JPH11509744A

JPH11509744A - 注入器用ピンチクリップ閉塞器

Info

Publication number: JPH11509744A
Application number: JP8529583A
Authority: JP
Inventors: ウィンテラー、ショーン; デュマ、クリス; マイケル、チャイルド; マクナリー、ディビッド・ジェイ
Original assignee: ゼベックス・インコーポレイテッド
Priority date: 1995-03-27
Filing date: 1996-03-26
Publication date: 1999-08-31
Also published as: ES2187647T3; US5704584A; DE69625521D1; EP0900106B1; EP0900106A1; US5810323A; DE69625521T2; AU5527596A; ATE229829T1; WO1996030679A1; EP0900106A4

Abstract

(57)【要約】注入器用のピンチクリップ閉塞器が開示され、この閉塞器は、ハウジングと、注入器を選択的に閉塞するようにハウジング内に移動可能に配置されたクランプとを含む。ある実施例では、クランプは、ピンチクリップ閉塞器が、利用者によって開いた位置に保持されていとき、若しくはピンチクリップ閉塞器が、ピンチクリップ閉塞器を開いた位置に保持するレセプタクル内に配置されていないときに、注入器のシリコーン管（８６）を挟んで閉じるように第１の位置と第２の位置との間を移動する少なくとも１つのアーム（１６）を有する。他の実施例では、プランジャ（２３０）が、ハウジングを通る通路と交差するように配置されている。このプランジャが選択的に第１の位置と第２の位置との間を移動して、通路内の管を流れる流体が選択的に制御される。このような構成によって、注入器を流れる流体の自由流動状態が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】注入器用ピンチクリップ閉塞器技術分野本発明は、腸溶性の及び／若しくは非経口的溶液を投与するための閉塞器に関し、より詳しくは、注入器用のピンチクリップに関する。背景技術患者に溶液を投与するために注入器を用いることは、医療技術の分野ではよく知られている。注入器は、腸溶性の及び非経口的な用途の両方で用いられている。腸溶性供給ポンプは、患者が様々な理由で、通常の食事を行うことの出来ない時に、栄養物、及び薬物を患者に供給するために用いられる。非経口的な（静脈注射による）溶液が、適切な水和を確実にし、かつ必要な栄養分、無機質、及び薬物を提供するために、患者に投与される。しばしば、注入器は、溶液が重力によって患者へ流れ込む自立的な姿勢に配置されることがある。溶液が患者に流れ込む早さは、現在市場に出回っているローラークランプなどの様々なクランプによって大まかに制御される。多くの用途では、患者に流れ込む溶液の量が正確に制御されなければならない。そのような場合、腸溶性供給ポンプなどの調節装置が、注入器と共に用いられ、患者に投与される溶液の速度を制御する。ポンプなどを用いる用途では、流速を一定に保つために用いられるクランプは、使用される時に、通常は手作業によって開かれるが、その理由は、これらのクランプがポンプの適切な機能を妨害することがあるからである。使用される時、ローラクランプは、医療関係者がポンプ若しくはその他の調節装置を吸入器に瞬間的に接続する目的で、閉じられ、注入器を流れる流体を停止する。しかしながら、緊急事態、若しくはその他注意散漫などによって、医療関係者によるポンプ若しくはその他の調節装置の適切な取り付け、若しくはクランプの適切な操作が、妨げられることがある。注入器がポンプ内で適切に配置されないとき、自由流動として知られる状況が起こることがある。重力によって、患者に流れ込む流体がポンプ若しくはその他の調節装置によってチェックされずに自由に流れ込むことになる。自由流動状態のもとでは、所望の投与量が比較的短い時間の間に患者に投与されることになる。これは、溶液が効き目の強い薬物を含み、患者の体が溶液の多くの流入量に適応するために十分に物理的に強くない場合には、特に危険である。即ち、注入器がポンプ若しくはその他の調節手段に適切に取り付けられていない時の自由流動状態を防止する装置が必要とされている。発明の開示本発明の目的は、予想外の自由流動状態を防止するための注入器用の安全な閉塞器を提供することである。本発明の他の目的は、製造及び使用が容易な閉塞器を提供することである。本発明の更に他の目的は、廉価且つ使い捨て可能な閉塞器を提供することである。本発明の上述された及び他の目的は、自由流動状態を防止するように閉塞位置に付勢されたピンチクリップ閉塞器によって実現される。ピンチクリップの或る実施例では、閉塞器は、貫通する通路を備えたハウジングと、このハウジング内に入れ子状に収まるピンチクリップとを含む。ピンチクリップはアームを含み、アームは、外部の力が加えられていないときに閉じた位置に付勢されており、ハウジングに対するクランプの相対的な移動によって開いた／非閉塞位置へ移動される。他の例示された実施例では、閉塞器は、供給装置を受容するための貫通した通路を備えたハウジングを含む。ハウジングに沿って配置されたプランジャが、２つの位置の間を移動し、そのうちの１つの位置では、供給装置を流れる流体を閉塞し、もう一方の位置では、供給装置を流れる流体を流すものである。自由流動状態の生ずる危険性を解消するために、プランジャは通常は閉塞位置に付勢されている。本発明の或る側面に基づけば、ばね等の付勢部材が、ハウジングと、プランジャ若しくはピンチクランプの一部との間に配置されていて、このプランジャ若しくはピンチクランプを、注入装置が外部の供給ポンプ等の重量制御装置に適切に取り付けられるまで、閉じた位置に付勢する。図面の簡単な説明本発明の上述された及びその他の目的、特徴及び利点が、以下の添付の図面と共に行われる以下の詳細な説明を考慮することによって明らかとなる。第１図は、本発明の原理に基づいて構成されたピンチクリップ閉塞器の分解斜視図である。第２図は、ピンチクリップを開いた状態に保つためのレセプタクルに取り付けられた第１図のピンチクリップと、ピンチクリップを通過する注入装置の一部とを表す斜視図である。第３Ａ図は、本発明の原理に基づいて製造された、閉塞モードに配置されたピンチクリップ閉塞器の側断面図である。第３Ｂ図は、本発明の原理に基づいて製造された、非閉塞モードに配置されたピンチクリップ閉塞器の側断面図である。第４図は、本発明の他の実施例の側断面図である。第５図は、本発明の更に他の実施例の斜視図である。第５Ａ図は、第５図に例示された実施例の側断面図である。第６図は、腸溶性供給ポンプのハウジング内に配置された、第５図及び第５Ａ図に表された本発明の実施例の斜視図である。発明を実施するための最良の形態本発明の様々な構成要素が、参照符号が付されて、当業者が本発明を製造しかつ使用できるように十分に説明された図面を以下に参照しながら説明される。第１図には、参照符号２によって指定された、注入装置用のピンチクリップ閉塞器の分解斜視図が表されている。このピンチクリップ２は、その底部の周りにフランジ１４を備えた基部１２を有するクランプ８を含む。一対のピンチアーム１６が、フランジ１４とは反対側で基部１２から延在している。基部１２に設けられた通路２０によって、図示されていない注入装置の管が、この基部を通過して更にピンチアーム１６の間を通過するようにされている。ピンチアーム１６は、閉じた位置に付勢されて、一方つづがピンチアームに設けられた一対のヘッド部２４が、十分互いに接近してこのヘッド部を通過する注入装置の管を塞いで、即ち、ヘッド部の間の注入装置の管の側面を挟みつぶして、溶液が管のその部分を通過できないようにする。ピンチクリップ２は、更に、ほぼ円筒形の壁３２によって形成されたハウジング３０としての調節手段を含む。このハウジング３０は、クランプ８がハウジングに沿って延在するように設けられた空洞部の側面に係合するように構成されている。この空洞部３４は、ハウジング３０の第１の開いた端部３６から始まり、通路４２内のハウジング３０の第２の開いた端部３８で終端している。