US8031824B2 (en) * 2005-03-07 2011-10-04 Regents Of The University Of California Inductive plasma source for plasma electric generation system
US9607719B2 (en) * 2005-03-07 2017-03-28 The Regents Of The University Of California Vacuum chamber for plasma electric generation system
SI1856702T1 (sl) * 2005-03-07 2012-11-30 Univ California Plazemski sistem za generiranje elektrike
US7482607B2 (en) * 2006-02-28 2009-01-27 Lawrenceville Plasma Physics, Inc. Method and apparatus for producing x-rays, ion beams and nuclear fusion energy
US9036765B2 (en) * 2006-05-30 2015-05-19 Advanced Fusion Systems Llc Method and system for inertial confinement fusion reactions
US7808353B1 (en) 2006-08-23 2010-10-05 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Coil system for plasmoid thruster
US20090011940A1 (en) * 2007-06-20 2009-01-08 Anthony Francis Issa System and method for using a vacuum core high temperature superconducting resonator
RU2503159C2 (ru) * 2009-02-04 2013-12-27 Дженерал Фьюжен, Инк. Устройство для сжатия плазмы и способ сжатия плазмы
BR112012002147B1 (pt) * 2009-07-29 2020-12-22 General Fusion, Inc sistemas e métodos para compressão de plasma com reciclagem de projéteis
US20110142185A1 (en) * 2009-12-16 2011-06-16 Woodruff Scientific, Inc. Device for compressing a compact toroidal plasma for use as a neutron source and fusion reactor
EP2550093A1 (en) 2010-03-25 2013-01-30 Drexel University Gliding arc plasmatron reactor with reverse vortex flow for the conversion of hydrocarbon fuel into synthesis gas
US9761424B1 (en) 2011-09-07 2017-09-12 Nano-Product Engineering, LLC Filtered cathodic arc method, apparatus and applications thereof
US10304665B2 (en) 2011-09-07 2019-05-28 Nano-Product Engineering, LLC Reactors for plasma-assisted processes and associated methods
CA2855698C (en) 2011-11-14 2020-03-10 The Regents Of The University Of California Systems and methods for forming and maintaining a high performance frc
US10201070B2 (en) * 2012-01-10 2019-02-05 Electron Power Systems, Inc. Systems and methods for generating electron spiral toroids
EP2891389B1 (en) 2012-08-29 2017-08-02 General Fusion Inc. Apparatus for accelerating and compressing plasma
US9799493B2 (en) * 2012-11-28 2017-10-24 Tibbar Plasma Technologies, Inc. Electrical transformer
PL3312843T3 (pl) 2013-09-24 2020-05-18 Tae Technologies, Inc. Układy do tworzenia i utrzymywania wysokosprawnej FRC
WO2016026040A1 (en) 2014-08-19 2016-02-25 General Fusion Inc. System and method for controlling plasma magnetic field
MX369531B (es) 2014-10-13 2019-11-11 Tae Tech Inc Sistemas y metodos para fusionar y comprimir toroides compactos.
RS63672B1 (sr) 2014-10-30 2022-11-30 Tae Technologies Inc Sistemi za formiranje i održavanje frc visokih performansi
BR112017019368B1 (pt) 2015-03-11 2022-08-30 General Fusion Inc Câmara de compressão modular
ES2837256T3 (es) 2015-05-12 2021-06-29 Tae Tech Inc Sistemas y procedimientos para reducir corrientes de Foucault no deseadas
US9899933B2 (en) 2015-07-24 2018-02-20 Tibbar Plasma Technologies, Inc. Electrical transformer
RU2605053C2 (ru) * 2015-11-06 2016-12-20 Геннадий Леонидович Багич Низкочастотный излучатель электромагнитной энергии и способ его изготовления
JP7007730B2 (ja) 2015-11-13 2022-01-25 ティーエーイー テクノロジーズ, インコーポレイテッド Frcプラズマ位置安定性のためのシステムおよび方法
RU2623623C2 (ru) * 2016-07-13 2017-06-28 Геннадий Леонидович Багич Излучатель направленного действия
US10178749B2 (en) 2016-10-27 2019-01-08 Tibbar Plasma Technologies, Inc. DC-DC electrical transformer
EA201991063A1 (ru) 2016-10-28 2019-09-30 Таэ Текнолоджиз, Инк. Системы и способы улучшенного поддержания повышенных энергий высокоэффективной конфигурации с обращенным полем, предусматривающие использование инжекторов нейтральных пучков с настраиваемыми энергиями пучков
US10172226B2 (en) 2016-10-28 2019-01-01 Tibbar Plasma Technologies, Inc. DC-AC electrical transformer
US20180124909A1 (en) * 2016-10-31 2018-05-03 Tibbar Plasma Technologies, Inc. Three phase alternating current to three phase alternating current electrical transformer
JP7365693B2 (ja) 2016-11-04 2023-10-20 ティーエーイー テクノロジーズ, インコーポレイテッド マルチスケール捕捉タイプ真空ポンピングを用いた高性能frcの改良された持続性のためのシステムおよび方法
WO2018093941A1 (en) 2016-11-15 2018-05-24 Tae Technologies, Inc. Systems and methods for improved sustainment of a high performance frc and high harmonic fast wave electron heating in a high performance frc
US10334713B2 (en) 2017-05-22 2019-06-25 Tibbar Plasma Technologies, Inc. DC to DC electrical transformer
US10811144B2 (en) 2017-11-06 2020-10-20 General Fusion Inc. System and method for plasma generation and compression
EP3760012B8 (en) * 2018-02-28 2023-10-18 General Fusion Inc. System for generating plasma and sustaining plasma magnetic field
US11834204B1 (en) 2018-04-05 2023-12-05 Nano-Product Engineering, LLC Sources for plasma assisted electric propulsion
US11019712B2 (en) * 2018-05-01 2021-05-25 Sunbeam Technologies, Llc Method and apparatus for torsional magnetic reconnection
US11930582B2 (en) 2018-05-01 2024-03-12 Sunbeam Technologies, Llc Method and apparatus for torsional magnetic reconnection
US11107592B2 (en) * 2019-01-21 2021-08-31 Daniel Prater Plasma confinement device with helical current and fluid flow
US20240010363A1 (en) * 2020-11-18 2024-01-11 Scott Hughan Rennie A plasma reactor
US20240196507A1 (en) * 2022-06-26 2024-06-13 TellaPure, LLC Methods and apparatus for generating atmospheric pressure, low temperature plasma usable for affecting fluid flow