クランプ８が、ハウジング３０に入れ子式に配置されたとき、ハウジングの第２の開いた端部３８の通路４２は、クランプ内の通路２０と長手方向の軸に沿って整合する。このように２つの通路２０及び４２が長手方向の軸に沿って整合することによって、図示されていない注入装置の管が、ピンチクリップ２を通過するようになる。ハウジング３０は、壁３２の少なくとも一方に設けられた一対の溝４８を有する。この溝４８は、アーム１６の各ヘッド部２４から外向きに延在する突出部５２を受容するように構成されている。溝４８は、溝の下側端部５６が、アーム１６のヘッド部２４が閉じられた位置に付勢されているときのヘッド部２４の間の距離とほぼ等しい距離だけ互いに隔てられるように、傾き有して形成されている。即ち、突出部５２が溝４８の下側端部５６に配置されている時、アーム１６はその付勢された状態に止まり、アームの間を通る注入装置内の流体を停止する。溝４８の上側端部６０は、下側端部５６よりも長い距離だけ互いに隔てられている。即ち、クランプ８がハウジング３０内へ上向きに押されて、突出部５２が溝４８の下側端部５６から上側端部６０へ移動したとき、突出部５２と、ヘッド部２４とが、従ってアーム１６が、アームの付勢力に逆らって互いに隔てられる。突出部５２が、溝４８の上側端部６０に配置されたとき、クランプ８のヘッド部２４は十分に隔てられて保持され、注入装置を流体が自由に流れるようになる。第１図には、更に、ばね７０が例示されている。ばね７０は、クランプ８の基部１２に隣接して配置されており、ばねの底部が基部と当接するようになっている。クランプ８がハウジング３０内に入れ子状に配置されたとき、ばね７０の頭部は、溝４８の下の設けられたリップ部７６に当接する。ばね７０の付勢力によって、クランプ８はハウジング３０の外に押し出されるようになる。しかしながら、突出部５２が溝４８の下側端部５６に確保されているので、クランプ８はハウジング３０の外へ押し出されない。即ち、ばね７０は、クランプ８を、アーム１６のヘッド部２４がヘッド部の間を通過する注入装置を閉塞する位置へ付勢する。クランプ８が、ばね７０の付勢力に逆らって、ハウジング３０内へ押し込まれた時、アーム１６は、突出部５２が溝４８に沿って上側端部６０へ向かうに従ってより互いに隔てられることになる。第２図には、半円筒形の形状に形成されたレセプタクル８０内に配置されたピンチクリップ２の斜視図が表されている。ピンチクリップ２をレセプタクル８０へ配置するために、クランプ（ハウジング内に配置された）は、ハウジングの底部が、フランジ１４に接触するように、若しくは非常に接近して配置されるように、十分にハウジング３０内へ押し込まれなければならない。クランプがそのように配置されたとき、突出部５２が、溝４８の上側端部６０へ向かって移動され、ヘッド部（図示されていない）が注入装置８６を閉塞しないようになる。このようなレセプタクル８０は、別個の独立した部材としてではなく、通常は、注入装置を受容する腸溶性供給ポンプ（図示されていない）等の装置内に形成されている。ピンチクリップ２がレセプタクル８０に適切に配置されない限り、注入装置８６を溶液が流れることはない。即ち、医療スタッフが、注入装置８６を腸溶性供給ポンプに通し忘れることによる予想外の自由流動状態が生ずることはなく、その理由は、ピンチクリップ２が供給ポンプのレセプタクル内に適切に取り付けられない限り、流体の流れが閉塞されるからである。もし、注入装置がポンプから予想外に外れた場合、ピンチクリップには自動的に閉塞位置に付勢され、溶液の自由流動が防止される。当業者は、ピンチクリップ２及びレセプタクル８０の各構成要素が、様々な異なる材料から製造されてもよいことに気付くであろう。しかしながら、ばね７０（第１図）以外の全ての構成要素は、ポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）若しくはその他の上述された構成要素を容易に製造することのできる廉価なポリカーボネイト材料から製造されることが予期される。そのような材料に対して使い捨てのピンチクリップ２をも製造するために用いられるように高い耐久性が望まれる場合、最近の進んだ技術によって開発されたプラスティック若しくは金属もまた、それらの材料として用いられる。第３Ａ図には、アーム１６のヘッド部２４がハウジング３０の溝４８の下側端部５６の第１の位置にある、閉塞モード（閉じられたモード）にあるピンチクリップ２の断面図が表されている。ヘッド部２４は、互いに十分接近し、管８６の側壁を挟みつぶし、管を流れる流体を停止している。クランプ８は、十分に伸張したばね７０によってこの位置に保たれている。第３Ａ図はまた、アダプタ９０をも例示しており、このアダプタ９０は、管８６に嵌合される第１の接続部９４と、管１０２を嵌合する第２の接続部９８とを有する。アダプタ９０は、クランプ８０の基部１２に入れ子状に配置されている。通常、腸溶性供給ポンプと共に用いられる注入装置は、ＰＶＣなどの材料から構成された管の一対の長寸部分と、シリコーンから形成された管状の介在部分とを有する。本発明では、管８６は、シリコーン製の管を表し、管１０２は、通常、腸溶性供給ポンプから上流に配置された近位のＰＶＣ製の管を表す。シリコーン製の管８６が、腸溶性供給ポンプを通過するために用いられ、その理由は、ＰＶＣ製の管１０２よりも、ポンプのロータによる曲げ及び引っ張りに対して高い耐性を有するからである。アダプタ９０等のアダプタが、シリコーン製の管８６を、ＰＶＣ製の管１０２の各セグメントに接続するために用いられている。第３Ｂ図には、クランプ８がハウジング３０内に押し込まれた状態のピンチクリップ２の側断面図が表されている。クランプ８はハウジング３０内に向けて移動した時、アーム１６のヘッド部２４は、溝４８によって互いに隔てられ、アームは第２の開いた位置に保持される。これによって、シリコーン製の管８６がヘッド部２４から解放され、従って、溶液がこの管を通って自由に流れる。クランプ８がハウジング３０内に保たれている時、ばね７０は第３Ｂ図に例示されているように圧縮されている。しかしながら、第３Ｂ図に例示された位置に保持するためには、ピンチクリップ２は、第２図に例示されたレセプタクル内に配置されるか、若しくはその他の力が加えられて、ハウジング３０が基部１２のフランジ１４に隣接するようにクランプ８の位置が保たれなければならない。即ち、ピンチクリップ２が予想外にレセプタクルから外れた場合、ばね７０はクランプ８をハウジング３０から押し出し、第３Ａ図に例示された位置へ配置する。従って、シリコーン製の管８６は閉塞され、溶液の自由な流れが停止される。第３Ａ図に関して説明されたように、アダプタ９０は、クランプ８の基部１２内に入れ子状に配置され、シリコーン製の管８６をＰＶＣ製の管１０２に接続している。シリコーン製の管８６とＰＶＣ製の管１０２とを中継するのに、この位置が適切ではあるが、その他の位置がこの注入装置に沿って設定されてもよい。第４図には、本発明の他の実施例が表されている。ピンチクリップ１２０は、１つの溝１３４が設けられたハウジング１３０を含む。第１図から第３Ｂ図に例示された実施例と同じように、ハウジング３０は、シリコーン製の管１４２を受け入れるための第１の開いた端部１３８を有する。反対側の第２の端部１４６は、クランプ１５０を受け入れるための同様な開口部である。クランプ１５０は、第１図から第３Ｂ図に関して説明された実施例と同様に、フランジ１５８を有し通路１６２が貫通した基部１５４を有する。しかしながら、一対のアーム（第１図、第３Ａ図及び第３Ｂ図で符号１６によって表された）の代わりに、第４図に例示された実施例では、基部１５４から延在する１つの可撓性アーム１７０が設けられている。アーム１７０のヘッド部１７４は、ヘッド部が管１４２を流れる流体を閉塞する第１の閉じた位置と、ヘッド部がから離れて、流体が管を流れるようにする第２の位置との間で移動可能である。ばね１８０が、基部１５０をハウジング１２０から離れるように移動させ、かつヘッド部１７４を第１の閉じた位置に配置させるために設けられている。クランプをハウジング１３０内に向けて移動させるような力がクランプ１５０に加えられた時、ヘッド部１７４は、管から離れるように移動され、管を流体が流れるようになる。即ち、第４図に例示された実施例は、上述された実施例のように一対のアームを用いるのではなく、アーム１７０と側壁１８６との間の管をハウジング１３０に向けて挟みつぶすことによって、管１４２を流れる溶液を停止させるものである。第１の実施例と同様に、クランプ１５０の基部１５４は、通常、アダプタ１９６を受け入れるための空洞部１９０を有する。アダプタ１９６によって、シリコーン製の管１４２が、ＰＶＣ製の管１２０に接続されている。第４図に例示された各構成要素は、ばね１８０、シリコーン製の管１４２及びＰＶＣ製の管２００以外は、通常、半可撓性の熱硬化性プラスチック材料から構成されている。そのような材料は、廉価であり、かつ本質的に使い捨て可能な材料である。第５図には、本発明の更に他の実施例が例示されている。符号２０によって示されたピンチクリップ閉塞器は、第１の端部２０８と第２の端部２１２とを備えたハウジング２０４を含む。通路１１８が、ハウジング２０４の長手方向の軸に沿って、第１の端部２０８の開口部２２２から、第２の端部の開口部（図示されていない）まで延在し、通路２１８内に供給装置からの管を配置できるようになっている。ピンチクリップ閉塞器２０は、更に、通路２１８と交差するよに配置されたプランジャ２３０を含む。好ましくは、プランジャ２３０の長手方向の軸は、ハウジング２４０及び通路２１８の長手方向の軸と直交する。プランジャ２３０は、通路２３４を含む。プランジャの通路２３４と、ハウジングの通路２１８とが整合したとき、流体が、ハウジング２０４を貫通する供給装置（図示されていない）を通って流れる。プランジャの通路２３４と、ハウジングの通路２１８とが整合していない時、第５図に例示されているように、供給装置の管が、プランジャ２３０と、ハウジング２０４の内壁２４０及び第２の端部２１２の開口部（図示されていない）を確定する壁との間で挟みつぶされるので、供給装置を流れる流体が停止される。第５Ａ図には、第５Ａ図について説明されたピンチクリップ閉塞器２１０と、供給装置の管２５０の一部とが断面図で描かれている。管２５０は、通路２１８内に配置され、通路２１８に沿って延在している。プランジャ２３０は、ハウジング２０４内に第２の端部２１２に隣接するように配置され、プランジャの通路２３４がハウジングの通路２１８に整合している。即ち、供給装置の管２５０を流れる流体は、閉塞されていない。第５Ａ図に例示されているように、管２５０は、シリコーン製の部分２５０ａと、ポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）若しくはその他の適切な材料から構成された部分２５０ｂとを有する。アダプタ２５２は、開口部２２２内に入れ子状に配置され、２つの部分２５０ａと２５０ｂとを接続している。腸溶性供給ポンプと共に用いるための供給装置に関する知識のある者は、このような管に対しても知識を有するであろう。このような通常の使用時の位置に配置されるべきプランジャ２３０に対して、プランジャを下向きに付勢するために外部の力が必要となるが、その理由はばね２６０が、プランジャの通路２３４がハウジングの通路２１８と整合しないような位置にプランジャを付勢しているからである。即ち、プランジャ２３０に外部の力が加えられていないとき、ばね２６０がプランジャの通路２３４を画定する底部の壁２３８を上向きに付勢し、第２の端部２１２の開口部２７４を画定する上部の壁２７０と、内壁２４０の開口部２８０を画定する上側の壁２７８とに対して管を挟みつぶすようにする。プランジャの通路２３４を通る管２５０は、ばね２６０がプランジャ２３０をハウジング２０４の外側に配置することを防ぎ、上部のストップ部２９４は、プランジャの通路２３４が、ハウジングの通路２１８との整合位置を越えて移動することを防止している。ストップ部２９４の上方に配置された上側ノブ２９６と、下側ノブ２９８とは、等しい寸法を有し、ハウジングがその機能に影響を与えずに、ハウジングが第５図及び第５Ａ図に示された位置とは逆の姿勢で腸溶性供給ポンプ内に配置されてもよいようになっている。第６図は、腸溶性供給ポンプ用のハウジング３００内に配置されたピンチクリップ閉塞器２００が表されている。腸溶性供給ポンプのハウジング３００は、第５Ａ図で説明された管２５０等の供給装置の管を保持するための一対の溝３１０及び３１４を含む。使用時に、管は１つの溝３１０内に配置され、開口部３２０に配置されたモータユニット（図示されていない）の周りに巻回され、次に第２の溝３１４内に配置される。管が、モータユニットの周りに正しく巻回されかつ溝３１０と３１４内に配置されていない場合、自由流動状態が生ずることがある。しかしながら、本発明は、そのような状態が生ずることを防止する。第６図に例示されているように、ピンチクリップ閉塞器２００は、溝３１０に沿って配置されている。プランジャ２３０は、溝３１０に配置された管を流れる流体を閉塞するように配置されている。プランジャ２３０を付勢された閉じた位置から移動させるためには、外部の力が加えられなければならない。これは、通常、ハウジング３００に取り付けられたカバー３３０を閉じることによって行われる。カバー３３０が閉じられた時、プランジャ２３０に下向きの力が加えられ、プランジャの通路２３４と、ハウジングの通路とが整合する。しかしながら、供給装置の管が溝３１０と３１４とに適切に取り付けられていない場合、カバーが閉じられず、プランジャ２３０は下向きに付勢されない。即ち、このピンチクリップ閉塞器２００は、供給装置が適切に取り付けられない限り、腸溶性供給ポンプを通る流れを防止する。一旦カバー３３０が閉じられると、腸溶性供給ポンプが正常な状態で機能する。上述されたように、供給装置用のピンチクリップ閉塞器が提供される。ある実施例では、ピンチクリップ閉塞器は、ハウジング内に少なくとも部分的に入れ子状に納められた少なくとも１つのアームを備えたクランプ機構を用い、このアームが、アームが注入装置を流れる流体を閉塞する第１の位置と、流体が注入装置を自由流出状態で流れるようにする第２の位置との間を移動することによって調節機構として働く。他の実施例では、移動可能なプランジャが、外部の力が加えられない限り、ハウジングを通る流れを閉塞するようにハウジングの通路と整合可能なプランジャの通路を有する。これまで説明された構成は、本発明の原理の応用の例示を意図するものであることに注意しなければならない。様々な変形及び変更が、本発明の技術的視点を逸脱せずに当業者には容易に行われる。添付の請求の範囲が、これらの変形及び変更を網羅することを意図するものである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９７年５月１２日【補正内容】請求の範囲１．注入装置の１つ若しくは複数の管を流れる流体を選択的に制御する装置であって、ポンプハウジングであって、前記注入装置の管を受容するための少なくとも１つの溝と、前記ポンプハウジング内の前記注入装置の前記管を保持するためのカバー手段であって、前記少なくとも１つの溝から前記注入装置が取り除かれる開いた位置と、前記少なくとも１つの溝から前記注入装置が取り除かれない閉じた位置とを備えた、前記カバー手段と、閉塞手段を受容するための空間とを有する、前記ポンプハウジングと、前記ポンプハウジング内の前記空間内に入れ子状に配置されるる閉塞手段であって、第１の開いた端部と、第２の開いた端部と、前記注入装置の前記管を受容するための前記第１の開いた端部から前記第２の開いた端部まで延在する通路とを備えた閉塞器ハウジングを有する、前記閉塞手段と、前記ハウジング内に少なくともその一部が配置された流れ制限手段であって、前記注入装置の前記管を流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記管を流れる前記流体を閉塞しない第２の位置との間を移動する、前記流れ制限手段と、前記ハウジングと、前記流れ制限手段とに隣接して配置された、前記第１の位置内に前記流れ制限手段を付勢するための付勢手段とを有し、前記カバー手段が前記閉じた位置に移動されたときに、前記カバー手段が、前記流れ制限手段に接触して、前記流れ制限手段を前記第２の位置へ移動させることを特徴とする装置。