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1022711B (de) 1956-04-03 1958-01-16 Albrecht Fischer Dipl Phys Periodisch arbeitender thermonuklearer D-D-Fusionsreaktor
US2946914A (en) * 1958-06-16 1960-07-26 Stirling A Colgate Apparatus for producing and manipulating plasmas
GB892344A (en) 1959-03-18 1962-03-28 Nat Res Dev Ion source
US3321664A (en) 1964-08-10 1967-05-23 James A Phillips Plasma accelerator having rapidly pulsed coil for expelling plasma
US3303097A (en) 1965-08-20 1967-02-07 George E Mallinckrodt High-pressure and-temperature generator
US3579028A (en) 1968-10-23 1971-05-18 Nasa Converging-barrel plasma accelerator
US3702163A (en) * 1970-04-15 1972-11-07 Atomic Energy Commission Device for compression heating of tokamak discharges
US3720885A (en) 1971-04-30 1973-03-13 Us Navy Transverse flow carbon dioxide laser system
US4182650A (en) 1973-05-17 1980-01-08 Fischer Albert G Pulsed nuclear fusion reactor
US3927323A (en) 1973-09-20 1975-12-16 Us Navy Video phosphor motion perception display
US4891180A (en) 1973-10-24 1990-01-02 Koloc Paul M Method and apparatus for generating and utilizing a compound plasma configuration
US4023065A (en) * 1973-10-24 1977-05-10 Koloc Paul M Method and apparatus for generating and utilizing a compound plasma configuration
US5041760A (en) * 1973-10-24 1991-08-20 Koloc Paul M Method and apparatus for generating and utilizing a compound plasma configuration
US5015432A (en) 1973-10-24 1991-05-14 Koloc Paul M Method and apparatus for generating and utilizing a compound plasma configuration
US3886402A (en) 1974-05-07 1975-05-27 Us Energy Magnetic pumping in spatially inhomogeneous magnetic fields
US3922554A (en) 1974-05-28 1975-11-25 Us Navy Sensitized video phosphor motion perception display
US4182651A (en) 1974-06-10 1980-01-08 Fischer Albert G Pulsed deuterium lithium nuclear reactor
CA1065505A (en) 1976-07-30 1979-10-30 Paul M. Koloc Method and apparatus for generating and utilizing a compound plasma configuration
US4274919A (en) * 1977-11-14 1981-06-23 General Atomic Company Systems for merging of toroidal plasmas
US4228380A (en) * 1979-03-16 1980-10-14 Trisops Inc. Method and apparatus for heating and compressing plasma
US4363776A (en) * 1980-07-30 1982-12-14 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Method and apparatus for the formation of a spheromak plasma
US4795879A (en) * 1987-04-13 1989-01-03 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Method of processing materials using an inductively coupled plasma
US5211142A (en) * 1990-03-30 1993-05-18 Board Of Regents, The University Of Texas System Miniature railgun engine ignitor
US5399832A (en) * 1991-08-05 1995-03-21 Kimoto Co., Ltd. Process and apparatus for using atmospheric-pressure plasma reactions
US5753045A (en) * 1995-01-25 1998-05-19 Balzers Aktiengesellschaft Vacuum treatment system for homogeneous workpiece processing