２．前記流れ制限手段が、少なくとも一つのアームを有し、前記少なくとも一つのアームが、前記管を挟みつぶして前記管を流れる流体を停止させる第１の位置と、前記管を挟みつぶさない第２の位置との間を摺動可能なであることを特徴とする請求項１に記載の装置。３．前記流れ制限手段が、プランジャ通路を備えたプランジャを有し、前記プランジャが、前記プランジャ通路が前記ハウジングの前記通路と整合せずに、前記ハウジングの前記通路を通る前記管を流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記プランジャ通路が前記ハウジングの前記通路と整合して、前記ハウジングの前記通路を通る前記管を流れる流体を流す第２の位置との間を移動することを特徴とする請求項１に記載の装置。４．前記閉塞手段が、更に、供給装置の２つのセクションを接続するための、前記閉塞器に隣接して配置されたアダプタを有し、前記２つの管のセクションのうちの１つが、前記閉塞器ハウジング内に少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする請求項１に記載の装置。５．前記ポンプハウジング内の前記少なくとも１つの溝が、通路を画定し、前記閉塞器手段の前記通路が、前記閉塞器手段が前記ポンプハウジング内に入れ子状に配置されたときに、前記ポンプハウジングの前記通路と整合することを特徴とする請求項１に記載の装置。６．前記閉塞器手段の前記通路が、前記ポンプハウジングの前記通路と整合していないときに前記注入装置を通る流体を停止させる手段を更に有することを特徴とする請求項５に記載の装置。７．前記流れ制限手段が、長手方向の軸に沿って形成された長寸のプランジャを有し、前記閉塞器ハウジングが、前記プランジャの前記長手方向の軸と直交して配置された長手方向の軸を有することを特徴とする請求項１に記載の装置。８．前記閉塞器手段内の前記通路が、前記プランジャと概ね直交して配置された長手方向の軸を有することを特徴とする請求項７に記載の装置。９．前記ポンプハウジングが、前記注入装置を保持するための一対の溝を有することを特徴とする請求項１に記載の装置。１０．ポンプと共に用いられたときに供給装置の管を流れる流体の自由流出を停止する装置であって、前記供給装置の管を保持するためのポンプハウジング手段であって、前記管を受容するための少なくとも１つの溝と、前記少なくとも１つの溝内の前記管を選択的に保持するためのカバー手段とを有し、前記カバー手段が、前記管が前記少なくとも１つの溝から取り除かれる開いた位置と、前記管が前記少なくとも１つの溝内に保持される閉じた位置とを有する、前記ポンプハウジング手段と、前記管を流れる流体を選択的に停止させるための閉塞手段であって、第１の開いた端部と、第２の開いた端部と、注入装置の管を保持するための前記第１の開いた端部から前記第２の開いた端部まで延在する通路とを備えた閉塞器ハウジングと、前記閉塞器ハウジングの前記通路と概ね直交するように配置された、前記管を流れる流体を選択的に閉塞するためのプランジャ手段であって、プランジャの通路を有し、前記プランジャの通路が、前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合せず、前記管を流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合して、前記管を流れる流体を流す第２の位置との間を移動する、前記プランジャ手段とを有する、前記閉塞器手段とを有し、前記カバー手段が、前記閉じた位置に移動されたとき、前記カバー手段が前記プランジャ手段と接触して、前記プランジャの通路が前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合しない前記第１の位置から、前記プランジャの通路が前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合する第２の位置へ、前記プランジャ手段を移動させるように、前記カバー手段が配置されていることを特徴とする装置。１１．前記閉塞器手段が、更に、前記プランジャ手段を前記第１の位置へ付勢するための付勢手段を有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。１２．前記閉塞器ハウジングが、前記通路に対して前記プランジャ手段に隣接するように配置された開口部を画定する少なくとも１つの壁を有し、前記プランジャ手段が前記第１の位置に配置されたとき、前記閉塞器ハウジングの前記通路と前記ブランジャの通路とを通って延在する前記管が、前記プランジャと前記少なくとも１つの壁との間で挟みつぶされて、前記管を流れる流体が停止されることを特徴とする請求項１０に記載の装置。１３．前記閉塞器ハウジングが、第１の端部と、第２の端部とを有し、前記各々の端部が、開口部と、前記第１の第１の端部と前記第２の端部との間に配置された内側壁とを有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。１４．前記プランジャ手段が、長手方向の軸を有し、前記閉塞器ハウジングが、前記プランジャ手段の前記長手方向の軸と直交する長手方向の軸を有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。１５．注入装置の２つの管のセクションを流れる流体を選択的に停止するためのピンチクリップ閉塞器であって、第１の開いた端部と、第２の開いた端部と、前記注入装置の少なくとも１つの管のセクションを保持するための前記第１の開いた端部から前記第２の開いた端部まで延在する通路とを備えたハウジングであって、開口部を備えた第１の端部の壁と、開口部を備えた第２の端部の壁と、前記第１の端部の壁と前記第２の端部の壁との間に配置された内側壁とを有し、前記内側壁が開口部を有し、前記開口部の各々が、ほぼ等しい寸法を有しかつ腸溶性供給ポンプの管を受容するように構成された、前記ハウジングと、前記ハウジングの前記通路とほぼ直交するように配置され、注入装置の前記少なくとも１つの管のセクションを選択的に閉塞するように前記第２の端部の壁と前記内側の壁との間に位置決めされたプランジャ手段であって、前記ハウジングを通る前記通路と整合せずに、前記少なくとも１つの管のセクションを流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記ハウジングを通る前記通路と整合して、前記少なくとも１つの管のセクションを流れる流体を流す第２の位置との間を移動するプランジャ通路を有する、前記プランジャ手段と、前記注入装置の前記２つの管のセクションを接続するための、前記第１の端部内に入れ子状に配置されるアダプタとを有することを特徴とするピンチクリップ閉塞器。１６．前記アダプタが、前記ハウジング内に部分的に配置され、残りの部分が前記ハウジングの外に配置されていることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。１７．前記アダプタが、少なくともその一部が前記ハウジング内に配置されていることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。１８．注入装置の管を流れる流体を選択的に停止するためのピンチクリップ閉塞器であって、少なくとも１つのアームを備えたクランプ手段であって、前記少なくとも１つのアームが、前記注入装置の管を挟みつぶして、前記管を流れる流体を停止する第１の位置と、前記管を挟みつぶさない第２の位置との間を選択的に移動する、前記クランプ手段と、前記クランプ手段の少なくとも一部に対して配置されたハウジングであって、前記クランプ手段の前記少なくとも１つのアームを前記第１の位置と前記第２の位置との間に選択的に移動させるための、溝手段を備えた、前記ハウジングとを有することを特徴とするピンチクリップ閉塞器。１９．前記クランプ手段が、少なくとも１つの延在するアームを備えた基部セクションを有し、前記クランプ手段が、更に、前記基部セクション内に設けられた通路を有し、前記通路内を通る管が、前記少なくとも１つのアームに隣接して配置されることを特徴とする請求項１に記載のピンチクリップ閉塞器。２０．前記クランプ手段が、一対のアームを有し、前記各アームが、前記基部セクションの反対側に設けられた互いに隣接する前記アームの端部に設けられたヘッド部を有することを特徴とする請求項１９に記載のピンチクリップ閉塞器。２１．前記アームの前記セット部が互いに接近するように付勢されて、外部の力が前記アームに加えられていないときに、前記ヘッド部の間に配置された吸入装置の管が挟みつぶされることを特徴とする請求項２０に記載のピンチクリップ閉塞器。２２．前記通路を通る前記管も前記アームの前記セット部の間を通るように、前記通路が配置されていることを特徴とする請求項２０に記載のピンチクリップ閉塞器。２３．前記アームの各々が、前記アームと直交するように延在する少なくとも１つの突出部を有することを特徴とする請求項２０に記載のピンチクリップ閉塞器。２４．前記少なくとも１つの突出部が、前記溝手段内に摺動るすように入れ子状に配置されていることを特徴とする請求項２３に記載のピンチクリップ閉塞器。２５．前記ハウジングが側壁を有し、前記溝手段が、前記側壁内に設けられた少なくとも２つの溝を有することを特徴とする請求項２４に記載のピンチクリップ閉塞器。２６．前記溝が、下側端部と、上側端部とを有し、前記下側端部が、前記溝の前記上側端部よりも互いに接近して配置されて、前記アームの前記突出部が前記下側端部から前記上側端部へ移動したとき、前記アームの前記ヘッド部が前記第１の位置と前記第２の位置との間を移動することを特徴する請求項２５に記載のピンチクリップ閉塞器。２７．前記ハウジングが、更に、前記基部の前記通路と軸線方向に沿って整合した通路を有することを特徴とする請求項１９に記載のピンチクリップ閉塞器。２８．前記注入装置が、第１の管と、第２の管とを有し、前記ピンチクリップ閉塞器が、前記第１の管と前記第２の管とを接続するためのアダプタを更に有することを特徴とする請求項１８に記載のピンチクリップ閉塞器。２９．前記アダプタが、前記クランプ手段内に入れ子状に配置されていることを特徴とする請求項２８に記載のピンチクリップ閉塞器。３０．前記クランプ手段を前駆ハウジングから遠ざけるように付勢するための付勢手段を更に有し、前記クランプ手段の前記ハウジング内に配置される前記部分を最小にすることを特徴とする請求項１８に記載のピンチクリップ閉塞器。３１．注入装置の管を流れる流体を選択的に停止するためのピンチクリップ閉塞器であって、基部と、前記基部から延出する互いに隣接した一対のアームとを備えたクランプ手段であって、前記一対のアームが、前記一対のアームの一部が互いに接近して、前記注入装置の管を挟みつぶして前記管を流れる流体を停止する第１の位置と、前記アームの前記部分が前記管を挟みつぶさないい第２の位置との間を選択的に移動する、前記クランプ手段と、前記クランプ手段の少なくとも一部に対して配置され、前記第１の位置と前記第２の位置との間で前記クランプ手段の前記アームを選択的に移動させるための溝手段を含むハウジング手段と、前記クランプ手段と前駆ハウジング手段との間に配置された、外部の力が加えられていないときに、前記クランプ手段の前記アームを前記第１の位置に保持するための付勢手段とを有することを特徴とするピンチクリップ閉塞器。３２．前記クランプ手段が、前記基部を通って延在する通路を更に有し、前記通路を通って延在する管も前記アームの間を延在することを特徴とする請求項３１に記載のピンチクリップ閉塞器。３３．前記ハウジング手段が、前記クランプ手段の少なくとも一部を受容するための空洞部と、前記注入装置の管を受容するための前記クランプ手段の前記通路と軸線方向に沿って整合した通路とを有することを特徴とする請求項３２に記載のピンチクリップ閉塞器。３４．注入装置の２つの管を接続するためのアダプタを更に有することを特徴とする請求項３４に記載のピンチクリップ閉塞器。３５．前記アダプタが、少なくとも部分的に前記ハウジング内に配置されていることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。３６．前記ハウジングの前記第１の端部が、前記アダプタを受容するために形成された環状の溝を有することを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。３７．前記ハウジングが、前記第１の端部と前記内側の壁との間の概ね中空の空洞部からなり、供給するための管が、前記ハウジング内に前記第２の端部から前記第１の端部へ摺動して挿入されることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。【手続補正書】【提出日】１９９８年１０月２日【補正内容】請求の範囲１．注入装置の１つ若しくは複数の管を流れる流体を選択的に制御する装置であって、ポンプハウジングであって、前記注入装置の管を受容するための少なくとも１つの溝と、前記ポンプハウジング内の前記注入装置の前記管を保持するためのカバー手段であって、前記少なくとも１つの溝から前記注入装置が取り除かれる開いた位置と、前記少なくとも１つの溝から前記注入装置が取り除かれない閉じた位置とを備えた、前記カバー手段と、閉塞手段を受容するための空間とを有する、前記ポンプハウジングと、前記ポンプハウジング内の前記空間内に入れ子状に配置されるる閉塞手段であって、第１の開いた端部と、第２の開いた端部と、前記注入装置の前記管を受容するための前記第１の開いた端部から前記第２の開いた端部まで延在する通路とを備えた閉塞器ハウジングを有する、前記閉塞手段と、前記ハウジング内に少なくともその一部が配置された流れ制限手段であって、前記注入装置の前記管を流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記管を流れる前記流体を閉塞しない第２の位置との間を移動する、前記流れ制限手段と、前記ハウジングと、前記流れ制限手段とに隣接して配置された、前記第１の位置内に前記流れ制限手段を付勢するための付勢手段とを有し、前記カバー手段が前記閉じた位置に移動されたときに、前記カバー手段が、前記流れ制限手段に接触して、前記流れ制限手段を前記第２の位置へ移動させることを特徴とする装置。２．前記流れ制限手段が、少なくとも一つのアームを有し、前記少なくとも一つのアームが、前記管を挟みつぶして前記管を流れる流体を停止させる第１の位置と、前記管を挟みつぶさない第２の位置との間を摺動可能なであることを特徴とする請求項１に記載の装置。３．前記流れ制限手段が、プランジャ通路を備えたプランジャを有し、前記プランジャが、前記プランジャ通路が前記ハウジングの前記通路と整合せずに、前記ハウジングの前記通路を通る前記管を流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記プランジャ通路が前記ハウジングの前記通路と整合して、前記ハウジングの前記通路を通る前記管を流れる流体を流す第２の位置との間を移動することを特徴とする請求項１に記載の装置。４．前記閉塞手段が、更に、供給装置の２つのセクションを接続するための、前記閉塞器に隣接して配置されたアダプタを有し、前記２つの管のセクションのうちの１つが、前記閉塞器ハウジング内に少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする請求項１に記載の装置。５．前記ポンプハウジング内の前記少なくとも１つの溝が、通路を画定し、前記閉塞器手段の前記通路が、前記閉塞器手段が前記ポンプハウジング内に入れ子状に配置されたときに、前記ポンプハウジングの前記通路と整合することを特徴とする請求項１に記載の装置。６．前記閉塞器手段の前記通路が、前記ポンプハウジングの前記通路と整合していないときに前記注入装置を通る流体を停止させる手段を更に有することを特徴とする請求項５に記載の装置。７．前記流れ制限手段が、長手方向の軸に沿って形成された長寸のプランジャを有し、前記閉塞器ハウジングが、前記プランジャの前記長手方向の軸と直交して配置された長手方向の軸を有することを特徴とする請求項１に記載の装置。８．