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016526682A (ja) * 2013-06-27 2016-09-05 ノンリニア イオン ダイナミックス, エルエルシーNonlinear Ion Dynamics, Llc. 核融合反応方法、機器、及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US6396213B1 (en) 2002-05-28
DE69630705D1 (de) 2003-12-18
US20010046273A1 (en) 2001-11-29
US6477216B2 (en) 2002-11-05
EP0876663A1 (en) 1998-11-11
EP0876663B1 (en) 2003-11-12
WO1997012372A1 (en) 1997-04-03
ATE254333T1 (de) 2003-11-15
EP0876663A4 (en) 1998-12-30
AU7374896A (en) 1997-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11512820A (ja) 複合プラズマ配置、複合プラズマ配置の発生方法及び発生装置
WO1997012372A9 (en) A compound plasma configuration, and method and apparatus for generating a compound plasma configuration
US6084198A (en) Plasma gun and methods for the use thereof
US4589398A (en) Combustion initiation system employing hard discharge ignition
US5041760A (en) Method and apparatus for generating and utilizing a compound plasma configuration
US5015432A (en) Method and apparatus for generating and utilizing a compound plasma configuration
US9082516B2 (en) Apparatus, systems and methods for fusion based power generation and engine thrust generation
EP0901572A1 (en) Traveling spark ignition system and ignitor therefor
US9055660B2 (en) System and method for plasma generation
US3191092A (en) Plasma propulsion device having special magnetic field
EP0016037B1 (en) Method of and apparatus for producing a plasma configuration
JP3564396B2 (ja) プラズマ銃及びその使用方法
CA2230906C (en) A compound plasma configuration, and method and apparatus for generating a compound plasma configuration
CN112509714A (zh) 一种基于场反位形等离子体的轴向压缩聚变装置及方法
Driga et al. Electrothermal accelerators: The power conditioning point of view
Mongeau et al. Arc-commutated launcher
WO1990000301A1 (en) Cold fusion process in dense boson plasma
EP0174346B1 (en) Combustion initiation system employing hard discharge ignition
Winterberg On impact fusion
Degnan et al. Operation of cylindrical array of plasma guns
CN214476430U (zh) 一种基于场反位形等离子体的轴向压缩聚变装置
JPH0579920B2 (ja)
Winterberg The magnetic booster target inertial confinement fusion driver
RU2242809C2 (ru) Устройство для осуществления управляемой реакции термоядерного синтеза
CA2517465C (en) Plasma gun and methods for the use thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061023

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061211

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061204

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070122

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070323

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070515

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070529