前記閉塞器手段内の前記通路が、前記プランジャと概ね直交して配置された長手方向の軸を有することを特徴とする請求項７に記載の装置。９．前記ポンプハウジングが、前記注入装置を保持するための一対の溝を有することを特徴とする請求項１に記載の装置。１０．ポンプと共に用いられたときに供給装置の管を流れる流体の自由流出を停止する装置であって、前記供給装置の管を保持するためのポンプハウジング手段であって、前記管を受容するための少なくとも１つの溝と、前記少なくとも１つの溝内の前記管を選択的に保持するためのカバー手段とを有し、前記カバー手段が、前記管が前記少なくとも１つの溝から取り除かれる開いた位置と、前記管が前記少なくとも１つの溝内に保持される閉じた位置とを有する、前記ポンプハウジング手段と、前記管を流れる流体を選択的に停止させるための閉塞手段であって、第１の開いた端部と、第２の開いた端部と、注入装置の管を保持するための前記第１の開いた端部から前記第２の開いた端部まで延在する通路とを備えた閉塞器ハウジングと、前記閉塞器ハウジングの前記通路と概ね直交するように配置された、前記管を流れる流体を選択的に閉塞するためのプランジャ手段であって、プランジャの通路を有し、前記プランジャの通路が、前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合せず、前記管を流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合して、前記管を流れる流体を流す第２の位置との間を移動する、前記プランジャ手段とを有する、前記閉塞器手段とを有し、前記カバー手段が、前記閉じた位置に移動されたとき、前記カバー手段が前記プランジャ手段と接触して、前記プランジャの通路が前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合しない前記第１の位置から、前記プランジャの通路が前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合する第２の位置へ、前記プランジャ手段を移動させるように、前記カバー手段が配置されていることを特徴とする装置。１１．前記閉塞器手段が、更に、前記プランジャ手段を前記第１の位置へ付勢するための付勢手段を有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。１２．前記閉塞器ハウジングが、前記通路に対して前記プランジャ手段に隣接するように配置された開口部を画定する少なくとも１つの壁を有し、前記プランジャ手段が前記第１の位置に配置されたとき、前記閉塞器ハウジングの前記通路と前記プランジャの通路とを通って延在する前記管が、前記プランジャと前記少なくとも１つの壁との間で挟みつぶされて、前記管を流れる流体が停止されることを特徴とする請求項１０に記載の装置。１３．前記閉塞器ハウジングが、第１の端部と、第２の端部とを有し、前記各々の端部が、開口部と、前記第１の第１の端部と前記第２の端部との間に配置された内側壁とを有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。１４．前記プランジャ手段が、長手方向の軸を有し、前記閉塞器ハウジングが、前記プランジャ手段の前記長手方向の軸と直交する長手方向の軸を有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。１５．注入装置の２つの管のセクションを流れる流体を選択的に停止するためのピンチクリップ閉塞器であって、第１の開いた端部と、第２の開いた端部と、前記注入装置の少なくとも１つの管のセクションを保持するための前記第１の開いた端部から前記第２の開いた端部まで延在する通路とを備えたハウジングであって、開口部を備えた第１の端部の壁と、開口部を備えた第２の端部の壁と、前記第１の端部の壁と前記第２の端部の壁との間に配置された内側壁とを有し、前記内側壁が開口部を有し、前記開口部の各々が、等しい寸法を有して腸溶性供給ポンプの管を受容するように構成され、環状の溝が前記第１の端部の壁の前記開口部の周りの前記第１の端部の壁に形成されている、前記ハウジングと、前記ハウジングの前記通路とほぼ直交するように配置され、注入装置の前記少なくとも１つの管のセクションを選択的に閉塞するように前記第２の端部の壁と前記内側の壁との間に位置決めされたプランジャ手段であって、前記ハウジングを通る前記通路と整合せずに、前記少なくとも１つの管のセクションを流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記ハウジングを通る前記通路と整合して、前記少なくとも１つの管のセクションを流れる流体を流す第２の位置との間を移動するプランジャ通路を有する、前記プランジャ手段と、前記注入装置の前記２つの管のセクションを接続するための、前記第１の端部内に入れ子状に配置されるアダプタとを有することを特徴とするピンチクリップ閉塞器。１６．前記アダプタが、前記ハウジング内に部分的に配置され、残りの部分が前記ハウジングの外に配置されていることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。１７．前記アダプタが、少なくともその一部が前記ハウジング内に配置されていることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。１８．注入装置の管を流れる流体を選択的に停止するためのピンチクリップ閉塞器であって、少なくとも１つのアームを備えたクランプ手段であって、前記少なくとも１つのアームが、前記注入装置の管を挟みつぶして、前記管を流れる流体を停止する第１の位置と、前記管を挟みつぶさない第２の位置との間を選択的に移動する、前記クランプ手段と、前記クランプ手段の少なくとも一部に対して配置されたハウジングであって、前記クランプ手段の前記少なくとも１つのアームを前記第１の位置と前記第２の位置との間に選択的に移動させるための、溝手段を備えた、前記ハウジングとを有し、前記注入装置が、第１の管と、第２の管とを有し、前記ピンチクリップ閉塞器が、前記第１の管と前記第２の管とを接続するためのアダプタを更に有することを特徴とするピンチクリップ閉塞器。１９．前記クランプ手段が、少なくとも１つの延在するアームを備えた基部セクションを有し、前記クランプ手段が、更に、前記基部セクション内に設けられた通路を有し、前記通路内を通る管が、前記少なくとも１つのアームに隣接して配置されることを特徴とする請求項１に記載のピンチクリップ閉塞器。２０．前記クランプ手段が、一対のアームを有し、前記各アームが、前記基部セクションの反対側に設けられた互いに隣接する前記アームの端部に設けられたヘッド部を有することを特徴とする請求項１９に記載のピンチクリップ閉塞器。２１．前記アームの前記セット部が互いに接近するように付勢されて、外部の力が前記アームに加えられていないときに、前記ヘッド部の間に配置された吸入装置の管が挟みつぶされることを特徴とする請求項２０に記載のピンチクリップ閉塞器。２２．前記通路を通る前記管も前記アームの前記セット部の間を通るように、前記通路が配置されていることを特徴とする請求項２０に記載のピンチクリップ閉塞器。２３．前記アームの各々が、前記アームと直交するように延在する少なくとも１つの突出部を有することを特徴とする請求項２０に記載のピンチクリップ閉塞器。２４．前記少なくとも１つの突出部が、前記溝手段内に摺動るすように入れ子状に配置されていることを特徴とする請求項２３に記載のピンチクリップ閉塞器。２５．前記ハウジングが側壁を有し、前記溝手段が、前記側壁内に設けられた少なくとも２つの溝を有することを特徴とする請求項２４に記載のピンチクリップ閉塞器。２６．前記溝が、下側端部と、上側端部とを有し、前記下側端部が、前記溝の前記上側端部よりも互いに接近して配置されて、前記アームの前記突出部が前記下側端部から前記上側端部へ移動したとき、前記アームの前記ヘッド部が前記第１の位置と前記第２の位置との間を移動することを特徴する請求項２５に記載のピンチクリップ閉塞器。２７．前記ハウジングが、更に、前記基部の前記通路と軸線方向に沿って整合した通路を有することを特徴とする請求項１９に記載のピンチクリップ閉塞器。２８．前記アダプタが、前記クランプ手段内に入れ子状に配置されていることを特徴とする請求項１８に記載のピンチクリップ閉塞器。２９．前記クランプ手段を前駆ハウジングから遠ざけるように付勢するための付勢手段を更に有し、前記クランプ手段の前記ハウジング内に配置される前記部分を最小にすることを特徴とする請求項１８に記載のピンチクリップ閉塞器。３０．注入装置の管を流れる流体を選択的に停止するためのピンチクリップ閉塞器であって、前記注入装置の２つの管を接続するためのアダプタと、基部と、前記基部から延出する互いに隣接した一対のアームと、前記基部を通って延在して前記アームの間に前記注入装置の管が延在するように前記管を通過させる通路とを備えたクランプ手段であって、前記一対のアームが、前記一対のアームの一部が互いに接近して、前記管を挟みつぶして前記管を流れる流体を停止する第１の位置と、前記アームの前記部分が前記管を挟みつぶさないい第２の位置との間を選択的に移動する、前記クランプ手段と、前記クランプ手段の少なくとも一部に対して配置され、前記第１の位置と前記第２の位置との間で前記クランプ手段の前記アームを選択的に移動させるための溝手段を含むハウジング手段と、前記クランプ手段と前駆ハウジング手段との間に配置された、外部の力が加えられていないときに、前記クランプ手段の前記アームを前記第１の位置に保持するための付勢手段とを有することを特徴とするピンチクリップ閉塞器。３１．前記ハウジング手段が、前記クランプ手段の少なくとも一部を受容するための空洞部と、前記注入装置の管を受容するための前記クランプ手段の前記通路と軸線方向に沿って整合した通路とを有することを特徴とする請求項３０に記載のピンチクリップ閉塞器。３２．前記アダプタが、少なくとも部分的に前記ハウジング内に配置されていることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。３３．前記ハウジングの前記第１の端部が、前記アダプタを受容するために形成された環状の溝を有することを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。３４．前記ハウジングが、前記第１の端部と前記内側の壁との間の概ね中空の空洞部からなり、供給するための管が、前記ハウジング内に前記第２の端部から前記第１の端部へ摺動して挿入されることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。３５．前記プランジャ手段が、更に、外部の供給ポンプのハウジングと整合する形状を有するノブを有し、前記ピンチクリップ閉塞器が前記ポンプハウジング内に配置されたときに、前記ピンチクリップ閉塞器を前記ポンプハウジング内に保持することを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。３６．前記第１の端部に隣接する位置から、前記内側の壁の前記開口部と、前記プランジャの通路と、前記第２の端部での前記開口部とを通るほぼ連続した注入管を更に有することを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。３７．前記概ね連続した吸入管を、前記ハウジングの前記第１の端部で第２の注入管と接続するためのアダプタを更に有することを特徴とする請求項９に記載のピンチクリップ閉塞器。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者マクナリー、ディビッド・ジェイアメリカ合衆国ユタ州84093・サンディイー．ウィローキャニオンドライブ 3671

Claims

【特許請求の範囲】１．注入装置の１つ若しくは複数の管を流れる流体を選択的に制御する装置であって、ポンプハウジングであって、前記注入装置の管を受容するための少なくとも１つの溝と、前記ハウジング内の注入装置の前記管を保持するためのカバー手段であって、前記注入装置が少なくとも１つの溝から除去される開いた位置と、前記注入装置が前記少なくても１つの溝から除去されない閉じられた位置とを備えた、前記カバー手段と、閉塞手段を受容するための空隙とを備えた、前記ポンプハウジングと、前記ポンプハウジング内の前記空隙内に入れ子状に配置される閉塞手段であって、第１の開いた端部と第２の開いた端部と、前記第１の開いた端部から前記第２の開いた端部まで延在する、前記注入装置の前記管を受容するための通路とを備えた閉塞ハウジングを有する前記閉塞手段と、少なくとも部分的に前記ハウジング内に配置されて、前記注入装置の前記管を流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記管を流れる流体を閉塞しない第２の位置との間を移動する流れ制限手段と、前記ハウジングと前記流れ制限手段とに隣接して配置された、前記流れ制限手段を前記第１の位置へ付勢する付勢手段とを有し、前記カバー手段が、前記カバー手段が前記閉じた位置に移動された時に、前記流れ制限手段と接触して、前記流れ制限手段を前記第２の位置へ移動させるとを特徴とする装置。２．前記流れ制限手段が、少なくとも１つの摺動可能なアームを有し、前記少なくとも１つの摺動可能なアームが、前記少なくとも１つのアームが前記管を挟みつぶし前記管を流れる流体を停止させる第１の位置と、前記少なくとも１つのアームが前記管を挟みつぶさない第２の位置との間を移動することを特徴とする請求項１に記載の装置。３．前記流れ制限手段が、通路を備えたプランジャを有し、前記プランジャが、前記プランジャの前記通路が前記ハウジングの前記通路と整合せず、前記ハウジングの前記通路を通る前記管を流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記プランジャの前記通路が前記ハウジングの前記通路と整合して、前記ハウジングの前記通路を通る前記管を流れる流体を流す第２の位置との間を移動することを特徴とする請求項１に記載の装置。４．前記閉塞手段が、前記閉塞器のハウジングに隣接して配置された、注入装置の２つの管のセクションを接続するためのアダプタを更に有し、前記２つの管のセクションのうちの一方が、少なくとも部分的に前記閉塞器のハウジング内に配置されていることを特徴とする請求項１に記載の装置。５．前記ポンプハウジング内の前記少なくとも１つの溝が、通路を画定し、前記閉塞手段の前記通路が、前記閉塞手段が前記ポンプハウジング内に入れ子状に配置された時に、前記ポンプハウジングの前記通路と整合することを特徴とする請求項１に記載の装置。６．前記閉塞手段の前記通路が前記ポンプハウジングの前記通路と整合していないときに、前記注入装置を流れる流体を停止する手段を更に有することを特徴する請求項５に記載の装置。７．前記流れ制限手段が、長手方向の軸を備えたプランジャを有し、前記閉塞器のハウジングが、前記プランジャの前記長手方向の軸と直交するように配置された長手方向の軸を有することを特徴とする請求項１に記載の装置。８．前記閉塞手段の前記通路が、前記プランジャとほぼ直交するように配置された長手方向の軸を有することを特徴とする請求項７に記載の装置。９．前記ポンプハウジングが、前記注入装置を保持するための一対の溝を有することを特徴とする請求項１に記載の装置。１０．ポンプと共に使用されて供給装置の管を流れる流体の自由流動を防ぐ装置であって、前記供給装置の管を保持するためのポンプハウジング手段であって、前記管を受容するための少なくとも１つの溝と、前記少なくとも１つの溝内に前記管を選択的に保持するためのカバー手段とを有し、前記カバー手段が、前記管が前記少なくとも１つの溝から取り除かれる開いた位置と、前記管が前記少なくとも１つの溝内に保持される閉じた位置とを有する、前記ポンプハウジング手段と、前記管を流れる流体を選択的に停止するための閉塞手段であって、第１の開いた端部と、第２の開いた端部と、前記第１の開いた端部から第２の開いた端部まで延在する、注入装置の管を保持するための通路とを備えた閉塞器ハウジングと、前記閉塞器ハウジングの前記通路と概ね直交するように配置された、前記管を流れる流体を選択的に閉塞するプランジャ手段であって、前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合せずに、前記管を流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記閉塞器ハウジングを通る前記通路と整合して前記管を流れる流体を流す第２の位置との間を移動するプランジャ通路を有する、前記プランジャ手段とを有する、前記閉塞器手段とを有し、前記カバー手段が、前記閉じられた位置に移動された時に、前記プランジャ手段と接触して前記プランジャ手段を、前記プランジャの通路が前記閉塞器のハウジングを通る前記通路と整合していない第１の位置から、前記プランジャの通路が前記閉塞器のハウジングを通る前記通路と整合する第２の位置へ移動させるように配置されていることを特徴とする装置。１１．前記閉塞器手段が、前記プランジャ手段を前記第１の位置へ付勢する付勢手段を更に有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。１２．前記閉塞器ハウジングが、前記プランジャ手段に隣接した前記通路の上に配置された開口部を画定する少なくとも１つの壁を有し、前記プランジャ手段が前記第１の位置に配置された時に、前記閉塞器ハウジングの前記通路と、前記プランジャの通路とを通る前記管が、前記プランジャと、前記少なくとも１つの壁との間で挟みつぶされて、前記管を流れる流体が停止されることを特徴とする請求項１０に記載の装置。１３．前記閉塞器ハウジングが、第１の端部と、第２の端部とを有し、前記各々の端部が、開口部を有し、かつ前記第１の端部と前記第２の端部との間に配置された内側の壁を有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。１４．前記プランジャ手段が、長手方向の軸を有し、前記閉塞器のハウジングが、前記プランジャ手段の前記長手方向の軸と直交する長手方向の軸を有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。１５．注入装置の２つの管のセクションを流れる流体を選択的に停止するためのピンチクリップ閉塞器であって、第１の開いた端部と、第２の開いた端部と、前記第１の開いた端部から前記第２の開いた端部まで延在して、注入装置の少なくとも１つの管のセクションを保持するための通路とを備えたハウジングと、前記ハウジングの前記通路とほぼ直交するように配置されて、注入器の前記少なくとも１つの管のセクションを流れる流体を選択的に閉塞するプランジャ手段であって、前記ハウジングを通る前記通路と整合せずに、前記少なくとも１つの管のセクションを流れる流体を閉塞する第１の位置と、前記ハウジングを通る前記通路と整合して前記少なくとも１つの管のセクションを流れる流体を流す第２の位置との間を移動するプランジャ通路を備えた、前記プランジャ手段と、前記注入装置の前記２つの管のセクションを接続すためのアダプタとを有することを特徴とするピンチクリップ閉塞器。１６．前記アダプタが、前記ハウジング内に部分的に配置され、かつ前記ハウジングの外側に残りの部分が配置されていることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。１７．前記アダプタが、少なくとも部分的に前記ハウジング内に配置されていることを特徴とする請求項１５に記載のピンチクリップ閉塞器。１８．吸入装置の管を流れる流体を選択的に停止するためのピンチクリップ閉塞器であって、少なくとも１つのアームを備えたクランプ手段であって、前記少なく１つのアームが、前記少なくとも１つのアームが前記吸入器の管を挟みつぶして前記管を流れる流体を停止する第１の位置と、前記少なくとも１つのアームが前記管を挟みつぶさない第２の位置との間を選択的に移動する、前記クランプ手段と、前記クランプの少なくとも一部に対して配置されたハウジングであって、前記クランプ手段の前記少なくとも１つのアームを前記の第１の位置と前記第２の位置との間で選択的に移動させるために設けられた溝手段を備えた、前記ハウジングとを有することを特徴とするピンチクリップ閉塞器。１９．前記クランプ手段が、少なくとも１つのアームを延在させた基部を有し、前記クランプ手段が、更に、前記基部に配置された通路を有し、前記通路を通る管が前記少なくとも１つのアームに隣接して配置されていることを特徴とする請求項１８に記載のピンチクリップ閉塞器。２０．前記クランプが一対のアームを有し、前記各々のアームが、前記基部に向かい合う前記アームの端部に設けられたヘッド部を有し、前記ヘッド部が互いに隣接して配置されていることを特徴とする請求項１９に記載のピンチクリップ閉塞器。２１．前記アームの前記ヘッド部が互いに接近するように付勢されており、前記ヘッド部の間に配置された吸入装置の管が、前記アームに外部から力が加えられていない時に、挟みつぶされることを特徴とする請求項２０に記載のピンチクリップ閉塞器。２２．前記通路が、前記通路を通る管が前記アームの前記ヘッド部の間をも通過するように配置されていることを特徴とする請求項２０に記載のピンチクリップ閉塞器。２３．前記アームの各々が、少なくとも１つの前記アームと直交する方向に延在する突出部を有することを特徴とする請求項２０に記載のピンチクリップ閉塞器。２４．前記少なくとも１つの突出部が、前記溝手段に摺動して入れ子状に配置されていることを特徴とする請求項２３に記載のピンチクリップ閉塞器。２５．前記ハウジングが、側壁を有し、前記溝手段が、少なくとも２つの前記側壁に形成された溝を有することを特徴とする請求項２４に記載のピンチクリップ閉塞器。２６．前記溝が、下側端部と上側端部とを有し、前記下側端部が、前記溝の前記上側端部よりも互いに接近して配置され、前記アームの前記突出部の前記下側端部から前記上側端部への移動によって、前記アームの前記のヘッド部が、前記第１の位置と前記第２の位置との間で移動することを特徴とする請求項２５に記載のピンチクリップ閉塞器。２７．前記ハウジングが、更に、前記基部の前記通路と軸線方向で整合する通路を有することを特徴とする請求項１９に記載のピンチクリップ閉塞器。２８．前記吸入器が、第１の管及び第２の管を有し、前記ピンチクリップが、更に、前記第１の管を前記第２の管へ接続するためのアダプタを有することを特徴する請求項１８に記載のピンチクリップ閉塞器。２９．前記アダプタが、前記クランプ手段に入れ子状に配置されていることを特徴とする請求項２８に記載のピンチクリップ閉塞器。３０．前記クランプ手段を前記ハウジングから遠ざかるように付勢して、前記ハウジング内に配置される前記クランプ手段の部分を最小にする付勢手段を更に有することを特徴とする請求項１８に記載のピンチクリップ閉塞器。３１．注入装置の管を通る流体を選択的に停止するピンチクリップ閉塞器であって、基部と、前記基部とが互いに隣接して延在する一対のアームとを備えたクランプ手段であって、前記アームが、前記アームの一部が互いに接近して、前記注入装置の管を挟みつぶして前記管を流れる流体を停止する第１の位置と、前記アームの前記一部が前記管を挟みつぶさない第２の位置との間を選択的に移動する、前記クランプ手段と、前記クランプ手段の少なくとも一部に対して配置されたハウジング手段であって、前記クランプ手段が前記アームを、前記第１の位置と前記第２の位置との間で選択的に移動させる溝手段を含む、前記ハウジング手段と、前記クランプ手段と前記ハウジング手段との間に配置されて、外部からの力が加えられていない時に、前記クランプ手段の前記アームを前記第１の位置に保持する付勢手段とを有することを特徴とするピンチクリップ閉塞器。３２．前記クランプ手段が、更に、前記通路を通過する管が前記アームの間をも通過するように前記基部に設けられた通路を有することを特徴とする請求項３１に記載のピンチクリップ閉塞器。３３．前記ハウジング手段が、前記クランプ手段の少なくとも一部を受容する空洞部分と、前記クランプ手段の前記通路と軸線方向で整合した、注入装置の管を受容するための通路とを有することを特徴とする請求項３２に記載のピンチクリップ閉塞器。３４．注入装置の２つの管を接続するためのアダプタを更に有することを特徴とする請求項３２に記載のピンチクリップ閉塞器。